こんにちは、しろいるかです
2023年11月、淡路島に観光に行きました。
- 旅の全行程
- 淡路島の宿泊
- グランドニッコー淡路
- 海の教会
- 夜の夢舞台
- 夕食ブッフェ(コッコラーレ)
- アクアイグニス淡路島
- マリアージュ ドゥ ファリーヌ(Mariage de Farine)
- 朝食ブッフェ(コッコラーレ)
- 夢舞台
旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
淡路サービスエリア
宿泊:フェアフィールド・バイ・マリオット東浦
【二日目】
ドラクエ30周年記念碑~道の駅うずしお(うずまちテラス)~うずの丘~幸せのパンケーキ淡路島リゾート
宿泊:グランドニッコー淡路
【三日目】
アクアイグニス淡路島~淡路夢舞台~ニジゲンノモリ(ドラゴンクエストアイランド)~ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ
この旅のひとつめの記事
淡路島の宿泊
淡路島には豊富な宿泊施設があります。洲本市には温泉が湧いており、関西ではCMでも有名なホテルニューアワジ等を中心に大型旅館タイプの温泉宿が点在しています。
やっぱり有名なホテルニューアワジに泊まってみようかと思ったのですが、予想外にお値段がすることもあってちょっと二の足を踏んでしまい…。
悩んだ結果、色々バランスが良さそうなグランドニッコー淡路に泊まることにしました。
グランドニッコー淡路
グランドニッコー淡路は、淡路夢舞台にあるリゾートホテル。
淡路夢舞台は安藤忠雄が全体設計を行い、淡路花博のために作られた施設で、国際会議場や野外劇場、植物園等が点在する巨大な複合施設です。
ホテルも花博の開催にあわせ、ウェスティン淡路として2000年にオープンしました。
その後2020年にグランドニッコー淡路にリブランドしたようです。といっても設備などはほぼそのまま活用されているみたい。
到着したのは暗くなってからだったんですが、ホテル入口のアプローチからもう素敵な雰囲気でした。
クリスマスシーズンが近かったので、ホテルのライティングがクリスマスツリーを模したみたいになっててかわいいですね。
時期によってライティングが変わるのかな?
淡路夢舞台として駐車場があるのでそこを無料で利用できます。かなり広いので満車になることもなさそう。
エントランスを抜けてエスカレーターを登ると、ロビーです。
ロビーにあるこの赤い花の椅子がめっちゃ素敵。
クリスマスツリーとあわせてとても華やかな雰囲気を演出してくれていました。
横からみるとほんと花なんですよ!
有名なデザイナーの人とかが作ったものなのかなぁ。ここに座って写真を撮れば映えること間違いなしですね。
2階フロアにショップやレストラン、ラウンジにフロントなどホテルの一通りの機能が集約されてます。
客室階へはエレベーターで。全200室ほどのホテルですが、エレベーターはそれほど混みあわず快適でした。
スイート系のお部屋を除くとスーペリア、デラックス、ラグジュアリーとランクが上がっていきますが、ホームページを見た感じ、間取りはほとんど変わらず少しずつ広くなるぐらいの違いですね。
今回は一番お安いスーペリアのお部屋でしたが、39㎡なので割とゆったりしてました。
ベッドも広くて過ごしやすかった。
バストイレ別なのも嬉しい。こちらのホテル、大浴場などはないのでバストイレ別なのは重要です。
2017年にリニューアルしたそうで、お部屋もとても清潔感ありました。
お部屋にあったこのホタテの貝殻を使ったアート。夢舞台でも随所にあしらわれていました。一体何枚の貝殻を使ったんだろう…。
海の教会
夕食の前に、早速夢舞台の施設の一つでもあり、ホテル併設のチャペル、海の教会を観に行きました。安藤忠雄設計の建物ですね。
ホテルのロビーから直結しているのですぐ見に行けます。
天井の切れ込みから光が差し込み、その光が十字架を形作っています。無機質な世界観の中に厳かさが感じられる、なんとも独創的な空間でした。
十字架を光で作るって発想がすごい!
挙式があるときには入れないため、ホテルに到着したら見学可能時間を確認しとくとよいかも。私たちは日中帯に見ようと思ったら、挙式中で残念ながら見られませんでした。
夜の夢舞台
続いて夜の夢舞台をお散歩。こちらもホテル直結で、そのまま出ていくことができます。
夢舞台も安藤忠雄建築。コンクリート打ちっぱなしの世界観は引き続きですね。
柔らかに漏れる光がなんとも素敵です。
施設全体が迷路のような設計になっていて探検がとても楽しい。
立体的なうえに傾斜もあったりして、今自分がどこにいるのか把握できなくなります。けど、それがまたこの独特の世界に溶け込んだような気分がしていいんですよね。
水盤があるところもちらほら。このあたりは昼間よりも夜来た方がライトアップされてて素敵かも。
宿泊者でもお散歩してる人はほとんどいないので、静寂の中、安藤忠雄の世界観を堪能することができました。
ガラス張りの建物はあわじグリーン館という温室。
夜は入れませんが、建物だけでも強い存在感を放っていますね。
奥に見えるのはホテル。ここまでは専用通路を通って来られました。
ちょっとしたイルミネーションも。水盤に浮かぶ光の球体が幻想的です。
ホテルもリフレクションしてて素敵。
ぐるっと一周してホテルに戻ってきました。ホテルの1階は宴会場ですが、こっちもなかなか豪華。
国際会議場も併設されているので、海外からのゲストも迎え入れられるような立派なつくりなんだろうな。
夕食ブッフェ(コッコラーレ)
色々お散歩もしてお腹が減りました。今回の夜ご飯は、プランについていたホテルのブッフェをいただきます。
ホテルのレストランはブッフェ以外にも会席、鉄板焼、寿司、フレンチとフルラインナップが揃えられています。これだけしっかり揃っているとは、まさに淡路島の顔ともいえるホテルですね。
ちなみに周囲にお店などはないのですが、先ほど散歩した夢舞台の中に、お手頃価格のレストラン(海鮮料理きとら)があり、夜も営業していました。お安く済ませるならそっちが良さそうです。
コッコラーレというレストランがブッフェ会場です。
ブッフェエリアはぱっと見それほど広くないですが、席数もそれほどないので、混雑することもなく良い塩梅でした。
ひょうご五国ものがたりがテーマみたい。
兵庫県はかつて摂津、播磨、但馬、丹波、淡路の五国に分かれており、それぞれに色々な名産があるようです。現在でも地名として残っていて、但馬牛とか丹波栗とか有名ですよね。
鯛のしゃぶしゃぶ。季節ごとの限定メニューのようでした。
淡路牛のローストビーフと淡路島の玉ねぎを使ったカレーにスープ。淡路島の食材づくしです。
このローストビーフがかなり美味しかった。火の通り加減とかが絶妙で、過去食べた色んなホテルブッフェの中でも一番じゃないかと思ったぐらい!おかわりしちゃいました。
他にも色々メニューはありましたがブッフェ皿に撮るとどうしても良い感じで撮れないので割愛…。とりあえず玉ねぎ使ったメニューは外れがなかったです!
ローストビーフはほんとよかった
玉ねぎのローストとか、シンプルなやつが美味しかったな
デザートも色々ありました。バニラが入ったバナナスープが珍しかった。(写真左)
アクアイグニス淡路島
グランドニッコー淡路には残念ながら大浴場がありません。
ホテルなのでまぁ当然といえば当然なんですが、やっぱり温泉に入りたい…!
そんな欲望を満たしてくれる温泉施設、アクアイグニス淡路が近くにあります。車だと僅か数分なんですが、歩いていくと25分ぐらいはかかってしまうので、公共交通手段で訪れた場合はちょっと厳しいかもしれません。
アクアイグニス淡路の営業時間は朝7時から夜も22時まで。早朝や夜に行けるのはホテルステイのお供にとてもありがたいです。
今回は朝風呂に行ってみることに。
オープンとほぼ同時に入るべく6時半過ぎに起きました。部屋のバルコニーから朝日がちょっとだけ見えた!
夢舞台も朝日に照らされていい感じです。
車で数分、あっという間に到着です。アクアイグニスは裸で入る男女別の大浴場(伊弉諾の湯)と、湯浴み着もしくは水着を着て入る混浴の露天風呂(伊弉冉の湯湯)の二種類があります。伊弉冉の湯湯の方は温泉というよりはプールみたいな感じで、施設の入口からもめっちゃ見えてます。
プランは伊弉諾の湯のみ入れる1000円プランと、伊弉冉の湯湯にも入れる2500円のプランの二種類。
ただ、ここは伊弉冉の湯湯がイチオシなので、やっぱり2500円のプランの方がおすすめですね。2500円のプランだとレンタルタオルや湯浴み着、ドリンクバー等も無料でついてくるので手ぶらでOKです。
こちらの伊弉冉の湯湯、これはすごい!
湯浴み着or水着着用必須なので、この解放感が実現できてますね。
思わず歓声が出ちゃうレベル
朝焼けがとてもきれいでした。早朝だと人もほとんどいないしとても気持ちいい。
陽がだいぶ登ってきた。これは日中は晴天だとむしろ暑いかもしれないぐらい。
温泉ではありますが、温泉感はほぼなく基本プールのような感じです。塩素臭はプールほどではないですね。
ただ、この景色と38度ぐらいの丁度いいぬる湯が合わさり、ずっと入ってられる気持ちよさでした。日中はかなり混むようなので、朝風呂はそういう意味でもよかったですよ!
深さもプールみたいな立ち湯が楽しめる感じで良い
朝だからこその快適さだった気がする、あとは夜に来ても夜景が見えて良さそうだなー
普通の内湯である伊弉諾の湯の方は、完全かけ流しではないですが塩素臭もほぼ無く、お湯も悪くなかったです。(早朝だったからなのもあるかも)
また、ドライサウナはないですが、ミストサウナがついていてゆっくり入れました。露天風呂は残念ながら景色がないので、こちら単独だとちょっと物足りないかもしれません。
マリアージュ ドゥ ファリーヌ(Mariage de Farine)
アクアイグニス淡路島にはレストランもいくつか併設されていますが、こちらのベーカリーもそのひとつ。有名なパティシエ、辻口博啓プロデュースのパン屋で、結構色んなところに店舗があるみたい。
外観こんな感じ。
海を見ながら食べられるのはいいですね。ホテルを素泊まりプランにして、ここでパンの朝食を食べるのも良さそう。
パンは甘いタイプのものがやや多めかな?
私たちはカレーパンを1つ買って昼食べましたが美味しかったです。
朝食ブッフェ(コッコラーレ)
お風呂もゆっくり入ってリフレッシュし、ホテルに戻ってきました。
お腹も減ってきたので朝食をいただきます。
夕食と同じ場所、コッコラーレで。
朝食はホテルっぽいブッフェでした。オムレツとかはその場でオーダーして作ってもらえます。特徴的なものはいろんなおにぎりがあったところかな?具材とかもたくさんあって目移りしました。
あと、淡路島牛乳を使ったソフトクリームもあって良かった。
お風呂の後のソフトクリームはいいですね。
夢舞台
チェックアウトして、明るい時間帯の夢舞台をお散歩です。
明るい時間帯もお花の椅子は映えますね。
お話してるみたい。
昼間の夢舞台。お城みたいですね。
水盤のところ、実はホタテの貝殻がいっぱい埋め込まれているんです。
鳥がいた!私のカメラのズーム倍率だとこれが限界…!
こちらの階段を登っていくと、百段苑という場所です。
1区画ごとにお花が植えられており、それが名前の由来なんですね。
ここは夢舞台の中でも高い場所にあるので、海の方まで見渡せますね。
夜来たらこの電球でライトアップされていたのかな?
他にもこんな巨大建造物っぽいホール?があったり。
百段苑の隣にある建物でした。
夢舞台、面白い場所です。昼間に来ても迷路みたいですね。
ちなみに、実はここに淡路島に移転してきたパソナのオフィスもあるんですよ。
安藤忠雄建築は関西中心に結構見かけますが、ここほど大規模な施設はそうないので、まさに淡路島観光のハイライトとなる場所でした。グランドニッコー淡路も快適に過ごせましたし、楽しかったです。
淡路島、都市近郊で島感を手軽に味わえるリゾート地だね
夢舞台にアクアイグニス、施設も豊富で楽しめるね
安藤忠雄建築といえばやっぱり直島がよかったです。