しろいるか旅行記

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旅行が好き

2023年1月 【2/2】宮古島「シギラミラージュ」泊 ファンキーフラミンゴで楽しい夜を過ごし、なかゆくい商店の鮮やか紫のさたぱんびんを食す。

こんにちは、しろいるかです
2023年1月、二泊三日のはじめての宮古島の二日目です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
宮古空港~与那覇前浜ビーチ~島ごはん 伊良部島 琉宮
宿泊:宮古島 東急ホテル&リゾーツ

【二日目】
宮古島海中公園~雪塩ミュージアム~丸吉食堂~RuLer's  TACORiCE~ファンキーフラミンゴ
宿泊:ホテル シギラミラージュ

【三日目】
17END~下地島巨石~通り池~なかゆくい商店~RICCO Gelato

この旅のこれまでの記事

ホテル シギラミラージュ

宮古島の二日目はシギラセブンマイルズリゾートに泊まります。

シギラセブンマイルズリゾートは宮古島の老舗リゾート。宮古島の南東エリアの広大な敷地がまるごとリゾートの敷地になっており、数多くのホテルやレストラン、ゴルフ場があります。市街地や空港からは30分ほど離れているため島の中ではイメージ的にはこのエリアだけ独立してる感じですね。

 出典:シギラセブンマイルズリゾート

https://shigira.com/

これはリゾートマップですが、左の方にさらにホテルが複数あり、このカートマップの範囲ですら歩いて移動するのは大変なレベルの広さです。リゾートの端から端まで歩くと30分ぐらいかかるみたい。

引用したのはカートマップですが、基本シャトルバスで移動する感じですね。

ただ、敷地全体が同じリゾートとして雰囲気が統一されているかというと、どちらかといえば近距離にたくさんホテルや施設が建っている、という感じでリゾートとして全体の統一感がある雰囲気ではなく、小浜島のはいむるぶしや星野リゾートのようなイメージとは異なるかもしれません。

はいむるぶしのイメージはこんな感じ。

 

ホテルは全部で9つありますが、今回はその中でも(おそらく)上から2番目のランクのシギラミラージュというホテルに泊まりました。普段はお高いんだと思うのですが、さすがに真冬なのでリーズナブルです…。

ホテルにはプールヴィラ棟も少しだけあるのですが、大多数の客室はこのメイン棟です。明るい色使いの建物ですね。

 

外観はカジュアルさがありましたが、車寄せのエントランス付近から急に高級ホテル感がでてきます!

 

中に入ると完全にハイクラスのホテル。

 

こちらのフロントで手続きです。

 

エレベーターに乗って各階の客室へ。今回は6階だったかな。一番お安いプランだったのですが、結構上の階にしてくれたみたいです。

 

客室:ベイサイド スーペリアルーム

ランク的には一番キリのお部屋ですが、それでも50㎡以上で十分な広さがあります。

真ん中にテレビを挟んでソファーのあるリビングとベッドルームっぽいエリアにわかれます。

 

ソファーは広くてデイベッド感覚で使えますね!

 

ベッドエリアと程よい区切り感があって良い感じ。

 

ベッドエリア側にもテレビがありました。すごい。

 

水回りはとても綺麗。2019年にできたホテルだそうで、まだまだ新しいです。

 

お風呂とベッドとの間がガラスで丸見えですね笑

 

こちらのホテル、部屋のランクにかかわらずジャグジーがテラスについてるんです!

これはすごい!

 

ただ、お部屋の向きと階層が結構重要で、今回は6階だったので割と景色も良かったのですが、2階とか3階のお部屋だとちょっと残念かも・・・。

混雑している夏場なんかだと、高いプランや客室指定すると望む眺望が得られそうですね。

 

夜はこんな感じ。奥の方に灯りが集中してるエリアが温泉だったり、ライブハウス(ファンキーフラミンゴ)、お土産物屋さんや他のホテルがあるエリアです。

 

RuLar'S TACORiCEと日本最南端の吉野家

夜ご飯はリゾートエリアで食べても良かったのですが、割とお昼もしっかり食べてお腹いっぱいなのもあって、軽めにハンバーガーを食べようと宮古島の市街地の方へ。

しかし、お目当てのハンバーガー屋さんが臨時(?)休業。宮古島の冬はやっていないお店も結構あるようで、事前チェックが重要かもしれません…。

https://bocca-burger.business.site/

 

仕方ないのでその辺のタコライス屋さんを見つけて食べることに。沖縄にも数店舗展開するタコライス屋さんみたいです。

 

リーズナブルなお値段。沖縄っぽいもの食べられてよかった。

 

ちなみになんと、近くに日本最南端の吉野家もありました。石垣島には吉野家ないんですね。

 

ファンキーフラミンゴ

ホテルに戻ってきて、気になっていたファンキーフラミンゴという施設へ。

こちらはライブハウス+レストランみたいな場所で、毎日専属バンドがライブをやってるんです。旅先でこういうのってあまりないので行ってみました!

隣にあるシギラ黄金温泉。日本最南端、かつ最西端の温泉だそうです。日帰り温泉施設みたいなところみたい。

今回は行けずだったので心残りです…。

最南端かつ最西端…。なんともそそる響き

次回の宿題だね

 

大きめのお土産物屋さんもあります。

 

こちらがファンキーフラミンゴ。これはアメリカンな雰囲気…。

 

ミュージックチャージ+おつまみ+ワンドリンクで一人3,500円と、旅先でナイトタイムを過ごすにはお手軽なお値段です。

 

50年代のロカビリーを中心に、アメリカのロックミュージックをテーマとした内装です。雰囲気ありますね!

 

真冬なので、ちょっとお客さんの入りが寂しかった…。(これはライブ終了後の写真)

私たち以外に数組ぐらいでした。

 

おつまみとお酒を飲みつつ、ライブを待ちます。

 

ライブはノンストップで45分。ロックミュージックは聞いたことある!って曲を中心に、日本のファンク(バブルガムブラザーズ)や、沖縄と言えばBEGINも織り交ぜつつ楽しませてくれました。

パフォーマンスもとても安定感あって演奏もすてきでした。ロックに興味なくても雰囲気で楽しめると思います。

 

アーティストはMIYAKOJIMAグラフィティーという方たちで、ここの専属バンドとして活動されているみたいです。

旅行すると、たいてい夜は旅館やホテルのお部屋や温泉でのんびりするパターンが多いので、こういう過ごし方も良いですね!リゾートステイを満喫できました。

こういう施設、他にもあればいいのに

ガチのライブハウスじゃなくて観光客向けのライトな感じがちょうど良くて好き

 

夜のシギラミラージュ

ライブも終わって、ホテルに戻ってきました。

 

チャペルとかもあって、夜に映えますね。

 

プールとかもライトアップされてて綺麗です。

 

プールも広いので、真夏に来たらもっと楽しめるだろうなぁ。

 

実はロビーのラウンジでもちょっとした演奏がされてました。こっちはピアノとウッドベースとボーカルのしっとりした感じ。気分によってラウンジでのんびり過ごすのも良いですね。

 

ラウンジも洗練された雰囲気でした。

 

朝のシギラミラージュ

シギラミラージュの朝食は、シギラミラージュ内のレストラン蜃気楼で和定食か、隣の建物のシギラタートルベイで洋食ブッフェ、もしくは隣のホテル(アラマンダ)で和洋ブッフェの三種類が選べます!

とても迷いましたが、のんびりと和定食を食べることに。

 

ブッフェに行くお客さんが多いのか、だいぶ空いていました。

 

和定食はとても美味しかったです。二段重のおかずはご当地感がありつつ品数も多く、どれも丁寧に作られていました。

 

窓からはゴルフ場が見えます。朝からコースを周ってる人も結構いました。

 

プールはさすがに誰も泳いでませんでしたが…

 

実はサウナと温水ジャグジーがあるので、冬でも頑張ればいけるかもしれません笑

 

天気がかなり悪くて歩いている人すらほとんどいない中、サウナもジャグジーもちゃんと稼働してました…。偉い…。

あたりまえかもだけど、地味にすごいと思う…

 

少し歩いたところにプライベートビーチもあって、夏に来たらもう遊びきれないですね。

シギラミラージュの宿泊の感想

リゾート内にはプールや温泉施設、レストランもお値段ピンキリ、オールジャンルのレストランが揃えられており、夜はライブも楽しめる…。リゾート内で完結するスタイルで過ごすことができる感じでした。

ただリゾートの敷地が広いので施設間の移動が面倒だったり、そもそもリゾート自体が市街地からかなり離れた場所にある点などは考慮が必要かも。前日泊まった東急ホテル&リゾーツとはある意味対照的だったかもしれません。

また、シギラミラージュ周辺は現在進行中で開発が進められており、2023年1月現在、建設中の大きなホテルが見えたりします。とはいえ過去のブログを見ていたりすると駐車場部分の整備がなされていなかったものが、私たちが泊まった時には綺麗に整備されていたりしたため、今後の進化に期待できるリゾートですね。

新しいホテルも出来たらさらに賑やかになりそうだね

 

17END

ホテルをチェックインして、宮古島の名所をもうちょっと巡ります。

こちらは宮古島と橋で繋がっている離島、下地島空港の先端にあるビューポイント。めっちゃ綺麗なのだけど、雨と風がすごくて途中で撤退…。

 

下地島巨石(帯石)

こちらは津波によって打ち上げられたという巨岩を祀った場所。先ほどの17ENDの近くにあったので寄ってみた。

 

通り池

こちらも有名な観光地。

 

海中で海と繋がっているホール上の池なんですが、これがめっちゃ深い青色なんです。

 

木道も渡されててお天気が良ければお散歩にピッタリですね。

 

なかゆくい商店

こちらは下地島の集落にあるレトロなお店。宮古島では一二を争う人気店な気がします。

 

お目当てはこの紅芋ぱんぴん

宮古島ではさーたーあんだぎーのことをさたぱんびんと呼ぶそうです。これがとにかく人気で、オープンとほぼ同時に来たのになんと買うまで15分ほど並びました。

ひっきりなしにお客さんも来て列が全く途切れなかったので、いつ頃売り切れてしまうかはわかりませんが、たぶんそんなにもたなさそう。真冬の悪天候でこれなので、夏場とかはすごいでしょうね…。

 

ブルーシールアイスを中に挟んださたぱんびんアイス。美味しくないわけがない。

 

そしてこの紅芋さたぱんびんの色が鮮やかすぎてびっくりした。もちろん見た目だけじゃなく、味もめっちゃいい。そんなに数を食べているわけじゃないけど、これまで食べたさーたーあんだぎーの中で圧倒的一番の美味しさでした。

外サクサク、中フワフワの正真正銘の揚げたて!

数日持つのでお土産にもうちょっと買えばよかった

 

雨でも綺麗すぎる海。

お店から車で5分ほどの渡口の浜を見ながら食べました。

 

伊良部大橋

既に何度も渡っていますが、写真を撮っていなかった伊良部大橋。下地島宮古島を繋ぐこの橋は滞在中何往復もしました。

全長3.5キロという長さで、料金を徴収しない橋としては日本一だそうです。

 

ここを車で渡ると何とも言えない解放感があってくせになりそうでした。

 

RICCO gelato

最後に、市街地にあるジェラート屋さんで宮古島の旅を食べおさめ。

 

評判通りのおいしさでした。

 

帰宅して食べた宮古島のレトロな名物、うずまきパン

何種類もあるうちの二種類を買って食べ比べしてみましたが微妙に味の方向性が違うのが面白いです。こういったご当地ものってつい買っちゃいますね。

 

初の宮古島はお天気がちょっと悪かったけど…

リゾートホテルでのんびりできてよかった

沖縄本島石垣島の記事をピックアップしてみた

2023年1月 【1/2】宮古島「東急ホテル&リゾーツ」泊 美しい与那覇前浜ビーチ目の前の老舗リゾート。夜は琉宮で美味しい島料理を食べる!

こんにちは、しろいるかです
2023年1月、二泊三日のはじめての宮古島です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
宮古空港~与那覇前浜ビーチ~島ごはん 伊良部島 琉宮
宿泊:宮古島 東急ホテル&リゾーツ

【二日目】
宮古島海中公園~雪塩ミュージアム~丸吉食堂~RuLer's  TACORiCE~ファンキーフラミンゴ
宿泊:ホテル シギラミラージュ

【三日目】
17END~下地島巨石~通り池~なかゆくい商店~RICCO Gelato

宮古空港

沖縄本島にも石垣島にも行ったことはあるけど、今回ははじめての宮古島です。

宮古島は本島よりもだいぶ石垣島寄りの場所にあり、飛行機でも3時間ほどかかる距離でした。

1月なのに、空港に着いた瞬間感じる風と気温。完全に春の陽気です。

冬が明けたぞー!

 

お天気も素晴らしい晴れっぷり。この天気が三日間続いてくれれば…

晴れてたのは初日だけだったんだよね・・・

 

宮古島 東急ホテル&リゾーツ

島に到着したのが既に3時を回っていたので、空港前でレンタカーを借りてすぐホテルへ。今回泊まったのは宮古島の中でも老舗の宮古島 東急ホテル&リゾーツです。

宮古島石垣島や沖縄のように大規模なリゾートホテルはあまりないのですが、その中でも大きめの部類のホテルだと思います。

 

ロビーはホテルの規模からしたら控えめなサイズ感。チェックインの時間はちょと混みあうかもしれません。

 

部屋:オーシャンウイング スタンダードツイン

客室数は250ほど。ホテルはロビーを中心として、左右に広がる形状の建物になっています。ややお値段高めのコーラルウイング棟に対して、リーズナブルなオーシャンウイング棟、今回はその中でも最もお手軽なスタンダードツインの客室に泊まりました。

最もお安いお部屋ですが、眺望はバッチリ。一番上の階のお部屋にしてもらえたのでそれもあるかも。

 

お部屋もリノベされてて古さを感じないですね!

 

水回りもリノベ済ですが、ユニットバスなのが玉に瑕です。リゾート感を味わいたいならコーラルウイング棟の方がよいかもですね。

 

そんなことも、このお部屋からの景色を見たら忘れてしまいます。

目の前に見えるエメラルドブルーの海。そして暖かい風。もう最高です。

天国か

 

那覇前浜ビーチ

お天気も良くて暖かいので、もしかしたら泳げるレベルかも!?と思いプールへ。

さすがに誰も泳いでいなかったし泳げないけど、青空が映って綺麗なプールです。

 

そして、このホテルの何よりのアピールポイント。

東洋一のビーチと呼ばれる、那覇前浜ビーチがホテルの目の前にあるのです。写真はビーチから撮ったもので、奥にあるのがホテルの建物です。

 

さらにホテルの宿泊者はパラソルとビーチチェアも自由に使えました。

 

ここで小一時間… いや、普通に日が暮れるまでごろごろしてました。特別な何かがあるわけではないですが、このビーチの景色があればもう十分すぎます。

 

ちょっとビーチをお散歩していたら…

いるかがいる!

 

海の色が綺麗すぎてびっくりする。

東洋一というのは大げさかもだけど、長い砂浜と遠くに見える大きな橋。景色の素晴らしさは間違いなく日本指折りのビーチです。

 

モーターで飛べるハンググライダーが空を飛んでました。めっちゃ楽しそう。

 

これだけ素晴らしい光景、夕陽も予想通りの綺麗さにうっとりします。

 

砂浜に反射する光がまた綺麗なんです。

 

日も沈んで、プールに戻ってきました。空のグラデーションがいいですね。

 

みごとな紫色のマジックアワーも見られました。

 

ホテルのバルコニーにも灯りが灯り始めたところで、夜ご飯に出かけます。

 

島ごはん 伊良部島 琉宮

夜はホテルから車で30分ほどの少し離れた場所にあるこちらのお店へ。宮古島でも人気のお店で夜は予約必須みたい。

周りは何もないところなので、車必須です。

 

店内はテーブル席と小上がり、あと奥に個室が2つというこじんまりとしたお店です。

 

早くから予約していたからか、個室を用意してもらえました!

 

こちらは新鮮なお魚料理に島料理が味わえる居酒屋なんですが、とにかく料理がめっちゃ美味しいです。こちらは日替わり?のメニュー。牛肉以外全部頼んじゃいました。

 

まずは前菜。島もずくと、西表島のイノシシの生ハムと、牛肉の和えたやつ。どれも美味しかったです!

 

そしてこのカツオのおさしみ。これまで食べた中で圧倒的に一番です。新鮮なのはもちろんなんですが、歯ごたえがなんかもっちりしてる。もちもちなんです。とにかく驚きの食感でした。味も濃厚でびっくりしました。

宮古島の周辺ってカツオがよく獲れるみたい

だから新鮮でもちもちなんだね

 

アバサー(ハリセンボン)のから揚げ。フグのようなお味がします。これも身が締まってていい感じ。

 

鮮魚のアクアパッツァ。マース(塩)煮とも書かれていましたが、アクアパッツァというとおしゃれですね!

これも絶品です。スープに魚介のうまみがたっぷり出ていました。

 

あぐー豚と島野菜のチャンプルー。写真だとなんてことないチャンプルーですが、これも味付けがうまいし、あぐー豚が柔らかくて濃い味で、これまで食べたチャンプルーの中でも断トツでした。

 

デザートはじーまみー豆腐とハイビスカスのパフェと、ゆし豆腐を使ったフォンダンショコラ。ムリヤリ地の物を使った…というわけでなく、どっちもめちゃくちゃ相性良いんですよね。それでいてじーまみー豆腐やゆし豆腐の味もする。これはすごいです…。

 

頼んだ料理全てが美味しくて感動です。次に宮古島に来たら、絶対ここでまた食べよう、と固く心に誓いました。

少し不便な場所にありますが、夜に車を30分走らせてでもくる価値のあるお店ですよ!

予約は忘れずに!

夜の東急ホテル

大満足で宿に戻ってきたらキノコのようなクラゲのようなイルミネーションがお出迎えしてくれました。りっぱな木ですね。

 

バルコニーの照明が微妙に違うので、パッチワークのような雰囲気が出て素敵な感じ。

 

中庭のような場所です。リゾートホテルって共用部がたくさんあるのがいいですよね。

 

プールも光で縁取りされててとてもきれいです。

 

プール自体も青くライトアップされてて映えますね!

さすがに夜はちょっと冷えるので誰もいませんでしたが…。

 

お散歩してたら遭遇しためっちゃでかいカニオカガニというそうです。めっちゃビビった。

 

これまた遭遇しためっちゃでかいカエル。たぶんオオヒキガエル

宮古島の生物はみな巨大だった・・・

 

朝の東急ホテル

翌朝、食事に向かいます。朝食はブッフェスタイルのニライカナイか、和定食+ミニブッフェのやえびしの二種類が選べるのですが、落ち着いて食べられそうなのでやえびしの方にしました。

 

夜もこっちの方がお値段お高めみたいですね。

 

ニライカナイの方は順番待ちまでできていましたが、こっちはかなり余裕ある感じです。

 

ミニブッフェコーナーは飲み物とサラダ、ごはんのオトモが中心でした。

 

定食が十分量があるので、サラダと少しだけ追加して十分おなかいっぱいでした。

 

食後はホテルの敷地内の池の周りをちょっとだけ散策。

 

なんだかかわいい赤い実が落ちてました。マニラヤシ?

南国って普段みかけない植物がいっぱいあって楽しいですね。

お散歩が捗る

 

宮古島 東急ホテル&リゾーツの感想

日本の老舗リゾートホテルなので、洗練された今風のリゾートではないですが、どことなく漂う落ち着いた雰囲気と、狭くも無く広くもないちょうどいい敷地の大きさ。与那覇前浜ビーチ目の前という立地の良さ(さらに空港からも車で10分)という、安定感のあるホテルでした。

おしゃれリゾートを求めるには向かないかもですが、宮古島ののんびりした雰囲気とも相まって、気持ちよく過ごすことができて良かったです。

 

宮古島 海中公園

ホテルをチェックアウトして、宮古島観光へ。

お天気が…かなり崩れ始めていて、風がめっちゃ強かったのでとにかく屋内で観光できそうなところに行きました。

宮古島沖縄本島と比べるといわゆる観光地らしい観光地はあまりなく、基本青い海が主役なので、天気が悪いとちょっと手持ち無沙汰な感じになっちゃうかもしれません。

 

こちらは海中公園。海中展望塔のような感じで、海の中に入ることができる天然の水族館です。

 

これほど風が強くて海も荒れてるのに綺麗なのがなんだか不思議。

 

入口は普通の建物みたいですが…

 

地下に降りる階段があって、そこを進んでいくと

 

海の中なんです!

が、今日はお天気がいまいちなので海の中も濁っており、お魚はあまりいませんでした…。お天気がいいとウミガメもやってきたりするそうです。

 

代わりにさかなクンの絵の魚を見ました笑

ちなみにお天気が悪いと、お値引きがかかりるんだけど…

ネット予約してたら事前決済なのでお値引きなし…。

現地で支払いが吉かも

 

宮古島雪塩 雪塩ミュージアム

海中公園は島の北の方にあるので、そこまで行ったならついでに行きたいのがこちら。雪塩ミュージアムです。

 

沖縄本島のお土産物屋さんなどでもよく見かける雪塩宮古島のここが本社兼製造所なんですね。

 

もっと大きな工場みたいなところで作ってるのかと思いきや、意外にもハンドメイド感ある場所でした。なんだか応援したくなります。

 

中には雪塩製品が網羅されたショップと、おしゃれなカフェが併設されてます。

 

ここで雪塩ソフトをいただきました。やっぱり旅にはソフトクリームですね。

 

製造所の目の前にはきれいなビーチもあるのですが、ご覧の通り海がだいぶ荒れ始めていました…。

 

丸吉食堂

沖縄といえば沖縄そば

石垣島のほうだと八重山そばというように、宮古島だと宮古そばと呼ばれ細分化されてます。麵がそれぞれ違ったり具材がちょっと異なったりと差はあるのですが、ベクトル的にはどれも似ています。

宮古そばを提供するお店は島内にたくさんあるのですが、今回は老舗の風格漂う外観が特徴のこの丸吉食堂さんでいただきます。

この外観…なかなかにシブいですね…

 

店内も気取らないこの感じ。

 

お値段の安さにもびっくりです。

 

これだけガッツリとお肉が入って1000円切るなんて…。

少しニンニクを効かせたパンチのあるスープと一緒に食べてとても満足感のある一杯でした。さすが人気店ですね!

 

宮古島はあまり観光地化されていない、のんびりした雰囲気が良い感じ

那覇前浜ビーチの美しさと、琉宮のごはんの美味しさに驚いた!

次は宮古島で有名なリゾート、シギラセブンマイルズリゾートに泊まります。

沖縄本島石垣島の記事をピックアップしてみた

2023年1月 北海道「北こぶし知床」泊 サウナ付き客室でととのい三昧と、真冬の道東の絶景探し。白鳥を眺めながら入る屈斜路湖の温泉!

こんにちは、しろいるかです
2023年1月、冬の知床がほんとうに素晴らしくて、再訪しました。

旅の全行程

【一日目】
女満別空港~STANDING SUSHI BAR縁戸~道の駅メルヘンの丘~網走湖~能取岬~能取湖
宿泊:北こぶし知床 ホテル&リゾート

【二日目】
らーめん波飛沫~cake&cafe APU~知床自然センター
宿泊:北こぶし知床 ホテル&リゾート

【三日目】
フレペの滝~天に続く道~poppotei(豚丼)~摩周湖屈斜路湖コタン温泉

女満別空港~STANDING SUSHI BAR縁戸

知床は女満別空港から車で2時間ほどの距離。前回乗った空港から知床直通バスの知床エアポートライナーは流氷シーズンにならないと運行しないため、今回はレンタカーでの旅です。

女満別空港には出発ロビーにレストランがあるのですが、ひっそりと立ち食い鮨屋さんもありました。ここで少し遅いお昼をいただきます。

 

北海道産のネタがずらりと。これ絶対美味しいやつだ!

 

網走産の生にしんと、いばらがにの軍艦。函館産の活きあわびもたのんでみました。

いばらがには旬じゃなかったからか、普通でしたがこの生にしん、美味しすぎます。

にしんって傷みやすいそうですが産地だからこそ生で食べられるんですね。

 

こちらはおまかせ8貫。お椀付きです。

生にしんのインパクトに負けてしまったけど普通においしいお寿司。

空港価格なのでちょっとお高いですが、地元の旬のネタの美味しさは間違いなかったです。

にしんをまた食べたい

 

道の駅メルヘンの丘

知床へは、まずは網走方面へ。途中にある道の駅に寄ってみます。

こじんまりとした道の駅。

 

チーズソフトが濃厚で美味しかったです。真冬でも美味しいものは美味しい!

 

網走湖ワカサギ釣り会場

網走市街の手前、左手に見えて来るのが網走湖です。

ここは冬季になると全面結氷し、ワカサギ釣りの聖地となります。テントがいっぱい!

 

ドリルで穴をあけて、そこに糸を垂らして釣るんですが、撤収した後も穴が残るので散歩するときは落ちないように注意が必要ですね笑

既に穴も凍り始めていて、翌朝になったら完全に凍るんだろうなー

 

パウダーすぎる雪。さらっさらです。

 

なんか魚の絵をかいてみたり

 

全然関係ない他の人のテントで映え写真を撮って楽しみました。

前回はここでワカサギ釣りを実際にやりました。初めて驚くほど釣れてびっくり!

能取岬

真冬の道東の日暮れは早すぎる。まだ3時半ぐらいなのに日が暮れようとしています…。

網走市街から車で10分ちょっと、能取岬へ行ってみます。アザラシをよく見かける場所らしい。いると良いなぁ。

 

もう陽が沈む…。

一日が短い…

 

能取岬(のとろみさき)なんですね。

 

直近の降雪量が少なかったからか、灯台まで普通に歩けましたが、雪が多いと普通にたどり着け無さそうです。

 

断崖絶壁です。アザラシは探したけどいませんでした、ざんねん…。

 

最奥まで行くとオホーツク人?の石碑がありました。

 

この荒野と夕陽、周りには誰もおらずなんだか地の果てのような寂しさがありますが、美しい光景でした。

 

なんと、太陽柱(サンピラー)をみることができました!!

空気中の氷晶に太陽の光が反射してできる現象だそうで、冬場の北海道では結構観測されるそうです。いいものが見られた!

北海道ならでは!

 

能取湖 サンゴ草群生地

既に日は沈んでしまいましたが、アザラシを求めて今度は能取湖へ。

能取湖はサンゴ草の群生地として有名みたいで、夏の終わりから秋にかけて、この辺り一帯が赤く染まるそうです。

 

いまは結氷した湖の水に空の色が反射してとても幻想的です。

 

氷に反射してムーンロードもできていました。アザラシはいなかったけど絶景を堪能できました。

 

葉菜野花(はなやか)小清水オホーツク 道の駅とmont-bell

あっという間に真っ暗に。まだ5時にもなっていないのに…。知床へ慎重に車を走らせます。

途中寄った道の駅。お土産物のラインナップがかなり豊富でした。

 

そしてこのおしゃれなモンベルが併設されてるのも特徴でしょうか。

 

知床北こぶし ホテル&リゾート

知床に無事到着。泊まるのは前回と同じく北こぶし ホテル&リゾートです。

大型のホテルで夜ご飯もバイキングなんですが高級感があって、サウナが素晴らしい宿です。施設もどんどん更新していて、知床の中でかなり頑張ってる宿だと思います。

 

客室:オホーツク倶楽部 サウナ付きスパスイート

今回はなんと人生初のサウナ付きの客室に泊まります!

北こぶしはサウナシュラン二年連続ランクインの流氷が見られるサウナがとにかく最高だったのですが、2022年に新たにこのサウナ付き客室ができたみたいで、一度泊まってみたかったのです。

お部屋は特に離れとかそういうのではなく、一見普通の客室です。

 

が、中に入るとめっちゃスイート仕様!

広いリビングと洗練されたライティングに心躍ります。

 

景色も抜群。ウトロの港を望むことができます。流氷シーズンだと一面の流氷が見られるでしょうね…。

 

居心地の良いソファーに、奥にはなんか良い感じの壁の間接照明。

 

ベッドの右奥のスペースはエクストラベッドになるのを想定しているのかなぁ。

 

写真左は暖炉風ヒーター。実際に薪を燃やすのではなくガス火ですが、お部屋を暗くして点けると雰囲気でます。

 

これはアレですね、サウナの中でこれで体をたたいてマッサージに使うヴィヒタというやつですね。さすがに飾りっぽいですが。

 

こちらの客室、サウナだけでなく露天風呂もついてます。かけ流しではなく循環で、溢れた分だけお湯が満タンまで追加される仕組みのお風呂ですが、意外に温泉の匂いもふんわり感じられてよいお湯でした。

二日間過ごしてわかりましたが、たまーに消毒剤が自動投入されるみたいで、塩素臭がするんですがしばらくすると無くなります。

 

そしてこの、ととのいスペース!

景色良くて、港の埠頭の方から見えちゃいそうですがマジックミラーになっているので安心です。

流氷シーズンは流氷みながらととのうこともできますね。

 

日中はこんな感じ。

 

そしてこの水風呂用の浴槽。

温度も自分で調整できるので、キンキンの水風呂も、ゆるめの水風呂も自由自在です。

奥に見えるのがサウナですね。

 

このサウナ、二人で入っても十分な広さがあります。一人だと寝転がって入ることもできる感じですね。

 

そしてなんと、照明の色も変えられます!

 

何種類も色が選べて楽しいです。

もちろんおまけ機能だけじゃなく、ハッカ水によるセルフロウリュもできてぬかりないです。

 

さらに温度だって自由自在。おまけにBluetoothで音楽までかけられます。

アンビエント系は言わずもがなの相性の良さですし、意外にロックとか流しても良い感じです。

自分の好きな音楽流しながら寝転がってサウナ、外気温が氷点下なので、少しゆるめの水風呂のあとに長めの外気浴、からの温泉露天風呂のループ・・・

二日間の間に何回ととのったかわからないレベルです。これはやばい。大浴場のサウナが素晴らしいホテルなのに、ほぼ部屋のサウナに入ってました。

サウナ付き客室、くせになりそう…

チラホラ見かけるようになってきてるけど、このレベルのはなかなか無いだろうね

 

景色が目まぐるしく変わるのも見ていて飽きなかったです。晴れているかと思いきや

 

突然真っ白に。

 

夜は満点の星を眺めながら。

連泊だと飽きるかな、とか思ったけどチェックアウトは後ろ髪引かれる思いでした。

 

夕食

食事はブッフェスタイルのみ。以前はコース料理もグレードアップすると選べたんですが、宿泊したときは2023年4月に向けてレストランのリニューアル中で、コース料理のレストランを使ってのブッフェのみでした。

 

リニューアル工事中の一時的なレイアウトだと思いますが、とてもそうは思えないしっかりしたつくりでした。

 

初日は個室に案内してくれました。ブッフェでも個室だと落ち着いて食べられてすごいよかった。

 

ここのブッフェ、都内の高級ホテルのブッフェ並みに美味しいです。

品数も多いしライブキッチンみたいなのもある。品数を水増しするための業務用食品みたいなのが全然ないのもすごい。

 

ご当地ものがほとんどなのも嬉しいし、連泊でも多少メニューの変化もあって楽しめました。

 

デザートも美味しかったです。

満足度の高いブッフェ

 

朝食

朝食も同じ会場でブッフェスタイル。

ウインナーと卵料理はライブキッチンでいただけます。海鮮丼も作れるし、朝から豪華で良い感じ。

 

知床牛のカレーも美味しかった!

 

鮭のルイベ漬けをひつまぶしみたいに出汁をかけて食べるあっぺ飯も美味しかったです。

 

朝からデザートもしっかり食べてしまった。

 

大浴場

大浴場には今回あまり行かなかったけど。

 

オーバーフローも多めのかけ流し(循環併用)の浴槽に・・・

 

景色の良い露天風呂。

そしてなにより、サウナシュランに二年連続ランクインのサウナ。

 

こっちはカクカクしているKAKUUNA

 

オートロウリュです。

 

もう一つはウネウネしているUNEUNA。こっちのほうが好き。

 

こっちもオートロウリュです。

 

知床の自然音を使って作られた環境音が流されてるのも雰囲気出るんですよね。

 

以前来たときは流氷シーズンで、流氷を見ながら入るサウナは格別でした。

 

もちろん水風呂も完備。二つのサウナは夜に男女入れ替わりなので両方入れます。

また、ここ以外に見かけたことはないのですが、このホテルではサウナ(大浴場)の撮影タイムを朝に設けています。

撮影タイムといいつつ、清掃しながらだけど自由に中見ても良いですよって仕組みなんですが、ちゃんと浴槽の水を抜いて綺麗に清掃しているところもわかるし、普段撮りにくい大浴場やサウナも思い出に収めることもできるし、いいことづくめです。

この試み、他のお宿でもやってほしいなぁ

 

オホーツクラウンジ

そういえばラウンジもありました。このラウンジはオホーツク倶楽部という高めの客室だけに開放されてます。

チョコレートやクッキーがかなり美味しかったです。アルコール含むお酒が豊富なのも良いですね。ただ美味しいチョコレートは補充があまりないのがちょっとだけ残念。

ホームページを見ていると、2023年4月以降全ての客室においてドリンクも含むオールインクルーシブにするそうで、そうなるとラウンジも全ての客室で使えるようになりそうですね。

 

ライブラリー 本の森

知床に関連する本ばかり集めたライブラリーもありました。知床の開拓の歴史に関する本が興味深かったです。

 

宿泊の感想

二度目に泊まっても素晴らしかったです!サウナ付き客室は想像した以上の心地よさでした。大型ホテルにしては珍しく宿全体にとても活気があるのが素敵です。知床で泊まるならここが間違いなしですね。

レストランもリニューアルして、建設中のデンマークのショコラトリー、ピーターバイヤーのカフェもそろそろオープンしそうで、さらには同じ知床にある系列のホテルのサウナも大規模リニューアルしたそうです。

また季節を変えて泊まりにいきたいな

前に泊まった時の記録。流氷ウォークやスノーシューも知床で楽しみました。

らーめん波飛沫

今回はあまりアクティビティはせず、ほぼサウナに集中しつつも周辺を少し散歩したりしました。

宿から徒歩10分弱のラーメン屋さん。ここでお昼をいただきました。

 

とても人気店で、以前流氷シーズンに目の前を通った時は行列でしたが、今日はオフシーズンだからかすぐ入れました。

 

海の目の前なので窓から最高の景色ですね。

 

濃厚な塩ラーメンで美味しかったです。

 

ウトロ温泉街さんぽ

天気も良くなってきたのであたりを少しお散歩。

 

意外にも、冬場の道東は晴天率が高いみたいです。

 

ウトロ地区の中核を担う道の駅。豊富な土産物屋さんとレストラン併設の立派な道の駅です。

 

公園の方にも行ってみたけど、雪に埋もれてたのでここで断念。

 

Cafe&Cake APU

お散歩していて見つけたこちらのお店。オープンして間もなさそうな感じ。

 

ランチもいただけるのですが

 

なんとケーキ屋さん。知床でも美味しいケーキが食べられそうです。

 

かわいいポップが目を引きます。生ケーキ以外にも焼き菓子も豊富でした。

 

オペラとスコーンを買って宿でいただきましたが、美味しかったです!

 

知床自然遺産センター

自然遺産センターは温泉街からは少し離れているので車で向かいます。出迎えてくれる知床連山がほんと神々しい。

 

駐車場に車を停めて

 

真っ白になった山を眺めていました。

 

自然遺産センターの中は、ちょっとしたショップとシアターがあります。

 

このご当地キャラトコさんが可愛いんですよね。

 

中のコーヒーショップは札幌のコーヒー屋さん。カフェラテが美味しいです。

 

日が暮れていく。

 

温泉街と自然遺産センターの間にあるみはらしばしのあたりで車を停めて、夕陽鑑賞です。

 

いい夕陽です。流氷シーズンだったら最高だっただろうなぁ。

はるか遠くの陸地も見えるね

樺太とかかと思ったら、実は方角的に網走のあたりっぽかった

 

今日もサンピラー気味の夕陽でした。

 

陽が沈むまえにホテルに戻ります。

 

フレペの滝トレッキング

ホテルをチェックアウト後はフレペの滝まで行ってみます。雪が少なかったのでトレッキングシューズで行けましたが、流氷シーズンになるとスノーシューか、長靴がないとムリそう。

自然遺産センターの裏手から道が続いており、スノーシューなどもレンタルできます。

途中にある知床100平方メートル運動ハウス。

 

知床の自然を守るために離農地となった土地を乱開発されないよう、当時の斜里町が全国から100平方m単位で寄付を募った運動だそうです。ここには寄付者の名前と、歴史が刻まれています。

この辺りの歴史は、北こぶしのライブラリーで関連する本を読んで色々深く知ることができました。

 

滝はそれほど歩かずにたどり着けます。

 

エゾシカ発見!

 

知床連山はほんと美しいです。これほど雪にすっぽり覆われる山って他にないですね。

 

断崖絶壁にあるフレペの滝。ほぼ凍り付いています。

 

青い氷瀑のようになっていて綺麗ですね。

 

真っ白な雪原を歩く、楽しいトレッキングでした!

ほどよい運動

 

天に続く道

最終日、知床を出発し摩周湖方面を通って女満別空港へ向かいます。

途中、有名な映えスポットへ。

トコさんの案内看板がないと見落としそうな場所ですが。GoogleMapsにも載っているのでナビ入れたら簡単にたどりつけます。

 

こちらは天に続く道ではなく、海に続く道。

 

こっちが天に続く道です。道路が数十キロまっすぐに続いていて、確かに天にも続きそうな道ですね!

 

JR摩周駅とpoppoteiの豚丼

JR摩周駅はこじんまりとした駅舎がすてきな駅。ロータリーにある小さな駐車場に車を停めて、駅前にあるpoppoteiへ。

 

poppotei(ぽっぽ亭)は「摩周の豚丼」で有名なお店。

摩周の豚丼は面白い歴史があり、本来摩周駅に売られていたものではなかったのですが、2005年に東京のデパートの駅弁イベントでお弁当として企画され売られ、それが結果的に逆輸入する形で現地に根付いたんだそうな。こういうパターンもあるんですね。

 

店内はウッディで落ち着く感じです。

 

豚丼を提供するお店とは思えないこじゃれたな感じでなんだかギャップがありますね笑

 

豚丼以外にもいろいろメニューがありました。

 

しかしこじゃれた店内とギャップのある、インパクト大の豚丼!濃いめのタレと柔らかい豚肉が美味しかったです。

帯広の「ぱんちょう」とかなりいい勝負!

 

摩周湖摩周湖カムイテラスと第一展望台)

お腹もいっぱいになったので摩周湖へ!

以前摩周湖に行ったときにあったドライブインのような場所は、おしゃれな建物に変わっていました。

 

霧の摩周湖で有名ですが、冬場の摩周湖はクッキリ見えるそうです。

 

めっちゃ綺麗…だけどめっちゃ寒いです!

 

小高い丘の上なので、風がとにかく強いんですね。

 

三日連続で良い夕陽が見られました。

 

冬の摩周湖も良かった・・・

 

屈斜路湖 コタン温泉

旅の最後は屈斜路湖へ。

摩周湖や阿寒湖とかと比べると少し知名度が落ちる屈斜路湖ですが、冬場はここでしか見られない光景に出会うことが出来るんです。

 

湖畔に白鳥がいっぱい!越冬しにきてるみたい。

 

この子達、警戒心がほぼなくかなり近づけます。近づきすぎると皆サーっと引いていきますが笑

 

そして、なぜ他にもある北海道の湖の中でこの屈斜路湖だけ白鳥が来るのかというと、屈斜路湖畔は温泉が湧いていて暖かいのです。

 

湖畔もピンク色に染まってめっちゃ綺麗です。

 

それだけじゃありません。

ここには白鳥の目の前にある温泉に入ることが出来るんです!

野湯のような場所ですが、地元の方が整備してくださっているようで、とても綺麗でした。ただ混浴で、水着を着て入ることもできるのですが、地元の人は水着着ずに入る雰囲気だったので少し入りづらいかも。

 

とはいえ日も暮れ始めて人もほぼおらず、この写真中央の岩で一応男女分かれて入る形になっていたため、難易度は低いはずです。男女別更衣室も目の前にあるし、頑張って入った!

かけ流しの気持ちいい温泉に浸かりながら白鳥と夕焼けを眺める時間は心に残るものでした。。

サウナ付き客室の知床北こぶしも最高だったし…

道東の真冬の景色も最高だった!

めっちゃ良かったサウナ宿の記事をピックアップしてみた

2022年12月 宮崎「雲海の宿 千木」泊 高千穂で過ごす一泊二日の旅。神秘的な天岩戸神社に高千穂峡ボート、夜は神楽に朝は雲海!

こんにちは、しろいるかです
2022年12月、宮崎県へ一泊二日で弾丸ツアーをしてきました。これで都道府県制覇です!

旅の全行程

【一日目】
宮崎ブーゲンビリア空港~おぐら本店(チキン南蛮)~道の駅 青雲橋~高千穂神楽
宿泊:雲海の宿 千木

【二日目】
国見が丘の雲海~高千穂峡天岩戸神社青島神社

宮崎ブーゲンビリア空港

宮崎は縦長の県ですが、県庁所在地の宮崎市は県の真ん中やや下にあり、空港は宮崎市の間近にあります。

立派な空港。ステンドグラスが綺麗ですね。

 

宮崎市街とおぐら本店のチキン南蛮

空港周辺で車を借りて、宮崎市街へ。

中心地はとても賑やか。百貨店などもあるメインストリートっぽい通り。

 

裏手に周ると昔ながらのアーケード街もありました。

 

そんな新旧入り混じるエリアにある、ゴリゴリに昔からありそうな建物。

 

路地裏にあるのでここでいいの…?という感じがしますが、表側に周るとチキン南蛮の看板とレトロな赤と白のシェードがついた昔ながらの洋食屋さんが現れます。

これは間違いない見た目

これがかの有名なチキン南蛮の発祥、味のおぐら 本店です。(もう一店舗を発祥とする説もあり)

 

お昼過ぎに向かいましたが、それでも行列は絶えず、30分ほど待ちました。お店の中は2階部分もあり意外と広いです。

 

THEチキン南蛮って感じの風貌。下に乗ったナポリタンがまたいいですね!

 

こっちはハンバーグとのハーフ。チキン南蛮1個がヘビーなときにはこっちですね。

想像する通りのチキン南蛮の味が食べられてよかったです。

全国区の知名度になるのも納得の味

 

道の駅 青雲橋

さて、宮崎県には観光地が色々ありますが、今回目指したのは県北西部に位置する、神話の里・高千穂

宮崎市からは結構な距離があり、車で2時間ちょっとかかります。実は高千穂に行くのなら熊本空港からの方が近いことがあとでわかりました笑

日もだいぶ暮れてきたころに寄った、道の駅青雲橋

 

目の前に見えるは青雲橋。国道に架かる橋としては東洋一のアーチ橋だそうな。東洋一ってどこまでを指すんだろう…?

 

道の駅からすぐの場所に橋が綺麗に見える展望台があるので、そこまで行くのがオススメ。

 

しかしこの道の駅、個人的にすごかったのは橋ではなくこの、栗のソフトクリーム

 

びっくりするほど濃厚で美味しい。これまで観光地で色々なソフトクリームを食べてきましたが、文句なしで過去一番美味しい

栗だけにね

あまりに美味しかったことを店員さんに伝えたら、栗の甘露煮を作って、それをたっぷりソフトクリームに練り込んでいることを教えてくれました。

もったりとした食感、もはやこれはソフトクリームじゃなく栗そのものを食べてる感じです。時期限定のようですが、他の時期にも季節のソフトがあるそうなので、そっちも食べてみたい!

 

ちなみに同じくこの季節、金柑ソフトもありました。こっちもものすごく濃厚!ほぼ金柑を食べてる感じ。好みの問題ですが、こっちも同じぐらいのポテンシャルあります。

ソフトクリーム食べるためだけにまた行きたいレベル

こういう思いがけない発見があるから旅はやめられないね!

 

雲海の宿 千木

あまりにソフトクリームが美味しすぎて、感動しながら高千穂へ。

すっかり日も暮れましたがなんとか到着しました。

本日の宿は雲海の宿 千木です。

高千穂の市街地からは車で5分ほどの離れた高台に建つ宿です。リーズナブルでお部屋も綺麗、お料理も美味しいお宿と評判みたいです。

 

全7室の小さなお宿です。

 

アプローチの庭園が良い感じですね。

 

木のつくりが落ち着く感じの内装です。

全7室なので共用部はほとんどありません。基本的にはこのフロントぐらいかな?

 

お部屋は和室9畳。トイレもついているし必要十分ですね。

 

到着したのが夜だったので景色は楽しめなかったのですが、手前に小さな庭もあり良い感じの雰囲気。

 

お風呂はお部屋にないので、大浴場に行きます。

こちらも温泉ではない(高千穂には残念ながら温泉宿はない…)ですが、とても清潔で使いやすいお風呂でした。

 

雲海の宿 千木(夕食)

お待ちかねの夕食。ついたてで仕切られた広間のような場所でいただきます。お隣さんの声は聞こえちゃうけど、視線が遮られるのでゆっくり食べられます。

 

夕食はなかなか豪華!高千穂牛の陶板焼きを中心に、ニジマスのお刺身やヤマメの塩焼きも出てきます。

 

特徴的なのがこちらのお煮しめ高千穂地方で食べられる郷土料理だそうで、お祝い事などで振舞われるおめでたいお料理みたいです。

 

さらに古代米を使ったご飯もいただけ、郷土料理色が詰まった夕食でした。

満足したー

 

夜の高千穂神楽

高千穂地方では、毎年秋~冬の時期に、里の集落ごとに夜通し神楽を奉納するという、夜神楽が行われています。

この夜神楽は神話になぞらえたストーリー性のある舞で、観光客にも人気なのですが、あくまで開催されている時期は限られているのと、里の集落で行われるものなので、大人数に対応できるものでもない…。

そこで高千穂を訪れる観光客が気軽に楽しめるようにと、夜神楽のハイライトを切り取ったものが毎日高千穂神社で行われているのです。こちらは夜神楽と区別するためか、高千穂神楽と呼ばれるみたい。

夜の高千穂神社へ。宿からは車で5分ほどですぐ行けますし、お宿から送迎もしてくれるみたいです。

 

夜の高千穂神社はポツポツと灯篭が浮かび上がって幻想的な雰囲気でした。

 

まずは本殿にてお参りを済ませて

 

本殿の隣にある建物へ。

結構な人数が入れるのですが、それでも週末は大人気のため予約してないと入れなかったりします。入れずあぶれている人も見かけました…。

ネット予約できるので、高千穂を訪れる際は事前予約を忘れないようにしましょう!

 

高千穂神楽の公演時間は1時間ほど。演目が4つに分かれていて、言葉は一切ないのですが、最初に解説をしてくれるので何もわかってなくてもそれなりに理解ができます笑

高千穂に来たなら欠かせないイベントですね。

 

国見が丘の雲海

さて、翌朝…

朝6時前、まだ真っ暗の中、峠道を車で駆け上がってたどり着いたのは国見ケ丘

ここは雲海の名所で、秋から初冬にかけて神話の里を霧が覆い隠す、神秘的な光景を見ることができるのです。

宿の名前の通り、雲海の宿 千木はこの国見ケ丘に近いため、朝はやく起きて雲海を観に行くハードルも下がります。

 

が、まさかの雨…

 

少しずつ明るくなってきますが、雲海どころかすべてが真っ白です笑

 

いや、でもこれはこれで…幻想的な気がする!

 

映えブランコもあります。晴れた日だとみんな写真撮ってそう。

 

標高も結構あるんですね。

 

霧が樹々の間からすうっと上がってくる感じはなかなか素晴らしく、雨でもあきらめずに来てよかった!

 

雲海の宿 千木(朝食)

雲海を見た後は宿で朝ごはんです。ざるにおかずがたくさんあって賑やかな朝食でした。特にたまごを、炊き立てのごはんと一緒に食べる卵かけご飯が最高です。

 

羽釜で炊いたご飯がすすみます!

雲海の宿 千木(宿泊の感想)

高千穂には様々な種類の宿がありますが、小規模な温泉旅館っぽい宿を選ぶならここ一択じゃないでしょうか。

こじんまりとした建物、郷土料理が楽しめる夕食、温泉ではないですが清潔なお風呂と全体的に揃っている感じでした!

 

高千穂峡と貸しボート

さて、一泊二日の弾丸ツアーのため、朝食を食べたらすぐチェックアウトです笑

やってきたのは高千穂を代表する観光地、高千穂峡です。

高千穂峡にはいくつかの駐車場がありますが、朝早く来たからこそ、貸しボートに乗れる場所に最も近い第一御塩井駐車場に停めることができました。ここに停められないと、少し離れた駐車場に停めて歩くことになります。

とくに2023年3月現在、台風の影響で第二、第三駐車場を結ぶ遊歩道が封鎖されてしまっているため、なおさらボートに乗るなら第一駐車場に車を停めたいところです。(車道を通ってくることは可能です。)

 

こちらのボート、台数も限られているうえに非常に人気のため、当日券は受け付け順に整理券式になっており、遅くに行くとどんどん乗れる時間がずれ込んでいきます。お昼過ぎとかだと結構厳しそう。ネット予約もできるのですが、乗船予定日の二日前からキャンセル100%なので悩ましいところです。天候が怪しい場合は微妙かも。

予約なしでほぼ朝いち、天候は小雨でしたが、それでも乗るまで15分ほどかかりました。

 

ボートに乗るまでそのあたりをお散歩です。

 

橋の上から眺めた高千穂峡。ここをボートで通るんですね…!

 

遊歩道からはみごとな柱状節理が眺められる…はずなのですが、残念ながらいまは封鎖中。復興が待ち望まれますね。

 

紅葉がまだ少し残っていて良い感じ。

 

池にいるのは…まさかのチョウザメ!?

なんと、宮崎県は日本一のチョウザメの養殖県なんだそうです。はじめてみた…。

 

いよいよ順番が来たのでボート乗り場へ。ちょうど雨もやみました!

 

エメラルドブルーの水が綺麗ですね。

 

ここで簡単なボートの乗り方のレクチャーを受けて、救命胴衣を着てさぁ出発です!

 

ラフティングみたいにここを超えていくことはできません。

 

上流の方を見ると、目の前からこの絶景が広がります。

 

この滝を間近から眺められるのはすごい!

というか操縦を誤って滝に突っ込む人とかいそう…。見ている限り、みなそうならないようにかなり慎重に操縦してました笑

 

滝を超えて先まで行くこともできますが、帰りが大変なのでここらへんまでで。水深がものすごく深そうでちょっと怖いのですが、岩の陰にボートに乗った監視の人?がいるみたいで安心です。

 

この滝には圧倒されますね。

 

あまりに混雑しすぎて人数を絞るため、貸しボートのお値段がここ最近値上げされているようで、週末だと30分で5,000円と非常に高額なのでちょっと乗るのを躊躇しました。

が、この光景を見たら乗って良かったと思える満足度でした。

高千穂といえばここ!って感じだったし乗れてよかった

 

この貸しボート、週末だと30分で5,000円と非常に高額なのでちょっと乗るのを躊躇しました。が、ここに来たら乗らないのはもったいない!乗って満足でした。

 

天岩戸神社

高千穂が神話の里と呼ばれるのは、神話時代にまつわる場所が数多く残るため。そのひとつが天照大神が隠れたことで有名な、天岩戸(あまのいわと)です。

天岩戸神社は、その天岩戸をご神体とする神社。

 

立派な門を潜り抜けて本殿へ。

 

こちらは本殿なのですが、この裏に天岩戸を見られるお参り所があります。そこへは30分ごとに行われる神職さんの案内によってのみ行くことができます。

天岩戸は残念ながら撮影禁止ですが、目に焼き付けておきました!

 

もうひとつ、こちらの神社には神話にまつわる地として、天安河原(あまのやすかわら)があります。

こちらは、天岩戸に天照大神が隠れた際に八百万の神々が集まって相談会が開かれた場所だそうな。神社から歩いて10分ほどの場所にあるため、そこまで行けない方用に参拝所が用意されています。

 

私たちはもちろん行きます!神社の裏手に参拝道への入口があります。

 

舗装はされてますが階段などもある道を歩いて向かいました。

 

ぽっかりと開いた穴の中に、吸い込まれそうな鳥居が鎮座しています。

 

これが天安河原…。まわりにたくさん詰まれた石がなんだか神域であることをより意識させますね。

 

鳥居をくぐって中に入れます。中に入るとひやっとした空気が感じられて、外の眩しさが強調されます。ここはすごい…。神々を感じることができるパワースポットでした。

静けさもよかった

 

青島神社

さて、高千穂から2時間かけてようやく空港周辺に戻ってきました。

飛行機の時間までもう少しあるので、空港から15分ほどの距離にある青島神社へ。

こちらはとても観光地らしくなっていて、食べ歩きできそうなお店やお土産物屋さんが立ち並ぶ参道を抜けると、海にたどり着きます。

 

海に突き出た小島にあるのが青島神社です。

 

天気が悪いのが残念ですが、これ晴れてたらもっと気持ちよかっただろうな~。

 

周りを囲むのは鬼の洗濯板。ギザギザになった岩が見られます。

 

これは確かに洗濯板ですね!上を歩くこともできます。

 

赤い鳥居をくぐって、境内へ。

 

結構奥まで歩きます。

 

赤色が印象的な立派な本殿です。

 

さらにその奥、ジャングルのようなところを抜けると

 

奥宮のような場所です。まるで南の島のような風景のなかで赤色が映えますね!

空港からも近いので、気軽に立ち寄れる観光地でおすすめです。

 

宮崎県は色々見どころいっぱいの場所だった

ついに47都道府県制覇したぞー!

一足先に書いた、47都道府県を振り返る記事

2022年11月 栃木【3/3】「日光グランドホテル ほのかな宿樹林」泊 ライトアップ奥日光と湯ノ湖トレッキングでアクティブに日光満喫

こんにちは、しろいるかです
2022年11月、栃木県の山奥の温泉を満喫する三泊四日の旅をしてきました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
宇都宮駅~NAOZO~NASU SHOZO CAFE
宿泊:大丸温泉旅館

【二日目】
殺生石那須どうぶつ王国~湯の郷湯西川観光センター
宿泊:本家 伴久

【三日目】
湯西川温泉街散策~平家の里~湯西川ダム王林道~光徳牧場~中禅寺湖ライトアップ
宿泊:日光グランドホテル ほのかな宿 樹林

【四日目】
湯ノ湖トレッキング~宇都宮みんみん本店

この旅のこれまでの記事

王林道(林道奥鬼怒線)

前日泊まった湯西川温泉から奥日光まで行こうとすると鬼怒川温泉から日光へ、さらにいろは坂を通って行くことになり、紅葉シーズンはかなり混みあいます。

裏ルートとして、川俣温泉を抜けて山王林道を通ることでダイレクトに奥日光にたどり着くことができるため、今回そのルートを通りました。

鬼怒川に沿ってさかのぼりながら、途中ダム湖である川俣湖や、川俣温泉等を通る道ですが、道幅はかなり狭いところが多いです。離合が困難な箇所もあるため運転に自信がない場合は素直に鬼怒川温泉経由で行く方が良いかも

このルートは、奥鬼怒(手白澤温泉)に行く道でもありますね。

 

川俣温泉を抜けたところから王林に入るのですが、ここはさらに道が狭くなります。

幸いにも交通量はこの紅葉の時期でもほとんどなく、1時間近くかけて抜ける中ですれ違った車は数えるほどでした。なんなら猿にも遭遇しましたが、そっちの数の方が多いかもしれない笑。

峠の山頂付近に林道を切り開いた石碑が建ってます。

 

あたり一面山。ここを開通させるのは大変だっただろうな…と思いを馳せます。ついでに頑張ってくれたレンタカーも記念に撮っておきます!

大変な峠越えだった

 

光徳牧場

王林道を抜けると、奥日光の光徳牧場に繋がります。

人里についた安心感。

 

ここのアイスクリームは来るたび食べちゃうんですよね。寒い時期になってますが構わず今回もいただきました。濃厚で美味しい!

 

標高1420mって、かなり高所なんですよね!

 

日光グランドホテル ほのかな宿樹林

さて、旅行最終日は奥日光の日光湯元温泉で宿を取ります。

こちらの日光グランドホテル ほのかな宿樹林はたぶん、日光湯元温泉でほぼ最安値の宿。ハイシーズンの土曜日でもお安く泊まれました。

 

外観はちょっと古いですが、そんなに気になるほどでもありません。

 

ロビーは良い感じで、日光アストリアホテルにも似た雰囲気。広い窓の奥には宿の名前にも入っている通り、奥日光の樹林が見渡せます。

 

日光湯元温泉はなんといっても温泉がほんと良いんですよね。

全ての宿でかけ流し、硫黄の匂い、少し緑がかった白濁したお湯…。これでもかってほど温泉らしさがあって、一番好きなタイプの温泉ですね!

男女別に広い内湯、露天風呂もあって温泉を楽しむことができました。

 

男性側の内湯。緑色のお湯が最高ですね!

 

男性側の露天風呂。女性側も同じようなつくりですが、男性側は一部周りから見えてしまってますね笑

 

この露天風呂、ぬる湯で良かったです。

強いて言えば、ここはかけ流しではあるものの、浴槽の穴?から排水されるタイプの浴槽みたいで、できれば湯舟のフチからそのままオーバーフローするタイプのかけ流しだったら最高だったのに、と少し贅沢を言ってみます。

それでもだいたい求めているとおりの温泉でよかった

夜通し入れるのもいいね

 

夜ご飯はまぁ、お値段相応ではあります。少し上のプランだとちゃんとレストランっぽい場所になるようですが、今回は一番お安いお部屋なので、地下の宴会場です。

 

夜ご飯はこんな感じ。素泊まりプランもあったので、いっそ素泊まりでもいいかも。ただ日光湯元温泉は周囲に夜ご飯食べられる場所や夜空いてるコンビニもありません。

その場合は何か事前に用意するなり、中禅寺湖の方にある数少ない夜も開いているお店を予約するなりは必要かもですね。

 

朝も同じ宴会場でスタンダードな感じのご飯でした。

 

中禅寺湖ライトアップ

紅葉のハイシーズン期間、中禅寺立木観音と大使館別荘記念公園のライトアップが行われています。去年はスルーしてしまったので、今年は行ってみることに!

ハロウィン仕様のスワンボートたち。日も沈んできたのでお仕事あがりです。

 

男体山のシルエット、ほんと素敵です。中禅寺湖のシンボルですね!

 

こちらは中禅寺立木観音。ここがライトアップイベントの中心的な場所で、スポットを一通り巡るならここの歌ヶ浜第一駐車場に車を停めるのがベストです。

 

陽が落ちたあとのマジックアワーって良いですよね…

刻一刻と変わる空のグラデーションを見ながら、まずは大使館記念公園へ。

 

大使館記念公園の中にあるイギリス大使館がライトアップされてました。見学時間も延長されてるみたいで、19時頃まで中に入れるみたいです。日中はスコーンがいただけるティールームが人気ですが、この時間でもやってるのかな。

 

ド派手なイルミネーションではないですが、湖畔に静かにたたずむ感じの上品なライトアップですね。

 

ちょいちょい光のオブジェみたいなのがあったり。これはウサギかな?

 

もう少し進むと、今度はイタリア大使館です。こっちもライトアップされてました。

これは映えますね!

 

桟橋もライトアップ。なんだかおしゃれでした。

 

 

駐車場まで戻ってきて、男体山中禅寺湖の中心街を写真に収めて…

 

中善寺立木観音のライトアップも拝みます。

高台にある五大堂にはさすがに夜は登れませんが、荘厳なお堂が夜の闇に浮かび上がって綺麗でした。

ライトアップ期間中はちょっとだけですが、屋台なんかも出ていました!

 

こちらは中禅寺湖畔にある二荒山神社の大鳥居です。こっちもライトアップ!

 

紅葉真っ盛りだったので美しかったです。

 

決して規模は大きくないライトアップ奥日光ですが、もともと日中も素晴らしい景色が見られる紅葉の時期に、夜もこういったイベントをやってくれるのはお得感があって良いですね。

人もあまり多くなく、静かに見学できてよかったです。ただ11月上旬と言えど中禅寺湖周辺は標高が高く、風も吹きっ晒しでめっちゃ冷えるので防寒は忘れずに!

陽が沈んだら温泉でゆっくりするのもいいけど

こういう夜のイベント見に行くのも楽しいよね

 

湯ノ湖トレッキング

翌朝は、湯元温泉の湯ノ湖を一周するトレッキングをしました。

快晴です!

 

湯ノ湖はそれほど大きな湖ではないので、一周1時間ちょっとぐらい。お手軽トレッキングですね。

 

反時計回りで進んできます。前半は木道が渡されててめっちゃ歩きやすい。

 

遠くに男体山が見えます。男体山がきれいな円錐型に見えるのは中禅寺湖からだけなのが面白いですよね。

 

途中から山道っぽい感じにはなりますが、きれいに整備されていてスニーカーとかでも問題なく歩けます。

 

ちょうど湯元温泉街の反対側に来た。

 

ここから湯ノ湖の水が川となり、川は戦場ヶ原を通って中禅寺湖に流れ込みます。

 

すぐ湯滝という、大きな滝に出くわします。

 

滝というよりはウォータースライダーみたいな感じ。

 

滝つぼの目の前に展望台が設置されており、湯滝を堪能することができます。これは迫力ありますね。

 

展望台の前にはレストハウスがあって、色々誘惑がありました。

 

駐車場もあるので、歩きがしんどいけど湯滝を見たい場合はいきなりここに乗りつけることも可能なのが良いですね。

 

お団子と玉こんを食べながらしばし休憩です。

体に沁みる…

 

ちょっと歩き足りなかったのでもう少し、散策コースを歩いてみます。30分ほどの周遊コースで、小滝が見られるみたい。

 

これが小滝ですね。たしかに小さいかもしれない笑

 

気持ちいい道です。このまま進むと戦場ヶ原に続くみたいですね。今回はこの辺で引き返して湯元温泉に戻ります。

 

湯ノ湖は温泉が混じっているからか、少し緑っぽい気がする。

 

ちょっとだけ寄り道して、湯ノ湖に突き出た半島のような兎島を通りました。

 

湯元温泉のビジターセンターが対岸に見えました。目と鼻の先なんですが、半島なのでここからビジターセンターまでは意外と戻るの大変だった笑

湯ノ湖トレッキングは道もしっかり整備されていて歩きやすいし、何より景色が素晴らしいので湯元温泉に泊まって、翌朝晴れていたらお散歩がてら歩くのにピッタリですね。

 

宇都宮二荒山神社

旅の出発点の宇都宮に戻ってきました。

時間があったので宇都宮市街を少し散歩。二荒山神社は宇都宮にも立派な社殿を構えているんですね。

 

市街中心部にあり、地元の人たちに愛されているようなすてきな神社でした。

 

宇都宮みんみん 本店

宇都宮と言えばギョーザ!

一度食べてみたかった有名店、みんみんの本店にチャレンジです。

餃子通りという、餃子屋さんがいくつかある中にあります。目の前道路を挟んで大きな駐車場があるので車でも安心。整理券を貰って、後はひたすら待ちます…。夕方に行ったのですが、それでも1時間近く待った気がします。

 

メニューは3種類の餃子とライスのみというストロングスタイル。

 

全部頼んでみました!

 

焼き餃子が一番美味しかったです。皮パリパリ。

 

水餃子はモチモチで、箸休め的ポジション。

 

揚げ餃子は変化球的な感じでカリカリなのが良い。どれか1つだったら焼き餃子ですが、3種それぞれに役割があって、全部頼んで正解な感じです。

ちなみに二人だと餃子3種類はシェアしつつ、ライスはそれぞれ頼んでちょうどよい分量でした。やっぱり人気店なだけであって美味しいですね。並ぶのは大変だけど食べて良かった!

宇都宮、浜松に並んで、最近は宮崎が餃子の町として台頭してきてるらしい

 

宇都宮駅に戻ってきました。駅前に新しく出来た宇都宮テラスは夜もとても賑やか。

 

改札前のお土産物屋さんがたくさん並ぶ一角にあった、ジャージーモウモウというお店のミルクティラミスをお土産に買って帰って食べました。

 

楽しい栃木の旅だった

栃木県、めっちゃ行ってる気がする

日光はここ数年、欠かさず行ってた

2022年11月 栃木【2/3】「湯西川温泉 本家伴久」泊 宿の中に立派なかずら橋が!?平家の末裔が営む江戸初期からの老舗旅館の宿泊記

こんにちは、しろいるかです
2022年11月、栃木県の山奥の温泉を満喫する三泊四日の旅をしてきました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
宇都宮駅~NAOZO~NASU SHOZO CAFE
宿泊:大丸温泉旅館

【二日目】
殺生石那須どうぶつ王国湯の郷湯西川観光センター
宿泊:本家 伴久

【三日目】
湯西川温泉街散策~平家の里~湯西川ダム~山王林道~光徳牧場~中禅寺湖ライトアップ
宿泊:日光グランドホテル ほのかな宿 樹林

【四日目】
湯ノ湖トレッキング~宇都宮みんみん本店

初日の記事

湯の郷 道の駅湯西川観光センター

那須高原から、那須塩原を抜けて湯西川温泉へ。思ったほど遠くなく、1時間ちょっとで到着です。

こちらは湯西川温泉の玄関口、道の駅湯西川観光センター。道の駅といいつつ、実は本当の鉄道駅が併設されているんです。

鉄道駅はぱっと見の外観では存在がわからなかったんですが、なんとトンネルの中にホームがあるみたい。ギリギリの場所にあるんですね…。

 

公共交通機関の場合、ここから路線バスに乗り換える形になります。ここから温泉街へは20分ほどかかるので、湯西川温泉は平家が隠れ住むのも納得の山奥ですね。

 

湯西川温泉 本家伴久

湯西川温泉は、平家の落人が見つけた源泉からはじまり、江戸時代から続く歴史ある温泉街です。

今回泊まる本家伴久は平家の末裔の方が経営されてるらしい。

 

宿は温泉街のちょうど中心ほどに位置しており、木造の立派なつくり。横に非常に長くあって、写真だとおさめきれないぐらいです。紅葉が綺麗ですね!

外観でわかる良い宿感

 

本館の手前にゲートのような門もあって風情があります。こちらは夜の写真。

 

夜もライトアップはバッチリ。

 

中に入ると立派な松?杉?のオブジェと、提灯がお出迎え。これは雰囲気良いですね!

 

これは迎え太鼓だそうで、チェックインの時にドンドンたたいてくれます。

 

ロビーには囲炉裏もあります。二階まで吹き抜けになっていて、天井も高いですね。

 

こちらやお土産物屋さん。写真の左に薬膳七味唐辛子と書いてあるんですが、これが伴久特製の調合だそうで、山椒が効いた美味しい薬味です。

自宅で愛用してて、切れたらまた買いに行きたいなぁと思うぐらい。道の駅でも売ってました。

山椒好きなら絶対ハマる

 

こちらはラウンジ。夜の時間以外はコーヒー紅茶、ジュースにお煎餅などがフリーで置いてあってゆっくりできます。

 

二階の吹き抜け部分の天井にはめっちゃ平家アピールの提灯が笑

 

ライブラリーもあります。さすがというか、平家関連の書籍が豊富です。

客室数は26とそこまで多くはないいっぽうで、共用部分は広いのでゆっくり過ごせますね。本館以外にも別館があったようですが、今はやってなさそう?

 

部屋(本館一般客室 内風呂無)

客室露天がついてるお部屋がいくつもありますが、今回は一番安いお部屋。

客室への廊下も色々小物が置いてあって賑やか。

部屋は二階ですが、この二階にあがる階段が凄いねじまがったデザインで印象的でした。建物自体は50年ほど前のものみたいですが、100年前からあるようなつくりでワクワクしますね。

めっちゃ歩きづらいし、ギシギシいうけど

それがいいんだよね

 

お部屋も一般的な和室なんですが、随所に独特なデザイン。

 

写真だとわかりづらいですが天井もとても高いです。古民家みたいな感じでしょうか。この辺も平家っぽさを意識して作ってるのかな…?

 

お風呂

伴久のお風呂は貸切風呂が3つと、男女別の大浴場。客室数がそれほど多くないのと、客室露天があるお部屋も多いので、お風呂はそこまで混みあわずに済みます。

貸切風呂は有料でしたが、今回は使わず大浴場を楽しみました。

 

こちらは男女別の入れ替えなしですが、男性用の露天風呂(藤鞍の湯)が、湯西川温泉発祥の場所だそうな。

かつて平家の人が温泉を見つけ、そこに平家のシンボルである藤の木で作った鞍や金銀財宝を埋めたのち一時は忘れられましたが、現在の伴久の先祖の方がそれを発見し、そこから温泉として発展したんだとか。

藤鞍の湯は、その藤の鞍が見つかった場所に作られた露天風呂みたい。

 

湯西川温泉のお湯はほんのり硫黄が香る無色透明のお湯。お湯使いはたぶん循環併用のかけ流しっぽい。時間帯によって消毒がなされているのかな?夕食前に入ると若干塩素の臭いがしましたが、それ以降は翌朝含め全くしませんでした。気持ちのいいお湯です。

 

藤鞍の湯は解放感ありますね!

 

川に手が届くほどの場所に作られており、少し遊歩道とかからも見えてしまうので、確かにこれは男女交代には出来ないのかも…。

 

目の前を流れるのは温泉地名でもある湯西川。なかなかの清流です。

女性用の露天風呂からも望めますが、お魚がいっぱい泳いでいるのが見えました。

川面のお魚や紅葉を見ながらの湯浴みは最高

お湯はやや熱めな感じで、冬にピッタリかも

 

出典:本家伴久

【公式】湯西川温泉 本家伴久|平家伝承かずら橋と源泉・囲炉裏会席の宿。

 

ちなみに女性用の露天風呂はこんな感じ。藤鞍の湯ほどではないですが、こっちも川に近くて気持ちよく入れました。

 

夕食(平家隠れ館とかずら橋)

到着が結構夕方だったので、気づいたらすぐ日も落ちて夜ご飯でした。

ロビーから既に見えていたんですが、このお宿にはかずら橋があります。

かずら橋とは、平家の落人が追ってが来た時にすぐ橋を落として逃げられるように植物を編んで作られた橋です。有名なのは徳島の祖谷にあるかずら橋ですね。

こちらのかずら橋は祖谷のかずら橋職人に、同じ製法で作ってもらった本格的なものだそうです。

 

夕食を食べるのに、この橋を渡って対岸のお食事処に行くのですが、これはテンションあがる!

 

渡っていると少し揺れるのがまさにかずら橋です。

800年に渡る源平の遺恨を終わらせるため、1994年に源氏と平氏の和睦式が執り行われたそうなのですが、その舞台となったのがこの宿で、両氏の子孫が手を取り合ってこの橋を渡ったのだとか。

なんとも感慨深い話

 

夜はあたりがライトアップされてて幻想的でした。

 

さて、橋を渡り終えるとこれまた雰囲気のある食事処の入口。

 

意外にも自動ドア笑

 

少し暗い廊下を通って…

 

囲炉裏テーブルが並ぶ食事処に到着です。思ったより広かった。

 

御食事は囲炉裏を最大限活かしたメニューです。

 

先付と一緒に囲炉裏には食材がセットされています。鹿肉串は既に焼いるものを温めている形でしたが、他はまだ焼き途中で、リアルタイムで焼きあがるのを待ちながら他の料理を食べるのは気分が高まりました。

 

お造りは山の中なので鱒が中心。

 

炊き合わせ。この辺は席に着いてから一品ずつ持ってきてくれます。

 

面白いのがこの一升べら。山椒の効いた味噌と鴨肉?を混ぜたつくねのようなもので、これを囲炉裏の火に近づけて炙って食べます。生なのでじっくり焼いて。

 

焼き上がりはまさにつくねみたいな感じ。これ1枚でお酒が一升飲めるほどの味わいからついた料理名だそうで、これはお酒にもご飯にも合いますね!

 

囲炉裏で焼くのが楽しすぎていくつかの料理を撮り忘れてしまうぐらい笑

 

エンターテイメント性が強くて、建物の雰囲気と相まってとても楽しいお食事でした。

囲炉裏で焼くのは楽しいし美味しいね

竹筒に入った熱燗も頼めて、これも囲炉裏で温められるんだよね

 

早朝の温泉街散歩とモーニング・グローリー

早朝、少し宿の周りをお散歩しようと外に出たらなんと…!

 

これ、モーニンググローリーでは!?

レアな気象現象です。

モーニング・グローリー (気象現象) - Wikipedia

 

伴久の裏手の橋。確かに露天風呂(藤鞍の湯)がめっちゃ見えてる笑

 

こんなクッキリと雲の線が出来るんですね。早起きは三文の得でした!

 

宿に戻ってきて、ラウンジで少しゆっくり。

 

朝日が昇る方向に窓があるので光が差し込みますね。

 

朝ごはんはこっちでは食べないけど、かずら橋をもう一度渡ってみる。

 

この橋も祖谷のもののように架け替えたりするのかな。

 

明るい時間帯も良いですね。

 

モーニンググローリーはもうすっかり消えていました。

 

朝食

朝食会場はたぶん良いお部屋だと良い感じの場所(碧流亭?)に案内されるのでしょうけど、一番安いお部屋なのでちょっと狭い場所で、夜の場所が素敵だったので少し落ち着かない感じでした。

朝は雰囲気にはあまり期待せずに食べに行くとよいかも。

 

ご飯はお膳形式。見た目賑やかでした。

 

湯波のお味噌汁もついてきます。

 

宿泊の感想

客室数はそれほど多くなく、木造のお宿なので秘湯系とか、おこもり系かと思いきや意外にもファミリー系にも合うお宿な気がします。かずら橋を渡ったり囲炉裏でいただくエンターテイメント性あふれる夕食や、館内全体で感じられる平家っぽさ?みたいなのが楽しかったです。

湯西川温泉に行くなら間違いないお宿ですね。あと薬膳七味唐辛子は美味しいので泊まらなくてもお土産にもオススメです!

 

湯西川温泉散策

湯西川温泉は山間の小さな集落なので、温泉街散策、というほどではないですが、大通りに面して何件かのお土産物屋さんや飲食店と…

 

湯西川沿いの遊歩道に古いお店があります。こちらは今はやっていなさそうだけど。

 

こちらのお豆腐屋さん(会津)はやってました。

 

作り立ての豆腐での湯豆腐がいただけるみたいですが、朝ごはん食べた後だったので、お土産にこの深山チーズを買いました。豆腐の燻製のような感じで美味しかったです。

 

平家の里

湯西川温泉の観光スポットといえばここ。平家の里です。

湯西川の集落の人たちに協力を仰いで様々な収集品を集め、復元した古民家に当時の生活を再現した施設です。

 

敷地内には何軒かの茅葺き屋根の古民家が復元されており、とても雰囲気があります。白川郷の集落とかに似てる?

白川郷に行ったときの記録

 

施設内は意外に広いです。

 

内部の展示よりもこの雰囲気の中お散歩する方がメインかも。

 

内部はこんな感じ。

全体をゆっくり見て1時間ぐらいかな。湯西川温泉に来たらとりあえず行っておきたいスポットです。

 

湯西川水の郷~湯西川ダム

温泉街からは車で10分ほど離れた場所ですが、道の駅的ポジションの施設、水の郷というものがありました。こちらも行ってみます。

これは確かにあふれる道の駅感。

 

吊り橋もあります。

 

山肌が真っ赤に染まってる。

 

ふと見ると、これは水陸両用バス…?湯西川ダムを運行してるそうです。

乗って見たかったけど風が強くてこれは今の装備ではムリそうだと断念。でもせっかくなのでダムまで行ってみます。

 

湯西川ダムです。目の前に迫る山の紅葉に圧倒されます。

 

この紅葉はすごい…

立山室堂の紅葉も凄い良かった!

 

紅葉の中に映える青い川です。

 

水陸両用バスいないかなぁとダム湖の方を見渡してみると…

 

いたー!

頑張って泳いでました。いつか乗ってみたいな。

 

湯西川温泉は冬は雪深い地、厳冬期にはかまくら祭りが開かれていて、こっちにも一度行ってみたいなぁ。2023年は2月26日(日)までみたいです。

出典:とちぎ旅ネット

湯西川温泉かまくら祭 | とちぎ旅ネット〜栃木の観光旅行情報サイト

 

楽しい湯西川の旅だった

次は奥日光に向かうよ!

平家の隠れ里と言えば徳島県の祖谷。とても山深い地でした。

2022年11月 栃木【1/3】「奥那須温泉 大丸温泉旅館」泊 湯浴み着で入る混浴露天はまるで温泉の川!食事も美味しくて清潔な秘湯宿。

こんにちは、しろいるかです
2022年11月、栃木県の山奥の温泉を満喫する三泊四日の旅をしてきました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
宇都宮駅~NAOZO~NASU SHOZO CAFE
宿泊:大丸温泉旅館

【二日目】
殺生石那須どうぶつ王国~湯の郷湯西川観光センター
宿泊:本家 伴久

【三日目】
湯西川温泉街散策~平家の里~湯西川ダム~山王林道~光徳牧場~中禅寺湖ライトアップ
宿泊:日光グランドホテル ほのかな宿 樹林

【四日目】
湯ノ湖トレッキング~宇都宮みんみん本店

NAOZO(ナオゾー)

まずは宇都宮駅でレンタカーを借りて、那須方面へ。1時間ほど車を走らせると自然豊かな那須っぽい風景になってきます。

那須にはパン屋さんがたくさんありますが、以前行って驚くほど美味しかったのでここでお昼ご飯を買おうと決めていたお店です。

道路沿いですが、木々に囲まれた良い感じの雰囲気のお店。

 

石窯で焼くパンが大人気で、焼きあがるそばからすぐに売り切れてしまうので品揃えはあまり良くなく、お昼以降だともうほとんどパンは残っていないかも…。

写真は12時過ぎですが、数種類しかパンはありませんでした。山型パンやバゲット、くるみレーズンパンなどの大きめのパンは予約ができるので、確実に食べたいなら予約必須ですね。公式ホームページもないので、電話予約です!

 

このアップルバターケーキもなかなか美味しい…パン以外もレベル高いです。

 

焼き立てだったので、思わずお店の前でほおばってしまった。

二度目でしたが期待を裏切らずやっぱりめっちゃ美味しい!ここのパンが個人的には一番かもしれない。

はじめて食べた時の記事(ほぼ会津の温泉旅館、向瀧の記事ですが笑)

二度目って期待値が高くなる分ハードルあがるけど…

ここは期待通り、それ以上で美味しくて幸せ

SHOZO CAFE

那須にはおしゃれカフェもたくさんありますが、その中でも気になっていたのはこちらのお店。

那須のカフェブームを牽引とか、カフェ好きの聖地だとか、なんか惹かれるワードで紹介されがちです。

これは期待できる見た目…!

 

こちらもNAOZOと同じく道路沿いですが、森に囲まれた雰囲気ある一軒家。こういう感じのカフェいいですよね。

 

このテラス席が雰囲気抜群に良いんですが、ちょうど空いておらず、中の席に案内されました。

 

オシャレゾウ。まさかショウゾウカフェだから…?

 

スコーンが美味しいそうなので、スコーンとケーキ1つついたセットをいただきました。

雰囲気の良いカフェで、コーヒーもスコーンもなかなかでしたが、ちょっと前評判からハードルを上げすぎたかもしれない…。

期待値が高すぎただけで普通に良いお店

カフェ好きにはハマる店だと思う

那須でカフェ行くならオススメです!

大丸温泉旅館

さて、お腹もいっぱいになって那須の雰囲気を堪能したところで、まずは初日の宿へ。

那須湯元温泉街を超え、さらにぐんぐん山を登っていって山の中にある旅館です。

手前の無料駐車場に車を停めます。駐車場の目の前には旅館ニューおおたかというお宿がありました。

 

こうやって見るとかなり山の上まで登ってきてますね!

 

駐車場から奥の道に進むとすぐ見えてくる大きめの旅館が大丸温泉旅館です。

秘湯を守る会所属のお宿ですが、立地的にも那須ロープウェイの近くだし、建物的にも大き目のハコに見えるので、それほど秘湯感は感じないかもしれない。

 

木造の歴史ある佇まい…みたいなのとはちょっと違う感じではありますが

 

ずっとだいまる だと思っていたけど、おおまる みたい。

 

小さな橋を渡ったところに入口があり、ワクワクさせるつくりです。

 

中に入ると、全面的に改装されていて、とっても素敵な雰囲気。

 

ロビーの広い窓からは那須市街を見渡すことができ、天気が良ければ朝方に雲海も見られるみたい。

 

お部屋(本館客室10畳+5畳)

お部屋はロビーの真上、本館2階のあさひというお部屋。ホームページ上では、本館客室10畳+5畳と紹介されてます。

外観からは客室数が多そうに見えましたが、実は10室ちょっとしかない小規模な旅館です。

本館はなんと3室だけ。とても静かに過ごせます。

 

お部屋も10畳+5畳といいつつかなりゆったりとした広縁がついていて、名前よりも広く感じました。ここの窓からはロビー以上に良い景色が見られて、宿の方曰くもっとも景色のいい部屋だそうです!

良い部屋だった

 

お布団は最初から敷いてありました。最近はこの形式が当たり前になりつつありますね。この方が楽だし好き。

 

お風呂へ

さて、早速お風呂へ向かいます。お風呂は別館にあるため、連絡通路を通って移動します。

別館、本館のつくりはほぼ同じで、連絡通路の間にもお土産物屋さんと

 

飲泉所がありました。ちょっとぬるめのお湯って感じで癖になるお湯です。お食事間に飲むとよいらしい。

 

御食事処もお風呂も別館にあるので、別館の客室の方が便利ではありますね。

 

貸切風呂(奥の湯)

まずは貸切風呂の紹介から。

女湯の手前にあり、空いていればいつでも入れます。

 

見た目は普通の内湯って感じですが、たっぷりお湯がかけ流されていてすごく新鮮で気持ちいいです。

また、後述する露天風呂とかとは源泉が違うのか、こちらはほんのり硫黄の香りがするのが嬉しい。露天風呂の陰に隠れがちですが、なかなかいぶし銀的な魅力をもったお風呂でした。

硫黄の匂いすると嬉しくなっちゃう

 

ちなみに、ここから混浴露天風呂が見えるんですね。

 

混浴露天と女性専用露天

さて、ここからは混浴露天の紹介です。

出典:大丸温泉旅館公式サイト

ちょっとわかりにくいのでホームページから全体図を拝借します。

上流からあざみの湯、あじさいの湯、白樺の湯が混浴露天エリアですね。さらに女性専用露天として、山ゆりの湯と、石楠花の湯があります。

あざみの湯と山ゆりの湯は冬季閉鎖なので注意です。

 

こちらは女性専用露天の石楠花の湯。清潔感ある露天です。

 

こっちも女性専用露天の山ゆりの湯。石楠花の湯と比べると少し自然に近い感じです。実は混浴露天に繋がる温泉の川の最上段に位置しているんですね。

 

こんな風に混浴露天がメインと思わせておいて、実は女性露天が充実してるパターンは鶴の湯にそっくりな気がする。

秋田の乳頭温泉郷の秘湯、鶴の湯温泉に泊まった時の記事

 

ここからは混浴露天。混浴露天は男女ともに湯浴み着の着用必須なため安心です。

こちらが温泉川の最下段の白樺の湯。最下段といいつつ、ここめがけて源泉が結構投入されていて、温度が一番高いです。

 

客室に囲まれていて、実は解放感はあまりないのですが、広いですね!

 

中段のあじさいの湯。一番狭いですが、個人的にはここが一番好き。温度もやや温めで好みなのですが、なにより良いのは…

 

この自然の川のようなお湯の流れ。とくにこの写真の岩場の部分は水流が感じられて、入っていて気持ちいいんです!

実際に自然の川をせき止めて段々畑のようにして温泉を作っているので、川っぽいのは当たり前なんですが、底も自然の川と同じように人工的な砂利ではなく砂だったりして、なかなかにワイルド。ここ以外ではできない体験で楽しかったです。

ちなみにさらに上のあざみの湯へは、ここをザブザブ横切って、奥の階段を登っていくことになるので、なんだか沢のぼりをしている気分でこれまたワイルドですね笑

 

男性内湯

男性にとって湯浴み着なしで入れるエリアはここだけなので、温泉はやっぱり裸で入りたい!って男性の方には少々向かない宿かもしれません…。

湯浴み着を気にしなければ、混浴露天自体はとても気持ちいいし、楽しいので満足できると思います!

流れがあるのが楽しかった

一度は行ってみるべき名湯だね

 

夕食

こちらの宿、秘湯を守る会所属の通り、さすがの温泉でしたが、ご飯もとても美味しいです。

おまけに食事処もすべて半個室でゆったり食べられます。

ラインナップがなんだか秘湯宿っぽくない感じ。一品ずつ持ってきてくれます。

 

先付からとってもおしゃれ。そのままでも美味しいですし、お酒にも合う品が揃えられています。

 

お刺身も山の宿ですが新鮮で美味しかった。

 

紅葉が秋らしい、秋鮭西京焼き。お皿も洗練されてていい感じ。

 

天ぷらも揚げたて。

 

温泉を使ったしゃぶしゃぶです。これも美味しかった。

 

だいぶしゃぶしゃぶした後に、写真を撮ってないことに気づいてしまった結果…。

 

最後はごはんセット。デザートは撮り忘れた。

洗練された感じの旅館料理だった

個室なのも嬉しいところ

 

夜の露天

ワイルドな露天ですが、夜通し入ることができます。

 

明りもしっかりついているので安心です。

 

ほぼ満室だったはずですがかなりの時間で独占か、もう一人ぐらいしか人いませんでした。

みんないつお風呂入ってるんだろう…

 

明け方

雲海を期待して頑張って早起きしてみる。

残念、雲海は見られず…。

次泊まるときに見られたらいいな。

 

早朝の真っ暗なロビーの雰囲気がなんか素敵でした。

 

朝食

夜ごはん美味しかったので朝も期待が高まります。

 

期待してた通りの美味しい朝食でした。

 

このお味噌汁が具沢山で美味しかった。鳥つみれも入っていてボリュームもたっぷりです。

宿泊の感想

混浴露天風呂はもちろん大満足でしたが、美味しいごはんもいただけて、お部屋や共用部もとても綺麗で過ごしやすい宿でした。

秘湯を守る会は尖った宿が多い中、大丸温泉旅館は食事もお部屋も高レベルな宿で、奥飛騨温泉郷の槍見館を思い出しました。お風呂の方向性は違うけど…

槍見館に泊まった時の記事

殺生石

チェックアウトして、ふもとの那須湯元温泉の近くにある殺生石を見学。

駐車場に車を停めると、硫黄の香り漂う白い川が目の前に!

 

その上流にあるのが殺生石ですが、あたり一帯は硫黄で真っ白、地獄谷の様相です。

 

伝説の化け物、九尾は退治された後に石に姿を変え、死してなお毒を放ち続けたと言われており、のちに石は砕かれて飛散したものの、その石の本体は今もここ那須に残っており、それがこの殺生石なんですね。

 

って、割れてるーー!?

なんと、2022年3月に石が自然と割れてしまったそうです。

これ、中に封印されてる何かが出て来るやつだ…

 

周りは散策路になっていて、一周15分ぐらいでかるくお散歩できます。

 

立派な神社もあって、旅の安全をお参りします。

 

那須湯元温泉周辺は標高が高いので、11月になるともう紅葉はほぼ終わりなんですよね…。

 

境内の入口付近だけ、辛うじてまだ残ってました!

 

那須湯元温泉の外湯、鹿の湯温泉も殺生石の近くにあります。

 

昔ながらの湯治場の雰囲気のなか、濃厚な硫黄泉が楽しめるそうですが、すでに温泉三昧なのと次の宿も温泉のため、またいつか那須湯元温泉に泊まった時に入りに来ようと誓って、今回はスルーです。

 

那須どうぶつ王国

地味に行ったことのなかった那須どうぶつ王国へ。

ここ、一般的な動物園と違って大型の動物はそれほどいないんですが、動物たちの展示がとても近くて楽しめました。どうぶつ好きだったらきっと満足するはずです。

モフモフかわいいプレーリードッグ

 

なんかちょっと怖い… 黒くてなまけてるやつ

 

園の目玉、マヌルネコ

 

生まれたての赤ちゃんカピバラ

 

モコモコのライチョウ

 

目力強すぎのハシビロコウ

 

めんどくさそうに写真に応じてくれてるジャガー

 

楽しい那須の旅だった

次は平家の隠れ里、湯西川温泉に向かうぞ!

動物といえば和歌山のアドベンチャーワールドだよね!