しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2024年5月【1/3】大分「寒の地獄旅館」泊 九州最高峰の百名山。牧ノ戸登山口ルートで、最初から景色良すぎる高コスパ登山を楽しむ。

こんにちは、しろいるかです
2024年4月、大分へ旅行をしたときの記録です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
博多駅~夜の屋台
宿泊:博多エクセルホテル東急

【二日目】
博多散策~九酔渓~高原堂
宿泊:寒の地獄旅館

【三日目】
くじゅう連山登山~杖立温泉散策
宿泊:杖立温泉 米屋別荘

【四日目】
杖立温泉散策~鍋ケ滝公園
宿泊:オーベルジュわいた館

【五日目】
わいた温泉散策~そらいろのたね~北里柴三郎記念館

 

博多散策(夜)

丁度良い飛行機が取れず、新幹線で博多へ。意外となんとかなるものですね…。

博多駅は夜も賑やか。煌々としています。

 

博多駅から中州の途中にある屋台でとんこつラーメンをいただく。博多ってすごい。どこからともなくとんこつを煮るにおいがしてくる。こんな風に日常的にとんこつ煮てる町はそうないと思う。

 

くせのないとんこつスープで、夜でもさらっと行けました。

屋台で食べるラーメンは二割増しでおいしい

中州の屋台はガヤガヤしてるけど、ここはガヤガヤしてないのもいい。ぴょん吉は同じ名前の店が天神の方にもあるみたいだけど、祇園町の方です。

 

博多エクセルホテル東急

今日の宿はこちら。ビジホ。

中州のであい橋という名所の目の前。博多駅からだとちょっと歩くけど、歩けなくもない距離です。荷物があったらおとなしくタクシーか地下鉄が無難ですね。

 

年季が入ってるけど中は割と綺麗でした。繁華街のど真ん中という立地で、夜ご飯を食べたり観光するのに利便が良さそうですね。

 

朝の博多散策

朝起きて博多を少し散策。

であい橋から対岸の天神の方へ行ってみる。

 

旧福岡県公会堂貴賓館。100年以上前に建てられた洋館が残っています。中に入ることもできて、お花の展示をしていました。

 

全国的に有名なラーメン屋、一蘭の本社ビル。夜はちょうちんが光り、とても目立つ外観です。

 

朝食は朝うどん。福岡はうどんも名物なんだって。24時間営業なのに驚き。

 

ごぼ天うどん。関西風の透き通ったスープが染み渡ります。やさしいお味。

沁みる…

夜の〆とかにも良さそうです。

 

昨晩、ぴょん吉が営業していた場所。跡形もないです。結構ガッツリ設営されてたけど、ちゃんと毎晩のように準備しているんですね、大変だな…

 

九酔渓

さて、博多からレンタカーを借りて今日の目的地、くじゅう連山のふもとへ。

途中寄った九酔渓という景勝地お茶屋さんがドライブインのようにあります。

 

切り立った渓谷です。これは景色がいいですね!

 

岩肌も見える。

 

お茶屋さんの奥に滝もありました。やっぱり自然はいいなぁ。

 

高原堂

さらに進み、目的地のほぼ近くにあるソフトクリーム屋さんへ。

ソフトクリームで有名なお店。めっちゃ美味しいらしい。

 

ブルーベリーとミルク。

確かにこれはめっちゃ美味しい…!!評判に偽りなしです。

素晴らしく濃厚なミルク感があり、ブルーベリーもしっかり手作り感があります。あまりに美味しすぎて翌日の登山後も食べに来たほどです。

くじゅうに来たら外せない名店!

 

宿泊:寒の地獄旅館

今日の宿は寒の地獄旅館。秘湯を守る会にも所属しており、老舗の温泉旅館です。

ここには過去も泊まったことがあるんですが、今回再び泊まった理由はふたつ。

  • くじゅう連山の登山口に近い!
  • 暖の地獄サウナ が新しくできた!

くじゅう連山の登山口からは車でわずか10分足らずの距離にあるため、早朝出発しやすいんです。

そして、2023年7月に新たにオープンした暖の地獄サウナ。もともとキンキンに冷えた冷泉と交互浴がウリの旅館でしたが、その冷泉を水風呂として使うサウナができたという…これはもう行くしかない!

こちらの宿泊記は、過去の宿泊記とあわせて更新しました。

 

くじゅう連山登山:牧ノ戸登山口~久住分かれ

さて、5時半に起きて、早朝宿を出発します。

朝食はおべんとうに振り替えてもらいつつ、さらにお昼ご飯も用意してもらいました。

 

朝6時前、牧ノ戸登山口に到着です。既に車でいっぱい。普通の駐車場には止められず。一本細い道に縦列駐車しているので、そこに倣います。。

たぶんですが、8時ぐらいに来ても縦列駐車する場所もほぼ停められなさそうです。

 

朝6時から営業するお店。意外に冷えるので甘酒なんかが欲しくなります。

 

とりあえず動く前に朝ごはんを食べる。シンプルな手作りおべんとうでした。

 

では出発!

 

くじゅう連山というぐらいなので、様々な山が連なっています。

今回目指すのはその中でも九州最高峰の中岳と、百名山として知られる久住山です。

くじゅう、九重、久住…いろいろ呼び名があってややこしいですね。

 

登り始めから既に見晴らしがいいです。高い木とかが全然生えてないんですね。

 

方向を変えればすごい雲海が。この雲が上がってくる前に登らないと!

 

あの奥にうっすら見える山が目的地です!

 

はしご。迂回もできるけど通りたくなるよね。

 

なだらかな稜線歩きのような感じです。楽しいなぁ。

 

周りの山々よりも目線が高くなってきた。阿蘇の方まで見渡せます。

 

途中見つけた鳥。私のカメラのズームではこれが限界。もっとズームできるカメラあったら楽しいだろうけど、重いので、折角買っても持って行かなくなっちゃうだろうなぁ…。

バズーカみたいなカメラ持ってる人は体力すごい

 

ふと左に目をやると稜線を歩いている人たち。

 

星生山への道が分かれています。寄り道ルートですが、ひとまず久住山を目指して、元気があったらあとで行こう。(結局行かなかった)

 

いよいよ見えてきました。久住山です!

 

こちらから見るとなかなか急です。上の方に米粒のように人がいますね。

とはいえ登山ルートは写真左のなだらかな方からなので安心です。

 

開けていて気持ちいいなぁ。

 

ここで久住分かれ避難小屋に到着です。売店などはないですがトイレがあるのが助かる。

 

ここは久住分かれというポイントで、別ルートで登山してきた際にもここで合流します。

 

くじゅう連山登山:久住分かれ~久住山

こちら側は長者原方面。あの山の奥から来るルートもあるんですね。

今回は久住山頂までの最短ルートである牧ノ戸登山口から来ましたが、長者原方面からだと湿原を抜けたり、途中にある法華院温泉山荘という温泉がある山小屋があったりと、また楽しめるみたいです。

 

さて、だいぶ岩ゴロゴロになってきた道を歩いて山頂を目指します。

 

あーー、ここにきてガスってきてしまった…。

 

山頂着いたけど真っ白…!!

 

と思ったら晴れてきてくれました!

 

みごとな眺望です。

 

下界の建物もポツリポツリ見られます。

 

かと思いきやいっきに雲海が覆ったりと、目まぐるしく雲が動きます。ダイナミックな光景ですね。

360度眺望が開けているし、ここは最高だった

3,000m級の景色だね

 

山頂は広いので場所に気を遣わなくて良いのもいい…。

 

くじゅう連山登山:久住山頂~下山

久住山も登れたので、今度は九州最高峰の中岳を目指すことに。

 

途中、見事なカルデラ湖があります。御池と言われているようです。

 

丁度池を見下ろす場所に避難小屋もあります。ここにはトイレはなし。

 

見事なまでに透き通った池です。空の青さが映り込んで吸い込まれるような青さがありますね。

 

ここからあと一息です。

 

また真っ白になったーー

でも九州最高峰に到達です。意外と低く、1,791mなんですね。周りの光景はとてもそうは思えないですが。

 

最後、中岳から下山するにあたり天狗ヶ城というピークを越えていきます。ここが一番高度感あった気がする。

 

だめだ、完全に真っ白になって雲が晴れない…!

 

諦めてお昼にします。朝と比べると魚の種類とキャンディーが変わってる笑

 

下山していると天気が回復してきました。山頂付近だけが雲に包まれているみたいですね。山の天気はほんと変わりやすい。

 

駐車場のほぼ間近にある展望台まで戻ってきました。

ここまでなら道も舗装されてるし、登山しない人でも気楽に登ってくることができますよ!

 

無事戻ってきた。気持ちよすぎて全然しんどさを感じなかったですが、休憩入れるとなんと6時間近くも歩いていたことに驚き。

 

ブルーベリージュースを一気飲み!酸味が体に沁みる…!

この後寒の地獄旅館に戻りサウナを堪能し、その後高原堂でソフトクリームを二日連続でいただいてから、次の目的地である杖立温泉に向かいました。

 

くじゅうは景色も良いし危険個所もないし、めっちゃ登りやすい

コスパが良い登山。今度は長者原方面から登って法華院温泉山荘にも行ってみたいな

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