しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2017年9月 奈良「料理旅館 江戸三」泊 奈良公園の中にある離れの宿と、宿良の寺社仏閣拝観の旅

こんにちは、しろいるかです
2017年9月に奈良の寺社仏閣を巡った思い出です。夜は奈良公園の中にあるというお宿(江戸三)に泊まりました。

旅の全工程

【一日目】
奈良公園散策
宿泊:江戸三

【二日目】
東大寺法隆寺

奈良公園

奈良公園とは、奈良県が誇る都市公園であり、東大寺などの世界遺産とも隣接している奈良観光の主要スポットです。

しかし、おそらく一番奈良公園で有名なのは鹿千頭を超える鹿が放し飼いにされており、公園内だけでなく、近隣の市街地や道路等もおかまいなしに闊歩する鹿の楽園でもあるのです。

これは世界的に見ても珍しい風景のようで、世界遺産と合わせて鹿見物の観光客も沢山いました。

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鹿の牧場か何かかな?

こんな感じで数がおかしいです。決してこの写真の範囲に集中しているわけではなく、公園内のひらけている場所はわりとどこを見てもこんな感じ。

都市公園と聞いて思い浮かぶ風景とは一線を画しています。

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写真を撮ろうとすると一斉にこちらを向いてきます。こわっ

また、園内には鹿が食べる鹿せんべいを売っているところが沢山あります。お土産物屋さんなんかも軒先に売ってるので、奈良公園を楽しむなら是非1つは買っておきたいところ。

鹿せんべいをガサガサさせただけでそこら中の鹿が寄ってきます。この体験はここしかできないと思う。

ちなみに、せんべいを手元に持って鹿にあげようとした時に、じらしたりしない方が良いです…。私は怒った鹿に頭突きされました・・・。

鹿が鹿せんべい屋さん自体を襲わないのは本当に謎

春日大社

奈良に平城京が出来たときに作られたというとても歴史のある神社です。奈良公園の奥の方にあります。こちらの神社の特長はなんといっても・・・

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鹿!もちろん、奈良公園に鹿がいっぱいいるからそれにあやかってこちらの神社も鹿を祀っている・・・わけではなく、その逆です。春日大社の主神であるタケミカヅチが白鹿に乗っていたとされることから、鹿を神の使いとしているようです。

奈良公園の鹿も、だからあれだけおおらかに放されているみたいですね。

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神社自体は森の中に鎮座する、心洗われる清々しい場所でした。

宿泊:江戸三

奈良公園の敷地内に佇む料理旅館。もとは料亭だったようで、明治時代から多くの文人墨客に愛されてきたらしい。有名な人だと志賀直哉もが好んでいたんだそうな。

戦後になってから旅館も営むようになり、点在する離れに宿泊することが出来ます。

じゃらん一休に掲載されていないので、ホームページから予約する形。それもあって知る人ぞ知る的な感じになっているのか、予約は割としやすかったです。

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こちらが帳場を兼ねた本館。よく見ると入口のところに鹿がいました。ここも鹿の行動範囲です。

ちょっと写真が不足しているので、ホームページからお借りします。

出典:江戸三ホームページ

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客室はこんな感じの離れになっており、決して広くは無いですが静寂の中で過ごすことが出来ます。

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これもホームページの写真ですが、中はおおよそこんな感じでした。部屋にはお風呂は無いですがトイレはついてます。

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お風呂用に別棟が2つ建てられており、どちらも貸切風呂で入ることが出来ます。温泉ではないのは残念だけどしょうがないか。

お料理は朝夕ともにお部屋食です。離れの部屋までお食事を持ってきてくれるので、こちらも気兼ねなく食べられて良かったです。夏場に泊まったのでメニューは会席料理だったのですが、冬場に宿泊すると志賀直哉命名し、昭和天皇にも献上されたという名物料理、若草鍋が提供されるみたいです。こんもり盛られた具材を奈良県の有名な山、若草山に見立てて名付けられたものらしいです。食べてみたかった…。

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奈良市って良い宿泊場所が意外に無くて、良い温泉も山の方に行かないと無いですし、いっそ奈良公園の中で泊まるっていう選択肢は良かった!

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ちなみにこれは宿泊した離れの裏手。めっちゃ鹿がいます笑

宿泊する離れのそばにも鹿が寄ってきたりして、夜は鹿の鳴き声を聞きながら寝るという貴重な経験ができた!

落ち着いた奈良の旅におすすめの宿

興福寺五重塔

江戸三から徒歩圏内にこちらも世界遺産興福寺があります。こちらも奈良時代に建てられ建立1300年を超える立派なお寺です。

夜のお散歩がてらライトアップされた五重塔を見に行きました。

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周りも暗い中ライトアップで浮かび上がる五重塔は幻想的でした。

東大寺

さて、翌日は東大寺へ。こちらも江戸三から徒歩圏内です。

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門の前にも鹿が。どうしてもそっちに目が行ってしまう。

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よくよく見ると結構モフモフでした。

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案内板のところにも!

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門をくぐると東大寺の本堂が。これまでみたどのお寺の本堂よりも大きく、遠目に見てもその大きさが十分わかります。

本堂自体は江戸時代に再建されたものですが、なんと創建当時と比べて幅が3分の2になっているんだとか。奈良時代にそんな規模の建物があったとはとても信じられないです。当時どれだけ仏教がよく信仰されていたのかがうかがえますね。

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本殿が大きいのは中にいる大仏様も大きいから!こちらも想像を絶する規模の廬舎那仏(写真左)が鎮座されていました。見ていて圧倒される迫力と、神々しさを感じます。

法隆寺

続いて東大寺に並ぶ有名どころ、法隆寺へ。法隆寺東大寺のある奈良公園周辺からは少し離れた場所にあります。東大寺などは平城京奈良時代に建てられたものですが、法隆寺聖徳太子の時代に建てられたものなので、その当時中心だった斑鳩の地に建てられたんですね。時代の違いを感じられます…。

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大講堂とよばれる建物。こちらは平安時代に再建されたものらしいです。法隆寺と言えば、現存する世界最古の木造建築が有名ですよね。

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残念ながら修復中…

おまけに雨という最悪のコンディションだった…。

外観を見られなかったのは残念ですが、飛鳥時代の建物が今なお残るというロマンに触れられました。

修学旅行でよく行くイメージの奈良だけど、むしろ大人だからこそ楽しめる場所な気がする

楽しい旅だった!

奈良の記事をもう一つ、奈良県南部にある秘湯、龍神温泉の宿泊記