2019-07-15 2018年5月 東北【2/3】「藤七温泉 彩雲荘」泊 秋田県秘湯巡り。高原の混浴泥風呂と玉川温泉で自然の岩盤浴! 国内旅行 国内旅行-東北地方 国内旅行-東北地方-秋田 こんにちは、しろいるかです東北旅行二日目、今日は田沢湖を一周した後、玉川温泉で自然の岩盤浴に挑戦です! 初日の記事 田沢湖 玉川温泉 八幡平 宿泊:藤七温泉「彩雲荘」 田沢湖 秋田県には深さ日本一の湖、田沢湖があります。宿からも近いので車で一周することに。 奥に山が見えなければ沖縄の写真だよ、と勘違いしそうなぐらい綺麗な水の色です! グラデーションがとても綺麗です。 湖を車で一周したのですが、湖岸道路に沿って桜スポットもありました!みんな車を停めてみています。 ここは田沢湖県民の森という公園のようで、各県の人が植樹した、いろんな種類の木がありました。 気持ちのいい場所です。 田沢湖には主に東側にお店が集まっています。そのうちの一か所で、田沢湖共栄パレスというお土産物屋さん兼食事処のようなところで、秋田犬の見学所がありました! 昨日見たと言えばみたのですが、見られるなら見たい!ということで行ってみます。見学料100円とのことですが、何でも良いのでお土産を買えば見学料は不要になりました。 めっちゃかわいい。 近くで写真を撮らせてもらえました。 かわいすぎる おさんぽの時間のようで、係りの人に連れられて行きました。嬉しすぎるのか、リードを噛みながら飛び跳ねてた笑 あと、忘れてはならないのが田沢湖名物 みそたんぽです。秋田名物のきりたんぽを太い杉の木の棒に巻きつけて、それに味噌をつけて囲炉裏で焼くというものなんですが、これがいける! 味は味噌味の焼きおにぎりのようなものですが、囲炉裏で焼くので炭の香ばしさと、杉の木の香りが混ざって明らかに美味しくなってます。 写真を撮っていなかったので、気になる方は検索してみてください! 湖の周辺のお店ならどこでも売ってるけど、発祥は湖の西側にあるお店、たつこ茶屋というところらしい 玉川温泉 さて、田沢湖からどんどん車で北上して1時間ぐらい。玉川温泉に着きました。 ここは、他にはない2つの特長をもった温泉地です。 まず1つ目が、なんと自然の岩盤浴ができるのです。宿の裏手がいわゆる蒸気が噴き出す地獄谷のようになっているのですが、岩場が地熱で熱くなっているところに小屋が建てられており、その中で岩盤浴をするスタイルです。 こんな感じで、小屋のないところの岩場も普通に熱い笑 小屋の利用に関しては、日帰りの人でもなんと無料なのですが、ゴツゴツして痛いのと普通に熱すぎるので、シートを引いて寝そべる必要があります。シートに関しては衛生上の理由か準備はされておらず、自分で用意して敷く必要がありました。(汗も大量にかいてしまうので当然ですね。) シートは旅館の売店にいっぱい売っているので手ぶらで訪れても大丈夫。ビニールシート(500円)とイグサで編まれたゴザ(1,000円)が売っていましたが、熱の伝わり方等を考慮してイグサで編まれたゴザがおすすめらしく、ゴザの方を買いました。 着替えに関しては、脱衣所などはないため、最初から汗をかいても良い服に着替えておき、入浴を終えたら車などで着替えるか、そのまま日帰り温泉に入るのが良さそうです。 売店でゴザを買ったら、こんな感じの道を5分ぐらいかけて歩いて小屋まで行きます。 道のそばでは、凄い勢いで温泉が湧いてる。 小屋の中はかなり熱気が溜まっているので、寝そべらないでもサウナ状態ですが、寝てみると地面からじんわりと熱が伝わってきて一気に効いてきました。なにより、大自然の中で岩盤浴をして、熱くなったら小屋を出たら気持ちのいい外気を直接浴びられる、このロケーションが最高でした。 注意点としては、たまに小さな穴から熱い蒸気が噴き出しているので、人がいない場所だ~、と思ってゴザを引いたらそこはイマイチな立地である可能性があります笑 他ではできない素晴らしい体験。このためだけでも秋田県に行ったかいがあった さて、岩盤浴のあとは日帰り温泉で入浴します。ただし、ここでこの玉川温泉の2つ目の特長で、お湯の酸性度は日本一です。詳しくないので聞いてもわからないのですが、専門用語で言うとPH1.05(Wikipediaより)らしいです。 で、この酸性度が入浴に際してどういう影響を及ぼすものなのかというと 源泉が豊富なのに敢えて源泉50%の湯船が作られている 源泉かけ流しの湯船は、体にわずかでも傷があるととんでもなくしみる 岩盤浴の後、そのあたりの岩場に少し座って休憩していたのですが、その時に出来ていたお尻の傷(お湯に入るまで全く気付かないぐらい)がしみてしまって、痛くて5分も入っていられませんでした。 それもそのはず、釘を温泉に漬けておくと数日で溶けてなくなってしまうレベルだそうです…。 お、恐ろしい しかし、これほどのお湯に入れるところは全国にもそうそうなく、岩盤浴とセットで是非入浴すべきだと思います。大浴場の雰囲気も全て木造で、すてきなつくりでした。 出典:玉川温泉 八幡平 玉川温泉を後にして、八幡平アスピーテラインを進んで山を登ります。 途中の展望台から。遠くの山々まで見渡せる、景色の良い道です。 ちょっと霞んでいますが、気持ちいい! 山頂のドライブインです。既に17時を回っている時間で、残念ながらお店は空いていませんでした。また、山頂付近に散策路があるのですが、そちらもまだ雪だらけで閉鎖されていました。残念。 宿泊:藤七温泉「彩雲荘」 アスピーテラインを山頂から少し下ったところが本日の宿、藤七温泉「彩雲荘」です。 外観はほとんど山小屋で、設備なども十分に整えられているわけではないのですが、足元から温泉が湧きだす開放感あふれる露天風呂と、泥パックができるぐらいお風呂に泥が沈殿しているというところに惹かれました。 出典:藤七温泉 どちらも同じ、野天風呂の写真です。 お風呂は混浴なのですが、女性専用時間は設けられているので安心、かと思っていたら宿泊棟から普通に丸見えなつくりなのが少し予想外でした…。 夫曰く、湯船の底からプクプクと泡が出ていて面白い、解放感があっていい感じの露天だけど、湯船の底の泥はどうしてもごみ(髪の毛)とかが混じっているので、顔パックは無理かな、とのことでした。 また、宿泊者専用の男女別露天があるはずだったのですが、宿泊した時には除雪等の準備が整っておらず、残念ながら利用できませんでした。その年の降雪量によってはゴールデンウィーク時期だとまだ宿泊者露天は使えない可能性がありそうです。確認をしておいた方が良いかも。 内湯に入りましたが、お湯はとても良質で、惜しげもなくドバドバと白濁した源泉がかけ流されていました! 特徴がハッキリしている宿なので、ハマる人にはハマりそう 三日目に続く!