こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅、熱海で敢えて温泉旅館に泊まらずグランピング体験をしました。
熱海温泉の観光スポットやお店紹介記事
ゆとりろ熱海
熱海と言えば温泉、温泉といえば温泉旅館です。しかし今回泊まるのはグランピングができるお宿。
ゆとりろは各地の温泉地の保養所等をモダンな雰囲気に改装して営業しているホテルチェーンで、温泉旅館としては中価格帯といった感じ。
その中のひとつ、ゆとりろ熱海でグランピングができるプランがあると聞き、興味を持ったので今回泊まってみることにしました。
グランピングってなかなかお値段が高く、敷居の高いイメージがあったのですが、こちらは最安値に近い価格帯だと思います。もちろんお値段相応の部分もあり、もしかすると本格的なグランピングを経験したことがあるような人だと満足できないかもしれませんが、私たちのようなグランピング入門にはピッタリでした!
ちなみに普段キャンプなどはしません!
そんな人でもキャンプ感を味わえるようにしたグランピングは偉大な発明だね
アクセス
熱海市街地からは結構離れた山の中腹に建っているお宿で、バス路線は通っていないため自家用車でない場合はタクシーか、お宿の送迎に頼ることになります。20分ほどかかるのでできればタクシーは使わず送迎してもらいたい…。
お宿の送迎ですが、14:30から18:00頃まで事前予約制で受け付けてくれるものの、送迎車はワゴンなので定員になると希望の時間帯に送迎してもらえない場合があります。
なお、チェックアウトは11時なのですが、帰りの送迎も予約制のためチェックアウトギリギリの時間での送迎に空きがなく、少し早めにチェックアウトする必要がありました。帰りは事前予約できるかわかりませんが、注意しておいた方が良さそう。
ちなみに近くにコンビニなどもないので、お酒や飲み物、夜のおつまみなどは駅前で買っていくのをおすすめします!
お酒は一宿に応自販機があるので調達できなくはない
ロビー
ちょっと建物の全景写真が無いんですが、車寄せのあたりの雰囲気。
グランピングプランの人も、まずはホテルのロビーで受付を済ませます。説明をひととおり受けたらさっそくグランピングエリアへ!
ロビーはカフェになってました。
窓の向こうは広い海と、水平線まで見渡せる良い眺め。
グランピングエリア
ホテルの地下1階部分からグランピングエリアへの道があります。
こんな感じの道を抜けていきます。ちなみに夜は明かりが灯るので安心。
グランピングエリアの看板があるので右にいくと・・・
グランピングエリアに到着です。木の箱がいっぱい置かれていますが、今回のグランピングはこの木の箱の中に泊まります。
奥に見えるのがホテル本館。
箱の前にはタープが張られたウッドデッキがあり、プライベートエリアが確保されてます。
私たちが泊まったのは、全部で6つある木の箱のうち楓と名前のついている、一番端にある箱でした。
出典:ゆとりろ熱海ホームページ
お宿のホームページにある全体図。
この木の箱、ただの木の箱ではありません。
日本のアウトドアブランドsnowpeakがあの隈研吾に設計を依頼して制作したモバイルハウス「住箱」なのです!
アウトドア界にも隈研吾の手が…!
中は広くはないですが、必要十分な大きさ。奥にはシングルサイズのベッドパッドが2台置いてある一段高くなった場所があり、手前にはソファーとテーブルがあってくつろげます。秘密基地みたいな感じでワクワクする。もちろんエアコンは完備されてます。
ソファーの前には広い窓がとられていて外の景色が見えるのだけど、目の前を微妙に人が通るため開けっ放しにはしづらかったのが残念。
やっぱりテニスコート感が残ってるのはちょっと気になるかな…
人工芝でも植えてあれば一気に雰囲気変わると思うんだけどな
夕食(バーベキュー)
夕方になると食材とか調理器具一式を住箱の前までホテルの人が持ってきてくれます。
確か9時過ぎぐらいかな?片付けに来るのでそれまでにお好きなタイミングで調理してお召し上がりください、というスタイル。
夏場は虫さんがいるので、すぐに食べない場合は食材だけ一時的に住箱内に避難させておくのをおすすめします!
こちらは炭火で焼いて食べる食材一式。
調理済みのサラダ。
キノコのアヒージョ。フライパンで熱して食べます。
でっかい鍋もあって、これも中に食材が既にセットされていて、炭火の上で調理します。
二重になっていて、下の方にはブイヤベースが。
上の方にはパエリアがありました!
後片づけもいらないし、バーベキューの楽しい部分だけ抽出して味わえる感じ!
やってることは炭火の上に食材乗せるぐらいなんだけど、これが楽しい
焚火
夜になると、ウッドデッキの一角に薪をくべて、焚火をおこしてもらえます。
他のサイトでも同じように焚火があがり、みんなお外でワイワイしてます。
焚火っていつまでも見てられる…。薪のパチパチ音がたまらないです。
お酒飲みながら焚火をずっと見てた。
夜になると周りも暗くなり、グランピングサイトのテニスコート感も気にならなくなります笑
月の明るい夜でした。
なんかブレた上にちょっと見た目悪い写真ですが、マシュマロとさつま芋を貰えたので焼きマシュマロをしてみた!焼き芋もアルミホイルにくるんで焚火の中に入れておいたらホクホクで美味しかった。
夜は周りで虫の声も聞こえる中、パチパチ燃える焚火をじっと眺めながら焼きマシュマロや焼き芋をつまみにお酒を飲む・・・。グランピングの醍醐味?を味わえました。
次はもっと大自然の中でのグランピングをしてみたい、と思った瞬間
朝食
朝食も、朝になったら御膳とお味噌汁が運ばれてきます。
朝だしこれぐらい楽なので良いのかも。
夜も朝も、使われている食器やお鍋などの調理器具は全てsnowpeakのもので揃えられています。よくみるとタープやチェア、テーブルなんかもそうだったので統一感があっていいですね。
温泉
最後に、住箱にはトイレやシャワーはついていません。
一応グランピングサイトには簡易なトイレ・シャワー棟がありましたが、お風呂については深夜以外はホテルの大浴場を利用することができるのでそちらがおすすめです!
大浴場までの廊下。謎の足つぼマッサージルートがあるけど、痛すぎて途中でリタイア。不健康なのかな…。
お風呂はキレイでした。こちらは男湯のほうの写真ですが、どちらも同じようなつくりです。
かけ流しではなく、若干の塩素臭がありましたが広い大浴場は良いです!
露天風呂もありました。
サウナと水風呂もあったけど、こちらは午前中は使えないみたい。ととのいたい人は夜に入る必要があります。残念…。
初グランピング!楽しい体験だった。
調べてみたら、本格的なグランピングが楽しめる場所は全国に沢山あるのにびっくり
こういうサイトもあるのをはじめて知った。グランピングしたいときはじゃらんや一休じゃなくこっちで探すと良さそうですね。