しろいるか旅行記

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2025年5月【3/3】香港「ペニンシュラ香港」泊 スプリングムーンで点心ランチも堪能、香港を代表するホテル宿泊記。

こんにちは、しろいるかです
2025年3月、香港とマカオを観光してきました!

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】

羽田空港香港国際空港~六安居~ピークトラム~ビクトリアピーク~ELEMENTS~OZONE
宿泊:リッツカールトン香港

【二日目】
スプリングムーン(嘉麟楼)~九龍塞城公園~土瓜灣散歩~シンフォニーオブライツ~Mott32~女人街~彌敦道
宿泊:ペニンシュラ香港

【三日目】
モンスターマンション~香港トラム~香港マカオフェリーターミナル~マカオ歴史地区散歩~Litral(Taipa)~タイパ地区散歩~コタイ地区散歩~
宿泊:Morpheus(モーフィアス)

【四日目】
マカオ歴史地区散歩~香港国際空港

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ペニンシュラ香港

香港滞在二日目の宿は、ペニンシュラ香港

言わず知れた香港発祥の老舗高級ホテルで、世界各地に支店があります。

日本にも東京に支店があるね

香港のペニンシュラホテルは1928年開業。

日本にある多くのクラシックホテルと開業年が近く、個人的には横浜のニューグランドなどとは雰囲気が似てる感じ気がします。本館とタワー棟に分かれているところとか、ロビーの感じなど、通ずるものがありますね。

ホテルニューグランドの宿泊記

 

立地としては、香港の中心ともいえる尖沙咀駅からすぐの場所香港島の夜景もすぐ近くから見られますし、まさに最高の場所に建っています。

このあたりはさすがクラシックホテルですね。

 

入口には常にドアマンが建っており、まるで自動ドアのようにスムーズに扉を開けてくれます。

中もクラシカルさが凄い。立派な柱が何本も建っており、天井も高くて解放感があります。

 

ロビーエリアの殆どはラウンジが占めており、有名なアフタヌーンティーをここでいただくことができます。

昔は宿泊者に限り予約可能ということだそうですが、今は普通に外来でもHPから予約できます。ただ、今回は観光の方を優先させたのでパスしました。ちょっともったいなかったかも…。

 

そんなロビーですが、ちょっとざわざわしている感じ。

タワー棟含めると結構な大規模ホテルなのもそうですが、外来のお客さんも結構な数いるからかな。ラウンジエリアが占めているぶん、単に座れるソファー等がないのもその理由かも。

 

二階から三階に続く大階段。手すりが良いですね。

 

この辺りの雰囲気にはほんと惹きこまれます。

 

窓枠のような大きな合わせ鏡。

 

館内では生演奏が行われています。二階にあるバルコニーのようなエリアでひっそりと演奏していました。(ひっそりといいつつ音量はバッチリ)

 

この柱の装飾、凄いな。。

 

三階は宝飾のショーケースが並んでいます。

ペニンシュラはコの字型の建物ですが、地下と二階の両ウイングはショッピングモールになっており、そうしたお店たちのショーケースなのかな。

 

壁紙に昔のパンフレットが。このころはイギリスっぽさを強く感じますね。

 

デザインも一周周ってモダンに感じます。

 

客室:デラックスコートヤードルーム

お部屋は大きく分けてタワー棟か、本館かの二つ。

本館についてはスイート系のお部屋を除くと、正面玄関側のお部屋か、外向きのお部屋かのどちらかです。タワー館はハーバービュー(香港島側)か、それ以外か。

折角のクラシックホテルなので、今回は本館のお部屋に泊まることに。

廊下も良い雰囲気。

十分な広さがあり、落ち着いたお部屋です。

 

ところどころデザインが凝っています。

 

ベッド周り。なぜか足元にスツールのような台がくっついていました。

 

お風呂周りもバッチリ。大理石の素敵な浴槽ですね。

バストイレは別です。トイレは残念ながらウォシュレットではなかった…。

 

記念日の旅行なので、そのことをお伝えしていたらなんと素敵なケーキをいただけました!

ホテルの制服の帽子をかたどっているんですね。日本のペニンシュラでも同じようなデザインのお菓子を売っていました。

ちなみにその実体はチーズケーキ。濃厚な味で美味しかったです。お部屋で美味しくカフェタイムができました。

見た目もステキだし、めっちゃ嬉しい

 

お部屋からの景色はこんな感じ。目の前に香港島を望む、たぶん本館のど真ん中に位置する感じです。このお部屋をあてがってくれたのも記念日効果なのかもしれません。

期間限定なのか、謎の現代アートが吊るされています。球体がバラバラになったような…?

 

そうそう、使い捨てスリッパが過去いちレベルでしっかりしたつくりです。ロゴもついていて、思わず写真撮っちゃいました。

 

スプリングムーン(嘉麟楼)でランチ

ホテルにはラウンジはもちろん、それ以外にもフレンチや和食含め多くのレストランがあるのですが、やはりここは中華ですよね。

ということで、スプリングムーンという中華レストランでランチしました!ミシュランの一つ星も獲っているようです。

ホームページからネット予約可能なのですが、休日だと結構埋まってたりしました。日程を決めたら早めに予約しておくのが良いかもです。

シックな雰囲気です。オールド香港をイメージしているのかと思ったら、創業当時のデザインを再現したんだそうです。まさにそのままなのですね。

 

真ん中に吹き抜けがあり、一階と二階に分かれています。二階の方が落ち着いていただける感じ。今回は二階席でした。

 

この山吹色に輝くステンドグラス、めっちゃ素敵です…。

 

全体的に証明も淡くイエローがかった感じ。落ち着いた雰囲気の中でランチ開始です!

ランチは点心コースや、通常のお食事のコース等いくつか種類があります。今回は点心ランチセットにしました。

メニューはHPから見られるのですが、日本語版のHPだと出てこないので注意が必要です。

Spring Moon | The Peninsula Hong Kong

 

最初にお茶メニューからお茶を頼みます。ちょっとお高めのジャスミン的なやつにした気がする。

 

まずはこちらのクルミのおつまみ。

甘い味付けでサクサクと食べ進めちゃいます。お茶にも合いますね!

 

ポリポリ食べてたところでまずは前菜です。

点心盛り合わせですね。奥のフラミンゴっぽい点心が可愛い笑

どれも非常に丁寧に作られていて美味しいです。日本人向けというか、クセもありません。

 

続いてこちら。

魚の浮袋とキヌガサダケ入りのスープ餃子です。

浮袋?と一瞬ギョっとしましたが、全く臭みはなく、なんというか少しだけコリっとした食感で、スープによくからみます。肝心の餃子もほっこりとする味わいでした。

 

続いてエビの炒め物。大エビはプリプリで、口の中ではじけます!

 

今度は魚料理です。

詳細忘れてしまったのですが、貝柱などがふんだんに使われた出汁が濃厚で、とろみがある美味しいスープが印象的でした。こちらはちょっと本場かも!と思う味。

 

最後は四川風でピリカラの、豚肉煮込み餡のかかった米粉

最後に意外にも量が多く、点心コースといいつつお腹がはちきれそうです。

 

でもデザートは別腹ですよねー。

ペニンシュラ名物のマンゴープリンです。こちらは東京のペニンシュラでテイクアウトできるものとも少し違った気がします。東京の方はココナッツミルクがたっぷりなのですが、こっちはしっかりめのマンゴープリン。これもまた美味しい。

日本人にも馴染みがある味で、すごく食べやすかった

すごく丁寧に作られた中華って感じで美味しかったよ

 

夜のペニンシュラ香港

このあと観光に出たため、戻ってきたのは夜遅く。

建物のライトアップと現代アート効果で外観がなんだかスゴイことに。

夜は夜で雰囲気抜群ですね。

 

昼間はごったがえしていた玄関もさすがに人がおらず、ゆっくり撮影できます。

 

謎の現代アート、中央から見ると球体だったんですね!

不思議な絵面になりましたが、お気に入りの一枚です。

 

ロビーも嘘のように静まり返っています。

 

まぁさすがに日付が変わるような時間だしね…。

 

朝食(ザ・ロビー)

翌朝の朝食はアフタヌーンティーなどをいただくロビーにあるラウンジ、ザ・ロビーへ。

席に座って、ドアマンの流れるような動きを眺めながら。

 

最初のセッティングもまるでフルコースのよう。

 

ちなみに朝食はアメリカンブレックファストです。

ジュースが生絞りそのままというフレッシュさでびっくりしました。

 

パン4種。朝から重めですが、これがまた美味しい。

 

オムレツ…ではなく目玉焼きにしました。絶妙な焼き加減。

付け合わせの野菜やベーコンも最高です。

 

このフレンチトースト、過去最高に美味しかったです。

バゲットなのですが、中はじんわりと沁みていて、上のフルーツやナッツと一緒にいただくと食感的に完成するのですが、さらに…

 

このハチミツと、スコーンにつけるようなクロテッドクリーム?みたいなのを一緒につけて食べるともう最高すぎる。マリアージュです!

これを超えるフレンチトーストはそうそうないだろう…

 

プール

プールも行ってきました。プールはタワー棟にあるためちょっとわかりづらいです。

エレベーターでプールのある階につくと、扉の向こうにはいきなりのプール!

 

宮殿のようなデザイン。なんとも優雅なプールです。

 

さらに奥には香港島が見渡せます。これは夜の方が良い感じかもしれない。夜行っていないのが惜しい…!

 

テラス側から奥を撮ってみる。結構広くて快適に泳げます。

 

もちろん、バケーションっぽい感じでビーチチェアに座って過ごすのも良い感じ。

 

宿泊者は無料なのもさすがです。

とりあえず高級なホテルに泊まるときは水着を持ってくるのが良いと実感しました。

プールも凄く濃ってるし、見に来るだけでも満足できちゃうかも

 

更衣室の中には別にお風呂とサウナ、水風呂がありました。この辺も地味に嬉しいところです。

 

ギフトショップ

最後に、地下にあるギフトショップもチラ見しました。

ペニンシュラのマスコット熊が鎮座してます。これは映えスポットか!?

 

ディスプレイがすごくオシャレで、独特の空間を作り出しています。

品揃えも多くてワクワクしますね。生ケーキなんかも置いているので、お部屋での滞在のおともにも良さそうです。もちろん宿泊者でなくても入れるので、お土産探しにもいいかもしれない。

 

ちなみに、一部のものは日本のペニンシュラのギフトショップにもあった気がします。

 

宿泊の感想

前日泊まったリッツカールトン香港とはまた違った方向性のラグジュアリーホテルです。雰囲気はもう好みですが、快適度で言えばリッツカールトン、立地面ではペニンシュラにそれぞれ軍配があがる感じです。どっちも良いホテルでした。

ロビーの雰囲気はやはり特徴的なので、宿泊せずとも香港に来たら一度は入ってみるのが良いと思います。

あと、もちろんこっちの方が豪華なんですが、やっぱり全体的にホテルニューグランドに凄く似ていると思いました。国は違えど同じ時代、ホテルの目指す形は同じだったのかもですね。

 

香港といえばペニンシュラホテル、滞在が叶ってよかった

次行く機会があればアフタヌーンティーにもチャレンジしたい!

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