こんにちは、しろいるかです
今回は2018年2月に行った宮城旅行を振り返ります。
旅の全工程
記事のタイトルにもある通り、温泉山荘 だいこんの花へ行ってみたくて宮城旅行を計画。
【二日目】
遠刈田温泉~宮城蔵王キツネ村~松島
宿泊:江陽グランドホテル
【三日目】
仙台うみの杜水族館~帰宅
予算(大人二人分)
宿泊費 約90,000円(だいこんの花)※
交通費 約60,000円(新幹線・レンタカー利用)
その他経費 約20,000円(観光・食事)
合計 約170,000円
※二日目の江陽グランドホテルは新幹線と宿泊がセットになったダイナミックレールパックを使い、実質ほぼ無料で泊まりました。
仙台城(青葉城)
まずは新幹線で東京駅から仙台駅まで移動。2時間かからず着いてしまい、改めて新幹線の速さを実感。
仙台駅前でレンタカーを借りて、まずは仙台城(青葉城)へ。駅から車で15分ぐらいの距離です。
仙台城は建物は現存しておらず石垣だけが残っており、展望台とお土産物屋さんがいくつかある公園のような場所ですが、なんといっても有名なのが伊達政宗の像。
これを見るために来たと言っても過言ではない。像の台の下ではみな写真を撮っています。
石垣の上は広い展望台のようになっており、仙台市内が一望できました。
記事を書くために調べていたら2019年に入ってからフードコートも出来たらしいです。
仙台に来たらとりあえず行っておくべき場所
温麺(うーめん)
宿のある遠刈田(とおがった)温泉までは仙台から車だと1時間ほどかかります。今回はお昼ご飯を食べるため、少し寄り道をして、白石へ行きました。仙台からだと高速で40分ぐらい。
この地は、伊達政宗の家臣、片倉小十郎が納めていた土地だということですが、今回は歴史探訪が目的ではなく、ランチに白石名物の温麺(うーめん)を食べに行きました。
温麺(うーめん)とは、響きがかわいらしいのですが、江戸時代から作られており、伊達家や片倉家への献上品にも用いられたという歴史ある食べ物です。見た目は、一言でいうと短く切ったちょっと太めのそうめんかな?
現在でも温麺を製造する製麺所は何か所かあるのですが、そのうちの一つ、きちみ製麺さんの経営するレストラン、味見処「光庵」(ひかりあん)を訪れました。
隣には温麺のお土産を売っている直売所も併設されています。
出典:味見処「光庵」
二人とも、三味うーめんを頼みました。いわゆるざるそうめんみたいな感じで、めんつゆ、ごまだれ、くるみだれの3つのたれで食べる感じ。食べる前はそうめんと違いがあるようには思えなかったのですが、絶妙な短さと太さでコシが感じられ、うどんともそうめんとも違った美味しさがありました。
うーめんは、うどん、そうめんに続く第三の勢力になりえる逸材
もっと流行ってもよいと思うんだけど…
遠刈田温泉
白石から30分ほど車を走らせて遠刈田温泉に到着。
昔は湯治場として栄えた歴史を持っているらしく、落ち着いた雰囲気の温泉街です。
温泉街のメインストリート。お土産物屋さんや飲食店があります。
中心部にある共同浴場。今回は宿を堪能するため入りませんでしたが、茶褐色の湯を源泉かけ流しで楽しめるようで、建物の雰囲気も素敵な感じでした。
共同浴場の裏手にある刈田嶺神社(かったれいじんじゃ)。鳥居の隣に温泉のタンク?があるのが独特の雰囲気。小さな神社でしたが、とても由来のある神社で、蔵王山の語源は、ここの神社に祀られている蔵王権現が由来なのだとか。御朱印も「蔵王大権現」と書かれた手書きのものが頂けるので、是非寄ってみてください。
宿泊:温泉山荘 だいこんの花
遠刈田温泉の中心街から車で数分で本日の宿、だいこんの花に到着しました。
出典:温泉山荘 だいこんの花
ここの特徴は以下の2点。
- 広い敷地に全室離れの客室
- 驚くほどの解放感のある客室露天と貸切風呂
車を停めてまずはメイン棟である母屋へ。ここでチェックインしたのち、離れの客室へ移動します。
今回は奮発し、林空露天風呂付き離れ「おぼろ月」を予約しました。
林空露天風呂とは聞きなれない名前ですが、中に入って納得。林の中に浮かんでいるように見えるから林空なんですね。
客室露天ってレベルじゃない広さ。
贅沢すぎる…。
回りの広さのせいで錯覚しますが、湯船は二人で入っても十分な広さ。
もちろん源泉かけ流しです。色はほんのり濁りがあるような、無臭に近いお湯。
露天風呂から部屋を見た感じ。
部屋もベッドルームとリビングルームに分かれており、十分な広さと綺麗さがありました。
気持ちよすぎて、部屋の露天だけで何回入ったか覚えてない
4か所ある貸切露天風呂もすごく、特に「通り雨」と「雪待ち」という貸切露天の解放感が最高。
「通り雨」の貸切露天風呂の入口。
森の中にぽつんと露天風呂がある感じでした。これはホームページの写真ですが、実物はこれ以上の解放感で、「え、ここで服脱いでも大丈夫なの?」と躊躇するくらい。
「雪待ち」の貸切露天風呂の入口。
こちらも負けず劣らずの解放感。客室数が少ないため、どちらかは常に空いているぐらいの状態でした。
これほどの貸切風呂だったら客室露天の無いお部屋でも十分満足できそう
ラウンジではコーヒー等を飲みながら読書とかが出来そうでした。ずっと温泉入っていたのでほとんど使わなかったけど笑
飲み物の他にもかき餅のような軽食と、食後の時間はお酒なんかも振舞われていました。
ここはどんぐりコテージという施設で、なんと中で無料で岩盤浴が出来ます!
岩盤浴で汗をかいたあとにはビールやアイスキャンデーも無料でいただくことが出来ました。
いたれりつくせり
食事は朝夜ともに母屋にある個室ダイニングでいただきました。
写真を撮っていなかったのですが、食事も新鮮な旬の野菜を中心に、お肉やお魚もいただく料理で、とても満足!
料理は季節によって変わるようなのですが、泊まったのが冬だったので、冬のメイン料理は「大根の丸太ん棒煮」で、これがたまらなく美味しかった。大きい大根を丸ごと煮たものを運んできてくれて、好きな分量だけ切り分けてくれるスタイルでした。思わず欲張って食べ過ぎてしまった。
デザートの写真だけありました!
温泉はもちろん食事も美味しい、大満足の宿だった。また泊まりに行きたい!
景色の良い客室露天のある旅館って意外に無いから貴重だね。貸切風呂の解放感も過去最高だった
二日目の記事はこちら!