こんにちは、しろいるかです
2020年12月に行った沖縄旅行の記録、二日目を綴ります。
沖縄本島南部観光の記事はこちら
一日目の宿泊、百名伽藍の宿泊記はこちら
- 旅の全行程
- リッツカールトン沖縄 アフタヌーンティー
- オクマプライベートビーチ&リゾート(フロント)
- ガーデン
- 客室(グランドコテージ)
- クラブラウンジ(夜ごはん)
- 夜のお散歩
- 朝ごはん
- 古宇利島
- 今帰仁城跡公園
旅の全行程
本記事は太字部分が対象。
【二日目】
奥武島~リッツカールトン沖縄でアフタヌーンティ
宿泊:オクマプライベートビーチ&リゾート
【三日目】
古宇利島~今帰仁城跡公園~美ら海水族館
宿泊:オリオンモトブリゾート&スパ
リッツカールトン沖縄 アフタヌーンティー
本島の南部地域から北を目指します。
沖縄本島は高速道路が南は那覇空港から那覇市街を通り、細長い本島の背骨のように真ん中を通りながらちょうど美ら海水族館のある名護市内あたりまで続いています。1時間ちょっともあれば那覇から名護まで来られるので、広いように見えても移動は楽ですね。
高速を降りて海沿いに南へ少し行くと名だたるリゾートホテルがたくさんあるエリアに出ます。ハレクラニやブセナテラス、マリオットなど・・・。
その中の一つがリッツカールトン沖縄です。冬の沖縄はあまり天気も良くなく、ビーチを堪能しづらいのでアフタヌーンティーでゆっくりしようと選びました。
立派な門構え。実際にはこの手前に駐車場への入口があります。
中はさすがに洗練された雰囲気。ワクワクします。
水盤のあるテラスがいい感じ。
ちょうど晴れ間も覗いて、とても明るい雰囲気でした。
アフタヌーンティはラウンジでいただきます。
一休レストランや直接ホームページ経由のTablecheckでオンライン予約も可能なのですが、オンライン枠がかなり少ないようで残念ながら予約できず。
お店に確認したところ、オンライン枠以外にも当日枠は設けているそうなので行ってみたところ、全く問題なく入れました。人もそこまでおらず、このご時世だったからかもしれません。
リッツカールトン沖縄はゴルフコースが併設されており、ホテルの周りはゴルフ場になっています。小高い丘の上に建っているので海まで見通せる感じでした。
テラス席も良い感じだったけど、ちょっと曇ってきてしまった…。
アフタヌーンティを2つ頼みます。磨かれたティーポットが素敵。お茶はTWGのものが選べます。
スタンドは円形で、これは映えますね…。
上段はスコーン。サクサクフワフワでいいやつ。
リッツカールトンのキャラ? リッツライオンがさりげなくいる笑
中段はスイーツ。どれも美味しかった!さりげなく紫芋を使ったり、沖縄感もでてます!
下段はセイボリー。これも外れなし!
おいしい紅茶とお料理でまったりと至福の時間を過ごせました。ラウンジも広くて快適だし、個人的にはこれまでいただいたアフタヌーンティの中でも上位の満足度でした。これはおすすめです!
オクマプライベートビーチ&リゾート(フロント)
さて、アフタヌーンティでゆっくりしすぎて日もだいぶ傾いたので急ぎ本日のお宿へ。オクマプライベートビーチ&リゾートは、立地的には本島北部に位置し、ヤンバルクイナで有名なやんばるの森が広がる自然たっぷりのエリアです。
ただ、美ら海水族館から1時間ほどかかるので、北部観光(自然アクティビティ系)に興味がない場合はちょっとだけ立地条件は悪いかも。
ここの歴史は長く、今から40年以上も昔の1978年に開業した老舗リゾートホテル。もともと米軍に接取された地であったのですが、返還後JALが主体となってリゾート開発が行われました。当時はJALプライベートビーチ&リゾートという名前だったようですが、2017年にJALから地元会社に運営が切り替わり、現在の名前へ。いまはJALの手は離れているようです。
このような歴史からか、どことなくアメリカンな雰囲気漂うリゾートホテルでした!
ホテルには高い建物は一切なく、フロント棟(レストランやショップも兼ねる)が中心にあり、奥の広いガーデンにヴィラやコテージが点在しているような形になっていました。こちらはフロント棟の入口。
フロント棟の周りの回廊。
洗練された今風のホテルというよりは石造りの無骨な建物ですが、とても綺麗に保たれています。
フロントは天井がとても高く、まるで教会のような雰囲気を受けました。
くつろげるスペースも完備。グランドコテージのお部屋だとここでチェックインできました。
夜の写真になってしまうけど全景写真はこんな感じ。
カラフルなライトアップがいい意味で今風でなく、どことなくアメリカンを感じさせて良いですね。
ガーデン
フロント棟の奥に行くと広大なガーデンが広がります。この雰囲気もどことなくアメリカンを感じますね…
平屋建てのものがガーデンヴィラ(一番上のランクのお部屋)、二階建てのものがメインコテージ(スタンダードなお部屋)です。ちなみにパームコテージという一番お安いお部屋はここにはなく、駐車場やフロント棟の近くにあるので雰囲気が結構違います。この雰囲気を期待するならメインコテージ以上を選ぶのがよさそう。
夜は明かりも多く小さな村みたいです。
客室(グランドコテージ)
今回宿泊したのは上から2つ目のランクのグランドコテージ。こことガーデンヴィラタイプのお部屋がクラブラウンジへのアクセス権がついているみたいです。駐車場も遠くはないですが、バレーサービスもついているのでありがたい…!
コテージと銘打っていますが、3階建ての建物に複数部屋があるタイプだったので一棟貸しという雰囲気ではなかった。
お部屋はワンルームタイプですがかなり広く、50㎡近くあります。
少々年季は入っているものの、とても綺麗で落ち着く良いお部屋です。
テラスもついています。
お風呂も広いし、快適だった!
クラブラウンジ(夜ごはん)
アフタヌーンティを満喫したあとだったのであまりお腹も減っておらず、おつまみで済ませようかと思いラウンジへ。ラウンジ自体は21:00までやっているようですが、17:00から19:30までがカクテルタイムでおつまみも充実しています。
普段は専用ラウンジ(潮風のラウンジ)があるようですが、今はお客さんも少ないからか、カフェ等で利用できるOASISというレストランを夜はラウンジとして利用している感じでした。
すっかり夜になった。
2匹のいるかがお出迎え。
なお、ラウンジ内観は人でかなりごちゃついていて、ラウンジというネーミングから、ハイソな雰囲気を期待していくとかなり肩透かしを食らうと思います笑
ただお酒やおつまみはしっかり用意されていたので問題なし!
喧噪を避けてお外にあるテラス席へ。
なぜかテラス席はあまり利用されていませんでしたが、冬場でしたが温かく、かつ風もほとんどなく気持ちよく過ごせました。
飲めないけど、泡盛なんかもラインナップされていて沖縄感が出てた!
おつまみも結構種類があったけど、普通にお腹が空いていたらさすがに夜ご飯には足りなさそうかな
夜のお散歩
ホテルの敷地が曖昧で、どこまでがホテルかわかりづらいものの、かなり広い敷地でした。酔い覚ましにお散歩してみます。
こちらはプール。冬場はさすがに営業していないかな。
プライベートビーチ。かなりのロングビーチでした。
パターゴルフ場もあります。
ガーデンの木もイルミネーションされていて素敵でした。
そのほか教会やちょっとしたミュージアムなんかもあったみたいです。さらにサウナ付きの大浴場もありましたが、いい感じに酔ったのでお部屋でそのまま就寝。。
朝ごはん
朝食はブッフェ形式なのですが、ラウンジアクセスできるお部屋は通常のブッフェレストランのほかに、ラウンジで潮風の朝食というブッフェを選べました。
折角なのでそちらのブッフェに。
これが、めっちゃ良い!食べ過ぎました。
新鮮なお野菜や卵料理のバリエーションはもちろん、ヨーガのジュースも飲み放題、朝から肉系のお料理も充実していて大満足でした。
ちなみに普通のブッフェは行っていないけど、そっちはそっちで地元のおばあが握るポークたまごおにぎりやかちゅー湯(かつおだしのスープ)があったりと郷土料理が充実していたみたいです。こっちは郷土料理というよりは地元食材を使ったアメリカンブッフェだったので連泊したら両方行ってみたいですね。
タイミングもあるけど、朝食付きで一人1万ちょっとだったのはなかなか破格。
一日1便だけど那覇空港からの無料シャトルバスも運行しているみたい。
古宇利島
ホテルをチェックアウトしたら天気がイマイチだったけど古宇利島へ。
古宇利島はホテルから美ら海水族館に向かう途中にある、橋で渡れる離島で青すぎる海と橋の絶景が有名なところです。
澄み渡るような青空…!ではないけどどこまでも続くような道路。
海を渡る長い橋。
透明度抜群の海!
曇っているのにこの青さは驚きです。
島にはカフェや古宇利オーシャンタワー(展望台的なやつ)以外特別に何かがあるわけではないですが、この光景を見るためだけでも寄りたいスポットです。
今帰仁城跡公園
古宇利島から美ら海水族館に向かう途中に寄れる世界遺産、それが今帰仁(なきじん)城跡公園です。
美しい海と可愛い海の生き物もいいけど、やっぱり文化的なスポットも廻っておきたい!
ここは首里城などとともに世界遺産の構成要素として認定されたグスク(城塞)跡です。
琉球王国は1429年に成立した、はじめて沖縄本島を統一した国ですが、統一前は三国志のごとく三山鼎立(北山、中山、南山が争う時代)の時代がありました。最終的に島統一を果たしたのは中山で、この今帰仁城は中山に滅ぼされた北山の王の居城であったといわれています。その歴史的価値が認められ世界遺産になったんですね。
今もその姿をとどめており、城跡公園として公開されています。
立派な石垣。
ここ以外のグスクも世界遺産の構成要素になっているみたい。
城塞内に続く道は桜の名所だそうで、時期によっては桜のトンネルが見られそうです。
石垣のうえに猫がいる!
頂上まで登ると海が見渡せるビューポイントです。
天気が良ければ最高だろうな~。
帰り道にもまた猫が。行きに見かけた猫と同じ柄の猫だけど、何匹もいるみたいです。
チケット売り場の椅子の下にも猫が!おだやかな表情で癒されます…。
オクマのアメリカンな雰囲気も良かった。天気が良いときに今度はやんばるの森も体験したいな。
次の記事は美ら海水族館と、隣接するオリオンモトブリゾート&スパの宿泊記です。