しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2022年1月 京都【7/7】「ザ・ホテル青龍 京都清水」泊 洋風建築の元小学校のホテルに泊まって、京都で一番の解放感のルーフトップバーで夕陽を見る。

こんにちは、しろいるかです
2021年から22年にかけての年末年始、島根県から福井県まで、西日本の日本海側を縦断する旅をしました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
羽田空港~米子鬼太郎空港~江島大橋(ベタ踏み坂)~松江城出雲大社島根県古代出雲歴史博物館
宿泊:温泉津温泉 旅館ますや

【二日目】
薬師湯(温泉津温泉)~石見銀山世界遺産センター~石見銀山公園~龍源寺間歩)
宿泊:出雲湯村温泉 湯乃上館

【三日目】
青山剛昌ふるさと館~米花商店街~鳥取砂丘~砂の美術館~さんぽう西村屋(城崎温泉
宿泊:城崎温泉 川口屋本館

【四日目】
城崎温泉街散策~永平寺で除夜の鐘
宿泊:永平寺 親禅の宿 柏樹関

【五日目】
永平寺でお勤め~黒壁スクエア~近江八幡
宿泊:sequence KYOTO GOJO

【六日目】
ドミニクブシェ京都「Le Teppanyaki」~K36(The Bar&Rooftop)
宿泊:ザ・ホテル青龍 京都清水(The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu)

【七日目】
清水寺安井金比羅宮~天下一品知恩院前店
宿泊:メルキュール京都ステーション

【八日目】
帰宅

ザ・ホテル青龍 京都清水(The Hotel Seiru kyoto kiyomizu)

本日京都で宿泊するのは2020年3月にオープンしたザ・ホテル青龍京都清水へ。こちらは、元清水小学校の校舎をリノベして作られたホテル。

小学校と言っても、そこはいわゆる昭和の小学校の校舎的なやつではなく、洋風建築で美術館のような佇まいの建物です。

最近は歴史ある建物をリノベして建てられたホテルがブームなのかな。同時期に2軒ほど開業していました。

ゲートホテル京都高瀬川も元小学校を改修して建てられたホテル

エースホテルは元中央電話局を改修して建てられたホテル。

独特のネーミングは東方を守る四神からですかね。古くは平安京は四神相応の地とされた都であり、それになぞらえたのでしょう。なんとも雅なおはなしです。

全体的にリノベーションの仕方が秀逸で、小学校の面影は僅かに残しつつも、洗練された、新築のホテルのような作りになっています。実はプリンスホテル系列みたい。

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明るいうちにホテル散策を…と思ったけど、ルーフトップバーを予約していたため、まずはそちらへ向かいます!

K36 The Bar & Rooftop

K36(ケーサーティーシックス)は、ザ・ホテル青龍に併設されたルーフトップバー。京都の街並みを360度見渡すことができると評判で、オープンした当初にすぐ行ってみたのですが、とてもじゃないほどの待ち時間で利用できず。

それもそのはず、ホテル宿泊者のみしか予約できなかったんです。現在は若干緩和されたものの、一人25,000円以上の利用確約か、これもホテル併設のレストラン、ブノワのコースと同時利用の場合のみ予約可能というなかなかの面倒さ。

25,000円をバーで利用できるわけもなく、宿泊以外であればブノワの利用が現実的でしょうか。ただし5,000円のランチコースは対象外なので注意です。

というわけで、今回はホテル宿泊なので、夕焼けの時間に合わせて予約していきました!

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お席も一番奥まった場所のいいとこに案内してもらえました。

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おつまみと、シグネチャー的なカクテルを頼んでみます。

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八坂の塔もバッチリ見えるんですね!

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刺さってる!?

この超絶おしゃれなジントニックは、自分でビンを引き抜いて完成させるというちょっとした楽しみもあります。

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こっちは夕日に映えるフルーツ系カクテル。

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ちょうど人がいなくなったタイミングにシャッターを切れました。

一番奥まった席はこんな感じで4席。ちなみに左側にヒーターがありますが、真冬は焼石に水というか、とにかく寒いです!笑

動くこともないので、とにかく考えうる最高の防寒をして行くとよいと思います。

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日も沈み、照明が付きました。BGMといい、海外っぽい感じ。

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京都の街は規制によって、周りの建物はどれだけ高くてもビル10階相当の高さなので、京都タワーがひときわ高く見えますね。

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宵闇にぼんやり浮かぶ八坂の塔

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ちょっと雲が出てきちゃったけど、空がさらに赤くなってきました。やっぱり夕日は沈んでからが本番です!

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バーの全貌はこんな感じ。真ん中にカウンターがあって、その周囲に席が並ぶ配置。

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ほんと周りに遮るものがなく、360度見渡せるは誇張じゃないですね。

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頑張ってるヒーター。

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いよいよ真っ暗に。寒いからか、周りの人も退散していきます笑

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すっかり暗くなって、今度は夜景が綺麗ですね。

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これほどのロケーション、さすがに真冬だったので予約しなくても入れそうだったけど、これが暖かい時期だと今でも予約必須かな…。

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夕焼けと相まって、ほれぼれする雰囲気。

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反対側の東山の方も遮るものがないので、清水寺とかもしっかり見えます。

感想は、とにかく寒かった!笑

景色は最高だし、冬場以外がおすすめだね

部屋(スタンダードコーナーキング)

宿泊したのは下から2番目のお部屋。

パゴダビュー(八坂の塔が見える部屋)とかもあるみたい。

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ライティングと壁アートがクールです。

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お部屋は40㎡ぐらいなのでそんなに広くないですが、窓が大きいので圧迫感はなく、朝とかとても気持ちいい。ちなみに窓からの景色はそんな期待しない方がいいかもしれない。

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お風呂も広くてきれいでした。

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温泉じゃないけど、ホテルのお風呂もいいなぁって思った。

ホテル特有の快適さってあるよね

夜のホテル探検(外観)

バーでおつまみを食べて、旅行後半で胃ももたれていたので、夜ご飯はラウンジで済ませることにして、夜の館内探検へ。

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まずは外観から!こちらは入口部分。

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アプローチを抜けていくと、現れる八坂の塔

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タテでも一枚。

ここで撮ると八坂の塔が一番よく撮れるよ!ってスタッフさんに教えてもらった。

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これがもとは体育館だったらしい。

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こちらは、もとは正門だったみたい。面影はほとんどないんですが、言われるとなるほど!と思わなくもない。

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ホテルの全景。手前が中庭になっています。全体的に美術館のような佇まいですね。

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中庭を隔てて見えるガラス張りの場所がラウンジみたいですね!

ブノワ京都

以前ディナーを食べに来たのですが、ミシュランシェフのアラン・デュカスがプロデュースする、本店がパリのビストロの日本店です。ホテルに夜営業しているレストランはこことルーフトップバーだけなのでしっかり食べるならここかな。

日本だと他にも東京店もあるみたい。

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営業時間短縮だったので早くも閉まっていました。

春や秋だとこのテラス席最高そう。

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ちょっと明るくとってみるとこんな感じ。八坂の塔がチラチラみえるのがやっぱりいいですね。

内観はディナーはこちらの記事で。美味しいビストロだった。

ホテル宿泊者でなく外来で来ても満足できるレストランでした。

夜のホテル探検(内観)

つづいて中を探検。コの字型が特徴的なつくりで、なかなかすぐに構造を把握できず迷ってしまった。

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こちらがロビー。写真の右の方にレセプションがあって、ここでチェックインします。

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客室の廊下はどことなく形は小学校っぽい?床のアーガイル柄がなんともかわいい。

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この階段のところとか、小学校っぽいかも!

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渡り廊下的なやつ。

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建築当時の壁がここでは敢えてむき出しになってました。

夜のホテル探検(中庭)

コの字型のちょうど真ん中部分、建物に囲まれた中庭です。

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階段状になっていて、小学校の時はここから生徒たちは校舎の中に入っていったのかな?

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夜がとにかく綺麗で、ぜひじっくり探検するのをオススメしたいです!

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中庭も何かあるわけじゃないんだけど、つい写真を撮ってしまう美しさ。

ゲストラウンジ(カクテルタイム)

夜ご飯の代わりにゲストラウンジへ。

よくある高級ホテルだと、ラウンジはクラブフロア宿泊者のみの利用だったりしますが、ここではありがたいことにスタンダードな客室宿泊者でもラウンジが使えます。(その代わりスタンダードでも結構お値段がするんだけど…。)

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ラウンジは朝から夜10時まで。3時からはずっとカクテルタイムになっていて、オードブルやお酒類が追加されています。

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客室が多いホテルではないので、ラウンジも全然混みあっておらず快適に利用できました。

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オードブルは結構種類あります。

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お正月だったので、おせち料理も少しあって嬉しかった!

おつまみは、ケークサレカルパッチョ、鴨のパストラミにチーズなど。

なかなかデザート類が豊富で、カヌレとかマカロンに加え、京都らしく生八つ橋なんかもありました。

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マドレーヌにチーズタルトも。どれも美味しくて大満足!

そのほか、抹茶のお点前や、自分で挽くコーヒー、茶葉をポットに入れてハーブティーを楽しんだりと、お酒以外の飲み物も充実してました。

どれも美味しいけど…

カロンが特に美味しかった!

ジム

甘いものをいっぱい食べた後はジムで運動!

したかったけど、そこまで気合を出せなかった…

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こじんまりとしたジム。

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靴と服は有料でレンタルもあるっぽい。

あとは行っていないけど、プライベートバスなんかも用意してるみたいですね。

restaurant libraly the hotel seiryu

最後に行ったのは、小学校時代では元講堂だった場所をリノベして作られたレストラン。

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ライブラリーの名の通り、図書館をイメージしているみたい。天井が高いところとか、うまく元のつくりを活かしてますね!

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夜は営業していないんですが、入口でステキだねー、と話してたらスタッフの方が、良かったら中もどうぞ、と入れてくれました。

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朝ごはんはここで食べるので、期待が高まりました!

そして、ここはレストランではあるんですが、なんと飾ってある本はイミテーションではなく、実際の本。

多岐に渡る書籍がありましたが、どれもお部屋に持ち帰って読んで構わないとのこと。ふらっと見てたら、「風の谷のナウシカ」を見つけてしまい…。

以前から読みたいなーと思っていたので、気が付いたら部屋に持ち帰り、夜通し読んで読破してしまいました。

冊数でいえば全7巻なんだけど…

書き込みが凄すぎて、なかなか読み進められなかった

面白かったです。

朝ごはん(Well-being Breakfast)

ナウシカを読んですっかり寝不足のなか、朝ごはんへ!

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朝は爽やかな雰囲気。カーテンが開いて、陽の光が差し込んできます。

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朝食は、Well-being Breakfastと銘打たれたもので、体にいいものがふんだんに使われているみたいです。

まずはお正月なので、京都らしい白みそのお雑煮と紅白なます

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つづいて、新鮮そうなサラダと冷製スープにフルーツ。

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パンはおかわりももらえます。

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メインは何種類から選ぶことができるんですが、こちらはガレット。

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こっちは柴漬けのリゾット。和とイタリアンの競演ですね。

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暖かい時期はテラス席でもいただくことができるのかな?

ラウンジ(デイタイム

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ラウンジの手前にもちょっとしたスペースがありました。

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日中のラウンジも良い雰囲気。朝とかだと飲み物だけだったりするところもありますが、こちらはデザート類はカクテルタイムと品揃えは一緒

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昼間の方が気に入ったかも。緑に囲まれて癒される空間です。

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中庭を眺めてみたり

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ソファー席でゆっくりしたり。

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八坂の塔を見たりしながら過ごせます。

またマカロン食べてしまった。

ザ・ホテル青龍京都 感想

京都はラグジュアリーホテルがたくさんできているんですが、その中でもこちらのホテルはとにかく建物が素敵。立地も清水寺に近く、観光に向いている場所です。

また、他の外資系のラグジュアリーホテルと比べると、割と手の届くお値段で泊まれたり、ラウンジがどのランクのお部屋でも使えたりと、優しい仕様なのも嬉しい。

朝食も美味しかったし、ルーフトップバーも京都随一の眺めが楽しめる場所で、滞在が楽しかったです。

今回は夜の祇園散歩はしませんでしたが、夜の祇園散歩がしやすいのも良い!京都の旅を満喫するにはとても良いホテルだと思います。

人も多い場所だけど、ホテルの中はとても静かなのもいい

また泊まりたいね

京都観光

さて、チェックアウトしてすぐに帰るのも何なので、ちょっとお散歩してみることに。

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初詣客でごったがえす、清水寺に行ってみたり

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モンブランで有名なヒサヤカフェができていたので

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栗ソフトを食べてみたり

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縁切寺で有名な、安井金毘羅宮に行って

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おまいりをしてみたり

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今年初の天下一品の

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こってりを食べてみたり…

胃がもたれていたのでは…?

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日も傾きかけたところで、知恩院の山門を見てみたり

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まばらになった露店を見ながら円山公園を横切り

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枝垂れ桜を眺めながら

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長楽館を確認して

泊まった時の記事

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街灯がともり始めた二年坂を超えて、ホテルに預けた荷物を回収して京都駅に向かいました。

メルキュール京都ステーションホテル

京都駅に着いたんですが、年末年始の連休最終日の夜なので、さすがにもう空いてるでしょと思ったら駅には人、人、人!

新幹線も予約しておらず、どうみても自由席はすし詰め状態になりそうだったので、駅前のホテルに泊まって早朝帰ることに…。

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京都駅の七条口(京都タワーがある方)を出て、徒歩5分ほどの場所にあるホテルを急遽確保。

こちらも2020年9月にオープンしたばかりの、フランス発のビジネスホテル。一泊一人3,000円という破格のお値段でした。

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やっぱり出来立てのホテルは綺麗です。フランスだからか?内装もなんかおしゃれ。レストランもあります。

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ビジホでも、こういうロビーだとテンションあがりますよね。

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エレベータを降りたところでもおしゃれ。

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部屋もなんだかおしゃれ!

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京都タワービューのお部屋もあるそうです。

この日は少し早めにぐっすり眠り、翌朝早起きして朝いちの新幹線で帰りました。

今回の旅で、山陰地方にも行けたし、行っていない県もあとわずか

いよいよ日本制覇も見えてきたね

今回の旅のこれまでの記事