こんにちは、しろいるかです
2021年10月、紅葉の中禅寺湖へ行きました。特に中禅寺湖の紅葉が素晴らしかったです。良質の温泉もあり、奥日光エリアはやっぱり最高ですね!
- 旅の全行程
- 東武日光駅
- 中禅寺湖畔
- 中禅寺(立木観音)
- 英国大使館別荘記念公園
- イタリア大使館別荘記念公園
- 中禅寺湖トレッキングコース
- 千手が浜から戦場ヶ原 バスで移動
- 日光アストリアホテル
- 光徳牧場
- 奥日光湯元で朝食
- 西参道
- 日光山輪王寺 大猷院(たいゆういん)
- 日光東照宮 参道
- 明治の館
旅の全行程
【一日目】
東武日光駅~中禅寺~英国大使館別荘記念公園~イタリア大使館別荘記念公園~中禅寺湖トレッキング
宿泊:日光アストリアホテル
【二日目】
日光の社寺散策~明治の館でランチ
東武日光駅
東京から日光はJRか東武鉄道でだいたい2時間ほどの距離。ただ、紅葉の時期は電車が込み、全席指定の特急に乗ることができず、始発の鈍行で向かうことに…。
実は鈍行でも2時間半ほどで到着し、しかも特急の始発よりも早く日光駅に着くんです!意外でした。
それを知ってか、始発も結構人が乗ってた
とはいえ鈍行なので席はやっぱりツライ…。
さて、この紅葉の時期に公共交通機関(バス)で中禅寺湖へ向かう場合、電車の先頭車両に乗り、駅を降りたら早足でバス乗り場に並ぶことをおすすめします。写真は並んですぐですが、あっという間に電車を降りてきた人達で待機列が形成されてしまい、後ろの方の人はバスに乗りきれない状態にまでなってしまいました。仮に乗れても、いろは坂をずっと1時間以上立ちっぱなしはしんどいですし。
中禅寺湖畔
さて、無事に中禅寺湖に到着!バスを降りていきなり飛び込んでくる男体山の雄姿にワクワクします。
天気も晴天でよかったー。
中禅寺湖も真っ青で美しいです。
さて、今回は中禅寺湖を半周するトレッキングをする予定。道中のご飯を買っていなかったので、中禅寺湖唯一のコンビニへ向かいます。
この中に小さなヤマザキショップがありました。ただ、小さいだけに品揃えは…なので、余裕があれば買っていったりした方が良さそう。
日差しが強すぎて、中禅寺湖が輝いて見えますね。
さて、ここからトレッキングコースに入っていきます。男体山にもいつか登ってみたいな。
百名山のひとつらしい
中禅寺(立木観音)
中禅寺湖の由来にもなった、中禅寺に立ち寄り。ふもとにある日光輪王寺の別院だそうです。
中禅寺湖のバス停からも歩いて全然来られる距離ですね。
湖畔沿いの寺院。
ここでお参りして
山に沿って建てられた五大堂に登り、中禅寺湖を眺めます。赤と青のコントラストが最高でした!
英国大使館別荘記念公園
さて、そのまま中禅寺湖沿いに歩いていくとたどり着くのがイギリス大使館。
黄色いトンネルの中を通っていきます。
突如現れた立派な建物。これが英国大使館別荘かな?
よくある昔の建物というよりは、モダンな建物ですね。
入場料を払って二階に登ると…
この絶景!
広く取られた窓から中禅寺湖を一望できます。
これはすごい!
観光のポスターにも採用されているらしい。
中禅寺湖の水が透き通っていて、とにかく綺麗。
奥の出っ張った半島のような場所だけ、パッチワークのように見事な紅葉っぷりです。
二階にはカフェ(南四番Classic)があるのですが、人気すぎた。予約できないので朝いちばんに来ないと長蛇の列ですね。
というわけで、駐日英国大使館シェフが監修したというスコーンをテイクアウトしてベンチでいただきました!
作っているのはどうやら近くにある老舗中善寺金谷ホテルみたい。ホテルメイドのスコーンで、中フワモチで外サクサク、めっちゃ美味しかったです。
スコーンだけでも食べに寄りたい
イタリア大使館別荘記念公園
英国大使館別荘からさらに奥に進むと、今度見えてくるのはイタリア大使館別荘記念公園です。
紅葉が綺麗すぎてテンションあがる。
こちらも洋館のようなのを想像していたらまさかの寄木細工風のおうち。
中は大正ロマンあふれる雰囲気の建物でした。
こちらも英国大使館別荘に負けず劣らずの良い景色です。
こっちの方が雰囲気は好きかも。
こういう家に住みたいな。
一応中に小さなカフェがあってコーヒーをいただけますが、この素敵な別荘内に持ち込むことはできなさそうでした。
二階は寝室。こういう景色を見ながら目覚めたい。
さて、一通り観光を満喫してイタリア大使館別荘を後にします。
イタリア大使館別荘公園は中禅寺湖の湖岸まで近づくことができて、澄んだ中禅寺湖の水を間近で見ることができます。
綺麗すぎてびっくりします。沖縄の海みたい。
透明すぎる!
SUPやってる人もいて、絵になりますね!
中禅寺湖トレッキングコース
さて、このイタリア大使館別荘公園までは一応トレッキングコースの一部ではありますが、実質観光エリア。
ここから先はゴールまでの5時間ほどはトイレや自販機などは一切ないガチのトレッキングコースになります。
出典:日光旅ナビ
今回は中禅寺湖の南岸を沿って半周するコース。
このコース、高低差はそれほどないのですがとにかく長かった!全長約20キロなので、軽い観光気分でいくところではないですね。
しばらくは舗装された道が続きます。
途中からはこんな感じ。迷うことはまずなさそうですが、紅葉の季節だと落葉で正規ルートがわかりにくくなっているところがあるので、多少注意が必要かも。
中禅寺湖の南岸から男体山を眺めます!翌日は雨のようで雲が迫ってきているのが少し怖い。
黄色に赤、そして青い中禅寺湖。
紅葉のじゅうたんです。
思わず至る所で足をとめて写真を撮ってしまいます。
中禅寺湖の紅葉はほんとすごい。
癒されつつ、進みます。
ちょうど10月末なので、紅葉がピークの時期でした。
だいぶ疲れた…。ゴールに近い、白岩展望台からの景色。展望台といっても樹々の間から眺めるだけなので施設はないです笑
いよいよゴールの千手が浜が近い!鴨がいっぱいいました。
千手が浜から戦場ヶ原 バスで移動
着いたー!! 道中トイレが一切なかったのもちょっと辛かった。
千手が浜ですが、何か施設があるわけではないので、ほっと一息、みたいなことはできないので注意です。
達成感だけではお腹は満たされない
そして、千手が浜から戦場ヶ原を低公害バスが結んでいるのですが、ここで注意点が。
低公害バスの最終時刻は4時頃。そして、千手が浜はまさかのケータイ電波が届かないエリアです。そのため最終バスを逃してしまうと、タクシーを呼ぶこともできず、自力で数時間歩いて戦場ヶ原まで行かなければならないという地獄が待っています。
中禅寺湖南岸トレッキングルートは千手が浜側から歩いたほうがいいかもしれない。
低公害バスに乗っていると、車窓からシカを見ることができました!写真には納めていませんがニホンザルも見かけることができました。ケータイの電波が届かないエリアというのはやはり伊達じゃないですね!
戦場ヶ原で降りて、日光アストリアホテルへ。夕焼けの戦場ヶ原はとても美しかったです。
日光アストリアホテル
本日の宿泊は日光アストリアホテル。中禅寺湖と奥日光湯元のちょうど間のあたりに位置する森の中にあります。
昔からのホテルのため設備はやや古いものの、清潔感もあって温泉もとても素晴らしくお値段からすれば、とても満足できるホテルでした。
素泊まりだと、紅葉のハイシーズンでも一人7,000円ぐらいで泊まることができて大満足!
目の前がバス停にもなっています。
入口の写真。くの字型のホテルです。
入ると目の前にラウンジがありました。
お土産物屋さんも。
二階が吹き抜けになっていて、雰囲気いいですね。
マッサージ機は有料。
謎に広いスペース笑
客室の廊下。
お部屋は普通の和室ですが、十分ですね!
今回夕食付プランを選ぶことができなかったのですが、周囲にレストランやコンビニ等は無く、自家用車でないと実質夕食が調達できないため、ホテルに相談したところ、別途有料でお弁当を用意することができるとのこと。ありがたくお願いしました。
1つ2,000円(2,500円だったかな?)とちょっとお高めなものの、しっかり作られていて美味しいお弁当でした。トレッキングの後にしみるー。
翌朝、ホテルの裏手に周って全体像を撮ってみる。
お部屋の窓からの景色も良いですね。
夏場なんかはこの芝生で子供が遊んだりするのかな?
さて、忘れてはいけないのがこちらのホテルは奥日光の硫黄たっぷり、緑色の濁り湯をかけ流しで楽しむことができる大浴場がついてます。
露天風呂は入浴剤を入れたような緑色!
ホテルの客室数からすると少し小さ目かもしれませんが、温泉目当てのガチ勢はそれほど泊まらないからか、夕食後の時間とか除けば深夜も朝も静かなもので、気持ちよく温泉を満喫することができました。泉質重視の方でも、雰囲気重視の方でも満足できると思います。
奥日光のお湯はほんと良いんだよね
光徳牧場
日光アストリアホテルに泊まったなら、徒歩数分の場所にある光徳牧場に寄りたい。
牧場といっても、牛は現在放牧されておらず、実質アイスクリーム屋さんです。
ちょっと季節的に寒いけど、これがまた美味しい!
奥日光湯元で朝食
素泊まりと言いつつ、ホテルのプランに朝は軽いおにぎり弁当がついていました。
折角なので奥日光湯元までバスで行って、湯ノ湖の湖畔沿いのベンチで食べることに。
が、一気に天気が崩れてきて雨が降りそうな。。。
買ったけど持て余し気味のJETBOILでお湯を沸かしてカップみそ汁を食べました!
が、雨が降ってきたので早々に退散します…。
西参道
さて、奥日光湯元からはバスで一気にふもとの日光まで戻ってきました。
まだ雨がポツポツ降っていましたが、折角なので日光の社寺を観光するため駅まで行かずに、西参道で降ります。
西参道の前には西参道茶屋という新しいスポットができていました。
日光ドラバタさんのネーミングに惹かれ、いただいてみる。
まぁまぁかな…。
日光山輪王寺 大猷院(たいゆういん)
西参道から少し歩いて、日光東照宮や二荒山神社に隣接する大猷院へ。
日光東照宮は家康の墓所ですが、こっちは家光の墓所なんですね。
門の奥に見える紅葉がすでに美しい。
なんか青鬼っぽいヤツ。何気なく安置されてますが、馬摩勒伽(うまろきゃ)という四夜叉の一角を担う鬼神で、なんと手に持ってる矢は破魔矢の伝承の元になったという説があったり、膝あてが象のモチーフになっているんですが、それがひざこぞうの由来になったとか言われているすごい人みたいです。
よくばりだね
豪華な本堂。
この奥が家光の霊廟みたい。
見どころたっぷりのお寺でした。
日光東照宮 参道
東照宮は以前行ったのでスルーしつつ、賑わいを楽しみながらお散歩します。
やっぱりこっちは人が多い!
五重塔もあります。
ふもとの紅葉もピークを迎えていますね。
明治の館
最後に日光周辺で有名な洋食屋、明治の館でランチを食べて帰ることに。
素敵な洋館です。
日本コロムビアの前身、日本の蓄音機の父と呼ばれたアメリカ人、F・W・ホーンの別荘として明治後期に建てられたものだそうな。
レストラン自体は昭和52年にオープンしたらしい。
中はペストリーショップも兼ねていました。
実は駅前にテイクアウトのお店があるので、テイクアウト目当てならそっちでいいかもしれない。
テラス席でいただきます。
名物のフワフワのオムライス。THEオムライスみたいな感じのやつで、とても丁寧に作られていて美味しかったです。
ごはんを食べたら駅までまだまだ歩きます!
神橋を横目に見ながら・・・
駅を目指します。
途中、ゆばむすびが有名という補陀落(ふだらく)本舗があったので中に入ってみると
ゆばむすびがまだ1つだけあった!
帰りは特急に乗って帰宅。
お家でゆばむすびを夜食にいただきます。
つるんとした湯葉ともっちりしたおこわが美味しい一品でした!
紅葉の時期の中禅寺湖は素晴らしすぎる
いろは坂さえ超えればそれほど人も密集してないのもいいね。今度は真冬に行って温泉に入ってみたい!
去年も行った紅葉時期の日光の記事
緑色の温泉といえば新潟の月岡温泉が良かった!