しろいるか旅行記

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2020年12月 沖縄【2/4】「百名伽藍」宿泊記 グスクのような外観が特徴的な、旅館スタイルのリゾートホテル

こんにちは、しろいるかです
2020年12月に宿泊した、沖縄本島の南部にある旅館、百名伽藍(ひゃくながらん)の宿泊記です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
国際通り斎場御嶽
宿泊:百名伽藍

【二日目】
奥武島~リッツカールトン沖縄でアフタヌーンティ
宿泊:オクマプライベートビーチ&リゾート

【三日目】
古宇利島~今帰仁城跡公園~美ら海水族館
宿泊:オリオンモトブリゾート&スパ

【四日目】
那覇空港羽田空港

百名伽藍とは

沖縄にあるリゾートホテルの中でも珍しい、旅館スタイルのリゾートと、その独特な外観に惹かれて泊まってみることに。

場所は沖縄本島の南部地域にあり、一般的に有名リゾートや美ら海水族館等の名所がたくさんある中部~名護エリアからは少し外れています

フォーブズ・トラベルガイドの賞とか、ワールドラグジュアリーホテルアワードとかとってるらしい

なんだかよくわからないけど期待が高まる

外観

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石造りの素材も相まって、まるで要塞や、グスク(沖縄のお城)のような外観です。

入口もぱっと見わかりづらいですが・・・

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ランチなどのレストラン営業もやっているようで、こちらはレストラン入口。ホテル用の入口も目立たないようにありましたが、ここが正門的ポジションでいいのかな?

フロント

フロントにあるテラスからの景色がすばらしいです!

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海を眺めながらチェックインしました。

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外側からは要塞のようでしたが、海側の見た目もなかなかに特徴的です。赤煉瓦とこの石造りの建物琉球感が出てテンションあがりますね!

この外に突き出た木製の回廊がよく写真に出てるね

部屋(エグゼクティブスイート)

百名伽藍のお部屋はエグゼクティブスイート(通常のお部屋)が14室とそれぞれ趣の違うスイートが3室、別館貸し切りが1室の計18室というつくり。

お部屋数に対して共用部がかなり広大で、のんびりと過ごすことができます。

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内廊下もなんだか独特の雰囲気を醸し出しています。

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今回泊まったのはエグゼクティブスイートという名の通常のお部屋。

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通常のお部屋ですが、十分な広さがあります。玄関スペースを抜けると大きいリビングへのアプローチ。

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リビングとベッドルームは1部屋にまとめられています。

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ベッドからリビングを通して海を眺められる解放感のあるつくり。

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このテラスがいい感じですね。

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アメニティはたくさんありました。

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お風呂は露天風呂ではないですが、広めのビューバスです。入浴剤もついているので気持ちよく入れました。

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テラスから眺める景色がすばらしいですが、ちょっと雲行きがあやしい…。

海の景色がウリのホテルはやっぱり天候に左右されちゃうのがね…

晴天だと満足度はさらに高まったと思う

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夜になるといたるところに間接照明があってまた雰囲気が出ますね!

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夜も真っ暗ではなく、対岸の夜景を楽しむことができます。

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ちなみに白砂ビーチかと思っていたら、結構遠浅の岩場です。干潮の時なんかは一面海!という感じにはならず…。

露天風呂

百名伽藍には大浴場はないですが、大きな特徴として、雰囲気のある貸切露天風呂がついているところでしょうか。

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屋上に、個室仕立ての客室露天がなんと6室もあり、滞在中は自由に入ることができます。(都度予約が必要)

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夕方と朝の2回しか入りませんでしたが、予約するたびにスタッフの方がお湯を張って準備して、お部屋までお迎えいただいたのにびっくり。

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基本的に各室つくりは一緒で、坪庭と小さな和室があり、そこを抜けると…

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露天風呂とビーチチェアがありました!

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お風呂からの眺めは最高です!2部屋とも眺めは抜群!

欲を言えばやっぱりこういう露天風呂スタイルだと、温泉だったら良いな、と思ってしまう…。循環式のため僅かですが塩素のにおいもなくはない…。

あと、私たちは冬場だったのでちょうどよかったですが、夏場は少し暑いかも?もしかしたら夏場は温めのお湯を張ってくれるのかもしれません。

お風呂に入った後は併設されている和室に転がったりして気持ちよく過ごせる

夏場で日差しが強くても安心だね

夜ごはん

夜ご飯は会席仕立てで、沖縄らしい料理が並びます。

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お食事処でいただきます。

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赤い塗り箸がみやびな感じ。

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献立表。字うまいな…。

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最初のお料理、鶏と丸茄子の浅雪です。良いお出汁でした。そして右側のものは豆腐ようと呼ばれる沖縄の伝統料理で、島豆腐を泡盛に漬け込んで発酵させたというお料理。赤色のもとは紅麹です。

これがなんと言い表してよいかわからないですが、尖ったお味です。苦味がかなりありますが、お酒好きだったらおつまみにもなるのかな~。

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前菜。真ん中の姫リンゴの鳥そぼろ射込みが美味しかった!

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お魚。新鮮でした。

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じーまーみ豆腐のポタージュ。じーまーみ豆腐も沖縄の伝統料理ですね。

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お野菜のバーニャカウダ。野菜も新鮮でソースなしでも食べられるぐらい。

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県産和牛のフィレ肉の石焼ステーキ。三種のまーすのまーすとは、沖縄の方言で塩のこと。島唐辛子のぴぱーち等の沖縄食材と一緒にいただきます。

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最後は赤米とパパイヤの味噌漬けで〆でした。最後まで残ってしまった豆腐ようが写真に写ってます笑

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デザートは小鉢がたくさんのスタイル。ブッフェっぽいけどお替りはありません笑

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最後にハーブティーを。お花とセットでもってきてくれるのがオシャレです!

適度に郷土料理感があって美味しいお料理だった

夜の館内散策

館内の夜の雰囲気がとても良く、共用部も広いのでお散歩へ。

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ここがたぶん一番特徴的かな?回廊のようになっている外廊下。

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石造りが主体の建物の中で、外廊下は木で作られており際立ちます。

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地階にはギャラリー?のようなものがあって、琉球王国の歴史が学べます。

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大きなガジュマルの木が植えられている中庭。

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中庭を囲むように、いくつかスペースがあります。

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ここは禅の間・・・だったかな、畳敷きのお部屋です。何かのイベントに使うのかな~。

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ライトアップが素敵で、いろいろ散策してしまいました。

朝の館内散策

朝はムーディーな夜から一転、すがすがしい雰囲気になります。

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ガジュマルの木の中庭も陽の光が入って雰囲気が一変。

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いたるところがオープンエアになっていて、風がとりこめるつくりです。

朝ごはん

朝食も夕食と同じお食事処でいただきます。

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夏場はテラス席で食べるのも良さそう!

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不思議な形の三段重です。

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展開するとにぎやかな食卓に。ごはんかおかゆが選べるのですが、おかゆの方がおすすめで、沖縄の郷土料理のじゅーしー(炊き込みご飯)をおかゆにした「ぼろぼろじゅーしー」というもので、とても美味しかったです。

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おしゃれ器のヨーグルト。おいしくいただけました。

やっぱり旅館の朝は和食だわ

プライベートビーチ

最後に、百名伽藍には砂浜部分は少なく岩場メインですが、プライベートビーチもついてます。建物の一階から降りていくと…

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こんな感じのビーチに出ます。百名伽藍の海側を見られるのはここからだけなので、不思議な形状の建物を楽しむ意味でも一度ここまで降りるとよいかも。

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ビーチ自体遠浅なので磯遊びに良いかな。

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不思議な岩たち。

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めっちゃでかいカニがいた!!

百名伽藍の建物の雰囲気は唯一無二だった。

ファミリーというよりはカップル向けかな。おこもり感を楽しめる場所な気がする。

次はリッツカールトンのアフタヌーンティを楽しんだり、本島北部のオクマプライベートビーチ&リゾートに宿泊します。

本島の南部観光の記事はこちら