しろいるか旅行記

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2020年11月 八重山【3/3】「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」泊 2020年オープンのクラブフロア宿泊記

こんにちは、しろいるかです
2020年11月、沖縄県八重山地方(石垣島小浜島)へ行ってきた記録。今回は「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の宿泊記です。

観光の記事はこちら

はいむるぶしの宿泊記はこちら

旅の全行程

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
成田空港~石垣空港~舟蔵の里(ランチ)~小浜島
宿泊:はいむるぶし

【二日目】
はいむるぶしでのんびり滞在
宿泊:はいむるぶし

【三日目】
石垣島へ~ユーグレナモール散策
宿泊:ANAインターコンチネンタル石垣

【四日目】
石垣空港~成田空港

ANAインターコンチネンタル石垣リゾートとは

石垣島にあるリゾートの中でも最大級の大きさを誇る大規模ホテルです。

場所は石垣空港から車で20分ほどの距離にあり、ちょうど空港と市街地の間ぐらいの場所。

出典:ANAインターコンチネンタル石垣リゾート ホームページ

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大型のホテル棟に、プール、ゴルフ場やビーチも併設するまさに王道リゾート感って感じです。2020年7月に新たにクラブインターコンチネンタル棟(クラブフロアだけの棟)が新設され、クラブラウンジやプール、レストラン等も整備されたそうなので泊まてみることに。

上の図でいうと、右側の方にあるクラブインターコンチネンタル棟とベイウイング棟、サンセットプールが新しく出来た施設みたいです!

エントランス(オーシャンウイング)

宿泊するクラブインターコンチネンタルと、本館ともいえるオーシャンウイング棟は入口も別になっています。石垣港からの路線バスだとこのオーシャンウイング棟の入口にしか停まらないので、とりあえずここで降りてクラブ棟への送迎をお願いします。

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送迎を待つ間、写真をパシャパシャ。

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こちらの本館も多少年季は入っているものの、とてもきれいでした。

 

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大階段の奥にはプールが。フォトウェディングにもピッタリの雰囲気。

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水槽もあって、中にはニモが泳いでました。

エントランス(クラブインターコンチネンタル)

実は本館とクラブ棟は歩いて数分だったので普通に歩いてよかったのですが、送迎カートに乗せてもらってクラブ棟へ。

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ちょっと写真が暗いけど、エントランスは吹き抜けになっていて解放感がすごい。

クラブラウンジ

さすがに新築で作られたからか、建物内部は本館とは全く別物で今風の雰囲気のラグジュアリー感あるつくりになっていました。

フロントを抜けて、まずはチェックインの手続きのためラウンジまで通されます。

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こちらでチェックインの手続きをしました。

ラウンジに座ってウェルカムドリンクを飲みながら、ゆっくりチェックインは嬉しい

部屋

お部屋はクラブフロアの中でも一番安いデラックスルーム

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建物の入口でクラブフロア宿泊者のカードキーをかざさないと入れないため、中は完全にクラブフロア宿泊客専用です。

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お部屋は青を基調としたつくりです。

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ワンルームタイプになっていて、実際の広さ以上にお部屋が広く見えます。

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ベッドはマットレスがめっちゃフカフカで寝心地がよかった!

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手前のソファもごろごろするのに便利で、必要十分な広さです。

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部屋からはゴルフ場と海が一望できます。ゴルフをプレーしてる人もチラホラいました。

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ベッドのところの装飾が夜になると間接照明で浮かび上がるのが素敵!

ちなみに個別のバスアメニティは無かった。プランによるのかな。

チェックインの時に固形石鹸を切り出してもらえるサービスがあったけどね。

 

アフタヌーンティ(クラブラウンジ)

クラブインターコンチネンタル宿泊客はクラブラウンジのアクセス権があるのですが、2時半から4時半の間でアフタヌーンティタイム5時半から7時半の間でカクテルタイムが催され、その時間帯は飲み物のほかにお食事等のサービスも提供されます。

このクラブラウンジ、とにかく雰囲気も抜群でお料理や飲み物も美味しく、素晴らしいのひとことです。クラブインターコンチネンタルの建物やお部屋もとても良いのですが、このラウンジが一番の満足ポイントだった!

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このアフタヌーンティ、オマケ的な感じのものではなく、普通にホテルでアフタヌーンティを頼むのと同じ、それ以上のクオリティでした。

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アフタヌーンティといえば三段スタンド!

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一番下はしょっぱい系のやつ。パイ生地のやつがサクサクで美味しかった。

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中段はスコーン。モサモサじゃなく、外はサクサク中フワフワのイケるスコーンです。

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上段はケーキ。ちょっと写真がうまく撮れてないですが、ヤシの木に見立てたチョコのムースケーキとブラマンジェみたいな感じのグラススイーツ、あと奥にタルトだったかな?がありました。どれもレベル高い…!

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紅茶はTWGのもの。フレーバーもたくさんありました。写真はなぜかコーヒーだけど笑

ソーサーやカップ、取り皿などもすべて青く波打ったデザインが特徴的で、調べてみたらレイノーのミネラルイリーゼというシリーズだそうです。家のお皿も全部これで統一したい…。

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ホットチョコレートもいい…。

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ティータイム、カクテルタイム以外の時間はこちらのクッキーと野菜チップスが置いてありました。野菜チップスにゴーヤーを使ってるところが沖縄っぽい。

見た目ももちろんだけど美味しいアフタヌーンティーだった

これが普通に付いてるとは、クラブインターコンチネンタル恐るべし

サンセットプール

さて、アフタヌーンティでお腹いっぱいになったので少しお散歩をします。

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こちらは新設されたクラブ棟、ベイウイング棟と同じく新設されたサンセットプール

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11月だけど天気もよく、泳いでる人もいました。

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デザインが秀逸で、日本離れした、海外リゾート感がかなり出てます。ガゼボもいい感じ。

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クラブ棟のエントランスからこのプールが見えるようになっています。

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ただの小道でさえほんと隙のないつくり。

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ところどころソファがあって、ここでゆったりしてる人もいました。

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サンセットプールの名の通り、夕日に照らされる場所どりになっています。

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サンセットプールから小道を通ってビーチへ。

ちなみにこのサンセットプールはこちらはどこに泊まっていても利用できるみたい。

マエサトビーチ

ホテルの目の前にあるビーチ。人工ビーチらしい。

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防砂林を抜けると青い海と白い砂の光景が広がります。

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英語の案内板から醸し出される謎の海外感!

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海の色が・・・きれいすぎる…!

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消波堤があるので水平線が見える感じのビーチではないけど、人工だからこその広い砂浜が心地よいビーチです。

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この台形の建物が本館。ビーチからもよく見えます。

ちなみにビーチからは煙が出ている煙突が見えるけど、沖縄電力の火力発電所みたい。

サンライズプール

ビーチから今度は本館のオーシャンウイング棟へ足を伸ばしてみます。

こちらは昔からあると思われる本館そばのプール。サンセットプールがどちらかというと大人向けな雰囲気なのに対して、こちらはファミリー向けかもしれません。

流れるプールやスライダーなどがあって、夏場はきっと大盛況のはず。

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11月でも天気が良いと泳げる気温なのがすごい。

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奥に見えるウォータースライダーはさすがに時期的にやってなかったのかな?

チャペル

サンライズプールの隣にはチャペルもあります。

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中には入れなかった、残念。

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パイナップル?じゃない謎の果実。

クラブプール

さらにもう一つプールがあります。こちらはクラブインターコンチネンタル専用で、クラブラウンジに併設されているプールです。

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ここが一番落ち着いている感じですね。そしてサンセットプールより夕日寄りです笑

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ここの写真が良い感じで撮れ過ぎてヤバい

この旅のベストショットだね

カクテルタイム(クラブラウンジ)

丁度ホテルの施設をのんびりお散歩して戻ってきたらカクテルタイムの時間になりました。クラブフロアの客室数に対して少し席数が足りないかも?テラス席を確保したい場合は開始早めに行った方が良さそう

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シャンパンで夕日に乾杯!

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カクテルタイムでは軽いおつまみがブッフェ形式でいただけます。しかし軽いといいつつ十分すぎるほど。サラミやチーズ系の塩気のあるものだけでなく、ビスコッティやフィナンシェなどの焼き菓子まであります。

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野菜も忘れずに。バーニャカウダでいただけます。

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また、ちょっとした温かい前菜も一皿いただけます。お酒も飲みつつ、正直これでディナーは十分かもしれない…。

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沈んでいく夕日と染まる空を眺めながら、至福の時間でした。

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陽が沈んだあとの、夜の雰囲気もまた格別です。

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高級ホテルというか、この手のラウンジ特有の静かめのオシャレBGMがかかってるんですが、これも手伝って居心地が抜群に良いラウンジでした。

ただ人の少なめの時期だったから最高に良かったけど、お部屋が満室とかの時期だとラウンジちゃんと使えるのかな?と少し心配も。

カクテルタイムは2時間だけなのでどうしても混み気味になっちゃうのかな。

まぁ夜遅くまでやってたら延々とお酒飲んじゃうしね…

クラブプール(夜)

真っ暗になった後、またお散歩に繰り出します。

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クラブプールは夜も映えますね…。

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奥の建物がラウンジ。

サンセットプール(夜)

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サンセットプールは昼間に増してムーディーな雰囲気に。

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ガゼボは予約したら使えるのかな?リザーブドの札が置いてありました。

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どこを撮っても絵になります。

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ライティングされた謎オブジェ。

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光の道。

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いちいちおしゃれです。

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かがり火も炊かれてます。東南アジアとか、そのあたりのリゾート感。

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泳がなかったけどプールを堪能した。

SALTIDA(サルティーダ

さて、カクテルタイムでいろいろ食べたもののやっぱり夜になってお腹も減るのでホテルのレストランへ。こちらは新設のベイウイング棟の中にあるビストロです。

本館の方にはオールデイダイニング、鉄板焼き、日本料理、中華など一通り揃っているようですが、やっぱり行くなら新設のレストランかな。

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お店の由来はSALT(塩)とTIDA(てぃーだ、沖縄の方言で太陽)の造語なのかな?

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こちらもさすが、今風のおしゃれ感漂う内装です。

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屋内の席もありましたが、折角なのでテラス席へ。

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先ほどのサンセットプールのすぐ隣です。

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メニューはアラカルトが基本で、八重山の海の幸を使ったメニューが多かったです。

まずはタコのグリル。香ばしく焼きあがっていました。

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なんだっけ…?確かキノコを使ったグリルだった気がする。

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パンも。

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お肉系のグリル。メニューは結構忘れてしまった…。

お値段はだいたい一皿2,000円~3,000円ほど。一皿で結構ボリュームあるのでこれで十分でした。

アラカルトのメニューも幅広くて、お酒も充実。

カクテルタイムで足りなかったらここだね。

クラブ棟エントランス(夜)

なんかいろいろと食べ過ぎてしまったのでもう少しお散歩。

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そういえば写真撮ってなかったな、とクラブ棟のエントランスへ。

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こういう縁どりされたライティングって良いなー。

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ちなみにクラブ棟、外から見ると結構普通の見た目です笑

ビーチ(朝)

翌朝、また早起きして朝日を見にビーチへ!

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雲に隠れてしまっていてちょっと残念。きれいな朝焼けとはいきませんでした。

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誰もいない静かなビーチ。

朝食(クラブラウンジ)

朝食は夜ごはんを食べたSALTIDAか、本館のオールデイダイニングでもいただくことができるそうですが、クラブラウンジでいただくこともできるので、こちらで。

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ティータイム同様の飲み物に加えて、パンやサラダ等中心のブッフェと、メイン料理は4種類から(いくつでも!)頼むことができます

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オムレツにしました!パンや紅茶で優雅な朝食感。ソーセージやポテト等はサイドディッシュとして都度オーダーします。

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こちらはエッグベネディクト!美味しかった。卵料理でこれがあるとテンションあがりますね!

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どうしてもご飯も食べたくてメインの一つ、島の朝ごはんを頼んだら割とガチな御膳が出てきました笑 お味噌汁が大きすぎてびびった。

でもこれ、伝統的な沖縄スタイルのお味噌汁らしい。沖縄ではお味噌汁はメインのおかずになりえるもので、どんぶりに入れた味噌汁がおかずの「味噌汁定食」っていうのも主流なんだとか。

気合で完食しました!

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デザートは別腹・・・。フレンチトーストは絶品でした。

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お腹いっぱい、食べすぎで苦しくなりながら帰路に着きました。

感想

大型ホテルには普段あまり泊まらないけど、クラブフロアに惹かれて泊まってみたインターコンチネンタル石垣。

館内をいろいろお散歩してみましたが、本館とクラブ棟は別物と考えた方が良い気がする。サンセットプールはどちらに宿泊していても使えるのですが、やはりクラブラウンジの雰囲気の良さ、料理の質の高さが特筆すべきところで、これが使えると使えないで満足度にかなり差が出そうです。

ちなみにクラブインターコンチネンタルはインターコンチネンタルのクラブフロアの総称ですが、ラウンジのレベルや提供されるサービスもホテルそれぞれみたい。石垣のクラブインターコンチネンタルは大満足で、とても良かったです!

2019年に別府にオープンした、インターコンチネンタル別府に泊まってみたい…。

石垣がとても良かったので期待度が高まるね

2020年11月 八重山【2/3】「はいむるぶし」泊 小浜島にある離島リゾートの宿泊記 連泊でわかった過ごし方

こんにちは、しろいるかです
2020年11月、沖縄県八重山地方(石垣島小浜島)へ行ってきた記録。今回は「はいむるぶし」の宿泊記です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
成田空港~石垣空港~舟蔵の里(ランチ)~小浜島
宿泊:はいむるぶし

【二日目】
はいむるぶしでのんびり滞在
宿泊:はいむるぶし

【三日目】
石垣島へ~ユーグレナモール散策
宿泊:ANAインターコンチネンタル石垣

【四日目】
石垣空港~成田空港

小浜島

今回宿泊するはいむるぶし小浜島にあるリゾートホテル。

小浜島は、八重山諸島のひとつで、航空便はなく石垣島から船で行くことになります。
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小浜港は小さな待合所があるだけののどかな港。

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中には売店がひとつだけ。コンビニのない島です。

ちなみにこちらの売店小浜島限定で売られている商品(もずく麺とか、焙煎珈琲とか…)がチラホラありました。空港はもちろん、石垣島のモールでもこれらの商品は見当たらなかったので、小浜島に来たらここでお土産を買うのがおすすめ!

さて、小浜島には過去も行ったことがあり、その時は島をサイクリングして観光しました。

島のみどころや雰囲気、今回宿泊するはいむるぶしと双璧をなす(と思われる)星野リゾート小浜島の宿泊も記事にしています。ただ2020年にリゾナー小浜島としてリブランドオープンしているようなので、大分変わっているかも。

前回の小浜島宿泊の記事

はいむるぶしとは

今回宿泊するのは小浜島にある老舗リゾートホテル、はいむるぶし。不思議な名前ですが八重山地方の言葉で南群星(南十字星を意味する言葉なんだそう。八重山語だとなんだかフンワリした雰囲気になりますね笑

 さて、このはいむるぶしですが、日本の南国リゾートの先駆けといってもいいぐらい歴史のあるリゾートホテルです。というのもオープンは1979年。すでに40年以上も運営されているとは。

また、海外リゾートで見かけるような広大な敷地の各所にヴィラや施設が点在するというタイプのリゾートになっています。この手のタイプのお宿って国内では数えるぐらいしかない気がする。

エントランス

港に着くと、船の時間に合わせて送迎バスが待ってくれています。あとはバスに乗って5分ほどではいむるぶしの敷地の入口へ。

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シンボルはシオマネキなのかな?

 

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両側に狛犬のような配置のシーサーがいます。

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園内は芝生とヤシの木が特徴的でした。

センター棟(チェックイン)

さて、とりあえずバスは敷地の中心にあるセンター棟へ。ここでまずはチェックインです。

出典:はいむるぶしホームページ

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園内の地図。めちゃくちゃ広く、電動カートで移動がデフォです。センター棟は図でいうとプールの上の茶色の部分。

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サンゴの石壁がいかにも八重山っぽい。

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入口でもシーサーがお出迎え

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センター棟はチェックインと、後は売店とレストラン機能があります。

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中心に大きなガジュマルが。

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写真は夜のものなので人も少ないですが、日中はチェックインでかなりごった返します。てぃだ棟(いわゆるクラブフロア)への宿泊だと、チェックインも含めてぃだ棟の中にある専用ラウンジで行われるそうなので、また全然違った雰囲気かもしれません。

でいご棟(宿泊棟)

このあと、センター棟の近くにある電動カート受付で滞在中利用するカートを借り受けます。カートは専用で使えるのですが、カート付きじゃないプランもあるため、その場合は有料でカートを借りるか、園内を歩いたり都度送迎をお願いしたりしないといけないみたい。

後述しますがビーチまでの距離が非常に遠いので、定期的に送迎カートが出ているものの自分のカートなしだと移動が面倒になりそうです。

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今回の宿泊はでいご棟にあるスーペリアルーム。スタンダードの一番安いプランにしてましたが、アップグレードしてくれたみたいです。でいごは沖縄県県花にも指定されている、赤い花だそう。

他にもいくつも宿泊棟があります。

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木々の奥に海が見えるロケーション。入口はおしゃれスペースになっていました。

お部屋(スーペリア)

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お部屋はワンルームタイプで約50㎡の広さ。

下から2番目のグレードとはいえ、十分リゾート感が味わえる感じです。

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のんびりできるコーナーソファと

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ベッド。

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ほぼガーデンビューですが、テラスもあってゆったりできます。

 

ふと窓の外に目をやると…

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!?

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窓の外ににゃんこが。どうも、このでいご棟に居ついているみたいで、滞在中ずっとこの同居人と一緒に過ごせました。

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ペロリ…

私たちはごはんはあげなかったけど、たぶん餌付けされてる笑

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片方のソファはだいたいこの子が座ってました。

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ちなみに猫嫌いの人でもたぶん大丈夫。その場合はたぶん来ません。

というのも、この子は他の部屋の様子も何度か見に行ったり徘徊して、猫好きと思われる客のテラスに陣取るようです。私たちのお部屋以外にも、かまってくれるお客さんのいる部屋をローテーションしてるっぽかった笑

ホームページの部屋の設備欄に、「猫完備」と書いてあってもいいぐらい

ブッフェダイニング(ぬちぐすいブッフェ)

天気がイマイチだったのでにゃんこと戯れながらお部屋でだらだらしていたら、日も暮れたので夜ご飯へ。

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夜ご飯はセンター棟にあるぬちぐすいでブッフェスタイルです。

他にもバーベキュー、しゃぶしゃぶ、コース料理などのプランもありましたが、全部ここが入口です。

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帰り際の写真なので誰もいませんが結構盛況でした。

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ローカルなものが多いのが嬉しい

プール

ご飯を食べた後はお散歩へ。センター棟の裏にあるプールを見に行きます。

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夜になると間接照明だらけでいい雰囲気。

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プールはさすがに誰もいませんでした。11月だし、天気もイマイチだし当然か…

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プールそばの明るい建物はコース料理なんかを提供しているクラブレストランみたいですね。

夜のヴィラ

一通り散歩をして、ヴィラへ戻ります。

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夜の園内はだいたいこんな雰囲気。

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入口のおしゃれスペースもライティングされてました。

ビーチへ星をみにいく

お部屋でごろごろしていたら、日付も変わろうかという時間ですが雲が晴れたので、星が見えるかな?と思いビーチへ行ってみることに。

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施設の中でビーチだけは離れていて、電動カートでも3分ぐらいかかります。

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途中、色とりどりのライトで飾り付けられたガジュマルがあって、これはインスタスポットですね。

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夜の海はちょっと怖い…。ビーチは真っ暗なので星がとてもよく見えます。小浜島は周りに明るい建物もなく、天体観測には最高の場所なんだそう。

カメラでうまく取れなかったけどきれいな星空が見えました。遠くに見える街の灯りは石垣島みたいですね。

部屋からの朝焼け

今日もいい日になりそう!

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ビーチテラス

午前中は天気も良く、ビーチで泳ぐことにしました。

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ビーチ周辺は開けた広場のようになってます。

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こちらはビーチ棟。カフェや、アクティビティセンターがあります。

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インスタ映え間違いなしスポット!なのですがちょっと雲行きが怪しくなってきた…

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なんかまるいシーサー。

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11月だけど海水浴場は開かれていてびっくり。なんと3月から11月末までオープンしているというのでびっくりです、1年のうちほぼ海水浴できるなんて…

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パラソルも完備されてました。けどお天気のせいか人はまばら。

島をお散歩

少し泳いだらはいむるぶし周辺を少しだけお散歩しました。

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のどかな放牧。この子達が石垣牛なのかな?

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はいむるぶしの隣にある星野リゾート寄りにあるゴルフ場の方をチラ見してたらまさかの孔雀の群れに遭遇!

放し飼いにされてるのかな?

天気がいよいよ怪しくなってきたのでお茶をするためにセンター棟へ。

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あたりも真っ暗になり雨も降りだしたのですがそんな中、空に驚くほどクッキリと虹が現れました。

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ここまでくっきりと見える虹は初めてかも!?しかも2本出てます。

周りの人たちも思わず雨の中足を止めて写真を撮っていました。ほんの10分足らずの出来事で、少ししたら虹は薄れて消えてしまった。お天気も含めて、気象現象はほんと運ですね。

冬の八重山地方は天気がかなり変わりやすいそうで、天気予報はあまりあてにならないそうだとホテルスタッフさんがお話されてました。

天気が悪くても、こんな綺麗な虹が見られたのでヨシ!

オープンカフェ&バー

 

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プール横にある昼はカフェ、夜はバーになっている場所です。

お昼は無料でお菓子やジュース、泡盛などがいただけるラウンジになっていました。

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外はスコールのような雨。

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ブルーシールアイスは有料でしたが、アイスを頼みつつまったりしました。

かぁちばいテラス(展望台)

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園内を見渡せるビュースポットだというかぁちばいテラスへ。かぁちばいは夏至季節風のことらしい。沖縄の方言は日本語とはまた違う不思議な語感です。

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夜はこんな感じ。

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シーサーが並んでます。

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こんな天気でも海の色はきれい。

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夜は真っ暗になります。園内の灯りは天体観測を邪魔しないよう、できるだけ抑えているそう。

グリルダイニング(バーベキュー)

二日目の夜はバーベキューを選びました。

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バーベキューコースはサラダ中心のブッフェと、お肉になってました。

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天気が良いと、このお外の庭でバーベキューできるそうなんですが今日は風も強く屋内での食事になりました。残念。

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島唄ライブ的なやつもあるそうですが天気が悪く中止に。無念。。

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影のシルエットが素敵なランプ。

海Café

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夕飯のあとはビーチにあるバーでお酒を少しいただきます。

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ちょっと明るいときの写真ですが、屋内のほかにカバナっぽいスペースや屋上スペースもありました。

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お昼はここでランチもできます。

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11月ですがちょっと気が早いクリスマスツリーが!

南の島のクリスマスってなんか良いですね。

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映えそうな感じの、ビン?に入ったカクテル。私たちには意外にアルコールが強くてちびちび飲みました。

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ここにもにゃんこが!

お部屋の子と模様が同じだし家族かな?

夜のビーチテラス

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こちらも、おしゃれライトによって映えスポットになっていました。

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これ、思わず撮ってしまう。

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なんかスタイリッシュ!

朝のビーチ

滞在二日目の朝、朝焼けを見るため早起き。

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でいご棟からの空の雰囲気。東の空が明るくなってきました。これはきれいな朝焼けが見れる!と期待しながらビーチへ電動カートを走らせます。

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ビーチに着くと、朝焼けの空に浮かび上がるヤシの木のシルエットに心奪われました。

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ビーチテラスのフォトスポットも最高ですね!

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ちょっと雲が多いけど、真っ赤できれいな朝焼け。

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心地よい風に吹かれながら最高の朝を迎えられました。

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ビーチ周辺にあった、まさに写真撮ってくださいといわんばかりのブランコ。

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めっちゃいい写真取れた。

朝焼けを見るたびに、ギリシャサントリーニ島で見た朝焼けを思い出します。

この朝焼けは言葉では言い表せないぐらい素晴らしかった…。

サントリーニ島での朝焼け

朝ねこ

二日間ともに過ごしたにゃんこともお別れが近い。

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この子、夜もテラスにいたのでずっと一緒に過ごしました。ずっと構ってたお礼なのか、夜に何か口にくわえて持ってきてくれたのですが、なんと小さなカニでした!可愛すぎる。

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でいご棟以外でも、1階のテラスのお部屋だとにゃんこに逢えるかも。とにかく癒されました。。

朝ごはん(発酵朝食)

朝ごはんは基本ブッフェなのですが、夜ご飯の内容と被るものもあるし、食べすぎになってしまうので二日目の朝ごはんは+1,500円で頼める発酵朝食を食べることに。

前日から自然発酵させた発酵粥などが食べられる特別朝食で、前日の夜に予約しておく必要があります。

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ガラス張りのグリルダイニングの奥に、発酵朝食用の青いテーブルクロスをひいたお席に案内してもらいました。

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字面だけでも健康的な食べ物の数々。

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朝からとてもにぎやかな食卓です。発酵食品が大半ですが、どれも食べやすくて美味しい。

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これらの9種類の調味料を使っていただくのが・・・

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こちらの発酵粥です。甘酒に近いような優しい味で気に入りました。

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カクテルかと思いきや下の青い部分は飾りで、普通のヨーグルトでした笑

これ、ブッフェの代わりに発酵朝食になるのかと思ってましたが、普通のブッフェも食べて良いそうなのでガッツリ食べたい人にもお勧めできます。

ただ、ホームページを見ていると今は紹介されておらず、昨今の状況で取りやめてしまったのかもしれません。

残念…

チェックアウトと紹介していない施設

紹介はしませんでしたが、他にもはいむるぶしには海の見える展望露天風呂を備えた大浴場があります。晴れてたらとても気持ちよかったと思うのですが生憎入ろうと思うタイミングがことごとく小雨が降っていたのでタイミングを見失いました。

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良さそうな感じのお風呂。温泉ではないけど…。

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帰りは港まで送迎バスが出ます。コック帽を被ったシェフの人も含め総出でお見送りしてもらってほっこりしました。

はいむるぶしの感想

創業40周年ですが建物なんかは定期的にリノベされているのか今風になっているし、園内もしっかりと整備されています。外資系の高級リゾートにも負けないファシリティでした。

園内は広いとはいえ、一泊だと少し物足りないけど二泊だと若干おなか一杯、ぐらいの感じ。小浜島観光やマリンアクティビティとセットにしたらちょうどいいかもしれません。

私たちはオフシーズン、かつ早めの時期に予約していたからか一泊1万ほどで朝夕食事+カート付きのプランで泊まることができ、価格に対しての満足度はかなり高かったです。

同じ小浜島にある星野リゾートにも泊まりましたが、雰囲気は似ていてどちらに泊まっても満足できると思います。ただ星野リゾートの方がちょっと価格帯が高く、高級感は上かな?こちらもクラブフロアとかに泊まったらまた全然感想が違うかもしれない。

 

南国リゾート感たっぷりで気持ちよく過ごせた

冬場はやっぱり天気が安定しないのが残念。晴天だったらさらに最高だった!

次はANAインターコンチネンタル石垣島の宿泊記です。

2020年11月 八重山【1/3】石垣島にある舟蔵の里(八重山料理)でランチと離島ターミナル周辺散策

こんにちは、しろいるかです
2020年11月、沖縄県八重山地方(石垣島小浜島)へ行ってきた記録です。

旅の全行程

観光地巡りはほぼせず、リゾートホテル(はいむるぶし、ANAインターコンチネンタル石垣)でのんびりする旅です。

本記事は太字部分が対象。はいむるぶしとANAインターコンチネンタルは次でまとめたいと思います。

【一日目】
成田空港~石垣空港~舟蔵の里(ランチ)~小浜島
宿泊:はいむるぶし

【二日目】
はいむるぶしでのんびり滞在
宿泊:はいむるぶし

【三日目】
石垣島へ~ユーグレナモール散策
宿泊:ANAインターコンチネンタル石垣

【四日目】
石垣空港~成田空港

石垣空港

成田空港から空路で約4時間。国内線とは思えないほど長い時間です。それもそのはず、石垣島沖縄本島より台湾の方が近いほど南の島なんだって。

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南国っぽい感じの石垣空港。とても賑やかな空港で、内部はコンパクトながらおみやげ物屋さんや食べ物屋さんでにぎわっています。

石垣島沖縄県の中でも西表島に次いで大きな島で、車でも一周2~3時間かかるほどの大きさ。

空港は島の東側にありますが、石垣島の中心地、離島ターミナルは島の南側にあります。空港からはシャトルバスで30分ちょっとで着きました。シャトルバスは本数も多いのであまり時間は意識しなくて大丈夫です。

バスは意外と混むし乗車時間も結構あるので、座れなかったら次の便を待っても良いかも

ユーグレナ石垣島離島ターミナル

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こちらはそろそろリニューアルの頃合いかな、やや古めかしい雰囲気の港ですが、竹富島小浜島西表島などへ行くためにはここから船に乗る必要があります。

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ターミナルの前は大きな駐車場。写真のツートンカラーの建物はTHRID石垣というホテルで、2020年にオープンしたばかりだそう。

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抜けるような青さの空です。

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ターミナルの裏側も広々としていていい感じ。

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港なのに海の色がエメラルドブルーなのがすごい!

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キレイすぎる

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さて、ターミナルの中はやっぱりちょっと古めかしい感じ。両端におみやげ物屋さん、中心に船会社やツアーのデスクが配置されてます。コンビニはないけど、だいたいおみやげ物屋さんにはコンビニ以上の品ぞろえはあるので日焼け止めとか、離島に行く前に最悪足りないものはここで買い足せます。

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端の方に、2019年にプラネタリウムができたみたい。日本最南端のプラネタリウムらしい。ここだけ今風のオシャレな雰囲気。今回は時間もないので遠慮しておきました。離島へ向かう船の待ち時間とかで見るみたいな使い方もできそうだし、夏場は避暑地に使えそうな感じです。今度行くときには寄ってみたいな。

新しいスポットが定期的に出来ているのは嬉しいね

舟蔵の里(ランチ)

さて、離島ターミナル周辺でランチをしたい、折角なので郷土料理を食べたい!というときにお勧めなのが舟蔵の里というお店です。前回の旅でも行ってとても雰囲気が良かったのでまた行くことに。

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しかし前回の旅では石垣島の観光地も併せて巡るため車を借りたのですが、今回は車を借りるほどの時間でもない。

ターミナル前にレンタカー屋さんがあるんですが、なんとレンタサイクルもやってました。レンタバイク(原付)とかもあったみたい。こちらで自転車を借りて向かうことに。

ちなみにこちら、自転車の整備状況は期待しない方が良いです… 相当ガタが来ていて辛うじて乗れるレベルです笑

でもまぁ、1時間100円という破格の値段なので納得。他に借りられる場所もないので気にせずいきます!

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可愛いねこもいたからヨシ!

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おもったより遠かった…。Googlemapで約4kmほどの距離なのですが、自転車で30分弱かかりました。しっかりした自転車だったらもうちょっと早く着いたと思う笑

市街地を抜けるとサトウキビ畑なんかもあってのどかな風景に変わります。

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到着!

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立派な門構えです。二棟あって、カフェ棟と居酒屋棟みたいな感じになっています。こっちは居酒屋棟のほう。ランチもやっているけど、夜は主にこっちで営業しているみたい。

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水盤にすてきなハイビスカスが!前回来た時もありました。

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こちらはカフェ棟。こんな感じで緑に囲まれていい雰囲気です。

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テラス席がめっちゃいい感じ…!

f:id:irukas980:20210313232254j:plainしかし11月なのに暑すぎた。30℃ぐらいあったそうです。エアコンの効いた中で食べることにしました。

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なーべらー(ヘチマ)のチャンプルー定食。味噌味で懐かしい感じです。あと八重山そばも食べたのですが写真を撮り忘れてしまった。

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デザートも欲しくて長命草と島豆腐のチーズムースもオーダーしました。長命草とは日本最南端、与那国島に自生するセリ科の植物だそうです。美容にめっちゃいいらしい。

味付けがいいのか、草っぽさもとくになく普通に美味しいチーズムースでした。

メニューは定食から会席仕立てのコースまでかなりメニューの幅も手広いです。

夜は三線の演奏があったりして郷土感が味わえるしオススメのお店。

けど、車じゃないとやっぱりちょっと行きづらいかもしれない

ちなみに前回の旅では他にも八重山の郷土料理のお店に行ってみました!

他の八重山地方の記事はこちら

ユーグレナモール散策

さて、ここからは旅の時系列的には三日目、小浜島から帰ってきての話ですが、こちらの記事でまとめてしまいます。

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離島ターミナルから徒歩5分ほどの場所にある石垣島最大の商店街、ユーグレナモール。ちょっとこのご時世なのか、シャッターが目立つかも…。

ユーグレナとはミドリムシの別称です。ミドリムシというとちょっと虫感が強いのにユーグレナというとなんだか健康感が出ますね。石垣島ユーグレナを生産している企業が命名権を買って名付けてるらしい。

離島ターミナルもユーグレナの名を冠しているけど、やっぱり同じく命名権を買って名付けられてるんだって

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個人的にオススメなのが、こちらの石垣市特産品販売センター。品揃えが素晴らしく、〇〇行ってきました系のよくあるお菓子のお土産ではなく、地元の企業等が作った製品(お菓子系、加工品、工芸品など)がたくさん並べられていて、空港のショップにもなく、ここでしか見かけないようなものも多いです。

月桃を使ったハーブティーやアロマの品揃えもが多くて好き

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石垣市公設市場の二階にあるので、市場でカラフルな魚を見るついでに訪れるのが良さそう。

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ねこもいました。島ってねこがいっぱい居ていいですね。子猫かな。

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貫禄あるボス猫っぽいのもいました笑

ターミナル周辺には他にも美味しい郷土料理系の居酒屋や石垣牛を使った焼肉屋さんとか、たくさんあるみたい

また来たときは美味しい石垣牛の焼肉食べたいなー

次の記事は小浜島のリゾートホテル、はいむるぶしの宿泊記です。

2020年11月 日光【2/2】「湖上苑」泊 中禅寺湖を望む翡翠色のかけ流し温泉に浸かれる、静かで居心地の良い宿

こんにちは、しろいるかです
2020年11月の日光の旅、二日目です。

一日目の記事はこちら

旅の全行程

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
東京駅~宇都宮駅~めんめん
宿泊:おおるり山荘

【二日目】
奥日光散策~光徳牧場~戦場ヶ原~龍頭の滝~リッツカールトン日光~中禅寺湖散策
宿泊:湖上苑

【三日目】
早朝の中禅寺湖散策~半月山展望台~大笹牧場

中禅寺湖畔の散策

リッツカールトン日光でランチの後は、中禅寺湖の散策に向かいます。

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中禅寺湖に流れ込む河口。左に見えるのがリッツカールトン日光です。

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風もないので中禅寺湖が空を映す鏡のよう。

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周りの山も色づいていて、紅葉の季節の中禅寺湖が人気なのも頷けます。

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プチ富士山のような山が男体山。独立峰ってやっぱりいいですね。

中禅寺湖でスワンボート

湖といえば、なぜか足漕ぎスワンボートがありますね。乗ったことがなかったのですが、天気もいいし乗ってみることにしました。

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何軒かスワンボート屋さんがありましたが、みな30分1,500円で紳士協定を結んでいるみたいです。

私たちがのったのはこの青い子。

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スワンボートがたくさん浮いている中を、遊覧船がガッツリ横切っていきます。遊覧船が通るので道を開けてください、的なアナウンスが流れるものの、よく事故らないなと感心します笑

アナウンスが聞こえたら必死にこいで、船の進路から外れないといけない

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30分しかないけど、15分間思いっきり漕いで進めるところまで進んでみる。湖から眺める男体山は裾野からの紅葉のグラデーションが美しく、ここまで頑張って漕いできた甲斐がありました!

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かぼちゃをくわえたハロウィン仕様の子もいました。なんか神々しい写真に…

後光がさしてる

宿泊:湖上苑

スワンボートでほどよく疲れたのでお宿でゆっくりすることに。

本日のお宿は中禅寺湖に最も近いと触れ込みのホテル湖上苑さんです。

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見た目はホテルというよりはペンションっぽい雰囲気。

元外国大使別荘跡だそうですが、当時の建物を再利用している感じなのかな?

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外観はレトロですが中はとても清潔感たっぷりでお部屋もきれいでした。

1階のお部屋はテラスがついていて、レイクビューになっています。

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確かに中禅寺湖に一番近いかも。

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いい景色です。

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テラスは隣同士つながっていて、距離も近いので気遣いが必要です。イスに座る分にはお隣は見えません。

さて、こちらのお宿のウリの一つが、奥日光湯元から引き湯されている濃厚な硫黄泉かけ流しのお風呂です!

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お湯がキレイなエメラルドグリーンです!

どうも他の方々の写真を見ていると、お湯が白濁しているときもあるようなので、必ずしもこの色に出会えるわけではなさそうですが、吸い込まれるような美しさ。

そして、湯元から中禅寺湖までの間に良い感じにお湯がもまれるからなのか、奥日光のおおるり山荘のお湯とはまた違った感触。香りも含めて柔らかになっている気がします。

この特徴的な透明感のある緑のお湯は、新潟の月岡温泉を思い起こさせますね!あっちの方が緑が深かったかな?

月岡温泉の記事はこちら

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成分も濃厚のようで、湯舟のふちにはいい具合の石灰棚が育っていました。

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お湯の色にうっとりしてしまいますが、露天風呂の方へいくと…

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中禅寺湖を眺めながらの湯浴みができます!外の景色も良いですね。

ただ、遊覧船やスワンボートから角度的には見えてしまうので、日中は目隠しを使った方が良いかも。

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源泉の温度は引き湯によって湯もみされているとはいえ、まだまだ非常に温度が高く触るとやけどしそうな熱さ。

湯口に石を置いて、湯舟に投入されるお湯の量を調節しながら温度調整しているようで、いつ入っても丁度良い温度になっていました。

昼と夜で石の置き方も変わっていたりして、温度調節に気を遣っているのがわかります!

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ちなみに、無料の貸し切り風呂もありました。こちらは入れる時間が14時から22時までとなっているので注意が必要です。

ただ、男女別の大浴場は24時間入れるし、温泉目当ての方が集まるお宿でもないからか、ほとんどの時間で独占か、いてももう一人ぐらいと余裕をもって入れました。実質貸切風呂です!

お食事のときに満席で驚いたぐらいなので、温泉好きにとっては穴場かも?

滞在中は何度も温泉に入り浸ってた

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ごはんは朝夜ともにダイニングでいただきます。

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夜ご飯はコース仕立てのお料理。献立はだいたい同じみたいです。まずは前菜の盛り合わせ。

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ゆばの煮物。日光といえばゆばですね。

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確かオリジナルのカクテルを頼みました。右の青い方は中禅寺湖をイメージしたもので、左はなんだったかな…。

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コーンを使った洋風茶わん蒸しっぽいお料理だった気がする。

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お宿のメイン料理、ニジマスのから揚げ、湖上苑風オレンジソースです。

カリっと揚げたニジマスに酸味のあるソースがからんで美味しかった!

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ステーキもセットです。

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ご飯ものも一緒に持ってきてもらったら、これ完全にステーキ定食になってる笑

手前にあるのは手焼きせんべいをラー油に付け込んだ自家製食べるラー油です。ごはんとの相性抜群でした。

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デザートはパウンドケーキとアイスクリーム。

全体的にしっかりと手作りされたお料理で、ほっこりといただくことができました。

ニジマスのお料理がソース含めてとくに美味しかった

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夜は月あかりが中禅寺湖を照らして、ムーンロードが!

お部屋から見ることができます。

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朝ごはんは旅館の朝ごはん的な感じ。

中禅寺湖の目の前にあるロケーションの良さと、手の込んだどこか懐かしいお料理。そしてガチの温泉宿にも引けを取らない、泉質も景色も抜群の露天風呂。

ラグジュアリー感やホテルライクな雰囲気求めると合わないかもしれませんが、バランスの取れた良いお宿でした。

早朝の中禅寺湖散策

朝の中禅寺湖は空気が澄んでいてお散歩に最適です!

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朝なのに中禅寺湖は車でいっぱいでした。昼を過ぎると、いろは坂華厳の滝周辺はものすごい渋滞に見舞われるため、みな早朝を狙ってここまで登ってきているのかも。

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奥日光ほどではないけどここもなかなかの標高の高さ。そのためか欧州各地にある湖の避暑地に似ているようで、それで各国の大使館の別荘ができたという経緯もあるみたいですね。

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湖に張り出した遊歩道。

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きれいな湖です。

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よく見ると、湖に向かって沈んでいる道(船着き場?)のギリギリのところに鳥がいっぱい!

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展望テラスもあります。中禅寺湖は湖の周りにお店が立ち並んでいて、散策するにもいい雰囲気の場所でした。

半月山展望台

さて、中禅寺湖を上から眺めるならおすすめだという、半月山展望台へ向かいます。中禅寺湖スカイラインの終点からちょっと歩くようです。

なお、中禅寺湖スカイラインはどこかに抜けられず、半月山展望台で折り返すことになっているので、実質展望台への道ですね。

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ここか、と思いきやこれは途中の駐車場。

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だけどお手軽に中禅寺湖が拝めます。中禅寺湖男体山。しばらく見とれてしまいました。

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ズームしたら山肌の紅葉がくっきり。点描画みたいです。

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さて、こちらが終点の半月山駐車場。中禅寺湖畔からは片道20分弱ぐらいで来られました。

ここから少し山を登ると展望台があるそうです。

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え、ここ登るの!?

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勾配がすごい。山歩きっぽい人もいて、漏れ聞こえた話だとここの駐車場からではなく湖から登ってきたという猛者もいるようです。

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だいぶ登ったぞ!駐車場の周りは山々に囲まれていて、これはまた絶景。

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気持ちいい~!

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なお、道は整備されてません。普通の山道です。

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映える一枚。

そして、本当は展望台まで行きたかったんですが、駐車場から展望台まで30分ほどかかるそうで、スニーカーでもなかったのでちょっとここら辺で断念して降りました。。

展望台に行くのであれば、ハイキングの格好までは不要ですが、靴はスニーカーっぽいものは用意しておいた方がよさそう。中にはヒールで登ってる人もいたのでいけなくはないかもですが。

無念・・・

次は装備をもうちょっと見直してリベンジしよう

大笹牧場

さて、お昼過ぎぐらい。夕方に宇都宮まで戻ればいいのでまだ時間があります。せっかくなので日光東照宮を参拝しようかと思い、いろは坂を抜けて日光東照宮方面へ。

ただ、時は紅葉真っ盛り。ふもとは大混雑状態で、とても東照宮に近づける状態になかったため急遽予定を変更し、霧降高原を抜けた先にある大笹牧場を目指しました。

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日光東照宮から大笹牧場までは山道をくねくね進んで30分ほどで到着します。途中にはニッコウキスゲの群生地であるキスゲ平園地などの観光地があったり、眺めの良い場所もチラホラあったので、思っていたよりここは観光ルートだったようです。

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ちなみにいわゆる牧場アクティビティとか動物たちの見学等を期待していくと肩透かしをくらいそうです。見学エリアもあるんですが、ポニーや羊を数頭みかけるぐらいでした。

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ちょっと曇ってきた…。

駐車場付近にレストハウスがあって、お土産とかレストランがあります。

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ドライブイン的な雰囲気があります。

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メンチカツをいただきます。サクサクでよい感じ。

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これがここの名物らしい、ブラウンスイス牛乳を使ったアイスクリーム!

ブラウンスイス種の乳牛は日本ではあまり飼育されていないようで、希少なアイスクリームです。

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開けた牧草地を見ながら食べるアイスクリームはいい!

 

秋の日光、噂にたがわぬ紅葉の美しさだった

奥日光の良質な温泉もあるし、観光地らしい賑わいもある。魅力度の高いエリアだね

2020年11月 日光【1/2】「おおるり山荘奥日光湯元」泊 リッツカールトン日光でランチと紅葉の奥日光~龍頭の滝散策

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年11月の日光の旅を振り返ります。秋の日光は美しかった。

※2023年8月追記 おおるりグループは経営悪化により、2021年8月末をもって草津温泉塩原温泉にある二館を残し、すべて売却(閉館)してしまいました。しかし、おおるり山荘奥日光湯元は、亀の井ホテル奥日光湯元としてリブランドオープンしています!また、草津温泉のおおるりグループのニュー紅葉も営業再開しているみたい。

旅の全行程

平日の夜、お仕事終わりに新幹線で東京を出発し、宇都宮駅に到着、そこから渋滞を避けて夜のうちに奥日光まで行って宿を取ります。二日目は奥日光と中禅寺湖を中心に観光しながら、中禅寺湖畔の温泉宿でのんびり。一応二泊三日の旅の旅程です。

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
東京駅~宇都宮駅~めんめん
宿泊:おおるり山荘

【二日目】
奥日光散策~光徳牧場~戦場ヶ原~龍頭の滝~リッツカールトン日光中禅寺湖散策
宿泊:湖上苑

【三日目】
中禅寺湖散策~半月山展望台~大笹牧場

宇都宮 めんめん

まずは新幹線で東京から宇都宮へ。1時間ぐらいで着いた宇都宮のまちで、今日の夜ご飯を食べます。

宇都宮といったら餃子!

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みんみんが宇都宮餃子で一番有名なお店な気がしますが、今回はめんめんに行きました。似てる…

実は21時過ぎて空いている餃子屋さんが居酒屋タイプのお店ばかりで、これから奥日光まで車を運転するし、お酒は飲まないので中華料理屋っぽいお店を探していたらこちらに行きつきました。

知らなかったんですが、めんめん知名度の高い宇都宮餃子の名店だそうです。

宇都宮駅から徒歩だと15分ぐらい、ちょっと辛い距離です。今回は宇都宮駅でレンタカーを借りて向かったので特に問題なく行けました。駐車場もお店の駐車場はありませんが、すぐ隣にそこそこの大きさのコインパーキングがあるので安心!

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店内はこぎれいな町中華という感じ。

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めんめんの餃子は羽根つきです!パリパリで肉汁じゅわっとしてて焼き餃子の模範的美味しさ!

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あとは天津飯と・・・

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チャーハン!

餃子はもちろんこれらの料理もかなりの美味しさでした。

お値段も安いし、近くにあったら通ってしまいそう

宿泊:おおるり山荘 奥日光湯元

宇都宮から奥日光までは車で1時間半近くかかります。宇都宮から日光市内までは車で30分ちょっとなので、奥日光って日光の隣町ぐらいの距離かと思いきや実はかなり離れているんですね。

紅葉で有名ないろは坂は、夜はほぼ車通りはゼロでした。往路、復路が分かれていて一方通行だし、もっと深夜になったら峠攻めとかしてる人とかいたりするのかな…。

本日のお宿はおおるり山荘。おおるりグループという、温泉の泉質がウリの格安ホテルチェーンのお宿です。

おおるりグループは廃業した大型旅館を居抜きしたりして規模を拡大し、今では東京周辺の有名温泉地にはだいたい存在してるみたいです。

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お部屋はスノコベッドが入った和室。清潔感も特に問題なかったです。

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夜についたので、朝に部屋のカーテンを開けたら意外にいい景色が。奥日光にある湯ノ湖が見えます。

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廊下も殺風景ですが別に問題なし!

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朝外に出て外観を見てみたら、外観も思ったより綺麗です。

さて、一番のウリのお風呂ですがさすが評判通りの泉質でした。露天風呂の温度調節がちょっといまいちなのか、ぬる湯みたいな温度になっていたものの、逆に熱い内湯と露天風呂を行き来しながら長時間湯浴みを堪能できました。

写真は撮れないのでホームページから。

出典:おおるり山荘 奥日光

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ホームページの写真はめっちゃ綺麗ですが、清潔感についてはあと一歩という感じかも。

おおるりグループのホテルは、どこのホテルもじゃらんのクチコミでなかなかに酷評されていたのを見かけていたため、正直なところおっかなびっくりで予約しました。

泊まってみた感想としてはお値段を考えれば十分すぎる満足さです。素泊まりだったので食事面はわからないものの、それ以外の面で特段気になるものはありませんでした。

宿泊当時はもともと素泊まり3,000円なうえにさらにキャンペーンやクーポンなどを使って実質一人1,000円もかからないような、理解を超えた安さになっていましたので、それもあるかもしれませんが笑

夜遅くに宿に到着するような素泊まり前提だったら、キャンペーン無くてもまた利用しそう!

奥日光温泉街を朝の散策

ホテルを出て早朝の奥日光をお散歩です!

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まだ11月になったばかりでしたが既に紅葉の最盛期も過ぎたぐらい。それもそのはずで、奥日光は標高1,600メートルに位置しているんですね。気温も冬のような寒さでした。

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澄んだ朝の空気のなか、湯ノ湖畔で深呼吸!

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時期的なものか、ボートハウスはやっていませんでしたが、夏場だと涼しくて気持ちよさそう。

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ナナカマドの実。落葉しても実はまだ残ってるんですね。

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湯ノ湖畔のボートハウス(日光湯元レストハウス)でコーヒーを売っていました。ハンドドリップで淹れてくれる美味しいホットコーヒーがめちゃくちゃ染み渡る…

予想外に本格的なコーヒーで大満足!

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テラス席もありました。

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湯ノ湖は周囲が散策道になっていて歩いて一周することができますが、一周1時間ほどと意外にガチだったので今回は辞退し温泉街を散策することに。

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奥日光温泉街の中心あたりでは真っ赤に紅葉した樹々がきれいでした。

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温泉街の奥にある日光山温泉寺。全国でも珍しい、温泉に入ることのできるお寺だそうです。

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またの機会に入りに来たいな

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温泉寺の裏手には、奥日光の源泉が湧き出ている湯元源泉地があります。

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奥日光のお湯は硫黄含有量が日本第四位、湧出したときはエメラルドグリーン色で、空気に触れると白濁するという温泉好きにはたまらないお湯です。

湧出量もとても多く、周囲のホテルはみなかけ流しにできるところも奥日光温泉の素晴らしいポイントですね!

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温泉街に欠かせないネコもいました。

奥日光温泉はおみやげ物街や食べ歩きのできるお店は残念ながらなかったけど…

高地ならではの澄んだ空気を味わいながらお散歩は気持ちいい!街並みもきれいに整備されてるし、のんびり散策するのにピッタリだね

光徳牧場

奥日光と戦場ヶ原の間にある観光牧場です。

明治30年に創業したという歴史ある牧場。当時は外国人にも人気の避暑地であった日光に牛乳やお肉を供給する牧場だったそうです。今は牛などの放牧は行われておらず、牧場らしい景色を楽しむことはできないみたい。

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牧場の中にはレストランやおみやげ物を扱うお店があり、美味しいアイスクリームを食べられます。

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紅葉の木々の中でのアイスクリーム、ちょっと寒いけど最高でした。

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ほとんど葉は落ちてしまっていたけど、最盛期だとすごかったんだろうな、と思わせる風景。

戦場ヶ原

奥日光と中禅寺湖の間にある、開けた湿地帯です。名前の由来は男体山赤城山の神が争った戦場だったことだそうです。両山の間にあるのかと思いきや、男体山は戦場ヶ原の目の前にある山で、赤城山はずいぶん南の方にあるので男体山の方に攻め込まれてた感じなんだろうか。

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奥に見えるのが男体山。形がきれいな山です。

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秋はススキの名所になっていて、湿地帯をハイキングするコースも整備されています。車で来た場合は戦場ヶ原の中心のあたりに道の駅のような形で駐車場と、おみやげ物屋さん(三本松茶屋)があるのでそこに車を停めて景色を見られます!

龍頭の滝

戦場ヶ原からさらに中禅寺湖に近づくと、龍頭の滝があります。

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いわゆるイメージする滝というよりは、階段状の岩場を勢いよく水が流れる感じ。奥日光三名瀑のひとつ。一番有名なのは華厳の滝かな?あともう一つは奥日光の湯ノ湖にあるという湯滝らしいです。

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なかなかに迫力たっぷり!

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渓流に沿って道が併設されていて、滝の上側にも下側にも駐車場が整備されています。

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にぎやかなのは滝の下側。お茶屋さんや観音様の祠があります。

奥日光に来たならとりあえず寄っておきたい観光地!

リッツカールトン日光(レークハウス)

さて、いろいろと名所によりながら中禅寺湖に戻ってきました。2020年7月にオープンしたばかりのリッツカールトン日光の中にあるレストランでランチです。

ちなみに、リッツカールトン日光の駐車場は広くなく、宿泊客でいっぱいの場合は近隣の駐車場に停めることになります。ハイシーズンだとホテルの周りは車で大混雑してるので、初めから周りの駐車場に車を停めて徒歩で向かった方が賢明かも…。

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ホテルというか高級旅館みたいな外壁。

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ホテルの入口も上品な雰囲気。

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レストランは3種類で、ラウンジと日本料理とイタリアン。今回予約していたのはイタリアンのレークハウスというレストランです。

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レークハウスは独立した棟にあるので、いったんホテルの中に入った後レストラン用の連絡通路を通って向かいます。途中には中庭とラウンジのテラス席が見えます。本当はここでアフタヌーンティをしたかったのですが、残念ながら予約が取れなかった!

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こちらがレークハウス。中禅寺湖を眺められる、落ち着いた雰囲気の席です。

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ほとんどガラス張りなうえ吹き抜けにもなっていて、解放感抜群です。

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こちらは大盛況のラウンジ(アフタヌーンティ)と比べるとお客さんもまばらでした。その分落ち着いていてかえって良かったかも。

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ランチコースはパスタorピザの3コースで、税・サービス料込でだいたい5,000円。

いきなり謎の包みが。なんだろう?

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中はパンでした!こういう演出はワクワクしていいですね。

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キヌアなどを使った前菜。キヌアはフライしてあるものも混ぜていて、サクサクとプチプチした触感を同時に楽しめる美味しいサラダでした。

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メインはピザかパスタが選べますが、今回は二人ともピザにしました。このときはビスマルクのピザでした。

美味しかった…!のだけど、ピザに関しては直近で食べたこちらのピザが絶品すぎました。

越後湯沢のデル・ロカンダ・イル・ピットーレのビスマルクがとにかく美味しい

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デザートはコースのものだとティラミスだったのですが、とちおとめのミルフィーが食べたくて、お願いしたら差額で変更してもらえました。

上に乗っているサクサクのパイと甘いイチゴソースがかかったいちご、間にはカスタードクリームとバニラアイス。一度に食べるとミルフィーユが完成です。これは美味しい!

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コースのスタンダードのデザートはこちらのヴィーガンティラミス。ヴィーガンだから乳製品のかわりに豆乳とかを使っているのかな?添えてあるピスタチオとココナッツのアイスと相性抜群でした。

まだオープンしたばかりであまり知られていないのか、大混雑の中禅寺湖の中でゆったりとランチできたので良かったです!ちなみに、お料理は季節ごとに変わるみたい。

ここのリッツカールトンは奥日光の源泉を引いていて、白濁の濁り湯を露天風呂で楽しめるらしい

最近は外資系ホテルでも日本のホテルみたいに温泉大浴場がついているホテルが出来ているみたいだね

このあとはお宿(湖上苑)にチェックインしてエメラルドグリーンの硫黄泉を楽しんだり、中禅寺湖の観光をします。

2020年10月 湯沢【2/2】「宝川温泉 汪泉閣」泊 日本一の混浴露天風呂は湯浴み着で安心。宿泊して最高のシチュエーションで楽しめる!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年10月の越後湯沢と水上の旅、二日目です。

一日目の記事はこちら

旅の全行程

平日の夜に新幹線で東京を出発。夜遅くに越後湯沢に到着し、翌日周辺の観光地巡りと水上温泉郷にある宝川温泉の宿泊をする二泊三日(一泊目は夜出発)の行程です。

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
東京駅~越後湯沢駅~呑みすぎ謙信(居酒屋)
宿泊:湯沢ニューオータニ

【二日目】
清津峡~ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ(ピザ屋)
宿泊:宝川温泉 汪泉閣

【三日目】
湯沢高原スキー場パノラマパーク~人参亭(とんかつ屋

宿泊:宝川温泉 汪泉閣

本日の宿泊は旅の目的でもある宝川温泉 汪泉閣(おうせんかく)。新幹線で行く場合、最寄り駅の上毛高原駅から車で30分強で到着なのですが、実は越後湯沢からでも高速を利用して車で1時間かからず到着できます。どちらの駅を使うかは旅の行程に合わせるのがよさそうです。

一応宝川温泉水上駅までを結ぶ路線バスも出ているものの、一日数本しかないため車でのアクセスがおすすめかな。ちなみに上毛高原駅水上駅から無料送迎も行われているようですが、朝の出発時間は9時半(宿の本来のチェックアウトが10時)と決められており、あともう一歩…な時間設定。

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かなりの山奥の旅館で、最寄りのコンビニまで車で30分はかかるような場所です。駐車場までの道はちょっと狭いものの、中に入ると結構広かった。

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宝川温泉という温泉地にある汪泉閣という名前の宿ってことなんですね。といっても宝川温泉には宿はここしかないみたい。

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ちょっとした売店があります。

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こちらの宝川温泉は、日本一の広さを誇る露天風呂がウリのお宿です。ただ、その露天風呂は混浴だということでちょっと…とこれまで敬遠していました。しかし、2019年から男女ともに宿指定の湯浴み着の着用が義務付けられたそうで、それならばと行ってみることにしたのです!

女性の湯浴み着はワンピースタイプで、男性の湯浴み着は腰巻のようなデザインになっています。

個人的感想になるのですが、この男女ともに湯浴み着の着用必須というのは、思った以上に良いルールだと思いました。

女性はバスタオル巻いてもいいよ、湯浴み着を着用してもいいよ、というアナウンスだと結局男性はほとんど丸裸のまま入っていたりして正直居心地が悪く、夫曰く男性側もバスタオルだと気を遣ってゆっくりできないとのこと。とはいえ水着着用にしてしまうとプールのようになってしまい温泉の風情に欠けてしまう… そんな相反する悩みの解決策として宿側が導き出した一つの答えな気がします。

他の混浴のお宿でもぜひ取り入れてほしい…

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話を戻して、まずはお宿の案内です。増改築が重ねられて迷路のような作りになっていますが、大きく3棟があり、一番右から左にいくほど古い建物になっていきます。ちなみにフロントや大浴場などの宿の機能は一番右の東館に集中している一方、露天風呂へは第一別館が一番近いです。

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本館が木造で一番風情あるつくりになっています。廊下の板はピカピカに磨かれており古い建物ですが清潔感がありました。

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湯治場を思わせる鄙び感がでてます。

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泊まったのは一番古い第一別館のお部屋。お値段も一番安いです。

第一別館は明治期に建てられたそうで、よくメンテナンスはされているものの本館のような立派さはなく、どちらかというと昔のお家に来たような感じ。

おばあちゃん家的な?

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2面窓があって意外に広いです。

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窓からは川と吊り橋、対岸の露天風呂への道が見えます。

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着いた当日は残念ながら夜まで雨が降っていたため露天風呂は一旦諦め夕食へ。夕食会上でのお食事です。

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会席仕立てです。最初から八寸と、お刺身、土瓶蒸し、朴葉焼きがセットされてました。

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牛肉の朴葉焼き。味噌味でおいしいんですよね。

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天ぷらがあとから運ばれてきました。揚げたて暖かくサクサクでした。

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ヤマメも。こちらも焼き立てでいい具合。

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煮物。みなお料理は出来立てのものが運ばれてきておいしくいただけました。

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お食事処も小ぎれいな感じ。一番遅い時間でのんびり食べてたら最後になってしまった。

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大浴場は露天風呂がメインだからかシンプルかつ小さめです。

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脱衣場。

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朝の写真です。夜は真っ暗で何も見えません。浴槽は決して大きくないものの、新鮮なお湯がかけ流されており常にオーバーフローしている状態。湯口からはかすかに硫黄等の温泉臭もして、とてもいいお湯です!

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露天風呂へは吊り橋を渡って向かうことになります。

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吊り橋から東館を眺めると、なかなか風格のある建物ですね!

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反対側を見ると湯気が立ち上っているあたりが露天風呂エリアだとわかります。

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立派な吊り橋。

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よくよく見ると真ん中の橋脚はレンガ積みになっていてレトロさを感じるつくりになっており、奥の旅館の建物と合わせて何とも言えない景観が生み出されています。

周りにはこの宿だけなので、まさに秘湯の一軒宿って感じ

外界とは切り離された感じがとてもいい

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宿泊当時は10月中旬。水上は標高も高いエリアなのですでに紅葉が進んでおり露天風呂への道も彩られていました!

さて、ここからは露天風呂エリアです。あまりの素晴らしさに写真に残したかったのですが、写真撮影は厳に慎むよう注意書きもなされています。代わりにお宿のホームページで写真を提供してくれていましたのでそちらを使って感動をお伝えしたいと思います!

ちなみにテルマエ・ロマエ2の映画のロケ地にもなったらしい。

出典:宝川温泉 汪泉閣 ホームページ

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 露天風呂エリアの一番奥にある、川にかかる橋からの写真です。川を挟んで左右に湯屋と大きな露天風呂が設えてあります。

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左の湯屋側の露天風呂は一番大きいサイズ。川も近く一番解放感がある一方、お湯の温度はぬる湯ぐらい。ちなみに真ん中奥に小さく見える建物は宿の本館です。

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 右の湯屋の露天風呂を本館側から撮った写真。ここが一番お湯の温度が高く入っているひとも多かったです。

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実は女性専用の露天風呂も一応ありますが、混浴エリアの一番奥にあるためあまり意味はないかも…?

渓流を眺めながら入るお風呂は抜群の解放感、これだけ広いのにお湯はかけ流しされていて、自分にちょうどいい湯加減のポジションを見つけられればいつまででも入っていられそうな気持よさ。岩も絶妙な配置具合で、他のお客さん同士の視線を遮り適度なプライベート感も保てます。

私たちは夜と朝に入ったのですが、暗闇の中にライトアップされて浮かび上がる湯屋や灯篭を眺めながらの入浴、朝もやの中で樹々の間から少しずつ朝日に照らされていく感覚、どちらも文章では言い表せない素晴らしさがありました。

日帰り入浴もやっているけど、朝と夜の時間を楽しめるのは宿泊客だけ!

客室数も40室程度だし、仮に満室だったとしてもこの広さならかなり余裕をもって入れそうだね

ただ、注意点としては夏場はアブが出るという口コミをちょくちょく見かけるため、そこは外したほうがよいかも…?

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夜の本館の雰囲気、千と千尋の神隠しの湯宿みたいです。

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夜の川はちょっと怖い。

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露天風呂への道はしっかり灯りが用意されているので安心です。

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最後に朝ごはんです。ごはんのお供がたくさん。

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湯豆腐も。THE旅館の朝ごはんって感じで満足です。

露天風呂はまさに日本一!お部屋やお食事も十分満足

お値段もお手頃だし、また行きたいね

ジャック ザ タルトファンタジー

宿を後にして越後湯沢へ戻ります。途中に気になるお店を見つけました。

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いきなり山奥には場違い(?)な雰囲気の看板。

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チーズタルトのお店でした。いろんな味があって試しに買ってみましたがなかなか。こんな山奥でチーズタルトが食べられるのは貴重ですね。

湯沢高原スキー場 パノラマパーク

越後湯沢に戻ってきましたが帰りの新幹線の時間までまだちょっと時間がある…ということで、駅から徒歩10分弱の場所にある湯沢高原スキー場へ。

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グリーンシーズンはゲレンデがちょっとした植物園や散策路になっているみたいです。

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乗車定員がなんと166名!?世界最大級のロープウェイらしいです。

 

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確かに下から見上げてもゴツい。

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越後湯沢の街並みを眺めながらロープウェイ頂上駅へ!

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頂上では真っ赤に染まったコキアがお出迎えです。

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天気が少し曇ってきたのが気になるけど。。

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頂上駅には1日目の記事で行ったラ・ロカンダ・デル・ピットーレ(ピザ屋さん)の支店もありました!車での移動でない場合は本店まで行くのは困難なのでこちらでもいいかも。

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頂上エリアは高低差がかなりある一周散策コースになっていて途中クアッドリフトに乗って移動します。

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アトラクションもあり、サマーボブスレーというクアッドリフトで移動する分の高低差を一気に滑り降りるものです。正直楽しそうで乗りたかったのですが、びっくりするほど待ち行列ができていたので諦めました…。

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最奥は鏡面のような池のあるエリアです。これ、紅葉最盛期だったらめっちゃ綺麗だった気がする。惜しい!

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とはいえこれぐらいでも十分に綺麗でした!

散策するのに、往復のロープウェイの時間も含めて3時間は欲しいかな。2時間ちょっとの時間だとちょっと駆け足になってしまった。

スキー行きたいな

人参亭

最後にお昼ご飯を食べます。

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先ほどの湯沢高原スキー場のロープウェイ乗り場の近くにある、(おそらく)越後湯沢の町で一番人気のとんかつ屋さん。

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人気のお店のようですがたまたま空いていてスムーズに入れてよかった。サクサクでおいしいとんかつと、新潟らしい美味しいお米を食べられました!

越後湯沢駅 がんぎどおり

新幹線に乗る前に軽く駅構内でおみやげ物探し。

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越後湯沢駅は驚くほど駅ビルに力を入れていて、ぐるっと回るのに30分はかかりそうな膨大な面積の特産品やおみやげ物の売り場に飲食店街、なんと温泉まであります。

おみやげ物を買うならここが圧倒的に充実してるので、旅の最後の空いた時間に回るといいですね!

大満足の温泉旅だった

思ったより観光地も多くて楽しめたね!

2020年10月 湯沢【1/2】「湯沢ニューオータニ」泊 清津峡(アート×トンネル)とピットーレ(スキー場×ピザ)ミスマッチの美学?

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年10月の越後湯沢と水上の旅の思い出を語りたいと思います。

旅の全行程

平日の夜に新幹線で東京を出発。夜遅くに越後湯沢に到着し、翌日周辺の観光地巡りと水上温泉郷にある宝川温泉の宿泊をする二泊三日(一泊目は夜出発)の行程です。

本記事は太字部分が対象。

【一日目】
東京駅~越後湯沢駅~呑みすぎ謙信(居酒屋)
宿泊:湯沢ニューオータニ

【二日目】
清津峡~ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ(ピザ屋)
宿泊:宝川温泉 汪泉閣

【三日目】
湯沢高原スキー場パノラマパーク~人参亭(とんかつ屋

越後湯沢駅

思いっきりお昼の写真しかなかったですが、夜10時頃に到着しました。

越後湯沢駅上越新幹線で東京からわずか1時間半ほどで到着。終点の新潟までも2時間ちょっとで到着するのだから、新幹線は偉大ですね…

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東口は昔からの商店街が駅前にあり、新幹線が通る前の駅前ってこんな感じだったんだろうなぁという感じですが、西口は駅を出たらいきなり温泉旅館が立ち並ぶエリア。駅の見た目もいかにも新幹線駅っぽい雰囲気です。

駅の目の前の通りは、駅前からすぐに温泉宿やおみやげ物屋、レストラン等が軒を連ねる観光通りになってます。道路の交通量がそれなりにあるので、のんびりそぞろ歩く温泉街とまでは言えないものの、思った以上に活気のある温泉地でした。

新幹線を降りて目の前がこれほど発達した温泉地というのは意外にも他にあまりないよね

同じ新幹線駅直通の温泉地だけど、熱海が夏が似合う海沿いの観光地だとしたら越後湯沢は冬が似合う山あいの観光地、と対照的な感じ。

熱海観光の記事

スキー場も小規模ながら駅前に2つもあるし、一駅先には大規模スキー場(GALA湯沢)もあるので、冬場は大盛況です。

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ついたときは夜なので車も人通りも少なかったですが、それでもぱらぱらと歩いている人たちはおり、居酒屋もポツポツ営業していました。

呑みすぎ謙信

温泉地あるあるで、夜ご飯を食べられる店の選択肢はあまりないものの、空いている居酒屋はそれなりにありました。コンビニとかももちろんあります。

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本日泊まるニューオータニに向かう途中にあった居酒屋さん。

店名が完全に狙いにいってる笑

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店内は写真の座敷席+カウンターの小規模なお店。雰囲気はいい感じだけど観光向けというよりは地元向けっぽい!

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お通しのきゅうり。付け合わせの肉みそがめっちゃおいしい!

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他にもいろいろ食べたけど、ソースかつと、新潟名物お米を食べるべく頼んだみそ焼きおにぎりの写真。やっぱりお米の美味しさは別格でした。

居酒屋は意外に空いているお店があり、夜遅くに到着してもどこかのお店には入れそう!

居酒屋以外だと、西口駅前に昔ながらのラーメン屋さんも夜遅くまで空いていたよ!

湯沢ニューオータニ

新幹線+宿泊のダイナミックレールパックを使いました。

当時はGotoキャンペーンの影響で、普通に新幹線を取るより新幹線+宿泊のパッケージでGotoキャンペーンを適用させたほうが安いという奇妙な状況になっていたためこのような不思議な行程になったのです。

どこに泊まるか迷ったものの、お値段も手ごろで駅前にあるニューオータニに決定。

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外観をみるとこれがあのニュー・・・オータニ…?

地方にたまにある、プリンスホテル系列とは全く関係のないプリンスホテルとかのタイプではなく、正真正銘東京のニューオータニグループのホテルです!

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見た目はなかなかパンチが効いてましたが、スキー場のホテルとか、旅館をイメージするといいかも。フロントもしっかりしていました。

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お部屋は和室。一応大浴場もついています。温泉とは書いてあるものの基本的に循環メインで温泉感はほぼないのが残念ですが、清潔で広いのでお部屋のバスに入るより断然気持ちよくありがたいですね!

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朝食会場はリノベしたのかな、きれいな通路。

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朝はブッフェでした。

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ここもいわゆるシティホテルとしてのニューオータニのブッフェを期待すると肩透かしを食らいますが、新潟らしくお米がめっちゃおいしい!ごはんのお供もあるので朝からしっかり食べてしまった。

温泉地にある少し年季の入った大型旅館、スキー場にあるような大きめのホテルをイメージしていけばギャップはないかも。創業も50年近い中、レストランもリニューアルするなど頑張っている感じでした!

清津峡トンネル

さて、越後湯沢の温泉街自体には観光地らしい場所はないため、車で30分ほどの場所にある清津峡トンネルへ行ってみることに。

清津峡とは柱状節理(ちゅうじょうせつり)の地形が楽しめる日本三大峡谷の一つだそうです。

ここにも日本三大〇〇が!

ただ、近年注目を集めているのは柱状節理というよりは、インスタ映えするようなアートなんだとか…?

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駐車場に車を停めてトンネルへ向かいます。

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ちょっとしたお土産屋さんや温泉宿(秘湯を守る会所属だそう)もあり、小さな温泉地みたい。

峡谷は昔は遊歩道があったそうですが、事故などの影響で封鎖され、今は観光トンネルが掘られておりトンネルの間から峡谷美を楽しむというスタイルになっています。

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トンネルまでは遊歩道があり、美しい峡谷美がすでに広がってますね!

なお、トンネルの中に入るには入場料がかかります。中に入ると・・・

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なんだこれ!

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全長1キロ近い歩行者専用トンネルの中を様々な色のカラーライトの光で満たしたTunnnel of Lightというアート作品だそうです。2018年に越後地方でトリエンナーレが開かれ、その際にトンネルを利用して作られたんだとか。

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トンネルは一本道なものの、途中で広場のような場所(見晴所と呼ばれている)が3か所設けられており、それぞれ見どころがあります。まずは第一の見晴所です。

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ここはアート作品というよりは、おそらくもともとあったであろう柱状節理を楽しむための場所です。

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アートと自然って相性いいんでしょうね、たぶん。見事なまでの柱状節理を間近で見ることができます。

柱状節理といえば東尋坊

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第二の見晴所にある、とある小さな小屋から撮った写真です。外観は銀色の球体の小屋なのですが…(外観写真撮り忘れた)

これ、マジックミラーになっているトイレです。普通にトイレとして使用できるのですが、ここでトイレする勇気はないですね…

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第三の見晴所はアーティスティックな空間に変貌を遂げていました。

まるで異空間への穴がぽっかり開いているかのような装飾が施されています。

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最奥にはパノラマステーションと名付けられた空間があります。清津峡トンネルというと、このアングルの写真が一番有名みたいですね!

手前には水盤と、奥には峡谷の風景。トンネルに縁どられた景色が水盤に反射して素晴らしい光景を生み出してくれます。また、水盤のフチは浅めになっているため、スニーカー程度の靴であれば浸水せず、写真の人たちのように奥まで行けてしまいます。

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みんな手前でパシャパシャ写真を撮っているので邪魔になるかな…と奥に進むのはちょっと勇気がいるのですが、一人が進むとみんなぞろぞろ進んでいくんですね笑

そして個人的にすごいなと思ったのが人がいる状態の写真も、人影がシルエットになってまたいい感じに映るんですよね。よく考えられてるなぁと思いました。

出典:清津峡トンネル 公式サイト

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天気が良いと光量が増すので青空が水面に反射して、さらに鏡面仕上げのトンネルの内壁にも反射してこんな幻想的な光景になるみたい

こういう光景を見たかった… ただ、ある意味屋内展示なので雨の日の観光にももってこいだと思う!

デル・ロカンダ・イル・ピットーレ

さて、清津峡トンネルでアートに浸った後はご飯を食べに越後湯沢方面に戻ります。

越後湯沢周辺で最も人気のお店の一つが、越後湯沢周辺のスキー場を中心に軽井沢や富山にも支店を持っているピザ屋さんの本店です。

こちらの本店、面白いのが立地。

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岩原(いわっぱら)スキー場のゲレンデの中にあるんです!

岩原でいわっぱら…絶対初見だと読めない

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グリーンシーズンは雪は積もっておらず、車でお店の前まで行けます。

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周辺はロッジ風の建物ばかり。どうやらホワイトシーズンだとこの辺りはリフト乗り場になっていて完全にゲレンデの中です。

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こちらが外観。

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このタイプの看板って海外のカフェ感がある。

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店内もスキー場というよりは軽井沢みたいな雰囲気。テイクアウトでケーキ類も置いていて、おいしそうでした。

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良い雰囲気。

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メニューはピザ以外にもありますが、ウリはピザ窯で焼くピザですね。

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一人1枚頼みました。まずは定番のマルゲリータ。なかなかおいしい。

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続いてお店の推しっぽかったビスマルクビスマルクとは半熟卵を乗せたピザです。

これがめっちゃ美味しい!!個人的にはこれまで食べたピザNo.1かも。感動するレベルの絶品ピザでした。

岩原スキー場の検索候補の上位に「ピザ」が出てくるのがこのお店の美味しさを物語っている気がする

ゲレ食なのに美味しいね!とかじゃなくて普通に目黒や恵比寿で食べても美味しいレベル

分量は一人一枚でちょうどいいぐらいでした。一つぐらいサイドメニュー頼んでもよかったかも?

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食べた後はグリーンシーズンのゲレンデを少しお散歩。お花が咲き誇っていました。

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天気は悪かったですが雨もなんとか止んで、景色も開けていて気持ちよかった!

トンネルの中にアート、ゲレンデの中に美味しいピザ屋さん。

どちらも行ってみると意外にしっくりくる、ミスマッチの美学?

次は今回の旅の主目的、日本一の広さを誇る露天風呂があるという、宝川温泉を目指します!