しろいるか旅行記

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2025年11月【1/3】北関東「穴吹湯 東秀館」泊 湯ノ花が舞うお湯!老神温泉は朝市と餃子が楽しい。

こんにちは、しろいるかです
2025年11月、北関東の温泉に行きました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】

高崎駅ぎょうざの満州 老神温泉東明館
宿泊:穴吹湯 東秀館

【二日目】

老神温泉街散策~吹割の滝~道の駅尾瀬かたしな~丸沼湖畔亭
宿泊:奥日光ゆの森

【三日目】

奥日光温泉街散策~日塩もみじライン
宿泊:明賀屋本館

【四日目】

塩原温泉街散策~こばや(スープ入り焼そば)~スパゲティ専科はらっぱ本店

 

仕事終わりに老神温泉へ

お仕事終わり、新幹線で高崎へ。

高崎から車で1時間ほどの距離にある老神温泉に泊まることにしました。

老神温泉、名前はよく聞くのですが実際に行ったことは無く、ちょっと寂れた温泉地…というイメージでした。

いざ行ってみると寂れているのはその通りなのですが笑 落ち着いた温泉地で、自然も楽しめる、なにより泉質も素晴らしい温泉地でした!

 

ぎょうざの満州 老神温泉東明館

老神温泉に着いたのは夜8時頃。今日の宿は素泊まりですし、基本的には大きな温泉地でないと、この時間では夜ご飯を食べられる場所はそうそうない…はずなのですが、老神温泉には心強い味方がいるのです。

埼玉県に本店を構える中華料理チェーン、餃子の満州が温泉街にあるんです!夜8時半がラストオーダー(2025年時点)という夜遅くの到着にも優しい仕様です。

 

ぱっと見餃子の満州は目立っておらず、どちらかというと旅館が本体です笑

創業者の方が老神温泉出身なんだそうで、地元に貢献をしたいと、廃業した旅館を買い取って経営に乗り出したのだとか。

飲食チェーンが経営する温泉宿ってはじめて聞いた気がする

 

スパ銭的な感じで、入口で靴を脱いで入ります。

 

日帰り温泉もやっており、泉質も上々なんだとか。

が、今回の私たちの目当ては満州です。スパ銭併設の食堂みたいな外観。

 

実は満州ははじめてです。

まずは店名にもある餃子から。外カリ中ジュワで美味しいですね!

 

よだれ鶏。意外と本格的な味わいです。

 

回鍋肉。これもまちがいないお味。

 

酢豚も良いですね。餡がピカピカしてます。

 

最後に天津飯。関東風の味付けです。どの店舗にもあるわけではなく、直営店限定?みたい。

ほんのりと焦げの香ばしい香りを纏っており、食が進みました。

このあと他の店舗でも一度食べてみたのですが、ここの方が美味しかった…!気がします。もしかしたらフランチャイズか直営かの違いがあるかもですね。

いずれにせよ老神温泉にはそもそも夜開いているレストランがないため、素泊まり客の心強い味方です。温泉宿で中華料理というのも意外性があって楽しい。おすすめです。

安くて美味しい

 

宿泊:穴吹湯 東秀館

宿は満州のある東明館の隣にある、東秀館です。

どちらも東が付いているのは温泉街の橋を渡った東側に位置しているからでしょうか。

翌朝の写真。非常に立派なアプローチです。

 

館内は二階建てで、20室程度の中規模サイズの旅館。

 

昔ながらの設えが落ち着きます。旅館のロビーってこういう感じ!っていうロビー。

 

お部屋は素泊まり用の8畳和室。基本は一泊二食だと二間続きの和室のようです。

 

とはいえ全然広いし綺麗。なんならグレードアップされた?と思ったぐらいです。

トイレも洗面所もあり、もちろんウォシュレット。いうことなしです。

 

お風呂は24時間入れるのもポイント。

男女別の入れ替えは無しです。

 

脱衣所に入って一瞬ギョッとしたのがこの脱衣籠(?)

壁に埋め込まれており、宇宙船のポッドみたいなつくりです。どこかレトロフューチャー的なデザイン感がありますね!

老神温泉の他の宿でもこのデザインが採用されている場所があるそうで、流行ったのかな…?

不思議だよね

 

ガラス窓を広く取った内湯と、露天で構成されています。

内湯の浴槽は岩風呂。男女ともに造りは同じですが、女性風呂の方がやや狭いかな。写真は男性風呂です。

 

お湯が素晴らしく、白い湯葉のような湯ノ花が驚くほどたくさん浮いています。

ほんのりと硫黄の香りもして、これは良い温泉。

 

露天の方は前日の雨の影響か、ちょっとぬるくなりすぎていました。

もともとかなりぬるい設定のようなので、コンディションが悪かったのかもです。

 

こちらも男性風呂の写真ですが、女性風呂のほうは露天の浴槽にバラの花が浮かべてあります。適度に解放感もあり、良いお風呂でした!

老神温泉は宿によって源泉がかなり異なるようです。その中でもここ東秀館は泉質が良いと評判でした。

昔の老神温泉はダム建設で川の底に沈んでしまったそうで、その中でもここは当時の源泉を再掘削して使っているのだとか。泉質の良さも納得です。

ぬるめのお湯でずっと浸かっていられる

硫黄の香りもやわらかでいいお湯だ…

 

老神温泉街散策

老神温泉自体は結構寂れている…というのが正直なところですが、自然に囲まれたロケーションは非常に良く、静かな温泉街散策を楽しめます。

老神温泉は峡谷沿いにあり、私たちが泊まった東秀館は橋を渡って東側に位置します。

温泉街の中心は西側なので、まずは橋を渡っていきます。

 

立派な橋です。最近補修したのだとか。

 

橋からは絶景!

ほんのり紅葉した山々と青い空、切り立った峡谷が絵になりますね。

 

反対側を見ると温泉街です。大型旅館が建ち並んでいます。鬼怒川温泉を少し彷彿とさせるかもしれません。

 

前日の夜に食べた餃子の満州の旅館も見える。

 

橋を渡るとレトロな温泉街。残念ながらお店は全て閉業していて、お土産物屋さんとかが無いのが寂しい…。旅館は結構やっているのだけど。

 

メインストリートっぽい場所。

伊藤園ホテルズの経営する宿もありました。

 

老神温泉唯一のカフェ、ロングストーリーさん。

朝コーヒーが飲みたかったのでちょうどよかったです。

 

店内はめちゃオシャレにリノベされています。もとはスナックとかだったのでしょうか。

珈琲もしっかりハンドドリップ、台湾紅茶もあり、さらにはちょっとした軽食(ホットサンド)もあるという、老神温泉のオアシス的存在です。2024年にオープンしたばかりだそうです。やっぱり温泉街にはお店があると良いですよね、頑張ってほしい。

 

メインストリートからさらに先に進むと怪しげな元スナック街が。

調べたらこの美人座はストリップ劇場だったそうです。老神温泉は昭和の時代、団体客で賑わったそうで、そういった施設の名残が今でもあるのですね。

廃墟も多いけど賑わっている鬼怒川温泉との差はなんだろう。あっちは日光も近いし、やっぱり立地なのかなぁ。

 

今はそういった名残も風化しつつあり、住宅街に埋もれていっています。

かわいいにゃんこを見かけました。

 

癒し…

 

住宅街を抜け、少し坂を登っていくと、朝市があるエリアに出ます。遠景を眺めていると、なんとものどかな山間の温泉地だなぁと感じますね…。

 

老神温泉朝市

老神温泉では4月から11月の時期だけ朝市が開かれています。冬場は開かれていないので注意です。

朝市ひろばが整備されており、こちらにお店が出てきます。開市時間は、朝の6時から7時半までという難易度ハードな設定。旅館の朝ご飯を食べる前に来なきゃいけないですね。

相当気合いれないと来られない!

 

早朝の朝市の時間帯の写真です。

決して出店数は多くないのですが、地元の農産物や加工食品(ドレッシング、お漬物など)、お菓子やお弁当などが並んでいます。

 

こちらのドレッシングは絶品なんだそう。添加物が入っておらず日持ちしないので、旅行の日程を考えると断念しましたが、一泊二日だったら買ってた…。

 

こちらは朝市名物の舞茸おこわ弁当。この辺りはキノコ栽培が盛んだそうです。しょうゆの濃いお味が朝から食欲をそそりました。

コンビニもない老神温泉ですが、仮に素泊まりでも朝市があるので朝食難民にならず安心ですね。

 

朝市ひろばには朝市の時間帯以外にも見どころがあります。それがギネスにも認定されたという、この大蛇みこし展示館

 

なんだかユーモラスな大蛇が三匹、お社の奥に鎮座しています。。

 

この大蛇、なんと全長108mもあるんです!何十人がかりで担ぎ上げるんだとか。

ちなみにシロヘビはちょっと長さの短くなっていて、子供が担ぐ用だそうです。かわいい。

 

長すぎるがあまり、展示館もコの字型になっています。年に一度の大蛇祭りの時期に来てみたいですね。

宿のロビーでは、このお祭りの映像も流されていたよ

 

吹割の滝

老神温泉に訪れたなら併せて行きたい観光地がここ、吹割の滝です。

老神温泉からは車でわずか10分足らず。滝が近づくと急に賑やかになり、両側には有料駐車場が並びます。

市営の無料駐車場は10台しか停められないので、諦めてどこかに入りましょう。値段はどこもほぼ変わらないのであんまり考えないが吉です。

滝に一番近い…とか各所アピールはあるものの、滝を見る遊歩道は周遊コースになっており、入口が二か所あります。駐車場は二か所の出口の間に密集しているため、実はどこに停めても周遊すると歩く距離はほぼ変わらないことがわかりました笑

 

そうそう、お土産物屋さんも豊富です。ここのアップルパイが焼き立てで美味しかった。

 

階段を下り、滝を見に行きます。紅葉も進んでいますね。

前日の雨で少し水量が多く水は濁ってました。

 

奥にはさらに遊歩道が続いているのですが、熊出没のため閉鎖。今後、こうした場所が増えていきそうですよね…

 

観音堂もありました。

 

さて、実際に滝に近づいていくのですが…

この写真見てください!やばくないですか。怖すぎます。幅が狭く柵の無い遊歩道なのにこの水量…。落ちたら一巻の終わりなのでは。

シャッタースピード遅めの写真なので、雰囲気を多少盛ってるところはありますが…

命の危険を感じるレベル

 

それでもこの水量と、滝壺のゴウゴウという音が恐ろしさが際立たせています。過去に死亡事故も起きているそうです。

 

迫力あるとか、スリルがあるを通り越して普通に怖い笑

 

この先もなかなかに怖い。安全柵的なのは全くと言って無いです。

水量が少ないとここまで怖いとは感じないのかもですが…

 

もう片方の道から国道に戻ります。途中の小屋にはお土産物屋さんが建ち並んでいました。

なかなか攻めた観光地です。ここまで自己責任な感じの観光地、日本ではそうそう無い気がします。一方で迫力は凄まじいので、万全の注意を払って見に行くと良いですよ!

 

道の駅尾瀬かたしな

吹割の滝を超えて、さらに北上すると有名な尾瀬に繋がります。尾瀬は新潟、福島、群馬にまたがる湿原。

この湿原は未だ手つかずの自然が残されており、間に尾瀬がある福島県群馬県は、日本で唯一道路が繋がっていない県なんだそうです。

そんな尾瀬には今回は行かず、手前で東側に折れて栃木の方に向かいます。

途中、評判のケーキ屋さん、Lamminに寄ります。

のどかな場所にいるこのでんでんむしが目印です。

 

ログハウス調の建物。

 

美味しそうなケーキがたくさん並んでいました。

 

宿に着いてから食べましたが、とても良かったです。都内の人気店も凌ぐ美味しさでした。これはエッグタルトとタルトタタンです。

旅館に着いてから、道中で買った甘いものを食べる幸せ

 

先ほどのケーキ屋さん、Lamminの近くにある道の駅。かなり大規模な道の駅です。

 

紅葉がめっちゃ綺麗だった!

 

この道の駅には尾瀬を望む展望台があるのですが、なんと綺麗な虹が出ていました。

 

今後も良い旅になりそうな予感。

 

老神温泉は初めて泊まったけど良い温泉地だった

吹割の滝も怖いけど必見だね。今度は尾瀬にも行きたいなぁ

このあと峠を越えて、奥日光の方に向かいます。

北関東3県の温泉記録