こんにちは、しろいるかです
東北旅行三日目から四日目にかけて、一つの記事にまとめます。
二日目の記事
※2023年8月追記 わさおは2020年6月に永眠されたようですが、今は看板犬のちょめが頑張って接客しているみたいです!
弘前公園(弘前城)
しかし、それ以上に弘前城を有名にしているのは弘前城のある弘前公園の桜ではないでしょうか!
弘前公園にある桜が外濠に散って、それがピンクのじゅうたんのような光景になっている、通称花筏(はないかだ)を見たかったのです。
出典:弘前公園
すごい光景…!
まずは公園の入口へ。既に少し葉桜っぽいかな…。
桜の時期は駐車場が見つけづらいです。この時(2018年5月)では、青森銀行記念館の向かいに大きな駐車場があったのですが、2019年7月現在では何やら公園になってしまったみたい。
公園の中は桜だらけ。至る所で出店があって、みんなシートを広げて出店でいろいろ買って宴会しています。とはいえ、敷地が相当に広いので、人でひしめき合っている感じはありません。
この色の濃い種類の桜が綺麗でした。近くで取るとカーネーションの花束みたい!
花筏はだめだった…。既に外濠に植えられている種類の桜は散ってしまった後のようでした。ざんねん。
おまけに天気も悪くなってきた
実はこの天守閣、修復工事のために本来の場所から移動させられているそうです。そんな移動なんて簡単にできるの!?と思ったのですが、曳家という手法があるそうで、なんと城を土台から浮かせて、そこに丸太を敷いて転がしていくのだとか。なんとも信じられないです。
そんなわけで、弘前城天守閣は本来石垣の上に立っているようなのですが、今は平たんな場所にあります。
移設中ですが、普通に中を見学することも出来ました。これは頂上からの景色。
花筏を見られなかったのは残念だけど、評判通り、桜の素敵なお城だった
弘前市立観光館
なんとなく見た目が立派だったので入ってみました。中にはちょっとしたお土産物屋と食事処があり、公民館のようなおもむきです。しかし、それだけではなく、中には青森らしいものがありました。
ねぶただ!お城からも近い場所にあるので、ついでに寄ってみても良いかも。
旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)
駐車場の隣にあり、入場料も200円と安かったのでついでに入ってみた。
レトロな洋風建築です。全景が撮れていなかった…。
内装は当時のままみたい。博物館的な展示物がありました。30分ぐらいで回れるので、もう少し観光したい!って時に良いかも。
七里長浜きくや商店
さて、弘前城から車で北上し、不老ふ死温泉を目指します。不老不死温泉までは1時間半ぐらいかかりますが、そのちょうど間ぐらいの場所にきくや商店はありました。
ここは、美味しいイカ焼きなどを売っている海岸線沿いの普通のお店・・・なのですが、とあることで有名になっています。
秋田犬のわさおがいます。
テレビで有名になり、映画化までされたという有名犬です。ブサかわというワードで一世を風靡した・・・と思います。モフモフですね。
立派なおうちも持ってます。
ちなみにお店の外観はかなり昭和な雰囲気です。駐車場などは無いのですが、ひっきりなしに車が来てわさおを見に来ていました。
店内には写真やサインが沢山ありました。
わさおを見るだけで帰っていく人も多かったですが、行かれる方はイカ焼きも買われるのをおすすめします。網の上で焼いてくれるのですが、アツアツで美味しかったです。
宿泊:不老ふ死温泉
きくや商店から1時間弱、不老ふ死温泉に到着します。ここでよく話題になるのはこんな写真ですね。
海岸間近の距離で、さえぎるものが何もない状態で、源泉かけ流しの茶褐色の湯につかりながら夕日を眺める…。温泉好きの間では有名な場所なのではないでしょうか。
考えただけでもワクワク
不老ふ死温泉は日帰り入浴もしているのですが、日帰り入浴は16時までしか受け付けていないので、実質的にこの露天に浸かりながら夕日を眺めるためには宿泊するしかないのです。
ということで、泊まってきました!
建物自体は秘湯のおもむきがある感じなのかと思いきや、思いっきり近代的で、ホテルや大型旅館のようなつくりでした。
ロビーの写真。逆に秘湯っぽいのを期待していると少し残念に感じるかも笑
さて、チェックインして部屋に荷物を置いたら、早速露天風呂に!
が、弘前城のときから天気が悪くなり、半分諦めていたのですが、やはり夕方には小雨が降りだし夕日どころか雨に打たれながらの入浴になってしまった。
あいにく夕日は見られなかったのですが、海と同じ目線で水平線を眺めながらの入浴は素晴らしいものでした。天気の良い日なら、上記の写真以上の景色を見られそうでした。再チャレンジしたい…。
ちなみに、この露天は雨風が強い日や波が高い日の利用はつらそうですが、そういうときにはちゃんと別に大浴場(露天もあり)が利用できるので安心です。
白神山地
東北旅行の締めくくり、最終日は世界遺産の白神山地に行きます。
白神山地とは、人の手がほとんど入っていない広大な原生林がある場所で、多種多様な生態系が維持されていることから、1993年にユネスコの世界自然遺産に選定されました。
そのような背景もあって、核心地域と呼ばれる白神山地の中心部は歩道も整備されておらず、ガチの登山者でないととても入山できないような場所です。
しかし、ガチじゃない人でも気軽に白神山地の雰囲気が味わえるように、緩衝地域という場所ではルートが整備され、2時間~3時間ぐらいのトレッキングコースがいくつも用意されています。
しかし、昨日からの雨は本降りになってしまい、とても山歩きをする雰囲気ではなくなってしまったので、トレッキングコースの一つ、十二湖散策コースを少しだけ歩くぐらいにとどめておくことに。
コースを歩いて最初に出てくる池で、とても大きな鶏頭場の池。朝霧に霞んで神秘的です。
次に出てくるのは青池。非常に透明度の高い池で、青色に見えます。ここは太陽が指していたらさらに綺麗になりそう。
ちょっとぶれた写真しかなかったのですが、こんな感じの道なので特に登山装備は必要ありません。 みんな普通に傘をさしています笑
白神山地は晴れた日にまた訪れたい・・・。
男鹿半島(入道崎)
さて、白神山地を歩いてそのまま秋田空港に向かうつもりでしたが、雨であまり歩けなかったので、男鹿半島を回ってみることに。入道崎は男鹿半島の先端にあり、商店などが軒を連ねる観光地です。
いつのまにか雨は止んでいましたが、風がすごい。強風のため灯台は封鎖されていました…。
こんな感じでお土産物屋がずらっと並んでいます。
このなかの一軒、入道崎 海陽でランチをしました。
男鹿半島名物のハタハタ丼と、アツアツの石を鍋に入れる、石焼き料理をシェアしました。どちらも美味しかった!
後半天気が崩れてしまったけど、温泉に桜、東北の魅力を味わえるいい旅だった