しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2017年7月 台湾【3/4】九份と十分観光、異国情緒あふれるノスタルジックな街並みへ。台北から日帰りツアーにピッタリ。

こんにちは、しろいるかです
2017年7月の台湾旅行、台北周辺の地方都市観光、九份と十分に行きました。

一日目の記事はこちら

九份・十分への行き方

台北観光とセットで行くべき場所としてよく名前が挙げられるのが九份十分です。

台北駅から電車で1時間弱で到着する、瑞芳駅が旅の起点となります。

そこから、九份の場合は瑞芳駅からタクシーで20分ほど、十分の場合は平渓線というローカル線に乗って40分ほどで到着します。

現地の人たちと一緒に電車に乗ったりローカル線の景色を眺めたりするのはなかなか楽しい体験なんですが、人がかなり多く、電車の中も時間帯によっては日本の満員電車の様相を呈します…。

正直なところ、現地オプショナルツアー等でも台北出発のものが豊富にあるため、ツアーバスで移動するのが楽だし早いと思います!この辺りは何を重視するかによって変わってきそう。

雙連朝市

さて、朝起きてホテル(GreenWorld 山水閣)から台北駅に向かうために民権西路駅へ向かいます。地図を眺めていたら、どうも民権西路駅と隣にある雙連駅の間に雙連朝市なるものが開催されているっぽい。台湾では夜市だけでなく朝市も開催されてるんですね!

折角なので一駅分歩きながら朝市を観光してみることにしました。

ホテルに朝ごはんもついてない場合、近くで朝市やってたら朝ごはんを食べに行くのも良さそう

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朝市の手前の道路。朝からなかなかの交通量で賑わっています。

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朝市は夜市と比べると地元の人がかなり多いです!

フルーツとか、朝ご飯替わりのいろんな食べ物をテイクアウトしたりしています。

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朝市の通りはものすごい人で、さらにバイクもたまに通ったりするのでなかなかなカオス感がありますが、裏手は公園のような場所なので、圧迫感はそこまでありません。

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謎のフルーツ。買う勇気はなかった。

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こんな感じで、ほんと街の一角が市場になっている感じです。200メートルぐらい続いていて、人通りも多いので通り抜けるのに10分ぐらいかかったかな?

豆花(トーファ)の 屋台があったので、朝ごはん代わりにいただきました。すごい美味しかった!豆花とは、豆乳で作られた杏仁豆腐のような食感の豆腐に甘いシロップをかけたスイーツで、ナッツとか、タピオカとか色々トッピングして食べる場合もあります。これがさっぱりした味わいで暑い台湾の気候にほんとピッタリな食べ物です!

写真も場所も取っておらず、そもそも屋台の名前もないですが、豆花の屋台は何軒かあったのできっと朝市に行けば食べられるはず笑

豆花、日本でブレイクしそうでブレイクしないね

十分

台北駅から切符を買って、瑞芳駅で乗換十分に到着。

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乗換の瑞芳駅。ターミナル駅のようで結構ホーム数はありました。

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瑞芳駅前の雰囲気。観光地というよりは地方都市的な感じ。

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ようやく十分に到着!これが結構遠い。おまけにかなり混んでいてずっと座れなかったためかなり疲れました…。バスにしとけばよかったかも…。

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かなり緑あふれており周りは山に囲まれている街です。今回は行きませんでしたが、駅から30分ほど歩いた場所に十分大瀑布と呼ばれる大きな滝があるみたいです。タクシーでも行けるので行っておきたい気もしましたが、暑すぎて力尽きてしまった。

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駅を出るとこの観光地感!風情はちょっと無いかも…。

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少し歩くと、通りの真ん中に線路がある、不思議な街並みが現れました。電車の頻度は高くないですが、普通に通ってくるので電車が近づくとみんな端に避難します。

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メイン通りと思われる線路と一体化している通りもほんの100メートルぐらいで、そこを離れるとこんな感じで静かな雰囲気に。そのあたりの料理屋でお昼ご飯を食べました。食べるところは屋台やカフェも含め相当数あるので困ることはないと思います。

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通りを抜けて、大瀑布に向かう道のあたりまで来ましたが、ここら辺で暑すぎて力尽きました…。タクシーもいたのでタクシーで向かう手もありそうではあります。

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大瀑布と並び、この街のもう一つの名物がランタン揚げです。願い事を書いたランタンを空に飛ばして願掛けをするみたい。タイにもこういうお祭りがあるし、最近は日本でもお祭りとして行われているところがあるみたいです。

日中でも空を見上げると結構な数が飛んでいます。夜になったら灯りが綺麗なんだろうな。今回は残念ながら日中帯だけの滞在でした。

また、大瀑布に行かないなら十分の街自体は1時間もあれば一通り見られてしまうので、大瀑布は行くこと前提に予定を組んだ方が良さそう。

十分は九份とセットで時間があれば観光する感じかな

夜のランタン揚げを見るとなると、日帰りだと九份の夜景と両立が難しいのが悩みどころ

九份(基山街)

再び十分駅から平渓線に乗り、瑞芳駅へ。

瑞芳駅からはタクシーに乗って九份へ向かいます。駅前からはバスも出ているようなのでバスで向かうこともできるみたいです。タクシーで向かう場合、九份老街のバス停で降ろしてもらうのがオススメ!

九份老街のバス停は、基山街という九份の観光通りの入口が近く、街の端でもあるのでここで降りて歩けば九份の街を無駄なく廻ることが出来ます。

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九份老街のバス停前はこんな雰囲気。近くにセブンイレブンもあるので飲料水を補給して街歩きスタートです!

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結構山の上の街です。そして海も近いことにビックリ!

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ここが基山街の通り。道幅の狭いアーケード街的な感じです。 驚くほど人が多く、ごったがえしています。左右には台湾料理のお店、お茶屋さん、お土産物屋さん、よくわからないお店等多岐にわたるお店が軒を連ねています。いかにも観光地って感じで歩いていて楽しいですが、とにかく疲れます笑

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アーケード街を抜けたあたりで見つかるのが頼阿婆芋園という屋台のようなスイーツ店。

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ほとんど食べきってしまった後にいまさら撮った写真。

ここでは、九份名物の芋団子が入った冷たいおしるこのようなスイーツをいただくことが出来ます!これがモチモチしていて美味しい!おしるこも氷が入ってキーンと冷たく最高でした。ちなみに冬場は温かいおしるこになるみたいですね。

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やっと人が少し減って、青空も見える場所に出ました。ちなみに、写真を見て分かる通りですが、九份は決して清潔感や洗練された雰囲気は一切ありませんが、この雑然として街全体がまるで迷路のような感じ、異世界に来たような気分になります。

まだ日も高いので、ゆっくりできそうなカフェに入って日暮れを待つことに。

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その辺のカフェでしたが、記事を書くときにちょっと調べてもネットでは情報が出ませんでした。

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中はこんな感じで、冷たい台湾茶を飲みながら1時間以上ここでのんびりしてました。

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めっちゃ良い眺め!お値段は少々高めで、台湾茶は普通に1,000円近くしました。カフェを選ぶときは崖沿いのお店を選ぶとよいかも。

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日が傾き始めました。あたりも暗くなり、店を出ます。

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街並みも暗くなると雑然さが隠れてなんとなく綺麗なような…?笑

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街中の明かりも点きはじめました。

九份豎崎路)

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基山街と並ぶもう一つの九份のメインストリートが豎崎路です。こちらは非常に高低差の大きい通りで、頭上は覆われていないものの、やはり狭い通りに人がひしめいています。ジブリの映画、千と千尋の神隠しに出てくる町や旅館に似ている!と言われているのはこの通りの下の方にあるお茶屋さんが沢山あるあたりです。

この写真は豎崎路を登り切ったところ。頂上には何があるのかと思いきや、なんと小学校がありました。

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他にも立派なお寺があったりしますが、観光地というよりは地元感が強くなります。静かでとても落ち着いているので喧騒に疲れたら少し歩いてみても良いかもしれません。

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お寺を見たりして、再び豎崎路に戻ってきたらいよいよ本格的に夜の気配がしてきました。提燈が煌々と輝き、怪しげな雰囲気すら感じます。

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九份はゴールドラッシュで栄えた町だそうですが、最盛期もこんな雰囲気だったんでしょうか。

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提燈の明かりで通り全体が赤く染まります。

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だいぶ通りの下の方まで降りてきました。海側に向かってオープンテラスのお茶屋さんが沢山あります。

その中でもおそらく一番有名と思われる、阿妹茶樓に行きました。あまりに日本人に人気が出すぎてか、日本語の店名(あめおちゃ)のルビがうたれています笑

その理由は、ここが千と千尋の神隠しに出てくる旅館油屋に似ているからだそうです。

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店内は室内席もありましたが、オープンテラスの席へ。台湾茶とお茶うけがセットで頼めますが、お値段とか味はまぁ、割と観光地価格かな…?ただ日本語メニューがあったり、清潔感のある店内など、良い場所だと思います。お土産にポストカードも貰えました。

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遠く海まで夜景を見渡せます。異国の夜景って5割増しで綺麗に見えますね!

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九份の街の夜の雰囲気自体が全体的に映画の街に似ていますが、確かにこの一角が特に似ているかも。阿妹茶樓を出て、少し降りてから上を見上げて撮った写真です。

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なんか提燈のつけ方が日本の盆踊りっぽい笑

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豎崎路を見上げた感じ。

九份は日中も観光地感があり、斜面に沿って作られた街並みは一見の価値ありだと思いますが、やっぱり日が落ちてからが本番だと思います。町をしっかり見て歩いても2時間はかからないぐらいだと思うので、4時過ぎとかに現地に着くぐらいがベストかな?私たちはちょっと早く着きすぎて時間を多少持て余しました。

オプショナルツアーだと夜の時間に被らないツアーもあるようなので、ツアー利用の場合は時間帯は要チェックです!

九份の近くには当時のゴールドラッシュが偲ばれる金瓜石という村もあるみたい。早く着いたらそっちに行ってみるのも手かも

九份老街からタクシーで10分くらいの場所で、そっちは九份と比べてあんまり観光地化されてないみたいだね。炭鉱あとにも入れたりとかするんだって

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しばらく夜の街歩きをしてから、瑞芳駅に戻ってきて電車に乗って台北まで帰りました。

九份での帰りの注意点が一つ。最寄りの瑞芳駅から九份の間の道路事情は非常に悪く、1本の山道しかないのに大量の観光バスが往来し、宿泊施設も街中にはほとんどなく日帰り客が大半なので、日が暮れてしばらくすると大量の観光客がバス乗り場やタクシー乗り場に押し寄せます。どちらに乗るにも長い行列に並ぶ必要があり、お茶屋さんでラッシュがおさまる少し遅めの時間までのんびりするか、体力に余裕を残して列に並ぶかよくよく考えた方が良さそうです!私たちはへとへとになりながら列に並んで、バスに揺られて満身創痍で瑞芳駅まで戻ってきました笑

楽しかったけど、つ、つかれた…。。

宿に戻って爆睡した

さて、次は台湾最終日。台北をまた観光しました。 

台湾のおすすめポイントや、今回の旅の全行程や予算の記事はこちら