こんにちは、しろいるかです
2019年京都旅行の三日目を振り返ります。京都旅行と言いながら滋賀です。
一日目、二日目の記事はこちら
比叡山からの雲海
朝、お勤めに参加するために早起きしてみると…!
うっすらと朝霧が琵琶湖を覆い始めて…
すっぽりと琵琶湖に蓋がされました。朝日も出てきています。
雲海だー!!!
春秋に出来やすい雲海ですが、夏場に見られるなんてラッキー!
お勤めを終えて戻ってくると、既に雲海は解消されていました。一瞬の絶景ですね。
比叡山延暦寺
延暦寺会館からは、9時ごろ、10時半、13時半ごろの計3回、滋賀側の駅(大津京駅)までマイクロバスで送迎してくれるサービスがあります。13時半は少し遅いので、10時半の便で下山することにし、それまで延暦寺を拝観することにします。
延暦寺は比叡山に建てられたお寺として有名ですが、「延暦寺」をピンポイントで指す建物は存在せず、山の上の建物全般を指して延暦寺と呼ぶようです。
建物群は主に3つのエリアに分かれており東塔地区、西塔地区、横川地区の3つが見どころです。各エリアは歩くと1時間ほどかかってしまうこともあり、シャトルバスで結ばれています。
今回は時間の関係上、見どころを絞って、宿泊していた延暦寺会館もあり、国宝の根本中堂もある、いわゆる延暦寺の中心となるエリアである、東塔地区を見て回ります。
歴史のありそうな、戒壇院と呼ばれる建物です。
階段を上った先には…
これが東塔みたい。隣の本堂のようなところは阿弥陀堂と呼ばれています。
こちらが大講堂と呼ばれる建物。立派な建物が立ち並んでおり、見応えがあります。
こちらは文殊楼と呼ばれ、延暦寺の山門にあたる建物だったようです。車などで来ると駐車場が別の場所にあり、この門をくぐることはないのですが、徒歩で山を登ってくると、ここにたどり着くようです。門の中にも入ることが出来て、知恵の神様が祀られています。
肝心の延暦寺の本堂的な役割である、根本中堂ですが、補強工事中でした…。
工事の様子が中で見られ、肝心の御堂の中にも入ることはできるのですが、中は撮影禁止なので中の様子の写真はありません。しっかり工事を終えて、威厳ある姿を残していってほしいですね。
ちょっと残念
朝とはいえ、気温も高かったので、バスに乗って下山する前に延暦寺会館のラウンジでアイスコーヒーを飲みました。
比叡山の霊水で淹れたコーヒーらしいです。なんだか霊験あらたかなコーヒーですね。キリっとしていて美味しかったです!
大津港と琵琶湖クルーズ(ミシガンクルーズ)
マイクロバスで送ってもらった大津京駅から電車で数駅、京阪電鉄の浜大津駅から目の前の場所に、大津港があり、そこからクルーズ船が出ています。
目の前に見えるのが大津港です。カモメのような屋根が特徴的。(湖だけど…)
港はとても賑わっていました。
琵琶湖クルーズはミシガンという名前の外輪船(水車のような推進器を備えた船)が定番です。ミシガンとは、滋賀県とアメリカのミシガン州が提携姉妹都市になっていることが由来みたい。ミシガン州にはミシガン湖があるので湖つながり?
ミシガンは、大津港以外の2つの港を周遊しており、3つの港を巡って戻ってくると80分コースとなり、船内でランチを食べるプランもあります。しかし今回は別の場所でランチを予約していたため、とりあえず隣の港までクルーズする、一番短い20分コースにしました。
ちなみにナイトクルーズ等もやっているようです。琵琶湖周辺に泊まるなら行ってみたいですね!
これがミシガンです。どことなくアメリカンな感じがするのは、やはり由来がミシガン州だからかな?
出航~!
ほかの船も航行しています。海みたい!
遠くにうっすら見えるのは近江富士と言われる三上山です。
船内は涼しいのですが、天気が良い日は是非一番上のデッキで海風(湖風?)を感じるのがおすすめです。気持ちいい!
そうこうしているうちに停泊地であるにおの浜観光港に近づいてきました。
と同時に、なんだかスタイリッシュな建物が…?
この建物はびわ湖大津プリンスホテルで、都庁等も手掛けた有名な建築家、丹下健三という方がデザインされた建物です。30年も前に建てられたらしいですが、今なお斬新さを感じさせますね。今日はここでランチです!
滋賀県で一番高いどころか、周辺の京都、奈良、三重、福井の中でも一番高いビルなんだとか!(ちなみに岐阜にはもっと高いビルがあるらしい…)
下船し、出航する船を見送りながらホテルに向かいます。
びわ湖大津プリンスホテル(スカイラウンジ トップオブオオツ)
びわ湖大津プリンスホテルは最上階付近にレストランがいくつかありますが、今回はラウンジ的な位置づけのスカイラウンジ トップオブオオツでランチです。他にも和食、中華、ブッフェスタイルのレストランがありました。
38階までエレベータで登ると、オシャレなエントランスです。
反対側には映えそうなソファーが!
店内も洗練された感じです。何故か人はほとんどおらず、めちゃくちゃゆっくりできました。お盆最終日だからかな…?
景色も抜群!
周りに高い建物もなく、遠くの方まで見渡せます。
ランチコースはウーロン茶、スープ、サラダ、パン、メイン、デザート、コーヒーがついて2,100円です。一休から予約していました。
味は普通ですが、雰囲気はとても良かったです。
デザートはアイスクリーム。シチュエーションを考えれば、手軽に食べられて良いレストランだと思います。
しばしゆっくりした後シャトルバスで大津駅まで送ってもらい、まだ15時前でしたが、翌日からお仕事なのでそのままJR線で京都駅まで戻り、新幹線で東京に帰りました。
楽しい旅行だった!夏の京都を堪能した旅でした。