しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2023年11月【1/2】淡路島 「フェアフィールドバイマリオット東浦」泊 ドラクエの島を冒険と、グラシアニ神戸北野で美味しいフレンチ堪能旅。

こんにちは、しろいるかです
2023年11月、淡路島に観光に行きました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
淡路サービスエリア
宿泊:フェアフィールド・バイ・マリオット東浦

【二日目】
ドラクエ30周年記念碑~道の駅うずしお(うずまちテラス)~うずの丘~幸せのパンケーキ淡路島リゾート
宿泊:グランドニッコー淡路

【三日目】
アクアイグニス淡路島~淡路夢舞台~ニジゲンノモリ(ドラゴンクエストアイランド)~ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ神戸北野

 

淡路島へ

淡路島は瀬戸内海に浮かぶ、兵庫県の島。

島といっても明石海峡大橋で兵庫側と、鳴門海峡大橋で徳島側と繋がっており、ほぼ地続きのようなイメージです。島特有ののんびりした雰囲気は少し薄れてしまうけど、お手軽に島気分を味わうことができるところです。

神戸から車でわずか30分ほどの距離というのもアクセスが良くて良いですね。

 

とはいえ電車などは通っていないため、基本的にアクセスするには車か高速バスです。私たちは夜に神戸空港に降り立ち、そこから神戸三宮でレンタカーを借り、淡路島へ移動してきました。

 

淡路島に入ってすぐにあるサービスエリアは深夜でも食堂があいていて助かります。玉ねぎが丸ごと1つ入ったカレーを食べて早速淡路島っぽさを味わいました。

淡路島の玉ねぎはどこで食べてもみな美味しかった

 

フェアフィールド・バイ・マリオット東浦

その日は深夜にホテルに到着。フェアフィールドバイマリオットはその名の通りマリオットグループが展開するホテルなのですが、地方の道の駅に併設する形で作られたホテルブランドです。

マリオットといえば高級ホテルグループばっかりのイメージですが、このブランドはビジホ+αぐらいのお値段の価格帯。

レストランや大浴場みたいな設備は全て省き、そういうのは併設の道の駅に全て任せて寝床だけを提供する素泊まりスタイル。調べてみたら全国既に30近いホテルができているみたい。(2024年3月現在)

 

淡路島に2軒あるフェアフィールド。今回は東浦というところに泊まります。

建物の見た目はシンプルですね。

 

裏手はビーチになってて、こっち側の客室はオーシャンビューです。

 

内装はビジホというよりは高級ホテル感がほどよく出ていていい感じ。ここはロビーラウンジですが、コーヒーを自由にいただけます。

 

お部屋もシンプルなツインルームですが、ベッドとか部屋の雰囲気なんかは高級ホテルっぽさがありますね。

 

洗面台は不思議なスタイル。カウンターキッチンみたいになってます。

シャワールームだけで、大浴場も無いのはちょっと残念ですが、とても気持ちよく過ごせました。温泉のある道の駅とかだったらかなり良いだろうな~。

ベッドがしっかりしてたのが一番良かったかも

 

朝起きて周辺をお散歩。ヤシの木が生えてて南国みたいな雰囲気です!

 

イルカに乗ったネコ…?

ここは中浜稔猫美術館という施設の看板です。可愛くて癒される。

 

併設の道の駅。東浦ターミナルパークというそうです。それほど広い道の駅ではないですが、特産品がたくさんあって眺めていて楽しいところですね。

朝ごはんがわりに塩たこやきをいただいてみることに。淡路島のたまねぎたっぷりで朝から満足です。

 

ドラゴンクエスト30周年記念碑

淡路島洲本市ドラクエの生みの親、堀井雄二さんの出身地

ドラクエ誕生30周年を記念して建てられた記念碑を観に行きました。

洲本市の中心、洲本市民広場はもともと鐘紡の紡績工場があった場所を利用して作られた公園。当時の煉瓦造りの建物も残されていてノスタルジックな雰囲気です。

 

そんな中に、記念碑があった!

 

ロトのつるぎロトのたてスライムが象られた豪華な記念碑です。

 

裏に周るとこんなレリーフが!

ゲームの中でもとりあえず石碑の裏とか調べてみますもんね!粋な仕掛けです。

ドラクエそんな好きじゃなくても、周りの煉瓦造りの建物にショップが入っていたりするので立ち寄りスポットに良さげ

 

道の駅うずしおinうずまちテラス

洲本市から淡路島の南端まで車を走らせ、たどり着いたのは淡路島最南端の道の駅。淡路島は結構大きい島ですが、南北に高速道路が貫いており、最北端から最南端まで1時間かからずに移動できちゃいます。

たどり着いたのは良いのですが、道の駅は令和7年3月までリニューアル工事中だったのです…。

 

道の駅本体は休業中だったのですが、道の駅の手前にあるうずまちテラスという施設が道の駅の役割を担っており、ショップと淡路島バーガーのお店が入っていました。

 

といっても仮設的な小さめの建物。駐車場もそれほど大きくないんですが混雑してました。

 

ここからの眺めはまさに絶景!高台にあるのもあって、かなり視界が開けます。

 

目の前に見えるのは徳島県に続く鳴門海峡大橋。向こうは四国なんですね。

 

あわじ島バーガー オニオンキッチン

ここに来た目的は、ご当地バーガーグランプリで1位、2位を受賞したバーガーを作っているオニオンキッチンというお店があること。

ご当地バーガーグランプリはともかく、とても美味しいと評判のお店なのです。

 

テイクアウトして、外のベンチで食べます。テイクアウト用のパッケージがめっちゃ凝ってる。

ちなみにめっちゃ並びました。30分は並んだ。期待も高まります。

 

今回はあわじ島オニオンビーフバーガー(グランプリ1位)とあわじ島オニオングラタンバーガー(グランプリ2位)をオーダーしました。

ジンジャーエールと島クラフトコーラのセットです。オニオンリングはセットについてきます。

このつめあわせ感、開けてすごくテンションあがりますね!

 

これめっちゃ美味しい!どちらのバーガーもぶあつい玉ねぎカツが主役なんですが、玉ねぎの甘みとソースの塩味、お肉のうまみが口の中で溶けあいます。

クラフトコーラとジンジャーエールもかなり本格派だし、オニオンリングもサクサク。これだけのために淡路島の南端にまで来てよかった…!

近年食べたバーガーでも思い出に残る味

 

さらにスイーツまで。淡路島玉ねぎプリンアラモードです。

上に乗っているのは玉ねぎソフトなんですが、これが驚きの味。

普通ソフトと言えば甘いし、スイーツ系じゃない食材を使ったご当地ソフトってだいたい無難な味にまとめてくるイメージですが、これは違った。

ヴィシソワーズっぽい味わいに仕上がっていて、冷製スープをアイスにして食べてる感じなんです。攻めてるのに良い感じに仕上がってるこのソフト、是非一度食べてみてほしい!

バーガーの話題性だけじゃなくてちゃんとスイーツまで美味しいいいお店だった

 

うずの丘 大鳴門橋記念館

淡路島最南端の施設として、道の駅うずしおと並ぶスポットです。こっちも施設の機能的には道の駅みたいなものですね。

建物はごついです。

 

こちらのメインスポットは建物の裏手にあるこの玉ねぎ。おっ玉葱というギャグセンスあふれるネーミングです。どことなく哀愁漂うこの感じに惹かれる…。

おったまげ~

 

近くで愛でたいですが、実はフォトスポットとしてめっちゃ人気なので遠くから撮るだけにしておきます…。

 

建物の中には今風っぽい映えスポットも完備されてました。

 

幸せのパンケーキ 淡路島リゾート

最南端から、淡路島の西側を通る淡路サンセットラインを通り、夕焼けに染まる空を眺めながら今日泊まるホテルまでドライブします。

途中、有名なお店という幸せのパンケーキ 淡路島リゾートに寄りました。結構狭い土地なんですが、びっくりするほど広い駐車場に大量の車がひっきりなしに出入りしています。

 

海を眺めるロケーションに建てられたお店です。ここでギリギリ夕陽が沈むのを見られました。

 

インスタ映えしそうなフォトスポットがいくつかと、パンケーキのお店、フィナンシェを扱うテイクアウトのお店で構成されているみたい。

 

ここでお昼にパンケーキ食べたら気持ちよかったかも。日も落ちてきていたのと、ホテルで夜ご飯もあったのでフィナンシェだけ買って帰りました。

 

グランドニッコー淡路~淡路夢舞台~アクアイグニス淡路島

グランドニッコー淡路は、国際会議場や野外劇場、植物園等が点在する複合施設、淡路夢舞台を構成するリゾートホテル。

ホテル自体に加えて淡路夢舞台がとても見どころ多く素敵なエリアだったので、別記事でまとめたいと思います!

 

ニジゲンノモリ ドラゴンクエストアイランド

最近の淡路島といえばパソナが本社を移したことでも話題でしたが、そのパソナがつくり運営している施設の一つがこのニジゲンノモリ

 

ゲーム、アニメ等の二次元コンテンツを題材にしたテーマパークみたいなものです。

ただ、県立淡路島公園の中に点在するアトラクションがあるという感じなので、施設全体がテーマパーク的なつくりではなく、どちらかというと広大な公園の中に部分的にアトラクションがあると考えた方がイメージが近いです。

実際にこんな感じ。芝生エリアの中になんか城みたいなのがある…?

 

近づいてみると、スライムだ!

ここがアトラクションの一つ、ドラゴンクエストアイランドです。

今はドラクエ以外にはゴジラNARUTOクレヨンしんちゃんのアトラクションがあり、全部で4つ常設されてる感じ。

 

ドラゴンクエストアイランドは、街を歩いて情報収集して、街の外のエリアで敵と戦って最終的に魔王を倒す。まさにロールプレイングをリアルにプレイするような体験が楽しめるアトラクションです。

町は写真に写っている範囲ぐらいなので舞台となるエリアは決して広いわけじゃないんですが、かなり作り込まれていて大人でも楽しめます。宝箱を探したり、小さなメダルを集めたりするのはまさにドラクエやってる感が味わえました!

 

町の外に出ると、至る所にモンスターの像が。

条件を満たしていると近くの端末にメダルをかざし、バトルすることができます。戦闘は全てオートなので基本的には全部イベントバトルみたいな感じなんですが、なかなか雰囲気がでてます。

 

質感がリアルなはぐれメタル

 

淡路島にしか生息しないたまねぎスライム

 

キラーマシンの迫力もすごい。これがシャカシャカ襲ってきたら怖いだろうなぁ。

 

細かいストーリーやら流れはネタバレになるので載せられないですが、これは思った以上に楽しい体験でした。ドラクエちょっとでも知ってたら淡路島に来たなら是非って感じ!入場料は一人3,400円となかなかお高いのですが、十分それに見合うつくりだと思います。

さらに追加料金でサブクエストも追加できますが、個人的にはサブクエストなしでもお腹いっぱいで大満足になるレベルで楽しめました。

クリアまで3時間ぐらいはかかるので、しっかりと余裕を持った時間の確保と、その間動き回ることができるよう体力を備えておくことが楽しむコツですね!

冒険をクリアした後にドラクエモチーフの料理が楽しめるレストランと、お土産物屋さんがあるのもいい

玉ねぎスライムのお菓子買っちゃった

 

こっちはアトラクションには参加してないですが、外側から見られるので近くのゴジラも観に行きました。

 

これは大迫力です。ジップラインで中に突入できるんですね。

 

ニジゲンノモリを後にして、明石海峡大橋を渡って神戸に戻りました。

 

ラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ 神戸北野

陽も落ちてきたので、このまま神戸空港から東京へ…とはいきません。

神戸空港は三宮からわずか30分ほどで到着するうえ、東京への最終便は9時。神戸三宮で行きたかったフレンチのお店で旅を締めくくります。

三宮の町って賑やかなんですが、古い建物や雰囲気が残っていていいですね。

 

繁華街を抜け、山の手の方へ。異人館とかの方面ですが、こっちはかなり落ち着いた雰囲気です。

 

こちらがラ・メゾン・ドゥ・グラシアニ

昔の洋館を使ったフレンチレストラン。こちらの洋館、大変残念ですが2012年に一度焼失してしまっており、現在の建物は当時の工法や設計図をもとに忠実に再現したものだそうです。

 

内装もクラシカルな雰囲気でステキですね。

 

ディナーはグラシアニコースにしました。

 

お席に置かれているこのプレートはステンドグラス調のもの。神戸を感じられる絵柄のものが何十種類もあるそうです。実は神戸は日本のゴルフ発祥の地だそうで、これはゴルフの絵柄。

 

こっちはお花モチーフです。

 

一皿目、薄いパリパリの葱が上に乗った、鶏肉のパテみたいな料理。このお皿が面白くて、右側に本日使う食材を生産している人たち等が動画で映し出され、料理にかける背景などが伝わってくるものです。

こういうプレゼンテーションは初めてでびっくり。

 

パン。付け合わせの焦がしバターが美味しくてどんどん食べてしまった。

 

ズワイガニのミルクレープ、バニラソース

えぇ、蟹なのにミルクレープでバニラ!?と一瞬度肝を抜く組み合わせなんですが、もちろん甘いわけではなく、バニラの香りがほんのりと漂う程度。不思議な味わいで意外にもマッチしたお味でした。

 

続いての料理もまるでケーキのような一皿。フォアグラと、ショウガとパプリカを使ったパテが何層にもなっています。このあたりからおいしさを確信。これも食べたことない組み合わせで奇抜な見た目だったんですが、なぜか口の中で合うんですよね。

 

次の料理、トリュフも別料金でありますよ、と持ってきてもらった白トリュフ

白トリュフの現物って初めて見た。食べたいけどお値段も考えると今回は遠慮しておきました笑

 

続いて、牡蠣のヴァプール(蒸したもの)が乗った、ポタージュっぽい一皿。神戸ポークのベーコンと、カリカリのチップスが食感に彩りを加えます。これもスープが濃厚で美味しい。

 

次はサバのコンフィ。半生のような状態ですが、じっくり低温調理されているそうです。ここにコンソメスープを加えた一皿です。

このサバがまた、もっちりしていて、それでいてうまみが凝縮されている感じ。低温調理ってこんな風に作れるんですね。

 

メインは子牛のロティ。プラス料金で神戸ビーフにもできましたが、コース自体のグレードをあげたのでここは我慢…!

丁寧に調理されたお肉は柔らかくて、付け合わせのじゃがいものグラタンっぽいものも含めてさすがの美味しさでした。

 

最後はデザートの前に、口直し。液体窒素を使ってその場でシャーベットを作ってくれました。

 

梅のソルベ。どろっとしたシロップを液体窒素で固めているので、しっかりとした味です。

 

デザートはりんごのムース。上にはちみつのアイスクリームと、真ん中にリンゴまるごとのチップス、その下にりんごのムースの3層構造です。デザートもばっちり。

 

最後、コーヒーとあわせてチョコレートのサービスが。6種類の味からどれをいくつ選んでもいいそうです。とはいえミニャルディーズもあるので2種類だけ。

 

焼き菓子たちと一緒にコーヒーも堪能しました。良いディナーだった。

 

こちらのお店、気になったきっかけは屋久島のサンカラホテルに泊まった時のフレンチがめっちゃ美味しくて、そこのシェフの方が関わってるとのことだったんです。(運営会社も一緒)

自分の中でかなりハードルあげて行ったのでちょっと心配でしたが、杞憂でした。めっちゃ美味しかった。神戸に行ったらまた行きたいな…。

 

淡路島はドラクエ三昧だったなぁ。楽しかった。

玉ねぎバーガーとグラシアニのフレンチ、料理も美味しい旅だったね

屋久島のサンカラホテルの記事

過去の神戸旅行の記事