こんにちは、しろいるかです
2025年1月、また京都に泊まりました。

旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
宿泊:四条河原町温泉 空庭テラス京都
【二日目】
炭火鰻 翠川~長楽館
宿泊:HOTEL VMG RESORT KYOTO
初日の記事はこちら
VMG RESORT KYOTO フロント棟(寧々)へ
今回泊まるのは全国で文化財を改装してホテルとして使う、NIPPONIA HOTELブランドを展開するVMG HOTELSグループが京都に展開するホテル。
兵庫、京都、博多だけNIPPONIAブランドじゃないのは・・・
何かちがいがあるのかな?

こちらは分散型のホテル。フロント、客室、夕食、朝食とすべて異なる場所にあり、暮らすように京都に堪能できるコンセプトです。
フロント棟は八坂神社と清水寺の間をつなぐ、ねねの道沿いにある寧々棟。

ねねの道のあたりはいかにも祇園、という感じのたたずまいの建物が建ち並ぶエリア。

例にもれず、寧々棟も古い建物、老舗旅館を改装した建物です。
小さいけれどしっかり手入れされた美しい庭を通り抜けて中に入ります。

こちらはフロント棟としての役割だけでなく、一部の客室や、ラウンジとしての機能も持っているみたい。フリードリンクが提供されていました。

一部お酒などもあります。おつまみ系は残念ながらありません。

こちらでチェックインです。
京都の非日常を味わうというコンセプトからか、今回宿泊する客室棟の了以棟にもフロントがあるにも関わらず、チェックインは必ずこちらで行うことになっています。
駐車場もないので公共交通機関での来訪が推奨されています。ちょっと不便かもしれませんが、こうした制約が旅の楽しさを生むんでしょうね。
寧々棟から了以棟までは歩くと20分ほどの距離があり結構遠いのですが、そこはタクシーで送ってくれます。(タクシー代はホテル代に含まれています)
了以棟に泊まる場合、滞在中にここをもう一度訪れる機会はないかも
部屋:了以棟203
名前の由来は角倉了以ですね。建物の目の前を流れる高瀬川を開削した人です。

建物は鴨川にも面しており、鴨川の河川敷から見るとこんな感じ。部屋からも鴨川を眺めることができます。

こちらが建物の入り口側。高瀬川沿いは雅な提灯が建ち並んでいます。

こちらは老舗料理旅館を改装した建物とのことです。料亭っぽさがありますね。

鰻の寝床のような、細い通路を抜けて建物の中へ。

小さな建物のように見えますが7室も備えています。今回泊まるのは203の部屋。

照明の加減でなんだか妖しくみえますが、実物はもっと明るいです。
鴨川を望むお部屋です。

ベッドはツイン。大きなテレビが目の前についています。

鴨川沿いには小さなテラスもあり、外に出られます。

ソファとテーブルのある、ちょっとしたスペース。ここにもテレビがついてた。

実は地下があり、階段を下りていくと…

水回りは地下でした。

立派な檜風呂が備えられています。温泉ではないですが、気持ちよく入れました。

泊まったのがお正月だったからか、縁起物がおいてありました。
京都で新年にいただくお菓子、花びら餅と大福茶のセットです。花びら餅はなんとゴボウを挟んだお餅で、大福茶は梅昆布茶です。平安時代からつづく縁起物だそうで、食べれば一年無病息災でいられるとか。こういうの嬉しいですね!
縁起物はいただいとかないとね
年始じゃないとまた別のお菓子があるのかな?

さて、こちらはお部屋ではないですが、了以棟にも小さなラウンジがあります。

ムーディーな雰囲気。ただ狭いからかここでゆっくりしている人は見かけませんでした。

ラインナップは寧々棟とほぼ同じかな?
24時間使えるので水分補給にありがたかったです。
夕食:鮒鶴
さて、夕食に関しては二通りの選択肢があります。
- アカガネ:寧々棟の近く。大正時代の邸宅を改装したレストラン
- 鮒鶴:了以棟の近く。老舗料亭を改装したレストラン
別にどちらの棟に泊まっていてもレストランはプラン次第でどちらでも行けます。

実はアカガネにはランチで以前行ったことがあったので、今回は鮒鶴の方へ。
木造五層楼閣建築という、遠目からでもものすごく目立つ外観です。

すごい、まさに楼閣です。これが木造なんですね…!
大正時代にこの建物は目立っただろうね!

おしゃれにリノベされたみたいです。

格式高そう。

おしゃれなウェイティングエリア。

照明もひかえめでかなり落ち着いた雰囲気です。外観からは想像できないほどモダンですね。

ここでいただくのはなんとフレンチ。これも外観とのギャップがすごい。

お酒もいただきつつ。

お正月なので特別コースです!全体的にとても見た目が凝ってます。

ふつうのパン。

縁起物だからかな。百合根を使ったコンソメロワイヤル。コンソメスープ×茶わん蒸しみたいな感じの味。

なんか難しい名前の一皿。

黒毛和牛フィレ肉のポワレ トリュフソース
付け合わせのポテトがミルフィーユ仕立てで美味しかった。

ピスタチオとレモンのケーキと、はちみつのジェラートだったかな。

お茶菓子と。コーヒーか紅茶もいただけます。
もともと結婚式の披露宴の会場としても使われるそうで、安定したフレンチでした。
鮒鶴:館内見学
ごはんを終えたところで、建物内部の見学をさせてくれるとのことで、行ってみることに。

こちら、なんと昭和5年製のエレベーター。実は現存する日本で2番目に古いエレベーターだそうで…
一番目ってどこなの?と当然気になりますが、鮒鶴から徒歩10分もしない距離にある、東華菜館という老舗レストランの建物に日本最古のエレベーターがあります。見た目はほぼ同じ感じでした。
日本最古のエレベーターがあるレストラン

扉はこの格子状のものしかなく、しかも手動で開け閉めする仕組みです。
現代のエレベーターというよりは、運搬用リフトに乗っている気分になりますね。おもしろい体験です。
なんでも二番目って意外と注目されなかったりするよね
案内されるまで全然知らなかった

屋上はなんとテラススペースになっています。対岸の祇園の景色がバッチリ。

結婚式に使われる拝殿もありました。

ここが建物の最上部。さきほどのエレベーターの機械室になっているそうです。

拝殿の雰囲気。特定の宗派には寄らないつくりになっているそうです。

その下は完全に披露宴会場でした。

格天井が立派ですね。この辺りは当時の雰囲気が残っています。

さらに小宴会場。

この上にある鯉の天井画。
当時からあるものだそうですが、鴨川から反射する月明りに照らされる位置につくられており、反射した光の波紋によって、まるで鯉が水の中を泳ぐように見えたそうです。
月明りがここまで反射するほど、電灯が普及していない時代は暗かったんですね。

ここが本来の入口だったと思われる場所?複雑な紋様が美しいです。
鮒鶴は見学ツアーが一見の価値ありですね!
今回の滞在でここが一番楽しかった
朝食:平安神宮会館
さて、朝食はなんと平安神宮の敷地内にある会館でいただくことに。
平安神宮までは歩くと30分以上かかるので、ホテルにはタクシー代が含まれており、朝指定した時間でタクシー送迎が受けられます。

目の覚めるような赤色が美しい平安神宮の楼門。
平安神宮会館は、この中から入るのではなく、隣の方にひっそりとあります。

平安神宮も結婚式をよく執り行っているようで、平安神宮会館は披露宴などもできる会場です。
建物自体は特徴のあるものではないですが、建物からの眺めが素晴らしいです。平安神宮に併設された庭園、神苑をベストポジションから眺めることができるんです。

まさに特等席です!

こんな景色を見ながら朝ごはんをいただくのは嬉しいですね。

朝食は洋食系です。

スムージーとか、ジャム。

京野菜のサラダ。

豆腐のティラミスだったかな。面白い一品です。

前菜の盛り合わせ。ちょいちょい京食材が含まれていました。

パンはいっぱい。

メインは鮮魚のヴァプール。あれ、なんか前日の夜も似たようなもの食べたような…。朝からリッチです笑
スープは撮り忘れた…。
平安神宮神苑
さて、ごはんを食べ終えたら5,000円分のタクシーチケットをいただけます。その場でタクシーに乗って宿に帰っても良いし、平安神宮神苑を拝観してから帰ってもよいし、使わずに歩いて帰っても構いませんし、チェックアウト後に宿から京都駅への送迎に使うなんて手段もあります。
期限は1年間あったので、その場で使わなくてもよいのはいいですね。

とりあえず神苑を拝観することに。こちらの費用もホテル代に含まれていました。

鴨がいっぱいいます。

良い感じの飛び石と松。水面に映る松が美しい。
飛び石は臥龍橋と呼ばれ、秀吉によって造営された三条大橋、五条大橋の橋脚が使われているそうな。

神苑のハイライト、泰平閣です。池にかかる橋ですね。

橋の真ん中がおもしろい造形です。橋と建物のあいのこみたいな。〇〇橋という名前じゃないのも納得。

屋根の上にいるのはなんの鳥だろう。

橋の上から眺める池の景色も素晴らしかったです。

結局鴨川沿いを歩いて帰りました。チェックアウトが12時なので朝ごはんを食べて神苑を見た後も結構余裕があるのがいいですね。
ホテルに泊まるだけで、京都の様々な場所を巡れてしまうという面白いコンセプトの分散型ホテルでした。暮らすように泊まる、は言い過ぎかもですが街に溶け込む滞在ができる気がします。どちらかというと京都リピーターにおすすめかな?
立地も良いし、設備的にもしっかりしたホテルだった
夕食と朝食の場所は必見だね!
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