こんにちは、しろいるかです
今回は2020年11月の日光の旅を振り返ります。秋の日光は美しかった。
※2023年8月追記 おおるりグループは経営悪化により、2021年8月末をもって草津温泉と塩原温泉にある二館を残し、すべて売却(閉館)してしまいました。しかし、おおるり山荘奥日光湯元は、亀の井ホテル奥日光湯元としてリブランドオープンしています!また、草津温泉のおおるりグループのニュー紅葉も営業再開しているみたい。
旅の全行程
平日の夜、お仕事終わりに新幹線で東京を出発し、宇都宮駅に到着、そこから渋滞を避けて夜のうちに奥日光まで行って宿を取ります。二日目は奥日光と中禅寺湖を中心に観光しながら、中禅寺湖畔の温泉宿でのんびり。一応二泊三日の旅の旅程です。
本記事は太字部分が対象。
【一日目】
東京駅~宇都宮駅~めんめん
宿泊:おおるり山荘
【二日目】
奥日光散策~光徳牧場~戦場ヶ原~龍頭の滝~リッツカールトン日光~中禅寺湖散策
宿泊:湖上苑
【三日目】
中禅寺湖散策~半月山展望台~大笹牧場
宇都宮 めんめん
まずは新幹線で東京から宇都宮へ。1時間ぐらいで着いた宇都宮のまちで、今日の夜ご飯を食べます。
宇都宮といったら餃子!
みんみんが宇都宮餃子で一番有名なお店な気がしますが、今回はめんめんに行きました。似てる…
実は21時過ぎて空いている餃子屋さんが居酒屋タイプのお店ばかりで、これから奥日光まで車を運転するし、お酒は飲まないので中華料理屋っぽいお店を探していたらこちらに行きつきました。
知らなかったんですが、めんめんも知名度の高い宇都宮餃子の名店だそうです。
宇都宮駅から徒歩だと15分ぐらい、ちょっと辛い距離です。今回は宇都宮駅でレンタカーを借りて向かったので特に問題なく行けました。駐車場もお店の駐車場はありませんが、すぐ隣にそこそこの大きさのコインパーキングがあるので安心!
店内はこぎれいな町中華という感じ。
めんめんの餃子は羽根つきです!パリパリで肉汁じゅわっとしてて焼き餃子の模範的美味しさ!
あとは天津飯と・・・
チャーハン!
餃子はもちろんこれらの料理もかなりの美味しさでした。
お値段も安いし、近くにあったら通ってしまいそう
宿泊:おおるり山荘 奥日光湯元
宇都宮から奥日光までは車で1時間半近くかかります。宇都宮から日光市内までは車で30分ちょっとなので、奥日光って日光の隣町ぐらいの距離かと思いきや実はかなり離れているんですね。
紅葉で有名ないろは坂は、夜はほぼ車通りはゼロでした。往路、復路が分かれていて一方通行だし、もっと深夜になったら峠攻めとかしてる人とかいたりするのかな…。
本日のお宿はおおるり山荘。おおるりグループという、温泉の泉質がウリの格安ホテルチェーンのお宿です。
おおるりグループは廃業した大型旅館を居抜きしたりして規模を拡大し、今では東京周辺の有名温泉地にはだいたい存在してるみたいです。
お部屋はスノコベッドが入った和室。清潔感も特に問題なかったです。
夜についたので、朝に部屋のカーテンを開けたら意外にいい景色が。奥日光にある湯ノ湖が見えます。
廊下も殺風景ですが別に問題なし!
朝外に出て外観を見てみたら、外観も思ったより綺麗です。
さて、一番のウリのお風呂ですがさすが評判通りの泉質でした。露天風呂の温度調節がちょっといまいちなのか、ぬる湯みたいな温度になっていたものの、逆に熱い内湯と露天風呂を行き来しながら長時間湯浴みを堪能できました。
写真は撮れないのでホームページから。
出典:おおるり山荘 奥日光
ホームページの写真はめっちゃ綺麗ですが、清潔感についてはあと一歩という感じかも。
おおるりグループのホテルは、どこのホテルもじゃらんのクチコミでなかなかに酷評されていたのを見かけていたため、正直なところおっかなびっくりで予約しました。
泊まってみた感想としてはお値段を考えれば十分すぎる満足さです。素泊まりだったので食事面はわからないものの、それ以外の面で特段気になるものはありませんでした。
宿泊当時はもともと素泊まり3,000円なうえにさらにキャンペーンやクーポンなどを使って実質一人1,000円もかからないような、理解を超えた安さになっていましたので、それもあるかもしれませんが笑
夜遅くに宿に到着するような素泊まり前提だったら、キャンペーン無くてもまた利用しそう!
奥日光温泉街を朝の散策
ホテルを出て早朝の奥日光をお散歩です!
まだ11月になったばかりでしたが既に紅葉の最盛期も過ぎたぐらい。それもそのはずで、奥日光は標高1,600メートルに位置しているんですね。気温も冬のような寒さでした。
澄んだ朝の空気のなか、湯ノ湖畔で深呼吸!
時期的なものか、ボートハウスはやっていませんでしたが、夏場だと涼しくて気持ちよさそう。
ナナカマドの実。落葉しても実はまだ残ってるんですね。
湯ノ湖畔のボートハウス(日光湯元レストハウス)でコーヒーを売っていました。ハンドドリップで淹れてくれる美味しいホットコーヒーがめちゃくちゃ染み渡る…
予想外に本格的なコーヒーで大満足!
テラス席もありました。
湯ノ湖は周囲が散策道になっていて歩いて一周することができますが、一周1時間ほどと意外にガチだったので今回は辞退し温泉街を散策することに。
奥日光温泉街の中心あたりでは真っ赤に紅葉した樹々がきれいでした。
温泉街の奥にある日光山温泉寺。全国でも珍しい、温泉に入ることのできるお寺だそうです。
またの機会に入りに来たいな
温泉寺の裏手には、奥日光の源泉が湧き出ている湯元源泉地があります。
奥日光のお湯は硫黄含有量が日本第四位、湧出したときはエメラルドグリーン色で、空気に触れると白濁するという温泉好きにはたまらないお湯です。
湧出量もとても多く、周囲のホテルはみなかけ流しにできるところも奥日光温泉の素晴らしいポイントですね!
温泉街に欠かせないネコもいました。
奥日光温泉はおみやげ物街や食べ歩きのできるお店は残念ながらなかったけど…
高地ならではの澄んだ空気を味わいながらお散歩は気持ちいい!街並みもきれいに整備されてるし、のんびり散策するのにピッタリだね
光徳牧場
奥日光と戦場ヶ原の間にある観光牧場です。
明治30年に創業したという歴史ある牧場。当時は外国人にも人気の避暑地であった日光に牛乳やお肉を供給する牧場だったそうです。今は牛などの放牧は行われておらず、牧場らしい景色を楽しむことはできないみたい。
牧場の中にはレストランやおみやげ物を扱うお店があり、美味しいアイスクリームを食べられます。
紅葉の木々の中でのアイスクリーム、ちょっと寒いけど最高でした。
ほとんど葉は落ちてしまっていたけど、最盛期だとすごかったんだろうな、と思わせる風景。
戦場ヶ原
奥日光と中禅寺湖の間にある、開けた湿地帯です。名前の由来は男体山と赤城山の神が争った戦場だったことだそうです。両山の間にあるのかと思いきや、男体山は戦場ヶ原の目の前にある山で、赤城山はずいぶん南の方にあるので男体山の方に攻め込まれてた感じなんだろうか。
奥に見えるのが男体山。形がきれいな山です。
秋はススキの名所になっていて、湿地帯をハイキングするコースも整備されています。車で来た場合は戦場ヶ原の中心のあたりに道の駅のような形で駐車場と、おみやげ物屋さん(三本松茶屋)があるのでそこに車を停めて景色を見られます!
龍頭の滝
戦場ヶ原からさらに中禅寺湖に近づくと、龍頭の滝があります。
いわゆるイメージする滝というよりは、階段状の岩場を勢いよく水が流れる感じ。奥日光三名瀑のひとつ。一番有名なのは華厳の滝かな?あともう一つは奥日光の湯ノ湖にあるという湯滝らしいです。
なかなかに迫力たっぷり!
渓流に沿って道が併設されていて、滝の上側にも下側にも駐車場が整備されています。
にぎやかなのは滝の下側。お茶屋さんや観音様の祠があります。
奥日光に来たならとりあえず寄っておきたい観光地!
リッツカールトン日光(レークハウス)
さて、いろいろと名所によりながら中禅寺湖に戻ってきました。2020年7月にオープンしたばかりのリッツカールトン日光の中にあるレストランでランチです。
ちなみに、リッツカールトン日光の駐車場は広くなく、宿泊客でいっぱいの場合は近隣の駐車場に停めることになります。ハイシーズンだとホテルの周りは車で大混雑してるので、初めから周りの駐車場に車を停めて徒歩で向かった方が賢明かも…。
ホテルというか高級旅館みたいな外壁。
ホテルの入口も上品な雰囲気。
レストランは3種類で、ラウンジと日本料理とイタリアン。今回予約していたのはイタリアンのレークハウスというレストランです。
レークハウスは独立した棟にあるので、いったんホテルの中に入った後レストラン用の連絡通路を通って向かいます。途中には中庭とラウンジのテラス席が見えます。本当はここでアフタヌーンティをしたかったのですが、残念ながら予約が取れなかった!
こちらがレークハウス。中禅寺湖を眺められる、落ち着いた雰囲気の席です。
ほとんどガラス張りなうえ吹き抜けにもなっていて、解放感抜群です。
こちらは大盛況のラウンジ(アフタヌーンティ)と比べるとお客さんもまばらでした。その分落ち着いていてかえって良かったかも。
ランチコースはパスタorピザの3コースで、税・サービス料込でだいたい5,000円。
いきなり謎の包みが。なんだろう?
中はパンでした!こういう演出はワクワクしていいですね。
キヌアなどを使った前菜。キヌアはフライしてあるものも混ぜていて、サクサクとプチプチした触感を同時に楽しめる美味しいサラダでした。
メインはピザかパスタが選べますが、今回は二人ともピザにしました。このときはビスマルクのピザでした。
美味しかった…!のだけど、ピザに関しては直近で食べたこちらのピザが絶品すぎました。
越後湯沢のデル・ロカンダ・イル・ピットーレのビスマルクがとにかく美味しい
デザートはコースのものだとティラミスだったのですが、とちおとめのミルフィーユが食べたくて、お願いしたら差額で変更してもらえました。
上に乗っているサクサクのパイと甘いイチゴソースがかかったいちご、間にはカスタードクリームとバニラアイス。一度に食べるとミルフィーユが完成です。これは美味しい!
コースのスタンダードのデザートはこちらのヴィーガンティラミス。ヴィーガンだから乳製品のかわりに豆乳とかを使っているのかな?添えてあるピスタチオとココナッツのアイスと相性抜群でした。
まだオープンしたばかりであまり知られていないのか、大混雑の中禅寺湖の中でゆったりとランチできたので良かったです!ちなみに、お料理は季節ごとに変わるみたい。
ここのリッツカールトンは奥日光の源泉を引いていて、白濁の濁り湯を露天風呂で楽しめるらしい
最近は外資系ホテルでも日本のホテルみたいに温泉大浴場がついているホテルが出来ているみたいだね
このあとはお宿(湖上苑)にチェックインしてエメラルドグリーンの硫黄泉を楽しんだり、中禅寺湖の観光をします。