しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2021年10月 伊豆大島「大島温泉ホテル」泊 三原山の絶景にかけ流し温泉、お寿司にスイーツとグルメ三昧!一泊二日の伊豆大島満喫モデルコース

こんにちは、しろいるかです
2021年10月、伊豆大島へ。関東近郊から近く、鄙びた雰囲気も感じられて一泊二日の旅にちょうどいい素敵な島でした。

※2023年8月 大島温泉ホテルは一部リニューアルされ、洋室が登場したそうです。伊豆大島随一のホテルなだけに頑張ってほしいですね!

旅の全行程

【一日目】
竹芝客船ターミナル~伊豆大島岡田港~三原山散策~裏砂漠散策
宿泊:大島温泉ホテル

【二日目】
岡田港~泉津の切り通し~大島公園動物園~波浮港地区(港鮨~踊り子の里資料館~島京梵天)~地層切断面~ぶらっとハウス~岡田港~熱海散策

伊豆大島とは

伊豆大島とは東京都に属する伊豆諸島最大の島。大きさは一周50キロほどで、火山島であることから島の中心には三原山という標高758mもの高い山がそびえたち、温泉も湧いています。

伊豆大島のアクセス

離島ですがアクセスは悪くなく、品川に近い竹芝旅客ターミナルから一日何便もジェット船が出ていて2時間弱で到着します。そのほかジェット船は熱海や伊東からも出ているため伊豆方面からのアクセスも可能。

竹芝旅客ターミナルからはフェリーも出ていますが、こちらは夜間出発の早朝到着なので観光には使いづらいかも。

調布飛行場から飛行機も出ていて、30分もかからずに到着できるので、北関東からだとそちらのアクセスが良さそうですね。

東京から一番近い離島だね

竹芝客船ターミナル

今回私たちは竹芝客船ターミナルからジェット船で伊豆大島に渡ることに。

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道中のゆりかもめでは、大人げなく最前列に乗って、レインボーブリッジを眺めます!

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竹芝旅客ターミナルは空港のような雰囲気。そこまで広いわけではないですが、船の出港を待つ人たちでにぎわっています。

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ジェット船(水中翼船)とは水中翼によって船体が半分浮き上がる形で高速走行する船のこと。最高時速は船なのに80キロほど。おまけに浮いているので波の影響も受けにくく、ほとんど揺れないという地味にすごいやつです。

乗ってみると、加速がすごかった!

伊豆大島:岡田港

乗り心地は非常によく、揺れもほとんど感じませんでした!船酔いする人もたぶん安心です。

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伊豆大島の港は元町港と岡田港の2つ。通常、どちらの港に着くかは波の状況などを見て当日決まるそうなのですが、現在元町港はターミナル改修中のため、必ず岡田港に着くそうです。

最初、当日どちらに着くかわからないのでレンタカーとか、宿とかどうすればいいの!?と思いましたが、そのあたりは島の人たちも事情が分かっているようで。

レンタカー屋さんであればどちらの港にも迎えに行くようになっているし、宿の送迎なんかも同様。バスの路線スケジュールなんかもだいたい船が港に到着する時間に合わせて組まれているようであまり不便は感じることは無さそうです。

ちなみに双方の港は車で15分くらい離れた位置関係にあるみたい。

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岡田港のターミナルも最近改修されたばかりのようで、とても立派な建物でした。

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吹き抜けの空間がいいですね。

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3階には簡易な食堂もあります。

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見晴らしの良いテラスも。岡田港は平地が少なく、だいぶ近くに山が迫っていました。元町港が島の中心みたいですね。

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三原山の登山口へ行くためのバスを待ちながら、ひとしきり港の周囲をお散歩しました。注意点として伊豆大島にはコンビニがありません。港の近くに商店は何軒かあるのですが、持ち運びできる食べ物としては、保存が利くタイプのパンか、お菓子ぐらいしか置いていなかったため、三原山登山にあたって食べ物を持って行こうと考えている場合、島に着く前に調達するのを忘れずに!

三原山三原山頂口

岡田港から三原山山頂口までのバスが出ています。今回は三原山山頂口から三原山に登り、その後大島温泉ホテル(宿泊場所)までそのまま降りてくるというプランのため、レンタカーを借りるよりバスの方が利便が良かったです。もちろん、通常の伊豆大島観光であればレンタカーが圧倒的に便利ですね。

出典:伊豆大島ナビ

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三原山頂口から三原山へ、お鉢巡りをしてから大島温泉ホテルに抜けるという、三原山トレッキングの黄金パターンともいえるルートを今回はたどりました。

所用時間はのんびり歩いて3時間~4時間程度。山登りというよりはトレッキングという感じなので高低差はそこまできつくなく、景色を楽しみながら歩くことができます。

ちなみに日帰りでこのルートを楽しもうとすると、早朝到着のフェリーを使わないと帰りの船の時間などの制約から実現できず、注意が必要です。(旅程を組む時色々計算した結果)

さて、話は逸れましたが三原山の見どころは活火山、三原山のお鉢巡りと、国土地理院の発行する日本地図上で唯一「砂漠」と表記されている場所、裏砂漠です!

三原山トレッキングは伊豆大島観光のハイライト

普段山登りが趣味じゃなくても、絶景を見に行きたい場所だね

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三原山山頂口は開けた場所になっています。

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眼下には元町港と、遠く対岸には熱海が見えますね。雲で見えませんが富士山も見えそうです!

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お手洗いと、大き目の食堂、歌乃茶屋がバス停を降りたそばにあります。トレッキングに向けてここで腹ごしらえするのも良さそう。

明日葉を使った天丼が名物みたい。

三原山:山頂への道

さて、茶屋を過ぎると三原山の全景が収められるフォトスポットです。

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富士・箱根・伊豆と3つ揃った贅沢な名前の国立公園。

そしてここは東京都なんだ、というのも看板を見て改めて思い出しました。

東京は広かった

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三原山へは平たんな道を歩いていきます。舗装こそされていないものの歩きやすい道です。

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途中、溶岩流のあとがクッキリ見えます。山肌を流れ出た後が黒い線になっていますね。

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溶岩の後にはススキが覆いつくしていました。

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溶岩とススキ、幻想的な光景です。

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しばらく歩くと、勾配がきつくなりますが、ここさえ乗り切れば山頂です。

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途中しんどくなってきたところでベンチがあるので休憩しながら。

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急こう配の道を登りきると鳥居があります。三原神社の参道に続いていて、この先には小さな社殿があるみたいです。

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山と言っても、高い木もなく、海まで見えるとても開けた場所です。

道もちゃんと整備されているからか、街歩きの服装の人も結構いたよ

とりあえずスニーカーと、風があるので防寒着と、紫外線対策、道中自販機とかは無いので飲み物は忘れずに!

三原山:お鉢巡り

三原山は火山なので、山の中心にはぽっかりと大きな火口が口を開けています。そのため火口の周りを歩くお鉢巡りが定番。

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写真の建物は展望台。

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とにかく最高の天気でした。奥には利島などの他の伊豆諸島が見えます。

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ここから道の状態はちょっとだけ悪くなりますが、危険な箇所などはなく歩けます。

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絶景だ!

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東京とは思えない、を通り越して日本離れした景色が続きます。

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まさかの4WD。東京大学の研究チームの車みたいで、火山活動を常に観測しているみたいです。

三原山は1986年に大規模噴火を起こし、全島民が島外避難する事態に陥っているのでこれだけしっかりと調査がなされているんですね!観測器も至る所に設置されており、安心感があります。

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お鉢巡りといっても登ったり降りたりがちょくちょくあります。

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海を眺めながら。

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こちらが火口。ここから溶岩が噴出したのかと思うとなかなか恐ろしいです。

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火口を見ながら歩いていきます。

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天に登るような道ですね!

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山頂付近は遮るものがなく、風の強い日も多いそうですが、この日は微風だったのもありとにかく快適でした。

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黒い台地が見えます。こちらが日本唯一の砂漠、裏砂漠ですね。

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三原山が活火山であることがわかりますね。

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お鉢巡りはここまで。ここからは大島温泉ホテルに向かっていきます。

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大島温泉ホテルルートへの分岐。大島公園に抜けるテキサスルートも途中まで一緒の道です。

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ごつい観測機。

裏砂漠

有名な鳥取砂丘は砂漠っぽいですがあれはあくまで砂丘。地学的に砂漠なのはこっちみたいです。

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大島温泉ホテルルートをしばらく歩いていると、四つ辻が。裏砂漠・風の丘方面に向かいます。

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少し歩くとすぐに地面が黒く軽い石で覆われたエリアに入ります。ここが裏砂漠!

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まさかの轍が。4WD車だとこのあたりにも来られるのかな。

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地面を覆う黒い砂は、スコリアと呼ばれる火山噴出物のひとつ。火山灰の粒が大きいものみたいな感じですね。

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荒涼とした砂漠感があります。

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ずーっと登っていくと景色が良さそうですが、温泉ホテルルートから遠ざかってしまうので適度なとこで切り上げることにしました。

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海と砂漠の不思議なとりあわせ。

裏砂漠は是非寄りたいスポット

寝転んで日光浴してる人もいたよ。春や秋だととにかく気持ちよさそう。

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砂漠から戻り、温泉ホテルをめざします。

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だんだん草木が増えてきました。

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あるところを境に一気に森のようになりました。生命の力強さを感じますね…。

大島温泉ホテル

無事に大島温泉ホテルに到着!

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生憎入口が工事中でした。

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これはなかなかのレトロ感。

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外観に反して、中は古いですがきれいな感じ。

伊豆大島の宿泊施設は小規模な民宿がほとんどで、大島温泉ホテルは総客室数40の中規模ホテルですが、伊豆大島最大の宿泊施設です。

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売店もあります。

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建物は2階建て。今回は1階の客室です。

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十分な広さ!ロビー同様古いけど清潔です。

大島温泉ホテル:三原山テラス

ホテルの屋上に上がる場所がありました。

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最近〇〇テラスって名称多いですよね。流行りなのかな。

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何かあるわけではないんですが、ちょっとしたスペースです。

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しかし、そこから見える景色はやっぱりすばらしい。三原山をしっかりととらえることができます。

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反対側はこんな感じ。

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夕暮れ時にも行ってみてほしい。

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三原山のほうに陽が沈んでいきます。

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燃えるような茜色の空でした。

大島温泉ホテル:夕食

夕食はお食事処でいただきます。

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いわゆる宴会場。プランによってはレストランっぽい場所だったりもするみたい。最速の五時半スタートにしたら、まだ誰もいませんでした。

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こちらの名物、椿フォンデュをいただきます。

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他はだいたい普通の旅館料理。

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煮魚はあとで出てきます。

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椿フォンデュの具材。

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自分で衣をつけて揚げるやつなんですが、椿フォンデュとはおしゃれなネーミングですね!椿油伊豆大島の名産ですが、美容目的のものだけだと思っていました。

大島温泉ホテル:大浴場

こちらのホテルに決めたきっかけは大浴場。伊豆大島は火山島なので温泉もあるんですが、かけ流しで楽しめるというのは、ここと浜の湯という日帰り温泉以外見つからず。

こちらは三原山を望む露天風呂もあります!

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大浴場は地下にあります。

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男女別で、こちらはやや狭い方の大浴場です。古いですが綺麗に清掃されてます。

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露天風呂はこんな感じ。三原山を眺めながら入ることができます。

もう一方の露天風呂も同じ感じですが、人が多い時間帯だったので写真はありません。

出典:大島温泉ホテル

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お湯は豊富にかけ流されており、結構な量がオーバーフローしているのでぱっと見では循環もしていなさそうなんですが、別途塩素消毒をかけているようで、入る時間帯によって塩素臭がする時がありました。せっかくのかけ流しなのでそこが惜しい…!

また、日帰り入浴を夜遅くまで受け付けており、島内の温泉施設は限られていることから結構な人が入ってきます。

ただ朝風呂だと宿泊客もあまり温泉目当ての人はいないし、朝の清々しい空気の中気持ちよく入ることができました!

大島温泉ホテル:翌朝

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朝方、少し天気は崩れ気味になってしまい、きれいな朝焼けは見られず残念。

大島温泉ホテル:朝食

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夜と同じ、宴会場でいただきます。

大島温泉ホテルの感想

温泉については塩素投入だけが唯一残念だったものの、朝は気持ちよく入れて、きっと温泉目当てで来てもそこそこ満足できると思います。施設やご飯については一昔前の温泉旅館って感じではありますが、お値段を考えればそんなものかなと。

そもそも伊豆大島はホテルの選択肢が少ないので民宿以外だとほとんどココになるかなと思います笑

ちなみに、株主優待券があれば、ホテルに直接予約すればなんと半額で泊まることができるので持っていればそれを使うのがベストですね!

内湯だけど温泉付きの部屋もあって、今度はそっちに泊まってのんびりしてみたい…!

岡田港:伊豆大島レンタカー

宿の送迎で港まで移動したのち、島内観光のためにレンタカーを借ります。

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レンタカー屋は繁忙期でなければ当日でも行けそうですが、事前予約しといたほうが無難かな。私たちは港前にある伊豆大島レンタカーで借りました。

島にはいくつかレンタカー屋はありますが、どこもプラン料金とかに大きな差はなかったので空いているところで良さそう。ちなみにGoogle評価では、どのレンタカー屋も星3前後になっていてちょっと警戒しましたが、別に普通でした。ネット評価も気にしなければならないこのご時世、世知辛いですね…。

なお、釣り目的だと車内に臭いがついてしまうからか、借りられないところが多いようなので注意が必要です。

泉津の切り通し

車を借りたら島を一周しつつ名所を周る形がオススメ。

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岡田港から車で10分ちょっと。泉津の切り通しというパワースポット。

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突然現れる切通しです。確かにまぁ、パワースポット・・・?

この奥は林道になっていて何もないので、このアングルで映え写真を撮る感じです。

大島公園 椿ミュージアム

大島公園は東京都の管理する椿園と動物園がある、島民の憩いの場。

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椿の最盛期は冬なので、訪問当時はまだ咲いておらずスルーしました。なんでも世界最大規模の椿園なんだとか。

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代わりに椿ミュージアムがあったので寄りました。椿ってこんなに品種があるんですね!

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お気に入りの椿を見つけることができます。

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奥の見晴台からは海も見えますね。

大島公園 動物園

こちらは公園に併設する動物園。なんと無料です!

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入場ゲートを通って…

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ワオキツネザルがいっぱいいるサル山を見たり

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ワラビー玉をみたり

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休んでいる孔雀を間近で見たり

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リャマとお話したり。

無料とは思えない規模です。

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レッサーパンダもいる!!

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このやる気ない感じ、めっちゃ可愛いです!

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やる気出して木に登ったところも可愛い!

レッサーパンダのためだけでも来る価値ありました。

はー、癒された…

港鮨

さて、島と言えば海鮮。海鮮といえばお寿司。ということで伊豆大島で人気のお寿司屋さん、港鮨へ。

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予約を受け付けているので都合がついていれば予約して行くのが良さそう。駐車場も建物の先に用意してあったので安心です。

ランチは2,000円ぐらいからいただけました。

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店内はこじんまりとしたお寿司屋さん。

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カウンターでいただきます!

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地魚握りセット。美味しかったけどほとんどの魚の名前忘れました笑

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こちらは伊豆大島の名物、べっこう握りです。島の各所で食べられるようですがやっぱりお寿司屋さんで食べたい!

唐辛子を混ぜたピリ辛の醤油で白身魚(ここでは鯛)を漬けたもので、これがもっちりとした食感でおいしい!ピリっとした辛さもアクセントとしていいですね。

伊豆大島に来たらぜひ食べたい逸品でした。

東京の離島でよく食べられている料理みたいだね

港屋旅館(踊り子の里資料館)

港鮨のあるエリアは伊豆大島の元町港、岡田港のある北側のちょうど反対にある、波浮港という地区です。

波浮港は昔の伊豆大島の中心地であったようで、今は観光船も就航しておらず静かな漁港なのですが、ところどころ雰囲気ある街並み。

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その一画にあるみなとや旅館は川端康成伊豆の踊子のモデルとなった旅芸人一座が泊まった旅館だそうな。

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内部は資料館なんですが、昔の旅館の建物が興味深いです。

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波浮港は昔の面影を残す場所ですね。

島京梵天

お寿司を食べた後、波浮港の高台にある島京梵天で甘いものをいただきます。

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高台へは急坂を登っていきます。

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長崎とかを思い起こさせるような雰囲気ですね。

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港の全貌もとらえられました!

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高台にはこちらも集落が形成されています。

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古くからの家を活用した、どこか懐かしいたい焼き屋さんが島京梵天です。

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店内も、見たことないけどどこか落ち着く感じですね。

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焼き立てのサクサク羽根つきたい焼き

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もっちりした冷やしたい焼きをいただきます。美味しかった。

波浮港地区を探索

波浮港地区には他にも名物があるみたい。

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モニュメントと

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ぶらぶら歩きながら

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こちらは揚げ物が美味しいと評判の鵜飼商店さん。お腹いっぱいだったので今回は断念!

地層切断面(バームクーヘン)

再び車を走らせてていると、ふと目につくのがこちら。

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地層が隆起してバームクーヘンのような模様を形成しています。周りに何かあるわけではないですがちょっとしたフォトスポットですね。

ぶらっとハウス

伊豆大島には牧場もあるんです。

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島の農産物を売っているぶらっとハウス。

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大島空港の近くにあります。開けた牧草地帯で気持ちいいですね。

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牛もいました。

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ぶらっとハウスの中は島の農産物を売っている道の駅的な感じ。

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その奥にあるジェラートがお目当てです!

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大島牛乳から作ったミルクジェラートは、明日葉味や椿の花びらジャム味など、ご当地感のあるフレーバーもあって良かったです。

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目の前には大島牛乳の製造工場が。島には昔はもっと大規模な牧場があり、当時伊豆大島で作られる大島バターは北海道バターよりもブランド力があったそうです。

岡田港:熱海へ

帰りは東京竹芝ではなく、熱海へ。

というのは帰りのジェット船の午後便が満席だったからです…。帰りも竹芝行きの場合、熱海行きより1時時間早く出港するため今回紹介したコースをトレースするのは難しいかもしれません。

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陽も傾き始めた。

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行きとは違って青いジェット船に乗り込みます。

熱海港

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熱海に到着!

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奥にそびえる後楽園ホテルで夜ご飯を食べることに。

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最近できたレストラン、HARBOR’S Wで軽くいただきます。

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バイキング主体のレストランですが、アラカルトもあったので軽く頼みます。

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ピザが大きくて意外としっかり食べてしまった。

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熱海の夜景を堪能できるロケーションですね!

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後楽園ホテルは立派なホテルです。このまま泊まってしまいたかったけど我慢して家に帰ります。

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山の上には熱海城がクッキリと。

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伊豆大島から帰ってくると熱海はものすごく都会ですね!

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カラフルなライトアップを見ながら、熱海駅までのんびりお散歩しました。

最近の熱海は色々とおしゃれ

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熱海銀座の雰囲気はしっかり昭和。このごちゃまぜ感が面白い街です。

東京から近い一泊二日の伊豆大島、とても楽しい旅だった

離島ならではの雰囲気って良いよね

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