しろいるか旅行記

しろいるか旅行記

旅行が好き だいたい週末更新

2020年12月 沖縄【4/4】「オリオンモトブ」泊 美ら海水族館も近く、かけ流しの温泉が楽しめるリゾートホテル

こんにちは、しろいるかです
2020年12月、沖縄へ行ってきた記録。美ら海水族館と、隣接するオリオンモトブリゾート&スパの宿泊記です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
国際通り斎場御嶽
宿泊:百名伽藍

【二日目】
奥武島~リッツカールトン沖縄でアフタヌーンティ
宿泊:オクマプライベートビーチ&リゾート

【三日目】
古宇利島~今帰仁城跡公園~美ら海水族館
宿泊:ホテルオリオンモトブリゾート&スパ

【四日目】
那覇空港羽田空港

ホテル オリオンモトブリゾート&スパ

こちらのホテルはなんとオリオンビールの会社が経営するホテル

ただウェルカムドリンクにオリオンビールがあったりとちょっと関連は感じますが、言われなければわからない普通のリゾートホテルです。

f:id:irukas980:20210408000649j:plain

2014年にオープンしたばかりでまだまだ新しいホテルです。

特徴としては立地が抜群に良く、美ら海水族館は徒歩圏内、さらにエメラルドビーチ(海水浴場)も隣接しているという好立地。

f:id:irukas980:20210408000717j:plain

駐車場に車を置いて、エントランスの吹き抜け空間。絵画のように切り取られた先には伊江島が望め、真ん中のポコンとした城山がこちらからも良く見えます。

f:id:irukas980:20210408000738j:plain

そして、手前にはエメラルドビーチが。まさにその名の通りエメラルド色の美しいビーチです。

ここの空間はホテルへのワクワク感が出る良アプローチだと思う

写真だと伝わりづらいけど、天井もすごく高くて、思わずおぉーと声が出ちゃう

フロント

クラブフロア(クラブウイング)と通常フロア(オーシャンウイング)は完全に棟が分かれており、フロントから別になっています。今回は通常フロアの宿泊ということで、通常のフロントへ。

クラブ棟には専用プールやラウンジもあるようで、また雰囲気が全然違いそう。通常フロアはファミリー寄りだと思います。

f:id:irukas980:20210408002409j:plain

お正月らしい飾り付けがお出迎えしてくれます。

f:id:irukas980:20210408000810j:plain

なめらかな曲線を描く作りになっています。ガラス張りの面からは陽の光が取り込めて明るいロビー。

f:id:irukas980:20210408000833j:plain

フロントデスクからお魚が飛び出てますが、ここはツアーデスク。美ら海水族館のチケットもこちらで購入できるので買っておくと現地で並ばずにすみます。

部屋(ハリウッドツイン)

オーシャンウイング棟のお部屋は200室ほどとかなりの巨大ホテル。

お部屋はいくつか名前が分かれていますがベッドの配置や階層が違うだけでどれもほぼ同じ間取りみたい。

私たちが泊まったのはハリウッドツインのお部屋。

f:id:irukas980:20210408000917j:plain

全室オーシャンビューなので長ーい内廊下を通ります。

f:id:irukas980:20210408000947j:plain

お部屋は50㎡と十分な広さ。まだ造られてから期間もそこまで経っていないので新しさも感じます。

f:id:irukas980:20210408001016j:plain

一番部屋数の多いオーシャンツインとの違いはたぶんベッドがくっついていることだけだと思う笑

f:id:irukas980:20210408001045j:plain

テラスというよりはベランダのような感じでしたが、景色も良かったので外の椅子に座って外を眺める機会も結構ありました。ちょうど晴れ間が覗いてくれたのもよかった!

f:id:irukas980:20210408001106j:plain

バス・トイレは別になっています。

ガーデン

外観からはわかりづらいですが、ホテルは斜面に沿って作られているようで、駐車場はホテル裏にあり、フロントも3階にあります。徒歩で美ら海水族館等に出る場合は1階まで降りてちょっとしたガーデンを抜けていきます。

f:id:irukas980:20210408001135j:plain

ニコンサートができそうなステージもあったり、いい感じに整えられたお庭です。

f:id:irukas980:20210408001156j:plain

こちらは裏門。ここから出ていきます。

ちなみにこちらは閉門時間があって、夏場は夜7時まで、冬場は5時半に閉まってしまうので注意が必要です。

閉まったらぐるっと周って3階の正面から入らないとダメなのかな

美ら海水族館までの道

美ら海水族館へはビーチ沿いの小道を通って向かいます。

徒歩10分もかからない道ですが、ジンベエザメをモチーフにしたようなプチシャトルバスみたいなのも通っていたので、時間が合えばバスに乗ってもいいかも。

f:id:irukas980:20210408001221j:plain

エメラルドビーチはラグーンの中にあるビーチで、水質調査などでもAAランク(もっともよい)評価を受けている、良質のビーチみたいです。確かにこれは気持ちよさそう。

f:id:irukas980:20210408001243j:plain

ビーチを眺めながら小道を通っていきます。

f:id:irukas980:20210408001311j:plain

遠くに見えるのがホテル。ここまでくれば美ら海水族館です。

お散歩にピッタリ

美ら海水族館マナティー館とウミガメ館)

美ら海水族館は本館は有料ですが、その周辺にいくつか別館のような形で展示があり、そちらは無料で観ることができます。

f:id:irukas980:20210408001348j:plain

マナティー館。アメリマナティーが飼育されています。

f:id:irukas980:20210408001413j:plain

めっちゃでかいです。のそのそしていてカワイイ。確か500円かな?ごはんもあげることができるので食べる様子も観察できました。

f:id:irukas980:20210408001445j:plain

こちらはウミガメ館。たくさんのウミガメが元気に泳いでいました。

美ら海水族館(本館)

さて、本館に向かいます。

f:id:irukas980:20210408001522j:plain

今やジンベエザメの飼育で有名となった美ら海水族館ですが、もともとは1975年に開かれた沖縄国際海洋博覧会の跡地に水族館が開設されていました。

2002年に元の水族館の老朽化に伴い、建て替え・リニューアルオープンしたものが今の美ら海水族館だそうです。

f:id:irukas980:20210408001548j:plain

ヒラメかな?カレイかな? カレイかな。

f:id:irukas980:20210408001610j:plain

見るからに強そうなエビ。

f:id:irukas980:20210408001645j:plain

水槽のライティングが美しく、まるで海の中にいるような錯覚を覚えます。

f:id:irukas980:20210408001710j:plain

ここがジンベエザメの飼育されている大水槽。シアターのような設えになっているのが特徴的。

f:id:irukas980:20210408001753j:plain

青い光の中でお魚たちが泳いでいて、幻想的な空間です。

f:id:irukas980:20210408001856j:plain

ときおりジンベエザメが姿を現します。みんな回遊しているようで、定期的にやってくるみたい。

f:id:irukas980:20210408001925j:plain

マンタも数匹、ジンベエザメも二匹いて、みんな泳ぐスピードが微妙に違うのでじっと待ってタイミングが合わせれば全員集合写真を撮ることができます笑

f:id:irukas980:20210408001948j:plain

展示室にはなんと、かまいるかの脳が!!

…!

本館はさっと周るにしても1時間弱ぐらいは見ておきたく、大水槽やそのほかの展示もじっくり見ていくのであればもうちょっと時間が必要そうです。大水槽を見ながら楽しめるカフェなんかもあるんですが、大水槽間近の席は予約席になっているため、ゆっくりするつもりなら予約して行きたいところ。

美ら海水族館(オキちゃん劇場)

本館の展示を堪能したら、イルカショーをやっているオキちゃん劇場へ向かいます。

オキちゃんとは、オキゴンドウから取られたネーミングかな。

f:id:irukas980:20210408002005j:plain

こちらのイルカショー、なんと無料で観られてしまいます。ショーのレベルも非常に高く、これが無料とは太っ腹!まぁここまで来たら本館に行くからショーだけ見るなんてことはあまりないか。

f:id:irukas980:20210408002116j:plain

5匹のいるかたちの息がピッタリで、一斉ジャンプのタイミングにあぶれる子も全然いません!これはバキバキに仕上がってますね・・・。

f:id:irukas980:20210408002137j:plain

ジャンプ力もめっちゃ高い!見ごたえ抜群のショーでした。美ら海水族館に来たなら、開催時間を見計らって必ず見るべきポイントだと思います!

美ら海水族館(イルカラグーン)

最後の施設、イルカラグーンではショーの合間に休憩するいるか達を眺めたり、ごはんをあげることができます
ご飯をあげる体験は人気なので結構並びます。売り切れもあるようなので開始時間の少し早めに並ぶが良さそう。

f:id:irukas980:20210408002336j:plain

ごはんを待つオキゴンドウ達。大きな口をあけてめっちゃ静かに待ってます…。

つぶらな瞳とするどいキバがミスマッチで、どことなく怖さも感じますね笑

直接口の中に魚を投げ入れるとバクッと食べてくれて楽しかった…。

給餌体験はたのしいぞ

夜ごはん(オリオンモトブ内 シリウス

夜はホテルのプランについているブッフェです。美ら海水族館の徒歩圏内には夜にやってそうなレストランらしいレストランもあまりなかったので、ホテルで食べたほうがいろいろ都合が良さそう。

なお、ホテルのプランに夜ごはんがついていなくても、バーベキューレストランや居酒屋風レストランは普通に使えそうでした。

f:id:irukas980:20210408003212j:plain

ブッフェ形式ですが、ファミリー層とカップル層はエリアがある程度区別されて案内されたり、料理も人が集中しないような配置になっていたりと随所に配慮がみられてゆっくり食べられました。

お料理自体の品数や質も良くて満足できるブッフェでした!

f:id:irukas980:20210408003240j:plain

横に長ーい配置なので人も分散されてました。ただ料理に近い席だと人の移動が多くてちょっと嫌かも。。

朝も同じ場所でブッフェでした

朝食はあんまり記憶にないけど、悪くなかったと思う!

ジュラ紀温泉「美ら海の湯」

さて、最後に紹介するのですが、この温泉がオリオンモトブを選んだ一番の理由かもしれません。

沖縄県は一桁しか源泉数がない唯一の都道府県。一応温泉大浴場の付いたホテルやスーパー銭湯も存在はしているのですが、やはり数は非常に少ないです。

そんな沖縄県において、リゾートホテルでかけ流し温泉の大浴場がついているのがこちらのホテルの最大のウリだと思います!(温泉重視派の意見)

f:id:irukas980:20210408002809j:plain

こちらの大浴場はクラブフロア宿泊者は無料、通常フロア宿泊者は1,650円の追加料金がかかります。今回の宿泊ではプランに入浴券がついているものを選びました。

通常では有料にしているおかげか、客室数は200以上の大型ホテルで、当日はなかなかの稼働率のように思えましたが、大浴場では混雑せず快適に入ることができました。下手に無料にするより、こういう形で入場者数をコントロールする形が良いですね。

出典:オリオンモトブリゾート&スパ

f:id:irukas980:20210408003153j:plain

男女入れ替えで、どちらのお風呂にも半露天はついているのですが、広さや解放感はこのHPの写真にある方が断然上です。

また、小さいほうはスチームサウナ、大きい方はドライサウナ+水風呂なので、サウナ好きならぜひ宿泊日両日入って、こちらのお風呂を堪能したいところ!

お湯は薄く茶色く濁ったお湯がかけ流されていました。沖縄の温泉はほとんどがこのタイプだそうです。

ちなみに、那覇空港近くにある瀬長島ホテルは調べた限りでは沖縄県で唯一、かけ流しの温泉が楽しめる客室露天がついているそうなので今度はそっちにも泊まってみたい。

やっぱり温泉はいいね

大浴場入口にあるマッサージチェアもよかったよ

夜の雰囲気

f:id:irukas980:20210408002506j:plain

ガーデンに少し出てみると、カラフルなライトアップが。

f:id:irukas980:20210408002521j:plain

ガーデンも灯りがあるので、もう少しお散歩してみても良かったかな。

f:id:irukas980:20210408002608j:plain

お部屋から見た光景。遠くの岬では灯台が青く光っていました。

新しくてきれいな優等生リゾートホテル。好立地なのと温泉はまさに期待通り!

繁忙期はお値段があがりそうだけど、ひとり一泊2万以内で温泉、朝夕付きなら大満足だと思う。

冬場でも楽しい沖縄旅でした。

今回の旅のそのほかの記事はこちら