しろいるか旅行記

しろいるか旅行記

旅行が好き だいたい週末更新

2020年9月 京都【2/4】五感で楽しむ嵐山 庭園拝観にトロッコ乗車、鵜飼の見学。夜ご飯は廣川の絶品うな重で!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年9月の京都の旅の思い出、二日目の嵐山観光へ。

初日の記事

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
祇園圓堂でお食事
宿泊:アーバンホテル京都四条プレミアム

【二日目】
まるき製パン~宝厳院~トロッコ~うなぎ廣川~嵐山鵜飼見学
宿泊:ホテルエムズプラス四条大宮

【三日目】
東華菜館~祇園お散歩~三十三間堂京都国立博物館~ブノワ京都~夜の祇園散歩
宿泊:テラス清水京都

【四日目】
朝の清水寺拝観~前田珈琲高台寺店~帰宅

四条大宮駅からローカル線、京福電鉄嵐電)に乗って嵐山へ。

阪急電鉄やJRで嵐山駅に向かう手段もあります。過去記事でなぜか気合いれて地図作ったの思い出した!

過去の嵐山観光の記事

f:id:irukas980:20210105012544j:plain

嵐電の嵐山駅はとても京都っぽい雰囲気。

f:id:irukas980:20210105012649j:plain

たまたまこの期間だけ、駅舎の上層部と屋上をイベントで開放していました。RANDEN GALLERYと銘打って、嵐電の過去の歴史などを写真や資料を踏まえて解説する展示が行われていました。実は創業100年を超えてるんですね、すごい。

f:id:irukas980:20210105012943j:plain

地元の模型ファンの皆さんのご協力?で電車のジオラマも飾られてにぎやかな雰囲気でした。レゴのジオラマも精巧にできてる~。

f:id:irukas980:20210105013147j:plain

こじんまりとしているのですが、当時の写真などは興味を惹きました。

f:id:irukas980:20210105013235j:plain

さらに階段をあがると屋上テラスへ出られます!

f:id:irukas980:20210105013346j:plain

世界遺産天竜寺や・・・

f:id:irukas980:20210105013410j:plain

渡月橋も上から見られます。

f:id:irukas980:20210105013442j:plain

屋上はこんな感じで過ごしやすく整備されてます。

f:id:irukas980:20210105013530j:plain

こちらの屋上も常に開放されているわけではなく、RANDEN GALLERYのイベント期間中だけの限定開放のようでした。次の開放時期は未定のようですね。春とか秋になるのかな。ちなみに、駅の中のお店で何か買い物をして入場券をもらわないと入れない仕組みだったので、駅の中にあった、京都の老舗和菓子店、笹屋伊織で抹茶ソフトを買いました!屋上で食べると一層美味しい気がする。(食べかけ・・・)

周りに高い建物もなくて眺めも良く、ずっと開放してくれたらいいのに

パンとエスプレッソと嵐山庭園

寄ってみたかった、嵐山に新しくできたカフェへ。嵐山駅からは歩いて10分弱ぐらいかな?

f:id:irukas980:20210105013902j:plain

東京で人気のパン屋、「パンとエスプレッソと」が経営する「パンとエスプレッソと嵐山庭園」です。奇をてらった名前ですが、店構えを見てもわかる通り、嵐山に溶け込む外観で、文化財指定の旧邸宅を改装して作ったみたいですね。雰囲気いい感じです。ベーカリーのテイクアウトもあるみたい。

f:id:irukas980:20210105014416j:plain

こんないい感じのところ、みんな放っておくわけないですよね。カフェは待ち人多数で諦めました。またリベンジしよう。

甘かった…

宝厳院庭園(獅子吼の庭)

パンとエスプレッソと の近くにあるのが天竜寺の塔頭のひとつ、宝厳院です。

f:id:irukas980:20210105015046j:plain

こちらのお庭は常時一般公開されていて、見事な回遊式庭園を見ることができます!

f:id:irukas980:20210105015001j:plain

室町時代に作られたんだって!

f:id:irukas980:20210105014855j:plain

石が敷き詰められた、池に見立てた場所かな?

f:id:irukas980:20210105014942j:plain

緑に包まれてなんとも落ち着きます。

f:id:irukas980:20210105015310j:plain

苔に木漏れ日があたって輝いている感じ。写真は伝えられないのが悲しい。

f:id:irukas980:20210105015408j:plain

見事な杉苔。

f:id:irukas980:20210105015504j:plain

小さい秋も見つけました!

コンパクトだけど完璧に整えられていて、見ごたえのある庭園だった

紅葉の季節は夜間ライトアップもしているみたいだね

トロッコ列車保津川下り

続いて向かったのはトロッコ列車です。嵐山にトロッコ?とあまりイメージがつかないですが、渡月橋のかかる桂川は上流のほうは保津峡と呼ばれる渓谷地形になっており、渓谷の間を抜けて上流の町、亀岡までを繋ぐ観光トロッコ列車が運行しているのです。

おすすめは紅葉が美しい秋だそうですが、夏もきっと緑が美しいはず!ということでトロッコに乗ってみます。

なお、本来トロッコに乗って上流に行った後は、保津川下りという、小舟で保津峡の急流を下って嵐山まで戻ってくるというアクティビティとセットで楽しむのがセオリーです。しかし、保津川下りは小さな船で下るため一度に運べる人数も限られており、私たちが保津川下りの乗船所に行ったときにはまさかの2時間待ち、待っていては夕飯の予約の時間に間に合わないという事態に陥ってしまい断念して電車で戻ってくることになりました…。

保津川下りは個人客の場合、予約ができないため、乗船所で切符を買うところで初めて混雑状況がわかるため、繁忙期は私たちのような目に逢うことが十分想定されます。。

調べてみたらどうやらベルトラでトロッコ保津川下りがセットになったプランが販売されてるみたいです。常に催行されているかはわからないのと、京都駅から嵐山までの往復バスも強制的についてきて、小回りは利かなさそうですが、絶対に楽しむつもりなら事前予約もアリかと思いました。

ちなみに冬場はトロッコは運休ですが、保津川下りはコタツ船とかを出して頑張ってるみたいです。

f:id:irukas980:20210105020831j:plain

トロッコ嵯峨駅嵐電嵐山駅からは歩いて10分ちょっと。JRの嵯峨嵐山駅の隣にあります。

切符は現地でも買えますが、本数がそれほどないためホームページで事前予約しておいたほうが無難かも。こっちは予約できます。

f:id:irukas980:20210105020858j:plain

吹き抜けタイプの車両に乗ります。お値段は普通の車両と同じなので、せっかくならこっちですね!

f:id:irukas980:20210105020924j:plain

少し走るとトンネルをくぐって・・・

f:id:irukas980:20210105020943j:plain

一気に風景は山の中です。

f:id:irukas980:20210105021019j:plain

吹き抜ける風が気持ちいい!

f:id:irukas980:20210105021112j:plain

ごつごつした岩と急流。完全に渓谷です。

f:id:irukas980:20210105021149j:plain

丁度保津川下りの船が川を下っていました。船を見かけるたびにみんな手を振って挨拶するのがいいですね!

終点亀岡までは20分ほどの旅です。保津川下りに乗船する場合は、駅の前からバスに乗って乗船所まで移動します、徒歩は厳しい距離。乗船所まで行ったものの、混雑して乗るのをあきらめる場合は乗船所から歩いて10分ほどの距離にあるJR亀岡駅から電車に乗るのがおすすめです。(実体験談)

紅葉の季節だともっとすごかったんだろうなぁ

ちなみに亀岡は明智光秀のゆかりの地が多い場所で、大河ドラマブームに乗っかって光秀公のまちとして観光推進してるみたい。

SnowPeakのカフェとZARAME(でかいわたあめ)

JR嵐山嵯峨駅に戻ってきました。

f:id:irukas980:20210105022601j:plain

疲れたのでお茶でもと駅前通りを歩いていると、なんかキャンプサイトが。

f:id:irukas980:20210105022724j:plain

snowpeak、またおまえか!

snowpeakのトレーラーハウスでグランピングをした記事

f:id:irukas980:20210105023013j:plain

古民家を改装した系の、いまどきな雰囲気でした。中はカフェとsnowpeak製品のショップになってます。

f:id:irukas980:20210105022712j:plain

外でもコーヒーが飲めるということでここでコーヒーを飲むことに。

f:id:irukas980:20210105022932j:plain

向かいには原宿とかで話題(すでに古い?)になっていた、でかいわたあめ屋。

f:id:irukas980:20210105022947j:plain

コーヒーと一緒に食べました。見た目に全振りした、まさに映えの化身って感じ!

味はまぁ、普通のわたあめだよね…

うなぎ屋 廣川

色々やっている間に日も暮れてきて、予約していた嵐山のうなぎの名店へ!

f:id:irukas980:20210105223549j:plain

嵐電嵐山駅からは歩いて5分ほど、観光のメインストリートに突如現れる旅館のような雰囲気のお店。

f:id:irukas980:20210106234527j:plain

以前は観光客で行列だったようですが、いつの間にか完全予約制となっていました。

f:id:irukas980:20210105223640j:plain

雰囲気ある暖簾をくぐると

f:id:irukas980:20210105223810j:plain

お店は1階と2階部分に分かれていて、1階部分はテーブル席がメインです。

f:id:irukas980:20210105223905j:plain

私たちは個室を予約していたので2階の個室席へ。確か個室料が少しかかった気がします。

f:id:irukas980:20210105223954j:plain

まずは単品でオーダーしたうなぎの白焼き。たれをつけずに焼いた、脂ののったうなぎにお醤油をつけて食べます。うなぎの味がダイレクトに楽しめます。

f:id:irukas980:20210105224015j:plain

つづいて、こちらも単品オーダーのう巻き。うなぎを巻いた卵焼きです。うなぎと卵って合うんですね!

f:id:irukas980:20210105224035j:plain

来ました!頼んだのはうな重定食です。こちらのうなぎは関西風ではなく関東風。

鰻のさばき方が関東では背開き、関西だと腹開きという違いがあり。また、関東風は蒸してから焼く、関西ではそのまま焼く、という違いがあるんだって。

定食はうざくと鯉の洗いもついてきました。

f:id:irukas980:20210105224055j:plain

うな重は定番の感想になってしまうけど、皮はパリパリ、身はふっくら、臭みもなく美味しいうなぎでした。

f:id:irukas980:20210105224238j:plain

少し早いごはんを食べ終わって外に出てみると、辺りは暗くなっていました。山の向こうがかすかに夕焼けが残ってぼんやりと明るい。

f:id:irukas980:20210105224323j:plain

夜のライティングが巧くて、高級料亭みたいな雰囲気です。

観光のついでに食べるというよりはここを目的にするようなお店。

雰囲気もいいし、おすすめだね!

嵐山鵜飼

嵐山は基本、夕方5時を過ぎると通りの多くのお店が締まり、お寺も拝観を終了し、観光できる場所はなくなってしまいます。

しかし夏の時期は別。嵐山鵜飼が夜に開催されています!

鵜飼とは、鵜(う)に縄をつけて泳がせ、鮎などの魚を獲らせる漁法です。古事記にも記述があるほど伝統のある手法で、鵜匠の鵜さばきを間近で見学できる観光鵜飼がいまでも全国で行われています。

最も有名なのは長良川ですが、実は全国11か所で観光鵜飼が行われているそうで、京都では普段は嵐山のほかに宇治でも行われてるんだとか。2020年は残念ながら中止になったようですが…

f:id:irukas980:20210105224410j:plain

嵐山鵜飼の受付を目指し川沿いを歩いていると渡月橋のひかえめなライトアップが浮かび上がります。

f:id:irukas980:20210105224636j:plain

そんな中ひときわ目立つ明かりを放っているのが嵐山鵜飼の受付でした。夜に一日2便行われるうえ、見物船はたくさん出るので思ったより人数に余裕はありそうですが、結構にぎわっていたので直前だと乗れるか怪しいかも。事前予約は不可です。

受付所は渡月橋よりもやや上流にあり、右岸、左岸のどちらにもありました。

f:id:irukas980:20210105225125j:plain

乗船時間になると見物船に乗り込み川の中心まで移動し、鵜飼船の登場を待ちます。

f:id:irukas980:20210105225202j:plain

見物船はこんな感じで一列に繋がれます。遠くに赤く見えるのが鵜飼船ですね!

f:id:irukas980:20210105224658j:plain

鵜飼船はイカ釣り漁船のように松明を燃やして水面を明るく照らし、集まった魚を鵜が確保するようなスタイルです。実際には松明は魚を集めるのではなく、鮎の鱗に光を反射させて鵜の捕獲を助ける役割だそうですが(Wikipedia調べ)

f:id:irukas980:20210105224803j:plain

いけるんかいけるんかー、もぐれもぐれー、とか鵜匠の威勢のいい掛け声と鼓を鳴らす音が混じってお祭りのようなにぎやかさです。

f:id:irukas980:20210105224905j:plain

鵜匠は6匹?の鵜の手綱を引きながら鵜をさばき、鵜が魚を捕まえたら素早く引き寄せて鵜の喉に挟まっている魚を吐き出させて、再び魚を獲らせに行かせます。よく手綱が絡まらないなぁ…すごい。

鵜が魚を獲って、それを鵜匠が吐き出させるとわーっと歓声があがりました!

鵜が魚をペッと吐き出すところは一瞬なので見逃さないように!

f:id:irukas980:20210105225427j:plain

途中で若干の休憩時間があり、すかさず商売船がおでんとか、団子を売りに来ます笑

みたらし団子を買ってしまった。

f:id:irukas980:20210105224959j:plain

鵜の喉を縄で緩く締めてあり、魚が喉でひっかかるようになっているそうです。

回収した魚たちは、後で鵜たちに平等に分け与えるんだとか。こう見えて歩合制じゃなかったんですね…。よく見るとさぼってる鵜がいるのが笑いを誘います

こんな感じの話を見物船の船頭さんがしてくれるので、飽きずに楽しめます。

京都らしい、風流な見世物だった

夏に嵐山を訪れたなら行く価値ありだと思う

f:id:irukas980:20210105223529j:plain

ちなみに日中はこの辺りは手漕ぎボートが密集してます。多すぎてシュールに見えますが、これはこれで風流?笑

夜の嵐電嵐山駅

鵜飼を終えて、嵐電に乗って四条大宮に戻ります。

f:id:irukas980:20210105225629j:plain

嵐山駅も素敵なライトアップが。

f:id:irukas980:20210105225700j:plain

キモノフォレストというイルミネーションエリアがあります。幻想的ですね。

f:id:irukas980:20210105225724j:plain

楽しかった。

宿泊:ホテルエムズプラス四条大宮

四条大宮の駅前にあるビジネスホテルに宿泊です。

f:id:irukas980:20210105225939j:plain

こちらもつい最近できたところのようで、フロントもとても今時のデザイン。

f:id:irukas980:20210105230006j:plain

大浴場はないのが残念。

f:id:irukas980:20210105230030j:plain

新築のホテルだそうで、リノベにはない新しさがあります。

f:id:irukas980:20210105230102j:plain

泊まったのは和室ツインルーム。必要十分な設備です。

f:id:irukas980:20210105230129j:plain

朝食は昨今の事情も踏まえ、市販のパンが並べられていました。これはこれでまぁ。

嵐山は思った以上に観光の選択肢が多かった

夏は鵜飼、冬はライトアップで一日中楽しめる、まさに京都を代表する観光地!

他の京都観光の記事

2020年9月 京都【1/4】祇園にある老舗天ぷら屋、圓堂で絶品の天ぷらコースランチをいただく!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年9月の京都の旅の思い出です。

旅の全行程

嵐山のトロッコ・鵜飼見学をメインに、京都の各地でおいしいものを食べる旅になりました。

【一日目】
祇園圓堂でお食事
宿泊:アーバンホテル京都四条プレミアム

【二日目】
まるき製パン~宝厳院~トロッコ~うなぎ廣川~嵐山鵜飼見学
宿泊:ホテルエムズプラス四条大宮

【三日目】
東華菜館~祇園お散歩~三十三間堂京都国立博物館~ブノワ京都~夜の祇園散歩
宿泊:テラス清水京都

【四日目】
朝の清水寺拝観~前田珈琲高台寺店~帰宅

この時期は一泊2,000~3,000円ほどとビジネスホテルの宿泊料がとにかく格安で、気が付けば全泊ビジホになっていた。。

天ぷら 祇園圓堂

天ぷらというと江戸のイメージが強いですが、京都にも圓堂という老舗の天ぷら屋さんがあります。

f:id:irukas980:20210103002102j:plain

新幹線の京都駅のホームにも看板が…!

これはどことなくインバウンド向けっぽい看板ですが、明治期に創業したという、100年を超える老舗みたい。

f:id:irukas980:20210103000704j:plain

場所は祇園八坂通という、有名な五重塔八坂の塔)からまっすぐに伸びる通りにあります。電車で行くと最寄り駅の祇園四条から15分ほどかかり、京都駅からだと祇園四条までも乗り換えが必要だったためタクシーで京都駅から直接行きました。確か1,500円ぐらいだったかな。

f:id:irukas980:20210103000645j:plain

ホームページだと道路を挟んで本邸、南邸、西邸の3つに分かれて記載されていますが、建物は確かに分かれているものの実質的には1つのお店です。

それぞれの個室の大きさだったり、カウンターの空き状況を考慮しながら予約人数に応じて振り分けられるようです。本邸が良いとか、希望があれば伝えるとよいかも。ちなみに南邸も本邸も写真を撮っていませんが、本邸と同じような和風な見た目です。

私たちは本邸のカウンター席になりました。

f:id:irukas980:20210103000626j:plain

中はこんな感じ。カウンターの中では天ぷらを揚げる場所があり、まさに目の前で揚がった天ぷらを一品ずつ提供してくれるコース仕立てです。

税サービス料等込みでお昼はだいたい6,500円から、夜は12,000円からみたいですね。

お昼の一番安い「」コースをいただきました!一休から予約すると同じお値段で乾杯用のシャンパンが一杯つきました。

f:id:irukas980:20210103000733j:plain

先付けのゴマ豆腐だったかな?

f:id:irukas980:20210103000750j:plain

まず名物のとうもろこしの天ぷらです。衣がサクサク、中のとうもろこしは甘くておいしい!

f:id:irukas980:20210103000808j:plain

続いてえびのすり身のかまぼこだったかな?これもサクサク。

f:id:irukas980:20210103000827j:plain

えびが2尾。

f:id:irukas980:20210103000844j:plain

えんどう豆のコロッケ。こちらも名物らしい。ほくほくでした。

f:id:irukas980:20210103000902j:plain

えびの詰め物をしたしいたけ。

f:id:irukas980:20210103000921j:plain

なんだっけ・・・笑

f:id:irukas980:20210103000943j:plain

たぶん銀杏。

f:id:irukas980:20210103001000j:plain

あゆ1匹です。直立してる・・・。頭の部分は固いしえぐみがあるのであまり好きではないのですが、これは丸ごとおいしく食べられました。

f:id:irukas980:20210103001019j:plain

万願寺とうがらし京野菜のひとつですね。

f:id:irukas980:20210103001038j:plain

たぶん白身魚

f:id:irukas980:20210103001058j:plain

お口直しのサラダです。上に載っているのがさつまいものパリパリ揚げみたいなやつで天ぷら屋さんらしい一品でした。 

f:id:irukas980:20210103001143j:plain

最後はかきあげ天丼です。甘辛いたれでご飯がすすむ・・・

f:id:irukas980:20210103001205j:plain

最後はグラニテでした。何味だったかな。

次から次へと揚げたての天ぷらが出てきて、どれも衣の付き具合、揚げ具合が絶妙なのはもちろんのこと、品数も多くボリュームたっぷりだったにもかかわらず後味が全然脂っこくない!非常に美味しい天ぷらでした。

自分の中で美味しい天ぷらのハードルが明らかに引き上げられた気がする

こんな美味しい天ぷら食べてしまうと、普通の天ぷらで満足できなくなってしまうのが欠点か…

宿泊:アーバンホテル京都四条プレミアム

用事を済ませて本日の宿へ。

f:id:irukas980:20210103001304j:plain

最近できたきれいなビジホです!

阪急大宮駅から歩いて5分ぐらい、繁華街からはちょっとだけ外れた場所ですが、堀川通という大通りに面しているので場所もわかりやすいです。

f:id:irukas980:20210103001321j:plain

お部屋は普通のツイン。

大浴場もついていて、チェックアウトも11時という優良ビジホだった

朝食は今回つけなかったけど、1階にあるレストランもきれいで良さげ

まるき製パン所

翌朝、嵐山に向かうのですがその前にホテルの近くにある評判のパン屋さんで朝ごはんを買っていきます。

f:id:irukas980:20210103001635j:plain

まるき製パン所はベーカリーというよりはパン屋さんって表現がぴったりです。

f:id:irukas980:20210103001654j:plain

並んでいるのは観光客というよりは地元民の人が多いところもポイントですね。これは朝10時ぐらいの様子。

f:id:irukas980:20210103001714j:plain

パンはどんどん焼かれていますが、欠品がかなり多いので、その時あるものを買う感じです。中でもコッペパンが評判で、焼き上がりを待つ人も結構いました。

昔懐かしい味つけですが、しっかりと作られていて人気があるのもうなづけます。早朝から営業しているので、四条大宮周辺のホテルに泊まったら朝食をつけずにパンを買って食べるのもいいかもです!

f:id:irukas980:20210103001734j:plain

ちなみにめっちゃ住宅街の中にあります。駐車場は一応あるものの期待できる数は無いので、地元の人は店の前でパンを買う人だけ降ろして、少し離れた場所に路駐して待っているパターンが多かったです。車で行くならあらかじめ近くのコインパーキングを探したほうがよさそうかな。

京都は全国的にもパンの消費量が多いけど、まるき製パン所を見ると、まさに市民の生活に根差してる感じ

次は四条大宮駅から京福電鉄嵐電)に乗って嵐山へ。宝厳院の美しい庭園やトロッコに乗って保津峡の渓谷美を堪能したり、夏限定の鵜飼見学、おいしい鰻の名店で嵐山を満喫します!

見返してみたら全ブログ記事の約1割が京都旅行の記事でした。

2021年に行きたい国内のホテル・旅館まとめ 15選

あけましておめでとうございます、しろいるかです
元日ということで、今年旅行で行ってみたいなぁというお宿を自分用にまとめてみたいと思います

今回は、一度も泊ったことがないが今後泊まってみたい宿に対象を絞って、各地域でいくつかあげてみたいと思います。もちろん行ったことがないので、お写真はお宿のホームページから拝借させていただきました。

お宿の評価は温泉に主眼を置きがちなので、必然的に温泉宿が多くなってしまったかも。お宿のお値段は一泊二食付きで2名1室が前提で書いています。

坐忘林(北海道 ニセコ

f:id:irukas980:20210101171130j:plain

f:id:irukas980:20210101171142j:plain

f:id:irukas980:20210101171243j:plain

北海道のニセコにある、全室かけ流し露天風呂つき、全15室の小さなお宿。

各部屋にある大きな露天風呂でニセコの森林を眺めていたら癒されそう…!お食事もとても美味しそうです。

お値段は時期によりますがだいたい7~8万ほど。

泊まれる日は来るのだろうか

地の涯(北海道 知床)

f:id:irukas980:20210101172136j:plain

f:id:irukas980:20210101172145j:plain

北海道のまさに地の果て、知床にある秘境のお宿。冬季休業で営業は春から秋にかけてのみらしいです。

お部屋にもよりますが、だいたい1泊2万ぐらいみたい。むしろここまで行くほうが大変そう。

ターコイズブルーやエメラルドに変色するという源泉がかけ流されたお風呂に入りたい!

夏瀬温泉 都わすれ(秋田県 田沢湖周辺)

f:id:irukas980:20210101172838j:plain

秋田県の角館や田沢湖に近い、乳頭温泉郷にも近いあたりにある、わずか10室の温泉旅館。このスイートの客室露天の写真を見て、これはぜひ行ってみたい…!この解放感溢れる湯舟につかったら気持ちいいだろうな~。

お値段は全室客室露天付きで、スイートだと一泊4万ちょっと。普通のお部屋だと3万ちょっとです。

夏場は虫が多そうだし、それ以外の季節がベストシーズンかな?

国見温泉 石塚旅館(岩手県 雫石町

f:id:irukas980:20210101173641j:plain

f:id:irukas980:20210101173649j:plain

岩手県雫石町にある、温泉好きからは有名だというお宿。緑色のお湯が特徴的で、温泉好きなら一度は入らないと!みたいな感じらしい。こちらも冬季休業なので宿泊できるのは5月から11月ごろまで。お値段は1万円ほどとリーズナブルです。

秘湯を巡る旅もしたい。秘湯の中ではメジャーなんだろうけど乳頭温泉郷とかも一度も行けていない…

赤倉観光ホテル(新潟県 妙高高原スキー場隣接)

f:id:irukas980:20210101174234j:plain

f:id:irukas980:20210101174244j:plain

f:id:irukas980:20210101174500j:plain

新潟県妙高高原スキー場に隣接するホテル。スキー場隣接でありながら温泉にこだわっていて、雲海を見ながら入れる露天風呂や、絶景の客室露天に入ってみたい。

レストランも洗練されているようで、ホテルの上質さと温泉の良さの両方を楽しめそう。お部屋はバリエーション豊富で、露天風呂付だと3~4万ぐらいします。

スキー重視派のためか、お安く泊まるならシングルのお部屋なんかも用意されてるみたい

評価も高いし気になるお宿

高峰温泉(長野県 アサマ2000スキー場隣接)

f:id:irukas980:20210101175139j:plain

f:id:irukas980:20210101175150j:plain

標高2000メートルの雲上の露天風呂が名物。日帰り入浴をやっているけど、このお風呂に入れるのは宿泊客だけみたいなので、宿泊して入ってみたい!

お値段は1万5000円ほど。

スノーシーズンは車で直接いけないので、スキー場から雪上車で送迎してもらうという変わった体験もできるみたい

まさに秘湯だ

大島温泉ホテル(東京都 伊豆大島

f:id:irukas980:20210101175731j:plain

f:id:irukas980:20210101175824j:plain

伊豆大島には日本唯一の砂漠があるらしい。(鳥取砂丘砂丘!)

そして伊豆大島で唯一源泉かけ流しの大浴場のあるこちらのホテルに宿泊して伊豆大島観光をしたいな!

プランにもよるけど一番安いお部屋なら1万ちょっとで宿泊できそうです。

露天風呂ではないけど、源泉を引いた内湯のあるお部屋もあるみたい

離島の温泉ってなんだかワクワクするね

金乃竹 仙石原(神奈川県 箱根)

f:id:irukas980:20210101180542j:plain

f:id:irukas980:20210101180550j:plain

箱根の仙石原にある高級旅館。全11室に客室露天がありますが、白濁の硫黄泉を客室露天でかけ流している貴重な旅館です。

写真の客室露天は金乃竹スイートのお部屋みたい。客室露天をお部屋の間取りの真ん中に据えているという、まさにお風呂を楽しむためのお部屋!泊まってみたい…。

お値段は金乃竹スイートだと6万ほど、一番安いお部屋だと4万ぐらいみたい。

客室露天で硫黄泉は管理が大変そう

竹林庵みずの(静岡県 熱海 網代温泉

f:id:irukas980:20210101181243j:plain

f:id:irukas980:20210101181257j:plain

熱海の少し南、網代温泉の高台に位置する全14室の温泉旅館。かけ流しの客室露天からの眺望が抜群に良さそうで、これは風が強くない夏場とかにぜひ泊まってみたい!

写真は見晴らしというお部屋の客室露天。ちょうど中間クラスのお部屋で、4万円ほど。一番安いお部屋だと3万を切って泊まれるみたい。

網代温泉は熱海と違って、茶褐色に濁った源泉のお宿がいくつかあるみたいだね

アマネム三重県 伊勢志摩)

f:id:irukas980:20210101183525j:plain

f:id:irukas980:20210101183537j:plain

有名なアマンの経営する伊勢志摩にあるホテル。写真は一番安いスイートのお部屋だけど、それでも一部屋で20万以上!

英虞湾を見渡せる絶景のお部屋とお風呂。もちろんお部屋だけでなくプールや温泉などのホテル施設も完璧っぽい。何か記念とか、そういうときにいつか泊まれたらいいな。

あこがれの宿

伊根の舟屋 雅(京都府 奥伊根温泉)

f:id:irukas980:20210101182125j:plain

f:id:irukas980:20210101182139j:plain

京都府天橋立のさらに北にある伊根の舟屋にある一棟貸しのお宿。船の格納庫と家屋がセットになっており、湾にせり出した独特の形状が特徴の舟屋を改装してお宿に仕立てており、近くにある油屋という温泉宿が経営しているからか、運び湯ですが温泉の客室露天が楽しめる!舟屋の宿泊体験と、海抜0メートルのお風呂に入るという一石二鳥が楽しめそうなお宿。

宿泊は素泊まりプランだけで、2万円ほど。夜ごはんは舟屋群の中にある小料理屋みたいな場所で食べるのもまた良さそう。

こういう地域独特の建築物に泊まりたい

碧き島の宿 熊野別邸 中の島(和歌山県 那智勝浦)

f:id:irukas980:20210101214744j:plain

f:id:irukas980:20210101214757j:plain

モルディブのように一島一リゾート…とまでは言わないけど、小さな島にこのホテルのみがあるという贅沢なホテル。温泉がとにかく評判で、豊富な湯量をかけ流した硫黄泉というのはもちろんのこと、この絶景!

客室露天のついているお部屋もあるみたいだけど、大浴場がこのすばらしさだったらなくてもよいかも。一番お安いお部屋でも一泊3万ちょっとと良いお値段します。

専用の船でホテルに行くって特別感があるのが良いね

こういう宿に泊まってみたい

祖谷温泉(徳島県 祖谷渓谷)

f:id:irukas980:20210101184819j:plain

f:id:irukas980:20210101184812j:plain

徳島県祖谷渓の中にある秘境の温泉宿。特徴はなんといっても谷底にある露天風呂までケーブルカーで行くという体験ができること!お湯ももちろんかけ流しみたい。

客室露天のあるお部屋もあり、そちらでは高台から温泉につかって渓谷美を楽しめるみたい。

一番安いお部屋だと2万ちょっと、客室露天のお部屋だと3万5000ぐらいはしそう。

ケーブルカーに乗って温泉に行く体験だけであれば、なんと日帰り入浴を受け付けてくれているようなので、それで様子見するのもありかな?

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ(大分県 別府)

f:id:irukas980:20210101202150j:plain

f:id:irukas980:20210101202219j:plain

2019年に別府にできたインターコンチネンタルホテル。外観や内観はスタイリッシュなラグジュアリーホテルだけど、なんと大浴場があって素晴らしい眺望の露天風呂が楽しめるみたい。

クラブフロアだと客室露天もついてて、贅沢な時間が過ごせそう。もちろん、お値段も贅沢な感じで普通のお部屋で3万以上、クラブフロアで6万以上はしそう。

ホテルのラグジュアリー感と良質な温泉の両立を実現

ANA BEACH GRAMPING in 沖縄(沖縄県 本島 ※伊江島

f:id:irukas980:20210101205042j:plain

ANAが手掛けるグランピングツアー。沖縄本島からフェリーで30分の伊江島というところで、1日1組だけのグランピングができるみたい。沖縄のビーチ沿いでグランピングをしてみたいな…。

ANAの飛行機+ホテルのダイナミックパッケージで予約することしかできないみたいだけどどのみち沖縄には飛行機で行くからあんまり問題ないか。

試しに3月ぐらいで検索をしてみたら、往復航空券と、グランピング一泊がセットで6~7万円だった。ハイシーズンだともっとお値段はあがりそう。

南の島でグランピングは夢。ただ雨だった時が怖い…

 

他にもいろいろ行きたいところはあるけどきりがないのでここらへんで終わります。

今年は良い年になるとよいですね!楽しく旅行ができますように。

まだまだいけていない、国内を巡るぞ!

海外もまたいつか、行けるといいね!

2020年8月 熱海伊豆【3/3】「赤沢迎賓館」泊 日本唯一の濃縮海洋深層水かけ流しの客室露天が素晴らしい宿

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅、熱海の後は伊豆高原駅まで行き、赤沢温泉で2泊しました。

熱海温泉の観光スポットやお店紹介記事

熱海温泉の観光スポットやお店紹介記事

伊豆高原駅

熱海駅からはだいたい普通電車に揺られて1時間弱で到着。電車によっては途中の伊東駅で乗り換えが必要になるものもあるようなので注意です。

f:id:irukas980:20201206215326j:plain

進行方向左側の車窓からはたまに海が見えます。

f:id:irukas980:20201206215422j:plain

駅の周りは観光地っぽいのかなと思いきやそんな感じでもなく、静かな雰囲気です。伊豆高原は車で来る人が多いのかもしれないですね。

赤沢温泉への無料送迎バスはやまも口(南口)側から出ていました。

赤沢温泉郷とは

さて、本日宿泊する宿があるのは赤沢温泉。ここは、なんとあの化粧品で有名なDHCが経営する温泉リゾートなのです。

赤沢温泉郷といっても旅館はDHCが経営する赤沢迎賓館赤沢温泉ホテルの2か所だけです。いわゆる本来の意味で使われる温泉郷とは意味が異なって、DHCが経営する温泉リゾート全体の名前みたい。

今回は赤沢迎賓館のほうに宿泊しましたが、2泊して施設全体を満喫したので一つずつ紹介したいと思います!

 出典:赤沢温泉郷ホームページ

f:id:irukas980:20201206223320j:plain

ちなみに送迎バスはすべての施設を周ってくれるので安心。

この地図は実際とは縮尺が少し違っていて、ビストロ赤沢伊豆高原赤沢温泉ホテルの間は1Km近く距離があり、歩くと10分はかかるので大変です。

赤沢迎賓館~ビストロ赤沢伊豆高原までは一つの施設って感じで十分徒歩範囲だった

赤沢温泉ホテルおよび日帰り温泉館側へ移動するには送迎バス利用が現実的かな

赤沢迎賓館

f:id:irukas980:20201206220327j:plain

夜の写真しか撮っていなかったけど、立派な門構えです。

f:id:irukas980:20201206220600j:plain

ちょっとわかりにくいけど車寄せのところ。竹が植えてあり高級感が出てます。

f:id:irukas980:20201206220623j:plain

迎賓館って名前を付けるのはなかなかすごいと思う。

f:id:irukas980:20201206220704j:plain

建物は2階建てです。中庭を望む広い窓で解放感のあるつくり。

f:id:irukas980:20201206220731j:plain

ここでチェックインしている人もいました。

f:id:irukas980:20201206221201j:plain

フロント兼ロビーのような場所。なんだか迫力のある絵が飾ってありました。豪華絢爛な雰囲気です。

f:id:irukas980:20201206221226j:plain

奥にはガラス張りの調理場があり、何人ものシェフの人たちがせっせと夜ご飯の仕込みをしていました。

f:id:irukas980:20201206221339j:plain

調度もこだわっているようで、これは西陣織の壁掛けなんだとか。

f:id:irukas980:20201206221129j:plain

お部屋に行く途中にはマッサージ器とかが置いてある談話室っぽい場所。

f:id:irukas980:20201206220504j:plain

お部屋はすべて同じ作りの14室+特別室1室の15室のみなのに館内はゆったり広々としたつくりになっていて、宿泊客とはほとんど逢いません。

赤沢迎賓館(お部屋 ゆり)

私たちが泊まったお部屋は2階のゆりというお部屋でした。1階部分だと庭園に面しているようでそっちをリクエストしていたけどしょうがない。

f:id:irukas980:20201206220819j:plain

お部屋には全部お花の名前がついているみたい。

f:id:irukas980:20201206221854j:plain

お部屋に入ったところにある置物のライティングがかっこよすぎた。

f:id:irukas980:20201206221913j:plain

お部屋は小上がり的になっているベッドルームと、和室の2部屋ですが、全体では70㎡ほどの広さでとてもゆとりのある空間になっていました。細部までこだわりが感じられるつくりで、写真をきっちり撮っていないけど欄間の装飾や、和紙を使ったベッドルームの仕切など、随所に高級感が伝わってきます。

f:id:irukas980:20201206221947j:plain

洗面台はダブルシンク。地味にありがたかったりします。

f:id:irukas980:20201206222047j:plain

すごいのがこのDHC関連アメニティの量!女性用は一通りの基礎化粧品はもちろん、リップクリームやフェイスパックが、なんと市販の製品まるごとアメニティになってます。ついお値段計算していくと定価ベースでこれだけで1万円超えてる・・・

男性用は女性用よりは少な目ですが、育毛剤なんかもありました。

さらにこれ、初日にさっさと袋にしまっておいたところ、連泊の清掃の際に全く同じアメニティがセッティングされていました。たぶん、袋にしまっていなくても普通にもう1セットもらえるのだろうけど…

まさかもう1セットいただけるとは思っておらずとにかくビックリ

自分で使っていますが、なかなか使い心地は良いです!

f:id:irukas980:20201206222112j:plain

お風呂は手前にシャワールームがあって、奥に露天風呂があります。

f:id:irukas980:20201206222014j:plain

アメニティの量やらに興奮冷めやらぬ中、とりあえずお茶を用意していただいて落ち着きました。羊羹もおいしかった。

f:id:irukas980:20201206220220j:plain

和室のほうも、磨かれたテーブルに映り込む緑が素晴らしいです。というかこれって京都の瑠璃光院みたいですね。

完全に一致

f:id:irukas980:20201206221417j:plain

ウッドデッキには露天風呂があります。シャワールームからだけでなく和室からもダイレクトに行けます。

f:id:irukas980:20201206222154j:plain

この露天風呂もとても広い!タテの長さはそこまででもないですが、横にとても長く、足を伸ばしても全然届かない。3メートル近くある気がする。

f:id:irukas980:20201206222229j:plain

2階のお部屋は庭園に面していないものの、隣のほうにさえぎるものがないので広がりがあります。これはこれで良い!

f:id:irukas980:20201206221558j:plain

夜になると雰囲気が出ます。

f:id:irukas980:20201206221740j:plain

忘れてはならないのがこちらのお湯、温泉ではありません。しかしただの沸かし湯でもなく、DHC特製の濃縮海洋深層水が贅沢にもかけ流しされてます!

海洋深層水とは、つまりは海の深いところから採取した海水で、通常の海水に比べミネラルなどが豊富に含まれているみたい。ここではそれを濃縮したものを利用しており、含まれる成分も濃くなり、とくに塩分濃度が非常に高いのが特徴として感じられます。

通常の海水の塩分濃度がだいたい3%ちょっとぐらいらしいのですがここでは5%ほどとなっていて、入ると強い浮力を感じます。露天風呂で力を抜くとプカプカと浮ける、浮遊感が味わえるのはたぶん日本でもここだけな気がする。

お湯ざわりは若干ベタつきますが気になるほどではなく、無色無臭の温泉よりもむしろ温泉らしいような、最初温泉じゃないと聞いて残念だったのですが、帰るころにはむしろ温泉よりも濃縮海洋深層水で良かったと思うほど気に入りました!

温泉好きでもきっと満足できるお湯

f:id:irukas980:20201206221535j:plain

お外の木々もいい感じにライトアップされていて幻想的です。強い光で虫寄せの効果もあるのか、周りは木々に囲まれているのに夕方~夜になっても気になるほど虫もおらず快適に過ごせました。

f:id:irukas980:20201206221457j:plain

カワイイ蚊取り線香も用意されていて、夜のターンダウンの際に灯してくれます。これも効いていたのかも。

赤沢迎賓館(大浴場)

f:id:irukas980:20201206220857j:plain

大満足のお部屋のお風呂でしたが、大浴場もあります。

f:id:irukas980:20201206220945j:plain

男女ともに24時間使えます。

f:id:irukas980:20201206221040j:plain

大浴場も温泉ではなく海洋深層水が使われています。ただしこっちはかけ流しではなく循環との併用式になっていました。また、濃縮なのはお部屋の海洋深層水だけだそうで、浮力が違います!お部屋のお風呂と浮き具合を比べてみると楽しい。

あと、忘れてはならないのが広くてきれいなサウナもバッチリ完備されていて、これも素晴らしいポイントでした!

赤沢迎賓館(夜ごはん)

こちらの夜ご飯はお食事処でいただく形。会席料理のコースです。

f:id:irukas980:20201206224530j:plain

このお盆のうえにお料理が運ばれてきます。

f:id:irukas980:20201206224558j:plain

本日のお料理表。途中にお口直しがあり、その後に炊き合わせが来るというあまり見ない順番でした。

f:id:irukas980:20201206224620j:plain

一皿目はアミューズの海鮮のゼリー寄せ的なもの。ソースの味付けが素晴らしかった。

f:id:irukas980:20201208225744j:plain

続いて前菜。お酒に合いそうな濃いめの味付けですが、ぱくぱく食べれてしまう。

f:id:irukas980:20201206224643j:plain

汁物。玉蜀黍仕立てって何かわからなかったけど、とうもろこしって読むんですね!

f:id:irukas980:20201206224703j:plain

お刺身。身もぶあつく新鮮なおさかなだった。

f:id:irukas980:20201206224734j:plain

焼き物。ちょっと写真が暗くなってしまったけど魚とお肉のよくばりセットで満足。

f:id:irukas980:20201206224757j:plain

お口直しのグラニテ。シャーベットなのに濃厚なトマトの味。

f:id:irukas980:20201206224816j:plain

炊き合わせ。あっさりとしたお味のお皿で、締めにもっていく感じ。

f:id:irukas980:20201206224849j:plain

最後のごはん。あなごの炊き込みご飯が美味しくてお替りしてしまった。

f:id:irukas980:20201206224912j:plain

デザートは何だったかな。お味は忘れたけど手の込んで作ってある感じのアイスとフルーツ。ちょうどいい量だった。

お料理は全体的にどれも安定して美味しいものでした。大満足!

連泊しましたが、夜ご飯を付けたのは2日目だけ。初日は後述するビストロで食べましたが、二日連続こちらでいただいても、きっと和食に飽きることなくおいしく食べられたと思います。

赤沢迎賓館(朝ごはん)

朝ごはんも夜ご飯と同じ場所です。個室になっています。

f:id:irukas980:20201206225005j:plain

朝はお庭を眺めながら。

f:id:irukas980:20201206225027j:plain

本格的に食べる前に梅干しをいただくと胃が活発になるらしい。が、とにかくすっぱい!!

これは活発になるわ

f:id:irukas980:20201206225112j:plain

お野菜。十分すぎるほどの量ですがどれも新鮮。

f:id:irukas980:20201206225052j:plain

お漬物も大量。京都から取り寄せているお漬物らしい。どこのお店のものだろう?

f:id:irukas980:20201206225204j:plain

白ご飯とごはんのお供セット。最初のごはんの量では圧倒的に足りない…!もちろんおかわりできます。

f:id:irukas980:20201206225225j:plain

さらに干物がついてきます。4種類ぐらいから選べるのですが、せっかく伊豆なのでキンメダイを選びました。脂がのっていておいしい!

f:id:irukas980:20201206225255j:plain

こっちはなんだったか忘れましたがおいしいやつです。

f:id:irukas980:20201206224447j:plain

二日目の朝食も最初に梅干しからの大量のお野菜、漬物は同じでしたがごはんのお供セットの内容が全く違っていました。やっぱりご飯をがっつり消費できるラインナップです。

f:id:irukas980:20201206224507j:plain

食後はコーヒーとフルーツでゆっくり。

ビストロ赤沢伊豆高原

プランによっては夜ご飯がついていないものもあり、その場合はたいていの場合こちらのビストロでいただくことになると思います。私たちもそうしました。

f:id:irukas980:20201206225431j:plain

赤沢迎賓館からは歩いて5分ちょっとの距離。

f:id:irukas980:20201206225500j:plain

夏祭り?のようなにぎやかなライトアップの予兆が。

f:id:irukas980:20201206225522j:plain

外観は和洋折衷な感じ。

f:id:irukas980:20201206225841j:plain

遅めに入って、食べ終わった後に写真を撮ったのでほぼ誰もいませんでしたが、食べているときは適度に人がいました。

f:id:irukas980:20201206225947j:plain

内装はいい感じのモダンさです。

f:id:irukas980:20201206225634j:plain

ビストロなのでやっぱりワインなのかな?ということでワインを頼んでみました。

f:id:irukas980:20201206225654j:plain

アラカルトで頼んだのはまずカルパッチョ。思ったより小さかった笑 けどお魚はプリプリだった。

f:id:irukas980:20201206225714j:plain

こちらはチーズグラタン的なやつ。ややエスニックな味付けで好みだった気がする。

f:id:irukas980:20201206225734j:plain

たまたまニクの日だったみたいで、お肉が安かったのでステーキ。

f:id:irukas980:20201206225802j:plain

ピザ窯もあったのでシーフードピザを頼みました。カリカリでいい感じだった!

f:id:irukas980:20201206230538j:plain

立派なピザ窯でした。

f:id:irukas980:20201206230448p:plain

カウンターで食べるのもおしゃれですよね、少しハードルを感じてしまいますが…。

5,000円からのコース料理もあったのでしっかり食べるならそちらでも良いかも。お酒1杯と、やや少なめのアラカルトの注文で1万いかないぐらいでした。

赤沢迎賓館は夜も朝も和食なので、連泊するときはこっちで気分を変えても良さそうですね!

f:id:irukas980:20201206230627j:plain

なぜか敷地内で手持ち花火が楽しめる場所があって、花火セットもビストロ内で売っており、思わず花火を楽しんでしまいました。

線香花火の写真がいい感じで撮れた!

赤沢ボウル

赤沢温泉郷にはボーリング場も併設されてます。

f:id:irukas980:20201206225403j:plain

武家屋敷かと思うような雰囲気の場所にある、

f:id:irukas980:20201206223921j:plain

ボーリング場とは思えないような感じの建物が赤沢ボウルです。ただ、中に入るととても普通のボーリング場でした。

赤沢迎賓館宿泊者のみ、こちらの個室を利用することができるらしく、その個室が豪華だというので気になってボーリングを久しぶりにやってみることに。

f:id:irukas980:20201206224050j:plain

これが個室です。

えっ、広くない…!?

f:id:irukas980:20201206224131j:plain

これ、完全に大人数で貸し切りで楽しむやつだ。

f:id:irukas980:20201206224154j:plain

司会用のブースまであります。バブリーですね。周りで雑音が一切しない広い空間で、二人だけでボーリングをするという不思議な体験でした。

迎賓館に泊まったなら個室ボーリング、試してみるのもおすすめです笑

赤沢スパ

DHCといえばやはり健康面も忘れてはいけないです。

f:id:irukas980:20201206223945j:plain

こちらの赤沢スパも、迎賓館宿泊のプランによっては無料で利用することができます。

中は水着を着て楽しむエリアになっていて、海洋深層水を使ったプールでエクササイズしたり、泥パックが楽しめるスチームサウナなどがあってなかなか面白いです。迎賓館の宿泊プランに入っていれば、水着やタオルなども無料で何度でも借りられるので、手ぶらでも気軽に行けました。おまけに迎賓館からは内部で繋がっているので外に出る必要もありません。

f:id:irukas980:20201206224219j:plain

中にはDHC直営のショップがあったり。こんなにいろいろ製品あったんだ…。

f:id:irukas980:20201206224241j:plain

マッサージエリアも。

健康になれた感じ!

赤沢フィットネスクラブ

こちらはフィットネスマシンが一式揃っているフィットネスクラブ。赤沢スパの隣にあります。

f:id:irukas980:20201206224006j:plain

ここも迎賓館に宿泊していたらトレーニングウェアのレンタルと合わせてすべて無料で使わせてもらえます。手ぶらでOKってのはうれしい。柄にもなくしっかり運動してしまいました。

赤沢温泉ホテル

ここまでは海洋深層水ばかりでしたが、赤沢温泉郷なので、温泉ももちろんあります。

迎賓館宿泊者は、赤沢温泉ホテルのほうにある日帰り温泉施設を無料で利用できました。

f:id:irukas980:20201206230707j:plain

迎賓館エリアと赤沢温泉エリアはちょっと離れていて、徒歩だと10分ぐらいかけて森を抜けていく必要があります。

f:id:irukas980:20201206230734j:plain

赤沢温泉ホテルのエリアは雰囲気が全然違いますね。

f:id:irukas980:20201206230808j:plain

赤沢温泉ホテルはいわゆる大型の温泉旅館の趣きです。

フロントで、迎賓館宿泊者はこちらのお風呂も入れるんですか?と聞いてみたら入れますよ、と言っていただけました。折角なので全部制覇してみることに!

f:id:irukas980:20201206230855j:plain

こちらは屋上展望露天風呂の天穹の湯。

お風呂の写真は撮れないので、ホームページから拝借します。

 出典:赤沢温泉ホテル ホームページ

f:id:irukas980:20201208235233j:plain

景色は抜群ですがちょっと狭いかも。最上階にあるので遠くまで見渡せます。

 出典:赤沢温泉ホテル ホームページ

f:id:irukas980:20201208235430j:plain

こっちが男女別の大浴場です。かけ流し循環併用ですが、塩素の臭いはありません。温泉としては特徴的なお湯ではないですが、海を一望できる眺望がすばらしかったです。

赤沢温泉ホテルのお風呂は、後述する日帰り温泉館をそのまま小ぶりにしたような作りの大浴場ですが、人はこちらのほうが少ないので、日帰り温泉館が混雑しそうな時間帯だったらこちらに入るのも良さそうです。

日帰り温泉

f:id:irukas980:20201206230920j:plain

最後は日帰り温泉施設です。チェックアウト後も利用できたので、最終日にチェックアウトしたあとにのんびり入りました。

f:id:irukas980:20201206230958j:plain

いわゆるスーパー銭湯的な形になっていて、まずはフロントと食堂。

f:id:irukas980:20201206224350j:plain

食堂でややジャンキーな感じのごはんを食べました。上品で美味しいものを食べた後ってなぜかこういうパンチの効いた味のものが欲しくなる…私たちだけかな?

出典:赤沢日帰り温泉館 ホームページ

f:id:irukas980:20201209000017j:plain

こちらもとにかくひらけた眺望がウリのお風呂。お風呂につかりながら水平線まで見られるこのロケーションは思った以上に素晴らしいです!赤沢温泉ホテルと同じように循環かけ流し併用のようですが塩素臭もしません。

サウナもあって、ここで外気浴してクールダウンすると最高だった・・・

f:id:irukas980:20201206231037j:plain

お風呂に入りながら夕日も眺められる位置なので、夕日の時間を狙って来るのも良さそう。

f:id:irukas980:20201206231056j:plain

赤沢温泉郷はどの施設も大満足の場所でした。とりわけ迎賓館の客室露天は素晴らしかったです。また来よう!

連泊したのも満足感が高いね

限られたお金や時間を考えるとつい色んな宿に泊まろうとしちゃうけど、連泊するのもいいな、と思った

2020年8月 熱海伊豆【2/3】「ゆとりろ熱海」泊 グランピング×温泉。初心者でもsnowpeak住箱で快適に宿泊!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅、熱海で敢えて温泉旅館に泊まらずグランピング体験をしました。

熱海温泉の観光スポットやお店紹介記事

 

ゆとりろ熱海

熱海と言えば温泉、温泉といえば温泉旅館です。しかし今回泊まるのはグランピングができるお宿。

ゆとりろは各地の温泉地の保養所等をモダンな雰囲気に改装して営業しているホテルチェーンで、温泉旅館としては中価格帯といった感じ。

その中のひとつ、ゆとりろ熱海でグランピングができるプランがあると聞き、興味を持ったので今回泊まってみることにしました。

グランピングってなかなかお値段が高く、敷居の高いイメージがあったのですが、こちらは最安値に近い価格帯だと思います。もちろんお値段相応の部分もあり、もしかすると本格的なグランピングを経験したことがあるような人だと満足できないかもしれませんが、私たちのようなグランピング入門にはピッタリでした!

ちなみに普段キャンプなどはしません!

そんな人でもキャンプ感を味わえるようにしたグランピングは偉大な発明だね

アクセス

熱海市街地からは結構離れた山の中腹に建っているお宿で、バス路線は通っていないため自家用車でない場合はタクシーか、お宿の送迎に頼ることになります。20分ほどかかるのでできればタクシーは使わず送迎してもらいたい…。

お宿の送迎ですが、14:30から18:00頃まで事前予約制で受け付けてくれるものの、送迎車はワゴンなので定員になると希望の時間帯に送迎してもらえない場合があります。

なお、チェックアウトは11時なのですが、帰りの送迎も予約制のためチェックアウトギリギリの時間での送迎に空きがなく、少し早めにチェックアウトする必要がありました。帰りは事前予約できるかわかりませんが、注意しておいた方が良さそう。

ちなみに近くにコンビニなどもないので、お酒や飲み物、夜のおつまみなどは駅前で買っていくのをおすすめします!

お酒は一宿に応自販機があるので調達できなくはない

ロビー

f:id:irukas980:20201107230926j:plain

ちょっと建物の全景写真が無いんですが、車寄せのあたりの雰囲気。

f:id:irukas980:20201107231059j:plain

グランピングプランの人も、まずはホテルのロビーで受付を済ませます。説明をひととおり受けたらさっそくグランピングエリアへ!

f:id:irukas980:20201107231225j:plain

ロビーはカフェになってました。

f:id:irukas980:20201107231331j:plain

窓の向こうは広い海と、水平線まで見渡せる良い眺め。

グランピングエリア

ホテルの地下1階部分からグランピングエリアへの道があります。

f:id:irukas980:20201107231433j:plain

こんな感じの道を抜けていきます。ちなみに夜は明かりが灯るので安心。

f:id:irukas980:20201107231542j:plain

グランピングエリアの看板があるので右にいくと・・・

f:id:irukas980:20201107231631j:plain

グランピングエリアに到着です。木の箱がいっぱい置かれていますが、今回のグランピングはこの木の箱の中に泊まります。

f:id:irukas980:20201107231809j:plain

奥に見えるのがホテル本館。

f:id:irukas980:20201107232014j:plain

箱の前にはタープが張られたウッドデッキがあり、プライベートエリアが確保されてます。

私たちが泊まったのは、全部で6つある木の箱のうちと名前のついている、一番端にある箱でした。

出典:ゆとりろ熱海ホームページ

f:id:irukas980:20201107232249j:plain

お宿のホームページにある全体図。

f:id:irukas980:20201107232612j:plain

この木の箱、ただの木の箱ではありません。

日本のアウトドアブランドsnowpeakがあの隈研吾に設計を依頼して制作したモバイルハウス「住箱」なのです!

アウトドア界にも隈研吾の手が…!

f:id:irukas980:20201107232928j:plain

中は広くはないですが、必要十分な大きさ。奥にはシングルサイズのベッドパッドが2台置いてある一段高くなった場所があり、手前にはソファーとテーブルがあってくつろげます。秘密基地みたいな感じでワクワクする。もちろんエアコンは完備されてます。

f:id:irukas980:20201107233154j:plain

ソファーの前には広い窓がとられていて外の景色が見えるのだけど、目の前を微妙に人が通るため開けっ放しにはしづらかったのが残念。

やっぱりテニスコート感が残ってるのはちょっと気になるかな…

人工芝でも植えてあれば一気に雰囲気変わると思うんだけどな

夕食(バーベキュー)

夕方になると食材とか調理器具一式を住箱の前までホテルの人が持ってきてくれます。

確か9時過ぎぐらいかな?片付けに来るのでそれまでにお好きなタイミングで調理してお召し上がりください、というスタイル。

f:id:irukas980:20201107233438j:plain

夏場は虫さんがいるので、すぐに食べない場合は食材だけ一時的に住箱内に避難させておくのをおすすめします!

f:id:irukas980:20201107233720j:plain

こちらは炭火で焼いて食べる食材一式。

f:id:irukas980:20201107233753j:plain

調理済みのサラダ。

f:id:irukas980:20201107233825j:plain

キノコのアヒージョ。フライパンで熱して食べます。

f:id:irukas980:20201107233911j:plain

でっかい鍋もあって、これも中に食材が既にセットされていて、炭火の上で調理します。

f:id:irukas980:20201107233957j:plain

二重になっていて、下の方にはブイヤベースが。

f:id:irukas980:20201107234030j:plain

上の方にはパエリアがありました!

後片づけもいらないし、バーベキューの楽しい部分だけ抽出して味わえる感じ!

やってることは炭火の上に食材乗せるぐらいなんだけど、これが楽しい

焚火

夜になると、ウッドデッキの一角に薪をくべて、焚火をおこしてもらえます。

f:id:irukas980:20201107234550j:plain

他のサイトでも同じように焚火があがり、みんなお外でワイワイしてます。

f:id:irukas980:20201107234702j:plain

焚火っていつまでも見てられる…。薪のパチパチ音がたまらないです。

f:id:irukas980:20201107234851j:plain

お酒飲みながら焚火をずっと見てた。

f:id:irukas980:20201107235032j:plain

夜になると周りも暗くなり、グランピングサイトのテニスコート感も気にならなくなります笑

月の明るい夜でした。

f:id:irukas980:20201107235224j:plain

なんかブレた上にちょっと見た目悪い写真ですが、マシュマロとさつま芋を貰えたので焼きマシュマロをしてみた!焼き芋もアルミホイルにくるんで焚火の中に入れておいたらホクホクで美味しかった。 

夜は周りで虫の声も聞こえる中、パチパチ燃える焚火をじっと眺めながら焼きマシュマロや焼き芋をつまみにお酒を飲む・・・。グランピングの醍醐味?を味わえました。

次はもっと大自然の中でのグランピングをしてみたい、と思った瞬間

朝食

f:id:irukas980:20201107235813j:plain

朝食も、朝になったら御膳とお味噌汁が運ばれてきます。

f:id:irukas980:20201108000019j:plain

朝だしこれぐらい楽なので良いのかも。

夜も朝も、使われている食器やお鍋などの調理器具は全てsnowpeakのもので揃えられています。よくみるとタープやチェア、テーブルなんかもそうだったので統一感があっていいですね。

温泉

最後に、住箱にはトイレやシャワーはついていません。

一応グランピングサイトには簡易なトイレ・シャワー棟がありましたが、お風呂については深夜以外はホテルの大浴場を利用することができるのでそちらがおすすめです!

f:id:irukas980:20201108000205j:plain

大浴場までの廊下。謎の足つぼマッサージルートがあるけど、痛すぎて途中でリタイア。不健康なのかな…。

f:id:irukas980:20201108000948j:plain

お風呂はキレイでした。こちらは男湯のほうの写真ですが、どちらも同じようなつくりです。

f:id:irukas980:20201108000818j:plain

かけ流しではなく、若干の塩素臭がありましたが広い大浴場は良いです!

f:id:irukas980:20201108001035j:plain

露天風呂もありました。

サウナと水風呂もあったけど、こちらは午前中は使えないみたい。ととのいたい人は夜に入る必要があります。残念…。

初グランピング!楽しい体験だった。

調べてみたら、本格的なグランピングが楽しめる場所は全国に沢山あるのにびっくり

こういうサイトもあるのをはじめて知った。グランピングしたいときはじゃらんや一休じゃなくこっちで探すと良さそうですね。

次は熱海から電車に乗って1時間弱。伊豆高原にある赤沢温泉に行きます。

2020年8月 熱海伊豆【1/3】話題のプリンや苺専門店と絶景カフェ。老舗干物ランチと羊羹も。新旧混在の熱海観光!

こんにちは、しろいるかです
今回は2020年8月の伊豆熱海の旅を振り返ってみたいと思います。

旅の全行程

熱海で一泊したあと、伊豆の赤沢温泉で連泊。狭い範囲で三泊するのんびり旅です。

【一日目】
熱海観光
宿泊:ゆとりろ熱海

【二日目】
熱海観光~伊豆高原(陶芸体験)
宿泊:赤沢迎賓館

【三日目】
赤沢温泉郷でゆっくり
宿泊:赤沢迎賓館

【四日目】
赤沢温泉郷でゆっくり~帰宅

普段の旅って色々スポットを巡りたくて移動が多くなりがちなので今回は移動を最小限に減らしてみた

熱海観光以外はほとんど赤沢温泉の中で過ごした、のんびり旅だった

今回の記事では、初日~二日目の熱海観光をまとめたいと思います。

熱海駅前商店街

東京駅から新幹線でほんの40分ほどで熱海駅に到着。

熱海の、この首都圏からの利便性の高さは他にない利点だと思う。新幹線の駅の目の前からすぐ観光地が広がっているというのは思った以上に楽!

f:id:irukas980:20201103094206j:plain

賑やかな熱海駅周辺。2016年には駅直結のラスカ熱海というショッピングモールが出来ていて、名産やお土産物などがだいたいここで揃ってしまうぐらい充実してました。

さて、駅を出て向かって右手に向かうと平和通り名店街仲見世商店街の2本の商店街通りがあります。平行して伸びているような感じなので、全部見るにはぐるっと一周すると良いかも。

f:id:irukas980:20201103100712j:plain

商店街の入口。こちらは平和通り名店街のほうです。こっちの通りの方が長め。

f:id:irukas980:20201103101028j:plain

ごちゃごちゃしてて、観光地感満点です!これぞ商店街って感じ。お土産物屋さんはもちろんのこと、食べ物屋さんやカフェ、スイーツ系のお店なんかもあって幅広いラインナップです。

f:id:irukas980:20201103101320j:plain

こちらは仲見世商店街のほう。なんか写真だとたまたま人が少ないように見えますが、賑やかさは同じぐらいでした。中吊りみたいなのが無いからこっちの方が落ち着いた印象。お店のラインナップは似たような感じです。お店によっては両方の商店街の間に位置し、どちらにも入口を構えているようなお店まである笑

熱海銀座

熱海駅についたのはお昼前。まずは老舗の干物ランチを食べに歩いて熱海銀座へ向かいました。熱海は坂に沿って作られた街なのでかなりの高低差がありますが、駅から熱海銀座まではずっと下り坂なので行きは楽です。歩くとだいたい15分ぐらいかかったかな?

f:id:irukas980:20201103101822j:plain

こちらが熱海銀座のメインストリート。

f:id:irukas980:20201103102043j:plain

距離でいうと端から端まで歩いても5分ぐらいですが、お店が密集しています。

こちらのお店も昔ながらの干物屋さんなどがある中で、なぜか原宿っぽいジェラート屋があったりと新旧入り混じるなかなかカオスな感じ。大学生っぽい人たちも沢山いて、一昔前の熱海のイメージとは客層も含め変わってきているみたいです。

常盤木羊羹店総本店と、本家ときわぎ

そんな中、変わらないものももちろんあって、こちらは老舗の羊羹店。4代目の人が元ホストだった、という話題性でテレビでよくとりあげられるというお店です。

f:id:irukas980:20201103103301j:plain

店構え自体は昔ながら、という感じなのですが中に入ると、髪型が元ホストを思わせる方が接客されていて、なんだか不思議な雰囲気。

f:id:irukas980:20201103103609j:plain

名産のだいだいを使った黄色い羊羹が看板商品だったので、それとあと写真のマカロンもなかを買いました。味はまぁまぁだった!熱海銀座まで来たのならついでに寄ってみるのをおすすめ。

f:id:irukas980:20201103103527j:plain

ところで、お店を出ると道を挟んで向かい側にも立派な羊羹屋さんがあって、こちらもときわぎを名乗られています。

暖簾分けとか、そういう感じなのかな?と思って訪ねてみたところ、当店とは関係ないお店です、とピシャリ。

気になって調べてみると、もともと大正時代にはひとつの羊羹のお店だったが、途中で後継者争いのような形で2つに分割され、どちらも「ときわぎ」を名乗るようになったとか。

これは・・・

これ以上触れないほうが良さそうなやつだ

平仮名のときわぎの方は昔ながらのお店といった雰囲気で、漢字の常盤木の方は全体的に今風な感じを押し出している雰囲気。どちらも看板商品はだいだいを使った羊羹であるものの、お互いに差別化を図ろうとしているようでした。

海幸楽膳 釜つる

続いて熱海銀座にある有名な干物やさんのレストランでランチです。

f:id:irukas980:20201103104850j:plain

熱海銀座に本店があり、駅前のショッピングモール(ラスカ熱海)にも出店している熱海の老舗干物屋さん、釜鶴ひもの店。江戸時代から続くお店なんだそう。

こちらの経営するレストランが海幸楽膳 釜つるです。

f:id:irukas980:20201103105114j:plain

オープンの11時半過ぎに行ったのですが、既に第一陣は満席。お昼でも予約できるので予約して行った方が良さそう。結局30分ほど待ちました。

f:id:irukas980:20201103110111j:plain

店内はカウンター席とテーブル席がありましたが、テーブル席に案内されました。厨房の中が見えるスタイルです。

f:id:irukas980:20201103105033j:plain

ランチは海鮮丼系のメニューと干物定食系のメニューに分かれます。海幸膳という干物にお刺身の付いた定食にしました。お値段は2,300円とちょっと高めかな。

f:id:irukas980:20201103105050j:plain

干物は何種類からか選べました。これ、なんだっけ・・・。忘れましたが脂がのってて美味しかった!

ちょっと観光地価格感は否めないけど、なかなかの美味しさ。

海沿いに来たらやっぱり魚が美味しいね

熱海プリン 2nd

熱海銀座に話題のお店があります。映え一点突破で大人気となった熱海プリンです。あっという間で熱海に広まり、今では熱海市街に4店舗もあります。

こちらは2店舗目のお店で、カフェ形態らしい。

f:id:irukas980:20201103110446j:plain

昭和な商店街の中に突如現れたこの原宿感あふれる店構え。

f:id:irukas980:20201103111004j:plain

ポップな色使いがやっぱり今どきな感じ。

f:id:irukas980:20201103111057j:plain

モチーフはカバ?なのは熱海の温泉は塩分が多いので塩が好きなカバにした、らしい。

f:id:irukas980:20201103111238j:plain

カフェなのでコーヒーとかもあります。写真右上の飲むプリンみたいなのをみんな食べてた。持ち帰り用のプリンも売ってました。

f:id:irukas980:20201103110946j:plain

とりあえずプリンソフトを食べました。ピントが後ろにあってしまった痛恨のミス…。

プリン感あるクリームが美味しいです!

f:id:irukas980:20201103111522j:plain

もう一つは凍らせたプリンアイス。こっちは映え重視だったかも。

f:id:irukas980:20201103111623j:plain

ちなみに、お土産に持ち帰り用を買うだけなら、駅から一番近い店舗だと商店街に店舗があるのでそちらがおすすめです。カフェとかは無いので本当にスタンドだけ。

f:id:irukas980:20201103111744j:plain

熱海の街中にいたプリンカー。ブランディングが徹底してますね…。

ちなみに一番の看板商品と思われるプリンは結局食べてない…

熱海サンビーチ

熱海駅についたときは雨が降っていましたが、ランチを食べたところで天気も良くなってきたのでちょっとビーチへ。熱海銀座からすぐ近くに海水浴場があります。

f:id:irukas980:20201103111958j:plain

気持ちのいいビーチです。山に沿って大型旅館が立ち並ぶ姿が熱海らしい風景!

f:id:irukas980:20201103112052j:plain

熱海は大型旅館が多い中、同じような温泉地でよくある廃業して廃墟になったような建物もほとんどなく、いい感じで昭和感を残せてるなと感じます。

昭和浪漫とか、今の時代ではまだ言われないですがこのまま残し続ければ昭和時代の伝統的建造物群保存地域とかになるかも笑

アカオハーブ&ローズガーデン(コエダハウス)

熱海サンビーチのバス停からバスに乗って15分ほどでアカオハーブ&ローズガーデンに到着です。

f:id:irukas980:20201103112541j:plain

市街地からはちょっと離れていますが、2017年にこの中に絶景カフェが出来たと聞いて、いまさらながら行ってみることにしました。

ここは山の斜面に沿ってハーブ園やバラ園が整備されています。まずはシャトルバスに乗って一番上まであがり、そこから徒歩でガーデンを通って降りてくる、という流れです。

f:id:irukas980:20201103112702j:plain

一番上にあるのは日本庭園。真ん中の松は世界最大の盆栽らしい。もはや盆栽じゃないレベル。

f:id:irukas980:20201103113008j:plain

鳳凰の松って名前もついてるみたい。

f:id:irukas980:20201103113124j:plain

そして日本庭園のとなりにあるのがKOEDA HOUSE(コエダハウス)という絶景カフェ。隈研吾が設計したらしい。

旅先での隈研吾建築の遭遇率はほんと高すぎる

f:id:irukas980:20201103113436j:plain

店内は隈研吾っぽい木を組み合わせたデザインになってました。カフェの他にも焼菓子なんかも売っていたのでお土産として買うのもいいかも。

f:id:irukas980:20201103113552j:plain

ローズヒップティーをベースにしたオリジナルドリンク。左はカルピスと混ぜてて合うのかな?と思ったけどなかなかさっぱりしてて夏にぴったり。

ストローの向きもしっかり合わせて撮ったぞ

f:id:irukas980:20201103113813j:plain

開けた場所にあり、海がしっかり見えます。天気もすっかり良くなって初島まで見えます。この景色を見ながらお茶するのは良いですね!

f:id:irukas980:20201103113957j:plain

あとは、全体的に映えを意識したスポットがとても多く、そのうちのひとつ、このブランコなんかは写真を撮る角度によって海にせり出しているようにみえるようで、写真を撮るために長い行列が出来ていました。

f:id:irukas980:20201103114120j:plain

てっぺんの映えスポットを抜けると普通のガーデンという感じです。ちょっと整備が甘いところもあるんですが、お花はとても綺麗です。

f:id:irukas980:20201103114214j:plain

名前はわからないけどきれいなお花。

f:id:irukas980:20201103114315j:plain

色とりどりのバラが咲いていました。雨露に濡れていてみずみずしい感じ。

f:id:irukas980:20201103114343j:plain

ひまわりっぽい花。ルドベキア

f:id:irukas980:20201103114412j:plain

次々植えられているお花が変わっていくので飽きずに降りてこられます。

f:id:irukas980:20201103114431j:plain

イングリッシュガーデンっぽいところも。

じっくり見ると1時間以上は欲しい感じ。癒されるスポットでした。

場所が少し離れてしまうので、徒歩だと行きづらいかも。

熱海は意外に広い観光地で、バスも本数が微妙に心もとなく、いろんな場所を通るルート設定になっていて遠回りになったりするので、熱海をガッツリ巡るなら車があった方がいいなと感じた

いちごBonBonBERRY

ローズガーデンの後は宿に行ったけど、翌日電車の待ち時間に駅前の商店街の近くにあるもうひとつ話題のお店へ行ってみることに。

f:id:irukas980:20201103115045j:plain

昭和な街並みの中にデカデカといちごのお店と書かれたビルが。

f:id:irukas980:20201103115131j:plain

商品すべていちご関連のお店でした。4階建てのビルで、3階より上はカフェスペースになっているのでソフトやスムージーを頼んで上にあがって食べられます。

f:id:irukas980:20201103115230j:plain

いちごのモンブランソフト。いちご感が凄い。

f:id:irukas980:20201103115311j:plain

いちごのスムージー。濃厚で美味しかった。

f:id:irukas980:20201103115348j:plain

店内がとにかくおしゃれ。これも熱海プリンと同系列っぽい雰囲気。

f:id:irukas980:20201103115634j:plain

3階は研究室的なのがテーマなのか、フラスコがいっぱい。

f:id:irukas980:20201103115721j:plain

4階のテーマはよくわからないけどおしゃれなのは間違いない。

熱海はいい感じに昭和感を残しつつ、今どきのお店も沢山ある、活気ある観光地だった!

今回は行っていないけど、美術館や神社といった文化的な観光地もあって、見どころがとにかく多い温泉地って感じ

熱海ではグランピングができるという宿に泊まりました。どんな感じだったのかまた次の記事でまとめてみます。

2020年7月 九州【6/6】「霧島温泉郷 旅行人山荘」泊 リーズナブルに絶景テラスと森の中の貸切露天が楽しめる良宿!

こんにちは、しろいるかです
九州旅行最後は霧島温泉郷にある旅行人山荘に宿泊します。

初日のお宿、天空の船の宿泊記

二日目の天草の旅

三日目~四日目の長崎市観光

第二の軍艦島、池島観光ツアーの記事

雲仙温泉の記事

島原外港

島原から熊本に渡るにはフェリーが便利。昨日泊まった雲仙温泉からフェリー乗り場までは約30分ほどで着きました。1時間半から2時間に1本ほどのスパンで熊本港島原外港を結ぶオーシャンアローが出ており、そちらを使って熊本まで移動します。

f:id:irukas980:20201027235350j:plain

島原外港はとても立派な港。

f:id:irukas980:20201027235408j:plain

オーシャンアローはもちろん車も乗れます。キャパもかなり多く、これらは船に乗るための車の待機列。ここに車を停めて切符を買いに行きます。

f:id:irukas980:20201027235427j:plain

港の中にオーシャンアローの切符売り場がありました。コンパクトカーだと一人3,000円ちょっとで、二人で乗る場合さらにプラスで一人分の乗車賃が1,100円かかります。

f:id:irukas980:20201027235458j:plain

お土産物屋さんも結構充実してます。これまでの旅で見かけた、有名どころの長崎土産はだいたいここで揃っている感じでした。

オーシャンアロー

出航の時間が近づいたら車を運転して船に乗り込みます。航行中は車内には居られないため、キャビンにあがる必要があります。折角なので甲板にまで出てみることに。

f:id:irukas980:20201027235533j:plain

2つの大きな排気管から勢いよく煙を吐きながら加速していきます。オーシャンアローは通常のフェリーと比べて非常に速度が速く、30ノット(時速56キロ)もの速さを誇っており、乗っていても明らかにその速さを感じられました。

f:id:irukas980:20201027235556j:plain

港を出ると一気に加速!風が気持ちよかった。

f:id:irukas980:20201027235615j:plain

内装もなかなか立派で、観光フェリーとしての側面も持ち合わせています。

熊本港までは僅か30分ほどの船旅ですが、売店で軽く食べ物を買って、窓際の席で景色を眺めながら食べても良さそう。

熊本県長崎県、遠いイメージだったけど船を使えば近いんだね

火の国文龍 総本店

熊本港についてからは本日の宿のある鹿児島県まで一気に高速を使って南下する予定ですが、その前に熊本県をただ通り過ぎるだけなのもちょっと、ということで熊本ラーメンを昼食に選びました。

数ある熊本ラーメンのお店の中でも、車で行けて、駐車場が広そうな人気店、ということで街中からは少し外れた国道沿いにある火の国文龍 総本店へ行ってみることに。

f:id:irukas980:20201027235710j:plain

外観のクセが強い・・・。

あと、壁面に書いてある四文字熟語的な字面といい、どことなく夜露死苦とか、仏恥義理とか、そういうヤンキー的雰囲気が漂っているのは気のせいではないと思う。

f:id:irukas980:20201027235748j:plain

暖簾のクセも強い。さすがの人気店みたいでお昼過ぎに行きましたが30分は並びました。駐車場は広いので、車を置いて落ち着いて並べるのはありがたい。

f:id:irukas980:20201027235807j:plain

スープのクセも強い!!とんこつラーメンなのですが、背油ガッツリのどろどろ系スープです。濃いめの味の高菜と合わせて食べるとこれはやみつきになりますね。レンゲについてる辛味噌的なやつもさらに味にパンチを効かせてくれます。

濃厚で美味しいラーメンだった

なんで体に悪そうなものほど美味しいんだろうね

宿泊:旅行人山荘

ラーメンを食べてから、高速を2時間ちょっと走って鹿児島県と熊本県の境目あたりにあるのが霧島温泉郷です。

温泉郷は複数の温泉地が密集しているエリアの総称。霧島温泉郷の中心的存在は丸尾温泉霧島温泉とも呼ばれるらしい)という温泉ですが、本日の宿もこの丸尾温泉に属します。ただし小高い丘の上にあり、温泉街からは離れた一軒宿になっています。

f:id:irukas980:20201027235851j:plain

入口の看板。このお宿、開業当時は大正時代の創業当時には丸尾温泉旅館と呼ばれていましたが、昭和の高度経済成長期に入ってからは霧島プリンスホテルと名を変え、平成になってからは旅行人山荘という、なんとなく特別感のあるネーミングに変更しています。時代時代の旅行者のニーズがよくわかっている感じですね…。

とはいえ、基本的に建物は霧島プリンスホテル時代のものをリノベしながら使われているようなので、外観自体はいわゆる中~大規模温泉旅館の趣きです。

f:id:irukas980:20201028000015j:plain

内装も無機質な感じではなく、歴史あるホテルを思わせるようないい雰囲気のつくりです。

f:id:irukas980:20201028000040j:plain

ロビーにはちょっとした写真展も催されていました。ペンギンの写真がいっぱい。

f:id:irukas980:20201028000058j:plain

霧島温泉大使に任命されているらしいアヒル隊長です。落ち着いた宿の中で圧倒的な存在感。

f:id:irukas980:20201028000126j:plain

客室の通路もどことなく気品ある気がする。

f:id:irukas980:20201028000143j:plain

お部屋は3階のベランダ付き客室です。たぶんお宿の中では一番安いお部屋のはず。何故かお部屋の明かりをつけずに写真を撮ってしまった。

ツインのベッドルームで、広くは無いですが清潔で過ごしやすいお部屋でした。

f:id:irukas980:20201028000239j:plain

そしてお部屋からの眺めが抜群に良いです!写真だとわかりづらいですが、うっすらと桜島の雄姿も望めました。ベランダ部分はウッドデッキにウッドチェアの組み合わせで作られていて、積極的に外で過ごしたくなるいい雰囲気です。

f:id:irukas980:20201028000345j:plain

夜になると、遠く鹿児島市の夜景を見ることが出来ます。近くの樹々もライトアップされていて良いですね!

f:id:irukas980:20201028000504j:plain

夜ご飯は食事処に併設されている宴会場のような場所での案内でした。いわゆる旅館料理で、特筆すべきものはないけどどれも丁寧に作られていて美味しかった。

f:id:irukas980:20201028000416j:plain

朝食も同じ食事処でしたが、宴会場の方は使われずテーブル席でした。ちょっと天気がイマイチでしたが天気が良いと桜島を見ながら朝食を食べられそうです。

f:id:irukas980:20201028000436j:plain

朝食もそうそう、こういうのでいいんだよ!という感じの絶妙さ。

朝食ブッフェも良いけど御膳もいいよね、旅館の朝ごはん大好き

出典:旅行人山荘ホームページ

f:id:irukas980:20201028234909j:plain

f:id:irukas980:20201028234920j:plain

大浴場は写真が撮れなかったのでホームページから拝借します。内湯と露天風呂のシンプルなつくりですが、内湯では単純泉、露天風呂は硫黄泉の2種類の泉質を楽しむことが出来ます。どちらもかけ流し!

ただ、露天風呂の方は景色が良いのですが、私たちが行った時期(7月下旬)は数は少ないのですがアブが居てゆっくりできず残念でした…。夏場の温泉は場所や時間帯によってはアブがいるのがつらいところ…。

さて、ここからがこの宿の真骨頂、貸し切り風呂の紹介です。

旅行人山荘には全部で4か所の貸切風呂があり、宿泊者はどこかの貸切風呂を45分使えます。一番人気の赤松の湯はすぐ埋まってしまうらしく、宿を予約したら貸切風呂の予約を先にしてしまうのがおすすめです。というか私たちは宿泊日の1か月以上前に一休等のサイトで予約したのですが、予約して数日後にお宿からお電話がかかってきて、貸切風呂の予約をおすすめしてもらいました。既に赤松の湯は夜か早朝しか空いていない状態だったので当日だとまず予約できなさそうです。

f:id:irukas980:20201028000557j:plain

赤松の湯はホテルの中庭の奥にある門を抜けて行きます。

f:id:irukas980:20201028000622j:plain

門を抜けると一気に森の中へ。少し歩くと小屋が見えてきます。

f:id:irukas980:20201028000649j:plain

まさかの野生の小鹿だ!

f:id:irukas980:20201028000713j:plain

ヒョコヒョコ歩いてて癒されました。思わぬ遭遇にほっこりします。

f:id:irukas980:20201028000740j:plain

赤松の湯以外の貸切湯も自然に囲まれた場所にありますが、こちらが一番広いのと、ここだけ硫黄泉の濁り湯なのが特に人気の理由みたい。

f:id:irukas980:20201028000823j:plain

これは凄い!

森の中に大きな露天風呂が2つ。

f:id:irukas980:20201028000852j:plain

湯の華が沈殿していました。ちょっとかき混ぜると真っ白な濁り湯です。早朝の澄んだ空気の中、自然に囲まれて入る大きな露天は最高でした!これは人気なのも頷ける。

そうそう、こっちのお風呂は朝だったからか、場所の問題かわかりませんが虫はほとんど気になりませんでした。

f:id:irukas980:20201028000917j:plain

旅行人山荘は一泊二食つきで休前日でも1万円ほどのお値段で、とてもリーズナブルなお宿です。設備の整った快適なホテルライクな設備を享受しながら、秘湯感溢れる貸切風呂も味わうことが出来る、いいとこどりな良宿でした!

人気で予約がとりづらいのも納得!

ファミリー層がいる中、温泉好きの老夫婦みたいな人たちもいて幅広い客層に愛されてるお宿って感じ

霧島温泉市場

さて、宿をチェックアウトした後は夕方の飛行機の時間まで霧島温泉郷周辺の見どころを観光します。霧島温泉郷鹿児島空港まで30分かからない近距離にあるのもセールスポイントですね。

f:id:irukas980:20201028001114j:plain

霧島温泉市場は、霧島温泉郷の中心地、丸尾温泉の温泉街の中にある複合施設です。温泉の湯気で蒸した野菜や御餅を売っている露天があって、食べてみたら美味しかったです。

f:id:irukas980:20201028001137j:plain

お土産物屋さんやランチができる場所もあるので、小さな道の駅的なポジションの場所ですね。

高千穂牧場

続いて向かったのは高千穂牧場。

ところでコンビニでこのカフェオレ、見かけたことないですか。

これ、ミルク感が強くてあまーいカフェオレで美味しいのでたまに買っちゃいます。東京のコンビニにあるのでたぶん全国区のはず…?

このカフェオレの名前にもなっている高千穂牧場が、この霧島温泉郷の周辺にありました。

f:id:irukas980:20201028001213j:plain

このあたりだと大規模な観光牧場でした。

ただあいにくの雨だったので放牧などはされておらずちょっと残念…。

f:id:irukas980:20201028001233j:plain

ヒツジはいました!

f:id:irukas980:20201028001256j:plain

ほんとだったらこのあたりに牛が放牧されてたんだろうな。

f:id:irukas980:20201028001315j:plain

牧場といえば外せないソフトクリームを食べました。安定の美味しさ。お土産物屋さんにはコンビニで売ってるカフェオレはもちろん、他にも色々牧場土産を売ってました。天気が悪い日だとイマイチかもですが、晴れてたら雰囲気良さそうな場所でした。

やっぱり天気は旅において重要なんだよね…

霧島神宮

最後に寄ったのは霧島神宮坂本龍馬が妻のおりょうと一緒に霧島へ新婚旅行をした(当時は新婚旅行なんて言葉はなく、日本初の新婚旅行だと言われているらしい)際におまいりしたのがこの霧島神宮なんだそう。南九州最大の神社で、創建が6世紀という古い歴史をもつ神社です。

ちなみに高千穂牧場とは車だと僅か5分程度の目と鼻の先の距離なので、時間があるなら両方セットで訪れるのが良さそう。

f:id:irukas980:20201028001340j:plain

駐車場のところは若干寂れ気味かも…。

f:id:irukas980:20201028001609j:plain

太鼓橋っぽいのを渡って・・・

f:id:irukas980:20201028001429j:plain

まずは階段です!

f:id:irukas980:20201028001447j:plain

階段を登りきると大きな鳥居が迎えてくれます。

f:id:irukas980:20201028001505j:plain

さらに奥に進むともう一段階段があり、その奥にまた鳥居があります。

f:id:irukas980:20201028001525j:plain

緑のトンネルの先に本殿が見えます。日光が反射して、まるで本殿が輝いて見えるような神秘的な雰囲気でした。

f:id:irukas980:20201028001545j:plain

深い森の中に本殿がありました。立派な本殿です。旅を無事楽しく終えられたことを感謝して、次の旅にまた楽しく出かけられることを祈願して神社を後にしました。

楽しい九州旅行だった!

今度は鹿児島県をしっかり観光したり、これまで足を踏み入れたことのない宮崎県にも行ってみたいね