しろいるか旅行記

しろいるか旅行記

旅行が好き だいたい週末更新

2023年2月 青森「酸ヶ湯温泉旅館」泊 どこかにビューーン!で新青森へ。アートに観光、グルメに温泉大満喫の一泊二日モデルコース

こんにちは、しろいるかです
2023年2月、どこかにビューーン!を使って新青森へ行きました。

旅の全行程

【一日目】
東京駅〜新青森駅
宿泊:ホテルJALシティ青森

【二日目】
アウガ新鮮市場(丸青食堂)~ウィーン菓子シュトラウス~物産館アスパム~八甲田丸~ワ・ラッセ~A-FACTORY
宿泊:酸ヶ湯温泉旅館

【三日目】
三内丸山遺跡青森県立美術館

どこかにビューーン!

このサービスは6000JREポイントと引き換えに事前に提示された4つの駅の中からランダムでどれかの駅の往復新幹線チケットが手に入るというもの。JALが実施しているどこかにマイルの新幹線版ですね。4つの駅は何度も抽選できるので、完全ランダムではなく厳選した4つの駅から選ぶというところが良いですね。

2022年にサービス開始されたばかりなのですが、通常の使用においては6000JREポイント=6000円分の価値でしかないので、場所は選べないとはいえ、うまくいけば6000円で通常片道でも一万円以上するような駅へ往復できるかもしれない!

JR東日本管轄の新幹線駅に限るため、北海道新幹線北陸新幹線の一部(上越妙高以降)や東海道新幹線などが対象外なのは残念ですが仕方ないですね。

今回は温泉やスキー場のある駅だといいなぁと思い何度か候補を選び直したうえで抽選しましたが、最終的に新青森が選ばれました。これは選択候補の駅の中では最も遠い駅のため、運賃的には最もオトクな駅ですね。

駅こそ選べないけど時間帯とかは細かく指定できるし…

大宮や高崎、宇都宮は対象外だし、これ一泊二日の旅行にピッタリ

新青森駅

今回は翌朝ゆっくりするために、前日の夜に終電で東京駅を出発し新青森駅へ行ってます。旅行支援があると前泊が捗る…。

 

新青森駅ですが、なんと東京から200分ほどかかります。さすがにここまでの時間電車に乗るのは結構つらかった。さすが本州最北端の県。

新青森駅についたら土偶のねぶたがお出迎えしてくれました。土偶といえばやっぱりこの遮光器土偶ですよね!

青森県三内丸山遺跡を中心に縄文時代の遺跡が数多く見つかっており、世界遺産にもなっているんです。

 

新青森駅からは在来線に乗り換え、青森駅へ。さすが雪国。かなり雪降ってます。

 

青森駅についたら、予約していたビジホへ。すでに時刻は24時近いですが、駅前には居酒屋などもあるので現地で一杯飲んでから、とかもできそうです。

 

ホテルJALシティ青森

今回泊まるのはホテルJALシティ青森です。お手頃価格かつお部屋も広そうだったので。駅からは徒歩10分近く歩きますが、大部分を屋根のある商店街を通って来ることができるため雪や雨の日でも安心。

 

普通のツインルームですが、ビジホらしからぬ広さで快適でした。

 

アウガ新鮮市場へ

翌朝もお天気は回復せずですが、せっかくなので朝ごはんを食べに行きます!

 

宿の道路の突き当りにそびえるこのピラミッドのような建物。これはアスパムという施設。吹雪の中だとシルエットが映えますね。

 

アウガ新鮮市場の中にあるお店へ。

なんとこの市場、市役所の入った建物の地下にあるという珍しい立地です。

 

階段を降りると狭い路地の両側に店が並ぶいかにも市場って感じのつくりの空間。

 

レトロな雰囲気を残していて、なんとも魅力的でした。

観光客もチラホラいるんだけど、全体的にすごいのんびりした感じ。

 

丸青食堂

市場の中にはいくつかの飲食店がありますが、どこも早朝からやっています。今回はこちらの 丸青食堂へ。

 

カウンター席だけでなく、通りをはさんでテーブル席もあり思ったより広いです。

 

頼んだのは青森の名物が詰まった海鮮丼。

漁獲高が全国二位というホタテ津軽海峡のマグロやイカ、さらに海峡で養殖されるサーモン、それらが詰まった逸品です。

どれも良いネタで美味しかったんですが、特に歯ごたえが感じられるほど新鮮なホタテと、筋がまったくないマグロは最高でした。

これは美味しい

 

もうひとつはこちらのホタテの貝殻に盛り付けられた、ホタテの貝焼き。青森の郷土料理だそうで、ホタテの切り身がゴロゴロ入った卵とじになっていて、優しいお味でした。

 

大満足の朝ごはんを終えて、吹雪の中商店街をお散歩。

 

ウィーン菓子シュトラウス

こちらは、オーストリアの菓子職人の称号を持ったパティシエがつくるケーキが評判のお店。

新青森駅にも出店している青森県を代表する洋菓子店ですね。

 

内装もとても凝っていて、二階はカフェになっているみたい。今回はケーキをテイクアウトし、夜の温泉宿のデザートにすることにしました!

 

もとはこちらの和菓子屋さん(甘精堂本店)の洋菓子部門としてスタートしたそうで、甘精堂本店の看板商品である、伝統的な昆布羊羹も購入しました。

 

青森県観光物産館アスパム

僅かな晴れ間が!

先ほど歩いていた時に見かけた、三角のシルエットが特徴的なアスバムにも行ってみました。

 

中はたぶん県内最大規模のお土産物屋さんがたくさん。青森駅でも見かけない品もたくさんあり、お土産を買うならここですね。

アップルパイのお店もあったのでいただくことに。

 

青森といえばりんご!

素朴な味で美味しかった。

 

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青森市周辺の観光地として有名なのが、こちらの八甲田丸

青函連絡船として活躍していた船舶の中を見学できる施設です。

 

青森駅から直接連絡通路が繋がっているんです。青森駅周辺に観光地がまとまっているのはいい感じ。

 

当時の姿がほぼそのまま残されながら港に係留されています。

 

このイルカ、なんかゆるいデザインでかわいい…癒やされます。

ゆるいるか

グッズあったら買ってた…

 

内部は多少改造されていて、三階部分にあたるエリアは、昭和初期の青森を再現したジオラマがかざられるエリアになっています。

 

実際に当時使われていたものなどを使ったりして作っているそう。

空気感が感じられますね…

 

この昆布羊羹!1

さっきの和菓子屋さんに売ってたやつです。

 

四階は操舵室などがそのまま残されています。計器類などの操作盤やスイッチをいじったりできてとても楽しいです。

 

一階のエリアは電車が展示されてます。

なぜ電車なのかというと、なんと青函連絡船は本州から北海道へ客車ごと運んでいたんですね。青函トンネルができるまで、いかに重要な交通手段であったかがわかります。

 

電車好きも楽しめそうな感じ。国鉄時代の車両が飾られていました。

 

この機械的で無機質な感じが良い!

 

客車の中をちょっとのぞいたり。

 

さらにその先にはエンジンルーム。わけわからんレベルで複雑な機械が張り巡らされてます。

 

最後は監視室のような場所。

このメモリアルシップはとても楽しかったです。青函連絡船の北海道側の港、函館にも同様の施設があるんですね。

 

ねぶたの家 ワ・ラッセ

お次は連絡船から徒歩でも行ける場所にある、ねぶた記念館ワ・ラッセ

こじあけられたみたいにぐにゃっと曲がった入り口が面白いですね。

 

中はレストランとお土産物屋さん、そして・・・

 

こちらのねぶたミュージアムがあります。

 

青森県といえばねぶた祭

迫力あるねぶたが見られるのはお祭りの時期だけ…とならないように、なんとこちらのミュージアムでは前年のねぶた祭りで賞を取ったねぶたが展示してあります。

 

とても広い空間に浮かび上がるダイナミックな構図のねぶたたち。

 

近くでみるとわかるんですが、強調する場所がすごい強調されていて、それでいて全体としては調和が取れているような、奇跡のバランス感です。

 

何台もあるので、お気に入りのねぶたも見つかるはず。

 

どれもテーマがあるんですが、神話やおとぎ話がモチーフのものが多いかな?

 

今にも刀で妖怪たちをなぎ払おうとしているのは坂上田村麻呂だそうです。これかっこいい!

 

槍を突き出したこのポーズ、躍動感がすごい。

うっかりスルーしそうになっていたんですが、来てよかった!

ねぶた祭りの時期にも来てみたいな

 

A-FACTORY

青森駅前観光地でもう一つ。こちらはA-FACTORYという建物。奥の立派な橋は青森ベイブリッジです!

昔の倉庫を改装して作った商業施設で、シードル(りんごのお酒)の醸造もあります。

 

中は元倉庫らしく天井が高く開放的なつくり。

 

二階部分はレストランになっていて、おしゃれな雰囲気。

今回の旅で訪れた場所で、ここが最も今どきな感じでした。

 

中にあるジェラート屋さんでは、なんとりんごの品種ごとのジェラートがありました。甘さや酸味がそれぞれ違うんですね。

 

りんごソースを使ったアフォガートと、りんごのジェラートダブル。品種がどれがどれだったかうろ覚えですが、王林あかねだったかな?

どれも色もほんのり違うし、味もちゃんと差があるのが面白かったです。りんごだけでも全然飽きない!

 

酸ヶ湯温泉旅館

さて、青森市の観光を満喫したあとは、駅から車で1時間弱の距離にある、青森県を代表する温泉といえそうな、酸ヶ湯温泉へ。

酸ヶ湯温泉旅館は八甲田山の山の中にある温泉旅館で、近くに何件か旅館やホテルなどはあるものの、山の中の一軒宿のような感じです。

八甲田山は豪雪地で知られており、市街はほとんど雪がなかったのに、旅館周辺は埋もれそうなぐらい雪がありました。

 

入り口の感じからこじんまりとした秘湯の宿っぽい雰囲気なのかなと思ったら、意外にも施設は大きめで、フロントもスキー客や日帰り客でざわざわ賑わっていました。

 

近くにコンビニや商店などはありませんが、こちらの売店でおやつとかは買えそうです。

 

ミニねぶたと太鼓がお出迎え。

 

酸ヶ湯温泉の客室数は非常に多く、全部で100を超えます。客室のバリエーションは様々で、湯治を目的とした湯治棟や・・・

 

一般的な旅館的な客室を備えた旅館棟の二種類に分かれます。棟の数が非常に多くて、覚えづらいかも。

 

酸ヶ湯温泉のお風呂は混浴のヒバ千人風呂が名物。

ヒバづくりの広い湯屋は薄暗く、湯けむりが充満しているため全体を見渡すことができないのですが、その中に青白いお湯をたたえた広い浴槽がいくつかあり、それはそれは風情がありました。この雰囲気は法師温泉などともまた違う、酸ヶ湯温泉ならではのものですね。

敢えて言うなら万座温泉の日新館のお風呂が似ていたかも。

名前を挙げた温泉の宿泊記

 

出典:酸ヶ湯温泉旅館ホームページ

写真だとしっかり見渡せてますが、実際はもっと薄暗く、同じ浴槽内の端から端まですら湯気でよく見えないレベルです。

 

ちなみに男女混浴なのですが、入り口が完全に分かれていますし、上述の通り薄暗くて湯気が充満しているので視界も悪いです。お湯もさらに男女のエリアを分ける線が引かれており、そこから先は男女ともに立ち入れないという万全さ。混浴難易度は一番低いかも。

さらに女性専用時間も夜と朝に用意されているので、女性も十分楽しめると思います。

足元湧出の浴槽があるのも特長のひとつ

源泉も微妙に違う感じだった

 

混浴の千人風呂の他には、男女別の少浴場があります。

 

出典:酸ヶ湯温泉旅館ホームページ

こちらは男性の方は数人が入れる浴槽、女性はもうちょっと広めの浴槽が用意されてます。写真は女性のほう。

また、洗い場もここしかないので、体をしっかり洗うならここに入る必要があります。

 

酸ヶ湯温泉のお湯はその名の通り、酸性度が非常に高いお湯なのですが、意外にもまろやかで、それなりに長湯しても肌がピリピリすることもありませんでした。

日本一の酸性度のお湯をもつ玉川温泉がガチすぎたのでピリピリしないかちょっと警戒していたんですよね…

秋田の玉川温泉で天然岩盤浴

 

さて、今回泊まる客室は旅館棟の中でもリニューアルされて最も新しいこちら。

 

洋室のような設えになっていて、ツインベッドルームです。

 

洋風なテーブルランプが可愛い。

 

窓の外からは温泉の川と、周りを埋め尽くす雪、雪、雪…!

しんしんと降り続いていました。

 

ご飯に関しては、個室利用可能なプランもごく一部あるようなのですが、残念ながら大広間での会場食。

先程のお部屋の客室プランはグレードアップしたお膳しか選べないのですが、会場食だったらあまり落ち着いて食べられないので、普通のお膳でも良かったのだけどな…

 

ご飯自体はバリエーション豊かで品数も多かったです。

 

分量もなかなか。お腹空かせてないと完食がくるしいレベルでした笑

 

といいつつ、お部屋に戻ってシュトラウスで買ったケーキをデザートに。ザッハトルテは評判以上の美味しさです。グラサージュもジャリジャリで触感が良く、甘くない別添のクリームが用意されてるのも本格的でした!

旅館宿のデザートってひかえめなところが多いので、甘いのが追加で欲しくなっちゃったりしますね。

 

翌朝起きたら

一晩でつららがこんなに!?

 

朝ごはんは食堂みたいな場所でバイキング。

 

郷土料理っぽいのがもう少しあれば嬉しかったかな。ビジホ的なバイキングメニューです。

 

宿泊の感想

名前だけは聞いたことがあった酸ヶ湯温泉意外にも青森駅から近く、アクセスはかなり良いです。

千人風呂も予想通りの風情で、これはここでしか味わえない雰囲気でした。

一方でお値段を考えると会場食、朝は少し寂しめのバイキングなのはちょっと残念かも…。

ご飯にはあまり期待せず、温泉を目的に行けばきっと満足できそうです。あるいは湯治棟に泊まってみても良いのかも!

 

乗ってきた車が一晩で雪に埋もれてる…

雪おろしが大変でした。

 

ほんとは八甲田ロープウェイに乗って、スキーやスノーモンスターを楽しもうと思っていたんだけど、吹雪だったので断念。今日はおとなしくしとこう。

 

三内丸山遺跡

かわりに訪れたのは世界遺産三内丸山遺跡

こちらも実は青森駅からとても近く、アクセスのよい観光地なのです。

 

世界遺産になったのは2019年。世界遺産になったことで施設も改装されたのかな。

 

出土物が展示された博物館的なエリアから、実際の集落跡へいくことができます。

 

タイムスリップしそうなトンネル。

 

ただ今は真冬だったので… ほとんど雪に埋もれてました笑

 

こんなところでよく生活できたなぁと思うのですが、縄文時代は今より気温が数度高かったそうです。

 

発掘の様子などが見られる場所もあります。

 

ここは三内丸山遺跡で最も特徴的ともいえる、巨大建造物の跡が見つかった場所。

縄文人は家族単位で移動しながらの採取狩猟で生計を立てていたと思われていましたが、三内丸山遺跡では大勢の人が一つの場所に定住していた跡が見つかるなど、縄文時代の常識を覆した発見だったそうです。

 

このやぐらは、あくまで想像上のつくりではありますが、巨大建造物のイメージで作られたそうな。

 

三内丸山遺跡のシンボルですね。

 

どう使われていたんだろう…。

古代のロマンだね

 

他にも、集会所のような場所が再現された建物もありました。

縄文時代の遺跡って基本的に解説がないと、見てもよくわからないものも多いため1時間に1回開催してくれている、ボランティアツアーに参加するのがオススメです。

 

次は博物館エリアへ。

 

今でも通用しそうな翡翠のアクセサリー。日本で翡翠が取れるのが新潟県糸魚川周辺だけだそうで、交易の証拠でもあるそうです。

 

年代別の縄文土器の数々。

 

発掘現場の地層を再現した縄文ウォールなんてものもありました。

 

レストランもあって、ここでお昼ご飯にします。

 

クルミなどを練り込んだ縄文うどん。もちもちして美味しかった。

 

栗が栽培されていたことにちなんでいるという、栗パフェも食べました。上に乗ってる土偶クッキーのインパクトがすごい笑

 

青森県立美術館

旅の最後は三内丸山遺跡からほど近い場所にある、青森県立美術館へ。

雪原の中に真っ白な建物です。

 

シャガールの巨大な背景がが飾られたアレコホール。

あおもり犬目当てに行ったのですが、これに圧倒されました。

 

あおもり犬。テレビ番組の美の巨人たちで知った。

 

なんとも言えない不思議な表情。

雪に埋もれてるのもなんだか作品の一部っぽく感じる。

他は割愛しますがかなり充実した展示でした。三内丸山遺跡からも近いし、セットで周るのがいいですね。

 

最後はミュージアムカフェへ。

 

落ち着いた空間でした。

 

アップルパイをたべおさめ。

 

三内丸山遺跡青森県立美術館もめっちゃ楽しめて、新青森駅に着いた頃には日が沈む一歩手前でした。

青森駅周辺は意外にも見どころがまとまってて良い感じだった

どこかにビューーン!、また使ってみるか・・・

盛岡はニューヨークタイムズで「2023年に行くべき52か所」でロンドンに次いで二番目に紹介されたらしい。どこかにビューーン!の候補駅でもあります。