こんにちは、しろいるかです
2020年11月の日光の旅、二日目です。
一日目の記事はこちら
旅の全行程
本記事は太字部分が対象。
【一日目】
東京駅~宇都宮駅~めんめん
宿泊:おおるり山荘
【二日目】
奥日光散策~光徳牧場~戦場ヶ原~龍頭の滝~リッツカールトン日光~中禅寺湖散策
宿泊:湖上苑
【三日目】
早朝の中禅寺湖散策~半月山展望台~大笹牧場
中禅寺湖畔の散策
リッツカールトン日光でランチの後は、中禅寺湖の散策に向かいます。
中禅寺湖に流れ込む河口。左に見えるのがリッツカールトン日光です。
風もないので中禅寺湖が空を映す鏡のよう。
周りの山も色づいていて、紅葉の季節の中禅寺湖が人気なのも頷けます。
プチ富士山のような山が男体山。独立峰ってやっぱりいいですね。
中禅寺湖でスワンボート
湖といえば、なぜか足漕ぎスワンボートがありますね。乗ったことがなかったのですが、天気もいいし乗ってみることにしました。
何軒かスワンボート屋さんがありましたが、みな30分1,500円で紳士協定を結んでいるみたいです。
私たちがのったのはこの青い子。
スワンボートがたくさん浮いている中を、遊覧船がガッツリ横切っていきます。遊覧船が通るので道を開けてください、的なアナウンスが流れるものの、よく事故らないなと感心します笑
アナウンスが聞こえたら必死にこいで、船の進路から外れないといけない
30分しかないけど、15分間思いっきり漕いで進めるところまで進んでみる。湖から眺める男体山は裾野からの紅葉のグラデーションが美しく、ここまで頑張って漕いできた甲斐がありました!
かぼちゃをくわえたハロウィン仕様の子もいました。なんか神々しい写真に…
後光がさしてる
宿泊:湖上苑
スワンボートでほどよく疲れたのでお宿でゆっくりすることに。
本日のお宿は中禅寺湖に最も近いと触れ込みのホテル湖上苑さんです。
見た目はホテルというよりはペンションっぽい雰囲気。
元外国大使別荘跡だそうですが、当時の建物を再利用している感じなのかな?
外観はレトロですが中はとても清潔感たっぷりでお部屋もきれいでした。
1階のお部屋はテラスがついていて、レイクビューになっています。
確かに中禅寺湖に一番近いかも。
いい景色です。
テラスは隣同士つながっていて、距離も近いので気遣いが必要です。イスに座る分にはお隣は見えません。
さて、こちらのお宿のウリの一つが、奥日光湯元から引き湯されている濃厚な硫黄泉かけ流しのお風呂です!
お湯がキレイなエメラルドグリーンです!
どうも他の方々の写真を見ていると、お湯が白濁しているときもあるようなので、必ずしもこの色に出会えるわけではなさそうですが、吸い込まれるような美しさ。
そして、湯元から中禅寺湖までの間に良い感じにお湯がもまれるからなのか、奥日光のおおるり山荘のお湯とはまた違った感触。香りも含めて柔らかになっている気がします。
この特徴的な透明感のある緑のお湯は、新潟の月岡温泉を思い起こさせますね!あっちの方が緑が深かったかな?
月岡温泉の記事はこちら
成分も濃厚のようで、湯舟のふちにはいい具合の石灰棚が育っていました。
お湯の色にうっとりしてしまいますが、露天風呂の方へいくと…
中禅寺湖を眺めながらの湯浴みができます!外の景色も良いですね。
ただ、遊覧船やスワンボートから角度的には見えてしまうので、日中は目隠しを使った方が良いかも。
源泉の温度は引き湯によって湯もみされているとはいえ、まだまだ非常に温度が高く触るとやけどしそうな熱さ。
湯口に石を置いて、湯舟に投入されるお湯の量を調節しながら温度調整しているようで、いつ入っても丁度良い温度になっていました。
昼と夜で石の置き方も変わっていたりして、温度調節に気を遣っているのがわかります!
ちなみに、無料の貸し切り風呂もありました。こちらは入れる時間が14時から22時までとなっているので注意が必要です。
ただ、男女別の大浴場は24時間入れるし、温泉目当ての方が集まるお宿でもないからか、ほとんどの時間で独占か、いてももう一人ぐらいと余裕をもって入れました。実質貸切風呂です!
お食事のときに満席で驚いたぐらいなので、温泉好きにとっては穴場かも?
滞在中は何度も温泉に入り浸ってた
ごはんは朝夜ともにダイニングでいただきます。
夜ご飯はコース仕立てのお料理。献立はだいたい同じみたいです。まずは前菜の盛り合わせ。
ゆばの煮物。日光といえばゆばですね。
確かオリジナルのカクテルを頼みました。右の青い方は中禅寺湖をイメージしたもので、左はなんだったかな…。
コーンを使った洋風茶わん蒸しっぽいお料理だった気がする。
お宿のメイン料理、ニジマスのから揚げ、湖上苑風オレンジソースです。
カリっと揚げたニジマスに酸味のあるソースがからんで美味しかった!
ステーキもセットです。
ご飯ものも一緒に持ってきてもらったら、これ完全にステーキ定食になってる笑
手前にあるのは手焼きせんべいをラー油に付け込んだ自家製食べるラー油です。ごはんとの相性抜群でした。
デザートはパウンドケーキとアイスクリーム。
全体的にしっかりと手作りされたお料理で、ほっこりといただくことができました。
ニジマスのお料理がソース含めてとくに美味しかった
夜は月あかりが中禅寺湖を照らして、ムーンロードが!
お部屋から見ることができます。
朝ごはんは旅館の朝ごはん的な感じ。
中禅寺湖の目の前にあるロケーションの良さと、手の込んだどこか懐かしいお料理。そしてガチの温泉宿にも引けを取らない、泉質も景色も抜群の露天風呂。
ラグジュアリー感やホテルライクな雰囲気求めると合わないかもしれませんが、バランスの取れた良いお宿でした。
早朝の中禅寺湖散策
朝の中禅寺湖は空気が澄んでいてお散歩に最適です!
朝なのに中禅寺湖は車でいっぱいでした。昼を過ぎると、いろは坂や華厳の滝周辺はものすごい渋滞に見舞われるため、みな早朝を狙ってここまで登ってきているのかも。
奥日光ほどではないけどここもなかなかの標高の高さ。そのためか欧州各地にある湖の避暑地に似ているようで、それで各国の大使館の別荘ができたという経緯もあるみたいですね。
湖に張り出した遊歩道。
きれいな湖です。
よく見ると、湖に向かって沈んでいる道(船着き場?)のギリギリのところに鳥がいっぱい!
展望テラスもあります。中禅寺湖は湖の周りにお店が立ち並んでいて、散策するにもいい雰囲気の場所でした。
半月山展望台
さて、中禅寺湖を上から眺めるならおすすめだという、半月山展望台へ向かいます。中禅寺湖スカイラインの終点からちょっと歩くようです。
なお、中禅寺湖スカイラインはどこかに抜けられず、半月山展望台で折り返すことになっているので、実質展望台への道ですね。
ここか、と思いきやこれは途中の駐車場。
だけどお手軽に中禅寺湖が拝めます。中禅寺湖と男体山。しばらく見とれてしまいました。
ズームしたら山肌の紅葉がくっきり。点描画みたいです。
さて、こちらが終点の半月山駐車場。中禅寺湖畔からは片道20分弱ぐらいで来られました。
ここから少し山を登ると展望台があるそうです。
え、ここ登るの!?
勾配がすごい。山歩きっぽい人もいて、漏れ聞こえた話だとここの駐車場からではなく湖から登ってきたという猛者もいるようです。
だいぶ登ったぞ!駐車場の周りは山々に囲まれていて、これはまた絶景。
気持ちいい~!
なお、道は整備されてません。普通の山道です。
映える一枚。
そして、本当は展望台まで行きたかったんですが、駐車場から展望台まで30分ほどかかるそうで、スニーカーでもなかったのでちょっとここら辺で断念して降りました。。
展望台に行くのであれば、ハイキングの格好までは不要ですが、靴はスニーカーっぽいものは用意しておいた方がよさそう。中にはヒールで登ってる人もいたのでいけなくはないかもですが。
無念・・・
次は装備をもうちょっと見直してリベンジしよう
大笹牧場
さて、お昼過ぎぐらい。夕方に宇都宮まで戻ればいいのでまだ時間があります。せっかくなので日光東照宮を参拝しようかと思い、いろは坂を抜けて日光東照宮方面へ。
ただ、時は紅葉真っ盛り。ふもとは大混雑状態で、とても東照宮に近づける状態になかったため急遽予定を変更し、霧降高原を抜けた先にある大笹牧場を目指しました。
日光東照宮から大笹牧場までは山道をくねくね進んで30分ほどで到着します。途中にはニッコウキスゲの群生地であるキスゲ平園地などの観光地があったり、眺めの良い場所もチラホラあったので、思っていたよりここは観光ルートだったようです。
ちなみにいわゆる牧場アクティビティとか動物たちの見学等を期待していくと肩透かしをくらいそうです。見学エリアもあるんですが、ポニーや羊を数頭みかけるぐらいでした。
ちょっと曇ってきた…。
駐車場付近にレストハウスがあって、お土産とかレストランがあります。
ドライブイン的な雰囲気があります。
メンチカツをいただきます。サクサクでよい感じ。
これがここの名物らしい、ブラウンスイス牛乳を使ったアイスクリーム!
ブラウンスイス種の乳牛は日本ではあまり飼育されていないようで、希少なアイスクリームです。
開けた牧草地を見ながら食べるアイスクリームはいい!
秋の日光、噂にたがわぬ紅葉の美しさだった
奥日光の良質な温泉もあるし、観光地らしい賑わいもある。魅力度の高いエリアだね