こんにちは、しろいるかです
2022年11月、栃木県の山奥の温泉を満喫する三泊四日の旅をしてきました。
旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
宇都宮駅~NAOZO~NASU SHOZO CAFE
宿泊:大丸温泉旅館
【二日目】
殺生石~那須どうぶつ王国~湯の郷湯西川観光センター
宿泊:本家 伴久
【三日目】
湯西川温泉街散策~平家の里~湯西川ダム~山王林道~光徳牧場~中禅寺湖ライトアップ
宿泊:日光グランドホテル ほのかな宿 樹林
【四日目】
湯ノ湖トレッキング~宇都宮みんみん本店
この旅のこれまでの記事
山王林道(林道奥鬼怒線)
前日泊まった湯西川温泉から奥日光まで行こうとすると鬼怒川温泉から日光へ、さらにいろは坂を通って行くことになり、紅葉シーズンはかなり混みあいます。
裏ルートとして、川俣温泉を抜けて山王林道を通ることでダイレクトに奥日光にたどり着くことができるため、今回そのルートを通りました。
鬼怒川に沿ってさかのぼりながら、途中ダム湖である川俣湖や、川俣温泉等を通る道ですが、道幅はかなり狭いところが多いです。離合が困難な箇所もあるため運転に自信がない場合は素直に鬼怒川温泉経由で行く方が良いかも。
このルートは、奥鬼怒(手白澤温泉)に行く道でもありますね。
川俣温泉を抜けたところから山王林道に入るのですが、ここはさらに道が狭くなります。
幸いにも交通量はこの紅葉の時期でもほとんどなく、1時間近くかけて抜ける中ですれ違った車は数えるほどでした。なんなら猿にも遭遇しましたが、そっちの数の方が多いかもしれない笑。
峠の山頂付近に林道を切り開いた石碑が建ってます。
あたり一面山。ここを開通させるのは大変だっただろうな…と思いを馳せます。ついでに頑張ってくれたレンタカーも記念に撮っておきます!
大変な峠越えだった
光徳牧場
山王林道を抜けると、奥日光の光徳牧場に繋がります。
人里についた安心感。
ここのアイスクリームは来るたび食べちゃうんですよね。寒い時期になってますが構わず今回もいただきました。濃厚で美味しい!
標高1420mって、かなり高所なんですよね!
日光グランドホテル ほのかな宿樹林
さて、旅行最終日は奥日光の日光湯元温泉で宿を取ります。
こちらの日光グランドホテル ほのかな宿樹林はたぶん、日光湯元温泉でほぼ最安値の宿。ハイシーズンの土曜日でもお安く泊まれました。
外観はちょっと古いですが、そんなに気になるほどでもありません。
ロビーは良い感じで、日光アストリアホテルにも似た雰囲気。広い窓の奥には宿の名前にも入っている通り、奥日光の樹林が見渡せます。
日光湯元温泉はなんといっても温泉がほんと良いんですよね。
全ての宿でかけ流し、硫黄の匂い、少し緑がかった白濁したお湯…。これでもかってほど温泉らしさがあって、一番好きなタイプの温泉ですね!
男女別に広い内湯、露天風呂もあって温泉を楽しむことができました。
男性側の内湯。緑色のお湯が最高ですね!
男性側の露天風呂。女性側も同じようなつくりですが、男性側は一部周りから見えてしまってますね笑
この露天風呂、ぬる湯で良かったです。
強いて言えば、ここはかけ流しではあるものの、浴槽の穴?から排水されるタイプの浴槽みたいで、できれば湯舟のフチからそのままオーバーフローするタイプのかけ流しだったら最高だったのに、と少し贅沢を言ってみます。
それでもだいたい求めているとおりの温泉でよかった
夜通し入れるのもいいね
夜ご飯はまぁ、お値段相応ではあります。少し上のプランだとちゃんとレストランっぽい場所になるようですが、今回は一番お安いお部屋なので、地下の宴会場です。
夜ご飯はこんな感じ。素泊まりプランもあったので、いっそ素泊まりでもいいかも。ただ日光湯元温泉は周囲に夜ご飯食べられる場所や夜空いてるコンビニもありません。
その場合は何か事前に用意するなり、中禅寺湖の方にある数少ない夜も開いているお店を予約するなりは必要かもですね。
朝も同じ宴会場でスタンダードな感じのご飯でした。
中禅寺湖ライトアップ
紅葉のハイシーズン期間、中禅寺立木観音と大使館別荘記念公園のライトアップが行われています。去年はスルーしてしまったので、今年は行ってみることに!
ハロウィン仕様のスワンボートたち。日も沈んできたのでお仕事あがりです。
男体山のシルエット、ほんと素敵です。中禅寺湖のシンボルですね!
こちらは中禅寺立木観音。ここがライトアップイベントの中心的な場所で、スポットを一通り巡るならここの歌ヶ浜第一駐車場に車を停めるのがベストです。
陽が落ちたあとのマジックアワーって良いですよね…
刻一刻と変わる空のグラデーションを見ながら、まずは大使館記念公園へ。
大使館記念公園の中にあるイギリス大使館がライトアップされてました。見学時間も延長されてるみたいで、19時頃まで中に入れるみたいです。日中はスコーンがいただけるティールームが人気ですが、この時間でもやってるのかな。
ド派手なイルミネーションではないですが、湖畔に静かにたたずむ感じの上品なライトアップですね。
ちょいちょい光のオブジェみたいなのがあったり。これはウサギかな?
もう少し進むと、今度はイタリア大使館です。こっちもライトアップされてました。
これは映えますね!
桟橋もライトアップ。なんだかおしゃれでした。
駐車場まで戻ってきて、男体山と中禅寺湖の中心街を写真に収めて…
中善寺立木観音のライトアップも拝みます。
高台にある五大堂にはさすがに夜は登れませんが、荘厳なお堂が夜の闇に浮かび上がって綺麗でした。
ライトアップ期間中はちょっとだけですが、屋台なんかも出ていました!
こちらは中禅寺湖畔にある二荒山神社の大鳥居です。こっちもライトアップ!
紅葉真っ盛りだったので美しかったです。
決して規模は大きくないライトアップ奥日光ですが、もともと日中も素晴らしい景色が見られる紅葉の時期に、夜もこういったイベントをやってくれるのはお得感があって良いですね。
人もあまり多くなく、静かに見学できてよかったです。ただ11月上旬と言えど中禅寺湖周辺は標高が高く、風も吹きっ晒しでめっちゃ冷えるので防寒は忘れずに!
陽が沈んだら温泉でゆっくりするのもいいけど
こういう夜のイベント見に行くのも楽しいよね
湯ノ湖トレッキング
翌朝は、湯元温泉の湯ノ湖を一周するトレッキングをしました。
快晴です!
湯ノ湖はそれほど大きな湖ではないので、一周1時間ちょっとぐらい。お手軽トレッキングですね。
反時計回りで進んできます。前半は木道が渡されててめっちゃ歩きやすい。
遠くに男体山が見えます。男体山がきれいな円錐型に見えるのは中禅寺湖からだけなのが面白いですよね。
途中から山道っぽい感じにはなりますが、きれいに整備されていてスニーカーとかでも問題なく歩けます。
ちょうど湯元温泉街の反対側に来た。
ここから湯ノ湖の水が川となり、川は戦場ヶ原を通って中禅寺湖に流れ込みます。
すぐ湯滝という、大きな滝に出くわします。
滝というよりはウォータースライダーみたいな感じ。
滝つぼの目の前に展望台が設置されており、湯滝を堪能することができます。これは迫力ありますね。
展望台の前にはレストハウスがあって、色々誘惑がありました。
駐車場もあるので、歩きがしんどいけど湯滝を見たい場合はいきなりここに乗りつけることも可能なのが良いですね。
お団子と玉こんを食べながらしばし休憩です。
体に沁みる…
ちょっと歩き足りなかったのでもう少し、散策コースを歩いてみます。30分ほどの周遊コースで、小滝が見られるみたい。
これが小滝ですね。たしかに小さいかもしれない笑
気持ちいい道です。このまま進むと戦場ヶ原に続くみたいですね。今回はこの辺で引き返して湯元温泉に戻ります。
湯ノ湖は温泉が混じっているからか、少し緑っぽい気がする。
ちょっとだけ寄り道して、湯ノ湖に突き出た半島のような兎島を通りました。
湯元温泉のビジターセンターが対岸に見えました。目と鼻の先なんですが、半島なのでここからビジターセンターまでは意外と戻るの大変だった笑
湯ノ湖トレッキングは道もしっかり整備されていて歩きやすいし、何より景色が素晴らしいので湯元温泉に泊まって、翌朝晴れていたらお散歩がてら歩くのにピッタリですね。
宇都宮二荒山神社
旅の出発点の宇都宮に戻ってきました。
時間があったので宇都宮市街を少し散歩。二荒山神社は宇都宮にも立派な社殿を構えているんですね。
市街中心部にあり、地元の人たちに愛されているようなすてきな神社でした。
宇都宮みんみん 本店
宇都宮と言えばギョーザ!
一度食べてみたかった有名店、みんみんの本店にチャレンジです。
餃子通りという、餃子屋さんがいくつかある中にあります。目の前道路を挟んで大きな駐車場があるので車でも安心。整理券を貰って、後はひたすら待ちます…。夕方に行ったのですが、それでも1時間近く待った気がします。
メニューは3種類の餃子とライスのみというストロングスタイル。
全部頼んでみました!
焼き餃子が一番美味しかったです。皮パリパリ。
水餃子はモチモチで、箸休め的ポジション。
揚げ餃子は変化球的な感じでカリカリなのが良い。どれか1つだったら焼き餃子ですが、3種それぞれに役割があって、全部頼んで正解な感じです。
ちなみに二人だと餃子3種類はシェアしつつ、ライスはそれぞれ頼んでちょうどよい分量でした。やっぱり人気店なだけであって美味しいですね。並ぶのは大変だけど食べて良かった!
宇都宮、浜松に並んで、最近は宮崎が餃子の町として台頭してきてるらしい
宇都宮駅に戻ってきました。駅前に新しく出来た宇都宮テラスは夜もとても賑やか。
改札前のお土産物屋さんがたくさん並ぶ一角にあった、ジャージーモウモウというお店のミルクティラミスをお土産に買って帰って食べました。
楽しい栃木の旅だった
栃木県、めっちゃ行ってる気がする
日光はここ数年、欠かさず行ってた