こんにちは、しろいるかです
まだ見ぬ世界に思いをはせながら、今までの旅の思い出も形にしてみよう、ということで過去の旅行も振り返ります!
※2023年8月追記 望洋楼は全面リニューアルし、この記事で書いていた時を遥かに超える高級旅館になりました。行きたいけど価格帯が違いすぎる…!
旅の全工程
冬の時期、雪の積もる金沢の兼六園に行ってみたい!どうせなら越前がにも食べたいねということで北陸旅行を計画。3泊4日の行程です。北陸といいつつ岐阜県が混じっています。
【一日目】
早朝羽田空港発~小松空港着~福井県(恐竜博物館)
宿泊:料理旅館 望洋楼
【二日目】
福井県(東尋坊)~石川県(金沢)
宿泊:金沢マンテンホテル駅前
【三日目】
石川県(金沢)~岐阜県(白川郷)
宿泊:合掌の宿 利兵衛
【四日目】
岐阜県(白川郷)~石川県(金沢)~夕方小松空港発~羽田空港着
予算
飛行機代・宿泊費 約18万円
レンタカー代 約2万円(ガソリン代込)
その他経費 約3万円(観光・食事・お土産・高速料金等)
合計 約23万円
ほとんどを蟹にもっていかれた
1日目の行程
羽田空港→小松空港→福井市(ヨーロッパ軒)→勝山市(恐竜博物館)→宿(三国温泉)
小松空港
空港ではいきなり恐竜がお出迎えです。あれ、ここは石川県、それとも福井県…?
今回も北海道旅行に引き続き、ANAのダイナミックパッケージで宿と航空券をセットで取っています。北陸新幹線の開業により、空路での利用が少なくなってしまったのか、往復航空券に宿が1泊ついてまさかの2万円を切る金額でした。
まずは、近くでレンタカーを借りて、お昼ごはんを食べに福井市に向かいます。小松空港はちょうど福井市と金沢市の中間あたりに位置する空港なんですね。車で1時間程度で福井市に到着。
福井市(ヨーロッパ軒)
福井市の目当ては福井県のソウルフード、ソースカツ丼!いろんなお店で食べられるようですが、中でも有名なヨーロッパ軒さんの総本店に行きました。
平日だったからか、お昼の時間帯なのに行列が無くてすぐに入れました!
ソースカツ丼の写真は撮っていなかった涙 と思ったらあった!
全体がソースに浸かったカツがごはんに何枚も乗っているのですが、思ったよりも重たくなく、サックリと食べられました。
これはおいしい
ヨーロッパ軒さんは支店がいっぱいあるようですが、福井県にしかないみたい。東京でも食べたかった…
勝山市(福井県立恐竜博物館)
福井市から1時間弱車を走らせて、福井県で一二を争う有名な観光地ではないかと思われる、福井県立恐竜博物館にやってきました。入館料は720円。
世界三大恐竜博物館のひとつなんだって!
駐車場はとても広いです。休日はこれでも満車になるのかな…
真ん中の丸い建物が本館です。本館以外にも、実際の発掘現場を間近で見ることのできる、野外恐竜博物館というものもありました。ただし、こちらは冬季は営業していませんでした。残念。また、予約も必要らしいので、夏場に来る際にはご予約を忘れずに!
中は4層構造になっていて、入口からはまずエスカレーターで一番下の層に降ります。エスカレーターを下っていくところで期待感が高まります!
でかいのがいきなりお出迎え!吠えたり動いたりします。ティラノサウルスかな?
首長のやつもいました。これも動いています…!
骨の標本も大量にありました。レプリカではなく本物もかなりあるようです。これはトリケラトプスかな?
これは… なんとフクイラプトル! 福井県で見つかった新種の恐竜です。この子も動いたり吠えたりしています。
ちなみに、ラプトルとは、掠奪者(りゃくだつしゃ)という意味のラテン語らしいです。恐竜の名前は主にラテン語からとられているのだとか。かっこいいですね。
上の方の層から撮った写真です。単に標本や模型が飾られているだけではなく、種の進化の系統樹もあったりと、非常に興味深いところでした。
恐竜には特に興味はなかったのですが、いざ行ってみると想像以上に良いところで、一通り展示を眺めて楽しむだけでも、2時間ぐらいは必要だと思いました。
恐竜にすごく詳しくなった気がする
宿泊「料理旅館 望洋楼」
恐竜博物館から車で1時間ほどで、本日の宿がある三国温泉に到着しました。三国温泉は、旅館は数件の非常に小規模な温泉です。三国港という港からすぐ近くでした。
望洋楼は、北前船の寄港地として栄えた三国の廻船問屋が起源で、越前藩第14代藩主であり幕末の四賢侯とも呼ばれる松平春嶽も宿泊していたという歴史あるお宿らしいです。(宿の受け売り)
宿の外観。日本海の際に建っています。
「じのしま」という、部屋に露天風呂がついているお部屋に泊まりました。
部屋の露天風呂。冬なので温度低下を防ぐためか、蓋がしてあります。目の前には日本海の荒波が!天気の良い日も気持ちいいですが、これはこれで風情がある…!
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、お湯は無色透明、塩分が多くあたたまるお湯。大浴場には内湯と露天風呂もあり、そちらも源泉かけ流しの気持ちのいいお風呂でした。
さて、お風呂もとても良かったのですが、なぜこの宿にしたのかというと…
越前がにです。
越前がにとは、福井県で水揚げされた雄のずわいがにのことを指すらしく、ずわいがには水揚げされた地域によって呼び名が違うみたいです。石川県だと加能がに、山陰のほうだと松葉がにとか。
そして、この宿はおいしい越前がにを食べられることで有名らしいのです。
夜ご飯では、かにのお刺身、焼きがに、茹でがに、かにグラタン、かにめしと蟹づくしでした。
炭火焼きになる前のかに(焼いた後は撮り忘れた)
茹でがに
かにグラタン
かにめし
おなか一杯で食べきれない分はおにぎりにしてもらえました!
言葉にできないレベルのおいしさ 蟹の本気を見た
かにの美味しさに驚きながら就寝。二日目に続きます!
【2021年10月追記】
また蟹食べに行きたいな・・・と久しぶりにホームページを見たら、まさかの全面改装し全7室、ひとり一泊10万超えの超高級旅館へと変貌を遂げていました。。。泊まりたいけどお値段がちょっと桁違いなレベルなのでなかなか覚悟が要りそうです。