こんにちは、しろいるかです
2020年12月、沖縄へ行ってきた記録です。
旅の全行程
本記事は太字部分が対象。前半の観光周りを1記事にまとめたいと思います。
【二日目】
奥武島~リッツカールトン沖縄でアフタヌーンティ
宿泊:オクマ プライベートビーチ&リゾート
【三日目】
古宇利島~今帰仁城跡公園~美ら海水族館
宿泊:ホテルオリオンモトブリゾート&スパ
国際通り
ほんとうは前日の深夜に那覇空港に到着し、その後空港周辺のビジホに泊まったのですが、本当に寝ただけなので実質ここからが一日目。まずは国際通りまでお散歩です。
ちなみに、沖縄県には電車がないのですが、那覇市内にはゆいレールというモノレールが走っていて、それを使えば徒歩でもギリギリ観光地を周ることができます。
国際通りは、ゆいレールの県庁前駅から牧志駅の間に伸びるストリートの名前。戦後の復興の中で、米軍政府と琉球政府が協力して人々のために国際劇場を設立し、その国際劇場のある通り、が由来なんだそうな。
お土産物屋さんや琉球料理、ステーキ屋等のお店が立ち並ぶ沖縄一にぎやかな通りです。ぶらぶらお土産物屋さんを眺めつつ、国際通りの真ん中ぐらいにある、昔懐かしい感じのアーケード街への入口へ。
天気があまりよくないのでちょっとディープな雰囲気を感じますが、にぎやかな観光通りです!
沖縄といえばサーターアンダギー!
アーケード街の途中にある松原屋製菓で買いました。外カリカリ、中フワフワなやつを期待するならばら売りのやつが良いかもしれません。袋詰めのやつを買ったんですが、熱々のうちに包装されるからか全体的にホワホワになっていました。これはこれで好みかもだけど。
国際通りにあるみどころの一つ、那覇市第一牧志公設市場です。先ほどのアーケード街の中に本来はあるはずなんですが、今は立て直し中のようで、少し離れた場所に仮設で建てられていました。中はいろんなお店があるんですが、呼び込みが多くて写真は撮れず笑
市場の近くにある、ポーたま牧志市場店で朝ごはんをいただきました。
ポーたまとは、ポークたまごおにぎりの略で、おにぎりの中に卵焼きとスパム(ランチョンミート)をはさんだ食べ物です。ハンバーガーみたいに中に挟むものはいろいろバリエーションがあるみたい。
日本のおにぎり文化とアメリカのハンバーガー文化の合体的な感じ!
こんな感じ。作り立てを提供してくれるのでご飯も具も温かく、とても美味しいです。
座って食べられるイートインスペースも用意してくれているのでゆっくり食べられました。とりあえず朝ごはんに何か郷土料理を食べたい・・・と思ったらオススメです!
ちなみに他にも那覇空港やアメリカンビレッジ、さらには福岡になんとハワイ店まであるみたいです。都市部によくある駅のおにぎり屋さんにとってかわるだけのポテンシャルはあると思う…!
街角の駐車場でみかけたバイクに鎮座するねこ。
警戒心ゼロすぎる
斎場御嶽(せーふぁーうたき)
さて、初日の宿は沖縄本島の南部にある百名伽藍の予定。沖縄本島の有名どころの観光地といえば美ら海水族館や、沖縄らしいビーチやリゾートホテルですが、それらは中部に集中しているので南部は観光の中心からはやや外れるかもしれません。
だからこそ今回せっかく南部に行くので行っておきたい場所が、世界遺産にも認定された斎場御嶽です。
御嶽(うたき)とは、琉球神道と呼ばれる琉球王国の信仰において、祭祀場のような位置づけの場所です。
その中でもこの斎場御嶽(せーふぁーうたき)はもっとも琉球王国において重要視された御嶽で、神社でいえば伊勢神宮のようなものですね。(細かく言えば、もちろん違いますが…)
世界遺産になったからか、今では観光資源化されています。車で来るのが一般的かと思いますが、入場チケットの購入をするためには近くの南城市地域物産館(上の写真の場所)に行かなければならず、こちらで車を置いてチケットを購入後10分ほど歩きます。
物産館は道の駅のような感じ。裏側は高台になっていてきれいな海を眺めることができる絶景スポットです。
ジェラートもいただきます!
さて、案内板に沿って10分ほど歩き、斎場御嶽の入口に到着です。
この一帯は神聖な地という意味合いももちろんあるのですが、南部において戦火を逃れた数少ない土地でもあるようで、貴重な南国の植物が生い茂る様子を見ることができます。
完全にジャングルの様相。木々の間から差し込む光がなんとも神々しい気がする。
敷地内は結構広く、急いで周っても30分以上はかかると思います。一番奥地にあるのが三庫理(サングーイ)と呼ばれる拝所。巨大な岩が三角形を形作っていて、重要な場所であったことがうかがえます。ちなみに以前は岩の間をくぐることもできたそうですが、昨今の情勢からか、柵が設けられ中に入ることはできませんでした。
琉球文化を感じられる場所だった!
駐車場への帰り道。
たぬきかな?
たぬきっぽいねこだった
物産館から徒歩数分で知念岬へも行くことができます。こちらも絶景なので忘れずについでに見ておきたい!(天気が悪いけど…)
奥武島(おうじま)
こちらは南部の中でもややマイナーな観光地。奥武島です。
天ぷらの島とも、猫島とも呼ばれる周囲1.7Kmのとても小さな島。
島への入口は橋が1本だけ。駐車場は、島への橋を渡って左折して少し進むとありますが、数がそれほど多くないので注意が必要です。
天ぷらの島と呼ばれるゆえんが、小さなこの島の中に数件の天ぷら屋さんがあり、どこも非常においしいと評判!
今回は島の入口にある一番大きな?天ぷら屋さん、中本鮮魚てんぷら店でいただきます。他にも数件有名なお店がありますが、休業のところもあったりするので最新の状況の確認が必要そうです。
やっすい!もっと大量に買えばよかったと後悔。
もずくの天ぷらと、そのほかいくつか天ぷらを買いました。
これが評判通り、めちゃくちゃ美味しい!揚げたてサクサクなのはもちろんですが、一般的なてんぷらとは少し異なり、衣の味がかなり濃いめで病みつきになります。何もつけないでも十分すぎるぐらいの味付け。
南部観光に来たらこれだけのためでも奥武島をおすすめしたいです。
そして、もう一つのこの島の異名が、猫島です。島民より猫の方が多い、という雰囲気でそこら中にねこがいます。
こちらも警戒心ゼロ。
幸せ感あふれる寝顔。
さわらせてくれます。むしろすり寄ってきます。
猫好きには天国のような島でした。
斎場御嶽に奥部島、どちらも行って良かった!
他には玉泉洞(鍾乳洞)や平和祈念公園なんかが有名な観光スポットみたいだね
次の記事は沖縄南部の人気リゾート、百名伽藍の宿泊記です。
そのほかの沖縄県の記事はこちら。