しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2022年8月 函館「湯元 啄木亭」泊 函館グルメと夜景満喫。宿泊は湯の川温泉で!函館観光モデルコース。

こんにちは、しろいるかです
2022年8月、所用で函館に行ったついでに観光してきました。

旅の全行程

【一日目】
函館駅~函館麺厨房あじさいJR函館駅
宿泊:湯の川温泉 湯元 啄木亭

【二日目】

青函連絡船摩周丸~金森赤レンガ倉庫~re di ROMA plus(ジェラート)~元町珈琲店~旧函館区公会堂~アンジェリックボヤージュ(クレープ)~船魂神社~函館山ロープウェイラッキーピエロ十字街銀座店

JR函館駅

函館は北海道の南、津軽海峡に面した町です。

東京からは北海道新幹線で4時間半かけて新函館北斗駅まで行き、そこから在来線で向かうこともできますが、現実的なのは空路でしょうか。函館空港から函館駅まではシャトルバスで20分程度とアクセスも良く、おすすめです。

用事を終えて函館駅。既に真っ暗でした。

駅前は広場になっていて、近くには繁華街、シティホテルやビジネスホテルもたくさんあります。函館市場も目の前にあるので観光にも便利な立地。

 

駅ビルの中に函館ラーメンの有名店、あじさいの支店が入っていたので食べてみることに。

さすがの人気店で、時間帯によっては結構並ぶことになりそう。

 

函館ラーメンといえばこの塩ラーメン。澄んだスープと少し縮んだ麺の相性抜群で美味しかったです。

 

これはから揚げ…ではなくザンギ。違いはよくわかりませんが、この大ぶりのザンギもあじさいの人気メニューみたいなので頼んでみることに。

衣が厚くてサクサク。これは麺とあわせても美味しいですね。

ラーメンにザンギで大満足

 

宿は近くのビジホではなく、湯の川温泉という温泉地にしたので少し移動が必要です。

 

函館の町の移動手段はこの路面電車

函館駅前駅から湯の川温泉の電停まで車で10分ちょっとの距離だったので、近いと思ったのですが、路面電車は電停の数が非常に多く、30分もかかってしまいました。

路面電車の移動は楽しいですが、複数人の移動だったらタクシー乗った方が良さそうですね。

 

湯元 啄木亭

湯の川温泉は日本一空港に近い温泉地というキャッチコピーが印象的。函館空港函館駅の間のあたりにあるため函館観光もしたい、温泉も入りたいって場合にぴったり。

温泉街のようなそぞろ歩きをする場所はなく、宿も中~大規模なホテルのような旅館が多いため、宿にこもって温泉を楽しむのが正解かも。お湯は無色透明ですが高い湧出温度なので、パワーあるお湯が楽しめます。

 

今回はお値段がめっちゃ安かったこちらの湯元 啄木亭に泊まることに。

北海道の色んなところでホテル・旅館を経営している野口観光グループのホテルだそうな。

 

昔ながらの大型旅館スタイルです。絨毯の模様がいかにもって感じでいいですよね。館内は清潔で古さを感じさせない雰囲気でした。

 

お部屋はふつうの和室。こちらも綺麗だし快適に過ごせました。

 

お風呂は最上階に男女別の大浴場があります。

 

出典:湯元啄木亭 ホームページ

 

縦にものすごい長い内湯と、露天風呂。サウナや水風呂もありました。

ホームページの記述だとかけ流しではありませんでしたが、塩素の臭いもなく、循環かけ流し併用なのかもしれません。内湯はかなりオーバーフローもしていました。

朝サウナもやってるところがポイント。地味に朝は稼働してないところ多いんですよね。

朝からバキバキにととのった

温泉はやっぱり最高

 

建物の周りの雰囲気はこんな感じ。この反対側(空港側)は他の旅館が立ち並んでいたりしますが、こちら側はごく普通の町ですね。

 

今回は朝食付きプランだったため、朝食会場へ。宴会場を改装したと思われるザ・キャビンというレストランへ向かいます。夕食つきの場合も、同じ会場でブッフェが提供されるみたい。

 

建物の中庭的な場所にかなり立派な日本庭園があり、これがとてもいい雰囲気。宴会場周辺の廊下とかも立派で、今はお安く泊まれましたが、昔は格の高いホテルだったんだろうなぁと伺えます。

 

レストランはこんな感じ。宴会場を改装しているので窓はありません。

 

朝食ですが、ものすごく品数が多かったです。また、北海道の近隣の市町村の食材をテーマにした料理も数多くあってとても賑やか。

函館はどうも朝食競争が激しいみたいで、ラビスタ函館ベイの朝食が朝食が美味しいホテルランキング(じゃらん開催だったかな?)の一位の常連だったり、他のホテルも同様のランキングで上位に居たりと、どこも朝食に力を入れている様子です。

 

海鮮丼やラーメンもあったりしました。

 

地味に嬉しいのが地元の函館牛乳を使ったソフトクリーム。

 

バイキングなのでどうしても写真映えはしないのが残念ですが…。このお値段で大満足の朝食でした。

函館の朝食はインフレしてる気がする

朝からこんなに色々食べられるなんて!

 

チェックアウトして観光へ。よく晴れてて観光日和です!

 

湯の川温泉から函館駅の方までまた市電にのって移動しました。

 

青函連絡船 摩周丸

函館駅から港の方に歩いていくと、大きな船が係留されています。かつて青森と函館を結んだ青函連絡船のひとつ、摩周丸だそう。中を見学することができます!青森市の方にも別の船が保存されていて、それと同じような感じ。

対岸の青森にある姉妹船、八甲田丸の記事

 

青函連絡船は何隻もあったようですが、残念ながら現在残っているのは青森の八甲田丸と、函館の摩周丸の二隻のみ。貴重な船です。

 

このいるかマークがなんとも可愛いんですよね…。八甲田丸とも共通でした。

いるかはかわいいからね

このいるかは特にかわいいデザインな気がする

 

船内に入るとまたいるか。

 

内部は資料館のようになっていて、展示物に加えて操舵室も見学ができます。計器類が色々あってなんだか面白い。

 

こういうの操作するの憧れますね!

 

甲板に出ることもできます。奥に見えるのは函館山。ロープウェイで登れる夜景の名所ですね。

 

函館の名物、海に向かって降りていくような坂も見られます。

摩周丸、観光名所の多い函館の中では少しマイナーな観光地かもしれませんが、船内の様子も当時のままのものが残されていてとても興味深いです。八甲田丸とも展示が違うところがあるので、青森とセットで楽しみたいところ。

 

赤レンガ倉庫

函館といえば、赤レンガ倉庫!横浜のものとはまた違って建物一つ一つが小ぶりですが、広範囲に広がっています。

 

先程の青函連絡船から歩ける距離です。函館は歩いて巡れて、疲れたら市電に乗ったりできるコンパクトな街なのもいいです。

 

マリーナのような場所があるところも函館の赤レンガ倉庫ならでは。

 

倉庫の中はお店やレストランが色々入っていました。

 

ジェラート  re di ROMA plus

倉庫の中にあるジェラート屋さん。

 

現地っぽいジェラートが色々あって悩んじゃいます。

 

ミルクと、何だっけ…。忘れちゃったけど美味しいジェラートでした、赤レンガ倉庫をバックに食べる。

 

赤レンガ倉庫の端に謎のエリアが。これは函館B級グルメの二大巨頭、ハンバーガーのラッキーピエロ(ラッピ)と、やきとり弁当のハセガワストア(ハセスト)です。

どちらも函館市内に支店は大量にありますが、このように二軒並んでいるのはここだけです。このあとどちらも紹介します。

 

元町珈琲

赤レンガ倉庫を抜けて、函館山の方へ。ここからは函館らしい、坂の風景になってきます。

 

坂の途中にある、元町珈琲店。

函館は珈琲の街としても知られており、数多くのカフェがあります。

 

店内もおしゃれ。

 

アイスカフェオレをいただきましたが、しっかり淹れてあり、コーヒー欲が満たされるものでした。お土産にコーヒー豆を買うこともできました。

店内のコーヒーの香りが充満しているお店はアタリのお店だと思う

 

お店を出て坂の一番上へ。

この海に向かって一直線で伸びる坂はなんともフォトジェニックですね。

 

旧函館区公会堂

今度はこちらの立派な洋館、旧函館区公会堂へ。

 

洋館らしい建物も素敵ですが、カラーリングがめっちゃいい。金と紺色ってあまり見かけない感じ。

 

函館の中でもかなり山手寄りの場所なので、景色も抜群です。

 

中では一部函館の歴史の展示などもあり楽しめました。

 

二階のこのホールがハイライトです。入った瞬間息を呑む美しさ。

 

磨き上げられた床にクラシカルな窓が反射してめっちゃきれい。

 

ピアノもあって、ここでコンサートとかあったらいいだろうなぁ。

 

アンジェリック ボヤージュ

また食べ歩きです。今度は公会堂の近くにあるこちらのお菓子屋さん。

 

ケーキや焼き菓子も扱っているけど、クレープが人気のお店。中でもクレープの中にパイ生地が挟んであるのが良いらしいので頼んでみることに。

 

写真だとわかりにくいのですが、もちもちのクレープ生地の中にたっぷりのクリームと、食感のいいパイ生地がアクセントになってミルフィーユを食べているような気分になりました。これはおいしい、おすすめのお店です。

 

船魂神社

公会堂から教会群や函館山ロープウェイ乗り場に向かう間にふとみかけた神社。

 

にゃんこがいたのでこれは行くしかない。

 

山を背に立つこじんまりとした神社です。港町らしく航海の安全を祈る神様だそうで、なんと北海道最古の神社なんだって。

北海道は札幌よりも函館から発展していったからか、函館には北海道最古の…というのをチラホラ見かける気がします。

 

境内でにゃんこと戯れながら少し休憩。静かで良い場所でした。

 

ロープウェイまでの道

さて、教会群を通りながらロープウェイ乗り場まで歩きます。途中いい感じの坂がいくつもありました。函館はほんと歩いていて楽しい街ですね。

 

立派な教会が。いくつかの教会は内部の見学もできるようになっていて、観光名所です。

 

教会と、お寺の建物が共存する不思議な光景。

 

いよいよロープウェイが見えてきました!

 

ロープウェイ乗り場の手前にあるのは、なんといるかビル!!

どうやら函館のラジオ局の名前がFMいるか、そのラジオ局が入っているビルだからみたい。

函館湾にはいるかがたくさんいるのかな

 

いよいよロープウェイに乗って函館山へ。ちなみに歩いて登ることもできるみたい。

 

函館山

ロープウェイでのぼり、山の上にある展望台からの景色がこちら。もう見ただけで函館とわかるこの地形、最高です。

 

展望台も入れた景色はこんな感じ。

 

山の上にはちょっとした売店とカフェがあります。

また、展望台だけでなくベンチも設置された広場のような場所もあるのでのんびりするのにもぴったり。

 

函館山

 

だいぶ日も落ちてきたので、このまま夜景まで待ってみることに。

 

反対側の景色も見ることができます。遥か遠くに見えるのは青森県下北半島とかなのかな。

 

日も落ちてきて、街に明かりが灯り始めました。

これは世界三大夜景と言われるのも納得の美しさ

この函館ならではの地形がいいよね

 

しかしこの人の数笑

日が出てた時間はそれほど人もいなかったので油断して広場のベンチでゆっくりしてたら、めっちゃ人増えててえらいことに…。

 

写真だけ取って退散です。

 

ロープウェイで下る頃にはかなり真っ暗でした。

 

ラッキーピエロ十字街銀座店

このあたりは十字街。

夜になると街灯と路面電車の軌道がなんだかノスタルジックな光景です。

 

そんな十字街の一角にあるラッキーピエロ。外観からしてヤバい。

 

店内もやっぱりヤバい。

いつでもクリスマス気分が味わえるように、、ということらしいです。ラッキーピエロは店ごとの振れ幅がすごい。

 

ただメニューは全店舗同じです笑

カップにチーズソースとたっぷりのポテトが入ったのが美味しかった。お手頃価格ですし函館に来たらどこか一食分はラッキーピエロを挟むのがおすすめ。

 

夜ご飯を食べて、用事を済ませて帰路につきました。

函館は名所も多くて歩いていて楽しい街でした。また行きたいな。

 

ハセガワストアのやきとり弁当

お土産に買って家で食べたハセガワストアのやきとり弁当。北海道なのでやきとりと言っても豚串です。

ハセガワストアはそもそもコンビニなのですが、謎にやきとりに力を入れており、どの店舗でも焼き鳥を注文を受けてから焼いてくれます。

 

3本入って大満足のお弁当。函館でお手軽に食事を済ませたいときや、お土産(普通にお惣菜なので半日ぐらいしか持たないですが)にピッタリ。

函館はグルメに観光と隙がないね

街自体がコンパクトなのもいい感じ!

今回行っていない函館朝市五稜郭の記事