こんにちは、しろいるかです
今回は2016年7月に山梨県旅行の思い出を振り返ります。
旅の全工程
【一日目】
河口湖~鳴沢氷穴~下部温泉
宿泊:下部温泉 湯元ホテル
河口湖
富士山周辺の湖の一つ、河口湖。未だに山中湖との区別がついていません。湖の周りには山梨名物ほうとうが食べられるレストランだったり、お洒落なペンションやカフェが立ち並ぶ観光エリアです。
例年6月から7月にかけて河口湖ハーブフェスティバルを河口湖湖畔にある大石公園という場所でやっていたので行ってみました。
時期的にはラベンダーが咲き誇っていました!屋台なんかも出ていて賑やかな感じ。
本当は湖越しに富士山の雄姿が拝めるはずなのですが、ものすごくどんよりしていました…
晴れていれば、ラベンダーの香りに包まれながら富士山を眺める良い景勝地だったと思います。
天気は重要だね
富士山が見えるか見えないかで大きく気分が左右されそう
鳴沢氷穴
富士山麓には2か所、観光地化された洞穴があります。どちらも経営会社は同じようで、ホームページを見てみると富岳氷穴は比較的内部が広く、起伏のなだらかな横穴型、鳴沢氷穴は内部が狭く高低差の激しい竪穴型ということで、楽しそうな鳴沢氷穴の方へ行ってみることにしました。
河口湖から車で30分もかからない距離にあります。
入口はこんな感じ。階段がしっかり整備されています。
めっちゃぶれてる…。内部は結構狭くてしゃがんで通る場所もありなかなか楽しいです。
辛うじて氷が残ってた!年によっては高さ3mを越える氷柱が生成されることもあるそうです。(ホームページより)
春が一番氷柱が成長しているみたい時期らしい
夏場は氷柱はあんまり無さそうだけど、内部は涼しくて気持ちいいのでやっぱり夏向きの観光地かな?
宿泊:下部温泉 湯元ホテル
鳴沢氷穴から車で1時間ほどで下部温泉(しもべおんせん)に到着です。
下部温泉は、山間の静かな温泉地。武田信玄の隠し湯の一つとも言われ、源泉温度が30度ほどのぬる湯のかけ流しが楽しめることが特徴です。
最寄り駅として下部温泉駅という温泉の名前を冠した駅があり公共交通機関でも行くことが可能ですが、駅から温泉街までは徒歩で20分ほどの距離があります。
また、駅前には数軒のお土産物屋さんや定食屋さんがありましたが、コンビニなどは無いので公共交通機関利用の場合は注意が必要かもしれません。
駅から車で数分、温泉街の中心を貫く川に架かる橋があるエリアです。下部温泉の写真はここがよく使われているみたいですね。
川に沿って温泉宿が建っている感じ。温泉街自体は狭く、この一角だけですが、小規模から中規模の旅館が密集しています。コンビニは無いですがお酒屋さんやお土産物屋さんがあったので、旅館の部屋にこもる際の買い出しはできそう。
メインストリート。これはなかなか鄙びた温泉街ですね。味があるので好きな人は好きそう。
本日宿泊するのは下部温泉 湯元ホテルです。カラフルなひさしがお出迎えしてくれます。
建物自体はなかなか老朽化してます。ロビーは割と整っていますが、使っていない廊下などにモノが置かれていたり、ちょっと雑然とした感はありました。気になる人は気になるかも。使われる場所はきっちりと清掃されているので問題はありません。
お風呂は大浴場が男女別にありましたが、露天風呂はなし。しかし、豊富なぬる湯の源泉かけ流しを楽しむことが出来ます。浴槽からお湯が常にあふれ出ていました。
ぬる湯と言いつつ、いざ入るとぬるいを通り越して普通に冷たいんですが、最初さえ乗り越えればだんだん体が慣れてきて気持ちよくなってきます。加温した浴槽とセットで用意されているので、ぬる湯に浸かり続けるもよし、交互浴するのも良しです!
サウナと水風呂を交互に入ったときに得られるような、ととのった感覚に近いかもしれません。ただこっちはどちらも無理のない温度なのである意味ずっと入っていられます。
ちなみに食事は一般的な旅館料理でした。
朝夕付きで一泊8,000円ほどのお値段。湯元ホテルと名乗るだけあり、湯量豊富なかけ流しが楽しめる一方、露天風呂は無く宿全体の老朽化も気になる点なので、人によって向き不向きが分かれるお宿な気がします。個人的にはぬる湯は気持ちよくて、お値段も手ごろなので温泉好きの人にとってはアリだと思いました。
交互浴の気持ちよさに目覚めた サウナ好きとは親和性が高いかも
これより冷たいと水風呂みたいになってしまうし、絶妙な温度で掛け流されているのはすごいね
身延山久遠寺(みのぶさん くおんじ)
下部温泉から車で20分ほどで久遠寺に到着します。こちらは日蓮宗の総本山。各宗教の総本山って歴史の授業で覚えたので教科書の中の存在でした。
駐車場から本堂までは高低差があるので、足の不自由な参拝者の方のためにケーブルカーが設置されていました。さすが総本山。
周りは樹々に囲まれた、山の中です。
駐車場は既にある程度の高さにあるため、本堂まで行くのにこの階段は通る必要はないですが、門前町から歩いて登る場合はこの階段を使うことになります。上から眺めただけでつらそう…
階段はスルーしたので、ちょっとズルしてしまった気分
さすが総本山、本堂は京都の有名なお寺に負けず劣らずの荘厳さです。五重塔もあるし周りには塔頭もたくさんあり、久遠寺周辺だけでひとつの集落を形成しているようです。
これほどの山の中に敢えて総本山があるのってやっぱり修行のためとかなのかな?
総本山巡りをするのも楽しそう
忍野八海
久遠寺から初日に観光した河口湖の方に向かって1時間半ほど。山梨でたぶん一番観光地らしい観光地。忍野八海に寄ってみた。
ここは富士山のふもとで、霊峰富士からの湧水の流れる小川や池、昔ながらの風景が広がる場所です。池の周りにお土産物屋さんやレストランなどが点在していて観光地感があります。ちなみに、富士山が世界遺産登録された際の構成遺産のひとつとして登録されているそうです。ってことはここも世界遺産ですね!
こんな感じの雰囲気。池の水はかなり透明度が高く、底もかるがる見えます。
周りにはのどかな小川が流れています。こちらも富士山の湧水で、見ているだけで涼しい!(実際には7月だったけど日差しが強くて暑かった記憶…)
光の屈折か、青く輝いて見えます。
こちらは池全体が青く見えます、これはきれい!
最初は晴れていたけどだんだん曇ってきた。
お腹を空かせた鯉もたくさんいました。パンを持ってると楽しめるかも。
そういえば山梨と言えばフルーツだけど、この旅では食べなかったことに気づいた
フルーツ狩りとかワイナリー巡りとかに今度は行きたいね