こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅を振り返ってみたいと思います。
- 旅の全行程
- 熱海駅前商店街
- 熱海銀座
- 常盤木羊羹店総本店と、本家ときわぎ
- 海幸楽膳 釜つる
- 熱海プリン 2nd
- 熱海サンビーチ
- アカオハーブ&ローズガーデン(コエダハウス)
- いちごBonBonBERRY
旅の全行程
熱海で一泊したあと、伊豆の赤沢温泉で連泊。狭い範囲で三泊するのんびり旅です。
【一日目】
熱海観光
宿泊:ゆとりろ熱海
【二日目】
熱海観光~伊豆高原(陶芸体験)
宿泊:赤沢迎賓館
【三日目】
赤沢温泉郷でゆっくり
宿泊:赤沢迎賓館
【四日目】
赤沢温泉郷でゆっくり~帰宅
普段の旅って色々スポットを巡りたくて移動が多くなりがちなので今回は移動を最小限に減らしてみた
熱海観光以外はほとんど赤沢温泉の中で過ごした、のんびり旅だった
今回の記事では、初日~二日目の熱海観光をまとめたいと思います。
熱海駅前商店街
東京駅から新幹線でほんの40分ほどで熱海駅に到着。
熱海の、この首都圏からの利便性の高さは他にない利点だと思う。新幹線の駅の目の前からすぐ観光地が広がっているというのは思った以上に楽!
賑やかな熱海駅周辺。2016年には駅直結のラスカ熱海というショッピングモールが出来ていて、名産やお土産物などがだいたいここで揃ってしまうぐらい充実してました。
さて、駅を出て向かって右手に向かうと平和通り名店街と仲見世商店街の2本の商店街通りがあります。平行して伸びているような感じなので、全部見るにはぐるっと一周すると良いかも。
商店街の入口。こちらは平和通り名店街のほうです。こっちの通りの方が長め。
ごちゃごちゃしてて、観光地感満点です!これぞ商店街って感じ。お土産物屋さんはもちろんのこと、食べ物屋さんやカフェ、スイーツ系のお店なんかもあって幅広いラインナップです。
こちらは仲見世商店街のほう。なんか写真だとたまたま人が少ないように見えますが、賑やかさは同じぐらいでした。中吊りみたいなのが無いからこっちの方が落ち着いた印象。お店のラインナップは似たような感じです。お店によっては両方の商店街の間に位置し、どちらにも入口を構えているようなお店まである笑
熱海銀座
熱海駅についたのはお昼前。まずは老舗の干物ランチを食べに歩いて熱海銀座へ向かいました。熱海は坂に沿って作られた街なのでかなりの高低差がありますが、駅から熱海銀座まではずっと下り坂なので行きは楽です。歩くとだいたい15分ぐらいかかったかな?
こちらが熱海銀座のメインストリート。
距離でいうと端から端まで歩いても5分ぐらいですが、お店が密集しています。
こちらのお店も昔ながらの干物屋さんなどがある中で、なぜか原宿っぽいジェラート屋があったりと新旧入り混じるなかなかカオスな感じ。大学生っぽい人たちも沢山いて、一昔前の熱海のイメージとは客層も含め変わってきているみたいです。
常盤木羊羹店総本店と、本家ときわぎ
そんな中、変わらないものももちろんあって、こちらは老舗の羊羹店。4代目の人が元ホストだった、という話題性でテレビでよくとりあげられるというお店です。
店構え自体は昔ながら、という感じなのですが中に入ると、髪型が元ホストを思わせる方が接客されていて、なんだか不思議な雰囲気。
名産のだいだいを使った黄色い羊羹が看板商品だったので、それとあと写真のマカロンもなかを買いました。味はまぁまぁだった!熱海銀座まで来たのならついでに寄ってみるのをおすすめ。
ところで、お店を出ると道を挟んで向かい側にも立派な羊羹屋さんがあって、こちらもときわぎを名乗られています。
暖簾分けとか、そういう感じなのかな?と思って訪ねてみたところ、当店とは関係ないお店です、とピシャリ。
気になって調べてみると、もともと大正時代にはひとつの羊羹のお店だったが、途中で後継者争いのような形で2つに分割され、どちらも「ときわぎ」を名乗るようになったとか。
これは・・・
これ以上触れないほうが良さそうなやつだ
平仮名のときわぎの方は昔ながらのお店といった雰囲気で、漢字の常盤木の方は全体的に今風な感じを押し出している雰囲気。どちらも看板商品はだいだいを使った羊羹であるものの、お互いに差別化を図ろうとしているようでした。
海幸楽膳 釜つる
続いて熱海銀座にある有名な干物やさんのレストランでランチです。
熱海銀座に本店があり、駅前のショッピングモール(ラスカ熱海)にも出店している熱海の老舗干物屋さん、釜鶴ひもの店。江戸時代から続くお店なんだそう。
こちらの経営するレストランが海幸楽膳 釜つるです。
オープンの11時半過ぎに行ったのですが、既に第一陣は満席。お昼でも予約できるので予約して行った方が良さそう。結局30分ほど待ちました。
店内はカウンター席とテーブル席がありましたが、テーブル席に案内されました。厨房の中が見えるスタイルです。
ランチは海鮮丼系のメニューと干物定食系のメニューに分かれます。海幸膳という干物にお刺身の付いた定食にしました。お値段は2,300円とちょっと高めかな。
干物は何種類からか選べました。これ、なんだっけ・・・。忘れましたが脂がのってて美味しかった!
ちょっと観光地価格感は否めないけど、なかなかの美味しさ。
海沿いに来たらやっぱり魚が美味しいね
熱海プリン 2nd
熱海銀座に話題のお店があります。映え一点突破で大人気となった熱海プリンです。あっという間で熱海に広まり、今では熱海市街に4店舗もあります。
こちらは2店舗目のお店で、カフェ形態らしい。
昭和な商店街の中に突如現れたこの原宿感あふれる店構え。
ポップな色使いがやっぱり今どきな感じ。
モチーフはカバ?なのは熱海の温泉は塩分が多いので塩が好きなカバにした、らしい。
カフェなのでコーヒーとかもあります。写真右上の飲むプリンみたいなのをみんな食べてた。持ち帰り用のプリンも売ってました。
とりあえずプリンソフトを食べました。ピントが後ろにあってしまった痛恨のミス…。
プリン感あるクリームが美味しいです!
もう一つは凍らせたプリンアイス。こっちは映え重視だったかも。
ちなみに、お土産に持ち帰り用を買うだけなら、駅から一番近い店舗だと商店街に店舗があるのでそちらがおすすめです。カフェとかは無いので本当にスタンドだけ。
熱海の街中にいたプリンカー。ブランディングが徹底してますね…。
ちなみに一番の看板商品と思われるプリンは結局食べてない…
熱海サンビーチ
熱海駅についたときは雨が降っていましたが、ランチを食べたところで天気も良くなってきたのでちょっとビーチへ。熱海銀座からすぐ近くに海水浴場があります。
気持ちのいいビーチです。山に沿って大型旅館が立ち並ぶ姿が熱海らしい風景!
熱海は大型旅館が多い中、同じような温泉地でよくある廃業して廃墟になったような建物もほとんどなく、いい感じで昭和感を残せてるなと感じます。
昭和浪漫とか、今の時代ではまだ言われないですがこのまま残し続ければ昭和時代の伝統的建造物群保存地域とかになるかも笑
アカオハーブ&ローズガーデン(コエダハウス)
熱海サンビーチのバス停からバスに乗って15分ほどでアカオハーブ&ローズガーデンに到着です。
市街地からはちょっと離れていますが、2017年にこの中に絶景カフェが出来たと聞いて、いまさらながら行ってみることにしました。
ここは山の斜面に沿ってハーブ園やバラ園が整備されています。まずはシャトルバスに乗って一番上まであがり、そこから徒歩でガーデンを通って降りてくる、という流れです。
一番上にあるのは日本庭園。真ん中の松は世界最大の盆栽らしい。もはや盆栽じゃないレベル。
鳳凰の松って名前もついてるみたい。
そして日本庭園のとなりにあるのがKOEDA HOUSE(コエダハウス)という絶景カフェ。隈研吾が設計したらしい。
旅先での隈研吾建築の遭遇率はほんと高すぎる
店内は隈研吾っぽい木を組み合わせたデザインになってました。カフェの他にも焼菓子なんかも売っていたのでお土産として買うのもいいかも。
ローズヒップティーをベースにしたオリジナルドリンク。左はカルピスと混ぜてて合うのかな?と思ったけどなかなかさっぱりしてて夏にぴったり。
ストローの向きもしっかり合わせて撮ったぞ
開けた場所にあり、海がしっかり見えます。天気もすっかり良くなって初島まで見えます。この景色を見ながらお茶するのは良いですね!
あとは、全体的に映えを意識したスポットがとても多く、そのうちのひとつ、このブランコなんかは写真を撮る角度によって海にせり出しているようにみえるようで、写真を撮るために長い行列が出来ていました。
てっぺんの映えスポットを抜けると普通のガーデンという感じです。ちょっと整備が甘いところもあるんですが、お花はとても綺麗です。
名前はわからないけどきれいなお花。
色とりどりのバラが咲いていました。雨露に濡れていてみずみずしい感じ。
次々植えられているお花が変わっていくので飽きずに降りてこられます。
イングリッシュガーデンっぽいところも。
じっくり見ると1時間以上は欲しい感じ。癒されるスポットでした。
場所が少し離れてしまうので、徒歩だと行きづらいかも。
熱海は意外に広い観光地で、バスも本数が微妙に心もとなく、いろんな場所を通るルート設定になっていて遠回りになったりするので、熱海をガッツリ巡るなら車があった方がいいなと感じた
いちごBonBonBERRY
ローズガーデンの後は宿に行ったけど、翌日電車の待ち時間に駅前の商店街の近くにあるもうひとつ話題のお店へ行ってみることに。
昭和な街並みの中にデカデカといちごのお店と書かれたビルが。
商品すべていちご関連のお店でした。4階建てのビルで、3階より上はカフェスペースになっているのでソフトやスムージーを頼んで上にあがって食べられます。
いちごのモンブランソフト。いちご感が凄い。
いちごのスムージー。濃厚で美味しかった。
店内がとにかくおしゃれ。これも熱海プリンと同系列っぽい雰囲気。
3階は研究室的なのがテーマなのか、フラスコがいっぱい。
4階のテーマはよくわからないけどおしゃれなのは間違いない。
熱海はいい感じに昭和感を残しつつ、今どきのお店も沢山ある、活気ある観光地だった!
今回は行っていないけど、美術館や神社といった文化的な観光地もあって、見どころがとにかく多い温泉地って感じ
熱海ではグランピングができるという宿に泊まりました。どんな感じだったのかまた次の記事でまとめてみます。