こんにちは、しろいるかです
2025年8月、新潟県にある、黒湯で有名な岩室温泉に泊まってきました!

- 旅の全行程
- 燕三条駅
- 岩室温泉 小さなお宿 小松屋
- 客室:紅梅(源泉掛け流し風呂付)
- 貸切風呂:霊雁の湯
- 貸切風呂:露天風呂
- 岩室温泉街散策
- 夕食
- 岩室温泉の夜
- 朝食
- お宿の感想
- 弥彦神社
- 弥彦山ロープウェイ
- 燕市産業史料館
- らーめん勝 燕三条店
- 道の駅 燕三条地場産センター
旅の全行程
【一日目】
東京駅~燕三条駅~小嶋屋総本店(燕三条店)~岩室温泉散策
宿泊:小さなお宿 小松屋
【二日目】
弥彦神社~弥彦山ロープウェイ~弥彦山パノラマタワー~燕市産業史料館~らーめん勝燕三条店~道の駅 燕三条地場産センター~燕三条Bit
燕三条駅
岩室温泉の最寄り駅は新幹線だと燕三条。新潟のひとつ手前の駅ですね。

燕三条駅で降りて、レンタカーで向かいます。

駅前のへぎそば屋さんで腹ごしらえ。

へぎそば、美味しいんですよね!
布海苔(ふのり)が入って、コシの強い麺です。

このテカリがそそります!
岩室温泉 小さなお宿 小松屋
燕三条から30分ほどのドライブで、すぐに岩室温泉に到着です。
岩室温泉は開湯300年ほど。
かつては江戸時代、佐渡金山と江戸を結ぶ北国街道の歓楽街として栄えた場所で、今なお古い建物も残る温泉地です。
今では新潟の奥座敷とも言われ、大型旅館も点在する一大温泉地になっています。

そんな岩室温泉で本日宿泊するのは、こちらの小松屋旅館。
通りに面した風情あるたたずまいです。英語の看板も味がありますね。
インバウンド向けに作ったというよりは昔からある感じ?

塀の中に駐車スペースがあります。狭いですが、最大3組程度しかお客さんをとっていないようなので、十分なのでしょう。

建物は登録有形文化財に指定されています。増改築がなされていますが、一部の建物は200年以上前のものなんだとか。

玄関をくぐると、目に飛び込んでくるのは棟方志功の屏風絵と、鮮やかな坪庭の緑。
ピカピカに磨き上げられた床に緑が反射します。
いい雰囲気…!

この坪庭、窓がはめられていないんですよね。外との境界線が曖昧なのが不思議と快適です。

廊下を通って、奥の客室へ。

奥が客室棟。左に曲がると大浴場があります。
客室:紅梅(源泉掛け流し風呂付)
今回の泊まったのは、宿の中でもっとも奥まった場所にある、裏庭に面した紅梅というお部屋。

大きな窓が設けられ、裏庭を眺められます。

裏庭の緑を眺めながら、お部屋で食事をいただけるダイニング。

緑が素晴らしかったです。

お着き菓子として、笹団子と水出しの村上紅茶をいただけました。
笹団子は近所で作られているそうですが、生産される方がご高齢で、今は一般販売するほど数は作っていないそう。過去食べた笹団子の中で圧倒的に美味しかったです。正直買えるなら絶対お土産で買って帰ってた…!
村上紅茶は日本北限の紅茶の生産地であり、明治はアメリカにも輸出していたのだとか。暑い夏なので、水出しですっきり美味しくいただけました。
この笹団子、また食べたい…

さて、お部屋のお風呂を見てみると
黒い!
真っ黒です。漆黒です。檜の浴槽が黒く染まっています。そして、香りも素晴らしいです。硫黄と鉄が混じったにおいがします。
源泉温度は52℃。加温加水なしのかけ流しで、お湯の鮮度も素晴らしいです。

窓を開けて裏庭を望む半露天として入ることもできます。

お風呂に入ると手や足、お尻が真っ黒になります笑
モール泉のようにお湯自体が真っ黒というわけではなく、黒い微粒子が大量にお湯に浮いているんですね。そのため肌に付着したりするみたい。
こすれば落ちるのですが、ここまで黒くなるとはびっくりです。
貸切風呂:霊雁の湯
大浴場…といっても貸切のお風呂です。二か所あり、一つは昔ながらの内湯です。

先ほどの客室棟と分かれる場所から、渡り廊下を通って浴場の方へ。

なんとも良い雰囲気です。

昭和のはじめに作られたそうで、大理石の階段を登っていきます。

そして古い脱衣所を抜けると、このビジュアル!
円形のやや洋風みを感じる間取り、黄色いレトロなブロックガラス、変色しまくった床と壁…

そして何より、この驚くほど黒い浴槽です!

よくよく見ると、何だろう?カルシウムの膜…?温泉成分が浮いています。

程よい硫黄の香り、鉄臭さ、そしてこの黒み。おまけに塩分量も多い高張泉。あと微妙に石油っぽい匂いもする。よくばりセット過ぎるお湯。
鮮度も申し分なく、最高の温泉です!
色、匂い、浴感すべて最高か!
パーフェクトだね

投入量で温度調整しているようでドバドバとまではいかないですが、オーバーフローも心地よいです。
貸切風呂:露天風呂
もう一つの貸切風呂は露天風呂です。

一度外に出る形です。

半露天のような形で、木枠での囲いがなされています。窓を開けることも可能みたい。

こちらもまた素晴らしいお湯。太陽に照らされて黒光りしています。

広さ的には二人でぴったりぐらいかな?

お湯の投入量も先ほどの霊雁の湯と同じぐらいです。
ただ、それよりも驚くのはこの岩。真っ黒です。

ここまで染まるとは…!

分析書を見ると一応消毒はしているみたい?ただ塩素などは全く感じません。
加温・加水なしのかけ流しはさすがですね。
いいお湯すぎた~
岩室温泉街散策
お風呂にも入り落ち着いたところでちょっと温泉街を散策。

宿に面した北国街道通り。この曲がり方といい、昔の街道感ありありですね。

お隣にも古い宿、高島屋さん。こちらは将棋の棋聖戦の舞台になるのだそう。
登録有形文化財の宿で、歴史ある佇まいです。

こちらは小鍛冶屋という建物。古い建物ですが、今はリノベされ、イタリアンのお店、コカジヤとして使われています。
ゴエミヨでも2トックの評価を得ているお店だそうで、今度泊まりに行くときはこちらでディナーするプランもいいなぁ。

古い温泉街につきもの、由緒あるお菓子屋さん。角屋悦堂です。
きんつば等が有名で、宿でいただくちょっとしたお菓子を買うにもぴったり。

歴史あるお寺もありました。慶覚寺だそうです。

少し歩いていくと田園地帯が広がるエリアとなり、そこにはいわむろやという大きな施設があります。
お土産物屋に加えてレストラン、足湯なども併設しておりまさに道の駅。今日はお祭りをしていたようで出店などが出てとても賑やかでした。

湯のさと公園では蓮の花が咲いていました。こちらも散歩コースにぴったりの場所です。
岩室温泉自体はお店は少なく温泉街という感じではないですが、昔ながらの落ち着いた街並みで、歩いていて楽しかったです。
夕食
さて、歩いてお腹もすいてきました。夕食の時間です。

夕食はお部屋のテーブルで。
まずは先付を準備していただいて、早速いただきます!

さざえ、いかめし、南蛮漬けにもずく。どれも非常に美味しいです。
中でも旬の枝豆。この辺りの名産だそうで、豆の歯ごたえとうま味に驚きました。

続いてお刺身(ひとつめ)
佐渡のマグロと帆立、後は…地物の白身魚がいくつか。めっっちゃ新鮮!!
岩室温泉って実は山の向こう側は海になっており、海間近の温泉地なのです。

何かのお魚の西京焼き。これも焼き加減が絶妙。香ばしくて良いですね。

まさかのお刺身(ふたつめ)
大きなぼたん海老に、その下にはバイ貝?と、白身魚。こちらも抜群の鮮度です。
特に海老はついさっきまで泳いでたんじゃないかと思うほどでした。

そしてこちら、岩ガキです。
で、でかい…!
サイズ感が伝わりづらいのですがお箸の長さとほぼ同じ大きさのカキです。岩ガキとはいえいくらなんでも大きすぎです。
身も肉厚でプリプリ。このサイズのカキって存在するんですね。

天ぷら。枝豆のかきあげとお魚です。これまたサクサクで絶品です。。

最後は古代米のごはんと、ワタリガニの味噌汁。このあたりでは古代米を栽培しているそうです。”黒"湯つながりなのかな笑

デザートはフルーツポンチ的なやつで〆です。
お魚の鮮度が抜群で、味付け等も繊細でした。お部屋でゆっくりいただけたのも良かったですね。
鮮度抜群のお刺身と大きい岩ガキが凄かった
天ぷらとか枝豆とか、他の料理も凄く丁寧に作ってあったよ
岩室温泉の夜
夜はまた少し散歩に出ました。

柔らかな明りが印象的な小松屋さんの玄関。

お店はどこもやっていませんでしたが、夜風に吹かれながらの散歩は気持ちよかったです。
朝食
さて、朝もお部屋のテーブルで。

朝はお庭の緑を眺めながらが良いですね。

割烹のような手の込んだお料理たちです。
煮物のイイダコがやわらかくて美味しかった。野菜中心ながらご飯も進む、ほっこりした朝を過ごせました。

近所で取れたというメロンとぶどう。
小さいぶどう、久しぶりに食べたな~。
お宿の感想
小松屋さんはじゃらんや一休等のOTAでは売り出しておらず、直接予約のみでした。
岩室温泉には古くからの風情が残るお宿として、私が調べた限り高島屋、濱松屋、松屋、小松屋の4軒が残っています。
高島屋と濱松屋は中規模旅館のため、お風呂の湯使いはやや松屋、小松屋と比べ落ちるようで、今回は小松屋さんを選んだ、というのが経緯です。
やはりお湯が良すぎました。もともとのお湯の泉質が素晴らしいのはもちろんのこと、小さな浴槽で入れるのと、お客さんが他にほとんどいないのが大きいですね。また、ご飯についても非常に美味しくいただけました。海鮮の鮮度が良すぎてびっくりです。
チェックアウトが10時なのが玉に瑕かな。。11時だったら最高だったのに!
弥彦神社
岩室温泉に行ったなら、ここは外せない名所が弥彦神社。

越後の国一宮であり、おやひこさんとして親しまれる大きな神社です。

この立派な鳥居と、奥の深い森を見てもらえればその規模がわかるはず!

森の中は木漏れ日が美しいですね。

赤い橋が緑に映える。

緑の道を抜けて、本殿に向かいます。

途中、なんか雰囲気のある建物があった。

本殿に続く門も大きく、格式の高さがうかがえます。

参道を振り返って。

本殿は明治に火事で焼け落ちてしまい、1915年の再建だそうです。それにしても100年以上前なんですね。

この本殿を取り囲む回廊があるのが奈良の古刹っぽい。

弥彦神社はなぜかおでんが名物だそうで、門前街におでんを売るお店が何店舗かあります。

この三角に切ったこんにゃくが、特に名物なんだとか!

こちらは甘味処鎌倉。全国の観光地津々浦々に出店している、わらびもちドリンクのお店。ここ弥彦においても何気ない店構えなのですが…
なんと、本店がここなのだそう。折角なのでいただいてみました。

ちゃんとご当地ものもありました。ヤスダヨーグルトと越後姫といういちごを使ったヨーグルトフレーバーと、定番の抹茶フレーバーをいただいてみました。
さすが定番、抹茶フレーバーの方が味のバランスが良いですね笑 でもご当地感あるヨーグルトの方も良かったです。
他のお店もこういうご当地フレーバーがあるのかな?

こちらは糸屋菓子店。神社にも奉納される玉兎という落雁菓子を売っています。お土産に買ってみました。
弥彦山ロープウェイ
弥彦神社から歩いて15分ほどで、弥彦山ロープウェイ山麓駅があります。シャトルバスも出ています。

山頂からの眺望が絶景ということで、ちょっと雲がかかってるけど登ってみることに!

このレトロな案内板…!

結構な高低差です。

山頂の看板もまたいいですね!

天気が良いと山頂から佐渡島が見えるとの話でしたが、残念ながら見えず…。
代わりに謎の建造物が見えました。ぱっと見合成のようですが合成ではないのです。

なんだこれ…!?

弥彦山パノラマタワーという展望台です。スイス製で、なんと1970年開業だとか。

国内最古の現存する回転昇降式展望塔です。
つまり、この節の部分が回転しながら上限に昇降するんです!
やばいでしょ…

これは乗らずにはいられない!
パノラマタワーの入口までは、このクライミングカーで向かいます。これもまた骨董品のような乗り物です…!!

クライミングカーを降りた場所。
このあふれ出る昭和感。

パノラマタワー入口です。扉をあけて内部へ。

ほんとに回転してます。昇降してます。こんな乗り物がまだ現役で動いているなんて…!感動ものです。

360℃景色が見渡せます。と同時に昭和感あふれる観光案内が流れてきます。

遥か遠く、越後平野を見渡せました。
弥彦山、展望よりもこのパノラマタワーに度肝を抜かれました。いつ閉業してもおかしくないので、今行っておくべきですよ!
燕市産業史料館

燕三条駅って燕市と三条市の間にあるからなんですね。ちなみにここは燕市の施設。
ここでは展示だけでなく体験も楽しめるみたい。

人間国宝の作品の展示がありました。
街の歴史もあり、信濃川の洪水に悩まされた農民たちを救うため、釘などの生産を教えたことが産業都市のはじまりなんだそうです。

自分でもやってみる!

銅のタンブラーづくりです。既にできあがっているタンブラーを金づちでガンガンたたくだけというお手軽体験。

模様をつけるのが難しかったです…。
楽しい体験でした。他にもぐい飲みバージョンや、錫を伸ばしてお皿にする体験なんかもありました。
らーめん勝 燕三条店

ちょっと遅めの昼食。燕三条と言えばラーメン。背油ゴリゴリの醤油ラーメンだそうです。
杭州飯店というお店が超有名ですが、3時になって閉まってしまったので通し営業をしてくれている駅前のラーメン屋さんへ。

らーめん勝。駅からも徒歩で歩いて行ける好立地です。

なんと、燕三条製のオリジナル金属食器にラーメンが盛られています。
ラーメン自体も背油たっぷりで美味しかったです。
道の駅 燕三条地場産センター
最後に、らーめん勝に隣接する道の駅で、お土産探しです。

良い感じのやかん(急須サイズ)を見っけ!ぽってりとして可愛くてお土産にしました。

おしゃれなイタリアンのお店も併設されています。燕三条Bitというお店だそうで、東京銀座にも支店を出してるんだとか。

お土産に、鉄粉を使った鉄フィナンシェ、鉄カヌレ、鉄リーフパイを購入しました。
さすが産業の街!笑
黒湯に美味しい魚介を楽しめた岩室温泉だった
パノラマタワーも良かったし、燕三条のお土産もいいもの買えたね!
過去に泊まった、濃い色の温泉