しろいるか旅行記

しろいるか旅行記

旅行が好き だいたい週末更新

2025年1月【1/2】京都「空庭テラス京都」泊 河原町の温泉露天に浸かり、長楽館の重要文化財カフェで建築美を堪能する。

こんにちは、しろいるかです
2025年1月、また京都に泊まりました。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
宿泊:四条河原町温泉 空庭テラス京都

【二日目】
炭火鰻 翠川~長楽館
宿泊:HOTEL VMG RESORT KYOTO

【三日目】
平安神宮神苑

 

空庭テラス京都

京都の繁華街、四条河原町

まさにその交差点から歩いてすぐの場所にあるシティホテルに泊まります。

ビル型のホテルです。入口には黒服のスタッフが立っていて、ロビーまで案内してくれました。

 

こちらのホテル、1階は日本食レストランと簡易なレセプションがあるだけ。ロビーは上層階にあるスタイルです。

 

エレベーターに乗って9階へ。降りた先にはフロントがありました。今風のライティングがおしゃれです。2022年にできたホテルだそうなので、まだまだきれいですね。

どんどん新しいホテルができてるね

 

ドリンクバーは24時間ではなかったけど、割と夜遅くまで自由に使えました。コーヒー紅茶とソフトドリンク、アイスとかのラインナップだったかな。アルコール類はありません。

 

空庭ルーフトップBAR

こちらのホテルのウリなのがこちらのルーフトップバー。ロビー階からさらにエレベーターで1階あがるとたどり着けます。

期待感を高めるアプローチですね。あと京都っぽい。

 

京都の街中にありながら、奇跡的な解放感です!

目の前のビルが少し低めなので、ちょうど鴨川を挟んで対岸の祇園を一望することができます。

めっちゃ良い景色!

 

前日に大阪に泊まったので、さすがに大都会とは言えませんが、しっぽりと京都らしい落ち着いた夜景です。

 

1929年に建てられたという南座。夜もライトアップされていて目立ちますね。

 

16時から19時の間、こちらでワンドリンクいただけます。各種ワインのほか、ミモザも選べました。夜景を見ながら乾杯という贅沢な雰囲気を楽しむことができました。

宿泊者しか入ることができないので、ここに泊まる目的のひとつになりますね。

19時以降はBAR営業をしているみたいだよ

 

客室:スーペリアダブル

こちらのホテル、1室だけあるツインルームを除いて、ダブルルームのみです。部屋の広さも20㎡ぐらいなので、ちょっとこじんまりしているかも。

今回は5階でした。

 

それほど大きい建物ではないですが、それでも1階につき10部屋ぐらいはあるのかな?全部で102室あるそうです。

 

部屋はまさに必要十分といったサイズ感。奥にソファーがあるのがいいですね。

ちなみにどの部屋も眺望はないので、やや閉塞感があるかもしれません…。

 

なんかこう、めっちゃジャンキーなもの食べたいときってありますよね。

写真に残すのも憚られるほどの茶色さ。完全にやっちゃいました。

河原町を散歩がてら、ジャンクなお店のテイクアウトを買いそろえてお部屋でいただきました。マクド、ケンタ、サイゼ、バーキン…。

ドカ食い気絶しちゃう…

 

空庭ルーフトップBAR(朝)

さて、胸やけしながら朝を迎えます笑

夜景もいいですが、京都は明りが多いわけではないのでむしろ日中の方が本領発揮するかもしれません。

 

朝日はちょうど山の方から登ってきます。めっちゃいい景色ですね。冬の寒い時期でしたが、この時間は朝日目当てで何組か待機してました。

実はカウンターの下は足湯になっていて、寒い時期でも足湯に浸かりながらだと意外と耐えられたりします。

 

朝日に照らされる街並み。

よく見ると特徴的な西洋建築が2軒みつかります。左側の教会のような建物は東華菜館という老舗の中華料理屋。右側の方がこれまた老舗の洋食料理屋、レストラン菊水です。

いずれもヴォーリズ建築で、クラシカルな外観が素晴らしいです。レストラン菊水は行ったことないのでいつか行ってみたいなぁ。

 

すっかり日も登ってきました。やっぱり朝の方が気持ちいいですね!

 

温泉

こちらのホテル、空庭ルーフトップBARがウリですが、それだけではありません。

なんと、温泉大浴場がついています。

出典:天空露天風呂 | 四条河原町温泉 空庭テラス京都【公式】

こちらが八坂の湯

 

こちらが庭の湯

男女別に八坂の湯、庭の湯が日帰りで入れ替わりです。

庭の湯は普通のビジホの大浴場みたいな感じなんですが、八坂の湯がすごい。こっちに全振りしてます。京都の街中にありながらインフィニティ温泉のような眺望を実現しています。

八坂の湯もできれば明るい時間帯の方がいいと思います。着いたら大浴場の割り振りを確認して、優先的に楽しむのがおすすめです。

 

泉質については全く期待していなかったのですが、ほんのり茶色く色づいた温泉で、八坂の湯の方は温泉の香りもわずかにありました。かけ流しではないですが温泉らしさを多少感じられます。

こことそう離れていない、テルモントレ京都にも温泉があるのですが、そちらの泉質に非常に似ています。

モントレの方はかけ流しなので泉質はモントレ、眺望はこちらでしょうか。

やっぱり温泉あるとなんだかんだでいいよね

八坂の湯は深湯にもなってて最高

 

朝食(食べていないけど…)

今回素泊まりでしたが、朝食付きプランの場合、お弁当がついてきます。

ロビーで受け取る形のようで、他の宿泊者の分がおいてあったので参考までに。

お部屋でいただくもよし、空庭ルーフトップBARでいただくもよしですね。

 

宿泊の感想

空庭ルーフトップBARと八坂の湯に全振りしたホテルです。いずれの施設も全振りしているだけであってとても満足できると思います。あと立地もめっちゃいい。

お部屋の割にお値段は割高なので、上記の施設を満喫できるかがポイントかもですね。お天気が悪いとルーフトップバーは使えないので、天気が良ければより満足度も高いと思います!

なお、こちらのホテル実は上位ランクの別邸があります。専用ロビーと、客室温泉が付いている高級ホテルですね。

専用の入口もついてる。

 

京都 炭火鰻 翠川 祇園八坂

ホテルをチェックアウトしたのち、円山公園の中にある鰻屋さんでお昼をいただきました。

元々喫茶店だったのを改装して2024年末ぐらいにオープンしたっぽいです。

 

確かに昔喫茶店だったぽい雰囲気。

 

縁起の良さそうな鶴亀の薬味入れ。

 

うな重にしたんですが、上(1匹)と、特上(2匹)が1,200円しか差がないんです。

1,200円で1匹追加されるのか!と思い特上にしました。2匹丸ごとのインパクトが凄い。ただ、全部食べ切れずちょっと勿体ないことしました…。

 

デザートカフェ長楽館

先ほどのうなぎ屋のほぼ向かいにある立派な洋風建築。

煙草王と呼ばれた村井吉兵衛という方が迎賓館として建てたものだそうで、伊藤博文大隈重信などももてなされたそうです。

2024年には、なんと国の重要文化財指定も受けたみたい!

豪華なアプローチです。

 

1909年に建築されたようですが、ものすごくしっかりした造りで古さを感じません。

 

京都って歴史ある洋風建築もかなり残ってますよね。

 

内部が凄い。当時の調度をかなり残しており、カフェというよりは重要文化財の見学に来たみたいです。

 

テイクアウトもできる、パティスリーも併設されています。床の模様とか、半アーチ状の天井とか、奥の扉やステンドグラスなど、雰囲気良すぎてやばい。

 

カフェは1階、2階それぞれにある広間でいただきます。

さすがの人気店なので、事前のオンライン予約をおすすめしますが、今回はオンライン予約枠はいっぱいでも、当日飛び込みで15分程度待てば入れました。

この部屋とかもすごい。天井の模様とか。

 

特徴的な階段。

 

奥のお部屋は通常非公開みたいです。

 

エレガントなお部屋でカフェをいただきます。

 

珈琲と…

 

まさかの一人用サイズのガレットデロワ。お正月限定のかわいらしいものでした。

アフタヌーンティーなどもあるようで、この雰囲気で楽しめるのはいいですね。

長楽館、実は宿泊もできるようになっていて、だいぶ昔ですが泊まったことがあります。

当時はほとんど写真撮っていなかったのが残念…。

 

京都は毎回違うホテルをつい選んでしまうね

ホテルの選択肢がめっちゃ多くて目移りしちゃう

過去の良さげな京都旅行の記事