しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2023年11月【2/2】淡路島 「グランドニッコー淡路」泊 アクアイグニスの絶景温泉と安藤忠雄建築を満喫したホテル宿泊記。

こんにちは、しろいるかです
2023年11月、淡路島に観光に行きました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
淡路サービスエリア
宿泊:フェアフィールド・バイ・マリオット東浦

【二日目】
ドラクエ30周年記念碑~道の駅うずしお(うずまちテラス)~うずの丘~幸せのパンケーキ淡路島リゾート
宿泊:グランドニッコー淡路

【三日目】
アクアイグニス淡路島~淡路夢舞台~ニジゲンノモリ(ドラゴンクエストアイランド)~ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ

この旅のひとつめの記事

 

淡路島の宿泊

淡路島には豊富な宿泊施設があります。洲本市には温泉が湧いており、関西ではCMでも有名なホテルニューアワジ等を中心に大型旅館タイプの温泉宿が点在しています。

やっぱり有名なホテルニューアワジに泊まってみようかと思ったのですが、予想外にお値段がすることもあってちょっと二の足を踏んでしまい…。

悩んだ結果、色々バランスが良さそうなグランドニッコー淡路に泊まることにしました。

 

グランドニッコー淡路

グランドニッコー淡路は、淡路夢舞台にあるリゾートホテル。

淡路夢舞台は安藤忠雄が全体設計を行い、淡路花博のために作られた施設で、国際会議場や野外劇場、植物園等が点在する巨大な複合施設です。

ホテルも花博の開催にあわせ、ウェスティン淡路として2000年にオープンしました。

その後2020年にグランドニッコー淡路にリブランドしたようです。といっても設備などはほぼそのまま活用されているみたい。

 

到着したのは暗くなってからだったんですが、ホテル入口のアプローチからもう素敵な雰囲気でした。

クリスマスシーズンが近かったので、ホテルのライティングがクリスマスツリーを模したみたいになっててかわいいですね。

時期によってライティングが変わるのかな?

 

淡路夢舞台として駐車場があるのでそこを無料で利用できます。かなり広いので満車になることもなさそう。

 

エントランスを抜けてエスカレーターを登ると、ロビーです。

 

ロビーにあるこの赤い花の椅子がめっちゃ素敵。

クリスマスツリーとあわせてとても華やかな雰囲気を演出してくれていました。

 

横からみるとほんと花なんですよ!

有名なデザイナーの人とかが作ったものなのかなぁ。ここに座って写真を撮れば映えること間違いなしですね。

 

2階フロアにショップやレストラン、ラウンジにフロントなどホテルの一通りの機能が集約されてます。

 

客室階へはエレベーターで。全200室ほどのホテルですが、エレベーターはそれほど混みあわず快適でした。

 

スイート系のお部屋を除くとスーペリア、デラックス、ラグジュアリーとランクが上がっていきますが、ホームページを見た感じ、間取りはほとんど変わらず少しずつ広くなるぐらいの違いですね。

今回は一番お安いスーペリアのお部屋でしたが、39㎡なので割とゆったりしてました。

 

ベッドも広くて過ごしやすかった。

 

バストイレ別なのも嬉しい。こちらのホテル、大浴場などはないのでバストイレ別なのは重要です。

2017年にリニューアルしたそうで、お部屋もとても清潔感ありました。

 

お部屋にあったこのホタテの貝殻を使ったアート。夢舞台でも随所にあしらわれていました。一体何枚の貝殻を使ったんだろう…。

 

海の教会

夕食の前に、早速夢舞台の施設の一つでもあり、ホテル併設のチャペル、海の教会を観に行きました。安藤忠雄設計の建物ですね。

ホテルのロビーから直結しているのですぐ見に行けます。

 

安藤忠雄っぽく、コンクリート打ちっぱなしで無機質な教会。

 

天井の切れ込みから光が差し込み、その光が十字架を形作っています。無機質な世界観の中に厳かさが感じられる、なんとも独創的な空間でした。

十字架を光で作るって発想がすごい!

挙式があるときには入れないため、ホテルに到着したら見学可能時間を確認しとくとよいかも。私たちは日中帯に見ようと思ったら、挙式中で残念ながら見られませんでした。

 

夜の夢舞台

続いて夜の夢舞台をお散歩。こちらもホテル直結で、そのまま出ていくことができます。

夢舞台も安藤忠雄建築。コンクリート打ちっぱなしの世界観は引き続きですね。

 

柔らかに漏れる光がなんとも素敵です。

施設全体が迷路のような設計になっていて探検がとても楽しい。

 

立体的なうえに傾斜もあったりして、今自分がどこにいるのか把握できなくなります。けど、それがまたこの独特の世界に溶け込んだような気分がしていいんですよね。

 

水盤があるところもちらほら。このあたりは昼間よりも夜来た方がライトアップされてて素敵かも。

宿泊者でもお散歩してる人はほとんどいないので、静寂の中、安藤忠雄の世界観を堪能することができました。

 

ガラス張りの建物はあわじグリーン館という温室。

夜は入れませんが、建物だけでも強い存在感を放っていますね。

 

奥に見えるのはホテル。ここまでは専用通路を通って来られました。

 

ちょっとしたイルミネーションも。水盤に浮かぶ光の球体が幻想的です。

 

ホテルもリフレクションしてて素敵。

 

ぐるっと一周してホテルに戻ってきました。ホテルの1階は宴会場ですが、こっちもなかなか豪華。

国際会議場も併設されているので、海外からのゲストも迎え入れられるような立派なつくりなんだろうな。

 

夕食ブッフェ(コッコラーレ)

色々お散歩もしてお腹が減りました。今回の夜ご飯は、プランについていたホテルのブッフェをいただきます。

ホテルのレストランはブッフェ以外にも会席、鉄板焼、寿司、フレンチとフルラインナップが揃えられています。これだけしっかり揃っているとは、まさに淡路島の顔ともいえるホテルですね。

ちなみに周囲にお店などはないのですが、先ほど散歩した夢舞台の中に、お手頃価格のレストラン(海鮮料理きとら)があり、夜も営業していました。お安く済ませるならそっちが良さそうです。

 

コッコラーレというレストランがブッフェ会場です。

 

ブッフェエリアはぱっと見それほど広くないですが、席数もそれほどないので、混雑することもなく良い塩梅でした。

 

ひょうご五国ものがたりがテーマみたい。

兵庫県はかつて摂津播磨但馬丹波淡路の五国に分かれており、それぞれに色々な名産があるようです。現在でも地名として残っていて、但馬牛とか丹波とか有名ですよね。

 

鯛のしゃぶしゃぶ。季節ごとの限定メニューのようでした。

 

淡路牛のローストビーフと淡路島の玉ねぎを使ったカレーにスープ。淡路島の食材づくしです。

このローストビーフがかなり美味しかった。火の通り加減とかが絶妙で、過去食べた色んなホテルブッフェの中でも一番じゃないかと思ったぐらい!おかわりしちゃいました。

他にも色々メニューはありましたがブッフェ皿に撮るとどうしても良い感じで撮れないので割愛…。とりあえず玉ねぎ使ったメニューは外れがなかったです!

ローストビーフはほんとよかった

玉ねぎのローストとか、シンプルなやつが美味しかったな

 

デザートも色々ありました。バニラが入ったバナナスープが珍しかった。(写真左)

 

アクアイグニス淡路島

グランドニッコー淡路には残念ながら大浴場がありません

ホテルなのでまぁ当然といえば当然なんですが、やっぱり温泉に入りたい…!

そんな欲望を満たしてくれる温泉施設、アクアイグニス淡路が近くにあります。車だと僅か数分なんですが、歩いていくと25分ぐらいはかかってしまうので、公共交通手段で訪れた場合はちょっと厳しいかもしれません。

アクアイグニス淡路の営業時間は朝7時から夜も22時まで。早朝や夜に行けるのはホテルステイのお供にとてもありがたいです。

 

今回は朝風呂に行ってみることに。

オープンとほぼ同時に入るべく6時半過ぎに起きました。部屋のバルコニーから朝日がちょっとだけ見えた!

 

夢舞台も朝日に照らされていい感じです。

 

車で数分、あっという間に到着です。アクアイグニスは裸で入る男女別の大浴場(伊弉諾の湯)と、湯浴み着もしくは水着を着て入る混浴の露天風呂(伊弉冉の湯湯)の二種類があります。伊弉冉の湯湯の方は温泉というよりはプールみたいな感じで、施設の入口からもめっちゃ見えてます。

 

プランは伊弉諾の湯のみ入れる1000円プランと、伊弉冉の湯湯にも入れる2500円のプランの二種類。

ただ、ここは伊弉冉の湯湯がイチオシなので、やっぱり2500円のプランの方がおすすめですね。2500円のプランだとレンタルタオルや湯浴み着、ドリンクバー等も無料でついてくるので手ぶらでOKです。

 

こちらの伊弉冉の湯湯、これはすごい!

湯浴み着or水着着用必須なので、この解放感が実現できてますね。

思わず歓声が出ちゃうレベル

 

朝焼けがとてもきれいでした。早朝だと人もほとんどいないしとても気持ちいい。

 

陽がだいぶ登ってきた。これは日中は晴天だとむしろ暑いかもしれないぐらい。

 

温泉ではありますが、温泉感はほぼなく基本プールのような感じです。塩素臭はプールほどではないですね。

ただ、この景色と38度ぐらいの丁度いいぬる湯が合わさり、ずっと入ってられる気持ちよさでした。日中はかなり混むようなので、朝風呂はそういう意味でもよかったですよ!

深さもプールみたいな立ち湯が楽しめる感じで良い

朝だからこその快適さだった気がする、あとは夜に来ても夜景が見えて良さそうだなー

 

普通の内湯である伊弉諾の湯の方は、完全かけ流しではないですが塩素臭もほぼ無く、お湯も悪くなかったです。(早朝だったからなのもあるかも)

また、ドライサウナはないですが、ミストサウナがついていてゆっくり入れました。露天風呂は残念ながら景色がないので、こちら単独だとちょっと物足りないかもしれません。

 

 

マリアージュ ドゥ ファリーヌ(Mariage de Farine)

アクアイグニス淡路島にはレストランもいくつか併設されていますが、こちらのベーカリーもそのひとつ。有名なパティシエ、辻口博啓プロデュースのパン屋で、結構色んなところに店舗があるみたい。

外観こんな感じ。

 

海を見ながら食べられるのはいいですね。ホテルを素泊まりプランにして、ここでパンの朝食を食べるのも良さそう。

 

パンは甘いタイプのものがやや多めかな?

私たちはカレーパンを1つ買って昼食べましたが美味しかったです。

 

朝食ブッフェ(コッコラーレ)

お風呂もゆっくり入ってリフレッシュし、ホテルに戻ってきました。

お腹も減ってきたので朝食をいただきます。

夕食と同じ場所、コッコラーレで。

 

朝食はホテルっぽいブッフェでした。オムレツとかはその場でオーダーして作ってもらえます。特徴的なものはいろんなおにぎりがあったところかな?具材とかもたくさんあって目移りしました。

 

あと、淡路島牛乳を使ったソフトクリームもあって良かった。

お風呂の後のソフトクリームはいいですね。

 

夢舞台

チェックアウトして、明るい時間帯の夢舞台をお散歩です。

明るい時間帯もお花の椅子は映えますね。

 

お話してるみたい。

 

昼間の夢舞台。お城みたいですね。

 

水盤のところ、実はホタテの貝殻がいっぱい埋め込まれているんです。

 

鳥がいた!私のカメラのズーム倍率だとこれが限界…!

 

こちらの階段を登っていくと、百段苑という場所です。

 

1区画ごとにお花が植えられており、それが名前の由来なんですね。

 

ここは夢舞台の中でも高い場所にあるので、海の方まで見渡せますね。

 

夜来たらこの電球でライトアップされていたのかな?

 

他にもこんな巨大建造物っぽいホール?があったり。

 

百段苑の隣にある建物でした。

 

夢舞台、面白い場所です。昼間に来ても迷路みたいですね。

ちなみに、実はここに淡路島に移転してきたパソナのオフィスもあるんですよ。

 

安藤忠雄建築は関西中心に結構見かけますが、ここほど大規模な施設はそうないので、まさに淡路島観光のハイライトとなる場所でした。グランドニッコー淡路も快適に過ごせましたし、楽しかったです。

 

淡路島、都市近郊で島感を手軽に味わえるリゾート地だね

夢舞台にアクアイグニス、施設も豊富で楽しめるね

安藤忠雄建築といえばやっぱり直島がよかったです。

2023年11月【1/2】淡路島 「フェアフィールドバイマリオット東浦」泊 ドラクエの島を冒険と、グラシアニ神戸北野で美味しいフレンチ堪能旅。

こんにちは、しろいるかです
2023年11月、淡路島に観光に行きました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
淡路サービスエリア
宿泊:フェアフィールド・バイ・マリオット東浦

【二日目】
ドラクエ30周年記念碑~道の駅うずしお(うずまちテラス)~うずの丘~幸せのパンケーキ淡路島リゾート
宿泊:グランドニッコー淡路

【三日目】
アクアイグニス淡路島~淡路夢舞台~ニジゲンノモリ(ドラゴンクエストアイランド)~ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ神戸北野

 

淡路島へ

淡路島は瀬戸内海に浮かぶ、兵庫県の島。

島といっても明石海峡大橋で兵庫側と、鳴門海峡大橋で徳島側と繋がっており、ほぼ地続きのようなイメージです。島特有ののんびりした雰囲気は少し薄れてしまうけど、お手軽に島気分を味わうことができるところです。

神戸から車でわずか30分ほどの距離というのもアクセスが良くて良いですね。

 

とはいえ電車などは通っていないため、基本的にアクセスするには車か高速バスです。私たちは夜に神戸空港に降り立ち、そこから神戸三宮でレンタカーを借り、淡路島へ移動してきました。

 

淡路島に入ってすぐにあるサービスエリアは深夜でも食堂があいていて助かります。玉ねぎが丸ごと1つ入ったカレーを食べて早速淡路島っぽさを味わいました。

淡路島の玉ねぎはどこで食べてもみな美味しかった

 

フェアフィールド・バイ・マリオット東浦

その日は深夜にホテルに到着。フェアフィールドバイマリオットはその名の通りマリオットグループが展開するホテルなのですが、地方の道の駅に併設する形で作られたホテルブランドです。

マリオットといえば高級ホテルグループばっかりのイメージですが、このブランドはビジホ+αぐらいのお値段の価格帯。

レストランや大浴場みたいな設備は全て省き、そういうのは併設の道の駅に全て任せて寝床だけを提供する素泊まりスタイル。調べてみたら全国既に30近いホテルができているみたい。(2024年3月現在)

 

淡路島に2軒あるフェアフィールド。今回は東浦というところに泊まります。

建物の見た目はシンプルですね。

 

裏手はビーチになってて、こっち側の客室はオーシャンビューです。

 

内装はビジホというよりは高級ホテル感がほどよく出ていていい感じ。ここはロビーラウンジですが、コーヒーを自由にいただけます。

 

お部屋もシンプルなツインルームですが、ベッドとか部屋の雰囲気なんかは高級ホテルっぽさがありますね。

 

洗面台は不思議なスタイル。カウンターキッチンみたいになってます。

シャワールームだけで、大浴場も無いのはちょっと残念ですが、とても気持ちよく過ごせました。温泉のある道の駅とかだったらかなり良いだろうな~。

ベッドがしっかりしてたのが一番良かったかも

 

朝起きて周辺をお散歩。ヤシの木が生えてて南国みたいな雰囲気です!

 

イルカに乗ったネコ…?

ここは中浜稔猫美術館という施設の看板です。可愛くて癒される。

 

併設の道の駅。東浦ターミナルパークというそうです。それほど広い道の駅ではないですが、特産品がたくさんあって眺めていて楽しいところですね。

朝ごはんがわりに塩たこやきをいただいてみることに。淡路島のたまねぎたっぷりで朝から満足です。

 

ドラゴンクエスト30周年記念碑

淡路島洲本市ドラクエの生みの親、堀井雄二さんの出身地

ドラクエ誕生30周年を記念して建てられた記念碑を観に行きました。

洲本市の中心、洲本市民広場はもともと鐘紡の紡績工場があった場所を利用して作られた公園。当時の煉瓦造りの建物も残されていてノスタルジックな雰囲気です。

 

そんな中に、記念碑があった!

 

ロトのつるぎロトのたてスライムが象られた豪華な記念碑です。

 

裏に周るとこんなレリーフが!

ゲームの中でもとりあえず石碑の裏とか調べてみますもんね!粋な仕掛けです。

ドラクエそんな好きじゃなくても、周りの煉瓦造りの建物にショップが入っていたりするので立ち寄りスポットに良さげ

 

道の駅うずしおinうずまちテラス

洲本市から淡路島の南端まで車を走らせ、たどり着いたのは淡路島最南端の道の駅。淡路島は結構大きい島ですが、南北に高速道路が貫いており、最北端から最南端まで1時間かからずに移動できちゃいます。

たどり着いたのは良いのですが、道の駅は令和7年3月までリニューアル工事中だったのです…。

 

道の駅本体は休業中だったのですが、道の駅の手前にあるうずまちテラスという施設が道の駅の役割を担っており、ショップと淡路島バーガーのお店が入っていました。

 

といっても仮設的な小さめの建物。駐車場もそれほど大きくないんですが混雑してました。

 

ここからの眺めはまさに絶景!高台にあるのもあって、かなり視界が開けます。

 

目の前に見えるのは徳島県に続く鳴門海峡大橋。向こうは四国なんですね。

 

あわじ島バーガー オニオンキッチン

ここに来た目的は、ご当地バーガーグランプリで1位、2位を受賞したバーガーを作っているオニオンキッチンというお店があること。

ご当地バーガーグランプリはともかく、とても美味しいと評判のお店なのです。

 

テイクアウトして、外のベンチで食べます。テイクアウト用のパッケージがめっちゃ凝ってる。

ちなみにめっちゃ並びました。30分は並んだ。期待も高まります。

 

今回はあわじ島オニオンビーフバーガー(グランプリ1位)とあわじ島オニオングラタンバーガー(グランプリ2位)をオーダーしました。

ジンジャーエールと島クラフトコーラのセットです。オニオンリングはセットについてきます。

このつめあわせ感、開けてすごくテンションあがりますね!

 

これめっちゃ美味しい!どちらのバーガーもぶあつい玉ねぎカツが主役なんですが、玉ねぎの甘みとソースの塩味、お肉のうまみが口の中で溶けあいます。

クラフトコーラとジンジャーエールもかなり本格派だし、オニオンリングもサクサク。これだけのために淡路島の南端にまで来てよかった…!

近年食べたバーガーでも思い出に残る味

 

さらにスイーツまで。淡路島玉ねぎプリンアラモードです。

上に乗っているのは玉ねぎソフトなんですが、これが驚きの味。

普通ソフトと言えば甘いし、スイーツ系じゃない食材を使ったご当地ソフトってだいたい無難な味にまとめてくるイメージですが、これは違った。

ヴィシソワーズっぽい味わいに仕上がっていて、冷製スープをアイスにして食べてる感じなんです。攻めてるのに良い感じに仕上がってるこのソフト、是非一度食べてみてほしい!

バーガーの話題性だけじゃなくてちゃんとスイーツまで美味しいいいお店だった

 

うずの丘 大鳴門橋記念館

淡路島最南端の施設として、道の駅うずしおと並ぶスポットです。こっちも施設の機能的には道の駅みたいなものですね。

建物はごついです。

 

こちらのメインスポットは建物の裏手にあるこの玉ねぎ。おっ玉葱というギャグセンスあふれるネーミングです。どことなく哀愁漂うこの感じに惹かれる…。

おったまげ~

 

近くで愛でたいですが、実はフォトスポットとしてめっちゃ人気なので遠くから撮るだけにしておきます…。

 

建物の中には今風っぽい映えスポットも完備されてました。

 

幸せのパンケーキ 淡路島リゾート

最南端から、淡路島の西側を通る淡路サンセットラインを通り、夕焼けに染まる空を眺めながら今日泊まるホテルまでドライブします。

途中、有名なお店という幸せのパンケーキ 淡路島リゾートに寄りました。結構狭い土地なんですが、びっくりするほど広い駐車場に大量の車がひっきりなしに出入りしています。

 

海を眺めるロケーションに建てられたお店です。ここでギリギリ夕陽が沈むのを見られました。

 

インスタ映えしそうなフォトスポットがいくつかと、パンケーキのお店、フィナンシェを扱うテイクアウトのお店で構成されているみたい。

 

ここでお昼にパンケーキ食べたら気持ちよかったかも。日も落ちてきていたのと、ホテルで夜ご飯もあったのでフィナンシェだけ買って帰りました。

 

グランドニッコー淡路~淡路夢舞台~アクアイグニス淡路島

グランドニッコー淡路は、国際会議場や野外劇場、植物園等が点在する複合施設、淡路夢舞台を構成するリゾートホテル。

ホテル自体に加えて淡路夢舞台がとても見どころ多く素敵なエリアだったので、別記事でまとめたいと思います!

 

ニジゲンノモリ ドラゴンクエストアイランド

最近の淡路島といえばパソナが本社を移したことでも話題でしたが、そのパソナがつくり運営している施設の一つがこのニジゲンノモリ

 

ゲーム、アニメ等の二次元コンテンツを題材にしたテーマパークみたいなものです。

ただ、県立淡路島公園の中に点在するアトラクションがあるという感じなので、施設全体がテーマパーク的なつくりではなく、どちらかというと広大な公園の中に部分的にアトラクションがあると考えた方がイメージが近いです。

実際にこんな感じ。芝生エリアの中になんか城みたいなのがある…?

 

近づいてみると、スライムだ!

ここがアトラクションの一つ、ドラゴンクエストアイランドです。

今はドラクエ以外にはゴジラNARUTOクレヨンしんちゃんのアトラクションがあり、全部で4つ常設されてる感じ。

 

ドラゴンクエストアイランドは、街を歩いて情報収集して、街の外のエリアで敵と戦って最終的に魔王を倒す。まさにロールプレイングをリアルにプレイするような体験が楽しめるアトラクションです。

町は写真に写っている範囲ぐらいなので舞台となるエリアは決して広いわけじゃないんですが、かなり作り込まれていて大人でも楽しめます。宝箱を探したり、小さなメダルを集めたりするのはまさにドラクエやってる感が味わえました!

 

町の外に出ると、至る所にモンスターの像が。

条件を満たしていると近くの端末にメダルをかざし、バトルすることができます。戦闘は全てオートなので基本的には全部イベントバトルみたいな感じなんですが、なかなか雰囲気がでてます。

 

質感がリアルなはぐれメタル

 

淡路島にしか生息しないたまねぎスライム

 

キラーマシンの迫力もすごい。これがシャカシャカ襲ってきたら怖いだろうなぁ。

 

細かいストーリーやら流れはネタバレになるので載せられないですが、これは思った以上に楽しい体験でした。ドラクエちょっとでも知ってたら淡路島に来たなら是非って感じ!入場料は一人3,400円となかなかお高いのですが、十分それに見合うつくりだと思います。

さらに追加料金でサブクエストも追加できますが、個人的にはサブクエストなしでもお腹いっぱいで大満足になるレベルで楽しめました。

クリアまで3時間ぐらいはかかるので、しっかりと余裕を持った時間の確保と、その間動き回ることができるよう体力を備えておくことが楽しむコツですね!

冒険をクリアした後にドラクエモチーフの料理が楽しめるレストランと、お土産物屋さんがあるのもいい

玉ねぎスライムのお菓子買っちゃった

 

こっちはアトラクションには参加してないですが、外側から見られるので近くのゴジラも観に行きました。

 

これは大迫力です。ジップラインで中に突入できるんですね。

 

ニジゲンノモリを後にして、明石海峡大橋を渡って神戸に戻りました。

 

ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ 神戸北野

陽も落ちてきたので、このまま神戸空港から東京へ…とはいきません。

神戸空港は三宮からわずか30分ほどで到着するうえ、東京への最終便は9時。神戸三宮で行きたかったフレンチのお店で旅を締めくくります。

三宮の町って賑やかなんですが、古い建物や雰囲気が残っていていいですね。

 

繁華街を抜け、山の手の方へ。異人館とかの方面ですが、こっちはかなり落ち着いた雰囲気です。

 

こちらがラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ

昔の洋館を使ったフレンチレストラン。こちらの洋館、大変残念ですが2012年に一度焼失してしまっており、現在の建物は当時の工法や設計図をもとに忠実に再現したものだそうです。

 

内装もクラシカルな雰囲気でステキですね。

 

ディナーはグラシアニコースにしました。

 

お席に置かれているこのプレートはステンドグラス調のもの。神戸を感じられる絵柄のものが何十種類もあるそうです。実は神戸は日本のゴルフ発祥の地だそうで、これはゴルフの絵柄。

 

こっちはお花モチーフです。

 

一皿目、薄いパリパリの葱が上に乗った、鶏肉のパテみたいな料理。このお皿が面白くて、右側に本日使う食材を生産している人たち等が動画で映し出され、料理にかける背景などが伝わってくるものです。

こういうプレゼンテーションは初めてでびっくり。

 

パン。付け合わせの焦がしバターが美味しくてどんどん食べてしまった。

 

ズワイガニのミルクレープ、バニラソース

えぇ、蟹なのにミルクレープでバニラ!?と一瞬度肝を抜く組み合わせなんですが、もちろん甘いわけではなく、バニラの香りがほんのりと漂う程度。不思議な味わいで意外にもマッチしたお味でした。

 

続いての料理もまるでケーキのような一皿。フォアグラと、ショウガとパプリカを使ったパテが何層にもなっています。このあたりからおいしさを確信。これも食べたことない組み合わせで奇抜な見た目だったんですが、なぜか口の中で合うんですよね。

 

次の料理、トリュフも別料金でありますよ、と持ってきてもらった白トリュフ

白トリュフの現物って初めて見た。食べたいけどお値段も考えると今回は遠慮しておきました笑

 

続いて、牡蠣のヴァプール(蒸したもの)が乗った、ポタージュっぽい一皿。神戸ポークのベーコンと、カリカリのチップスが食感に彩りを加えます。これもスープが濃厚で美味しい。

 

次はサバのコンフィ。半生のような状態ですが、じっくり低温調理されているそうです。ここにコンソメスープを加えた一皿です。

このサバがまた、もっちりしていて、それでいてうまみが凝縮されている感じ。低温調理ってこんな風に作れるんですね。

 

メインは子牛のロティ。プラス料金で神戸ビーフにもできましたが、コース自体のグレードをあげたのでここは我慢…!

丁寧に調理されたお肉は柔らかくて、付け合わせのじゃがいものグラタンっぽいものも含めてさすがの美味しさでした。

 

最後はデザートの前に、口直し。液体窒素を使ってその場でシャーベットを作ってくれました。

 

梅のソルベ。どろっとしたシロップを液体窒素で固めているので、しっかりとした味です。

 

デザートはりんごのムース。上にはちみつのアイスクリームと、真ん中にリンゴまるごとのチップス、その下にりんごのムースの3層構造です。デザートもばっちり。

 

最後、コーヒーとあわせてチョコレートのサービスが。6種類の味からどれをいくつ選んでもいいそうです。とはいえミニャルディーズもあるので2種類だけ。

 

焼き菓子たちと一緒にコーヒーも堪能しました。良いディナーだった。

 

こちらのお店、気になったきっかけは屋久島のサンカラホテルに泊まった時のフレンチがめっちゃ美味しくて、そこのシェフの方が関わってるとのことだったんです。(運営会社も一緒)

自分の中でかなりハードルあげて行ったのでちょっと心配でしたが、杞憂でした。めっちゃ美味しかった。神戸に行ったらまた行きたいな…。

 

淡路島はドラクエ三昧だったなぁ。楽しかった。

玉ねぎバーガーとグラシアニのフレンチ、料理も美味しい旅だったね

屋久島のサンカラホテルの記事

過去の神戸旅行の記事

2023年11月【2/2】山形 「山形座 瀧波」泊 ミシュランシェフのつくるイタリアンが楽しめる温泉旅館の宿泊記。早朝の雲海ツアーは必見!

こんにちは、しろいるかです
2023年11月、山形に観光に行きました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
庄内空港~庄内観光物産館~鳥海山鉾立展望台~元滝伏流水~丸池様~西浜海岸

【二日目】
道の駅寒河江チェリーランド~山形駅周辺~シベール本店
宿泊:蔵王アストリアホテル

【三日目】
蔵王刈田岳山頂展望台~上杉神社~上杉伯爵亭
宿泊:山形座 瀧波

【三日目】
瀧波の雲海ツアー

この旅の初日の記事

 

蔵王から米沢へ

前日泊まっていた蔵王から米沢に向かう途中、山形県一高い建物が!

スカイタワー41というタワマンです。周りには高い建物はおろか、ビルもほぼ無いのでめっちゃ目立ちますね。

眺めいいだろうなぁ

 

米沢観光(上杉神社

米沢まではおおよそ1時間弱で到着。

米沢観光の中心となるエリアは結構まとまっているため、駐車場に車を停めて徒歩観光です。

上杉城史苑というお土産物屋さんの建物の横の駐車場(松が岬おまつり広場東駐車場)は無料で利用できたのでありがたかったです。それほど広くはないですが、連休とかでなければ問題なく使えそう。

 

この辺りは整備されており、広々としてていいですね。伝国の杜という博物館が目の前にあります。

 

上杉神社は米沢城の跡地に建てられている神社。なのでお堀を渡っていきます。

 

上杉の旗といえばこの毘沙門の毘が描かれた、刀八毘沙門(とうはちびしゃもん)ですね。上杉謙信毘沙門天をあつく信仰しており、それが表れているようです。

 

大河ドラマで出てきた直江兼続の像。江戸時代に入り、直江兼続は上杉家とともに米沢の発展に尽くしたんだとか。

 

こちらは上杉鷹山(ようざん)。なせば成る~の短歌で有名な人ですね。様々な改革を行った江戸時代における米沢の名君だったそうです。

このあとのレストランで出て来る「うこぎ」もこの人が広めたものなんだとか。

 

境内はそれほど広くないですが、人もそれほど多くなく、落ち着く雰囲気で良かったです。

 

上杉謙信がご祭神のこの神社。

戦国時代の名将って、のちの世では結構神になってるイメージがありますね。

 

11月だったので紅葉も進んでおり、きれいな庭を見られました。

 

樹々の雪吊りのような、冬の準備が進められていました。兼六園を思い起こさせますね。

 

上杉伯爵亭の献膳料理

上杉神社の裏手には、上杉伯爵亭というレストランがあります。

ここは上杉家14代当主の館として大正時代に建てられたものをレストランとして再利用しているところ。広い庭園も見どころで、ご飯を食べなくても無料で中に入れます。

 

今回は中でお昼ご飯をいただきます。

 

内部は結構広く、大広間的なところに加えて個室もかなりありました。どうやらバスツアー的なものでも使われるぐらい広いみたい。

 

こちらで食べたかったのが、この献膳料理

ここオリジナルの命名で、米沢の伝統料理のつめあわせ膳のようなものです。

 

どれも食べたことがない料理でした。

とくに写真左下のうこぎごはんは、上杉鷹山の広めたうこぎを使った炊き込みご飯なんですが、ここ以外で見かけることも無い食材なので食べられてよかった。

お味も普通に美味しく、ゆっくり食べられるのでおすすめです。

 

ご飯の後は建物の裏手に周って建物を写真に納めつつ、庭園を見ました。

 

敷地内にはカフェもあって、うこぎジェラートも食べました。うこぎって生垣に使う植物ですが、意外とごはんにもスイーツにも合うんですね。

米沢は観光地がコンパクトにまとまってていい感じだった

もう少しゆっくり街並みを散歩してもよかったかもね

 

山形座 瀧波

米沢観光を楽しんだあとは、本日の宿へ。

赤湯温泉は米沢から北上して30分弱の距離、ちょうど山形市と米沢氏の間ぐらいにある温泉地です。

 

今回泊まる山形座 瀧波は、この赤湯温泉で100年以上の歴史を持つ老舗旅館。

2017年リニューアルして以降、評判の宿として名前をよく耳にするので一度泊まってみたいと思っていた場所でした。

リニューアルを雑誌「自遊人」にプロデュースしてもらい人気になったそうですが、その後も新潟のミシュランシェフを招聘したり、隣接するところにオーベルジュを作ったりと精力的にビジネス展開を進めているみたいです。

 

そんな瀧波ですが、ロケーションは実はかなり意外な場所。

めっちゃ国道沿いにあります笑

勝手に山の中にあるものと思ってた

 

建物はこんな趣ある古民家なのに。。

とはいえ正直気になるのは最初だけで、建物の中に入ってしまえば塀でしっかり周りが囲まれているので防音も効いており、国道沿いとは思えない別世界のような快適さでした。

 

看板は創業当時のものなのかな?右から読むタイプのやつですね!

 

建物に入ると広いロビーとラウンジです。奥の方のラウンジでは夜フリードリンクをいただけたりとくつろげるスペースになっています。

 

古民家ですが、内装はかなりモダンで、案内板のアイコンがなんとも言えないおしゃれ雰囲気を醸し出しています。

 

部屋:SAKURA 06

瀧波のお部屋はKURASAKURAYAMAGATAの3タイプ。

そのうちKURAがメゾネットタイプやスイートタイプの上級グレードのイメージで、SAKURAとYAMAGATAはそんな違いはなさそう。

全室にかけ流しの客室露天が付いているのでキリのお部屋でもいいお値段します。

この壁に描かれるアイコンとか、デザイナーズ感がありますね。構造的にはここをプロデュースした自遊人運営の宿、里山十帖にとても似ています。

 

お部屋の中もそっくり。シンプルな内装と、大きなガラス窓とかは一緒ですね。

ただ、あちらは新潟の大自然の中のロケーションなので、眺望とかは比べられないところはあります。

 

ソファーとベッド、必要十分な構成です。

 

ここの客室露天は良い感じでした。無色透明のお湯ですが、硫黄の香りがほんのりと漂い入っていてテンションがあがります。完全源泉かけ流しはやっぱりいいですね。

客室露天は1階のお部屋だと蔵王石をくりぬいた浴槽、2階のお部屋は檜の浴槽なのですが、蔵王石を使った浴槽は特に泉質に拘り、なんと足元湧出するように設計されているそう。KURAのお部屋以外は基本的に一人で入る大きさです。

1階も2階もお部屋のお値段は変わらなかったのですが、やはり1階の方が人気があって今回は2階しか空いてませんでした。ちょっと悔しい…!

足元湧出じゃないけどお湯はすごく良かったから良し!

蔵王のにごり湯の後でも満足できる温泉だった

 

夕食:ダイニング1/365

こちらのウリは完全かけ流しの客室露天もそうですが、なんといってもディナー。

新潟でミシュランの星を獲ったレストランのシェフのつくる料理なのですが、よくある監修、とかじゃなくてなんと自分のお店を畳んでまでこちらの料理長に就任されています。情熱がすごい。

 

料理はこちらのダイニングでいただきます。

 

こんな感じの目の前で調理していく劇場型スタイルのオープンキッチンなので、ディナータイムは全員同時スタートなのですが、そのちょっと前に館主のそば打ちと日本酒試飲のイベントがありました。

ここから参加しとくと、ディナータイムがさらに楽しめる仕掛けがあります。お部屋のお風呂でゆっくりしたい気持ちもありましたが、参加しとくのがおすすめ。

 

お料理はイタリアン中心の和洋折衷スタイルです。

 

お酒は日本酒推し。日本酒もワイングラスでいただくとまた違った味わいが出る…気がします。

 

メインのお肉をチラ見せ。期待を盛り上げていく感じがあります。

 

結構な品数です。楽しみ…!

 

まずはアミューズ二皿。シイタケのフリット的なやつでした。チーズもかかってイタリアン感あります。

一皿めでこれは美味しいディナーになることを確信。

最初の一皿でこれは…!ってなるとだいたいその後も美味しい

 

続いて出てきたのはキャビア缶。

あれ、メニューだとこれ、キュウリとかかれてるやつかな?

 

キャビアがぎっしり!

実は中にざくっとしたキュウリやニンニクが混ざったペーストが入っており、それらと一緒にいただくお料理でした。これもキャビアの塩味とキュウリの食感があわさってめっちゃ美味しい。

 

次はいきなり和っぽくなった。お椀です。

 

キノコたっぷり。ほとんど聞いたことない…

これはこのキノコかな?と照合しながら食べるのが楽しい。ただ答えはわからない笑

 

続いてのお皿は和洋折衷。帆立がメイン食材なんですが、芋のすり流しに焦がし葱油が加えられています。葱の風味と、芋の甘味やら帆立のうまみやら上に載ってる野菜チップスの食感やらが混ざって…すごいの一言。

口の中で広がる幸せ

 

続いてはお蕎麦。微妙に太い蕎麦が紛れ込んでるんですが、事前のイベントでわざと太い蕎麦を1本打っており、これが入ってるとラッキー的な感じの扱いです。入ってた~。

館主が打ったお蕎麦、なかなか本格的でした。

 

続いてお魚料理。おこげの上にソテーされた羽太(ハタ)が載っていて、あとがけのお出汁のスープと一緒にいただきます。

これがまた美味しい。ハタはプリプリだし、おこげとお出汁がめっちゃ合う。

 

男爵が下に敷かれたアランチーニと、タルトのような美しさのマッシュルーム(なんと生!)の組み合わせ。思い出しながらブログを書いてますが、特にこれまた食べたいなぁ。

オープンキッチンだからほんとの揚げたて

 

ここで土鍋ご飯に火が付きました。ここは里山十帖と同じで、リニューアル時に受け継いだのかな。

 

梅のシャーベットで口直し。

 

米沢牛のグリル。お肉は裏切らないです。

なんともニクいのが、お肉をほとんど食べ終えたところでお替りをくれるところ。アツアツでまたいただけるし、最初から全部盛られてるよりも嬉しいですね。

 

ご飯も焚けた。

 

お肉は洋風スタイルに、お肉だけで食べてもいいけど、やっぱりご飯と一緒に食べるとさらに美味しいなぁ。

 

残すはデザート。

こんな感じで、ずっと目の前でお料理が作られていくところを見られるのも楽しい。実はテーブル席(個室)もあって、予約時にカウンター席と選べるようになってるんですが、カウンター席おすすめです。

 

サービスとのことで、桃のカクテルをもらいました。あまくてデザートのよう。

 

最後は栗のモンブラン。これもめっちゃいい。メニューにもあるこはぜはカシス的な位置づけで、栗との相性も抜群。サクサクのカダイフみたいなのが周りをまとっているので食感もよく、最高の一品でした。

過去一レベルで美味しいモンブランだった

 

サーブの合間でところどころ入る館主の話とか、最後にシェフが全体に挨拶(スピーチ)的なことしたりとか、レストラン構造だけでなくディナータイム自体が劇場のような感じでした。このあたりは人によってはちょっとくどいと感じるかもだけど、謎の一体感があって楽しかった。

何よりお料理の気合の入り方がほんとすごい。どのお料理も美味しくてまた食べに行きたいです。

 

夜の瀧波とラウンジ

夜に少し周りを散歩してみました。周囲は温泉街そぞろ歩き!って感じではないので基本は館内おこもりが正解なのかな。

少し歩くと昔の温泉街らしいスナック街があり、至る所でカラオケの歌声が漏れ聞こえたりしてて、意外にも賑やかでした。

入口は夜になるとライトアップされます。これが国道沿いとは思えない…!

 

良い雰囲気ですね。

 

夕食後、ラウンジではバータイムになり、いくつかアルコールをフリードリンクでいただけます。

 

少しお酒飲んだりもして。

 

ディナーのボリュームはたっぷりだけどお夜食もあった。これもお米おいしくて食べてしまった。

 

早朝の雲海ツアー(高ツムジ山)

赤湯温泉のある置賜地方は盆地。寒暖差が大きくなる秋は雲海が見られるそうで、雲海の見どころに宿のマイクロバスで連れてってくれる雲海ツアーをやっていました。

客室露天のついているお宿で、しかもディナーもたっぷり食べて朝はゆっくりしたい気分の中、6時起床はなかなかハードル高いですが…。

 

参加するとこんな景色が見られるんです。

ここは宿から車で10分ほどの距離にある高ツムジ山(十分一山)の中腹、南陽スカイパークからの光景。

 

遥か彼方まで続く雲海。

 

天空の浮島にいるような気分です。

 

紅葉と相まって、現実離れした美しさです。

これまでみた雲海と規模が全然ちがう

ここまで広範囲に雲海が出るなんて…

 

南陽スカイパークから砂利道を通りさらに奥へ。高ツムジ山の山頂、標高693mからの景色です。

 

周りは360度の眺望。これ、すごすぎる…。

 

実は雲海は360度出ているわけではないのも不思議な感じ。こっちは全く出てない。

 

朝日が眩しい!

 

風になびくススキと雲海。

 

ここはハングライダーの滑走路としても使われているそうです。ここから飛んだら楽しいだろうなぁ、いつかやってみたい。

 

滑走路が展望台のような役目を果たしてますね。

 

こんな感じでみんな写真撮ってる。

 

参加者は結構いました。

 

雲海がダイナミックに動くのも、見ていて飽きないです。

 

この高ツムジ山山頂は自家用車でも来られるのですが、離合がほぼできない道が5分ぐらい続くうえ、砂利道なのもあって自分で行くのはあまりおすすめしないです。宿のツアーで来るのがいいですね。

途中、コーヒーのサービスもいただいたりしながら1時間ほどのツアーを終えて宿に帰ってきました。

秋は雲海出現率はだいたい1/3ぐらいみたい。

 

朝食:ダイニング1/365

ツアーから帰ったらすぐに朝ごはん。朝から動くとお腹も減って朝ご飯が待ち遠しいです。

 

何のスムージーだっけ…。ブドウ…?

 

山形の定番、芋煮。

 

左の卵は名物、たきなみ玉子白身だけ固めた上に半熟の黄身をのせたお料理です。意外な食感でよかった。

 

こっちのだし巻きと選ぶ形でした。

 

朝ごはんは夜とはうってかわって純和風な感じでした。旅館の朝はやっぱ和食ですね!

 

大浴場

そうそう、紹介し忘れてましたが瀧波には男女別大浴場もあります。ただ、全室に客室露天を作ったのもあって、それほど気合はいれてない感じ。

男性用はこの檜の露天だけ。女性用は蔵王石の露天+内湯でした。もちろんかけ流し。

サウナとかもあると嬉しいけど、ラウンジやら雲海ツアーやら、何より時間的にもボリューミーなディナーもあるし、ゆっくり入る時間はなさそうだしちょうどいいのかも。

 

宿泊の感想

自遊人プロデュースなので、山形版の里山十帖なのかなと思って行くと全然別物です。似てるのはお部屋のつくりとか、夕食に土鍋ご飯が出てくることぐらいかな。独自の道を歩み始めている個性の非常に強いお宿でした。

眺望がないとか、大浴場がそんなに広くないとか、気になる箇所は探せばないわけじゃないけど、とにかくディナーの気合の入り方は半端じゃないです。温泉の質も素晴らしいし、言葉には言い表しにくいのだけど館内の雰囲気もなんとなく良くて落ち着ける。リピーター続出なのもうなずけます。私もリピーターになりたいと思いました。

 

米沢観光に赤湯温泉、楽しい山形旅行だった

赤湯温泉には有名なラーメン屋さんもあるみたいだし、また瀧波とセットで赤湯温泉行きたいなぁ

自遊人運営の里山十帖の宿泊記

2023年11月【1/2】山形 「蔵王アストリアホテル」泊 色彩豊かな庄内の絶景観光。蔵王では温泉も景色も真っ白!

こんにちは、しろいるかです
2023年10月、山形に観光に行きました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
庄内空港~庄内観光物産館~鳥海山鉾立展望台~元滝伏流水~丸池様~西浜海岸

【二日目】
道の駅寒河江チェリーランド~山形駅周辺~シベール本店
宿泊:蔵王アストリアホテル

【三日目】
蔵王刈田岳山頂展望台上杉神社~上杉伯爵亭
宿泊:山形座 瀧波

【三日目】
瀧波の雲海ツアー

庄内空港

山形県の空の玄関口といえば、山形空港(内陸)庄内空港日本海側)

内陸部は東京からだと新幹線も通っているのでアクセスしやすいですが、日本海側の庄内地方は陸路で行こうとするとかなり大変なので、飛行機のアクセスが圧倒的に便利です。

 

庄内観光物産館

朝早く着いたので朝食をいただきます。

道の駅的なポジションの施設ですが、道の駅ではありません。庄内空港からは車で10分程度とアクセスも良好!

 

レストランが朝9時から空いているのも嬉しい。

玉こんと、布海苔(ふのり)でくるまれたおにぎりをいただきます。布海苔おにぎりが予想以上においしかった。

 

朝からソフトもいっちゃいました。だだちゃ豆ソフト

ただの枝豆とは一味も二味も違った

 

鳥海山鉾立展望台

しばらく所用を済ませ、鳥海山の間近の展望台へ。鳥海山は裾野を通るドライブルートとしてブルーライングリーンラインが整備されています。

ブルーライン山形県秋田県にまたがる海側の道、グリーンライン秋田県の山側の道です。今回はブルーラインの途中にある鉾立展望台へ。

ちょっとしたお土産物屋さんと食堂も併設されています。ちなみにブルーライングリーンラインともに冬季閉鎖です。

 

この鉾立展望台から鳥海山への登山道が続いています(象潟口ルート)。

この日は天気もめっちゃいいし登りたかったけど、鳥海山の山頂までは片道5時間近くかかるので、早朝から登り始めないといけない大変な道のりです。

 

折角なので10分ほど歩いた先にある展望台へ。

 

すぐに到着。ここからは山頂も見渡せるんです!

 

雲が晴れて、少しだけ山頂が顔を出した!

山頂見られてよかった

 

いつか登ってみたいなぁ。

 

ここは開けた場所で、鳥海山の方だけでなく日本海もばっちり見渡せるビュースポットです。

 

大量の風車群。この辺りは山からの吹きおろしとかもありそうで、風が強いです。

 

元滝伏流水

ブルーラインの終点(秋田県側)のあたりにある滝。駐車場があり、だいたいそこから10分ぐらい歩くと滝にたどり着きます。

緑にかこまれた森林浴が気持ちいい道です。

 

11月の初旬。もう紅葉は終わりかけですね。

 

鳥海山の伏流水が湧き出てできた滝です。

 

シャッタースピードを遅くして… めっちゃ迫力!

マイナスイオンで癒されたー

 

丸池様

元滝伏流水の周辺に、湧き水だけでできたという綺麗な池があると聞いてやってきました。

ここは鮭が遡上してくるみたい。生産組合のところにある駐車場に車を停めて、少し歩きます。

 

川に沿って少し歩くと、丸池様へ続く橋がありました。

 

ここ、めっちゃ綺麗!

エメラルドグリーンのような、透明度の高い池です。

 

波もほとんどなく、鏡のように映りますね。

 

3メートルちょっとの深さらしいのですが、吸い込まれるような青さ

 

晴れた日に行くと感動ものですね!

神秘的な感じですごくよかった。

 

丸池様を見て駐車場に帰るとき、なんだかノスタルジックな光景。

 

鉄塔と夕陽って、なんか郷愁を刺激されませんか。

 

西浜海岸

丸池様からから車ですぐの海岸線へ、夕陽を観に行きます。

砂浜に着いたらまさにいまにも沈もうとしている夕陽に遭遇!

こんなくっきりと夕陽が見られたのは久しぶりかも

 

夕陽が沈むのを見届けで、もう少し先の波止場へ。

豪華客船がたまたま酒田の港に寄っていたようで、ちょっと小さいけど見送ることができました。

 

この辺りは風車も建っていて、夕陽に風車がとても映えます。

 

発電所等がある工場地帯でもあります。巨大なクレーンもじっくり見て帰路へ。

 

この日は庄内エリアに泊まり、翌日内陸の方へ移動していきます。

今回の旅では泊まっていないけど、庄内地方で特徴的なホテルに泊まるならここ!

 

道の駅寒河江チェリーランド

月山を越えて、庄内地方から山形市の方へ移動します。途中にある道の駅で休憩。

全面改装中でした。

 

道の駅のさくらんぼ会館の中にある、JAが運営する手作りジェラートのお店。ここはめっちゃ美味しいです。フレーバーの種類も多いし、一つ一つしっかりフルーツの味わいがある、美味しいジェラートがいただけます。

 

あと、五色だんごも食べた。

 

山形駅 霞城セントラル

駅前にある高層ビル。ランドマークとしての独特な景観はすてきですね。駅前は再開発が進んでおり、いろんな施設ができ始めていました。

ここから蔵王方面に向かいます。

 

シベール本社

山形県の有名なラスク屋さんといえば、シベール

本社は蔵王の近くにあり、工場併設のファクトリーショップがあります。ここで今日のお夜食のラスクを買っていきます。

 

蔵王アストリアホテル

山形市から蔵王温泉までは車でわずか30分。こんなに近いんですね。

蔵王は冬場はスノーモンスターも有名なスキー場として大賑わいするようですが、グリーンシーズンは静かな山間の温泉地の雰囲気でした。

温泉街からは少しだけ外れた場所にある蔵王アストリアホテルに泊まります。冬場はスキー場直結という好アクセスのホテルです。

 

外観もそうでしたが、内部もなかなか歴史ありそうな風貌です。調べてみると1970年創業らしい。建物は古いですが、綺麗に清掃されているし古い建物にありがちなカビ臭さもありません。

 

今日泊まるのは普通のツインルームです。

 

広くはないですが、必要十分な感じです。ゆっくり過ごせました。

 

レストランへ。この案内板の字体がレトロでいいですよね…。

ハトヤホテルを思い出した。

 

蔵王ロープウェイ開業のポスターがありました。今から約60年前

一周周ってデザインが斬新というか、なんかかっこいい。

こういうのいいよね

 

夕食はこちらのレストランでいただきます。

 

メニューは会席+ミニブッフェというスタイル。

 

オフシーズンとはいえお値段一人1万未満で泊まれて二食付きと、正直ごはんにそれほど期待はしてなかったのですが、普通に美味しい!

 

ブッフェスタイルのこの芋煮も、ごはんに合うんですよね。ここは内陸なのでしょうゆ+牛肉です。日本海側だとみそ+豚肉ですね。

 

肉そばもちょっといただいてみる。席も広いし、満足な夜ご飯でした。

芋煮たべすぎた

 

ライブラリー的な場所もあった。こういう施設あるといいですよね。

 

朝食はバイキングです。写真見返したらトマトとりすぎか笑

 

蔵王といえば白濁の硫黄泉。もちろんこちらのホテルにも温泉があります。

ただ館内にある大浴場は温泉ではなく、どうやら後から温泉を引いて外に大浴場をつくったみたいです。

 

後付けなので、一旦外に出て、連絡通路的なところを通って行くと…

 

木造っぽい湯小屋にたどり着きます。

 

実は裏手はスキー場。スキー終わりに温泉にダイレクトでアクセスできちゃいますね。

 

大型ホテルの大浴場なので湯使いはイマイチ…なんてことはなく、しっかり源泉かけ流し!

湯舟はホテルのキャパを考えるとそれほど広くないですが、皆それほど温泉に入り倒している感じではなくほとんど人に会いませんでした。レストランとかでは結構人いたのに意外です。

 

内湯の方がお湯が新鮮。浴槽に対して結構な量のお湯がかけ流されていました。キリっとした熱さで入っていて気持ちいいです…。

やっぱり硫黄泉はいいなぁ

 

アストリアホテル、日光の方でもお世話になったことがあるんですが、リーズナブルなお値段ですけど温泉はどちらも最高ですね!

日光アストリアホテルの宿泊記

 

蔵王刈田岳山頂展望台

スノーシーズンの蔵王といえばスキー場とスノーモンスターですが、グリーンシーズンの蔵王といえば登山とお釜

ほんとうは早朝から登山しようと思ってたのですが、お天気がそれを許さず…。

車でも山頂まで行けるため、もしかしたら山頂晴れるかなー、と思い山頂展望台まで向かいます。

着いたけど、駐車場の時点で既に周りが白い…笑

 

やっぱりダメだった。真っ白けです。

 

この先に晴れてればお釜が見えるのになー。

 

折角なので駐車場から徒歩5分の刈田岳山頂を踏んでおくことにします。

 

達成感はないけど山頂に着いたぞ!

冬場のスノーモンスターも見てみたいし、蔵王はまたいつかリベンジするぞ…!

 

初日の庄内地方の美しい景色はよかったなぁー

蔵王では登山できなかったのは残念だけど、温泉最高だった

この後は米沢観光と、赤湯温泉にある評判の宿、山形座瀧波に泊まります。

白い濁り湯がすてきな温泉地たち

2023年10月 「寸又峡温泉 翠紅苑」泊 夢のつり橋と奥大井湖上駅の絶景、サウナにとろとろ温泉を楽しむ奥大井の旅。

こんにちは、しろいるかです
2023年10月、静岡県の大井川上流にある奥大井エリアに行ってきました。

旅の全行程

【一日目】
静岡駅~寸又峡温泉~夢の吊橋~サウナ寸又峡
宿泊:寸又峡温泉 翠紅苑

【二日目】
奥大井湖上駅~KADODE OOIGA~静岡駅

 

静岡駅

東京からひかりに乗って1時間、静岡駅に到着です。

駅前でレンタカーを借りて、今日は奥大井エリアに向かいます。

 

奥大井エリアって?

静岡県を縦断する大井川の源流は長野県、山梨県の県境にもまたがる間ノ岳(あいのだけ)にあります。奥大井静岡県の中でも北部の山間地域、その源流に近いエリアのことを指すようです。

見どころは多く、今回の旅では触れなかったですが大井川鐡道が大井川に沿って運行されています。SLに乗ることもできるようで、電車の旅も楽しそうですね。

また、奥地には寸又峡温泉(すまたきょうおんせん)や接阻峡温泉(せっそきょうおんせん)といった山間の秘湯、湖上に浮かぶ駅などの秘境感溢れるロケーションがあります。

 

奥大井へのアクセスは限られており、ほぼ山に囲まれているため山梨県側、長野県側から行くことはできず、静岡県側から北上する形になります。

電車の場合は前述の大井川鐡道を使い、車の場合は静岡駅から向かうのが一番近い感じでしょうか。

大井川鐡道を使う場合は奥大井に着いてから観光地間のアクセスがあまり良くない一方で、日本唯一のアプト式電車に乗ることが出来たり、鉄道の旅を満喫できます。車の旅と、どちらを選ぶか悩ましいですが今回は車を使いました。

電車の旅も気になるんだよね…

 

寸又峡温泉

静岡駅から車で寸又峡温泉に向かいました。

GoogleMapで案内された362号線ルートを通ったのですが、なかなかの酷道です。離合困難な場所も多くあまりおすすめはできないです。

多少時間は伸びますが、一旦高速に乗って島田金谷ICまで行き、そこから大井川沿いを北上する方が良さそうですね。

 

奥大井エリアへは高速なんてものもなく、なんだかんだで2時間かかりました。これは秘境だ…。

そんな秘境の中にも素朴な温泉街が広がっています。

 

ちょうどお昼前だったので、温泉街の中にあるお蕎麦屋さんでランチすることに。

 

こちらの紅竹食堂は有名なお店みたいです。

 

人気なのがこの渓流そば

ヤマメのから揚げが一匹丸ごとのっています。ホクホクでおいしかった。

ちなみに、付け合わせでイナゴの佃煮もいただけますが、苦手な人も多いそうで別添え、量も選べるので安心です笑

私たちも初イナゴに挑戦…。意識しなければ全然いけます、しょうゆ味の佃煮ですね!

意外と食べられた

 

もうひとつはとろろそば定食を頼みました。ちょうど山芋の季節だったそうで、粘り気あるとろろを楽しめました。

山の中で食べるお蕎麦は格別だね

 

お腹もいっぱいになったし、温泉街の奥の方に進みます。お土産物屋さんとかもあって賑やかな感じ。

 

びっくりするほど山奥の温泉街なのに人は結構いて、奥大井が人気なのがわかりますね。

 

TABACCOかと思ったらCHABACCOだった。

 

温泉街の奥のゲートから、夢のつり橋に行くことができます。

 

夢のつり橋

夢のつり橋へは徒歩のみの移動です。温泉街の入口の駐車場からだと温泉街奥のゲートまで10分、ゲートからさらに20分ぐらいと考えればよいでしょうか。片道30分は歩かないといけないですが、それに見合う絶景を見ることができます。

 

ゲートから先はお店とかトイレはありません。道は舗装されているので安心ですが、こういう感じの道を歩いていくことになります。

 

途中、トンネルを通ります。

 

レールの跡が。この辺りはダム建設の資材を運ぶトロッコが運行していたみたいですね。

 

トンネルを抜けるといよいよ夢のつり橋の看板が!

ここからは道路を外れて、階段を下りていきます。

 

この見事なまでのターコイズブルー。すごくないですか!

青く輝いています。

ちょっと青すぎる!

 

この青い湖に向けて階段を下りていきます。ワクワクしますね。

 

ここまで青い理由は、水の中に溶け込んだ成分に光の青い波長だけが反射されることによって起きるものだそうです。そのため天気がいい日はいっそう青さが際立つみたいですね。

 

橋までやってきた!

 

青い湖に架かるつり橋、まさに夢のようです。

 

ただ足場はスカスカなんです、いざ渡るときは夢に浸ってる場合じゃない笑

橋の途中でスマホを出して撮影とかは、落としそうで怖くてできないですね…。

 

橋を渡り切り、対岸へ。ここからはまた道路を歩いていきます。ダムの保全用道路を使わせてもらってる感じなのかな。

 

当時のトロッコ?も展示されてました。

 

さっき渡ったつり橋が遥か彼方に。素晴らしい渓谷美です…。

 

そして遠目からも際立つこの青さ。これが見られただけでもう大満足です。

つり橋を渡ってぐるっと一周して戻ってきて、1時間半ぐらいの緩やかなハイキングでした。温泉街の駐車場からの所要時間を考えると、2時間ぐらい見ておけばのんびり楽しめると思います。

道がしっかりしてるから山歩きのように疲れないのもポイント

 

サウナ寸又峡 -Trip Train-

ほどよく歩いたし、さぁ温泉でも…。

その前に、寸又峡にはめっちゃ良い感じのサウナ施設があるんです!

温泉街の中心を流れる川を少しだけ遡り…。

 

駅の看板のようなサウナ寸又峡の看板です。

ここは町営露天風呂と併設される形になっていて、日帰り温泉だけでも楽しむことができます。

 

バレルサウナが二基あって、マーメッツァと名付けられています。

どちらも水着着用ですがプライベート区画にあり、貸切利用になります。マーは予約なしでも空いていれば…とのことですが、基本予約して行った方が良さそう。

 

私たちはこちらのメッツァを利用しました。どうですか、この完璧なロケーション!

 

ととのい椅子も完備!さらに焚火まであります。

 

薪の爆ぜる音や鳥のさえずり、風で樹々がざわめく音を聴きながらととのう時間は最高です。

 

そしてこの水風呂。奥大井の天然水がかけ流されています。深さ広さも十分で、温度もキリっとしています。冬場はちょっと冷たすぎるかも。

 

そしてなんといってもこのバレルサウナ。

なんと電気ではなく薪なんです!自分でストーブに薪をくべて温度を調節します。もちろんロウリュも可能。

最初にスタッフさんがちょうど良い温度に調節してくれていますが、あとは貸切タイムの2時間の間、自分で調節します。とはいえ良い感じの薪の量なんかも教えてくれるのでそれほど温度調節は難しくはありません。

薪のパチパチという音を聴きながら、ゆらゆら燃える炎を眺めながら入るサウナは過去一の体験でした。

これを二人で貸し切って2時間8,000円(タオルなどは別料金)って安すぎて心配になるレベル。これは寸又峡に来たらサウナにいくしかない!

 

出典:寸又峡温泉とは? | 【公式】夢のつり橋 寸又峡温泉

そして、サウナ利用者はなんとお隣の町営露天風呂にも入ることが出来るんです。寒くなったらサウナ利用時間の途中に入りに行くことも可能。

この温泉がまたすごい。ドバドバかけ流されていて新鮮なだけではなく、アルカリ性が強く驚くほどぬるぬるしてます。正直ここまでトロトロのお湯は初めてかもしれない。おまけに硫黄臭もあってもう最高です。また来たい!!

ここはやばいわ、温泉もサウナも最高すぎる

薪ストーブサウナ、初体験だったけど良すぎる

 

ジェラートと芋もち

サウナと温泉のあとは食べ歩きしたいよね。ということで温泉街のお店をぶらぶらしてみます。

こちらはジェラート屋さん。晴耕雨読というみたいです。

 

栗と川根茶のジェラートに、チョコナッツをおまけでトッピングしてくれました。甘くておいしいー。

 

甘いもののあとはしょっぱいのも欲しい。(順番逆?)

お茶屋さんに入ります。ジェラート屋さんのお隣なのもいい。

 

この芋もちジェラートの後に沁みる…!

 

寸又峡温泉 翠紅苑

寸又峡を満喫したあとはそのまま温泉宿に泊まります。

寸又峡温泉は大規模な旅館はなく民宿が中心。その中でもこの翠紅苑は一番大きな旅館です。

入口を見るとそれほど大きくないように見えますが、実は奥に結構広がっており、意外にも40室近くあるようですね。

 

館内は大正レトロをフィーチャーしたような感じ。

 

このラウンジスペースとかも。統一感がありますね。

 

何棟かに分かれており、つなぎの部分は一旦外に出る形です。屋根はあるので雨でも大丈夫ですが、冬場はちょっと寒いかも。

 

お部屋は最もお安い洋室。お値段差はそこまで無いので、旅情を感じたいなら和室の方がよいかもなと思いました。

 

夜ご飯は囲炉裏付きのお食事処(くちなし亭)へ。お食事処は4か所あり、プランやお部屋によって異なるようです。きっと私たちは炭火焼き料理プランにしていたからですね。

べんがら亭とあかね亭は大広間っぽいので、ゆったり食べるならいいお部屋にするか、料理プランをグレードアップするかした方がよさそう。

 

囲炉裏にいろいろ食材をのせていきます。

 

アマゴの塩焼きも用意してくれて、良い感じになってきた。

 

牛肉もついてきた。

 

こちらの朴葉味噌の具はなんとニジマスを使っているんです。

ニジマスも朴葉味噌にばっちりあいました。朴葉味噌ってほんと美味しい。

 

後はお蕎麦とか。

 

きのこ汁も。最後にご飯と一緒に食べます。

 

デザートをいただいて締め。囲炉裏端のお食事は楽しいですね!

焼肉とはまた違う風情があるね

ここでも囲炉裏でいただく夕食が楽しかった

 

夜ちょっとだけ外に出てみたら漆黒の闇だった。宿の灯りが頼もしい。

 

ラウンジでちょっとだけ本を読んでみたり

 

珍しいカワイの古いピアノが展示されてました。

 

館内はどこも大正レトロ感のしつらえですね。

 

ステンドグラスもなぜか大正感を醸し出しますね。昭和レトロも最近ブームですが、いずれ平成レトロとか言われる時代も来るんだろうか。

 

当然ながら温泉宿なので、大浴場ももちろんあります。男女入れ替えの大浴場が1つずつ。

 

内湯と露天風呂のシンプルなつくり。

 

循環併用のかけ流しのようで、お湯の鮮度も悪くなかったです。オーバーフローもあったし、湯口からは硫黄の香りがしました。さすがに町営露天風呂のようなぬるぬる感はなかったものの、気持ちよく湯浴みできて満足です!

 

朝食ははいから亭でいただきます。こっちはテーブル席メインですね。

 

朝はバイキングではなく和食膳。ゆったり食べられるのでこっちの方が好き。

 

奥大井は宿泊の選択肢が少なく、民宿以外の選択肢だとかなり絞られてきます。お値段そこそこでお食事も囲炉裏端で楽しく食べさせてくれて温泉もかけ流し併用の大浴場で気持ちよく入れる。奥大井で旅館に泊まるならここ一択ですね!

 

奥大井湖上駅

翌日、お天気がすぐれなかったのですが奥大井湖上駅へ行ってみることに。

奥大井湖上駅湖に浮かぶようなすごい場所にたてられた大井川鐡道の秘境駅です。

駅なので本来電車で行くべきなんですが、寸又峡温泉から大井川鐡道の駅までは車移動が必要なのと、電車の本数が2時間に1本ぐらいなのでおとなしく車で行きました。

 

幸いにも見物客のために駐車場が用意されており、車を二十台ほど停めることができます。ただこのスペースだと朝じゃなきゃすぐ満車になって停められなさそう…。

駐車場からは山道に入ります。

 

ほんの10分程度の道のりですが、スニーカーは欲しい道ですね。

 

めっちゃ急な階段を下りていく。

 

階段を降りたら、駅につづく鉄橋を歩いていくんです。

 

この行程がもう秘境感ありありで素敵です。

 

橋を渡り切って駅のプラットホームに到着です!

 

ここは確かに秘境駅ですね。周りにあるのはコテージっぽい建物だけ。夏季限定でカフェ営業しているみたいです。

 

反対側も鉄橋が続いていますが、途中までしかいけません。

 

周りは深い山に囲まれています。ここのダム建設も大変だったんだろうなぁ。どうやら大井川鐡道自体ももとはダム建設のためにつくられたものだそうです。

 

風力を測る機械?

 

奥大井湖上駅、駅自体に行くのももちろん楽しいですが、駅の中にいると湖上に浮かぶような光景を楽しむことはできません。先ほどの駐車場のところから駅とは反対方向に歩いて5分ほどで、駅全体を見渡せる場所に行くことができます。

特に展望台とか、名前もついてないので見逃しやすいですが、ここからの眺めを見てこその奥大井湖上駅です!

 

お天気も回復してきた!

 

これが駅の全景。まさに湖上に浮かぶ駅です。

こんな光景、日本広しといえどここしか無いですね…。めっちゃ感動しました。

奥大井はここのためだけでも来る価値あるね

テレビとかでも良く見るけど実物はもっと凄かった

 

KADODE OOIGAWA

旅の最後は大井川の下流にある道の駅的な施設、KADODE OOIGAWAへ。

2000年にオープンしたばかりの新しい施設です。

高速のICの目の前にあるので寄りやすい立地なのもいい。

 

内部は広いマルシェのような感じです。静岡県の特産物なら何でもそろうぞというレベル。

 

ここに来たのはこの門出ソフトを食べたかったから。

プロソフトクリーマー(?)という謎の肩書を持つ方がプロデュースしたというソフトクリーム屋です。

 

プロソフトクリーマーという名前に若干の眉唾感がありつつも、プレミアム煎茶ソフト(特濃)と、しぞーかおでんみそソフトを食べてみる。

 

これは美味しい!煎茶ソフトは濃厚でお茶の風味が楽しめ、しぞーかおでんみそソフトはあまじょっぱい味でソフトクリームとしてはかなり攻めた味。にもかかわらずちゃんと美味しいのがすごい。

プロソフトクリーマーはやっぱプロだったわ…

プロはすごい

 

静岡駅でしぞーかおでん

静岡駅ナカの名店街みたいなところでしぞーかおでんを食べました。

しぞーかおでんはなんか静岡おでんが訛ったものだそうで、静岡おでんは黒いダシ汁に串に刺したおでんが浸かっており、魚粉をかけてたべるものだそう。

 

おでん盛り合わせを注文。確かに黒い気がする。

 

こっちは味噌味。さっきのソフトクリームの再現度の高さが感じられた笑

静岡グルメを満喫できた!

 

奥大井エリアは行きづらいけど、ここでしか味わえない絶景と温泉が楽しかった

サウナも最高だったし、また行きたいな。次は電車でいくぞ!

日本の秘境へ行った記事

2023年2月【2/2】北海道 「星野リゾート トマム」泊 厳冬期限定のアイスヴィレッジと霧氷テラスで寒さを楽しむ旅!

こんにちは、しろいるかです
2023年2月、さっぽろ雪まつりトマムアイスヴィレッジを目当てに真冬の北海道に行ってきました!

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
新千歳空港さっぽろ雪まつり
宿泊:東横INN札幌すすきの交差点

【二日目】
二条市場~夕張~アイスヴィレッジ
宿泊:星野リゾートトマム

【三日目】
富良野ネイチャー倶楽部(熱気球フリーフライト)~霧氷テラス~タテルヨシノ(ディナー)~新千歳空港

初日の記事

夕張メロード

札幌で雪まつりを楽しんだあと、レンタカーを借りてトマムへ。

途中、夕張市を通り、道の駅に寄ってみることに。

JR夕張駅が廃止となり、実質的に現在の夕張市中心部に最も近い、新夕張の目の前にある道の駅です。

 

中はちょっとしたスーパーも兼ねている感じです。

夕張といえばメロンですよね!メロンを模した夕張メロンパンがあってちょっと気になった…。

 

夕張と言えば炭鉱の町。真っ黒な炭鉱どらやき(たんどら)を買って食べました。

 

近くには神社も。冬季は境内に入ることができないぐらい雪に埋もれていたので、鳥居の前で参拝。

 

星野リゾート トマム

さて、札幌から2時間半ほどかけてトマムに到着。トマムへのアクセスは帯広空港からが最も近く、1時間ほどでたどり着けるみたいです。

地名としては割と有名なトマムですが、実は市区町村名ではなく、占冠村(しむかっぷむら)にあるトマムという山周辺の地名なんだとか。

 

トマムのリゾートとしての歴史はなかなか紆余曲折があり、今から1980年代に開発されたのち、やはりバブル期に建設されたリゾートの例にもれず破綻。その後星野リゾートが再建を進めたという経緯があります。

今では施設の所有母体は中国系の企業、施設大半の運営は星野リゾートというフォーメーションだそうな。

 

2024年2月現在で運営中のホテルは3つ。

リゾート全体は星野リゾートトマムと呼ぶみたいですね。

特徴的なのはなんといってもタワマンのような超高層の建物が4棟もあること。雪山の中に突如として現れる4棟のタワーは思わず目を見張ります。

また、大規模なスキー場に霧氷テラス(夏は雲海テラス)、アイスヴィレッジ、ミナミナビーチ、木林の湯と施設も多くあります。

特にアイスヴィレッジは氷で作られた村で、日本においても唯一無二の施設ではないでしょうか。今回訪れたのもここに行くのが目的でした!

大きいリゾートなんだね

 

星野リゾートトマム ザ・タワー(ファミリーツインルーム)

今回泊まったのは最もお手軽に泊まれるザ・タワー

その中でも最もお安いファミリーツインルームですが、それでもオンシーズンの冬場はそれなりのお値段です。

外観が特徴的でとてもカラフル!

15年ぐらい前に外観がフルリノベされているようで、とてもおしゃれです。

二棟はそれぞれ夏と冬をイメージしているんだって

 

いきなり夜の写真ですが、手前のツインタワーがトマムザタワー、奥の二棟がリゾナートマムです。これだけ見ると完全にタワマンですね。(ちょっとスリム?笑)

 

入口はこんな感じ。

 

この手の超高層ビルとしては最高齢ともいえる築35年ほどですが、フロントはリノベされていてとてもきれいです。

 

時代を感じさせないデザインです。

 

シカのオブジェかな?

 

ラウンジ的な場所。キッズルームも併設されています。

 

ここからはお部屋の写真。30㎡ぐらいなので決して広くはないですが快適に過ごせます。こちらはリビングルーム

 

こっちはベッドルーム。小上がりのように靴を脱いで上がるスタイルでした。欠点はやっぱり古い建物だからか、空調があまり融通きかないところでしょうか…。

 

窓からの景色はなかなかすごい。こんな山の中に超高層ビルがあるなんて驚きです。おまけにこのカラフルさ。一見ミスマッチに見えて、意外に調和してる?

 

夜になるとまたこれもステキですね。

 

アイスヴィレッジ

夕食の前にアイスヴィレッジを探検です!

アイスヴィレッジはホテル宿泊者は無料、外来でも600円で入場できるんですが、17時からしかオープンしていないうえ、周りに宿泊施設がほぼ無いので実質的には星野リゾート宿泊者専用施設でしょうか。

ザ・タワーからは連絡通路を通って最寄りの出口まで移動し、そこから外に出て施設に向かいます。

 

外に出たら既に雰囲気がでてます。ライトに照らされた林の中を抜けていきます。

 

突如として現れるアイスヴィレッジのゲート!

 

なんかプロジェクションマッピングみたいなのが映し出されてます。それほど歩く距離はないんですが、ワクワク感が高まっていきますね。

 

ここからは雪の丘を登っていきます。この先かな?

 

丘を登ると、村の全景が見えます。スキー場のナイターの明りが空を染めています。

 

こちらがアイスヴィレッジ全景。

ちなみに-10℃ぐらいの寒さです。寒い時は-30℃ぐらいまで下がるときもあるらしい。

 

村へのアクセスは階段もあるんですが、なんと滑り台!

これを滑り降りて村に入るところからもう楽しい。

 

滑り降りてから振り返ったところ。写真で見るとあんまり急ではないですね…。

 

花火まであがってる!

 

ちょっとだけ残念だったのは、支柱と幌の部分は氷ではなかったこと。

しかりべつ湖コタンの建物は全面氷だった!こっちの方が規模は少し小さいけど。

とはいえ、このあと出て来る氷の教会などは全面氷です!

 

氷のセイコーマート

見慣れた看板ですが完全に氷です。

 

店内の様子。すごい…!

 

ちゃんと商品が置いてるし、普通に買うこともできるんです笑

 

イートインスペースも完備。

めっちゃ寒いように見えますが、実は室内の方が暖かいんです。外は氷点下ですが、室内はちょうど0度ぐらい。

 

ホットシェフじゃなくてアイスシェフなんですね。

 

氷のグラスにヨーグルトを入れてかき混ぜることでアイス状にし、そこにメロンゼリーを入れるというデザートセットを購入。メロンゼリーの色が氷に映えるわ…。

 

氷のバーもあります。お酒の瓶のディスプレイが綺麗ですね!

 

村内は決して広くはないですが、歩いていてワクワクが止まらないです。

 

そして村の一番奥にあるのが氷の教会。こちらは実際に挙式を挙げることもできるんだって!

 

特定の時間で中の見学ができます。中はぼんやりと青い光で満たされていて幻想的です。

 

室内に入ると、これは完全にファンタジーの世界です!

これには感動

 

めっちゃきれいです…。

 

もう一つの全面氷の建物が氷のホテルです。

こちらは実際に泊まることもできるそう。

 

泊まってみたいと、ずっと空席を狙っていたんですが、予約開始と同時に期間中全日程が一瞬で埋まり、以降全く空かない…。

1室だけなうえ、日本で氷のホテルに泊まれるのは調べる限りここしかないので、し烈な競争を乗り越えないと泊まることはできなさそうです。。

氷のホテルに泊まるにはやっぱりフィンランドとかに行くしかないのか…

 

アイスヴィレッジは12月末から3月ごろまでやっているのですが、全面氷でできている氷の教会などは気温の関係からか、1月下旬から2月中旬ごろまでと非常に限られた期間しかオープンしていません

雪まつりの期間と被るため、セットで行くのが良さそうです。

ここでしかできない体験は最高でした。

 

メインダイニング OTTO SETTE TOMAMU(ディナー)

星野リゾート内での夜ご飯の選択肢は豊富にあるんですが、今回記念日でもあったのでこちらのイタリアンへ。

ゾナートマムの方の最上階にあるレストランです。リゾナートマムの方はザ・タワーよりも高級感があり、かなり落ち着いていました。

 

こちらのレストラン、席数が少なくホテルの予約が取れてもレストランの予約はかなり取りにくいです。ホテルの予約当時は空きがなく、キャンセル出ないかとちらほら見ていたんですが、直前で空きが出てラッキーでした。

 

落ち着いたトーンの内装です。

 

席数も少ないのですが、全席埋まらないように絞っているのか、さらに客数は少なかったです。(これはクローズ間近に撮ったのでそもそも誰もいないですが笑)

 

メニューはコース1種類のみ。北海道の食材目白押しですね!

 

まずはおしゃれなグリッシーニ。卵みたいな器がかわいいです。

 

カクテルと一緒に。

 

お次は宝石箱という名のアミューズ。いくらとカニと…左がなんだったか忘れたけどどれも美味しくて、ここからの料理に期待が高まります。

 

ウニががっつり乗ったリーキ(西洋ネギ)のパンナコッタ。こちらのスペシャリテのようで、他の方のブログとかを見ているとよく出てきていました。

さすがに完成されたお味。ウニもおいしいウニでした。

 

白子のムニュイヤ。ムニエルのことだそうで、白子にパン粉をつけて揚げています。ここになんのソースだったか…が後がけされるんですが、外側カリカリ、中フワフワの食感に加えてソースがからみあってかなり最高でした。

 

箸休めにまさかのポテチ。しかしこれも美味しい笑

 

タヤリン、羊肉のラグーソース

細めのパスタをタリオリーニと呼ばれ、それがピエモンテ州の方言でなまったものがタヤリンだそうです。トマムピエモンテ州と同じ緯度なんだとか。

 

平べったいきしめんのようなパスタですね。そして横から見るとお肉てんこもりです。

 

鮮魚のロートロ。ロートロは巻くという意味だそうな。

 

これまた手の込んだお味です。パン粉がかけてあり、ほんのりサクサクした食感がありつつ、ホクホクのお魚でした。

 

メインは鹿肉のフリットゥーラ。こちらのシェフの方はカリっとした食感がお好きなのかも。しかしこれまた美味しい~!鹿肉の臭みとか、そういうのももちろんないです。

 

記念日なのでお花で飾られた賑やかなプレートが!

 

そしてデザートですが、まずトマム産のミルクジェラートです。

こちらのジェラート、何スクープでもいただけます。

 

単体でも美味しいんですが、こちらのソースを絡めたりトッピングを入れていただくと無限にいけそうなお味。5個ぐらいいただけばよかった笑

 

メインのデザートはユリ根のエスプーマとスーズ(ハーブのリキュール)のジェラート。真ん中のクッキー生地の器をくずすとエスプーマが溢れ出して、ジェラートとからめながらいただくと幸せ。

 

最後はハーブティーとコーヒー。

とても美味しいイタリアンでした。お値段もこんな山奥のリゾート地なのに、全然リゾート価格じゃなくて二重の意味でびっくり。これは予約が取れないのもうなずけます。

どのお料理も拘りがあってよかったなぁ

北海道の食材がたっぷりなのも嬉しいよね

 

富良野の熱気球フリーフライト(ネイチャークラブ)

イタリアンを満喫したあとはお部屋でのんびりして夜更かししてしまい、朝はゆったり…

なんてことはなく、即座に就寝し、翌朝5時過ぎ起きでした笑

その理由は富良野で熱気球体験をするため!

トマムから富良野までは車で1時間強。そこまでするなら富良野でもう一泊すれば良かったのですが、休みには限りがあるので仕方ない。

アイスヴィレッジにも行きたいし熱気球にも乗りたかったんです!

 

こちらの富良野ネイチャークラブさんのアクティビティです。

 

係留された状態での熱気球フライト体験はちらほら見かけるのですが、フリーフライトができる場所ってほとんどありません。

富良野では冬限定で開催されており、就航率はおよそ60%程度だそうです。

 

バルーンに対してカゴってこんな小さいんです!ここに5人ほどで乗り込んで出発です。

 

バーナーが点火されてしばらくするとあっという間に高度があがります。見渡す限りの雪原。

 

熱気球の操作はバーナーの点火・消火によって高度を上げ下げすることしかできないんですが、高度によって風向きが異なるらしく、風を読んで適切な風向きの高度を維持することである程度移動方向も調整が利くそうです。すごい…。

 

何かの動物の足跡かな?

 

わずか数十秒程度で高度数百メートルにまであがりました。雲の層の合間に入ったみたいで、遠くの山や太陽まで見えます。遠くに見えるのは自分達以外の気球です。

 

熱気球って、ほんとに静かな乗り物でびっくり。バーナーが止まったら完全な静寂が訪れます。風に乗って移動するため、風も一切感じることが無いのが理屈ではわかってもなんとも不思議。

 

30分程度の飛行でしたが大満足です。

高度を上げたときに霧を抜けて、雲の合間に入った時の感動はひとしおでした。

 

ランディングの際は風を読みながら、電柱にひっかからない、かつ道路に近い適切な着地場所を選んでフワフワ漂うのも面白い。

 

無事着地し、バルーンの格納を手伝った夫。

最後まで楽しい体験でした。早起きして、富良野まで頑張って行ってほんと良かった。

熱気球はまたどこかで乗りたい…!

独特の浮遊感が最高だった。他には栃木とか、長野とかで乗れるみたい?

 

スープカレーGARAKU(ホタルストリート内)

また車を1時間強走らせてトマムに戻ります笑

当然朝ごはんは食べられる時間ではないのですが、朝食券はランチの1100円分の昼食券にも替えられるとのことで、折角なのでランチを食べにリゾートの施設内へ。

 

連絡通路を通ってホタルストリートというレストラン街へ行きます。

 

ホタルストリートはスキー場併設で、スキーでそのまま乗り付けることができるみたい。時間あればスキーもしたかったな…。

 

GARAKUというスープカレーのお店へ。札幌の名店らしい。

 

チキンレッグのスープカレー

さすが有名店です、それほどスープカレー食べてないけど今まで食べた中で一番おいしかった。自宅に帰ってからしばらくスープカレーにはまりました。

 

炙りチーズをのっけたこのごはんもおいしすぎた。

 

霧氷テラス

まだまだ星野リゾートは終わらない!

今度は冬限定の霧氷テラスへ行ってみます。スキー場のゴンドラを登り、山の上に作られたテラスから樹々に着いた霧氷を楽しむのです。

お天気にも恵まれて霧氷が綺麗に見えそう!

 

こちらのゴンドラに乗ります。

 

山の中にそびえる4棟のタワー。やっぱ凄い光景です…。

 

映えまくりのテラス。

 

いい眺め。

 

こちらは展望デッキ。クラウドウォークというらしい。

 

随所に映えるスポットがあるのが星野リゾートらしくていいですね。

 

これ樹氷じゃない!?

木の実のように樹々についた氷の塊が太陽に照らされて輝いています。

 

カフェもあります。雲Cafe。

 

こちらも映えるメニューがあるんです…。

 

雲ソフト!(ちょっと溶けた)

 

雲コーヒー!

暖かい室内でソフトとコーヒーは最高でした。

 

雲海テラス

こちらの星野リゾートトマム。実は8年ほど前に来たことがあります。そのときはGWの時期でした。

グリーンシーズンは霧氷テラスは雲海テラスと名を変え、雲海を見ることができるスポットになっています。この時は運よく雲海を見ることができました。

 

ダイナミックにうねる雲海。これも素晴らしく良かったです。

 

オールシーズンで楽しめる星野リゾートトマムですね。

 

ミナミナビーチと木林の湯

最後に、星野リゾートトマムには室内プールと大浴場まであるんです。宿泊者は無料でチェックアウト日も使うことができます。

夜はライトアップされていい雰囲気です。

 

出典:露天風呂 木林の湯|星野リゾート トマム 【公式】|ウィンターシーズン

木林の湯は温泉ではないですが、見晴らしのいい露天とサウナ・水風呂などもついた大浴場で、十分気持ちよく過ごすことができました。

スキーにプールとかもう時間がいくらあっても足りなさそう

星野リゾートトマムは連泊するのがゆっくりできて良さそうだね

 

タテルヨシノ(ポルトムインターナショナル北海道)

トマムを後にして新千歳空港までたどり着き、お土産物を見て旅の最後、新千歳空港に併設されたポルトムインターナショナルというホテル内のレストランでディナーをいただきました。

 

新千歳空港国際線ターミナルの奥にひっそりと佇むホテルです。

 

中はめっちゃ高級。空港併設のホテルというよりは、ラグジュアリーホテルの部類ですねこれ。

 

ロビーもおしゃれで洗練されてる!

ホテル自体も温泉もあるみたいで、普通に泊まりたい!

 

フランス料理界の重鎮、吉野建さんがプロデュースしたレストラン。全国にも何軒かあるそうですが、北海道でははじめてのようす。

メニューを撮り忘れてしまったので1年前の記憶を頼りに書いてみます。

 

アミューズは一口サイズのものが4つ。前日の星野リゾートのイタリアンが美味しかったんですが、こっちもめっちゃ美味しい!

 

牛をマリネしたもの。直前にテーブルの前で作ってくれます。

 

パン一式。これまたどれも焼き立てのようなやつ。

 

記憶がほんとに飛んでる… めっちゃ美味しかったのに…。

 

フォアグラとトリュフを使ったコンソメのスープ。かなり濃厚でガッツリ系だった。

 

魚料理。なんだったか…。忘れたけど美味しかったのは間違いない…。

 

最後は牛フィレのグリル。

 

前日祝ってもらったけど、また祝ってもらう笑

 

口直しのグラニテ。

 

最後はクレープフランベ

目の前で手際よくオレンジの皮をむいてフランベしてくれます。

会話の中で初めて知ったのが、実はクレープシュゼットとクレープフランベは別物であり、クレープシュゼット自体はオレンジソースで煮込んだクレープのことで、それをフランベすることでクレープフランベという料理名になるのだとか。

世の中一般的にはクレープシュゼット=フランベありみたいになってますが、びっくりでした!

盛り付けもすばらしくきれい。料理も全体的にクラシカルで完成されたフレンチでした。

お味ももちろん、お料理のサーブの仕方とかもものすごく洗練されててプロ感がすごかった。ここはガチだわ…

この後コーヒーと、ミニャルディーズもいただけたのですが、時間がなく包んでいただきました。飛行機の時間の関係で少し慌ただしくなってしまったので、今度またしっかり時間を取って食べに行きたいな…。

 

冬ならではの北海道を満喫できた旅だった

OTTOSETTEとタテルヨシノ、極上のイタリアンとフレンチも堪能できた!

冬の北海道の旅の記録

2023年2月【1/2】北海道 魅力あふれるさっぽろ雪まつり!各会場の見どころと、二条市場の美味しい朝ごはん。

こんにちは、しろいるかです
2023年2月、さっぽろ雪まつりトマムアイスヴィレッジを目当てに真冬の北海道に行ってきました!

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
新千歳空港さっぽろ雪まつり
宿泊:東横INN札幌すすきの交差点

【二日目】
二条市場~夕張~アイスヴィレッジ
宿泊:星野リゾートトマム

【三日目】
富良野ネイチャー倶楽部(熱気球フリーフライト)~霧氷テラス~タテルヨシノ(ディナー)~新千歳空港

新千歳空港

北海道の玄関口、新千歳空港。レストラン・ショッピングエリアは羽田や成田空港と比べても圧倒的に広大で、たぶん日本一な気がする。

北海道って食べ物の魅力がほんと反則級ですよね。

 

到着したのは昼過ぎ。ここから札幌まで移動するつもりが、なんと札幌までのエアポートライナーがトラブルで運休中。復旧のめども立っておらず、シャトルバスは難民で溢れてしまっていていつになったら乗れるかわからない…。

いきなり幸先不安ですが、一旦落ち着くためにも空港内のラーメンストリートでご飯しました。

 

北海道各地のラーメンが集まっていますが、以前道東に行ったときに本店を見かけたのに食べてなかった、弟子屈へ行きました。

醤油ベースと味噌ベースのラーメンに魚介の風味がプラスされたお味で美味しかったです。

北海道はラーメンも層が厚い

 

札幌に到着!

結局札幌に着いたのは日も暮れかけた5時頃。疲れた…。

けど、雪まつりが見られると思うとワクワクです!

 

まずは荷物を宿泊予定の東横INNに預けて、雪まつりに出発です!

 

さっぽろ雪まつり

さっぽろ雪まつりとは

いつか行きたいとあこがれていた雪まつり。その歴史は長く、1950年から始まったのだそう。現在のような大規模な形になったのはもう少し後のようです。

もはや説明不要ですが、札幌の町を舞台に無数の雪像や氷像が展示される、雪国ならではのお祭りですね。

開催期間は毎年2月の上旬の一週間程度。開催期間中は夜になるとプロジェクションマッピング雪像が彩られます。パブリックスペースに展示されるため、入場料などはありません。

2024年は2月4日から2月11日までとなっていました

3つの会場

舞台は3つに分かれており、さっぽろテレビ塔や時計台周辺の大通会場、繁華街のど真ん中のすすきの会場、スポーツ施設の広場を使ったつどーむ会場の3つ。

私たちが参加した2023年は残念ながらつどーむ会場は開催見送りとなり、大通とすすきのの2か所での開催でした。

大通会場・・・雪像の展示。さっぽろ雪まつりの代名詞ともいえる巨大雪像もここ。メイン会場的なポジションですね。

すすきの会場・・・氷像の展示。氷像はどれもサイズ感は同じぐらいですが、繁華街の光を反射して綺麗です。

つどーむ会場・・・スノースライダー等のアトラクション中心。スノーパークみたいな感じっぽい。

大通会場とすすきの会場は徒歩でも15分ぐらいで移動できますが、つどーむ会場は車でも20分ぐらいかかる場所と少し離れています。

この辺りの基本情報は毎年同じみたい。展示される氷像や雪像が毎年違うという感じですね!

楽しみ方と注意点

雪像と氷像を一通り見るだけであれば、2時間もあれば大通会場、すすきの会場を徒歩で巡りきれます。

ただ、大通会場では巨大雪像プロジェクションマッピングが投影されるため、それを網羅しようとしたらだいたい3時間ぐらいはかかると思います。

休憩込みとか考えるとなんだかんだで札幌で一泊がオススメ

めっちゃ寒いので、防寒は必須。あと結構歩くのでスニーカー等で行きたい。

歩道は滑りやすい場所は除雪されていたり、砂が撒かれていたりしており、氷でカチコチになってる場所はほとんどないので、市内中心部を歩くだけなら靴に滑り止めは無くてもなんとかなりました。

あと、雪まつり開催期間中は市内のビジホもお値段が跳ね上がります。私たちが泊まった東横INNは年中固定の値段みたいでとても助かりました、すすきの会場の目の前でもありますし、おすすめです!

 

大通会場

まずはメイン会場から巡っていくことに!

札幌のシンボル、テレビ塔です。良い感じにライトアップされていました。この時は実際に演奏できる氷の鉄琴と連動して時計塔が光るという大がかりなイベントが催されており、事前予約?した方たちが楽しそうに鉄琴を叩いていました。

叩くたびにテレビ塔が光るのが素敵でした。2024年はカーリングが体験できるエリアになるみたいです。

 

雪ミクがいました。30分おきに初音ミクの歌が流れるプロジェクションマッピングが行われます。

雪ミクもなんだか北海道ご当地キャラみたいな感じで定着してますね笑

 

雪の妖精シマエナガ雪像。実物見てみたいな…

 

今も大人気なちいかわ雪像。題材が被っても良いみたいで、2基もありました笑

 

雪ミクからのつながりか、ミクダヨーさんもいる。

 

この辺りは芸術性の高そうな雪像が並びます。複雑な造形。

 

なんか竜巻のようなかっこいい雪像

 

こちらはいくつかある大雪像のひとつ、ティラノサウルスです。こちらも定期的にプロジェクションマッピングが行われます。

 

2つ目の大雪像JRA提供の競馬モチーフです。大雪像はだいたいプロジェクションマッピングとセットなので、夜が映えますね。

 

なんか可愛いやつ。

 

洋館ぽいやつ。レインボーにライトアップされてて綺麗だった。

 

なんと2023年は札幌市制移行100周年だそうで、その記念の市庁舎モチーフの雪像プロジェクションマッピングがありました。

 

ここのプロジェクションマッピングが一番好みでした!

これが雪でできてると思えないよね

たった一週間で壊しちゃうなんてもったいない…

 

すすきの会場

お次は繁華街、すすきの会場です。

すすきのと言えばニッカウヰスキーのおじさんの看板!

まさにここがすすきの会場の入口です。

 

ホコ天になっていて、道の真ん中に氷像が展示されています。

 

氷像はライトアップがきれい。これは夜見るのがいいですね。

 

サッポロビール氷像!

 

こ、これは…!

 

毛ガニだー!!

 

タラバガニもいる…

空飛んでるみたいでなんともシュール。ズワイガニとか、お魚も氷漬けでした。インパクトがすごい…。

 

目の前にホンモノの看板があるけど、ニッカウヰスキーのおじさん。

 

こういう凝った造形のものも多いです。

 

まさかのドンペン。ちなみにこの目の前にはドンキの店舗がありました。

 

写真だと伝わりづらいのですが、周りの看板の光が映り込みとても綺麗です。

 

躍動感ある!

 

怖いぐらいリアルなハチ。

 

シマエナガは氷像になってもかわいい。

 

いるかもね!

 

狸小路ジンギスカン(ひつじ苑)

一通り雪まつりを見終わり、もう少しお散歩。アーケード街の狸小路を歩いてみます。なんと8区画分もある長いアーケードです。

 

雪国のアーケード街の雰囲気ってなんだか素敵。なんともいえないノスタルジックな感じ。

 

すすきの界隈にある、ひつじ苑というお店でジンギスカンを食べました。やっぱり札幌きたらジンギスカンだよね!

こじんまりとした雑居ビルの3階にあるお店です。

夜ご飯難民になるかな?とか警戒しましたが、人の数にも増して飲食店も多いのでそこまで心配はなさそうです。

 

まさかのお肉を焼いている写真を撮り損ねてしまい、焼く前に油を乗せたところの写真だけ笑

評判良いお店だったのですが、確かにおいしかったです!

以前すすきのでは、だるま5.5号店でめっちゃ並んで食べました。

札幌を歩き倒して、疲れてホテルに帰り爆睡し翌朝へ…

 

二条市場

翌朝、おまつりの喧騒はどこへやら、雪がしんしんと降る静かな朝でした。

すすきの繁華街から徒歩10分ほどの距離にある二条市場

札幌の中央卸売市場は市内中心地からは少しだけ外れた場所にあるのですが、こちらの二条市場は町のど真ん中にある観光市場。アクセスが良いのが利点です。

 

市場で朝ごはん食べたいな…とか思いながらふらっとやってきました。

 

さすが市場、朝早くから飲食店も海鮮物を扱うお店も開いています。

飲食店がまだ朝9時過ぎとかなのにめっちゃ並んでて全然入れない…。まさかの朝食難民かと思ったその時…!

 

第六十三七洋丸

こちらのお店は10時からオープンだったので、オープンと同時に滑り込んで並ばずに済みました!

 

前情報なしで入ったお店だったのですが、これが大当たり!

店内はこじんまりとしていて、カウンターが10席もないぐらいかな?

 

厚岸(あっけし)という釧路のあたりから毎日直送される牡蠣を中心に扱うお店だそうで、とても美味しそうな牡蠣メニューがいっぱい。

 

まずは生牡蠣。めっちゃ新鮮です。

 

カキフライもジュワっとしておいしい。

 

牡蠣のグラタン。こういう食べ方もいいね!

 

バター焼き。これも美味しいわ…。ホタテとツブ貝と一緒に。

 

こちらも絶品。さんまのまんまという名前で、焼き鯖寿司みたいな感じだけど、ピリ辛な味付けです。

何気なく入ったお店が美味しいと嬉しいね

自分の直感を信じたい

大満足でお店を後にしました。

 

BARISTART COFFEE本店

知床旅行した時に飲んだ札幌のコーヒー屋さん。カフェラテがとても美味しかったので、本店に寄ってみることに。

大通周辺にあります。

中は僅かにカウンターがありますがほぼテイクアウト専門な感じ。

 

ミルクにフォーカスしたコーヒー屋さんなのですが、ミルク推しってあまり聞かないので珍しいですね。

今回もカフェラテをいただきましたが、やっぱり美味しかった。

 

東横INN札幌すすきの交差点

最後に泊まった場所の紹介を。といっても普通の東横INNです。

すすきの会場まで徒歩1分。大通も近く、立地は最高に良いですね。

 

建物も綺麗で快適に過ごせました。雪まつりの時期は特にオススメですね。

 

さっぽろ雪まつり、ついに行けて嬉しい

雪像の迫力が凄いし、プロジェクションマッピングや氷像も綺麗だった!

この後は車を借りて、トマムに向かいます。

冬の北海道の旅の記録