しろいるか旅行記

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2022年7月 屋久島【5/6】「sankaraサンカラ屋久島」宿泊記 天然水かけ流しプールサウナとokasのディナーがヤバすぎた。

こんにちは、しろいるかです
2022年7月、鹿児島・指宿・屋久島・種子島を旅しました。

※2023年8月追記 なんとプールサイドにファイアーピットが設置されたみたい。これは夜も賑やかになりそうですね。また行きたいな…。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
天文館むじゃき~天文館散歩~桜島~道の駅いぶすき~長寿庵指宿店~指宿散歩
宿泊:指宿温泉 吟松

【二日目】
指宿港~宮之浦港屋久杉自然館~屋久ジェラートそらうみ
宿泊:旅人の宿 まんまる

【三日目】
縄文杉~太鼓岩~白谷雲水峡トレッキング
宿泊:民宿いなかはま

【四日目】
ウミガメ観察~屋久島空港~ぷかり堂
宿泊:sankara hotel&spa yakushima(サンカラ屋久島)

【五日目】
宮之浦港種子島~歴史の里坂井公園
宿泊:Hotel SANDALWOOD(サンダルウッド)

【六日目】
門倉岬(鉄砲伝来の碑)~花峰小学校(インギー鶏)~種子島宇宙センター種子島空港鹿児島空港

今回の旅のこれまでの記事

sankara hotel&spa Yakushima(サンカラ屋久島)

サンカラは屋久島の高級リゾートホテル。

屋久島にはいわゆる外資系の高級リゾートホテルって無いんですが、価格帯的にはそれらのホテルと同等かそれ以上のお値段設定です。

屋久島の旅の最後に一泊だけ、頑張って泊まってみることにしました!

 

島の外周道路から奥まった場所にあるホテルなので、レンタカーがなくても送迎してくれます。もっとも遠い場所だと屋久島空港から送迎してくれました。

ただ屋久島の玄関口、宮之浦港までは対応してくれないのが唯一の残念ポイント…。

敷地はとても広く、もっとも高台にレストランやプール等があるメイン棟があります。

 

このレセプションからして高級感ある。

 

客室数は30室もないので、スモールラグジュアリー的な感じ?メイン棟もコンパクトにまとまっています。

 

メイン棟に入って一番に目を引かれるのはこの絶景プールへのアプローチ。

柔らかな海風に吹かれると、一気にリゾート気分になりました。

 

ビーチリゾートではないですが、高台だからこその海を見渡すプールが映えますね!

これは映える…!

 

ayanaでランチ

到着したのが1時過ぎだったので、1階のカジュアルめのレストラン、ayana(アヤナ)でランチをいただくことにしました。

宿泊者ではなくてもランチはできるみたい。

レストランの入口。

屋根が高いとやっぱ解放感あっていいよね。

こんな感じのおしゃれランチはこの度初めて…。

山登りとかからのギャップに頭が追いつかない。

 

けど料理はジャンキーな感じでハンバーガーを選んでしまった笑

ポテトたっぷりでおいしかった

 

こっちはパスタ。和洋いろいろ揃ってる感じでした。お値段もほどほど。

宿泊者ではなくてもランチはできるみたいです。屋久島でこういう雰囲気の場所って無かったのでランチしにくるだけでもきっと気分があがりますね。ただ日帰りは日程によっては受け付けてないみたいなので事前予約は必須かも?

ライブラリーラウンジ

順番は前後しますが、ホテルに入ってランチの前にここでチェックインしました。

ラウンジはどのランクのお部屋でも自由に使えて、焼き菓子と飲み物をいただけます。

飲み物・食べ物の提供時間は忘れちゃいましたが、夜ご飯ぐらいまでと、朝は早朝からやっていた気がします。

 

入口はショップになっていて、お土産とか売ってました。お土産のチョイスも良い感じです。

 

直射日光があたる時間帯はブラインドが閉じていますが、プールサイドを眺めながら。

 

ライブラリーラウンジなので、本も少しおいてます。お部屋に持ち帰って読んでもよいとのことでした。

屋久島の自然や食事、他にもサウナ・焚火関連といったホテルの趣味全開のジャンルの本が取り揃えられていました。

 

ウェルカムドリンクで梅ジュースをいただきます。

夏は梅とかレモンとか、すっぱいのが美味しいですね!

 

このあたりが自由にいただけるものたち。

焼酎なんかもありました。

 

この焼き菓子がめっちゃ美味しいんです!買って帰りたいぐらい。

自家製のようで、朝食のパンなんかも全部自家製で力を入れてるみたいです。

焼き菓子がどれ食べても美味しいのはほんと良かった

 

お部屋までの道のり

サンカラのお部屋はヴィラタイプなんですが、お安いお部屋は1棟で何部屋にわかれています。

敷地は広いんですが、必要な施設はメイン棟にすべて集まっているので、基本ヴィラが分散して建っている感じ。

 

「sankara」がサンスクリット語らしいので、なんとなくインテリアもインドっぽい?

 

階段を下りてヴィラへ向かいます。

お部屋(サンドラ ヴィラ)

今回は一番お安いサンドラヴィラタイプのお部屋の1階。

 

森の中にある感じで景色は望めないですが、明るくて雰囲気良い感じです。

 

ウッドデッキもあるんですが、あまり使わず。春とか秋だと気持ちいいかも。

 

デイベッドはわりとここで転がったりしました。

 

お部屋にあるお菓子とかお茶、コーヒーの種類がすごい。フィナンシェが過去最高レベルに美味しいやつだった。やっぱ焼き菓子のレベル高い。

 

バスルームも広い。このお部屋でも十分満足できます。

 

デカヤモリもお部屋の中で見守ってくれているのでセキュリティも安心です。

 

プールサウナ(agni)

2022年3月1日にオープンしたばかりのプールサウナ。

全国色んなサウナをプロデュースしてるTTNEがプロデュースしたみたい。

同じTTNEがプロデュースした北海道知床のホテルのサウナもヤバかった。

自由に入れるわけではなく、90分/18,000円、60分/12,000円となかなか勇気のいる値段で貸切る形になります。

サウナを貸し切ると、サウナの隣にあるカバナも貸し切り。

 

外観は独特ですが、中はなんとも落ち着くサウナ。ストーブは一基だけなんですが、ロウリュしたら一気に灼熱になります。

寝転がって入れるようにイス部分に傾斜が付いてるのもポイントですね。

 

僅かに聞こえる環境音BGM、間接照明、海が見える窓、適切な温度と湿度…。

貸切なので周りも気にせず入れる…

これ絶対ととのうやつ

 

サウナを出てシャワーを浴びたら、プールが水風呂替わり。

このプールがヤバい!!

夏でもキンキンに冷えているし、プールにありがちな塩素臭もほぼない。

屋久島の天然水が豊富にかけ流されているので、条例?の規定値ギリギリの塩素濃度で対応できるそうです。そのおかげでめっちゃ入ってて気持ちいい。

そして何より広い!プールは一応貸し切りではないんですが、宿泊者がみんなして泳ぐようなプールでもないため、実質ほぼ貸し切りです笑

 

プールから出てカバナに寝転びながらフルーツウォーターで水分補給。

これは凄すぎです。お値段も凄いけどサンカラに来たら是非やるべき。

ととのいすぎた

 

夕方の風景

ちょっとお部屋で休憩して、気づいたら夜ご飯の時間も近づいていました。

レストランへ歩いて向かいます。お願いしたらカートで送迎もしてくれるみたいだけど。

 

初日はちょっと天気がイマイチでしたが、それでも夕方になると良い感じで染まってきます。

 

海風がほんと気持ちいいんですよね。

 

このプール、ほんと絵になります。

 

ガラス張りのサウナはやっぱり不思議。

 

何枚撮るんだってぐらい撮っちゃう。

 

そしてほんと誰も入らない。ほぼ満室のはずなのに、みんなどこにいるんだろう…。

 

お腹も減ったのでレストランへ行こう!

 

ディナー(okas)

ディナーに関しては、お高い部屋以外は通常1階のレストランなんですが、お食事が美味しいホテルだと聞いていたので2階にあるokasというレストランに変更してもらいました。

空きがあれば追加料金(+6,000円)で変更してもらえます。

 

夜のメイン棟も雰囲気良いなぁ。

 

okasのお席は基本的にカウンター。目の前で1品1品調理してくれるのを眺めながら、フレンチフルコースをいただきます!

 

大人数向けにはテーブル席もあるみたいだけど使ってなかった。

 

メニューは食材のみしか書かれない、後から見返したら何だったか忘れがちなやつ。

けど、ここのは美味しすぎて記憶が鮮明に残ってます!

 

レモンの葉で香りづけしたタカ海老のマリネみたいなやつ。(結局料理名は覚えてない)

タカ海老は鹿児島薩摩の甘エビのことだそうな。

 

味付けのバランスがめっちゃ良くて、これはこの後も絶対美味しいやつ!

 

パンも、焼き菓子の美味しさとかから想像される期待を裏切らない味でした。

ほんとに焼き立て。

 

鰹のカルパッチョ的なやつ。

 

鰹がほんと新鮮なのと、この麦味噌が散らしてあるソースも相性抜群。

 

これにめっちゃ感動した。とうもろこしのポタージュの中にフォアグラが入って、コーヒーの泡と一緒に食べるスープ。

ポタージュ、コーヒーの泡、片方だけ食べてもピンとこないのに、両方一緒に食べると信じられないぐらい味が整って美味しい。具のフォアグラが合わさるとさらに味が決まる感じ。

こんな一見すると合わない食材を組み合わせてこの味が構成されるなんて、どうやって考え付くんだろう。

 

エスニック風味な味付けのお魚料理。

タカバ(マハタ)という白身魚のカダイフ揚げです。

 

これも美味しい。ソースも含めて、全体で食べた時の味のバランスがほんと考えられてる。

 

最後は安定のお肉。もちろん美味しかった。

 

デザートは紫蘇のシャーベット、その上に乗っているのは…!

 

そうきたか~。やっぱりこの島はもののけの森があるしね。

でもこれはコダ〇じゃなくて、森の精霊という説明だったよ

たまたま似てるのかもしれないね

すっぱいシソのシャーベットと上のアイスクリームの相性がこれまた絶妙でした。

 

最後は紅茶と小菓子。

これも凝ってて最後まで美味しかった。

 

ランチや、この後の朝食も美味しかったけどokasのディナーは別格でした。

これまで人生で食べたフレンチの中で一番だったかも

美味しすぎてビビった 語彙力がもっとあれば…!

夜の風景

ご飯の後は夜のホテルをお散歩。

静まり返ったレセプションも素敵です。

 

夜のプールもめっちゃ映えです。

 

こんな時間だし、当然だれも泳いでない!

 

リゾート感ありすぎて最高…。BGMとか一切かかってなくて静寂なのもまた屋久島っぽくて良いですね。

 

怒涛の間接照明。

 

プールを挟んでメイン棟を眺めると、これまた良い…。

大満足でおやすみです。

 

朝の風景

プールから見る海って朝日が昇る方角になると思ったので、早起きしてプールへ行ってみる。

見事な朝焼けです!

 

背後には山がそびえるので屋久島の天気はとても変わりやすく、ついさっきまで雲の中だったみたい。

 

サウナに反射させてダブル朝日!(私たち以外にも狙って撮ってる人がいた笑)

 

朝から一気に目が覚めるような鮮やかなリフレクション。

 

朝日に照らされる感じも良いよね!

 

これはちょっと多いかもだけど、雲がほどよくあった方が朝日や夕陽って綺麗に見える気がする。

 

朝日見に来てよかった。

 

この光景、海外に来たような感じでした。

空気感がすごい

 

プールは何回も撮っちゃう。

 

広角でも一枚!

 

朝ごはん(ayana)

朝は1品メインを選んで、あとはブッフェ形式。

和か洋か、ホテルの朝っていつも迷う。

 

ってことで両方頼んでシェア。

エッグベネディクト

 

朝からサバカレー!

 

卵割ってトローリなところも撮ってるところを見るとテンションが高かったと思う。

後から見返すとちゃんと撮っててえらい!ってなるね

 

あとはブッフェでいろいろ。

 

パンがとにかく美味しい。

 

ブッフェ台も隙を見て撮ってみる。

 

このパン、普通に評判のパン屋さんで1個ずつ売ってるようなレベル。

種類も多いし、どれ食べても美味しかったです。

 

フィットネスルーム

食後はジムで運動…はしないけどまだ見てない施設見学してみた。

こういうところでも運動を欠かさずできる人間になりたい。

チェックアウトまでのんびり

ラウンジの焼き菓子を食べながらプールサイドで読書をして、チェックアウトまで過ごします。

 

澄み渡る晴天の下での読書は捗った…。

 

sankara hotel&spa Yakushima(サンカラ屋久島)の感想

ここにもう一度泊まるためだけでも屋久島を訪れたい、そんな満足度の高い宿でした。

特にokasのディナーは美味しすぎた。。連泊の人が多いので、メニューは何日分も持っててそれをローテして回してるそうです。もちろん季節ごとにも変わっていくそう。

ここで連泊して毎日ここのディナー食べたい…。

あと、プールサウナもめっちゃ良かった。サウナ後にプールで浮くとそのまま天国に行ってしまいそうな気持よさでした。

ただ、もともとあったリゾートホテルをリノベしたそうで、お部屋は若干古さがあるかも。ビーチがあるわけでもないので、そのあたり期待するとちょっと違うかもだけど、個人的には大満足のホテルでした。

 

なんと、2024年にはsankaraブランド2軒目のホテルが箱根にオープンする計画があるみたい

これは開業したら行かなくては…!

 

次は旅の最後、種子島で一泊します。

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