こんにちは、しろいるかです
2020年11月、沖縄県の八重山地方(石垣島、小浜島)へ行ってきた記録。今回は「はいむるぶし」の宿泊記です。
- 旅の全行程
- 小浜島へ
- はいむるぶしとは
- エントランス
- センター棟(チェックイン)
- でいご棟(宿泊棟)
- お部屋(スーペリア)
- ブッフェダイニング(ぬちぐすいブッフェ)
- プール
- 夜のヴィラ
- ビーチへ星をみにいく
- 部屋からの朝焼け
- ビーチテラス
- 島をお散歩
- 虹
- オープンカフェ&バー
- かぁちばいテラス(展望台)
- グリルダイニング(バーベキュー)
- 海Café
- 夜のビーチテラス
- 朝のビーチ
- 朝ねこ
- 朝ごはん(発酵朝食)
- チェックアウトと紹介していない施設
- はいむるぶしの感想
旅の全行程
本記事は太字部分が対象。
【一日目】
成田空港~石垣空港~舟蔵の里(ランチ)~小浜島へ
宿泊:はいむるぶし
【二日目】
はいむるぶしでのんびり滞在
宿泊:はいむるぶし
【三日目】
石垣島へ~ユーグレナモール散策
宿泊:ANAインターコンチネンタル石垣
【四日目】
石垣空港~成田空港
小浜島へ
今回宿泊するはいむるぶしは小浜島にあるリゾートホテル。
小浜島は、八重山諸島のひとつで、航空便はなく石垣島から船で行くことになります。
小浜港は小さな待合所があるだけののどかな港。
中には売店がひとつだけ。コンビニのない島です。
ちなみにこちらの売店、小浜島限定で売られている商品(もずく麺とか、焙煎珈琲とか…)がチラホラありました。空港はもちろん、石垣島のモールでもこれらの商品は見当たらなかったので、小浜島に来たらここでお土産を買うのがおすすめ!
さて、小浜島には過去も行ったことがあり、その時は島をサイクリングして観光しました。
島のみどころや雰囲気、今回宿泊するはいむるぶしと双璧をなす(と思われる)星野リゾート小浜島の宿泊も記事にしています。ただ2020年にリゾナーレ小浜島としてリブランドオープンしているようなので、大分変わっているかも。
前回の小浜島宿泊の記事
はいむるぶしとは
今回宿泊するのは小浜島にある老舗リゾートホテル、はいむるぶし。不思議な名前ですが八重山地方の言葉で南群星(南十字星)を意味する言葉なんだそう。八重山語だとなんだかフンワリした雰囲気になりますね笑
さて、このはいむるぶしですが、日本の南国リゾートの先駆けといってもいいぐらい歴史のあるリゾートホテルです。というのもオープンは1979年。すでに40年以上も運営されているとは。
また、海外リゾートで見かけるような広大な敷地の各所にヴィラや施設が点在するというタイプのリゾートになっています。この手のタイプのお宿って国内では数えるぐらいしかない気がする。
エントランス
港に着くと、船の時間に合わせて送迎バスが待ってくれています。あとはバスに乗って5分ほどではいむるぶしの敷地の入口へ。
シンボルはシオマネキなのかな?
両側に狛犬のような配置のシーサーがいます。
園内は芝生とヤシの木が特徴的でした。
センター棟(チェックイン)
さて、とりあえずバスは敷地の中心にあるセンター棟へ。ここでまずはチェックインです。
出典:はいむるぶしホームページ
園内の地図。めちゃくちゃ広く、電動カートで移動がデフォです。センター棟は図でいうとプールの上の茶色の部分。
サンゴの石壁がいかにも八重山っぽい。
入口でもシーサーがお出迎え
センター棟はチェックインと、後は売店とレストラン機能があります。
中心に大きなガジュマルが。
写真は夜のものなので人も少ないですが、日中はチェックインでかなりごった返します。てぃだ棟(いわゆるクラブフロア)への宿泊だと、チェックインも含めてぃだ棟の中にある専用ラウンジで行われるそうなので、また全然違った雰囲気かもしれません。
でいご棟(宿泊棟)
このあと、センター棟の近くにある電動カート受付で滞在中利用するカートを借り受けます。カートは専用で使えるのですが、カート付きじゃないプランもあるため、その場合は有料でカートを借りるか、園内を歩いたり都度送迎をお願いしたりしないといけないみたい。
後述しますがビーチまでの距離が非常に遠いので、定期的に送迎カートが出ているものの自分のカートなしだと移動が面倒になりそうです。
今回の宿泊はでいご棟にあるスーペリアルーム。スタンダードの一番安いプランにしてましたが、アップグレードしてくれたみたいです。でいごは沖縄県の県花にも指定されている、赤い花だそう。
他にもいくつも宿泊棟があります。
木々の奥に海が見えるロケーション。入口はおしゃれスペースになっていました。
お部屋(スーペリア)
お部屋はワンルームタイプで約50㎡の広さ。
下から2番目のグレードとはいえ、十分リゾート感が味わえる感じです。
のんびりできるコーナーソファと
ベッド。
ほぼガーデンビューですが、テラスもあってゆったりできます。
ふと窓の外に目をやると…
!?
窓の外ににゃんこが。どうも、このでいご棟に居ついているみたいで、滞在中ずっとこの同居人と一緒に過ごせました。
ペロリ…
私たちはごはんはあげなかったけど、たぶん餌付けされてる笑
片方のソファはだいたいこの子が座ってました。
ちなみに猫嫌いの人でもたぶん大丈夫。その場合はたぶん来ません。
というのも、この子は他の部屋の様子も何度か見に行ったり徘徊して、猫好きと思われる客のテラスに陣取るようです。私たちのお部屋以外にも、かまってくれるお客さんのいる部屋をローテーションしてるっぽかった笑
ホームページの部屋の設備欄に、「猫完備」と書いてあってもいいぐらい
ブッフェダイニング(ぬちぐすいブッフェ)
天気がイマイチだったのでにゃんこと戯れながらお部屋でだらだらしていたら、日も暮れたので夜ご飯へ。
夜ご飯はセンター棟にあるぬちぐすいでブッフェスタイルです。
他にもバーベキュー、しゃぶしゃぶ、コース料理などのプランもありましたが、全部ここが入口です。
帰り際の写真なので誰もいませんが結構盛況でした。
ローカルなものが多いのが嬉しい
プール
ご飯を食べた後はお散歩へ。センター棟の裏にあるプールを見に行きます。
夜になると間接照明だらけでいい雰囲気。
プールはさすがに誰もいませんでした。11月だし、天気もイマイチだし当然か…
プールそばの明るい建物はコース料理なんかを提供しているクラブレストランみたいですね。
夜のヴィラ
一通り散歩をして、ヴィラへ戻ります。
夜の園内はだいたいこんな雰囲気。
入口のおしゃれスペースもライティングされてました。
ビーチへ星をみにいく
お部屋でごろごろしていたら、日付も変わろうかという時間ですが雲が晴れたので、星が見えるかな?と思いビーチへ行ってみることに。
施設の中でビーチだけは離れていて、電動カートでも3分ぐらいかかります。
途中、色とりどりのライトで飾り付けられたガジュマルがあって、これはインスタスポットですね。
夜の海はちょっと怖い…。ビーチは真っ暗なので星がとてもよく見えます。小浜島は周りに明るい建物もなく、天体観測には最高の場所なんだそう。
カメラでうまく取れなかったけどきれいな星空が見えました。遠くに見える街の灯りは石垣島みたいですね。
部屋からの朝焼け
今日もいい日になりそう!
ビーチテラス
午前中は天気も良く、ビーチで泳ぐことにしました。
ビーチ周辺は開けた広場のようになってます。
こちらはビーチ棟。カフェや、アクティビティセンターがあります。
インスタ映え間違いなしスポット!なのですがちょっと雲行きが怪しくなってきた…
なんかまるいシーサー。
11月だけど海水浴場は開かれていてびっくり。なんと3月から11月末までオープンしているというのでびっくりです、1年のうちほぼ海水浴できるなんて…
パラソルも完備されてました。けどお天気のせいか人はまばら。
島をお散歩
少し泳いだらはいむるぶし周辺を少しだけお散歩しました。
のどかな放牧。この子達が石垣牛なのかな?
はいむるぶしの隣にある星野リゾート寄りにあるゴルフ場の方をチラ見してたらまさかの孔雀の群れに遭遇!
放し飼いにされてるのかな?
虹
天気がいよいよ怪しくなってきたのでお茶をするためにセンター棟へ。
あたりも真っ暗になり雨も降りだしたのですがそんな中、空に驚くほどクッキリと虹が現れました。
ここまでくっきりと見える虹は初めてかも!?しかも2本出てます。
周りの人たちも思わず雨の中足を止めて写真を撮っていました。ほんの10分足らずの出来事で、少ししたら虹は薄れて消えてしまった。お天気も含めて、気象現象はほんと運ですね。
冬の八重山地方は天気がかなり変わりやすいそうで、天気予報はあまりあてにならないそうだとホテルスタッフさんがお話されてました。
天気が悪くても、こんな綺麗な虹が見られたのでヨシ!
オープンカフェ&バー
プール横にある昼はカフェ、夜はバーになっている場所です。
お昼は無料でお菓子やジュース、泡盛などがいただけるラウンジになっていました。
外はスコールのような雨。
ブルーシールアイスは有料でしたが、アイスを頼みつつまったりしました。
かぁちばいテラス(展望台)
園内を見渡せるビュースポットだというかぁちばいテラスへ。かぁちばいは夏至の季節風のことらしい。沖縄の方言は日本語とはまた違う不思議な語感です。
夜はこんな感じ。
シーサーが並んでます。
こんな天気でも海の色はきれい。
夜は真っ暗になります。園内の灯りは天体観測を邪魔しないよう、できるだけ抑えているそう。
グリルダイニング(バーベキュー)
二日目の夜はバーベキューを選びました。
バーベキューコースはサラダ中心のブッフェと、お肉になってました。
天気が良いと、このお外の庭でバーベキューできるそうなんですが今日は風も強く屋内での食事になりました。残念。
島唄ライブ的なやつもあるそうですが天気が悪く中止に。無念。。
影のシルエットが素敵なランプ。
海Café
夕飯のあとはビーチにあるバーでお酒を少しいただきます。
ちょっと明るいときの写真ですが、屋内のほかにカバナっぽいスペースや屋上スペースもありました。
お昼はここでランチもできます。
11月ですがちょっと気が早いクリスマスツリーが!
南の島のクリスマスってなんか良いですね。
映えそうな感じの、ビン?に入ったカクテル。私たちには意外にアルコールが強くてちびちび飲みました。
ここにもにゃんこが!
お部屋の子と模様が同じだし家族かな?
夜のビーチテラス
こちらも、おしゃれライトによって映えスポットになっていました。
これ、思わず撮ってしまう。
なんかスタイリッシュ!
朝のビーチ
滞在二日目の朝、朝焼けを見るため早起き。
でいご棟からの空の雰囲気。東の空が明るくなってきました。これはきれいな朝焼けが見れる!と期待しながらビーチへ電動カートを走らせます。
ビーチに着くと、朝焼けの空に浮かび上がるヤシの木のシルエットに心奪われました。
ビーチテラスのフォトスポットも最高ですね!
ちょっと雲が多いけど、真っ赤できれいな朝焼け。
心地よい風に吹かれながら最高の朝を迎えられました。
ビーチ周辺にあった、まさに写真撮ってくださいといわんばかりのブランコ。
めっちゃいい写真取れた。
朝焼けを見るたびに、ギリシャのサントリーニ島で見た朝焼けを思い出します。
この朝焼けは言葉では言い表せないぐらい素晴らしかった…。
サントリーニ島での朝焼け
朝ねこ
二日間ともに過ごしたにゃんこともお別れが近い。
この子、夜もテラスにいたのでずっと一緒に過ごしました。ずっと構ってたお礼なのか、夜に何か口にくわえて持ってきてくれたのですが、なんと小さなカニでした!可愛すぎる。
でいご棟以外でも、1階のテラスのお部屋だとにゃんこに逢えるかも。とにかく癒されました。。
朝ごはん(発酵朝食)
朝ごはんは基本ブッフェなのですが、夜ご飯の内容と被るものもあるし、食べすぎになってしまうので二日目の朝ごはんは+1,500円で頼める発酵朝食を食べることに。
前日から自然発酵させた発酵粥などが食べられる特別朝食で、前日の夜に予約しておく必要があります。
ガラス張りのグリルダイニングの奥に、発酵朝食用の青いテーブルクロスをひいたお席に案内してもらいました。
字面だけでも健康的な食べ物の数々。
朝からとてもにぎやかな食卓です。発酵食品が大半ですが、どれも食べやすくて美味しい。
これらの9種類の調味料を使っていただくのが・・・
こちらの発酵粥です。甘酒に近いような優しい味で気に入りました。
カクテルかと思いきや下の青い部分は飾りで、普通のヨーグルトでした笑
これ、ブッフェの代わりに発酵朝食になるのかと思ってましたが、普通のブッフェも食べて良いそうなのでガッツリ食べたい人にもお勧めできます。
ただ、ホームページを見ていると今は紹介されておらず、昨今の状況で取りやめてしまったのかもしれません。
残念…
チェックアウトと紹介していない施設
紹介はしませんでしたが、他にもはいむるぶしには海の見える展望露天風呂を備えた大浴場があります。晴れてたらとても気持ちよかったと思うのですが生憎入ろうと思うタイミングがことごとく小雨が降っていたのでタイミングを見失いました。
良さそうな感じのお風呂。温泉ではないけど…。
帰りは港まで送迎バスが出ます。コック帽を被ったシェフの人も含め総出でお見送りしてもらってほっこりしました。
はいむるぶしの感想
創業40周年ですが建物なんかは定期的にリノベされているのか今風になっているし、園内もしっかりと整備されています。外資系の高級リゾートにも負けないファシリティでした。
園内は広いとはいえ、一泊だと少し物足りないけど二泊だと若干おなか一杯、ぐらいの感じ。小浜島観光やマリンアクティビティとセットにしたらちょうどいいかもしれません。
私たちはオフシーズン、かつ早めの時期に予約していたからか一泊1万ほどで朝夕食事+カート付きのプランで泊まることができ、価格に対しての満足度はかなり高かったです。
同じ小浜島にある星野リゾートにも泊まりましたが、雰囲気は似ていてどちらに泊まっても満足できると思います。ただ星野リゾートの方がちょっと価格帯が高く、高級感は上かな?こちらもクラブフロアとかに泊まったらまた全然感想が違うかもしれない。
南国リゾート感たっぷりで気持ちよく過ごせた
冬場はやっぱり天気が安定しないのが残念。晴天だったらさらに最高だった!