こんにちは、しろいるかです
2023年6月、長崎県の離島、壱岐に行ってきました。

一日目の記事はこちら
- 旅の全行程
- 辰の島遊覧(クルージング)
- 辰の島散策
- イルカパーク&リゾート
- 猿岩
- 平山旅館
- 平山旅館の素晴らしい夕食
- 大浴場と貸切風呂
- 平山旅館の素晴らしい朝食と朝風呂
- 宿泊の感想
- 月讀神社
- 原の辻遺跡
- 一支国博物館
- 小島神社(壱岐のモン・サン・ミッシェル)
- 芦辺港から博多へ
旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
福岡空港~博多ふ頭~壱岐芦辺港~勝本集落散策(モカジャバカフェ大久保本店)
宿泊:壱岐リトリート 海里村上
【二日目】
辰の島遊覧・散策~壱岐ドルフィンパーク&リゾート~猿岩
宿泊:奥壱岐の千年湯 平山旅館
【三日目】
月讀神社~原の辻遺跡~一支国博物館~小島神社~芦辺港~博多港~北九州空港
辰の島遊覧(クルージング)
宿をチェックアウトし、まずは昨日行った勝本集落の港から出航している辰の島遊覧船に乗ることに。

辰の島は港から10分もかからずに行くことができる無人島。
水がとにかく綺麗だそうで、さらに周りを断崖絶壁に囲まれていることから島を一周するクルージングも観光の目玉になっています。
きっぷは島への上陸のみと、遊覧もプラスされたものの二種類あります。今回は遊覧セットで。

出航してすぐからもう海の色が変わってきた気がする。

二階建ての船で、風がちょっと強いけど外がお薦め。

イカ釣り漁船ともすれ違った!

辰の島の隣には自衛隊の警備所があって、こっちは上陸不可みたい。

辰の島に近づくと海の色がエメラルドグリーンに!
こんなに急に変わるものなんですね…
上陸のみの場合はここで上陸ですが、遊覧の場合はここから島一周へ。

柱状節理と透明な水。

海の神殿と言われてる場所だそうで、船でかなりギリギリまで突っ込んでくれます。こういった奇岩地帯を眺めながら進んでいると・・

外洋に到達。深さによってやっぱり色が全然違うんですね。外洋に出たとたん波も大きくなった。

こちらはマンモス岩。小島にマンモスが渡っているように見える…かも。

このあたりが崖の高さもあり、一番ダイナミックさがあります。

かなりギリギリまで寄ってくれるので、岩場もすごいけど操船技術にもびっくりです。

楽しい一周遊覧を終えて、今度は島に上陸です。
辰の島散策

迎えの船はだいたい1時間に1本ぐらいなので、1時間島を散策する感じですね。

陸から見るとさらに際立つようなこの海のきれいさ。

海岸沿いの狭い道をしばらく歩いて島の中心部に向かいます。

綺麗すぎる…
南の島とかといい勝負できる綺麗さ

石垣島の川平湾を思い起こすようなエメラルドグリーンさです。

奥に行くと開けているのですが、ここに遠浅のプライベートビーチがあります。
いまはやや干潮ぎみ。満潮時はこの辺り一帯が水に浸かるみたいですね。夏場は海の家があるそうなので、ここで泳いだら気持ちいいだろうなぁ。

今は6月。気温的には泳げそうな気もしますが、今回は島の散策路をお散歩することにします。海の家の横手にある道から山を登っていきます。鬱蒼とした木々の間を抜けていくのと、坂道なので本格的な登山道かとちょっとだけ尻込みしますが、最初だけなので軽装でも問題なしです。

空に向かって伸びる階段!

だいぶ登ってきた。

ここが凄いのは、柵とかが一切ないこと。怖くて端まではいけない…。

蛇ヶ谷というそうです。

断崖絶壁と草原と海、なんだか日本離れした風景です。

ここはクルージングで海側から見たところですね!こんな奥まで繋がっていたんだ。

さらにもう少し上に登ります。

島の最高峰に到着!まさに水平線まで見られる絶景です。ここまでビーチから10分ちょっとで来ることができるので、辰の島まで来たら是非ここまできてほしい!

手が加えられていないこのダイナミックさは他では味わえません。実はそれほど期待していなかったのですが、これは来てよかった!

周遊路なので、下りはビーチの裏側に降りてきます。さっきの展望台に行くだけなら、こっちから往復した方が行きやすいかも。
辰の島は是非上陸したい
ちょうど1時間ぐらいで散策できるのもいいね
イルカパーク&リゾート
続いて辰の島遊覧船乗り場から車で10分弱の場所にある、イルカパーク&リゾートへ。

新しそうな施設ですが、最近リニューアルしたみたいです。
入場料は1000円で、1時間に1回ぐらいちょっとしたショーが開かれています。それ以外のアクティビティは別料金というシステムです。

湾をそのままイルカの水槽にしているんですね。
これはよい住環境

いまは二頭だけしかいないみたいで少し寂しいですが、二匹揃って泳いでいる姿は見ていてなごみますね。

とっても仲が良さそう!

1時間に1回のショーではジャンプを見せてくれます。

2匹のうちの1匹はジャンプ力がやや低め笑

カフェもあって中でのんびり過ごすこともできるようになってます。

ジャンプ力が低かった子は、たぶんこのあずきさんですね笑
愛すべきこの感じ

イルカの餌やりを体験しました。間近でイルカにお魚をあげられます。
口を開けるとギザギザのキバが見えて怖いけどかわいい。
ほんとうは怖いイルカ
猿岩

さて、お次は猿岩です。
壱岐は「生きた島」であり、島が動かぬよう神8本の柱で島を繋ぎとめたとの伝説が残るのですが、そのうちの1本がこの猿岩なんだそうな。

めっちゃ猿ー!?
これ、猿っぽすぎる。〇〇岩ってよくありますが、その中でもトップクラスにそれっぽい。顔のところなんかもう彫ったんじゃないかと思うぐらい。

駐車場に車を停めて、間近に行くこともできます。

駐車場との距離はこれぐらい。

しかし近づくと猿は消えてしまうのです…。

なんとか猿っぽく見える場所を見つけて、太陽に向かって吠える猿を撮る。
お天気が崩れてきてしまいましたが、ここは夕陽スポットでもあるみたいですね。
ハイハイまたよくある〇〇岩ね、と思わず行ってみたらあまりのリアルさにびっくりするはず。意外なオススメスポットです。

あと、近くには黒崎砲台跡があったのですが、中が見えず怖すぎて断念…。
平山旅館
さて、本日の宿は前日の壱岐リトリートのほぼ向かい側にある、平山旅館さん。

駐車場は対岸に広いのがありました。

奥壱岐の千年湯…。
もともと歴史の長い湯本温泉の中でも特に古くからある泉源、古湯を使っているそうです。

海には面していませんが、緑に囲まれて落ち着いたアプローチでいいですね。

館内はそれほど広いわけではないため、ロビー的な場所はありません。

一部のお部屋の夕食時や、朝食の食事処になる場所。ここでお茶をいただきます。

自家製のわらびもちをいただきながらチェックイン。

8室だけの小規模旅館でして、全てのお部屋に異なる名前が付いています。
客室露天つきの月、坪庭つきの星・風・空、眺望なしの花・海・鳥・雪に分かれていますが、坪庭つきのお部屋以上は夕食がお部屋食になるのでオススメです。
特に、こちらの旅館の夕食は質・量ともに素晴らしいため、ゆっくりと食べるためにもお部屋食で食べたい!
今回のお部屋は風です。
平山旅館の素晴らしい夕食

前評判からかなり期待していた平山旅館の夕食。
達筆の献立表を見ながらワクワクして待ちます。

壱岐といえば焼酎。日本の焼酎発祥の地だそうで、フランスのシャパーニュ地方で作られるスパークリングワインがシャンパンと呼ばれるように、WTOが定める地理的表示が認められており、"壱岐焼酎"と名乗れるのは壱岐で作られた焼酎だけなのです。
焼酎だと、他にも球磨焼酎、薩摩焼酎、琉球焼酎が認められているそうです。
今回は焼酎の飲み比べと…。

勝本集落の中にあったクラフトビールのお店、アイランドブルワリーの生ビール!
なんでも魚料理の合うように作られたビールだそうで、さっぱりした味が特徴的でした。清涼感あってビールが苦手な人でもいけそうです。

先付はチーズ豆腐ともずく。

いきなり出てきたお造りのサイズにびっくり。何よりその新鮮さにびっくり。
生臭さなんてものはどこにもありません。ほどよく弾力のある身と濃厚な味わいにとにかく驚きです。

メニューにない、剣先イカの姿造り。捌きたてのようで、まだ体の色素がチラチラしています。呼子で食べたイカも美味しかったけど、これも美味しい…。どちらも玄界灘のイカなんですね。
いかいるかの出番

何のスープだったかな…。忘れてしまったのだけど、お魚以外もめっちゃ美味しいんです。

イカの煮物。これもいい。

ウニ!

幻の赤ウニでした。少し実が少ないそうで、ムラサキウニの実が足されているそうです。微妙に味わいに差がありますが、どっちも美味しい…。良いウニってこんなに良いんですね…。

野菜のグリル。これまた野菜が新鮮で、軽くかかったドレッシングも絶品でした。

アワビの肝ソースのステーキ。これ…良すぎる…!!噛めば噛むほど味が出てくる。

さっきのイカのゲソが天ぷらになってやってきた。姿づくりの場合は後からゲソ天ぷらスタイルが定番なんですね。

そ、蕎麦まで!?
お腹のキャパがそろそろきつくなってきたけど、蕎麦まで美味しい。どうなってるんだ…。

ここにきてとどめの鯛のカマ焼き。香ばしい香りのおかげでお腹に入った。

茶わん蒸しなんですが、これも良い塩梅の味付け。お魚の新鮮さはもちろんですが、どの料理自体の味付けがとてもよく出来ていて、純粋に料理のレベルが非常に高いです。感動ものでした。

お腹いっぱいだけどウニご飯もいただいた!

デザートは自家製プリン。プリンまで美味しい。
壱岐リトリートのお宿のランクが高く、料理も普通に美味しかったのでこれは順番逆にすべきだったかーとか最初思ってたりしていたのですが、全くの杞憂でした。
間違いなく過去最高に美味しいお魚料理をお腹いっぱいいただくことができました。
お部屋で美味しい料理をのんびり食べる…
これ以上ない幸せ
大浴場と貸切風呂

そうそう、平山旅館はなんと離島唯一の秘湯を守る会の宿。1500年を超える歴史ある秘湯に浸かるのも楽しみでした。

宿泊客は2つある貸切風呂も自由に使うことができます。

景色は無いのですが、小さな箱庭の中にあるお風呂という感じで落ち着けます。
何よりこのお湯が凄い。匂いはそれほどなく、色の感じも前日泊まった壱岐リトリートに似てるのですが、こちらの方が新鮮さやパワーが一段上な気がしました。

大浴場は男女入れ替えなしで、左右対称のつくりになっています。こちらは男風呂。

奥には貸切風呂よりちょっとだけ広めの露天風呂があります。

ライトに照らされる様子はまるで黄金のような…。

この堆積物もステキですね。
人も少なくてゆっくり入れた
お湯がいいわー

お風呂の後は、部屋の坪庭を眺めながら就寝です。
平山旅館の素晴らしい朝食と朝風呂
朝ごはんはお部屋ではなく食事処で。

壱岐の新鮮な野菜を詰め込んだサラダ。ブーケのようです。

こちらは伝統的な壱岐豆腐だそうな。固めで豆腐の味が生きてる感じのお豆腐でした。なかなかのサイズでしたが完食!

いるかなっとう!

干物の焼き魚でしたが、これまた脂がのってて美味しい。

卵もこだわっているそうで、卵かけご飯が捗りました。

最後に名残惜しいですが、朝風呂をしてお宿ともお別れ。

朝も良い感じです!

冬場に来たらさらに良いだろうな~。
宿泊の感想
色々なところで調べて、料理が美味しくて評判のお宿と聞いて期待していたのですが、期待を遥かに上回る美味しさの料理でした。これほど新鮮なお魚料理を初めて食べた気がします。この料理を食べるためだけにまた壱岐に来たい。
温泉も濃厚なお湯を自由に使える貸切風呂で楽しむことができますし、お部屋や館内も綺麗で接客も温かかったです。
景色が望めないのが唯一の欠点ですが、その点は壱岐リトリートの絶景の客室露天と丁度良い対比がとれました。
個人的には平山旅館と壱岐リトリート、ベクトルは異なりますがどちらもハイレベルなお宿でした。今度は冬に壱岐を訪れて、また両方のお宿に泊まってゆっくりしたいなぁ。クエ鍋とか美味しいらしい。
月讀神社
さて、壱岐最終日は雨模様。ちょこちょこ観光します。

日本の神道のルーツと言われる月讀神社。全国の月讀神社の総本山だそうです。
西暦487年に、壱岐の県主がここの月讀神社を京都(今は松尾大社の境内に現存)に分霊したことで中央に神道が根付くきっかけとなった…そうな。

境内は決して広くはないですが、神秘的なものを感じる気がします。壱岐の中でどこか一つ神社に行くならここなのかな。
原の辻遺跡
壱岐は邪馬台国時代に存在した、一支国(いきのくに)の所在地でもありました。一支国の都の場所は完全に特定されており、原の辻遺跡と呼ばれています。

周り一帯はのどかな田園地帯。

ちょっとだけ建造物が復元?されています。

何かある場所ではありませんが、ここを訪れておくとこのあと行く一支国博物館の体験がグレードアップします。

島の中にこれほど広い地があったんですね。なんと長崎県で2番目に広い平野だそうです。深江田原平野(ふかえだばるへいや)だそうです。
一支国博物館

丘の上に建つ特徴的なデザインの博物館。2007年に没した黒川紀章の遺作だそうで、2010年にオープンしました。

タイムトンネルのような入口。


奥にあるスクリーンで映像を見たのち、所蔵物を見て回るのですが、この映像を見た後の演出がニクいんです!
映像を見終えるとスクリーンが上がっていき、そこには…!
ここから先はキミの眼で確かめてみてくれ!
ありそうでなかった演出
小島神社(壱岐のモン・サン・ミッシェル)

芦辺港のほど近くにある最後の観光スポットへ寄ります。
小島神社は壱岐のモンサンミッシェルと呼ばれる、海の離れ小島にある神社。干潮時には砂州の道ができて渡ることができるそうです。

残念ながら時間帯が合わず渡ることはできませんでしたが、この状態から道ができるとは驚きです。次回訪れた時の宿題ですね。
芦辺港から博多へ

芦辺港の目の前にあるイオンに併設されたお土産物屋さんに寄って…

ジェットフォイルで博多へ帰ります。

名物のかす巻を買って、船の中で食べました。
壱岐、めっちゃよかった、また行きたい
今度行くときは対馬の方にも足を伸ばしてみたいね
いろいろ離島を旅した記憶