しろいるか旅行記

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2019年12月 日帰り栃木【2/2】7年連続日本一!? あしかがフラワーパークのイルミネーションは確かに凄かった

こんにちは、しろいるかです
2019年12月に行った温泉とイルミネーションの日帰り群馬栃木旅行、あしかがフラワーパークの記事です。

※2023年8月追記 2022年度もイルミネーション部門第一位だったらしい。7年連続第一位ってすごい。

四万温泉の記事はこちら

あしかがフラワーパークとは

栃木県にある花のテーマパークで、東京ドーム7個分という園内には花々が季節ごとに咲き誇っています。特に有名なのは藤の花でしょうか。その藤の花の光景が評価され、アメリカのCNNの世界の夢の旅行先10か所に日本で唯一選定された場所なのだとか。

とまぁ、花に関しては他の追随を許さないテーマパークですが、冬の時期に咲く花は少なく、閑散期の集客のためはじめたのがイルミネーション。最初はわずか数万球の電球で小規模にイルミネーションしていましたが、年々規模を拡大し今では電球の数は500万球と関東の主要なイルミネーションスポットとほぼ同等、それ以上の規模のイルミネーションスポットとなりました。

しかし、あしかがフラワーパークのイルミネーションが話題になるのは単純に規模だけではありません。一般社団法人 夜景コンベンション・ビューローが主催するイルミネーションアワードのイルミネーション部門で4年連続日本一に輝いているのです!

(よく調べたら実はからくりがあって、イルミネーション部門以外の賞もあり、重複受賞しない仕組みなので強豪ハウステンボスなばなの里とはバッティングしないということがわかりましたが笑)

そして、この協会やアワードがどれぐらい信憑性があって、どういう評価基準で評価されているのかなどは正直よくわかりませんが、少なくとも宣伝効果は抜群で私たちもそこに興味を持ってつられて栃木にまで行ってしまうほどです。

ということで、日本一のイルミネーションはどれぐらい凄いのかを実体験してきた!

あしかがフラワーパークへのアクセス

あしかがフラワーパークには最寄り駅があり、あしかがフラワーパーク駅というピンポイントな駅名の駅が2018年に開業し、電車で行きやすい場所となっています。とはいえ東京駅から向かう場合、途中まで新幹線を使う場合は片道4,000円ほどで約1時間半、ずっと鈍行の場合はお値段は1,300円ほどと安いものの所要時間は2時間半ほどとそう気軽にいける距離ではありません。

イカーで他の栃木・群馬の観光地と一緒に巡るか、バスツアーを利用するのが良い気がします。

なお、マイカーの場合、駐車場の問題がありますが、周りは田んぼだらけで、田んぼの一部を臨時駐車場として開放しているのでそこまで心配はいらないかと思います。臨時駐車場から園内入口までも歩いて5分ほどで、そこまで遠くもなかったです。

警備の人にめっちゃ田んぼの中に案内されたのでちょっとびっくりした

あしかがフラワーパーク

入場料は15時半以降夜間料金で、一人1,000円で入れます。この値段の安さも評価の一因ではないかと思いますね。

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入ってすぐに現れるのが、電飾で藤の花を模した、 光のふじのはな物語です。実はこれ、中で見るよりも周りに水面があるので、遠目から水面への反射とセットで見るとより綺麗に見えます。

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音楽に合わせて点滅したり色が変わったりします。最近の流行りだと思うんですが、正直なところ、音楽は音質も悪くて安っぽさが出るしもっと小さ目めの音量で控えめに流すか、いっそ無くてもいいのになぁと思う…。

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ふじのはなを通り抜けるとピラミッドのような四角錐のオブジェと、奥にオーロラを模したイルミネーションが見えます。このあたりでここの特徴として、水面を効果的に使っているのと、イルミネーションのパネルを最奥に配置することで園内に奥行きを持たせる工夫がされていることに気づきます。

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東京ドイツ村さがみ湖イルミリオンなどだと、なだらかな丘に電飾を飾り付けることで奥行きや広がりを見せているんですが、ここはどうしても平坦になりがちなところを様々な工夫により立体感を出しています。

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水面への反射がほんとうに綺麗!

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噴水ショーも定期的にやられていました。いい感じに撮れた!

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こういう感じの光のトンネルも随所にあります、なばなの里のトンネルが凄いらしいけど、行ってみたいな~。

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冬の時期なのでイルミネーションに置き換わっていますが、他の季節だとこのあたりに満開の花が咲くんだろうな~という配置。

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こんな感じのカワイイやつもありました。写真ぼけてしまった…。

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バラ園も光のバラに置き換わっていました。写真はたまたま赤色でしたけど、いろんな色に変化してました。

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スワロフスキーがちりばめられてる木。近くで撮ると綺麗ですね!

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クリスマスの時期限定のイルミネーションもあるみたい。奥の虹のようなところは色や内容が入れ替わるのですが、左奥にある銀河鉄道のイルミネーションに感動しました。

周りの星が動くことで銀河鉄道が空に登っていくように錯覚するんですが、遠近感などが絶妙の配置で本当に登っていくように見えます。これは凄い!

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虹に変わった!

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クリスマスツリーもありますね!イルミネーション自体は3月頃までやるみたいだけど、クリスマスの時期が終わったらどうなるんだろう…?

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園内にはしっかり座って食べられるレストランや、小さなフードコートのようなものがありますが、規模も大きくなく、あまりここで夕飯を食べることは計画しない方が良いと思います。写真はフードコート内にあった焚火。

一応、この時期限定っぽいのですが、仮設店舗でテイクアウトの食べ物を売っているところが大量にあり、野外であればベンチも大量にあるため、寒さを気にしなければ座りながら食べ物にはありつけると思います。

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奇蹟の大藤という、園のシンボルの藤の大木もイルミネーションに置き換わっていました。開園当初に藤の花が移植され、今では10倍以上の規模に成長したらしいです。イルミネーションも綺麗ですが、本物の藤の花も見てみたい!

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ここはフラワーキャッスル。 写真だと奥のパネルと実際の登れる場所の境目がわからないほど秀逸な出来です。みんな写真を撮るために長蛇の列が出来ていました…。

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手前の花畑は色が次々に変化するし、奥のパネルは花火が上がったりと、イルミネーションショーを見ているような感じでした。

あしかがフラワーパークの感想

ぐるりと回ってみた感じ、ここの特長はこの3つかな?

  • 水面と奥のパネルを活かした立体感のあるイルミネーション
  • 他のスポットと比べ電飾の密集度がヤバイ。園内全域が電飾されてる
  • 1,000円は安くない!?

イルミネーションアワードの日本一というのもうなづける、完成度の高いイルミネーションでした!

一方で、他のイルミネーションスポットと比べると…

  • もともと遊園地のような場所ではないため、イルミネーション以外は無い
  • 園内全域をじっくり回ってもたぶん1時間~1時間半ぐらい。

 ということで、ここだけを目的地にして行くというよりは、日中帯に他の観光地と組み合わせて旅程を立てるのが良いかもしれません。東京から行くなら埼玉にある最近話題のムーミンと組み合わせたり、日光まで片道1時間ぐらいなので日光と組み合わせたり…。私たちは四万温泉と組み合わせましたが、これはちょっと離れすぎていたかも笑

ちょっと東京からは遠いけど、一度は行ってみるべき!すてきなイルミネーションだった。