しろいるか旅行記

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旅行が好き だいたい週末更新

2024年5月【3/3】熊本「オーベルジュわいた館」泊 コバルトブルーの青色温泉を部屋で楽しめる!客室露天付き離れの宿泊記。

こんにちは、しろいるかです
2024年4月、大分・熊本へ旅行をしたときの記録です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
博多駅~夜の屋台
宿泊:博多エクセルホテル東急

【二日目】
博多散策~九酔渓~高原堂
宿泊:寒の地獄旅館

【三日目】
くじゅう連山登山~杖立温泉散策
宿泊:杖立温泉 米屋別荘

【四日目】
杖立温泉散策~鍋ケ滝公園
宿泊:オーベルジュわいた館

【五日目】
わいた温泉散策~そらいろのたね~北里柴三郎記念館

この度のこれまでの記事

 

道の駅 小国ゆうステーション

杖立温泉から次に向かったのはわいた温泉。何度か来ている温泉地ですが、寄ったことのない道の駅に行ってみます。

こちらの道の駅は全面ミラーガラス張りの特徴的な建物がシンボル。

 

一階はお土産物屋さん、二階は観光案内所的な場所と、なんとラジオ局の役割を担っていました。

 

道の駅の敷地内には他にもレストランなどが入った建物もあり、満足度の高い道の駅でした。

さて、ここで鍋ケ滝公園は完全予約制です。当日予約は観光協会で承ります、との張り紙があり、鍋ケ滝公園とはなんだろうと思い観光案内所へ…。

ここから車で10分ほどの距離にあり、当日予約も可能だとのことだったので、行ってみることに。

 

鍋ケ滝公園

周辺の道路が狭いので、人数を絞る意味でも完全予約制にしているみたい。ゴールデンウィークなどの大型連休でない時は当日予約でも問題なさそうです。

道が狭くなる直前でスタッフの人が待機しており、滝に向かう車の予約を確認しています。親切なことにすぐ近くの建物で券を販売しているみたいで、予約がない車も、そちらに案内されていました。

駐車場は十分にありました。入口で券を見せて中に入ります。ちょっとした売店も併設されてます。

 

滝までは徒歩3分ぐらいの階段を下っていきます。

 

こちらが鍋ケ滝。落差はそれほどないですが、水量が多く、幅も広くてダイナミックな滝です。

 

シャッタースピードを落として、良い感じの写真にできた!

 

こちらの鍋ケ滝の一番の特徴は、滝の裏側に入れること!

 

なんとも幻想的です。

 

裏側から見る滝もいいですね。

 

CMで有名になったそうで、これは映える写真が撮れます。雰囲気もよく、晴れた日だともっと気持ちいいだろうなぁ。近くに来たら是非寄ってみたい場所ですね。

マイナスイオンたっぷり

 

オーベルジュわいた館

さて、ちょうどチェックインの時間も近づいてきたので本日の宿へ。

わいた温泉郷涌蓋山(わいたさん)の麓にある温泉地です。至る所に温泉が湧いてますね。まさにわいた温泉。

 

泉質も場所によってさまざまなのですが、このオーベルジュわいた館と、豊礼の宿という2か所だけ、青いお湯に入ることができるのです。

日本広しといえど、青いお湯が湧いているのは由布院・別府のごく限られた宿と、このわいた温泉の2軒の宿ぐらいです。(環境に左右されて青く見える時は低確率なものの、宮城の鳴子温泉の宿にも一応あるみたいですが)

青い湯、めっちゃレアなんだね

 

宿の前の温泉の配水管?ものすごい勢いで噴煙をあげてます。

 

ここで注意点ですが、こちらの宿は、3時前に着いても宿自体に入れてくれません。ロビーも広くないのでしょうがないところではあると思うのですが、ほんとに3時きっかりにならないと入れないため、チェックインを車の中で待つ人が何組もいました。

今後日本も人手不足がさらに深刻化し、こうした対応の宿がデフォルトになるのかもしれないですね…。

 

ロビーとフロント。確かにここでは待てないですね。

 

お部屋は本館と、1部屋だけ離れの部屋があります。今回は離れの部屋に泊まりました。

 

部屋:露天風呂付き離れ

離れのお部屋は本館を抜けて、貸切風呂などが点在するエリアの中にあります。

こういう感じの連絡通路を歩いていきます。

 

離れなので完全に一軒家ですね。

 

二間続きの和室。手前がリビング、奥が寝室になってます。

 

寝室の方は畳にマットレスのタイプのベッドです。

 

手前のリビングには良い感じのマッサージチェアがあります。これめっちゃ気持ちよくて最高でした。何度も使っちゃった。

 

客室の内風呂と露天風呂

こちらの離れのお部屋、露天風呂付きと謡っていますが、内風呂もついてます。内風呂というか半露天といった方が正しいかも。

この青色!!

びっくりしました。本当に青い。

加工でも、彩度をいじった写真でもなんでもなく肉眼でこの青さです。

 

この透き通った青さ。まるでゼリーのようです。きれいすぎる…。

コバルトブルーのような濃い青で、鮮やかだね

 

硫黄の香りもほんのりする、極上のお湯です。この色合いと、香り、そしてお湯も非常に新鮮で気持ちいい。もちろんかけ流しです。

源泉はめっちゃ熱いので加水必須なのが少し残念ですが、それでも関係なく青い。最高すぎる…。

 

そしてこの内風呂だけでももう大満足なんですが、さらに奥に行く扉があります。

 

錦鯉の泳ぐ池までありました。

 

一匹、滝行をしてるのがいて面白い笑

 

奥に見えるのは、露天風呂!

 

こっちもめっちゃ青い!!

 

不自然なまでに青い!あと広い!

こっちは見事なまでのミルキーブルー…

 

いやこれ、青すぎないか…。こっちは濁り湯なんですけど、よくある青みがかった、とかじゃなくてとにかく青い。白色よりの青ではなく、青色と表現したい青。

 

景色はないですが、露天風呂も最高です。

広さも十分だし、正直この離れの内湯、露天風呂だけで来た甲斐がありました。

 

貸切風呂

こちらのお宿には大浴場はありません。

離れ以外のお部屋にはお風呂はないため、基本的には貸切風呂を使うことになります。部屋数は離れを含め全7室。貸切風呂は全部で6つあるので問題ないか、と思うのですが、少し注意点があります。

それぞれの貸切風呂は点在してます。

湯畑の湯はかなりオープンなスペースのため、湯浴み着が必須になってます。実際ゆっくり入るには向かなさそう…。

寝湯についてもかなり狭く普通に利用するには少し微妙かな…。

そして、天空の湯は人気すぎて入りたいときには入れないので、実質3つのお風呂のどこかを使う感じになるんですね。

 

まずは離れに近い、湯畑の湯です。

 

この奥です。これは確かにオープンですね。

 

こちらは思ったほど青くないです。薄青ぐらい?

 

次は一番上の建物に位置する寝湯

 

これだけのスペースなので興味本位で入る感じになっちゃうかな…。こっちは結構青いですね。

 

もう一か所、竹林の湯です。貸切風呂の中ではここが一番青かったかも。離れ客室の露天風呂に近い雰囲気です。

 

次は笹の湯。こっちは離れ客室の内湯に近い雰囲気でしょうか。

 

もう一か所、わいたの湯です。夜に来てみたら青くなかった。

 

そして最後に天空の湯。おそらく、皆このお風呂を求めて泊まりに来るのだと思います。

 

細い通路の階段を登っていくと…

 

脱衣所があります。

 

脱衣所からさらに階段を登ります。ここは本館の屋上に位置するみたい。

 

驚くほどの眺望です。開けすぎててやばい。

 

民家が近くにある後ろ側にのみ、ついたてがあるだけ。

2か所浴槽がありますが、奥は水風呂です。サウナはないけど…。

 

遥か彼方まで視界が開けてます。過去入ったお風呂の中でここまで開けたお風呂はなかったかも。

 

あと、お湯も青い!客室のお風呂ともまた少し色が違う、鮮やかな青色ですね。

 

ふちの方まで行って下を除くと建物が見えますが、浴槽の近くにいる分には見える心配はありません。

 

こっちも端に行くと見えるかもだけど、そこまで行かなければ問題なし。

この貸切風呂は確かにすごい。こちらのお宿は日帰り入浴もやってないですし、これだけのために訪れる人が絶えないのもわかります。

ただその分すごい競争率で、チェックイン後すぐはとても入れず、しばらく間を見計らって行ったときにたまたま入れた以降、朝も常に埋まっていて入れずでした。

また、泊まった日は天気が悪かったのですが、雨風の影響をダイレクトに受けてしまうため、そういう意味でも入りたいときに入れなかったりします。難しいですね…。

天空の湯の魅力がこの宿を支えているといっても過言ではない

 

夕食

夕食は本館の広間にて。隣との距離は結構近めです。

 

お料理はフレンチとイタリアンの掛け合わせのような感じみたい。

 

まずは前菜。

 

カルパッチョ

 

スープ。

 

カッペリーニ

 

アクアパッツァ

 

最後はあか牛のステーキ。

 

デザートです。一番右側のマロンプリンが美味しかった。

オーベルジュと聞いてめっちゃ洗練された一流のフレンチ!みたいなのを期待すると肩透かしかもですが、普通に洋食が食べられる温泉宿と思ったら丁度良いかも。連泊する旅で温泉宿に二日連続だと料理もかぶりがちになったりしますしね。

 

ねこ

お宿ににゃんこがいます。

 

人懐っこくて、かわいいにゃんこでした。

 

夜の風呂

夜も良い雰囲気。お風呂に入りに行きます。

 

なんと、夜の露天風呂はお湯が透明になってました。常に青いわけじゃなく、刻一刻と色が変わるのが本島に不思議ですね。

 

朝ごはん

朝食はメインをフレンチトーストか、洋風卵かけご飯から選べました。フレンチトーストは美味しかったです。

 

宿泊の感想

青湯は泉質の良さにも、驚くほどの青さにもびっくりしました。特に離れのお部屋の内湯、露天風呂は正直なところ貸切風呂よりもロケーションも良く、ずっと離れで問題ないぐらい。天空の湯は別ですが。

ただ逆に、こちらに泊まるなら離れのお部屋でないと、入りたい貸切風呂に入れずにフラストレーションがたまってしまうかも…。

とにかく青い湯に入りたい、天空の湯のロケーションを楽しみたいという人にはおすすめですね、素泊まりは直前空きがあるとき以外はプランに出なさそうでしたので、基本は一泊二食付きです。

 

地熱珈琲

わいた温泉郷にあるめっちゃ美味しいコーヒー屋さん。

地熱を使った乾燥小屋をリノベしたみたい。

 

以前来た時と比べ、飲食スペースが充実していました。

 

テイクアウトのコーヒーはものすごく拘って淹れてくれるので、じっくり待つ必要がありますが…

 

めっっちゃ美味しいです。

豆もこだわっているそうですが、やっぱり淹れ方がうまいんだろうなぁ豆を買って自宅で淹れてみたけどここまでおいしくはできない…。

いい豆の力を引き出すには技術も必要…

 

わいた温泉郷散策(ゆけむり茶屋周辺)

わいた温泉郷の中心街的スポットとして、ゆけむり茶屋というお店があります。日帰り湯とレストラン、ちょっとしたお土産物を扱っています。

このあたりからは、わいた温泉郷の中でも特に密度の濃い噴煙が見られます。

 

有料で蒸し釜も使えます!ここで食材を蒸しながら日帰り入浴するのも良さそうですね。

 

ゆけむり茶屋のレストラン。天空の豆畑です。

 

ウッディーで良い感じの店内。

 

わいた温泉郷で作っているという黒豆茶ソフトをテイクアウトしました。これが本格的なお味でとても美味しい。

 

ソフトを食べた後は少し周辺を散策してみる。

 

火事かと思うレベルで煙(湯気)に巻かれます。

 

モクモクすぎる…

 

別府でもここまでのダイナミックな光景は見られないですね!

 

何があるわけではない、民家が建ち並ぶ場所なのですが、この光景はわいた温泉郷ならではの絶景と言えますね。

 

そらいろのたね

もうひとつ、わいた温泉郷に来たら絶対寄りたい美味しいパン屋さんがあります。

ツリーハウスのようなかわいい外観。以前二度行ったときは行列でしたが、今日は早朝で、しかも小雨が降る中だったのですぐ入れました!

 

豊富なパンが並んでます。

 

どのパンも美味しいですが、おすすめは甘い系のパンです。クリームパンは絶品でした。また近くに寄ったら買いに行きたいなぁ。

 

北里柴三郎記念館

折角小国まで来たのなら、今行かずしていつ行く、という場所がこの北里柴三郎記念館。そう、新千円札の顔になっている偉人ですね。

熊本県小国町の出身で、立派な記念館が建てられています。新札の肖像になるのに合わせてか、最近リニューアルされたみたい。

 

内部は北里柴三郎の生涯を紹介するシアターと、移築された生家等の見学が中心です。

 

シアタールームも新設されたみたいで、結構気合の入った内容でした、あんまりどういう人か知らなかったのですが、やっぱり映像は頭に入りやすいですね。

 

本館の裏手には移築された建物がいくつか。

 

こちらは生家。

 

この机で勉強していたそうです。

 

こちらは名声を得たあと、生家の周辺に建てた賓客をもてなすための貴賓館です。残念ながら奥に見えるはずの涌蓋山は雲に隠れてしまってますが、良い風景ですね。

 

味のあるパネル絵。モルモットがなんかシュールでした笑

内容的にもコンパクトにまとまっており、見学疲れもしない絶妙なサイズ感ですし、それでいて内容も濃いので、特に興味なくても行ってみたらなかなか楽しめると思います。

 

宿の青湯と天空の湯、噂に違わぬ素晴らしさだった

北里柴三郎についても学べて、新千円札がなんだか親しみが持てたね

熊本の温泉地の記事

2024年5月【2/3】熊本「米屋別荘」泊 独特の景観と鯉のぼり祭りが楽しい杖立温泉。懐石が評判の老舗旅館はお風呂も最高!

こんにちは、しろいるかです
2024年4月、大分・熊本へ旅行をしたときの記録です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
博多駅~夜の屋台
宿泊:博多エクセルホテル東急

【二日目】
博多散策~九酔渓~高原堂
宿泊:寒の地獄旅館

【三日目】
くじゅう連山登山~杖立温泉散策
宿泊:杖立温泉 米屋別荘

【四日目】
杖立温泉散策~鍋ケ滝公園
宿泊:オーベルジュわいた館

【五日目】
わいた温泉散策~そらいろのたね~北里柴三郎記念館

初日の記事

 

杖立温泉と鯉のぼり祭りと渋滞

熊本といえば大分に並ぶ温泉天国。様々な温泉地がありますが黒川温泉が特に人気でしょうか。その黒川温泉からわずか30分、大分との県境の場所にある杖立温泉は、黒川温泉の陰に隠れた少しマイナーな温泉地かもしれません。

黒川温泉に行ったときの記録

 

例年5月の鯉のぼりの季節に行われる杖立温泉郷鯉のぼり祭りがすごい、という話を聞き、今回行ってみたのですが想像以上に素晴らしい温泉地でした。洗練された雰囲気ではないですが、杖立温泉独特の景観と、空を埋め尽くすほどの無数の鯉のぼりはまさに唯一無二です。あ、湯量豊富でほとんどの宿でかけ流しのため、もちろん温泉目的でも楽しめます

 

さて、そんな杖立温泉ですが、鯉のぼり祭りの時期は地獄のような渋滞に見舞われます。もともと受け入れられる駐車場が広くないうえ、山間の温泉地なので、温泉地に至る道が大分側、熊本側からの2本に限られるんですね。

そのため、そもそも杖立温泉にたどり着く随分前から渋滞が起きており、土日の日中帯だと3~4時間の渋滞が当たり前というなかなか厳しい状態…。夜なら安心かと思いきや、ライトアップもされるので早朝か深夜以外はほぼ渋滞に巻き込まれます。朝は8時過ぎから既に上記の写真のようなありさまです。

近隣県からの日帰りの方が大半のため、事前に宿から宿泊者限定のショートカットルートを教えてもらっていたのですが、それでも黒川温泉から宿にたどり着くまで2時間近くかかりました。

ゴールデンウィークの時期だったのでなおさら渋滞が酷かったのだと思いますが、鯉のぼり祭りの時期に行くなら、覚悟を決めていきましょう!

鯉のぼりを見るためには試練がある

宿泊するならショートカットルートは絶対教えてもらっておきたい

あ、ちなみに帰りは全く混まずに帰れます

 

米屋別荘

結局宿に到着したのは17時頃。なかなか大変だった…!

 

米屋別荘は木造の落ち着いたつくりの老舗旅館。杖立温泉では珍しいタイプです。

こちらのお宿、じゃらんや一休などのインターネット予約は受け付けておらず、電話予約オンリーという珍しいタイプ。そのため調べていても候補にもあがりづらいですが、大変評判のお宿みたいです。常連さんとかが多ければ電話だけでも十分なのかも。

 

米屋別荘 ラウンジ

まずはラウンジでお茶菓子をいただきます。非常に小規模なお宿でわずか6室しかなく、さらに人手不足もあるのか、稼働も絞っているようでした。そのおかげでとても静かです。

 

芋の水羊羹だったかな。ほっとするおいしさです。

 

ラウンジは分かれており、一方はライブラリーのようになっていました。

 

とても落ち着く空間。立派なスピーカーからジャズが流れています。終始私たち以外誰も見かけなかったのがもったいない笑

 

ライティングが雰囲気出てていいんですよね。

 

バーカウンターもあるんですが、飲み物の注文とかはできないみたい。コーヒーのフリードリンクがありました。

 

米屋別荘 客室:籠もりの離れ(月夜)

今回は3室ある離れの方に泊まります。といっても本館3室、離れ3室なので本館も十分プライベート感があるんですけどね。

本館の通路を通って離れへ。レトロな赤じゅうたんです。

 

一旦外に出ます。屋根があるので雨天でも気軽に移動できそう。

 

途中、温泉たまごがありました。

 

離れと言って密接して建っているので、戸建てという雰囲気はないかも。

 

今回は月夜というお部屋です。古民家のようなしつらえで、入ってまずは囲炉裏スペース。冬場は火をいれてくれるのかも。

 

囲炉裏スペースの奥が和室と、客室露天があります。

 

磨かれた机のリフレクションが素敵なこじんまりとした和室です。

 

テラスもあり、覗き込むと杖立川を見ることができます。右に見えるのは客室露天ですね。

 

部屋の紹介を続けると、なんと離れはメゾネットなんです。先ほどの囲炉裏スペースから、上に登る階段があります。

 

階段の隙間に、お茶とかが置いてあるちょっとしたスペース。

 

下をのぞき込むとこんな感じ。

 

二階のお部屋は和室が一つ。ありがたいことにトイレも上下階にそれぞれあります。これ地味に嬉しい。

 

そして、こちらのウッドテラスが素敵なんです。まさに特等席。

というのは…。

 

温泉街が一望できるんですね。おびただしい数の鯉のぼりが見える!

なんかすごいことになってる

 

ここから見える景色は最高でした。鯉のぼりたちを独り占めです。

 

風でわらわらと舞う鯉のぼりたち。ちょっと多すぎない?笑

少し休憩したら見に行くぞー!

 

米屋別荘:客室露天

離れには客室露天がついています。まずは水回りを抜けて、外に出てみると…

 

岩づくりの露天です。なかなか良い感じ。広いです!

 

なんと、打たせ湯が付いてるんです!びっくり。

まさかプライベート打たせ湯ができるなんて。

 

川沿いの露天です。目隠しがあるので解放感抜群とはいきませんが、川の音も聞こえ、気持ちよく入ることができます。

 

このオーバーフロー!お湯自体もほんのり硫黄の香りがする良質なお湯です。

また、これも地味にありがたいんですが、湯量や加水の調節ができるんですよね。源泉100%にして入るもよし、ちょっとぬるめのお湯で気持ちよく入るもよしと、自分好みのお風呂にできちゃいます。

浴槽も広いし、二人でも余裕を持って入れる感じ。客室露天目当てでお宿を選んでも十分満足できると思います。

ほんのり硫黄のお湯がいい…

打たせ湯も地味に楽しかった

 

杖立温泉街 散策

それでは温泉街の散策へ!

温泉街の中心に駐車場があります。通常時だとそれなりに広いと思うのですが、鯉のぼり祭りの見物客を受け入れるほどのキャパは無く、ひっきりなしに車が出入りしていました。

 

このごちゃごちゃした配管がいい…。至る所から白煙が吹き上がっています。

 

別府温泉みたいに蒸し湯で色々なものを蒸せるそうです。自由に使える場所が温泉街の至る所にありました。

 

めっちゃ沸いてる!湧出温度も相当高いみたい。

 

駐車場の目の前にある旅館、泉屋さんで温泉卵を食べる。

 

駐車場のところにあったカフェ。

 

杖立プリンソフトをいただきます。ちょっと崩れてるけど…

杖立温泉は名物を作ろうと、各宿やお店で特色あるプリンを作り、杖立プリンとして売り出しているそうです。

 

川岸の方にでてみるとものすごい数の鯉のぼり!

 

これはすごいです。この規模の鯉のぼりは見たことがない。

 

飛び石を渡って対岸へ。

 

宿泊している米屋別荘の離れも見えました。ちょうど左上の黒い建物が私たちの泊まっている離れです!

 

うーん、これは楽しい。

 

杖立温泉自体も、昭和の雰囲気を色濃く残す町並みがあります。今風の建物とか、洗練された雰囲気とは違いますが、なんとも落ち着くというか。

 

また、崖沿いに立ち並ぶ民家が独特の景観を形成しています。

 

お土産物屋さんが並んでいたり、食べ歩きができたりするような今時の温泉街ではないですが、これほど歩いていて楽しい温泉街ってそんなにないと思う。

 

東南アジア感があるというか、外壁のこの感じとか台湾のような、そういった異国感がありますね。

 

ここは温泉街の端、もみじ橋です。

橋にとりつけられているのは絵馬…じゃなくて絵鯉。鯉と恋をかけたパワースポットらしいです。

 

もみじ橋から振り返って温泉街を眺めてみる。ぐるっと一周して30分ぐらいの温泉街ですが、鯉のぼりがすき間なく飾られてますね。

 

ズームにすると密度に驚く笑

わらわらしてる

 

もう一つ、杖立温泉の特徴がこの狭い路地。日本ではないどこか別の国のような情緒が感じられる路地は背戸屋と呼ばれており、増改築が繰り返された建物の間に張り巡らされた杖立温泉の動脈です。

 

カフェがありました。ここでも杖立プリンを売ってますね!

 

この管だらけの背戸屋…。好きな人にはたまらないだろうなぁ。

 

共同浴場もありました。今は残念ながら地元の方限定になっているようです。

杖立温泉は色々な要素が組み合わさって唯一無二の様相を呈しています。これにさらに鯉のぼりが加わりカオス状態なんですが、一見の価値があります。ただ温泉街を散策することがこれほど楽しいなんて。日帰りでも是非来てみてほしい。

鯉のぼり祭り自体も凄いんだけど

杖立温泉のこの景観だからこそ映えるところはあるね

 

米屋別荘 貸切風呂と大浴場

宿に戻りました。宿には貸切風呂が5か所と、さらに男女別の大浴場があります。

まずは貸切風呂。長屋のように入口が並んでいます。

 

中は微妙に異なるつくりみたいですが、一か所だけ入りました。奥に岩風呂と…

 

手前に檜の浴槽があります。もちろんどちらもかけ流し。しかし客室露天が良すぎて、貸切風呂は本館に泊まってる方向けかもしれません。

 

大浴場は、男女で広さがかなり違うのですが、残念ながら入れ替えはなし。男性用だけ紹介します。

男性用はこの水風呂があるのがうらやましい。

 

不思議なつくりで、この浴槽の奥に…

 

大きな露天風呂があるつくりです。どうやらもともと混浴だったみたいですね。これも時代の流れか。

 

かなり広いですね。ちなみに打たせ湯は女性側にもちゃんとありました!

 

そしてなんといっても杖立温泉特有のむし湯。これも女性の方にもちゃんとあります。

茶室のような小さな扉を開けると…。

 

めっちゃ狭い空間に温泉の蒸気が充満してる。和製スチームサウナですね。

この狭くて天井の低い空間に一人静かに入っていると、なんとも不思議な落ち着きがあります。夜だとちょっと怖いけど。これもまた杖立温泉ならではの唯一無二の体験でした。他のお宿にもこのむし湯があるところが結構多いそうです。

一種の瞑想的な感じ

 

お風呂上りにお宿の杖立プリンをいただきました。コーヒー味とミルク味。まさにお風呂上りにピッタリのフレーバーです。

 

米屋別荘 夕食

夕食は本館の個室でいただきます。掘りごたつの落ち着く個室ですね。

 

紙がかぶせてあってワクワクするセッティング。

 

御品書きです。こちらのお宿、なんとミシュランで一つ星を獲得しています。(旅館としてではなく、レストランとしての評価なので凄い!)

しかしミシュランの調査員って山奥の温泉宿にまで来るんですね…!驚きです。

 

京都で修行された、京仕込みの懐石料理だそうです。楽しみ!

 

まずは前菜三種。稚鮎のテリーヌ、甘藷レモン煮、蕨(わらび)と汐子の土佐酢。

食べてみて、既にこの時点で今後の料理もおいしいことが確定しました。どれも凄くしっかり作られてる。汐子はカンパチの幼魚だそうで、この時期が旬らしい。

 

熊本らしく、馬刺しなんですが、紅白の身にとろろをかぶせたもの。山椒醤油でいただきます。これもまた普通の馬刺しじゃない。

 

阿蘇豚と阿蘇高菜の飯蒸し。トンポーローのようなホロホロの豚肉ともち米の食感がいいですね。

 

翡翠茄子と阿蘇あか牛のトマトすり流し。これもまた出汁が利いてる!しょっぱくない絶妙な塩梅の味付けです。

 

虹鱒のカツ。はじめてカツになった虹鱒を食べました。中心部がレアでやわらか。タルタルソースをつけて食べるとごはんが欲しくなります。

 

新玉葱と鹿のローストジビエもくるんですね!

こちらも鹿肉のクセは一切なく、付け合わせのデコポン黄身酢がさわやかな風味を足してくれて相性抜群です。こういう組み合わせ、よく思いつくなぁ。

 

山菜づくしの煮物です。優しいお味で料理のしめくくりにぴったりでした。

 

最後は桜えびとタケノコの炊き込みご飯。最後まで抜かりないです。

 

と思ったらデザートもぬかりない!この杖立プリンは、チーズ風味のプリンにイチゴソースがかかっていて、スイーツまでも秀逸でした。

ごはんめっちゃ美味しかった

温泉宿のレベルじゃない美味しさ…!

 

杖立温泉街 夜の散策

鯉のぼり祭りの時期はライトアップもされています。

お部屋から温泉街を眺めると、なんだか楽しそうな雰囲気。これはいくしかない!

 

色とりどりの鯉のぼりが夜空に泳いで…ないですね、風がない笑

 

夜のおでかけです。

 

夜のアプローチもステキだなー。

 

江戸時代創業なんですね!ということに気づいた。

 

駐車場まで来ていきなりこの雰囲気。スチームパンク的世界観を感じますね…。

 

こんな幻想的だとは思わなかった。

 

風がないので皆だらんとしてます。

風がないときー!

 

いや、これはすごいわ。

 

夜も夜で唯一無二の世界観を出している杖立温泉。

 

街歩きがめっちゃ楽しい。

 

お、風が…!

 

風が吹くと圧巻です。一斉にぶわっと鯉のぼりたちが泳ぎ始めます。

風があるときー!

 

川を泳ぐ鯉のような。

鯉のぼり祭り、もしかしたら夜の方が本領発揮かもしれません。

 

鯉のぼり祭りも素晴らしいんですが、夜は夜で杖立温泉の妖しげな雰囲気が増幅されるんですよね。基本ライトアップしている場所以外は暗めなんですが、ときおり店の明りが暗闇に浮かび上がります。このバーとか。

 

背戸屋なんかは異世界に繋がってそうです。

 

もみじ橋も少し妖しい雰囲気。

 

この配管とかごちゃごちゃした感じがもう、めっちゃいい。

 

このあたりは人もあまりいないのでちょっと怖いけど

 

どこか惹かれるんですよね。ちょっと失礼な言い方かもしれないけど、退廃的な感じが良いのかもしれない。

 

温泉街唯一のコンビニの灯りが頼もしい。

 

この赤ちょうちん、最高ですね。

 

みな取り付かれたように鯉のぼりの写真を撮っていました。

 

9時になるとライトアップも終わるので、ごく短い間の宴でした。この夜の雰囲気は泊まらないと味わえないですね。

どこか現実味の薄れるような不思議な世界観だった

 

米屋別荘 朝食

朝ごはんも美味しそう!昨晩と同じ個室でいただきます。

 

朝も紙がかぶせてあった。

 

賑やかなお惣菜たち。

 

皮パリパリで身がジューシーな焼き魚とフワフワだし巻き卵、さらにすきやき肉豆腐がついて、ご飯が進みます!

 

宿泊の感想

料理はさすが評判の美味しさでした。温泉宿の料理というよりはほんと料亭にご飯を食べに来たような感じです。

離れのお部屋も素晴らしく、客室露天は広くて快適、温度調節もできて打たせ湯もある豪華仕様だし、お部屋から温泉街を見渡せるのもいい。あと大浴場のむし湯も楽しい。お宿の方の距離感もほどよく、とても気持ちよく過ごせました。

お宿の値段も、びっくりなのが休前日関係なく値段が一緒なところ。そしてこのお値段でいいの?という価格です。昨今の値上げラッシュであわせて値上げしても構わないと思うんですけどね…。

唯一チェックアウトが10時なので、11時、12時だったらとは思うけど、人手不足もあるしなかなか難しいんだろうな。

ともかく非の打ちどころのない素晴らしい宿でした。予約が電話オンリーなので、そこだけ注意ですね!

また泊りたい

 

ひぜんや(大分と熊本の県境)

最後に、杖立温泉に面白い場所があったので行ってみました。

ここはひぜんや、杖立温泉で一番大きい旅館です。

 

中はリニューアルされていてとても綺麗。外壁工事中だったのが残念ですが、カフェで飲み物をいただきます。

 

温泉水で入れた温泉珈琲と梅ソーダ。もちろん美味しいのですが、真の目的は…

 

世にも珍しい、建物の中にある県境ライン

 

ひぜんやは、大分県熊本県の県境にまたがって建っているそうで、建物の中に県境があるんです。

 

固定資産税も両方の県に払っているんだとか。なかなか珍しいものが見られてよかったです。

 

杖立温泉の鯉のぼり祭りはめっちゃすごかった!

米屋別荘も最高の旅館だったし、杖立温泉いいとこだなぁ

街歩きが楽しい温泉地の記事

2024年5月【1/3】大分「寒の地獄旅館」泊 九州最高峰の百名山。牧ノ戸登山口ルートで、最初から景色良すぎる高コスパ登山を楽しむ。

こんにちは、しろいるかです
2024年4月、大分へ旅行をしたときの記録です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
博多駅~夜の屋台
宿泊:博多エクセルホテル東急

【二日目】
博多散策~九酔渓~高原堂
宿泊:寒の地獄旅館

【三日目】
くじゅう連山登山~杖立温泉散策
宿泊:杖立温泉 米屋別荘

【四日目】
杖立温泉散策~鍋ケ滝公園
宿泊:オーベルジュわいた館

【五日目】
わいた温泉散策~そらいろのたね~北里柴三郎記念館

 

博多散策(夜)

丁度良い飛行機が取れず、新幹線で博多へ。意外となんとかなるものですね…。

博多駅は夜も賑やか。煌々としています。

 

博多駅から中州の途中にある屋台でとんこつラーメンをいただく。博多ってすごい。どこからともなくとんこつを煮るにおいがしてくる。こんな風に日常的にとんこつ煮てる町はそうないと思う。

 

くせのないとんこつスープで、夜でもさらっと行けました。

屋台で食べるラーメンは二割増しでおいしい

中州の屋台はガヤガヤしてるけど、ここはガヤガヤしてないのもいい。ぴょん吉は同じ名前の店が天神の方にもあるみたいだけど、祇園町の方です。

 

博多エクセルホテル東急

今日の宿はこちら。ビジホ。

中州のであい橋という名所の目の前。博多駅からだとちょっと歩くけど、歩けなくもない距離です。荷物があったらおとなしくタクシーか地下鉄が無難ですね。

 

年季が入ってるけど中は割と綺麗でした。繁華街のど真ん中という立地で、夜ご飯を食べたり観光するのに利便が良さそうですね。

 

朝の博多散策

朝起きて博多を少し散策。

であい橋から対岸の天神の方へ行ってみる。

 

旧福岡県公会堂貴賓館。100年以上前に建てられた洋館が残っています。中に入ることもできて、お花の展示をしていました。

 

全国的に有名なラーメン屋、一蘭の本社ビル。夜はちょうちんが光り、とても目立つ外観です。

 

朝食は朝うどん。福岡はうどんも名物なんだって。24時間営業なのに驚き。

 

ごぼ天うどん。関西風の透き通ったスープが染み渡ります。やさしいお味。

沁みる…

夜の〆とかにも良さそうです。

 

昨晩、ぴょん吉が営業していた場所。跡形もないです。結構ガッツリ設営されてたけど、ちゃんと毎晩のように準備しているんですね、大変だな…

 

九酔渓

さて、博多からレンタカーを借りて今日の目的地、くじゅう連山のふもとへ。

途中寄った九酔渓という景勝地お茶屋さんがドライブインのようにあります。

 

切り立った渓谷です。これは景色がいいですね!

 

岩肌も見える。

 

お茶屋さんの奥に滝もありました。やっぱり自然はいいなぁ。

 

高原堂

さらに進み、目的地のほぼ近くにあるソフトクリーム屋さんへ。

ソフトクリームで有名なお店。めっちゃ美味しいらしい。

 

ブルーベリーとミルク。

確かにこれはめっちゃ美味しい…!!評判に偽りなしです。

素晴らしく濃厚なミルク感があり、ブルーベリーもしっかり手作り感があります。あまりに美味しすぎて翌日の登山後も食べに来たほどです。

くじゅうに来たら外せない名店!

 

宿泊:寒の地獄旅館

今日の宿は寒の地獄旅館。秘湯を守る会にも所属しており、老舗の温泉旅館です。

ここには過去も泊まったことがあるんですが、今回再び泊まった理由はふたつ。

  • くじゅう連山の登山口に近い!
  • 暖の地獄サウナ が新しくできた!

くじゅう連山の登山口からは車でわずか10分足らずの距離にあるため、早朝出発しやすいんです。

そして、2023年7月に新たにオープンした暖の地獄サウナ。もともとキンキンに冷えた冷泉と交互浴がウリの旅館でしたが、その冷泉を水風呂として使うサウナができたという…これはもう行くしかない!

こちらの宿泊記は、過去の宿泊記とあわせて更新しました。

 

くじゅう連山登山:牧ノ戸登山口~久住分かれ

さて、5時半に起きて、早朝宿を出発します。

朝食はおべんとうに振り替えてもらいつつ、さらにお昼ご飯も用意してもらいました。

 

朝6時前、牧ノ戸登山口に到着です。既に車でいっぱい。普通の駐車場には止められず。一本細い道に縦列駐車しているので、そこに倣います。。

たぶんですが、8時ぐらいに来ても縦列駐車する場所もほぼ停められなさそうです。

 

朝6時から営業するお店。意外に冷えるので甘酒なんかが欲しくなります。

 

とりあえず動く前に朝ごはんを食べる。シンプルな手作りおべんとうでした。

 

では出発!

 

くじゅう連山というぐらいなので、様々な山が連なっています。

今回目指すのはその中でも九州最高峰の中岳と、百名山として知られる久住山です。

くじゅう、九重、久住…いろいろ呼び名があってややこしいですね。

 

登り始めから既に見晴らしがいいです。高い木とかが全然生えてないんですね。

 

方向を変えればすごい雲海が。この雲が上がってくる前に登らないと!

 

あの奥にうっすら見える山が目的地です!

 

はしご。迂回もできるけど通りたくなるよね。

 

なだらかな稜線歩きのような感じです。楽しいなぁ。

 

周りの山々よりも目線が高くなってきた。阿蘇の方まで見渡せます。

 

途中見つけた鳥。私のカメラのズームではこれが限界。もっとズームできるカメラあったら楽しいだろうけど、重いので、折角買っても持って行かなくなっちゃうだろうなぁ…。

バズーカみたいなカメラ持ってる人は体力すごい

 

ふと左に目をやると稜線を歩いている人たち。

 

星生山への道が分かれています。寄り道ルートですが、ひとまず久住山を目指して、元気があったらあとで行こう。(結局行かなかった)

 

いよいよ見えてきました。久住山です!

 

こちらから見るとなかなか急です。上の方に米粒のように人がいますね。

とはいえ登山ルートは写真左のなだらかな方からなので安心です。

 

開けていて気持ちいいなぁ。

 

ここで久住分かれ避難小屋に到着です。売店などはないですがトイレがあるのが助かる。

 

ここは久住分かれというポイントで、別ルートで登山してきた際にもここで合流します。

 

くじゅう連山登山:久住分かれ~久住山

こちら側は長者原方面。あの山の奥から来るルートもあるんですね。

今回は久住山頂までの最短ルートである牧ノ戸登山口から来ましたが、長者原方面からだと湿原を抜けたり、途中にある法華院温泉山荘という温泉がある山小屋があったりと、また楽しめるみたいです。

 

さて、だいぶ岩ゴロゴロになってきた道を歩いて山頂を目指します。

 

あーー、ここにきてガスってきてしまった…。

 

山頂着いたけど真っ白…!!

 

と思ったら晴れてきてくれました!

 

みごとな眺望です。

 

下界の建物もポツリポツリ見られます。

 

かと思いきやいっきに雲海が覆ったりと、目まぐるしく雲が動きます。ダイナミックな光景ですね。

360度眺望が開けているし、ここは最高だった

3,000m級の景色だね

 

山頂は広いので場所に気を遣わなくて良いのもいい…。

 

くじゅう連山登山:久住山頂~下山

久住山も登れたので、今度は九州最高峰の中岳を目指すことに。

 

途中、見事なカルデラ湖があります。御池と言われているようです。

 

丁度池を見下ろす場所に避難小屋もあります。ここにはトイレはなし。

 

見事なまでに透き通った池です。空の青さが映り込んで吸い込まれるような青さがありますね。

 

ここからあと一息です。

 

また真っ白になったーー

でも九州最高峰に到達です。意外と低く、1,791mなんですね。周りの光景はとてもそうは思えないですが。

 

最後、中岳から下山するにあたり天狗ヶ城というピークを越えていきます。ここが一番高度感あった気がする。

 

だめだ、完全に真っ白になって雲が晴れない…!

 

諦めてお昼にします。朝と比べると魚の種類とキャンディーが変わってる笑

 

下山していると天気が回復してきました。山頂付近だけが雲に包まれているみたいですね。山の天気はほんと変わりやすい。

 

駐車場のほぼ間近にある展望台まで戻ってきました。

ここまでなら道も舗装されてるし、登山しない人でも気楽に登ってくることができますよ!

 

無事戻ってきた。気持ちよすぎて全然しんどさを感じなかったですが、休憩入れるとなんと6時間近くも歩いていたことに驚き。

 

ブルーベリージュースを一気飲み!酸味が体に沁みる…!

この後寒の地獄旅館に戻りサウナを堪能し、その後高原堂でソフトクリームを二日連続でいただいてから、次の目的地である杖立温泉に向かいました。

 

くじゅうは景色も良いし危険個所もないし、めっちゃ登りやすい

コスパが良い登山。今度は長者原方面から登って法華院温泉山荘にも行ってみたいな

夏に最適な登山の記事

2024年4月【2/2】佐渡「八幡館」泊 佐渡随一のかけ流し褐色温泉宿と島のフレンチ。世界遺産登録の金山山師ツアーで暗闇坑道を征く!

こんにちは、しろいるかです
2024年4月、新潟佐渡へ旅行をしたときの記録です。

追記:2024年7月27日、佐渡金山の世界遺産登録が正式に決まったようです!

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
東京から新潟へ
宿泊:ANAクラウンプラザホテル新潟

【二日目】
両津港~トキの森公園~Mattelato~たらい舟体験(矢島)~宿根木集落散策
宿泊:SADO NATIONAL PARK HOTEL OOSADO(ホテル大佐渡

【三日目】
尖閣湾揚島遊園~大野亀~二ツ亀~ma_ma~ラ・プラージュ
宿泊:国際佐渡観光ホテル 八幡館

【四日目】
佐渡金山(アイランドミラージュ、ガイド付き山師ツアー)~北沢浮遊選鉱場~白雲台

この旅のひとつめの記事

 

尖閣湾揚島遊園

ホテル大佐渡を出発して、金山は最終日に回してまずは島の北部へ行くことに。途中何度も道路標識に出てきて有名そうな観光地として、この尖閣湾揚島遊園があったので行ってみました。

昭和感あふれる入口。

 

中も昭和感たっぷりだった!おみやげ物やさんです。この奥でチケットを購入し、建物の先へ抜けていきます。

 

もともとは景勝地のようで、この一体を観光地として整備しているみたいですね。

 

セルフたらい舟。これが地味に面白かった笑

意外にうまくこげない

 

もう少し進んでいくと奇岩地帯に架けられた橋と、眼前に広がる日本海が!

 

立派な橋です。欄干が低くてちょっと怖いけど、下を覗いてみると…

 

海がきれいすぎる!?

 

ものすごい透明度です。薄曇りだったのにこの透き通る青色はすごい。

心洗われるような青さ

 

下の方に降りていって、橋を見上げる場所にもいけます。

 

洞窟のような場所を越えていくと

 

遊覧船のりばです。まぁいいか…とスルーしてしまったけど、乗ればよかったかな。入園料とは別料金でした。

 

カモメ四天王が出迎えてくれました。やっぱ乗るべきだったか…!

 

大野亀

さて、揚島遊園から先は基本的にこの島の最北端の大野亀まで寄る場所はありません。コンビニとかそういったものも一切ないのですが、海を横目に気持ちいいドライブができました。

この大野亀は佐渡の最北端にある景勝地。海にせりだした山が亀の甲羅のようにぽっこりしています。

 

なんだか神域っぽい?

 

この大野亀、登ることができるんです。往復30分ほどの時間ですが、高低差がかなりあるので結構しんどいです。

こうやって間近で見上げるとなかなかの急さ加減がわかりますね。写真の右上、白い粒みたいに見えるのが人です。

ものすごい急坂にみえるけど、実際登ってみると割となんとかなる

 

道自体は舗装されていないものの、スニーカーがあれば大丈夫そうです。危険箇所はないですが高度感は多少感じるので高所恐怖症だと怖いかも。

 

でもこの見晴らしは最高です!

 

そしてここも海がきれい。日本海ってこんな海きれいなんだ…

 

亀の甲羅部分の手前も広い草原地帯になっていて、登らなくても十分いい景色を楽しむことができます。

 

頂上に到着!まさに360度の眺望です。

しばらくここに居たかったのですが、近くに巣があるのかスズメバチを見かけて落ち着かず、早々に退避しました。。

 

めっちゃいい景色なんですけどね。

わずか30分でここまでの達成感を得られるところはそうそうない

 

二ツ亀

島の北端にはもう一つ観光地があります。それがこの二ツ亀。こっちも亀なんですね。

ここにはホテルもあります。海水浴場なので夏場は大人気そう。

 

ホテルの裏手から浜辺に降りられるのですが、これはすごい場所です。2つ甲羅が並んでいる用に見えるので、これが名前の由来かな?亀の甲羅の部分まで砂浜の道が続いていて、これからここに降りていくのだと思うとワクワクします。

 

相変わらずきれいな海。こんな場所で泳ぎたい。

 

色んな場所までの距離を示した標識。ウラジオストクが意外と近いことに驚きです。

 

それでは降りていきましょう!

 

近くでみると大きいなぁ。

 

対岸には、先程登った大野亀も見えました!

島の北部の観光地はおおむねこの2箇所だけなので、興味がなければスルーすると佐渡観光は一泊二日でギリギリ詰め込めるかもしれません。ここへの往復だけで2時間ぐらいかかってしまうので。

ただ、なかなかの景勝地ですし、島を一周するという達成感も得られるので、個人的にはプランに組み込むのがおすすめです!

 

ma-ma

島の中心部まで戻ってきました。島の北端へのルートは、右回りも左回りもお店はほぼないです。何かしら食料は持っていったほうがいいかもですね…。

さて、船で島に到着した際に利用した両津港まで戻ってきました。近くにある評判のケーキ屋さんへ。一見すると民家のようです。

 

チーズケーキ専門みたい。佐渡番茶を使ったバスクチーズケーキがめっちゃ美味しそう!

 

このあと宿でいただいたんですがかなり本格的なお味で美味しかったです。しかもこれ、ずっしりホールなのに1000円しないんですよ。安すぎませんか…?

ホテルでのお供に、このバスチーはおすすめです!

バスチーなら多少日持ちするしお土産にも良さそう

 

ラ・プラージュ(Ryokan浦島)

さて、今日の夜泊まるホテルでは夕食をつけていません。

ではどこで食べるのかというと、こちらのレストランで島フレンチを予約していました。

 

宿泊予定のホテルからは車で5分ちょっとなので気楽に行くことができます。

Ryokan浦島というホテルのレストランなのですが、外来利用も受け付けていて、おそらくですが佐渡では一番洗練されたフレンチレストランのようです。

 

海には直接面していないのですが、松林がホテルの敷地のようになっていて、その先には海があります。海が近いのもいいですね。

 

松林を眺められる席でディナーをいただきます!

 

魚もお肉もあるフルコースですね。

 

外来の場合だとどうしても車を使うからお酒を飲めないのは残念だけど、そういう利用が多いのか、メニューにはしっかりノンアルコールのドリンクも用意されてました。コーディアルドリンクというものをいただいてみました。フルーツやハーブを漬け込んだシロップを使った飲み物で、さっぱりして美味しかったです。

 

最初のお皿はなんだか立体的。アミューズが3個所に分けて盛り付けられています。

 

桜鱒のミキュイ。もっちりした食感がよいですね。

 

こちらは追加オーダーになるのですが、玉ねぎのスープです。玉ねぎが1個丸ごと入ったようなインパクトある形で運ばれてきました。

 

すごい甘みです。これは美味しいです!旬だったのもあるかもですが、メニューにあれば追加したいですね。

 

ヒラメのポアレ。

カリカリの身フワフワです。

 

こちらはメニューにはないですがいただけました。鯛のフリットだったかな…?

 

お口直しのオリーブのジェラート

 

メインは佐渡の黒豚のロティです。

もうちょっと火が通っていたほうが好みかな…?

 

最後はデザートです。

テンポよくお料理もサーブしてもらえて、気持ちよく食べることができました。

 

島で食べるフレンチはいいですね。お値段も東京と比べるとリーズナブルです。

現地の食材使ったローカルガストロノミー的な楽しさもある

 

八幡館

さて、本日の宿はこちらの八幡館

松林の中にあるホテルです。海からは少し離れているかな。

外観はなかなか歴史ある感じですね、どうやら佐渡では格式高いホテルだったようで、過去には天皇も泊まられたそうです。

 

車はホテルまでの道なりに停めていく感じです。ホテルの近くに停めたいなら早めにチェックイン推奨ですね。

 

立派なロビーですね。

 

外観からは大型旅館の趣でしたが、実は旧館と繋がっており、お安いプランだとそちらのお部屋になります。こっちは木造二階建てで、昔ながらの旅館の雰囲気が感じられますね。

 

お安いプランだったし旧館だったしで快適さの面では少し覚悟してたんですが、普通に綺麗だしちゃんとした旅館の感じです。ちょっとだけ畳が沈んでいたかな?ぐらい。

 

林の中なので眺望はありませんが、目の前が壁!ってこともなかったのはいいですね。

 

さて、なぜこちらの宿を選んだのかというと、それはこの大浴場。

佐渡では温泉がところどころ湧いていますが、島で唯一かけ流しにできる湯量・温度の源泉が湧いているのがこの八幡館なのです。

 

めっちゃいい温泉です!

茶褐色の色がついたお湯が大量にかけ流されており、オーバーフローの量が多いです。かなり広い浴槽なんですがフチからお湯があふれ出ています。

さらに、香りがすごい。なんて表現していいかわからないのですが、硫黄でも鉄でもない甘い?香りがする温泉って思うのですが、それがここではかなり感じられます。

 

この手の温泉としては過去最高かもしれないです。源泉温度もかけ流しに適した温度で、最高すぎる。

 

男女ともに露天風呂もあります。こちらは男性用。女性よりちょっと広いです。

こっちは循環ろ過しているみたいで内湯のような香りと浴感はありませんでしたが、外の風にあたりながら入るのも気持ちいいですね。

ちなみにおまけ程度ですがサウナ+水風呂もありました。

温泉は良すぎた

ドバドバ系のかけ流しは入ってて気持ちいいね

 

夜ご飯は島フレンチを食べたので、今回は朝食のみプランです。

朝食は本館の最上階にあるレストランでいただきます。四方が見渡せる見晴らしの良い会場で、広々していて気持ちいいです!

 

朝食ブッフェは標準的な感じです。イカのお造りがあるところが特徴かな?

必要十分で美味しくいただけました。

 

外に出られる場所もあり、佐渡の風を感じながら景色が見られるのも良い感じです。

 

こうやって見ると、海も結構近いですね!

 

宿泊の感想

かつては佐渡いちの高級旅館だったと思われる八幡館ですが、少し時代の流れで古びている感じは否めないです。

とはいえロビー含め内部はとても綺麗ですし、旧館はそれはそれで趣があってむしろこっちの方が好きな人もいるかも。

そしてなにより外せないのは温泉。温泉好きが佐渡に訪れたなら確実にここは満足できます佐渡随一なのはもちろん、内地でもこれほど良質な温泉にはそんなに簡単には出会えないと思います!

 

史跡 佐渡金山

さて、いよいよ佐渡観光の本丸、佐渡金山へ!

佐渡金山の遺構は、北沢浮遊選鉱場など、いくつか分散していたりしますが、基本的にはこの史跡 佐渡金山を押さえておけば間違いないです。

さらに、史跡 佐渡金山は大きく2つのコースに分かれています。明治時代の坑道、道遊坑と、江戸時代の坑道、宗太夫です。

それぞれ別料金で、ルートも違い、見どころも全く異なるので両方見るのがオススメ。

 

道遊坑は坑道自体はそれほど面白みはないですが、坑道を抜けた先には自然あふれるエリアで、道遊の割戸というビュースポットがあるし、当時のトロッコ等も展示されていたりします。

太夫坑は坑道の中に自動人形が展示され、坑道自体も複雑なつくりで見どころがあります。坑道を抜けるとこじんまりとした展示館があります。

 

ちなみにどっちもゴールは同じ場所に戻ってきます。

さらに、道遊坑を利用したAR体験(アイランドミラージュ)と、上記2つの坑道とは全く別の坑道をヘッドランプの明りだけで進む、山師ツアーというものもあります。

今回はこの全てを網羅しました!

 

道遊坑

足元はコンクリで舗装されていて歩きやすいです。通常時だとあまり見どころがないからか、アイランドミラージュのコースとしても使われており、ところどころそのための設備があります。写真の奥の青いクリスタルなんかがそうですね。

 

線路の跡もあったりして、それっぽい雰囲気が感じられますが、これ単独だと少し単調かもしれないです。

 

私たちはアイランドミラージュも体験したのですが、なかなか頑張ってるな…という印象。無機質な坑道をうまく活かした体験ができるようになっています。ARグラスをかけて進むのですが、だんだん現実との境目が曖昧になってくる不思議な感覚が味わえました!

体験時間は30分ぐらいなのですが、坑道内は寒いので夏場だと羽織るものが欲しいですね。

 

こういう当時の標識とかってワクワクしますよね!

 

アイランドミラージュ用のプロジェクションマッピングも至る所に。音響もセットになってます。しかしこれ、アイランドミラージュをやってない人からすると謎ですね笑

ズゥン… みたいな重低音が時折聴こえるので何事かと思う

 

結局アイランドミラージュで一周、通常でもう一周して堪能してます笑

 

特にアイランドミラージュを終えたあとに出て来ると、現実世界に戻った感がすごいです。ARによる視覚的な部分だけでなく、坑道内は温度湿度も全然違うので、実は坑道ってこうしたAR体験の場にピッタリなのかも…!?

 

坑道から出て来ると、この佐渡金山いちのビュースポット、道遊の割戸が現れます。

これは江戸時代、坑道を掘る技術が乏しかったため、露天掘りといって山の上から切り崩すように掘っていった跡なのだとか。

 

綺麗に分かれています。これだけ掘るのはさぞ大変だったでしょう…。

 

近くまで行くこともできます。近くで見るとなんと根本までしっかり掘り進められていることがわかります。5分ちょっと歩きますが、ぜひここまで来て当時の人たちの執念を感じたい。

 

他にもトロッコ車庫とか、当時の遺構をいくつか見ることが出来たりします。

 

このトロッコの切り替えレバーにワクワクする笑

 

最後はお土産物屋さんに戻ってきてゴールです!

 

太夫

続いてもう一つの坑道へ。こっちは江戸時代のものなのでより古いですね。

こちらは自動人形による江戸時代の採掘法の展示がされています。当時の坑道をそのまま使って再現しているそうなので、まさにこういう感じで作業をしていたんだ…という雰囲気がかなり感じられます。

 

高低差がかなりある。全国に鉱山跡ってそこそこあると思いますが、これほど立体的で、気合の入った展示は佐渡金山だけじゃないでしょうか。

 

じっくり見つつ30分ぐらいで出口へ。

最後は地鎮祭のような、坑道を掘る前に金脈を掘り当てられるよう祈願の場が展示されているのですが、これがなんとも印象に残りました。

この後は小さな展示館があり、そこを抜けるとさっきの道遊坑の出口のお土産物屋さんに合流します。

 

山師ツアー(無名異坑)

さて、上記2つの坑道は基本的に営業時間内ならいつでも参加可能ですが、こちらの山師ツアーは一日2回限定、人数限定で行われるツアーです。

前日までの予約必須なので、事前予約をしておきましょう!ちなみに受付は同じ場所です。

ガイド付 山師ツアー 予約 | 史跡 佐渡金山

路面の舗装もされていない坑道なので、支給される長靴を履いて、ヘルメットをかぶり、合羽を着て臨みます。まずはこちらの無名異坑へ。名前がなんだか怖い…。

 

完全に手掘り。この独特の波打った坑道を進みます。明りは一切なく、懐中電灯の明りだけが頼り。

ガイドの人が先導して、その後ろを10人ぐらいが進むんですが、最後尾になるとすごく怖い笑

 

一度全員の明りを消して、江戸時代の明りに切り替えてみせてくれます。こんな頼りない明りで頑張ってたのか…!

現代の明りでも怖いのに

 

途中、風を送り込む出口がありました。外の灯りってほっとしますね…。

ちなみにこの無名異坑は、先ほどの宗太夫坑と繋がっているそうです。太夫坑の展示の音(声)が僅かに聞こえるので、幽霊と勘違いしてびっくりする人がいるんだとか。確かにその説明なかったら私もたぶん勘違いする笑

 

山師ツアー(大切山坑)

次はこちらの坑道です。ここは非常に広く、他の坑道とは少し場所が離れています。

 

こんな感じの装備で入っていきます。

 

次に外の光を見られるのはいつになるのか…。

 

これ、めちゃくちゃ高度な技術で掘られています。風の循環を良くするために、平行して坑道を掘っていくそうなのですが、右側と左側(左は埋められてる)の間の壁がものすごく薄いんですよ。

これだけの測量技術が江戸時代にあり、その通りに掘り進められる技術力があったのだそうです。

 

キラキラするのが鉱脈…という説明だったような。

そんなこんなで山師ツアーは二つの坑道合わせて100分という長丁場でした。これで2500円ってめっちゃ安いし、なによりも他ではできない体験が楽しかったです。やっぱりヘッドライトの明りだけで暗闇の坑道をずんずん進むって、冒険感がすごい。

佐渡に来たなら山師ツアーの事前予約を忘れずに!

 

北沢浮遊選鉱場とシックナー

昼の姿を見ていなかった浮遊選鉱場へ。先ほどの史跡 佐渡金山からは車で10分弱の距離です。歩くのは厳しいですね。

芝生の広場が気持ちいいです。特に入場料などはなく自由に入れます。(遺構部分は中に入れず、見るだけだけど)

 

シックナーは昼間見ても怖い…。

 

どこまでも続いてそうな暗闇。

 

シックナーは怖いですが、カフェもあったり、公園のような雰囲気です。こちらも併せて見学コースに入れるとよいですね。

 

交流センター白雲台

いよいよ佐渡の旅も終わり。最後に佐渡スカイラインというドライブコースを通って両津港に戻ることにします。

最高地点の標高はなんと1000m近くまで登ります。佐渡は険しい山が中央にそびえているんですね。

途中、唯一の休憩場所の交流センター白雲台です。15時までであればソフトクリームが食べられたそうですが、もう閉店してた。残念。

 

見上げると佐渡の最高峰が。標高1171mだそうです。頂上には自衛隊のレーダー基地があるそうです。確かに日本海だしな…。

 

白雲台から見下ろすと佐渡の平野が。険しい山と平地。佐渡の地形は多彩ですね。

 

海も見える。これから向かう両津港もこっちです。

 

両津港

ジェットフォイルに乗って佐渡を発ちます。

 

丁度夕陽の時間。赤く染まる佐渡の山々を見ながら…

 

佐渡、いいところでした。

 

新潟駅前のへぎそば屋さんでタレカツ丼とへぎそばを食べて帰宅しました。

 

佐渡金山は見どころたくさんで楽しい。山師ツアー最高。

かけ流しの温泉とか島フレンチとかもあったし、良い島だった。

大きめの離島の記事

2024年4月【1/2】佐渡「ホテル大佐渡」泊 大規模リニューアルで佐渡いちモダンなホテルと、観光スポットほぼ網羅の二泊三日モデルコース紹介。

こんにちは、しろいるかです
2024年4月、新潟佐渡へ旅行をしたときの記録です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
東京から新潟へ
宿泊:ANAクラウンプラザホテル新潟

【二日目】
両津港~トキの森公園~Mattelato~たらい舟体験(矢島)~宿根木集落散策
宿泊:SADO NATIONAL PARK HOTEL OOSADO(ホテル大佐渡

【三日目】
尖閣湾揚島遊園~大野亀~二ツ亀~ma_ma~ラ・プラージュ
宿泊:国際佐渡観光ホテル 八幡館

【四日目】
佐渡金山(アイランドミラージュ、ガイド付き山師ツアー)~北沢浮遊選鉱場~白雲台

 

佐渡島

佐渡島への行き方として、東京から直通の飛行機は残念ながらありません

まずは新幹線で新潟まで行き、そこからフェリーかジェットフォイルに乗るのが一般的なアクセスかと思います。新潟駅から新潟港まではバスで10分ちょっと。歩くには少し厳しい距離です。

佐渡行きの船は、同じ新潟県のもう少し南、直江津という場所からも出ています。こちらは最寄りの新幹線の駅でいうと上越妙高で、そこからバスで30分ぐらいですね。

私たちは新潟に前日の夜新幹線で移動し、新潟駅周辺のANAクラウンプラザ新潟に泊まり、翌朝朝いちのジェットフォイル佐渡に渡りました。

 

駅から歩いて10分ぐらいのANAクラウンプラザホテル新潟。きれいなシティホテルでした。

 

朝食ブッフェも、さすが新潟!こしひかりの食べ比べや、ごはんのお供が揃っていて楽しかったです。

 

新潟港

ホテルからタクシーで新潟港へ。1000円かかりませんでした。

エントランスにタクシーがたくさんいるので安心です。

さて、佐渡へはフェリーか、ジェットフォイルの二つの選択肢があります。

フェリーはのんびり船旅ができて、お値段もお手頃なんですが2時間半かかります。ジェットフォイルはややお高いですが1時間ちょっとで到着します。

悩みましたが、今回はジェットフォイルに。

 

席の間隔は狭いけど、新幹線のようなシートで快適でした。船酔いするような揺れもまったくなく、ジェットフォイルはやっぱり快適です。

 

途中、先に出発していたフェリーを追い越しました!

 

無事に佐渡両津港に到着。

 

トキ(朱鷺)が出迎えてくれます。佐渡といえばトキですよね。

 

昭和から変わらなさそうなお土産物屋街を抜けていきます。

ちなみに土産物の品揃えはたぶんここが圧倒的に良いです。だいたいここで揃うので、帰りにここでお土産探しするのがおすすめ。

 

ここが佐渡か!

佐渡は実はかなり広い島で、東京23区の1.5倍ほどの広さというのだから驚きです。奥に見える山々は標高1100mを超えるそうで、まだ一部雪が残っています。

 

振り返って両津港ターミナルです。連絡通路のおけさばしが良い味出してる。

 

ターミナル前のトキレンタカーで車を借りました。

佐渡は車がないとほぼ周るの無理なうえ、連休などだとレンタカーが不足します。私たちもレンタカー予約に奔走したのが一週間前ぐらいだったのですが、何軒も電話してようやく見つけた状態だったので、予定が決まったらレンタカー予約はお早めに。

トキレンタカーはとても良い対応で、ここでよかったです!

車もしっかり整備されてたよ

 

トキの森公園

車も借りたので早速観光へ!

まずは佐渡といえばトキ、ということで、トキの森公園へ。港からも近いです。

日本古来のトキはもう絶滅してしまったのですが、中国からつがいを譲り受け、この施設で保護・繁殖をしながら野生に返す取り組みを行っています。

実は島内では野生のトキが生息しており、実際に見かけることができました!

主張の激しいトキポスト

 

入口にはエダマメソフトの店がありました。

 

とりあえず食べるよね。枝豆感が結構あった。

 

フェリーターミナルにいたやつと同じだ!今度は帽子被ってる。

 

実際に飼育されているトキも見ることができます。刺激に敏感だそうで、かなり遠くから見ることになりますが、望遠鏡なども用意してあるのでわりとくっきり見られます。

 

まだトキが野生でいたころに立てられていたと思われる看板。

 

30分ぐらいでさらっとみられるし、佐渡に来たからにはまずここに行くのがおすすめ。

そして、周囲の田園地帯を運転していたら、なんと野生のトキを見かけました!

写真には収められなかったけど、いいもの見られた…。

これからもっと野生のトキが増えていくといいな

 

Mattelato(マッテラート)

トキの森公園のすぐ近くにある有名なジェラート屋さん。

ひろい敷地ですね。DeVincoというイタリアンのお店も併設されています。

 

スッキリとしたレモンと、はちみつのジェラートを食べました。はちみつは佐渡産だそうでとても濃厚。めっちゃ美味しかった!

暑い時期のジェラートはしみるねぇ

 

たらい舟体験(矢島体験交流館)

続いて訪れたのは佐渡で有名なたらい舟の体験。

たらい舟は、佐渡の南の方で何か所か行われています。佐渡は南北に長く、大きい島なので周る順番を考えておかないと結構大変です。今回は初日は島の南の方を制覇するようにルートをとりました。

たらい舟体験でメジャーなのは以下の3つ。

  1. 小木港周辺
  2. 矢島経島
  3. 宿根木

それぞれ特徴があり、小木港周辺は佐渡版青の洞窟に行き、矢島経島は水がきれい宿根木はゴツゴツした岩場を通ります。

今回は矢島経島にしました!

 

矢島経島のたらい舟は、岩場に阻まれて内海のような場所になっているところで運行します。だから水が綺麗なんですね!

 

伝統衣装に身を包んだおばあちゃんがたらい舟を廻してくれました。

透き通った水に赤い橋という素晴らしい景色をたらい舟の水面間近で見ることができるのはとてもいい体験です。

映える…

ゆったり進むのがまた良い感じなんだよね

 

舟屋のような船倉庫。

 

たらい舟自体は乗るまではバランス大丈夫かな?と思ったりしましたが、いざ乗ってみるとかなり安定性がありました。他の乗り場だと外海にも出るようなので、意外に耐えられるのかもしれません。

 

たらい舟に乗った後は、島のまわりを一周します。

 

一周10分弱のかるーいコースです。こういうのいいですね。

 

最後はにゃんこにも会えました…!

 

宿根木集落の散策

引き続き島の南の方を観光します。たぶん島の南部観光のハイライト、宿根木(しゅくねぎ)集落の散策です。

宿根木は、江戸時代、北前船の寄港地として栄えた地。

迷路のような路地に、今も当時の面影を残す建物が密集して建っており、独特の景観を形成しています。手前の駐車場エリアに車を置いて、集落の入口である十王坂を下っていきます。

 

坂を下りきると見えてくるのは立派な神社。この辺りが集落の中心だったんですね。

 

130年以上前の民家。軒先の飾りが特徴的です。

 

雰囲気ある通り。「塩」の看板がなんともいいですね…。

塩問屋とかだったのかなぁ

 

「塩」の看板のお店は、通りの角に建っているんです。

 

細い路地がまさに迷路のようです。

 

郵便局跡。手書き文字がレトロ感出してますね。

 

集落の中にはいくつかお店もあります。こちらのお料理あなぐちはフレンチのお店。

すっごく行きたかったのですが、タイミングが合わずに断念。昔の豪邸?を使ったすてきな外観です。

 

お土産物屋さん。

 

集落を抜けると、たらい舟乗り場もありました。

 

今回はこちらのcafe nanoで一休み。

 

GWとはいえ暑い。佐渡産の梅ソーダと、おすすめのチャイをいただきました。

 

めっちゃかわいいにゃんこがお出迎え。癒されました…。口コミみてたら看板犬の柴犬もいるみたいですね。

 

ちょっと行ってほしいのがこの宿根木遊歩道。たらい舟乗り場から駐車場まで道路を歩いていく途中、右手に海岸に降りていく道があります。道を進むとトンネルがあり、そこを抜けると…。

 

異世界のような光景が広がっていました!

この先は崩落していて進めないのですが、トンネルを抜けてすぐの景色は一見の価値ありです。

 

少し高台から集落を眺める。

 

車のない時代だからこそこれだけ密集して建てられたんですね。

栄えていたころの佐渡が垣間見れる場所でした。

 

ホテル大佐渡(SADO NATIONAL PARK HOTEL OOSADO)

島の南部の方から戻ってきて、今度は島の西側へ。有名な金山などがあるのもこのあたり。金山にもほど近い場所にあるこちらのホテル大佐渡が本日の宿です。

こちらのホテル、結構古いホテルのようですが、ロビー含めレストランや大浴場等もフルリニューアルし、今時のホテルに生まれ変わっています。

意外にも佐渡はリゾートホテル!って感じの高級ホテルは存在しておらず、私が調べた限り、現時点ではここが一番それに近いホテルではないでしょうか。

 

重厚な入口です。

 

扉が開くと目の前に飛び込んでくるのは水盤と松、そして日本海

ピクチャーウィンドウの手本のような見せ方ですね!期待が高まります。

 

もう一つ入口を経て、ホテルの中へ。

 

ロビーもフルリニューアルされているようでとてもモダンです。

 

このラウンジ、とても良い雰囲気。天井も高くて解放感たっぷりです。

 

ふと天井に目をやるとトキが飛んでました!

 

水のテラス

さらに、この水のテラスがラウンジの横に併設されています。

 

これはいいですね、沖縄に来たようなリゾートホテル感です。

インフィニティ!

 

思ったより混んでおらず、お風呂上りにここでゆっくりすると最高でした。冬は寒いかもですが、足湯もついてるのでいけるかも。

 

ウェルカムドリンクでスパークリングをいただきました。

 

こっちのチェアもお風呂上りにぴったり。

 

ゆっくりしたら、客室に向かいます。

右側にそこそこの大きさの売店もありました。

 

客室:オーシャンフロント和室

お部屋は最近作られた露天風呂客室などもあるのですが、今回は普通の和室です。

 

といっても目の前はオーシャンビュー!

 

さらに記念日であることをお伝えしていたら、こんなすてきなキャンディーをいただけました!佐渡の海に映える綺麗な色です。

 

佐渡おけさと夕食

夕食の前、ラウンジで佐渡おけさという伝統芸能の実演がありました。一通り踊ってくれたあとは、踊りを教えてくれる時間もありました。アクションは数パターンさえ覚えれば踊れるとはいいつつも、なかなかうまく踊れず笑

参加者全員でなかなかカオスな感じになった

 

さて、夕食はこちらのダイニングでいただきます。

 

こちらもリニューアルしたばかりのようでとても綺麗です。

 

天井が特徴的で、これは良い感じのダイニングですね。ちなみに全然人いませんが、夕食後の人が少ない時間帯だからです。私たちが席についたときはほぼ満席状態でした。

 

食事は前菜と、鍋物、蒸し物がテーブルの上に。それぞれ火をつけてもらいつつ、前菜をいただきます。

 

佐渡のお酒飲み比べセットをいただきました。全部大吟醸です。

 

お刺身はどれも美味しかった!

 

春なのでさくらのおこわの入った…なんだったかな…。

 

醤油系の鍋もの。

 

こちらは野菜と豚肉の蒸し物ですね。

 

焼き魚もセットになったごはんもの一式。

 

最後はブラマンジェ的なものと、その上におけさ柿がのったデザート。

ホテル全体の雰囲気が良いので料理の期待が高まってましたが、割と普通かな…?

ただ、お値段を考えると順当な感じです。ブログとか見ていると前はもっとTHE旅館料理!みたいな感じだったみたいですが、今は一品一品運んできてくれますし、料理自体も悪いものではなかったです。今後さらに進化していきそうです。

 

北沢浮遊選鉱場跡ライトアップツアー

さて、こちらのホテル、夜も楽しませてくれます。

佐渡金山から車で10分くらいの立地なんですが、佐渡金山の施設のひとつ、北沢浮遊選鉱場跡がライトアップをしているので、そこまでバスで運んでくれます。

積雪の影響か、厳冬期の1月から3月はやってないのですが、それ以外の時期はオールシーズンやっているのでありがたいですね。

自分の車で行けばいい話かもですが、やっぱり夕食ではお酒も飲みたいし、なによりツアーって楽しいです笑

 

バスに乗り込みついた先は…

 

なんだこれ!

 

す、すごい…!!

ここは佐渡島ラピュタとも言われるそうですが、それは昼間の姿。

 

夜の姿は、LED照明が広範囲に当てられ、虹色の光がリアルタイムに変化します。さらにホワァーンとした環境音もかかり、なんとなく幻想的な気分に…。これは必見です。

 

お隣にあるのはシックナーという施設。

先ほどの虹色ライトアップされた施設(選鉱場)で選別され金銀の含有量の少なくなった泥鉱を、鉱物と水に分離する施設だそうです。

 

なんだか…怖い…。無機的な構造物がどこまでも奥に続いているような不気味さです。

ただ不気味なのではなく畏敬の念を抱くというか、人間の作ったものなのに何だか不思議な感じです。神殿のような感じ…?

巨大な建造物独特の怖さってあるよね

 

30分ほどのライトアップツアーも終わり、水のテラスでちょっと夜風にあたります。

 

ここ、改めて良い雰囲気だなー。

 

なぜか全然人いないのもいいですね笑

 

朝食ブッフェ

朝も夜と同じダイニングでいただきます。

 

朝はブッフェでした。夜ごはんの感じから、朝食のハードルはあらかじめ結構下げておいたのですが…

 

下げすぎたかもしれない。普通に良いブッフェでした。

 

佐渡産の新鮮な野菜に、海鮮丼も作れるし、この写真の左奥にあるマグロカツがめっちゃ美味しいんです。

 

最初はまず洋食で攻めつつ…

 

続いて海鮮丼とマグロカツで和食ベース。

 

最後のデザートで〆ました。新潟らしく笹団子あるのはいいですね。

朝から食べ過ぎた

 

大浴場

そうそう、こちらのホテル、男女別の大きな大浴場が付いています。

温泉感はないですが、オーシャンビューで気持ちよくお風呂に入ることができます。

内湯も広い。サウナもあります。

 

露天も良い感じです。奥に水風呂があります。サウナーにとっては動線が悪いかも笑

 

食後の冷えたお茶があるのも嬉しい。

宿泊の感想

お値段は時期によりますが、割と値段相応な感じでした。

ただ、佐渡でこうしたハード面の新しいホテルって調べた限り全然ないですし、温泉の大浴場もあり、ダイニングも雰囲気良さげ。おけさ踊りの実演やライトアップツアーで楽しませてくれるし。

立地的にも佐渡金山に近いので観光にも便利ですし、尖ったポイントこそないものの、これだけ色々揃った宿は佐渡では他にないのではないでしょうか。佐渡で二泊以上するなら少なくとも一泊はここにするのが鉄板の選択肢だと思いました!

 

佐渡は自然もあり、文化もありで良い離島!

ホテルも良かったし、次はいよいよ佐渡観光の本丸、佐渡金山だね

つづきます。

大きめの離島の記事

2024年4月【2/2】下田「蓮台寺温泉 清流荘」貴賓室の宿泊記 海外リゾートのようなガーデンプールやケロサウナまである異色の老舗旅館!

こんにちは、しろいるかです
2024年1月、伊豆下田へ旅行をしたときの記録です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
流れ鮨 伊豆の国大仁店
宿泊:ホテルサンバレー伊豆長岡 アネックス

【二日目】
浄蓮の滝~峰温泉大噴湯公園~白浜神社
宿泊:蓮台寺温泉 清流荘

【三日目】
下田公園~ペリーロード~了仙寺~黒船ミュージアム開国下田みなと~玉泉寺 ハリス記念館~下田のお土産探し

この旅の他の記事

蓮台寺温泉 清流荘

伊豆急行の終点、下田から一駅手前の蓮台寺駅には何件かの旅館が建ち並んでいる蓮台寺温泉があります。

その中でもひときわ大きく、創業80年以上の老舗旅館、清流荘に宿泊しました。

東京サミット開催の折、カーター大統領が下田を訪れたそうですが、その際にこちらの清流荘でお食事をされたんだとか。

 

これが温泉旅館の入口とは思えないアプローチです。西洋風ですね。

ヨーロッパの邸宅の入口みたい

 

建物の上の青い看板がレトロ感を醸し出しています。

敷地が広く、建物自体はほとんど平屋建てに近い形です。客室数もそれほど多くなく、部屋数は25室ほどという中規模旅館ですね。

 

客室:貴賓室 和洋室「柿田」

今回は宿に2室しかない貴賓室に泊まります!

101号室が私たちが泊まった和洋室の柿田、102号室が和室の黄瀬だそうです。

どちらもお部屋もこの後紹介するプール・サウナから非常に近く、立地的にも完璧でした。

 

靴を脱いで、中に入ります。

 

とても広いです!中心に和室があり、その周囲を回廊のように広縁が取り囲む構造です。二面からお庭を見ることができるし、なによりゆとりがあるつくりですね。

 

寝室は別にあります。こちらも窓が多くて明るいです。

 

お庭にフォーカスするとこんな感じ。新緑の季節はお部屋が緑色に染まりますね。

 

客室露天

貴賓室の客室露天はとても広いうえに、お庭の一部のような贅沢な構造です。

自家源泉が毎分500リットル以上出ているそうで、当然のようにかけ流しです!

しかも湯量は自分で調節できるので、熱めにしたりぬるめにしたりも自由自在なのが嬉しい。常に温度を一定に保つのは難しいですが、湯守気分が味わえます。

湯守って難しい

 

お風呂から見える庭もステキです。

川のようになっていて、せせらぎを見ながらの入浴はいいですね。庭の川には、ときおり鳥が水浴びに来たりもしました。

 

お湯は無色透明、無味無臭なタイプです。温泉感はあまりないかも。

 

ここのお風呂が快適すぎて、大浴場は一度様子を見に行くだけであとはずっとこっちに入っていました。

何度も入れるように、タオルがたくさん用意されてるのも嬉しい。

ぬるゆにしてずーっと入っておいて…出る前に一気にお湯を投入して、あつ湯に入ってあがる!

最高のルーティンを見出した

 

プール・ガーデンスパ(ケロサウナ・テルマリウム)

さて、こちらのお宿に泊まった理由のひとつがこの施設の存在です。

ここすごくないですか!海外リゾートのようなプールです。

純和風旅館なのに、こんな立派なプールがあるのは面白いですね。

ここは旅館だったはず…?

 

プールにも、豊富な湯量による温泉水がかけ流しで利用されています。4月でも気持ちよく入れる温度で、冬場でもちょっと寒いけど入れるみたい。

朝の8時から夜の10時までずっと入れるというのも地味にすごい。プールにはファミリーがいっぱいいました。

 

キッズプールもあった。

 

そして、プールの奥の小道を歩いていくと…

 

現れたのは…?

 

小さな小屋の入口に、小さな水風呂と、水風呂に入れる氷が常備されています。氷風呂をつくることができるみたいですね。

 

そう、サウナ小屋です!

しかもただのサウナ小屋じゃなくて、なんとケロという木材を使ったケロサウナなんです。フィンランドで樹齢200年以上経過し立ち枯れた木材のことだそうで、独特の光沢があります。ケロサウナは日本国内だと数えるほどしかない貴重なものですね。

 

しかも、中の熱源は薪火ストーブです!

本格的すぎる。ストーブから漏れるゴォーという炎と、パチパチという薪の音がサウナのBGM。1時間に1回ぐらいのペースで、旅館の方が薪をくべに来られます。これは管理が大変だ…。

 

そのおかげで温度も一定に保たれてます。普段は柔らかな熱さで、ロウリュをすると一気に灼熱に。

薪の燃える香ばしい匂いも良いんですよねー!!

 

入口にある水風呂の後はガーデン内にあるととのいチェアで外気浴。最高すぎる。

水風呂が一人用の小さな浴槽なのが惜しいけど、それ以外は完璧じゃないかと思うレベルです。30秒ほど歩くけど、水風呂の代わりにプールの方に入るのもアリだし、プールサイドのチェアでととのうのもできます。

ととのいすぎてやばい

薪火なのがやっぱり良い…

 

驚くのがこのケロサウナ、昨今のサウナブームの始まるはるか前からあるそうです。(十年前やそこらじゃないみたい)

この旅館、先見の明がありすぎる…!

 

ちなみにケロサウナは夜8時までで、翌朝はやっていないので注意です。管理が大変だから時間が短いのもやむなしですね。

 

プールも気持ちよいし、サウナも言わずもがな。

でも、他にも色々あるんです…!それがこちらのプール横の建物。

 

テルマリウムという古代ローマのサウナが味わえる場所なのです。

まずはこの白いタイルの椅子。テピダリウムといって、温泉水が内部で循環しておりほんのり温かいです。岩盤浴のような暑さではなく、プールで泳いだ後に座るとじんわりくるぐらいの温かさ。

 

セルフ式のフットバス。アロマエッセンスが置いてあり、好きな香りで楽しめるみたいです。

 

ラコニウムという座る岩盤浴のような場所。

タオルを敷いて座らないとやけどするほど熱い椅子に体を預け、ほんのり漂うアロマの香りの中で発汗していきます。岩盤浴好きなら確実にこっちもはまると思います。

椅子の形も体にフィットするのでいい感じですよ!

人もぜんぜん来ないし、ちょろちょろと中央のオブジェの水の音で瞑想状態になる…

 

最後はカルダリウムという場所。こちらは蒸気モウモウで、一般的なスチームサウナと思えばいいかな?

プール⇒ケロサウナ⇒ラコニウムを延々とループしていました。これプラス客室露天で、時間がいくらあっても足りないぐらいです。

 

こちらのプールやサウナは日帰り利用は不可ですが、宿泊者は誰でも利用できます。通常14時チェックイン後から利用できるのですが、実は素泊まりの人はチェックインが16時なのです。他の宿泊者も一息ついてからプールに来られる方が多いのか、16時過ぎぐらいから一気に人が増えました。

気持ちよく入るなら、14時にチェックイン後、16時ぐらいまでまずはプールとサウナを堪能するのがおすすめです。実際2時間ぐらいはほぼ独占状態でしたよ!

 

大浴場

そうそう、温泉旅館なので大浴場ももちろんあります。

男女別の入れ替えです。片方は内湯が大きく、もう一方は露天が大きかったです。こっちは露天が大きい方。

 

全面かけ流しです。入っている人も少なく気持ちよく入れました。

 

夕食(伊豆会席)

夕食ですが、貴賓室はお部屋食でした。部屋やプランによって異なるみたいです。

最近お部屋食ができる旅館ってかなり減ってますよね。凝ったお食事処でいただくのもいいですが、お部屋食もやっぱりいいですね。

今回は伊豆会席という、一番上のランクのお料理みたいです。

 

お吸い物と、奥にあるのは伊勢海老を中心としたお造り。

 

伊勢海老は身が甘くて美味しかったです。

 

金目鯛の煮つけ。伊豆といえばこれですね!

 

続いてアワビの踊り焼き。

ちょっとかわいそうですが…。

 

プリプリの食感がたまらないです。

 

サラダ。西洋野菜?が中心の珍しいものでした。

 

あん肝の茶わん蒸し。

 

最後はステーキ。溶岩石のプレートで焼いていただきます。

ステーキはプラン固有のものだったっぽくて、普通の伊豆会席は最後のお肉はもうちょっと薄いみたいです。

 

炊き込みご飯と一緒に。

 

最後はデザートです。

旅館の高級料理といえばこういうのだよ!ってのを体現したような感じです。お部屋でこういう料理をゆっくりといただくのはとても幸せな気分でした。

こういうのでいいんだよ…

仲居さんの距離感も絶妙でよかったー

 

ナイトプール

ご飯のあと、夜のプールを見に行ってみよう。

夜10時までプールはやっているので、ナイトプールの趣があります。

ライトアップされたヤシの木がいいですね。泳いでる人もいました。

 

テルマリウムも同じく夜10時までです。

 

サウナの方にも足を伸ばしてみる。

 

サウナ自体はもう終わってますが、庭の噴水とかがライトアップされてました。このあたり人はそれほど来ないでしょうに、抜かりないですね。

 

夜の散歩

ついでに館内の散歩も。

そういえばプールにサウナに客室露天にご飯と、全然散策してなかった。

プールを取り囲むように配置された旅館の廊下。

こちらの旅館は増築も結構されてそうですが、この辺りはクラシカルな感じで創業当時からある建物なのかな?

 

旅館の入口。この地域では雛の吊るし飾りが有名だそうで、入口に飾ってありました。

 

外にもちょっと出てみる。

 

この巨大な石灯籠、なんとギネスブックに載ったんだって。

たしかにでかい。

 

周辺は静かな場所です。この辺りで引き返そうかな。

 

夜の客室露天もまた、庭がライトアップされて良い雰囲気でした。

 

Bar「ポーハタン」

テンションもあがって、バーに繰り出すぞ!

バーがある老舗温泉旅館って珍しいですね。プールといい、こちらの旅館はいたるところで和洋折衷を感じられます。

 

誰もいなかった笑

ポーハタンとは、ペリー提督が乗ってきた黒船の名前。下田らしいですね。

 

マスターは旅館の人ではなく、最近下田に移住されてきた方で、クラフトジンの蒸留所をはじめたんだそうです。

トップページ | 伊豆下田 白浜蒸留所 静岡県のオーダーメイドリキュール制作

 

九年母(くねんぼ)という日本固有の柑橘類と、ライウイスキー保命酒を使った、ディプロマティックポートというオリジナルカクテルをいただきました。

黒船来航時に、九年母と保命酒は日本からのもてなしとして、ライウイスキーアメリカからのもてなしとして提供されたものだそうで、外交の港という名前にぴったりのカクテルです。

幕末に想いを馳せながら、雰囲気のあるバーでグラスを傾ける…

まさかの浴衣姿で…ここは温泉旅館…

こんなところで保命酒をいただくとは思わず、ちょっと嬉しくなりました。広島県鞆の浦が名産の薬膳酒なんです。

鞆の浦はいいところでした

 

朝ごはん

翌朝、またお風呂にずっと入っていたら、気が付けば朝ごはんの時間です。

朝食もお部屋でいただきます。

 

朝からなかなか豪華です。焼き魚がとてもジューシーだった。

 

小鍋の具がなんだか特徴的だった気がする。

 

夜のお刺身の伊勢海老のカラを使ったお味噌汁があるのがいいですね!

 

宿泊の感想

一度行ってみたかった伊豆の清流荘。

宿全体の雰囲気も良く、プール、ケロサウナといった施設の充実感は半端ないです。特にケロサウナやテルマリウムはここでしか体験できないといっても過言ではないレベルです。素泊まりでもいいからまた行きたい!

貴賓室のお部屋は立派で客室露天もとても満足できました。お部屋食もゆったりと食べられたし。

これだけの設備を揃えながら、お値段は一昔前の高級旅館レベルの価格帯のままなのはすごい。最近の高級旅館のお値段って、上限を振り切ったようになってますしね…。

しかしこれほど歴史ある旅館でも2010年に経営不振となり、一度民事再生法の適用を受けているみたいで、これからも頑張って続いてほしいです。

 

蓮台寺温泉 しだれ桃の里まつり

チェックアウト後、蓮台寺温泉をのんびりお散歩しました。

川沿いの桜を見つつ、10分ほど歩き、しだれ桃の里に行ってみます。4月がちょうど見ごろなんだとか。

 

途中の神社では、何十段あるのかわからないレベルのひな壇がありびっくりしました。ちょっとしたお祭りですね。

 

しだれ桃の里はまさに最盛期。のどかな里山を彩るピンクの花にほっこりします。

 

ピンクと白のグラデーションがきれいでした。

 

清流荘、老舗旅館にプールやサウナが付いたいいとこどりな宿だった

客室露天の良さや、ケロサウナとかテルマリウムは唯一無二だね

伊豆半島のほかの記事

2024年4月【1/2】下田「ホテルサンバレー伊豆長岡アネックス 」泊 良い感じの激安温泉宿に泊まり、ペリーの黒船来航の地を観光。

こんにちは、しろいるかです
2024年1月、伊豆下田へ旅行をしたときの記録です。

旅の全行程

本記事は太字部分が対象です。

【一日目】
流れ鮨 伊豆の国大仁店
宿泊:ホテルサンバレー伊豆長岡 アネックス

【二日目】
浄蓮の滝~峰温泉大噴湯公園~白浜神社
宿泊:蓮台寺温泉 清流荘

【三日目】
下田公園~ペリーロード~了仙寺~黒船ミュージアム開国下田みなと~玉泉寺 ハリス記念館~下田のお土産探し

 

伊豆長岡

今回の目的は伊豆半島の南の方に位置する下田観光と、蓮台寺温泉 清流荘への宿泊。

お安く良い感じの宿があったので、夜に出発して前泊することにします。

熱海駅でレンタカーを借りて、本日の宿がある伊豆長岡温泉へ。

伊豆長岡温泉は、伊豆半島の根本のあたりに位置する温泉地。古くは源頼朝等も利用したと言われ、歓楽街的な温泉地として発展し、現在は住宅街の中にいくつかの旅館が点在しています。

 

流れ鮨 伊豆の国大仁店

ホテルの近くにあった、国道沿いの人気のお寿司屋さんで夜ご飯。

店内は広め。回転寿司的な感じと思いきや、流れ鮨と言ってオーダーしたら自動でレーンを通って席に注文したものが届く、という仕組みだそうです。

 

ここ、安くてめっちゃ美味しい!

値段全然気にせず食べたのに、一人3,000円ちょっとでした。あとお魚もめっちゃ新鮮。

近くに来たらまた寄ろう。

 

ホテルサンバレー伊豆長岡 アネックス

本日泊まるのはこちらのホテルサンバレー伊豆長岡 アネックスです。

ホテルサンバレーは、いくつもの建物に分かれた巨大ホテル。今回泊まるのはその中でも一番安いアネックスなのですが、大浴場や朝食会場等がある本館から微妙に離れてるんですよね。歩くと15分、車だと数分程度。

お願いするとシャトルバスも出してもらえるんですが、出払っていることもあるし、時間も夜は9時過ぎ、朝は7時からなので、アネックスに泊まるなら車はあったほうが良いですね。

見た目はなかなか年季入ってますが、中は普通に綺麗です。

 

ラウンジ。ちょっとだけ漫画とかも置いてました。

 

この辺りは昔のビジホっぽい。

エレベーターがないですが3階建てなので、そんなに気にならない。

 

廊下とか、色々絵を飾ってそれっぽくなってる。

 

お部屋も普通です。バストイレも部屋にあるし、何の問題もない。

 

こちらのサンバレー本館に大浴場、朝食会場が集中してます。

 

本館も古い建物ですが、うらぶれた感じはなくとても綺麗です。

 

本館のお風呂は男女別入れ替え制です。面白いのがまんが図書館があること。なんかスーパー銭湯っぽい。

 

かなり広いです。相当数のマンガがありました。

時間があれば15時にチェックインして、ここでずっとのんびりするのもありですね。

 

男女入れ替え制の大浴場は一の湯、二の湯がありますが、おすすめは一の湯。

天井も高く、開放的な湯浴みが楽しめます。

 

露天とつぼ風呂もありました。あとはサウナと水風呂もあるのがいいね!

かけ流し循環併用かな。浴槽によっては循環のみっぽい。若干の塩素感はありますが気になるほどではなかったです。

ちなみにアネックスからの無料シャトルはこの本館にしか出ていないですが、点在するサンバレーの建物のひとつ、富士見館では自家源泉かけ流しの大浴場が楽しめるそうで、アネックス宿泊者も入れるみたい。

夜も朝も入った

 

建物のつくりが赤じゅうたんにシャンデリアが昭和レトロ感あります。

こちらは朝食会場。

 

庭園を見ながらの朝食です。

 

メニューは思ったよりとても豪華!写真にはないですが海鮮丼を作れたり、フレンチトーストもあったりとバリエーション豊かでした。

 

食後、庭園をちょっとお散歩。池には鯉もいて癒されますね。

 

宿泊の感想

本館までが車がないと移動しづらいのと、建物がちょっと古いのを除けば破格のお値段です。

じゃらんのクーポンとか使えば、広くて快適な温泉大浴場にまんが図書館、結構豪華な朝食ブッフェがついて、トイレ付のツインルームに一人5,000円せずに泊まれるのはすごい。またタイミング合えば前泊とかで使いたい。

安いなりの理由はあるけど…

移動の不便さだから、そこが気にならなければめっちゃお値打ち

 

浄蓮の滝

さて、伊豆長岡を出発して下田方面に向かいます。

途中伊豆の名所に寄っていきます!

まずは浄蓮の滝。日本の滝百選のひとつです。

 

駐車場周辺はドライブインのようにお土産物屋さんとレストランがあります。そこから階段で5分ぐらいかけて谷底へ降りていきます。

 

水がめっちゃ青い!

 

ごうごうと水量も多く迫力ある滝です。

 

ここは観光地的要素も強く、滝つぼの近くにわさび園があります。

 

わさび園と滝、両方見られるなんてお得!

 

わさび園には色々売ってるのも良い感じ。

 

わさびアイスとわさび団子を食べました。

アイスの方は市販のアイスにわさびを乗せただけなんですが、意外にも相性がよくてびっくりでした笑

昔食べたわさびソフトも意外と相性良かったんだよね

 

せっかくなのでわさびもお土産に買って帰った。

 

峰温泉大噴湯公園

続いて訪れたのはなんだか仰々しい名前の公園。

公園といいつつそれほど広くはありません。ゲートっぽいのがあるけど入場無料。

 

その名の通り、噴湯(お湯の噴水)をみることができるんです。

湧出温度がほぼ100度で、ほっといても常に噴きあがるレベルで勢いがあるそうなのですが、管理上普段は止めていて、時間になると噴きあがるようになってます。

 

めっちゃ迫力!噴湯は1時間に1回なのと公園には数十分も時間をつぶす場所はないので、ある程度タイミングを見計らって訪れるのがおすすめ。

 

こんなきれいな虹も見えるんです!

 

最もお薦めなのは15分ぐらい前に訪れて、ここでゆで卵をつくりつつ、ワクワクしながら噴湯を待つこと。

 

大迫力の噴湯を見たあと、ゆで卵を食べて温泉を満喫できます。

 

また、面白かったのがこのベンチ。温泉熱で温められているのですが、岩盤浴のような温かさです。冬場来るとここから離れられなくなるかもですね。

湧出温度の高い温泉地で、こういう岩盤浴施設あったらいいなぁ。

 

白浜神社

噴湯公園からさらに南へ、下田に近い場所にある白浜神社は、伊豆最古の神社。

海辺の岩場の上に鳥居が建っているんです!

 

これはいい…!

青い空、青い海、赤い鳥居。

 

赤がとても映えますね。鳥居の先には何があるんだろう。

 

この日は結構風が強く、隣の海水浴場は荒波がたっていましたが、きれいな海です。これだけ荒れても海が青いですね。

 

白浜神社で有名なのはあの海岸の鳥居ですが、もちろん本殿もあり、伊豆最古と言われる由緒正しい神社です。

 

ご神木と、奥の立派な本殿。

 

さらに、階段で5分ほど山を登ると奥宮があります。

 

これより神域。

山の雰囲気も海の雰囲気も味わえる、すてきな神社でした。下田に行く途中にぜひ寄りたい場所です。

 

蓮台寺温泉 清流荘

この日泊まったのは下田から一駅となりの蓮台寺にある清流荘というお宿。

戦前から営業する歴史ある温泉宿で、日本ではじめて開催されたサミットに出席したアメリカのカーター大統領が立ち寄ったこともあるんだとか。

見どころの多い宿なので、別記事にまとめました!

 

下田公園

ここからは翌朝の話。宿をチェックアウトして、下田観光です。

下田と聞いて思い起こすのは…。

 

そう、ペリーです。通っぽく言うとペルリですね。

 

下田は江戸時代に日米和親条約によって開かれた貿易港のひとつ。ペリーが来航し、下田条約を結んだ場所としても有名ですね。アメリカの日本初の総領事館が置かれたのもここ下田。

下田は江戸からは陸路だとアクセスが悪く、開港しても江戸に危険が及ばない範囲であるなど、色々と考慮されての下田開港だったそうです。

 

そんな下田はアメリカとの関係も深く、1979年に日本で初めて開かれたサミットでは、カーター大統領は下田を訪れたんだとか。これはその時の記念碑ですね。

 

下田にはもともと城がありますが、今は下田城跡として公園になっていました。

 

山城なので開けた公園というよりは山道ですね。

 

天守閣があった場所からは下田の町が見渡せます。

 

ペリーロード~了仙寺~黒船ミュージアム

下田公園の駐車場に車を置いて、そのままペリーロードへ。

その名の通り、ペリーが上陸し、下田条約を結ぶ舞台であった了仙寺へと歩いた道だそうです。

数百メートル程度の道ですが、今も江戸時代の雰囲気を残す町並みが残されています。

 

昔の建物を活かした古民家カフェなどがあったり、川を鴨が泳いでいたりと、風情ある通りです。

ここめっちゃいいわ

 

この建物とか、江戸時代から残ってそうな感じ。

 

にゃんこもいた!

 

どこを切り取っても絵になる雰囲気です。

 

ペリーが歩いた時代に思いを馳せながら、道を歩いていくと…

 

たどり着くのがこちらの了仙寺。下田条約の締結をここで行ったそうです。

まさかのお寺が外交の地

 

ここはぜひペリーロードから歩いてきてほしい。そして…

 

この黒船ミュージアムもぜひ行っておくべき!

 

館内のインパクトあるペリーのパネル。

個人的には幕末ぐらいまでくると現代との連続性が感じられて色々見ていて楽しいです。シアターの映像を全部見て、展示物をじっくり見ても1時間かからないぐらいの規模ですが、日本の開国という出来事を色んな側面から知ることができて興味深かったです。

 

道の駅 開国下田みなと Ra-maru

ご当地バーガーの下田バーガーを食べてみたかったので、Ra-maruというお店へ。

ペリーロードからは少し離れた場所にありますが、開国下田みなとという道の駅の中にあるお店です。

地方卸売市場に隣接する場所なので、道の駅というよりは港という感じ。

 

海の風を感じながら外で食べました。

下田バーガーは金目鯛のフライとカマンベールチーズを挟んだご当地バーガー。もう一つはチキンクランチバーガーを頼んだのですが、チキンの方がおいしかった笑

どっちもおいしかったけどね

 

目の前は市場!

 

海上保安庁の船も停泊してました。

 

ここでは、黒船を模した観光船クルーズの出発場所にもなってるんですね。

 

玉泉寺

お腹もいっぱいになったのでもう少し観光を!

訪れたのは玉泉寺。先ほどの道の駅よりもうちょっと下田の中心地から離れた場所にあります。

ここは下田が開国されたのち、日本最初のアメリ総領事館がおかれた場所です。現在はお寺の隣に初代館長ハリスの記念館が併設されています。

中心地から少し離れているせいか、私たち以外には誰もいませんでした。静かなお寺です。

 

昭和な香りがする看板。

ハリス記念館はちょっと古いですが、なかなか興味深い展示が多かったです。黒船ミュージアムに行った後こちらに行くとさらに楽しめると思います。

 

ハリスは、公式に日本ではじめて牛乳を飲んだ人とされているようで、その碑がありました。奈良時代とかは牛乳を煮詰めて調味料とか作ってた気もしますが、そのまま飲む人はいなかったのかな。

牛乳大好きなのでなんだか親近感がわきますね!

 

下田のお土産

最後に、下田のお土産を買って周ります。どれも下田駅~ペリーロード周辺の下田の中心街にあるお店です。

まずはこちらの平井製菓さんの牛乳あんぱん

地元密着の和洋菓子店です。こちらの商品のひとつ、牛乳あんぱんが大人気らしい。

買って食べてみましたがもちもちの記事とあんが美味しかったです。

 

続いては渋い店構えが特徴的な日新堂。ここのおすすめはなんといってもマドレーヌ。

文豪、三島由紀夫はよく下田にバカンスに来ていたそうですが、その際にここのマドレーヌをよく食べており、三島由紀夫曰く日本一のマドレーヌと称したそうです。

現代風のマドレーヌではないのですが、バターたっぷりで昔懐かしい味。これも下田に来たらマストなお土産ですね。

 

最後は下田駅前にある、下田時計台フロント

道の駅よりも良い感じのお土産物が揃っていて、お土産物を見るならここに行けば間違いない感じです。ちなみに駐車場も裏手にあるので、車で来ても安心。

 

下田駅

折角なので駅前もちょっとお散歩してみる。

 

ヤシの木が南国っぽいですね!

 

黒船モニュメント。ちょうど下田開国170周年の年でした。

 

駅前のカフェっぽいお店。これは…!

 

黒船ソフト!

竹炭で色を付けているのかな。下田らしさが味わえるソフトでした。

 

このハトヤの字体、どうみても…。

建物も超レトロ。5時になってしまってしまっていたので、空いてる時間に来てみたかった…。

 

下田にはロープウェイもあります。下田駅を出て目の前という好立地。

ロープウェイと黒船に乗れなかったのが心残りかなー。

 

一日中下田観光を満喫しました。下田には他に水族館もあるので、下田はしっかり巡ると一日では足りないぐらいかもしれないです!

 

下田は名所も多くて楽しかった!

下田からさらに南の方にも行って、いつか伊豆半島を一周してみたいね。

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