こんにちは、しろいるかです
2016年5月の瀬戸内旅行、最後は広島の竹原、男木島、小豆島を巡って最後に姫路城を観光しました。
瀬戸内旅行:大阪から北九州へのフェリー旅の記事はこちら
瀬戸内旅行:山口県観光の記事はこちら
瀬戸内旅行:瀬戸内の島々観光の記事はこちら
瀬戸内旅行:うさぎの島、大久野島の記事はこちら
竹原の街並み
広島県にある重要伝統的建造物群保存地域に指定されている街並みが見られる観光地です。有名なのはNHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」のモデルになった竹鶴酒造の創業者の生家が残されています。見たことが無いので詳しくはわからなかったけど道すがら寄ってみました。
こんな感じの素敵な街並み。
これが竹鶴酒造。何故か全景を撮っていなかった…
マッサンを見ていないと魅力は半減かも
男木島(猫島)
竹原を見た後はそのまま岡山方面に向かい、途中で瀬戸大橋を渡って香川県へ。瀬戸大橋の写真はない!
猫島というと全国わりとあったりしますが、その中のひとつ、香川県は高松港から行くことのできる男木島に行きました。
アクセスもわりとよく、JR高松駅から徒歩数分の高松港からフェリーで40分ほどで到着です。島には商店などはほとんどなく、基本的には島ののどかな風景の中で猫と戯れるだけです。フェリーは2時間に1本なので、ちょうど島で2時間過ごして次の便で帰る感じがベスト。
狭い路地にねこがいっぱい!
屋根の上にもねこ!
これが猫玉か…!
青い海とのどかな島の集落とねこ!
下に見えるのがフェリー乗り場。こちらの瀬戸内国際芸術祭の折にアートな船着き場が作られたそう。
バイクの下にもねこ。
目を合わせてくれなかった・・・
小豆島
さて、男木島から高松港に戻り、そこから小豆島に渡ります。
瀬戸内の島めぐり、最後の島は小豆島。瀬戸内海の島の中では淡路島に次いで2番目に大きいのですが、ちょうど香川県と兵庫県の真ん中のあたりに位置していて、船でないと行けない島です。
オリーブや醤油が名産で、寒霞渓(かんかけい)という景勝地や映画のセットが残る映画村もあったりします。今回は行かなかったけど。
エンジェルロード
干潮のときだけ離れ小島に繋がる砂浜の道ができる!というやつ。
ちょうど干潮時にあたりました。確かにいい感じで道が出来てる!
砂浜に降りてみると人でごったがえしてました。
エンジェルロードの根本に建つホテル、小豆島国際ホテルに泊まりました。最初の1枚は実はお部屋からの写真です。
砂浜に降り立つよりも全景を眺めた方が雰囲気あるかも
宿泊:小豆島国際ホテル
小豆島の中でたぶん一番大きなホテル。近代的な設備も揃い、温泉大浴場も備えていました。
フロント。
フロントからは海が眺められます。
お部屋は普通のお部屋だった気がするけど、エンジェルロードが窓から見えてよかったです。
ご飯やお風呂はまぁ普通だけど、清潔感溢れる良い意味で離島らしからぬホテルだった!
土庄本町(迷路のまち)
小豆島も瀬戸内国際芸術祭の舞台なのですが、その中で迷路のまちと呼ばれていた土庄本町エリアに、民家を利用したアート作品がいくつかありました。街歩きをしながらちょっとアートに触れてみることにします。
特に衝撃を受けたのがこれ。現在は残念ながら既に無くなってしまっているようですが、古いタバコ屋の入口をくぐると生活感溢れる民家に繋がっていて、その中を探検する体験型アートなのですが、内部の構造がとにかく歪なんです。
言葉での説明が難しいのですが、居間の扉を開けると突然お風呂場に繋がっていたり、タンスを開けると隣の部屋への入口になっていたり、家の構造がぐちゃぐちゃ。一方で生活用品などはまるでついさっきまで人が住んでいたような生活感漂う配置がなされていて、面白いと同時に世にも奇妙な物語の世界に入ってしまったようなホラー感も少し味わえる不思議な体験型アート作品でした。
是非おすすめ・・・と言いたいけど今はもう無さそうなのが残念
ちなみに、2020年現在、残されているアート作品は1作品だけみたい。
こちらも見た目は完全に普通の民家なのに、中は洞窟のような作りになっていてギャップが楽しめる体験型アート作品です。
瀬戸内国際芸術祭のアート作品は見るだけじゃなく体験できるものが多いのがいいね
中心地の直島や豊島のほうはもっと沢山アート作品があってアートに興味が無くても楽しめる感じ
この土庄本町が迷路のまちと呼ばれているのは瀬戸内国際芸術祭が始まる前からだそうで、海賊の侵入などを阻むためにあえて複雑な構造にされているんだとか。
車の入れない狭い路地で、区画整理もされていないので確かに地図を見ながらでないと迷いそうで街歩きも楽しいものでした。
地区の真ん中に目立つ三重塔があるので、そこを目指して歩きます。
誓願の塔と呼ばれているらしい。小高い丘の上なので見晴らしもよく、吹き抜ける風が気持ちよかったです。
福田港
小豆島は南北に港がありますが、基本的に南の方に観光地などは集まっています。ただし姫路方面のフェリーは北側の福田港からしか出ていないため、島の外周をぐるっと回りながら北に向かいます。
船の名前がおりいぶ丸。さすがオリーブの島。
小さな港でしたが、姫路港と繋がっているだけありフェリーで姫路に渡る車も多く賑やかでした。姫路港までは約1時間40分ほどですが、姫路港からJR姫路駅まではバスで40分ほどかかり、ほぼ満員の状態で立ちっぱなしがツラかった。
姫路城
言わずと知れた国宝、そして世界遺産である姫路城はJR姫路駅から徒歩10分ほどの距離にあります。
他の城と比べるとかなり白い!どうやら2009年から2015年まで平成の大修理を行っていたようで、当時は修復が終わってすぐの姿、まさに白鷺城の異名の通りでした。
姫路城が他の城と違うのは、遺構の数と規模がすごい!天守閣が残っているのはもちろんのこと、そこまでに至る何重もの石垣や門が残っていて、当時の面影を感じ取れます。
門をくぐるたびに城に近づいていきます。
あと少し!
お城の中にも入れて、最上階からは姫路の町が一望できます。
立派なお城だった。姫路城は数ある城の中で世界遺産になっているだけはあり、城好きでなくとも是非行っておきたい
他の名城巡りをしたくなるね
色々と行き過ぎて改めて振り返って色々なところに行っていたなと感じました。旅の記録は残しておくとやっぱりいいですね!