しろいるか旅行記

しろいるか旅行記

旅行が好き だいたい週末更新

2017年7月 台湾【1/4】初海外旅行におすすめの台湾。台北の定番観光地+を二泊三日で巡る旅。

こんにちは、しろいるかです
2017年7月の台湾旅行を振り返ります。実はこれが私の初海外の旅でした。最初の海外体験に台湾は本当におすすめ!見どころの紹介と一緒にまずは旅程を書き記します。

台湾は初海外でオススメの国!

翌年にネムーに行こうと計画していましたが、当時は一度も海外に行ったことが無く、手始めに台湾へ行ってみることにしました。

夫は過去2度台湾に旅行しているのですが、曰く台湾は初海外旅行に非常に適しているんだそう。主に以下の点です。

  • 治安が良い

場所によっては日本と比べると雑多な雰囲気は感じますが、治安は日本とほとんど変わらない。また、日本人に対して親切な方も多く、今回の旅でも通行人が道を教えてくれたりしました。

  • 日本から距離が近い

東京からだとだいたい4時間弱で到着します。飛行機の便数も多く、出発時刻・到着時刻はかなり柔軟にスケジューリングできます。

  • 手ごろに海外感を味わうことが出来る

中華的な雰囲気を感じる街並みや、東南アジアの熱気を感じることのできる夜市、ノスタルジックな九份市街など日本にはない雰囲気を味わえる。(ココ重要!)

  • 安い

航空券とホテル付、金曜日出発の2泊3日のパッケージツアーでも時期次第ですが3万円ちょっとぐらいで行くことが出来ます。現地での消費は除く。

難易度的に最初に挑戦するのに丁度いい国なのかな

一方でリピーターになる人も多いらしい。奥深い国だね!

台湾の構成エリア

台湾は九州と同じぐらいの面積の島なので、例えば二泊三日の旅行で九州を周り切れないのと同じように、台湾でも行くエリアを絞る必要があります。

台湾のエリアは大きく分けて2つ、台北台南に分かれます。台湾の首都でもあり、観光地が密集しているのはやはり台北。一方の台南は昔ながらの台湾が今でも残るのんびりした雰囲気のあるエリアで台湾リピーターに人気だそう。

台北と台南は高速鉄道(日本でいう新幹線)で結ばれており、2時間かからずに移動することが出来ます。日本からの国際便は両方のエリアの空港に就航しています。

まずはやはり首都から、ということで今回は台北に行くことに決定! 

やっぱ初めての国はとりあえず首都に行くよね

台北の定番観光どころ5選

台北エリアには様々な観光地やグルメがあり、足を少し伸ばせば魅力ある地方都市にも行くことが出来ます。どれもガイドブック等でも取り上げられる定番ばかりですが、2泊3日をフルに使って実際に巡って良かった場所として、台湾に行くならまずはココ!としてご紹介します。

◆夜市

f:id:irukas980:20170707230036j:plain

夜市とは、台北の至る所で毎日開催されているイベント(?)で、特定のエリアでは夜になるとどこからともなく屋台が出てきてまるで日本のお祭りのような雰囲気になります。屋台は日本の屋台のような唐揚げみたいなものから少し怪しげな見たことのない食べ物まで幅広くあります。最大規模の士林夜市(しりんよいち)などは端から端まで見て歩くと1時間や2時間では済まないほどの大規模なもの。

いざ行ってみるととにかく人の多さとその活気に驚いた!

九份市街

f:id:irukas980:20170708193848j:plain

九份(くふん)は台北から電車やバス等で2時間ほどの距離にある街。ここの旧市街は山の斜面に沿って作られており、日本でいうと尾道や長崎みたいな感じでしょうか。写真にもあるように、日が落ちると街の随所にある提燈に火が灯り、異世界に迷い込んだような独特の雰囲気になります。

公式にはモデルとなった場所ではないと言われているようですが、ジブリ千と千尋の神隠しの映画で、物語の序盤、ちょうど異世界に迷い込んで提燈に火が灯りだしたあたりのシーンの街並みとそっくりです。むしろここがそうなんじゃないかと思えるぐらい。九份台北から少し遠いですが、是非行っておきたい場所です!

日中帯と夜を通して九份で過ごすと異世界に入り込んだ感がより強まるのでオススメ

故宮博物院

f:id:irukas980:20200307224345j:plain

ちょっと写真がボケたものしかなかったです…

故宮博物院は、様々な美術品や骨董品が展示されているいわゆる博物館なのですが、台湾の規模からは考えられないほど規模が大きく、展示品も他では見られない素晴らしいものばかりです。それもそのはず、中華民国が中国大陸から台湾へ退避する際に中国の歴代王朝から引き継いだ至宝を厳選して一緒に台湾へ持ち込んでいるという歴史があるためなんだとか。ちなみに故宮とは別名紫禁城といい、皇帝の王宮を示します。

ルーブル美術館とかとも並ぶ世界4大美術館のひとつに数えられるほどなんだって(諸説あり)

◆中正記念堂

f:id:irukas980:20200307231424j:plain

中華民国の初代総統である蒋介石を祀る場所。とにかく広いところです。蒋介石の追悼のために建てられた場所なのでちょっと位置づけは違いますが、日本の皇居的なポジションっぽい。

衛兵の交代式が特に見どころ。そういえばギリシャでも衛兵の交代式してました!

ギリシャの衛兵交代式の記事はこちら

衛兵さんの動きのキレがすごい

台北101

f:id:irukas980:20170709194246j:plain

ビルの外観の写真が残っていなかった… 夜になるとライトアップもキレイで台北の街でひときわ目立つビル!

2004年当時で(元)世界一の高さを誇るビル。その高さはなんと509.2m!東京タワーを軽く越してしまう高さです。2010年に2020年現在も高さ世界一のブルジュ・ハリファが出来て以降、立て続けに台北101より高いビルがいくつも出来てしまい世界一感はちょっと薄れてはしまいましたが…。

ブルジュ・ハリファの記事はこちら

添乗員付きツアーか個人手配か

旅行の手配の仕方って、大きく分けて3つのパターンに分かれる気がする。

  • 添乗員付きツアー
  • 航空券+ホテルのみでフリープランの旅行会社パッケージ
  • 個人手配

個人手配だとホテルと日程の自由度が高い代わりに予約やスケジューリングが大変、添乗員付きツアーの場合はその逆というイメージでしょうか。

今回は初海外ということもあり、まずは中間のフリープランのパッケージで行ってみました。

H.I.S(エイチ・アイ・エス往復航空券と空港到着後のホテルまでの送迎、滞在中のホテル(2泊)がセットになった2泊3日プランを予約。

ちなみに旅を終えてから少し比較したのですが、細かなこだわりを除くと今回の旅で寄った場所をほぼ全てカバーする行程の添乗員付きツアーが組まれており、値段的にも自分で巡るのと比べてもほぼ差がないどころか、下手すると添乗員付きツアーの方が安いぐらいです。

行きたい場所が添乗員付きツアーに多く含まれている場合、ツアーも選択肢になりそう。観光バスで目的地までノンストップで運んでくれるため、体の負担も少ないです。

個人で行く場合のメリットは

  • 添乗員付きツアーでは組まれていない場所に行ける
  • 途中で気になったお店に寄ってみたり、予想以上に素晴らしい観光地で滞在時間を増やしたりすることのできるスケジュールの柔軟さ
  • 公共交通機関を使ったり街並みを歩きながら目的地に行く「旅している」感。地理感も移動していくうちにだんだん覚えてきて、三日目にもなると慣れてきてその街の住人になった気分になれる笑

だったりするのかも!

プランニングや移動など、旅の過程も含めて楽しむかどうかなのかな

タイガーエア台湾とフライト時間

羽田早朝出発からの、最終日は深夜のフライトという、最大限時間を使うことが出来るプラン・・・だったのですが、ちょっと誤算が。

ほんとに早朝(5:30)に羽田出発の便だったので、公共交通機関で空港までたどり着けず、結局タクシーを使う羽目になってしまった。終電で空港まで行って、朝まで待てばよかったのかもですが、初海外なので体力を温存しておきたかった…!

この辺りはパッケージツアーだと航空券の時間はざっくりでしか指定できない(午前発、早朝発など)ですが、早朝発は空港までの移動手段を気にした方が良さそうです。

今回のパッケージではタイガーエア台湾というLCC指定だったのですが、LCCはお値段が安い代わりに早朝や深夜などの他に飛行機が少ない時間帯に空港を発着することで安く抑えている面もあるみたいですね。

また、台北近辺には、いわゆる日本でいう羽田空港(都心に近い)ポジションの松山空港と、成田空港(ちょっと離れる)ポジションの桃園空港があるのですが、LCCの場合は桃園空港の場合がほとんどのようです。このあたりも価格の安さの一因なのかな。

ちなみにタイガーエア台湾、まったく聞いたことのない航空会社でしたが国内のLCCと同じような感じで特に問題はありませんでした。

旅の全行程

【一日目】
羽田空港~桃園空港~謎の土産物屋~鼎泰豊本店~思慕昔(かき氷)~中正紀念堂士林夜市

【二日目】
十分観光~九份観光

【三日目】
龍山寺~福州元祖胡椒餅~大阪健康會館~故宮博物院台北101~桃園空港~羽田空港

一日目・二日目の宿泊:山水閣大飯店

予算(大人二人分)

パッケージツアー代    約65,000円

現地食事・交通費等    約35,000円

なんとか10万以内に収めた気がする

ちょっと記憶が怪しいね

次の記事から実際の旅を振り返ります。