こんにちは、しろいるかです
近畿旅行6日目はお伊勢参りと志摩を巡ります。
前日の夜の宿泊(麻吉旅館)の記事はこちら
伊勢神宮とは
伊勢神宮といえば、日本の神社の総本山的な位置づけですが、実は伊勢神宮と呼ばれる神社は外宮と内宮の2か所あります。外宮は天照大神(あまてらすおおみかみ)のごはんを作る豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀る神社であり、参拝のお作法としては先に外宮にお参りし、そののち内宮をお参りするのが一般的なんだとか。
ということで、まずは外宮へ向かいます。
混雑時の外宮・内宮近くのおすすめ駐車場
内宮と外宮の距離は4キロほど離れており、徒歩で移動するには少々つらい距離だと思います。どちらも通常時であれば正規の駐車場も広く、難民になることは無さそうですが、お正月は外宮・内宮ともに正規の駐車場に停めるのは諦めた方が良いレベルで渋滞していました。
外宮に関しては伊勢敬 駅前駐車場に停めました。駐車場待ちの車の渋滞が出来ている中、こちらは待ち時間も一切なく入れました。
外宮からは徒歩5分ほどの距離。そこそこ広く、本来の駐車場に停めるより賑やかな参道を歩きながら外宮に向かうことができるのでおすすめです。
内宮に関しては、伊勢市営 内宮B5駐車場に停めました。こちらも、内宮手前の駐車場には1時間待っても入れなさそうな渋滞が出来ている中、待ち時間ほぼ0で入れました。内宮までは多少歩くことになりますが、それでも渋滞に並ぶよりは全然マシです。
ここまで混んでるとは・・・思わなかった
伊勢神宮(外宮)
さて、まずは外宮に参拝です。お正月でも外宮の方は常識的な混み方でした。
駐車場から外宮に向かう参道。左右には色々なお店が並びますが、完全に観光地というよりは地元の人たちのお店もあり、商店街っぽい雰囲気が漂います。
商店街を抜けると、大通りを挟んで外宮の境内に入ります。
神域を隔てる橋があります。内宮にも橋があるのですが、そちらは右側通行なんだとか。調べてみたら外宮と内宮で左右通行が違うことになった経緯は色々推測されていますが、参拝のお作法的なものではなくなんだか不思議。(真ん中は神様の通り道、ということは外宮内宮ともに共通みたいですね)
森の中へと続く道に大きな鳥居が。いい雰囲気。
鳥居以降は道幅も狭くなるためか、急激に混雑度が増します笑
中は非常に広く、境内には本殿のみならず、いろいろな神様を祀る社が点在しています。一つ一つ巡っていくと一日あっても足りない気がしたので、一旦全てをスルーして本殿へ!
こちらが本殿!ものすごい人です。内部は撮影禁止でしたが、本殿の奥の敷地で個別に参拝をされているスーツの人たちがいました。お正月だし政府の人とか皇族関係者の人だったりするのかな?
さて、戻ってくると人がさらに増えている笑
ちょっとお腹も減ったので参道のお店で食べ歩きです!
こちらは参道の中でも外宮の近くに位置する山村牛乳さん。地元の牛乳屋さんで、高品質な牛乳を生産しています。なんとサミットの行われた志摩観光ホテルの朝食などでも提供されるんだとか。
ソフトクリームがメイン商品ですが、冬だしな~と思っていたら、冬限定のフォンダンソフトがありました。暖かいフォンダンショコラの上にソフトクリームがのっていて、これがめっちゃ美味しい!完成度の高いスイーツでした。
つづいてお隣にある若松屋さん。こちらでは、揚げ物をテイクアウトすることが出来ます。創業100年以上という老舗みたい。
チーズが中に入った揚げ物が人気でしたが、アサリの揚げ物を食べました。揚げたてでアツアツ。これも食べ歩きにピッタリですね。
続いて食べたのが、商店街を駅の方に向かうと右手にある、へんばや商店。こちらの名物がへんば餅。江戸時代からある名物なんだとか。
(これも、宿泊した麻吉旅館で夜読んだ本に書いてあった!)
中はこしあんが詰まったオーソドックスなお餅。2個で160円とお安く、買ったら中の休憩処で温かいお茶と一緒にいただけました。さすが江戸時代から現代まで残ってるだけはある美味しさです。
今回は食べなかったけど、他にもコロッケ屋さんとか、美味しそうなお店もあったよ!
伊勢神宮(内宮)
さて、お腹もいっぱいになったところでいよいよ内宮へ。
駐車場からは五十鈴川沿いを歩いて、まずは内宮の参道であるおはらい町(おかげ横丁)へ向かいます。
本来はここで軽いランチを食べたり、真珠のお店でいろいろ物色してみたり、赤福の本店で赤福を食べて~なんて考えていたんですが
・・・甘かった。
おはらい町は満員電車かというレベルで混雑しており、人に押されながら進むしかなくとても食べ歩きやショッピングを楽しむ雰囲気ではありません。また、どのお店も何時間待ちかと思うぐらいの長蛇の列。
少し歩いてみたものの、早々にギブアップ。おかげ横丁はスルーすることにしました…。ちなみに、過去に来たことがある夫曰く、普段は土日でもここまでではなく、常識的な混雑具合らしいです。
そりゃみんな、初詣に伊勢神宮行きたいよね・・・
おはらい町の通りと並行して、五十鈴川沿いの道はずっと内宮まで続いています。遠くに見える橋のあたりがおはらい町の中心地。あの橋のたもとに赤福本店があるんですよ!
おはらい町を外せば急にのどかな雰囲気に。外したからこそ見えたものもありました。
五十鈴川の清流!透明な水に木々の緑が反射してキレイです。
そんなこんなで何とか内宮へとつながる唯一の道、宇治橋へやってきました!もうこの辺りは人しかいません。
この人の多さ!しかし、江戸時代の最盛期の参拝者数も現代と同じぐらいと言われており、当時もこれぐらいの人が参拝していたんでしょうか。信じられない…。
人の波をかきわけ、なんとか本殿までたどり着いた。こちらでも黒服の方々が奥の方で個別に参拝されていました。
なんとか、両方参拝できた~!
横山展望台
おはらい町をぶらぶらする予定が崩れたため、思ったより時間が空きました。そこで急遽行くことにしたのが志摩。
伊勢志摩サミットが開かれた地であり、真珠の養殖の発祥の場所でもある、複雑に入り組んだリアス式の海岸線の美しい地です。
伊勢神宮からは車で片道40分ほどと、そこまで遠くありません。
横山展望台はそんな伊勢志摩の風光明媚な景色を一番楽しめる場所らしい。
展望台は山の上の方にあります。途中のビジターセンターにも駐車場がありますが、そこからさらに上まで車で行けるためギリギリまで車で行った方がよいと思います。結構急な階段を歩かなければいけなかったので…。
上まで登ると、つい最近(2018年)に出来たという横山天空カフェテラスがあります。
たまたま人のいないタイミングがあったのでパシャリ!
カフェテラスというだけあり、カフェが併設されています!コーヒーやサンドイッチなど、美味しそうなメニューがありました!
カフェの上にも一段高い展望台があり、そこでも良い景色が見られます。
階段を登ってきて暑かったのもあり、ブルーベリーソフトを買ってみる。冬でも結構食べてる人がいました。
実はカフェのあるところからさらに数分歩くと、頂上の展望台があります。こちらの方が景色が良く、先があることがわかりづらいからか、人も少なく穴場でした。
湾にいっぱい浮かんでいる筏は真珠養殖かな?独特の風景ですね。
日が暮れてきた…。気持ちの良い展望台で思った以上にゆっくりしてしまった。
伊勢志摩ならではの光景が見られるだけでなく、おしゃれなカフェもある今どきの展望台。志摩に来たらまずはここかな?
志摩観光ホテル
そういえばお昼ご飯を食べていなかった…。
いっそホテルでしっかりご飯を食べてしまおうということで、やってきたのは志摩観光ホテル。ここは2016年にG7の伊勢志摩サミットの会場となったリゾートホテルです。
ホテルの駐車場に停めて庭を散歩していると、サミットの集合写真を撮ったと思われる場所がありました!
ヤシの木なんかもあり、南国感あふれるいいお庭です。夕日とヤシの木ってなんでこんなに映えるんだろう…。
ホテルの屋上ではスペースが解放されており、夕焼けを見ることが出来ました。和歌山の白良浜で見た夕日に負けず劣らずの良い赤さ。
ホテルの中にはサミットのテーブルを再現した(本物?)場所もあったり
各国首脳陣のサインもありました!
Lienというラウンジでお昼ご飯兼カフェ兼夜ご飯兼を食べることに。カフェタイムは17時半までだったので、ギリギリの入店…。
松坂牛のボロネーゼ。そういえば松坂牛食べてなかった。初松坂牛!
地元野菜を使ったペペロンチーノ的なやつ。ホテルのご飯は安定して美味しいですね。
時間が遅かったため、ケーキはチーズケーキだけしかなかった。ちょっと残念。
サラダ・パスタ・ケーキのセットで一人3,000円ちょっと。高級ホテルですが、このお値段で食べられるのは嬉しい。
バーもいい感じ。このままここに泊まりたいなぁ・・・と思いながら、これから名古屋へ向かって移動します…。なばなの里にも行きたいしね。
すっかり日も落ちて、お庭がライトアップされていました。空には星が瞬いています。ますますここに泊まりたい・・・。
次は泊まりに来るぞ、と心に誓ってホテルを後にしました。
全国伊勢志摩はまだまだ見るべきところがありそう!名残惜しいけど次の機会に。
今日はまだ終わっていません。次の目的地、なばなの里へ向かいます!
予定詰め込みすぎたね
近畿旅行 一日目の記事はこちら
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