しろいるか旅行記

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2019年10月 山形 今話題の「ショウナイホテル スイデンテラス」に泊まってみた

こんにちは、しろいるかです
今回は2019年の10月に泊まった、スイデンテラスを思い出します。

※2021年10月追記 なんと、スイデンテラスにお風呂が増設され、男女入れ替え制になりどちらのお風呂にも露天風呂が登場、さらにロウリュができるサウナも男女とも完備されたらしいです。鶴岡に行ったらまた泊まってみたくなりました。

旅の全工程

所用があり、山形県鶴岡市へ。その際に折角なので今話題のホテル、「ショウナイホテル スイデンテラス」に泊まってみました。周辺の美味しいレストランやお土産処も併せて紹介します。

ショウナイホテル スイデンテラス(外観)

景色の良いホテル・旅館と聞いて思い浮かべる光景というと、海辺だったり、山や渓谷に囲まれた場所だったり、はたまた大都会の中心だったり。水田を思い浮かべる人はあまりいないのではないでしょうか。

山形県庄内地方の中心地、鶴岡駅から車で5分、歩いて約30分程度の場所にある「ショウナイホテル スイデンテラス」は、ちょうど今から1年ほど前の2018年9月にオープンしたばかりのホテル。

オープンして以来、様々な旅雑誌にも取り上げられており、メディアで見かける機会が多かったです。

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板茂(ばんしげるという有名な建築家の人が設計した美術館のような建物が、水田に囲まれた場所に鎮座しています。

ちなみに回りにはもちろん自然の(?)水田も沢山あるのですが、建物の周りの水田はこのホテルのために作られているようであり、「スイデンテラス」の名に恥じない見た目になっています。

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また、田んぼに水が張られていない時期でも景観を保つためか、建物の周囲には水も貼られていました。

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これはスパ・フィットネス棟です。

水面に反射してめっちゃいい感じに撮れた

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駐車場から建物までのアプローチ。お洒落なロゴです。

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こんな感じで水田の脇を通り抜けていきます。

内観

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まずはフロント、レストラン、ブックラウンジの機能を持っているメイン棟です。木材の柔らかな感じとスタイリッシュなコンクリート打ちっぱなしが不思議とマッチしています。

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フロント周辺の見た目。中も美術館のような見た目ですね。

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ブックラウンジ。いろんなジャンルの本が揃えられていて自由に読むことが出来ます。

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レストラン。朝・昼・夜ともに営業しています。私たちは朝食のみのプランだったのでここでブッフェ形式の朝食を摂りました。朝以外は宿泊客以外でも食べられるようで、1,500円ぐらいでブッフェ形式のランチをやっており、夜もそこまでお値段は高くなく、3,000円ぐらいで軽いコース料理を食べられるようです。

周辺は徒歩10分ぐらいの場所にスーパーの複合施設のようなものはありますが、あまりレストランの選択肢はないので、夜もリーズナブルに食べられるのは良いかも。

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メイン棟からは四方に宿泊棟への連絡通路が伸びており、橋を渡った先に客室があります。

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宿泊棟に架かる連絡通路。

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宿泊棟の雰囲気です。ところどころ中庭があり、光が入って明るい雰囲気。

客室

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客室はランクにもよるのですが、共用部の豪華さ、お洒落さからすると少し拍子抜けしてしまうかも。広めのビジネスホテルぐらいの感じです。ただ、お部屋も木材をふんだんに使っていて雰囲気はいい感じです。バストイレも別。

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テレビも大きい。

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ただし、景観については部屋のタイプをしっかり選ばないと窓を開けたら水田ではなく、隣の客室の壁だった、という作りになっています。

今回泊まった部屋は残念ながら景観ゼロの部屋…。

温泉

スイデンテラスには温泉があります。山形県は本当に温泉が豊富な県で、全国で唯一、県内全ての市町村に温泉が湧いているのです!鶴岡市にももちろん温泉は沢山あり、周辺にはあつみ温泉湯野浜温泉湯田川温泉と素敵な温泉地が揃っていますが、ここスイデンテラスでも源泉かけ流しで質のいい温泉に浸かることが出来ます。

出典:ショウナイホテル スイデンテラス ホームページ

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男性風呂の方にのみ露天風呂があります。写真を比較する感じだと、その代わり女性風呂は内湯が広めに作られているようですが男女ともに露天が欲しかった…。

温泉は塩素も入っていないかけ流しで、無色透明ですがほんのり温泉の匂いのする良いお湯でした。

ただし、客室数が温泉の規模からすると少し多いので、日によってはちょっと混んでいると感じるかも。

私たちは行きませんでしたが、温泉のある建物の地下にトレーニングマシンの置いてある小さなジムもありました。こちらも無料で使えるようです。

感想

紹介しておいてなんですが、泊まった部屋や値段、求めるものによって評価の分かれる宿だと思います。

理由を考えてみると以下の3つ。

  • 部屋からの景観を楽しむためには「スイデンビュー」の部屋に泊まる必要がある
  • 時期によって価格が大きく違う(景観のない一番小さい部屋で一泊一人5,000円~12,000円ぐらいと、結構な価格差がある)
  • 食べ物にはそこまで期待しない方が良い

じゃらんの評価が結構分かれているところをみると、このあたりの理由が関係しているのかな、と思いました。

個人的には、話題のホテルだし庄内地方を観光するのであれば一度は泊まっているのをおすすめ!

周辺のおすすめレストラン(ファリナモーレ)

鶴岡周辺に泊まったなら、是非奥田政行シェフのレストランに行くのが良いと思います。今回は、鶴岡近郊に3軒ある奥田政行シェフのレストランの一つ、ファリナモーレでランチをしました。

ファリナモーレはカジュアルなイタリアンで、鶴岡駅前の「つるおか食文化市場 FOODEVER」の中に入っているレストラン。

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良い雰囲気の外観。ケーキやジェラートも売っており、こっちも食べてみたら美味しかった!

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お昼は1,500円ぐらいで前菜、パスタ、コーヒーのランチを楽しめます。

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前菜もパスタもとても美味しいです。

奥田政行シェフの他のレストランの記事はこちら

アルケッチャーノで食べた時

やくけっちゃーので食べた時

おすすめのお土産(つるおか菓子処 木村屋)

鶴岡のお土産は木村屋で買うのがどれも美味しくておすすめです。

木村屋とは鶴岡市にある老舗の和菓子屋さん。最近キレイになった鶴岡駅の中に支店が出来ており、気軽に買うことが出来ます。

ちなみにスイデンテラスの向かいに工場併設のファクトリーストアがあり、交通手段が車の場合など、駅に寄らないときはそこで買うのも良いかも。

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明るい店内でした。最近オープンしたばかりみたいです。

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あんぱんも売ってる。あれ、あんぱんで木村屋ってどこかで聞いたことが…

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実は銀座にあるあんぱんの木村屋の暖簾分けのお店なんですね。 暖簾分けした木村屋は全国に何か所かあるみたいです。あんぱんの味は銀座の木村屋に似ていて美味しく、おやつにもピッタリ。

話題のホテルに泊まれて楽しかった。やっぱり個性的なホテルはワクワクする!

庄内地方観光の記事はこちら

鶴岡市にある、国宝でもある羽黒山五重塔の特別公開と、それに合わせた黄金の御朱印が貰えるのは2019年11月30日まででもうすぐ終了みたい。スイデンテラス宿泊と是非セットで!