こんにちは、しろいるかです
2022年12月、宮崎県へ一泊二日で弾丸ツアーをしてきました。これで全都道府県制覇です!
旅の全行程
【一日目】
宮崎ブーゲンビリア空港~おぐら本店(チキン南蛮)~道の駅 青雲橋~高千穂神楽
宿泊:雲海の宿 千木
- 旅の全行程
- 宮崎ブーゲンビリア空港
- 宮崎市街とおぐら本店のチキン南蛮
- 道の駅 青雲橋
- 雲海の宿 千木
- 雲海の宿 千木(夕食)
- 夜の高千穂神楽
- 国見が丘の雲海
- 雲海の宿 千木(朝食)
- 雲海の宿 千木(宿泊の感想)
- 高千穂峡と貸しボート
- 天岩戸神社
- 青島神社
宮崎ブーゲンビリア空港
宮崎は縦長の県ですが、県庁所在地の宮崎市は県の真ん中やや下にあり、空港は宮崎市の間近にあります。
立派な空港。ステンドグラスが綺麗ですね。
宮崎市街とおぐら本店のチキン南蛮
空港周辺で車を借りて、宮崎市街へ。
中心地はとても賑やか。百貨店などもあるメインストリートっぽい通り。
裏手に周ると昔ながらのアーケード街もありました。
そんな新旧入り混じるエリアにある、ゴリゴリに昔からありそうな建物。
路地裏にあるのでここでいいの…?という感じがしますが、表側に周るとチキン南蛮の看板とレトロな赤と白のシェードがついた昔ながらの洋食屋さんが現れます。
これは間違いない見た目
これがかの有名なチキン南蛮の発祥、味のおぐら 本店です。(もう一店舗を発祥とする説もあり)
お昼過ぎに向かいましたが、それでも行列は絶えず、30分ほど待ちました。お店の中は2階部分もあり意外と広いです。
THEチキン南蛮って感じの風貌。下に乗ったナポリタンがまたいいですね!
こっちはハンバーグとのハーフ。チキン南蛮1個がヘビーなときにはこっちですね。
想像する通りのチキン南蛮の味が食べられてよかったです。
全国区の知名度になるのも納得の味
道の駅 青雲橋
さて、宮崎県には観光地が色々ありますが、今回目指したのは県北西部に位置する、神話の里・高千穂。
宮崎市からは結構な距離があり、車で2時間ちょっとかかります。実は高千穂に行くのなら熊本空港からの方が近いことがあとでわかりました笑
日もだいぶ暮れてきたころに寄った、道の駅青雲橋。
目の前に見えるは青雲橋。国道に架かる橋としては東洋一のアーチ橋だそうな。東洋一ってどこまでを指すんだろう…?
道の駅からすぐの場所に橋が綺麗に見える展望台があるので、そこまで行くのがオススメ。
しかしこの道の駅、個人的にすごかったのは橋ではなくこの、栗のソフトクリーム。
びっくりするほど濃厚で美味しい。これまで観光地で色々なソフトクリームを食べてきましたが、文句なしで過去一番美味しい。
栗だけにね
あまりに美味しかったことを店員さんに伝えたら、栗の甘露煮を作って、それをたっぷりソフトクリームに練り込んでいることを教えてくれました。
もったりとした食感、もはやこれはソフトクリームじゃなく栗そのものを食べてる感じです。時期限定のようですが、他の時期にも季節のソフトがあるそうなので、そっちも食べてみたい!
ちなみに同じくこの季節、金柑ソフトもありました。こっちもものすごく濃厚!ほぼ金柑を食べてる感じ。好みの問題ですが、こっちも同じぐらいのポテンシャルあります。
ソフトクリーム食べるためだけにまた行きたいレベル
こういう思いがけない発見があるから旅はやめられないね!
雲海の宿 千木
あまりにソフトクリームが美味しすぎて、感動しながら高千穂へ。
すっかり日も暮れましたがなんとか到着しました。
本日の宿は雲海の宿 千木です。
高千穂の市街地からは車で5分ほどの離れた高台に建つ宿です。リーズナブルでお部屋も綺麗、お料理も美味しいお宿と評判みたいです。
全7室の小さなお宿です。
アプローチの庭園が良い感じですね。
木のつくりが落ち着く感じの内装です。
全7室なので共用部はほとんどありません。基本的にはこのフロントぐらいかな?
お部屋は和室9畳。トイレもついているし必要十分ですね。
到着したのが夜だったので景色は楽しめなかったのですが、手前に小さな庭もあり良い感じの雰囲気。
お風呂はお部屋にないので、大浴場に行きます。
こちらも温泉ではない(高千穂には残念ながら温泉宿はない…)ですが、とても清潔で使いやすいお風呂でした。
雲海の宿 千木(夕食)
お待ちかねの夕食。ついたてで仕切られた広間のような場所でいただきます。お隣さんの声は聞こえちゃうけど、視線が遮られるのでゆっくり食べられます。
夕食はなかなか豪華!高千穂牛の陶板焼きを中心に、ニジマスのお刺身やヤマメの塩焼きも出てきます。
特徴的なのがこちらのお煮しめ。高千穂地方で食べられる郷土料理だそうで、お祝い事などで振舞われるおめでたいお料理みたいです。
さらに古代米を使ったご飯もいただけ、郷土料理色が詰まった夕食でした。
満足したー
夜の高千穂神楽
高千穂地方では、毎年秋~冬の時期に、里の集落ごとに夜通し神楽を奉納するという、夜神楽が行われています。
この夜神楽は神話になぞらえたストーリー性のある舞で、観光客にも人気なのですが、あくまで開催されている時期は限られているのと、里の集落で行われるものなので、大人数に対応できるものでもない…。
そこで高千穂を訪れる観光客が気軽に楽しめるようにと、夜神楽のハイライトを切り取ったものが毎日高千穂神社で行われているのです。こちらは夜神楽と区別するためか、高千穂神楽と呼ばれるみたい。
夜の高千穂神社へ。宿からは車で5分ほどですぐ行けますし、お宿から送迎もしてくれるみたいです。
夜の高千穂神社はポツポツと灯篭が浮かび上がって幻想的な雰囲気でした。
まずは本殿にてお参りを済ませて
本殿の隣にある建物へ。
結構な人数が入れるのですが、それでも週末は大人気のため予約してないと入れなかったりします。入れずあぶれている人も見かけました…。
ネット予約できるので、高千穂を訪れる際は事前予約を忘れないようにしましょう!
高千穂神楽の公演時間は1時間ほど。演目が4つに分かれていて、言葉は一切ないのですが、最初に解説をしてくれるので何もわかってなくてもそれなりに理解ができます笑
高千穂に来たなら欠かせないイベントですね。
国見が丘の雲海
さて、翌朝…
朝6時前、まだ真っ暗の中、峠道を車で駆け上がってたどり着いたのは国見ケ丘。
ここは雲海の名所で、秋から初冬にかけて神話の里を霧が覆い隠す、神秘的な光景を見ることができるのです。
宿の名前の通り、雲海の宿 千木はこの国見ケ丘に近いため、朝はやく起きて雲海を観に行くハードルも下がります。
が、まさかの雨…
少しずつ明るくなってきますが、雲海どころかすべてが真っ白です笑
いや、でもこれはこれで…幻想的な気がする!
映えブランコもあります。晴れた日だとみんな写真撮ってそう。
標高も結構あるんですね。
霧が樹々の間からすうっと上がってくる感じはなかなか素晴らしく、雨でもあきらめずに来てよかった!
雲海の宿 千木(朝食)
雲海を見た後は宿で朝ごはんです。ざるにおかずがたくさんあって賑やかな朝食でした。特にたまごを、炊き立てのごはんと一緒に食べる卵かけご飯が最高です。
羽釜で炊いたご飯がすすみます!
雲海の宿 千木(宿泊の感想)
高千穂には様々な種類の宿がありますが、小規模な温泉旅館っぽい宿を選ぶならここ一択じゃないでしょうか。
こじんまりとした建物、郷土料理が楽しめる夕食、温泉ではないですが清潔なお風呂と全体的に揃っている感じでした!
高千穂峡と貸しボート
さて、一泊二日の弾丸ツアーのため、朝食を食べたらすぐチェックアウトです笑
やってきたのは高千穂を代表する観光地、高千穂峡です。
高千穂峡にはいくつかの駐車場がありますが、朝早く来たからこそ、貸しボートに乗れる場所に最も近い第一御塩井駐車場に停めることができました。ここに停められないと、少し離れた駐車場に停めて歩くことになります。
とくに2023年3月現在、台風の影響で第二、第三駐車場を結ぶ遊歩道が封鎖されてしまっているため、なおさらボートに乗るなら第一駐車場に車を停めたいところです。(車道を通ってくることは可能です。)
こちらのボート、台数も限られているうえに非常に人気のため、当日券は受け付け順に整理券式になっており、遅くに行くとどんどん乗れる時間がずれ込んでいきます。お昼過ぎとかだと結構厳しそう。ネット予約もできるのですが、乗船予定日の二日前からキャンセル100%なので悩ましいところです。天候が怪しい場合は微妙かも。
予約なしでほぼ朝いち、天候は小雨でしたが、それでも乗るまで15分ほどかかりました。
ボートに乗るまでそのあたりをお散歩です。
橋の上から眺めた高千穂峡。ここをボートで通るんですね…!
遊歩道からはみごとな柱状節理が眺められる…はずなのですが、残念ながらいまは封鎖中。復興が待ち望まれますね。
紅葉がまだ少し残っていて良い感じ。
池にいるのは…まさかのチョウザメ!?
なんと、宮崎県は日本一のチョウザメの養殖県なんだそうです。はじめてみた…。
いよいよ順番が来たのでボート乗り場へ。ちょうど雨もやみました!
エメラルドブルーの水が綺麗ですね。
ここで簡単なボートの乗り方のレクチャーを受けて、救命胴衣を着てさぁ出発です!
ラフティングみたいにここを超えていくことはできません。
上流の方を見ると、目の前からこの絶景が広がります。
この滝を間近から眺められるのはすごい!
というか操縦を誤って滝に突っ込む人とかいそう…。見ている限り、みなそうならないようにかなり慎重に操縦してました笑
滝を超えて先まで行くこともできますが、帰りが大変なのでここらへんまでで。水深がものすごく深そうでちょっと怖いのですが、岩の陰にボートに乗った監視の人?がいるみたいで安心です。
この滝には圧倒されますね。
あまりに混雑しすぎて人数を絞るため、貸しボートのお値段がここ最近値上げされているようで、週末だと30分で5,000円と非常に高額なのでちょっと乗るのを躊躇しました。
が、この光景を見たら乗って良かったと思える満足度でした。
高千穂といえばここ!って感じだったし乗れてよかった
この貸しボート、週末だと30分で5,000円と非常に高額なのでちょっと乗るのを躊躇しました。が、ここに来たら乗らないのはもったいない!乗って満足でした。
天岩戸神社
高千穂が神話の里と呼ばれるのは、神話時代にまつわる場所が数多く残るため。そのひとつが天照大神が隠れたことで有名な、天岩戸(あまのいわと)です。
天岩戸神社は、その天岩戸をご神体とする神社。
立派な門を潜り抜けて本殿へ。
こちらは本殿なのですが、この裏に天岩戸を見られるお参り所があります。そこへは30分ごとに行われる神職さんの案内によってのみ行くことができます。
天岩戸は残念ながら撮影禁止ですが、目に焼き付けておきました!
もうひとつ、こちらの神社には神話にまつわる地として、天安河原(あまのやすかわら)があります。
こちらは、天岩戸に天照大神が隠れた際に八百万の神々が集まって相談会が開かれた場所だそうな。神社から歩いて10分ほどの場所にあるため、そこまで行けない方用に参拝所が用意されています。
私たちはもちろん行きます!神社の裏手に参拝道への入口があります。
舗装はされてますが階段などもある道を歩いて向かいました。
ぽっかりと開いた穴の中に、吸い込まれそうな鳥居が鎮座しています。
これが天安河原…。まわりにたくさん詰まれた石がなんだか神域であることをより意識させますね。
鳥居をくぐって中に入れます。中に入るとひやっとした空気が感じられて、外の眩しさが強調されます。ここはすごい…。神々を感じることができるパワースポットでした。
静けさもよかった
青島神社
さて、高千穂から2時間かけてようやく空港周辺に戻ってきました。
飛行機の時間までもう少しあるので、空港から15分ほどの距離にある青島神社へ。
こちらはとても観光地らしくなっていて、食べ歩きできそうなお店やお土産物屋さんが立ち並ぶ参道を抜けると、海にたどり着きます。
海に突き出た小島にあるのが青島神社です。
天気が悪いのが残念ですが、これ晴れてたらもっと気持ちよかっただろうな~。
周りを囲むのは鬼の洗濯板。ギザギザになった岩が見られます。
これは確かに洗濯板ですね!上を歩くこともできます。
赤い鳥居をくぐって、境内へ。
結構奥まで歩きます。
赤色が印象的な立派な本殿です。
さらにその奥、ジャングルのようなところを抜けると
奥宮のような場所です。まるで南の島のような風景のなかで赤色が映えますね!
空港からも近いので、気軽に立ち寄れる観光地でおすすめです。
宮崎県は色々見どころいっぱいの場所だった
ついに47都道府県制覇したぞー!
一足先に書いた、47都道府県を振り返る記事