しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2019年12月 日帰り群馬【1/2】日帰りでも一日楽しめる。四万温泉の四万たむらで湯めぐり三昧!

こんにちは、しろいるかです
冬になると温泉とイルミネーションが見たくなりますね。日帰りで一度に両方楽しもうという記録です。

※2023年8月追記 2022年5月のお知らせ以降、残念ながら日帰り入浴の受付をしていないようです。更新されていないだけなのかもですが…。

旅の全工程

群馬県にある四万温泉と、栃木県にあるあしかがフラワーパークへ日帰りで行ってきました。それぞれ1記事にまとめます。

四万温泉って?

群馬県にある温泉地。長年都道府県魅力度ランキングが低かったり、最近だとお前はまだグンマを知らないという作品でネタにされたりとなかなか不遇(むしろ優遇?)な県ですが、温泉好きからしてみれば有名どころだと草津温泉伊香保温泉、万座温泉水上温泉郷などがあり、他にも素晴らしい温泉がたくさんある良い県だと思います。

上記の代表的な温泉に比べると少し知名度が低いかな?と思われるのが今回行った四万温泉です。山あいにある温泉地で、東京から行くとだいたい草津伊香保の中間ぐらいの場所にあります。車だと片道3時間ちょっとでしょうか。

私たちは今回日帰りで行ったのですが、東京からであればできれば一泊してゆっくりしたい距離です。

おすすめは、四万温泉号(バス)で行くことでしょうか。冬の時期は一日2便と増便されており、東京駅八重洲口を朝10時半頃に出発して四万温泉に14時半頃に到着、帰りもだいたい同じ時間で逆の行程になります。お値段は往復5,200円と、2人までなら確実にどの交通手段より安く行けるはずです。

次行くならバスかな~

四万温泉

四万温泉はいくつかの地区に分かれており、それぞれに宿があります。ただ一番メインといえる地区は積善館のある新湯地区でしょうか。今回はその新湯地区を巡りました。

車で来た場合、宿泊者以外は温泉街の前に町営駐車場(無料)があるのでそこに車を置いて温泉街を散策することになります。

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駐車場は結構広いです。

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温泉街にかかる橋を渡るとすぐ見えてくるのが四万グランドホテルです。なんとここ、ハローキティと公式コラボしているのです。私たちはそれほどキティちゃんに興味がなかったので入らなかったけど…。

温泉とコラボしてるところは他にも無いわけではなさそうですが、ホームページを見る感じだと単純に和モダンでおしゃれなカフェで良さそう!

キティちゃんのコラボ力はすごい…。

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グランドホテルの横を通り抜け、温泉街に入ります。

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ここが有名な積善館ですね。建物は群馬県重要文化財に指定されている、現存する日本最古の湯宿建築らしい!

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この赤い橋と、木造の外廊下のある建物…。そう、千と千尋の神隠しに出てくる旅館「油屋」のモデルっぽいですね。特定のモデルとなった場所は無いとスタジオジブリは明言されているそうですが、雰囲気は抜群に似ています。

全国的では台湾の九份の街並み、渋温泉金具屋旅館銀山温泉の温泉街など他にもモデルと思われるような場所はいくつかあるのですが、ここが他と大きく違うのは建物の手前に赤い橋があることでしょうか。

全て行って実物を見てみましたが、建物単独で一番雰囲気が似ているのはここかも。

銀山温泉の記事はこちら

ちなみに、日帰り入浴も可能になっています。日帰り入浴した人は本館の見学もさせてもらえるらしい。日帰りで入れるお風呂は大浴場(内湯)と混浴の露天風呂だけみたいですね。

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積善館を背に振り返ると四万温泉の目抜き通りっぽい、落合通りがあります。

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通りにはそば屋さんや中華料理屋さん、スマートボールのお店などがありました。夜はスナックのようなお店も開いて少し賑やかになるのかな?

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なんかお洒落なお店があったので撮ってしまった。後で調べてみたら、カネイチハナレという四万温泉出身のシェフのフレンチレストランみたい。夜で3,800円のコースだったらお安い気がする。

旅館は朝食だけにして、夜ここに食べに来ても面白いかも。

さて、実は温泉街はこれでおしまい。思っていたより小さ目の温泉街でした。

四万たむらで日帰り入浴

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さて、温泉街も一通り見終わったところで温泉街の一番奥にある四万たむらさんで日帰り入浴します。旅館の日帰り入浴ってたいてい時間がかなり限られていたりするんですがなんとここは朝の10時から17時までずっと入ることができるんです!(受付は15時まで)お値段は一人1,700円と日帰り入浴にしては少々お高いですが、一日中ゆっくりできることを考えたら安いもの!フェイスタオルもついてきます。

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入口の建物で受付。畳敷きの雰囲気あるところでした。

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ロビーにはソファがあって、ここでゆっくりできます。

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ラウンジもあるので、湯上りにここでゆっくりするのも良いかも。

さて、ここのお風呂は入れる時間が長いだけでなく、なんと大小あわせて6つも浴場があるんです!(うち1つは混浴の露天風呂で、女性はちょっと入れなさそうでしたが…)

日曜日に行きましたが、基本的に15時までの間は宿泊客の人もほとんどいないため、どのお風呂も数名程度しか入っている人がいませんでした。男性風呂の方は貸切状態の時間も多かったようで、夫にお風呂の様子を写真に撮ってもらいました。写真は全て男性用のお風呂ですが、女性用も同じような感じです。

大浴場(甍の湯)

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大浴場。あつ湯とぬる湯の浴槽があります。

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広い窓と高い天井によって、内湯なのに露天風呂のような解放感です。ここが一番気持ちよかったかも。

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全ての浴槽がかけ流しだということですが、特にこの大浴場の泉質が良かった気がします。お湯は無臭に近いですが僅かににごりがあり、細かい湯の華が舞っています。湯の華が舞っていたのは大浴場だけだったかも。

露天風呂(森のこだま)

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最近作られたっぽい?露天風呂です。滝の音を聞きながらお湯に浸かることが出来ます。

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寒い日は外気浴がはかどりますね…。

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脱衣所もキレイでした。

美肌の湯(岩根の湯)

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かなりこじんまりとした脱衣所。宿泊客が多くない日だと、夜は貸切り風呂として使うこともできるみたいです。

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色は透明ですが若干金気臭のするお湯でした。お宿の人曰く2種類の源泉を持っているとのことで、ここだけ使っている源泉が違うみたいですね。

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源泉蒸し風呂(サウナ)があります。四万温泉の源泉は70度ほどあるらしく、それを利用したサウナだそうです。残念ですが水風呂はありません…。水シャワーで我慢でしょうか。

庭園露天風呂(甌穴)

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もう一か所露天風呂があります。こちらは岩に囲まれた露天風呂。

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ちょっと狭め。温度管理が難しいようで場所によってぬるかったりあつかったりします。川の流れは残念ながら見られず、無理して入らなくてもいいかな。

檜風呂(御夢想の湯)

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木造の湯屋の中にやや薄暗い照明と、日の差し込む窓、こじんまりとした檜の浴槽がある落ち着く内湯です。ここも夜だと貸切できたりするのかな?

あまりにゆっくりしすぎて、帰りたくなくなってしまった

焼きまんじゅう島村

突然ですが群馬名物のグルメってなんでしょうか。ソースカツ丼水沢うどんなどありますが、群馬でしか食べられないと言えるのは焼きまんじゅうではないでしょうか!

焼きまんじゅうと言っても、まんじゅうを焼いたというよりはふわっとしたパンにみそだれを付けて焼いたものといった方が適切な感じです。

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四万温泉にもこの焼きまんじゅう屋さんがあります。お店は橋を渡った温泉街の中ではなく、車を停めている市営駐車場の裏手に商店街があるのですが、その一角にあります。

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ここは注文を受けたらまんじゅう(パン)に味噌だれを付け、炭火で焼いてくれます。うちわで扇ぐところが焼き鳥屋のよう笑

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ぱっと見デカイみたらし団子ですが、食べてみるとモチではなくパンなので重くなくサクッと食べられます。二人で1串が丁度良いかも。1串300円でした。

Googleで味は良いけどおばあちゃんの接客がひどい!と割と酷評されていたりしたので少しビビッて注文しましたが特にそんなことはなく普通でした。焼きまんじゅうも美味しいです。

虫の居所が悪い日もあったりするのかな…?

四万川ダム

最後に、四万温泉街から車で5分ほどの場所に、四万川ダムがあります。ここの水は青く見えることで有名で、四万ブルーという言葉も生まれたのだとか。

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ダムと言えば堤防の上を走るこの一本道ですね!

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日も暮れかけていたので青さはちょっとわかりづらかったですが、それでも普通のダム湖と比べると青さが感じられました。

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夕日に照らされる山とダム湖の青が美しいです。

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日が沈む…。まだ4時過ぎでしたが、冬場は日没時間がほんとうに早くて寂しくなりますね。

まだ終わらない!続いてあしかがフラワーパークへ向かいます。

 

イルミネーションはまた次の記事で。