こんにちは、しろいるかです
2025年3月、香港とマカオを観光してきました！
- 旅の全行程
- マカオのあるきかた
- マカオ タイパ（Taipa） フェリーターミナル
- 宿泊：Morpheus（摩珀斯/モーフィアス）
- コタイ地区からマカオ半島へ
- マカオ歴史地区へ
- マカオ歴史地区散歩（セナド広場～モンテの砦～聖ポール天主堂跡）
- コタイのカジノリゾートを巡る
- タイパ官也街へ
- タイパ官也街散歩（爆打檸檬茶）
- Litoral Taipa（海湾餐庁）
- マカオ名物スイーツ巡り（義順牛奶公司～Margaret's cafe e Nata）
- マカオ歴史地区散歩（市政署～聖ローレンス教会～鄭家屋敷～リラウ広場～ペンニャ教会）
- 香港・珠海・マカオ大橋 (港珠澳大橋) マカオ出入国ターミナル
旅の全行程
本記事は太字部分が対象です。
【一日目】
羽田空港～香港国際空港～六安居～ピークトラム～ビクトリアピーク～ELEMENTS～OZONE
宿泊：リッツカールトン香港
【二日目】
スプリングムーン（嘉麟楼）～九龍塞城公園～土瓜灣散歩～シンフォニーオブライツ～Mott32～女人街～彌敦道
宿泊：ペニンシュラ香港
【三日目】
モンスターマンション～香港トラム～香港マカオフェリーターミナル～マカオ歴史地区散歩～Litral Taipa～タイパ地区散歩～コタイ地区散歩
宿泊：Morpheus（モーフィアス）
この旅行記の他記事
マカオのあるきかた
香港とセットで観光しがちなマカオ。距離も近く、香港市街から船で1時間、空港からならバスで1時間の距離にあります。
香港はイギリスから、マカオはポルトガルから中国に返還され、現在はいずれも中国の領土なのですが、独立した国っぽく語られがちです。
香港に三泊以上するなら一泊マカオに充てても楽しめると思います。実際に泊まってみるとカジノだけではない、香港とはまた違った魅力のある街でした！
香港・マカオを旅行する際に、気づいた点をいくつかまとめておきます。
クレカが香港のように使えない
これは結構盲点でした。香港だとだいたい小さなお店でもクレカが使えましたが、マカオはより中国本土に近いマネー文化なのか、AlipayやWe Chat Payは使えても、クレカが使えない場面が結構ありました。
ちなみに中国圏ですがマカオではGoogleMapsが問題なく機能しています。お店のレビュー等もしっかり入っており、観光の役に立つと思います。ただ路線バスなどの公共交通機関を使った経路案内は怪しいかな。
マカオ半島、タイパ地区、コタイ地区間の移動は意外に難しいが…
いわゆるポルトガル統治時代の街並みが残るのはマカオ半島。カジノリゾート地区になっているコタイ地区。その間にある昔からの街がタイパ地区。
マカオには一応LRTという電車のような乗り物があるものの、いまいち路線の使い勝手が悪いです。距離も意外と離れており、歴史地区とコタイ地区は海を挟んで車で15分くらいの距離です。
コタイ地区でカジノやショッピングを楽しみつつ、さっと歴史地区に街歩きに…って感じにはいかなかったです。
ただ、コタイ地区の各カジノリゾートから歴史地区を往復するシャトルが結構な頻度で出ているので、それを活用すれば一気に移動が楽になります。宿泊者でなくても気楽に利用できる感じですが、乗るときに何も聞かれないだけで、ほんとはNGなのかもしれません。
ちなみに、2025年現在、LRTの路線を増やそうとしているので将来的にはLRTでだいぶカバーできるようになるのかもしれません。
香港とマカオの両方を巡るなら往路船、復路バス（もしくは逆）がおすすめ
香港空港から香港中心地までは電車で1時間弱。香港中心地からマカオまでは船で1時間ほど、マカオから香港空港まではバスで1時間ほど。
そのため、香港・マカオの両方を巡る場合、香港空港⇒香港中心地を観光し宿泊⇒船でマカオに移動→マカオからバスで直接香港空港へ…という形でぐるっと周るルートがおすすめです。私たちはこのルートで巡りましたが無駄がなく良かったです。もしくはその逆でもアリだと思います。
マカオ タイパ（Taipa） フェリーターミナル
香港から来る船はここTaipaか、アウターハーバー（歴史地区のほう）の二通りがあるので、行先を間違えないように注意が必要です。
無事にTaipaに到着。コタイウォータージェットという会社の船はTaipa行きです。
マカオへの入国ゲートを通り、バス乗り場のエリアのずっと先まで歩いていくと、建物の外に出ることができ、そこに各カジノリゾートへのシャトルバスがあります。
私たちはCoD（シティ・オブ・ドリームス）というカジノリゾートだったので、その場所で待機しているとしばらくしてバスが来ました。
宿泊：Morpheus（摩珀斯/モーフィアス）
私たちが泊まったのは外観デザインが特徴的なモーフィアスというホテル。シティ・オブ・ドリームスの中のホテルの一つです。
このホテル、この値段でこんなラグジュアリーなの！？と驚愕のレベルでコスパが良かったです。もちろん、コスパだけでなく建物内も素晴らしく、ご飯も美味しく最高のホテルでした。
宿泊記は別途。
コタイ地区からマカオ半島へ
ひとまずホテルにチェックインして荷物を置いたのち、リゾート内からのシャトルバスでマカオ半島のほうへ向かうことにしました。
コタイ地区は周り見渡してもどこもかしこもカジノリゾートです。すごい。
シティ・オブ・ドリームスのシャトルバス乗り場は地下にありました。
Macau Central District行きのバスに乗れば15分ほどで到着です。
途中、湾を隔てた対岸の中国本土の高層ビル群を眺めながら。
名前もわからない都市ですが、信じられないぐらい都会です。
遥か遠くまで摩天楼の影。中国ってほんとすごい。
マカオ歴史地区へ
シャトルバスはグランドエンペラーホテルの近くに降ろしてくれます。
この建物が目印。
小さいですが、ちゃんとシャトルのバスストップの看板もあり、ここで待っていれば帰りのシャトルも来てくれるみたいです。
他のリゾートのバスはまた違う降車場所なのかも。
この辺りは南欧の雰囲気は感じられず、どちらかというと中国っぽさが勝ってます。
一気に日も暮れてきた。中国らしいネオンが灯り始めます。
間違いなくここは中国。
と思いきや、少し歩いて、有名なセナド広場のあたりまでいくと一気に雰囲気が一変！
これはかつての市政署のようです。
マカオ歴史地区散歩（セナド広場～モンテの砦～聖ポール天主堂跡）
一気にヨーロッパになった！
モザイクタイルが美しい地面と、洋風の建物が視界を埋め尽くしますね。この辺り一帯は世界遺産エリアとなっており、マカオ歴史地区とも呼ばれます。
マカオもまた非常に街歩きが面白い町でした。西洋と東洋が絶妙な加減でまじりあっています。
ベースは中国よりなんです。ただ、街の造りに西洋っぽさが凄く感じられます。
単に建物が西洋のものが混じっている、ということではなく…
街の構造が西洋っぽいといえばいいのか…。この辺りとか、構造が西洋の街角っぽい。（ポルトガルには行ったことないけど）
でも建物は大部分が中国のもの。でもこれもよく見ると窓とかに西洋っぽさがある。
異世界に来たような、パラレルワールドに来たような、そんな不思議な感覚に囚われました。
さて、町を散策しながらだいぶ丘の上の方に登ってきました。
ここはモンテの砦。17世紀の砦跡だそうです。
おぉー、めっちゃ雰囲気ある！
登りきると、町が見渡せました。目の前にそびえるのは町のシンボル（？）といえばいいのか、グランドリスボアホテル。すごい形状の建物です。
怪しい建物だ、砲撃準備～！
砦は閉門時間があるので追い出されてしまいました。街を眺めながら今度は逆方向に下っていきます。
よくみたら色が変わってる！
このあたり、とても雰囲気が良いです。治安も問題なさそうで、のんびりお散歩している地元の人も結構います。
さて、ふもとに降りてきたところ、なんと正面の壁だけが残る大聖堂が！
一方向だけものすごく立派。聖ポール天主堂跡と呼ばれており、かつてはマカオいちの大聖堂だったんだとか。
1835年の火事で焼け落ちてしまい、正面だけ残されたということなんですね。
ここからの風景がすごく素敵です。左上に例のヤツが主張してますね。
大聖堂までの道はゆるやかな階段になっており、階段に人々が座って思い思いに過ごしています。
この感じ、やっぱりここは西洋だと思う！
いや、やっぱり中国か…？
シャトルバスの乗り場の地点に戻ります。このあたりはやっぱり東洋かな。
気を抜くとすぐグランドリスボアが現れる。
このあたりなんて完全に中国！
多くのネオン看板が撤去されてしまった香港と違って、こうした景色は色々な通りで見ることができます。
西洋に戻ってきた！
このセナド広場、夜の方が綺麗かもしれません。
シャトルバスに乗る前に、一か所だけ見ておきたい場所が。
グランドリスボアの根元にあるリスボアホテル。マカオの老舗カジノホテルです。
いかにもカジノです！！って感じの外観にときめきますね。めっちゃいい。
なお、翌日内部も見学したのですがかなりガチめのカジノになっています。ここは他のカジノリゾートと違い、観光向けというよりはギャンブラーが集う雰囲気を感じました。
プレイするのはちょっとハードル高そうだった
コタイのカジノリゾートを巡る
さて、シャトルバスにのってコタイ地区に戻ってきました。少し、周りのカジノリゾートをお散歩します。どのカジノリゾートも建物がゴージャスすぎて、見て回るだけで観光になります。
シティ・オブ・ドリームス
まずは私たちの泊まっている場所。
他のリゾートとは方向性が違って未来都市っぽさを出しています。
ある意味一番特徴がないともいえるかも。
ベネチアン
その名の通り、イタリアのベネチアをモチーフにしたリゾート。シティ・オブ・ドリームスと道路を挟んで向かい側にあります。
手前の棟は、サンマルコ広場にある鐘楼を模したものですね。高さは足りないけど、割とそれっぽく見えます笑
ロンドナー
続いてロンドンぽさを全面に押し出したカジノリゾート。シティ・オブ・ドリームスとはお隣さん同士です。
ここはすごい。横に長い。左奥にあるのはビッグベンを模したものですね、きっと。
ホンモノは絶対こんなギラギラしてないでしょ、っていうレベルのド派手なイルミショーをやってました。時間ごとに行われるみたい。めっちゃきれいです。
音楽も流れてて、ほんとテーマパークに来たみたい。
この写真とか、わりとそれっぽい？
衛兵の詰め所っぽい場所。
立派な門もあった。ロンドン行ったことないのですがどれも元ネタがあるんだろうなー。
ちなみに内部も凄い。衛兵交代式がショーで定期的に行われるそうです。ちなみにベネチアンも中入ったけどそれはまぁ豪華でした。
パリジャン
今度はパリモチーフですね。名前がどれもわかりやすい。
パリといえばエッフェル塔！
これもド派手。エッフェル塔は登ることもできるみたいです。
ここで紹介したのはごく一部。他にもまるでテーマパークのような外観のカジノリゾートが乱立しているのがコタイ地区です。
ちなみに、今回紹介したリゾートは、コタイストリップという大通りに面したリゾートたちです。
カジノリゾートの夜景巡りも楽しい
タイパ官也街へ
さて、シティ・オブ・ドリームスから歩いて30分弱でタイパの中心街である官也街に行けるようなので、そちらで夜ご飯を食べに行きます。
途中、澳門美麗湿地という半ば池のような場所の周りを通って行きます。
池の向こうに見えるギンギラギンの王宮のような建物は、ギャラクシーというカジノリゾートですね。
湿地の向こうにタイパの住宅街が見えます。タワマンがギッシリ…
湿地帯の反対側のほうに来たので、カジノ側を振り返ってみる。
こうしてみると鐘楼もビッグベンもずいぶんミニサイズですね。
湿地の周りは静かです。人があまりいないので治安が少し心配になりましたが、周りも綺麗に整備されていて、怖い感じはしなかったです。
レーザービームが出てる…
湿地帯の傍にはコロニアル様式の建物を移築した、タイパ住宅博物館がありました。昼間はこれらの建物に入れるのかも。
立派な教会につづく参道の階段。雰囲気があります。
ここも日中だったら中に入れるのかも。
このあたりとか完全にヨーロッパの街角ですね！
やっぱり道が石畳なのがヨーロッパぽさを増幅してるのかな。
いよいよ官也街に続く階段が見えてきました。
タイパ官也街散歩（爆打檸檬茶）
ここからは突然の中国です笑
ネオン輝く官也街のメインストリートに入りました。
多くのお店があり、食べ歩きが出来たりレストランがあったりととにかく賑やか。
ここも歩いていて楽しい！
どのお店もネオンギラギラな感じが中国らしいです。
観光地っぽくて入りやすいお店もちらほら。
こちらのお店（爆打檸檬茶）でレモンティーをテイクアウトすることに。
謎キャラです。中国のチェーンなのかな。ただパッケージはマカオ仕様です。
レモン果汁が結構入っているのか、清涼感たっぷりの美味しいドリンクでした。ちなみにクレカは使えません。Alipayとかは使えたかも。
途中にあるローマ風の柱が特徴的な広場。
この辺には日中屋台も出ているっぽいですね。
タイパの中心街はそれほど広くはなく、歩いて一周しても15分ぐらいです。外れの方に、目指すレストランがありました。
Litoral Taipa（海湾餐庁）
こちらは西洋風な外観。Litoral（海湾餐庁）というマカオ料理のお店です。ちなみに同じ名前のお店がマカオ半島のほうにあります。支店をこちらのタイパ地区にも出店しているかたちなのでしょうか。こっちのお店の正式名称はLitoral Taipaなので。
ホームページから予約もできるのですが、ぱっと本店かタイパ店か見間違えそうなので注意が必要です。
こちらがタイパ支店
https://www.restaurantelitoral-taipa.com/contact
こちらがマカオ半島側にある本店
http://restaurantelitoralmacau.com/?merchant_id=27
店内はオシャレなビストロやトラットリアのような感じ。
とはいえここでいただけるのはフレンチでもイタリアンでもなく、マカオ料理なのです。
パンはお通し的な感じ。お水はミネラルウォーターが机の上にありますが、別途料金が必要です。
アラカルトで頼んでいきます。まずはBaked Crabmeat。
他のマカオ料理のお店でもラインナップされてる定番メニュー？みたいですね。カニの甲羅にグラタンを詰めて揚げたものです。順当に美味しい。
続いて正式名称忘れましたがタコのグリル的なやつ。これがめっちゃ美味しかった！！
グリルしたでっかいタコが、アヒージョのようにドボドボのオリーブオイルに浸かっています。ニンニク、オレガノなどで濃いめの味付けがされており、一緒に浸っているポテトと一緒に食べる感じです。
マカオ料理というよりはポルトガル料理やスペイン料理って感じですが、これまで中華ばかり食べていた中で、ガツンと味覚を刺激されました。
最後に頼んだのはCurry Shrimp＆Crabmeat。
見た目通りカニと海老のシーフードカレーです。ごはんかパンか選べます。これまた美味しい。カレーのスパイスってほんと食欲をそそります。カニ肉もたっぷり入っていてうま味がすごい！
マカオ料理の特徴として、ポルトガル料理をベースとしながら東洋のスパイスや文化がプラスされたものだそうなので、まさにこの料理はそれを体現したものなのかもです。
西洋と東洋がミックスされ生まれたマカオ料理。マカオの東西混在様式は、街並みだけでなく料理にも表れていてとても面白いですね。
味付けも日本人も食べやすい味だと思う
西洋料理をおかずにごはん食べるところとか、日本ぽいね
オーダーしたのはたった3品ですが、タコもカレーもビッグサイズだったので、二人では食べきれないぐらいでした。
料理自体は非常に美味しく、現地感もあるのでマカオを訪れたらおすすめのお店だと思います。クレカもOKです。
また、2025年もミシュランのビブグルマンに選ばれているみたい。
マカオ名物スイーツ巡り（義順牛奶公司～Margaret's cafe e Nata）
翌朝、ホテルをチェックアウトしてふたたびセナド広場へ。
ここから、マカオ名物の牛乳プリンとエッグタルトの有名店を巡ります。
昨日よりは人が少ないセナド広場。青空が恋しい。
セナド広場のすぐ近くにある牛乳プリンのお店、義順牛奶公司（Yee Shun Milk Company）。
マカオ内にも支店がいくつかあり、実は香港にも支店があります。ここが本店にあたるのかな。
店内は狭いですが、さっと食べてでていく感じなので問題ないです。
一番シンプルな牛乳プリンを頼みましたが、小豆などが乗っているやつの方が人気かもしれない。暑いマカオでこそ美味しい、さっぱりとした牛乳プリンでした。ミルク感も結構あります。
こちらもセナド広場に近い場所にあるエッグタルトの名店、Margaret's cafe e Nata。
マカオのエッグタルトの発祥はLoad Stow’ｓBakaryというところで、日本ではアンドリューのエッグタルトという名前でチェーン店にもなっています。昔は東京にも支店があったそうですが、現在は関西にしかお店がないのですね…。
ちなみに昨日夜に行ったタイパの官也街や、カジノリゾートのベネチアンの中にもLoad Stow's Bakaryの支店があるみたいです。
話を戻すと、今回行ったお店は、Load Stow's Bakaryの身内の人がやっているお店です。
エッグタルト以外にも現地っぽい焼き菓子があったり、カフェ的な利用もできるみたい。
テイクアウトしてその辺で食べました。サクサクのパイ生地に包まれたプリンのような味わいです。焼き立てでアツアツでした。これは美味しい！
マカオ歴史地区散歩（市政署～聖ローレンス教会～鄭家屋敷～リラウ広場～ペンニャ教会）
さて、いよいよ旅の終わりも近づいてきました。最後に歴史地区を思う存分散歩します。
まずはセナド広場からも見える市政署へ。250年近くも前の建物なんですね。
中庭にあるアズレージョタイルは必見。とても美しいです。
内部の議事堂もとても立派。天井のつくりなど目を見張るものがありました。
今回はセナド広場から南のほうに歩いていくことにしました。
歴史地区エリアは思ったより広く、名所を網羅しようとするとまる一日はかかりそうです。
路地を抜けて、少しずつ高台に向かっていきます。
まずは聖ローレンス教会（聖老楞佐堂）。マカオで最も古い教会のひとつ。
もとは16世紀からのルーツですが、現在の建物は180年ほど前に再建されたものだそう。それでも十分古いです。静かな教会で心癒されました。
このあたり、もう建物の外観がワクワクすぎる。こういう日本離れした風景に心躍ります。
室外機が多すぎる！
建物もよくよく見ると西洋っぽい窓があったりと、ほんと面白い。
ここから少し下町っぽい場所を歩いていきますが、治安が悪いわけではないです。
続いて訪れたのは鄭家屋敷。
中国の文豪の屋敷だそうで、伝統的な中国様式の家屋です。
この丸い窓がいかにも！
150年以上も前の建物だそうです。
内部は古風な中華デザインが目白押しです。
建物内は結構広く見どころが多いです。それでいて入場無料なのがすごい。
この辺とか、すてきすぎる。
マカオの中国文化部分が濃く凝縮された場所でした。
お次はリラウ広場を通ってさらに高台へ。
このあたりはポルトガル人がマカオに最初に住み着いた場所なんだそうです。
建物も古い洋風のものが多く残っています。
またも、路地を抜けて…
結構な急坂を超え、目的の教会に続く最後の坂まで来ました。
こちらがペンニャ教会（主教山小堂）。厳密には歴史地区の世界遺産群には入っていないのですが、丘の上に建っておりとても目立つ教会です。
ここからの眺めがとても素晴らしいです。目の前にはマカオタワー、その奥には中国の高層ビル群を眺めることができます。
教会自体も歴史が古く、17世紀のものだそうです。
他にもマカオ歴史地区にある色々な見どころに行きたかったのですが、そろそろ飛行機の時間です。後ろ髪をひかれながら空港に向かいます。
歴史地区を巡るにあたり、こちらのサイトがよくまとまっていて非常に素晴らしいです。さすが公式。
香港・珠海・マカオ大橋 (港珠澳大橋) マカオ出入国ターミナル
マカオから陸路で香港国際空港へ向かうには、こちらのターミナルへまず行きます。
市街地から歩いて行くのは無理なので基本タクシーです。路線バスも一応あるみたいですが…
ここからの流れは、いろいろ解説してくれているYoutubeの動画やブログがたくさんあるので予習しとくと安心です。
今回は乗り換え一切不要で、マカオ側ターミナルでチェックインまでできてしまう、こちらのバスを利用しました。いくつかの解説ブログも参考にしつつ。
マカオから日本へ帰国、香港に入国せずにバスで乗り継ぐ方法｜aico
手続きを済ませ、バスに乗って長い長い港珠澳大橋を渡っていきます。
ここから記憶がない…。寝てしまったみたいです。
楽しいマカオ旅でした。
マカオといえばカジノしかないイメージだったけど、街歩きが楽しすぎる
マカオ料理も美味しかったし、香港行くならマカオもぜひセットで行きたいね
海外旅行の記事
