こんにちは、しろいるかです
2023年4月、奈良県を巡る旅をしてきました。
旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
名古屋駅~牛銀本店~松坂城跡散策~VISON
宿泊:温泉地温泉 やど湯の里
【二日目】
道の駅十津川温泉~果無集落~谷瀬の吊り橋~洞川温泉散策
宿泊:花屋徳兵衛
【三日目】
面不動鍾乳洞~道の駅吉野路 黒滝~吉野山~百楽奈良店
宿泊:センチュリオンホテルクラシック奈良
【四日目】
奈良公園散策~若草山~ガトー・ド・ボワ ラボラトワール
この旅のこれまでの記事
- 旅の全行程
- 道の駅吉野路 黒滝
- 吉野山への道
- 金峯山寺(きんぷせんじ)
- 𠮷水神社(よしみずじんじゃ)
- 百楽 奈良店
- ホテル センチュリオンクラシック奈良
- 奈良公園・若草山散策
- ガトー・ド・ボワ ラボラトワール
道の駅吉野路 黒滝
途中にあった道の駅でちょっと休憩です。
山あいの道の駅。こういうのでいいんだよ。
ちょっとしたスナックとおにぎり弁当で軽めのお昼ご飯。道の駅に求めるものがだいたい揃ってる感じでした。
道の駅はつい寄っちゃうね
吉野山への道
ここから吉野山に向かったのですが、また狭い道にやられました。GoogleMapsもカーナビも当然のように県道257号線を案内してきますが、通ってはいけません。ほぼ林道のような離合不可能の山道を数キロに渡って走らされることになりました。。
奈良県南部から吉野山に行く際には、多少遠回りになっても近鉄吉野駅側から回り込んで向かうことをオススメします…。
奈良県の道はヤバい
洞川温泉と吉野を結ぶ旅程って、割とありそうだけどなぁ…
無事林道を抜けると、突然視界が開け吉野の観光地のメインストリートに合流しました。
観光地に着くという心の準備が追いつかないまま、金峯山寺のほぼ目の前、好立地な車田商店の駐車場がたまたま空いていたので、そちらを車を停め、散策することに。
金峯山寺(きんぷせんじ)
吉野山は桜で有名ですが、南北朝時代に後醍醐天皇が朝廷をおいた場所であり、世界遺産にも登録されている寺社仏閣が複数あります。
金峯山寺はそのなかの一つ。前日泊まった洞川温泉でも所縁ある、役行者による開創がルーツだと言われており、修験者たちの聖地となっています。
吉野のシンボルともいえるこの巨大なお堂は蔵王堂と呼ばれているそう。
中で期間限定で秘仏公開がなされていたのですが、御開帳の時期は拝観料が1,600円と聞き、まぁ…そこまではいいか…と外観から眺めるだけになりました。普段は800円らしい。
これだけの価格だと人が殺到してしまうこともないし、興味ある人が満足いくように見られる絶妙な値段設定なのかも。
お寺の目の前にあるお茶屋さんで葛でも食べよう!
吉野と言えば吉野葛ですよね。
葛餅と、葛切りを食べました。モチモチした食感がたまらないですね。
この景色を見ながら食べるのが最高でした。ここ、桜の季節だとすごいんだろうな…。
ゆっくりできて良かった
𠮷水神社(よしみずじんじゃ)
続いては𠮷水神社へ。ここも世界遺産に登録されており、南北朝時代の朝廷が置かれていた場所だそうです。
立派な門を潜り抜け、境内へ。
境内には、一目千本という桜スポットがあり、ここからまさに一目で千本桜を眺められるみたい。桜は散ってしまっていましたが、新緑も美しかったです。
拝観料を払って中へ。ここでは南北朝時代の朝廷の一部が見られたり、様々な宝物を鑑賞することができます。
窓から見える新緑が輝いて見えますね。
源義経も吉野に身を隠していた時期があったみたい。その時のお部屋が残っていました。これ、壁とか当時のままなのかな…
こちらは後醍醐天皇の玉座。義経といい、歴史上の勝者ではない人たちの舞台となった吉野の地は、どこかもの悲しさがあります。
諸行無常を感じる
庭からは蔵王堂がちょうど見えるようになっていました。
500年以上も昔の後醍醐天皇も同じ景色を見ていたんでしょうか。
歴史ロマンだね
𠮷水神社の鳥居の目の前にある醍予というお店で柿の葉寿司を買いました。柿の葉寿司は奈良のどこでも買えるけど、どうせなら発祥の吉野の地で買っておこう。
吉野はかなり広いエリアで、もう少し上の方に行くと世界遺産の吉野水分神社、金峯神社もあったのですが、陽も傾いてきたためこのまま奈良公園の方に向かうことにしました。
百楽 奈良店
若草山から夕陽でも見ようかなと思っていたのですが、まさかの奈良市に近づくと大雨になってしまったので、夜ご飯でも食べることにしました。
近鉄奈良駅周辺に車を停め、どこかゆっくり食べるところがないかなと、ふと見つけたのがこちら。
駅ビルの最上階にある、百楽です。
京阪神に何店舗か展開する大阪発祥の老舗中華料理屋さんみたい。
おぉ、良い感じ…。昔ながらの中華レストラン!って感じの内装です。アラカルトで何品か頼むことに。
この回鍋肉の土鍋チャーハン、正直この旅行で一番美味しかったかもしれない笑
この担々麺もたまらなく美味しかった。汁まで飲み干せそう。
昔ながらの春巻き。
これ、京都の老舗中華の東華菜館でも出てきた。
デザートもぬかりなく、ごま団子をオーダー。
うーん、めっちゃ満足した。
関西限定でファミマとのコラボ商品とかも作ってたりするみたいで、有名な中華料理屋さんみたいですね。美味しいのも納得でした!
奈良感は全くないですが、奈良で美味しい中華を食べるならオススメです。
駅直通だし、店内広いし、ご飯もおいしい。
お値段もお手頃でよかった
ホテル センチュリオンクラシック奈良
奈良の旅最後はビジホで締めくくり。
最近できたきれいめのビジホですが、お値段はとってもお安くて満足でした。大浴場とかはないものの、JR奈良駅にも近いし悪くないホテルです。
奈良公園・若草山散策
翌朝、きれいに晴れたので奈良公園周辺を散策。
駅前の通り(三条通)から奈良公園にまっすぐ向かうと途中で見えて来るのが猿沢池。歩いて一周もできるようになってますね。
鹿の行列を発見!
きれいに整列してて面白い…。
向かってきた!
あぁん?文句あんのかみたいな表情。
鹿だまりも至る所にあります。みんな自由すぎる。
奈良公園の奥にある国際フォーラムを抜けて、若草山を目指します。
若草山は入山料がかかるのですが、市内を一望できるスポットです。
ただ、山頂まで行こうとすると普通にハイキングになってしまうので、今回は入山ゲートを通ってすぐの草原のベンチに腰掛けてしばしゆったりすることに。
昨日の醍予で購入した柿の葉寿司をいただくことにしました。
自然の中で食べるお寿司は美味しい!
柿の葉寿司は一日目と二日目で味が違うそうなので、そのあたりも食べ比べてみれば面白かったかもしれない。
デザートに、百楽で買った月餅もいただきます。
この後は、鹿と戯れながら、東大寺周辺の人の多さに圧倒されながら…
何か行事をやっていたみたい。修学旅行生もインバウンドもいっぱいいましたし、完全に人出は戻ってそうですね。よかったよかった。
ガトー・ド・ボワ ラボラトワール
最後に寄ったのが、ガトー・ド・ボワというケーキ屋さん。
奈良のおしゃれなケーキ屋さんという感じですが、このお店の林シェフはクープ・デュ・モンドの優勝チームの団長を務めたという経歴の持ち主。
クープ・デュ・モンドは1989年から始まったお菓子の世界大会のようなもので、毎年フランスで開かれています。2023年の優勝を含め、日本チームは3回の優勝経験がありますが、林シェフはその中で最初に優勝したチームの団長だったようです。
こちらのお店では、実際にクープ・デュ・モンドで優勝した際の作品(ケーキ)をいただくことができるんです!
それがこの、アンブロワジーというケーキ。1991の優勝なので、30年以上前のケーキなのですが、今でも通用する味の構成で、とても美味しいです。
こちらはギャラクシーというケーキで、メートル・ド・パティシエというドイツの世界大会で特別賞を受賞したもの。こちらも絶品でした。
ガトー・ド・ボワは本店と、このラボラトワールの二店舗しか無いため、奈良県に来たら食べたいケーキ屋さんですね!
奈良観光の思い出に、しかいるか。
今回の旅で奈良県を満喫できたね
どこも良かったけど、やっぱり奈良公園の鹿なんだよなぁ
こちらは宮島の鹿。