こんにちは、しろいるかです
東京の迎賓館赤坂離宮の見学に行ってきました。
迎賓館赤坂離宮とは
内閣府が管理する、現役で使われている迎賓館は東京赤坂、京都御所の2か所に存在します。
迎賓館赤坂離宮はその名の通り、明治期の建築当初は天皇の住まいとして建てられたものです。戦後には国立国会図書館等の行政機関として、東京オリンピック組織委員会もこちらに本部を置いていたそうです。
現在のように迎賓館として使われるようになったのは1974年、外国からの賓客を迎える機会が多くなったためだそうです。
当然ながら現在も日本の迎賓館として、各国首相や王族をはじめとする数多くの要人を迎え入れているので、政府の予定が無いタイミングだけ、一般に迎賓館を解放し有料で見学が出来ます。
つい数年前まではごく限られた時期のみの限定公開だったそうですが、今は年間を通じてかなりの日数で見学可能日程が組まれています。
日本では見られない西洋の宮殿のような素晴らしい建築物と評判のようで、ふと思い立って見学に行くことにしました。
アクセス・料金
最寄り駅は四ツ谷。駐車場等は無いので、基本的にはメトロで最寄り駅まで行き、そこから徒歩10分弱かけて向かうことになります。
一般見学の入口は正門ではなく西門なので、四ツ谷駅から歩いてきた場合は正門を見ながら右手の壁沿いに進めば入口が見えてきます。
公開日程は土日も含めてかなりありますが、事前に確認しておいた方が良さそう。
見学できるものはいくつかあって、日本で唯一のネオ・バロック様式の建造物である本館は1,500円で庭園も含めて見学できます。
それ以外にも和風別館という和風建築の別館もありますが、こちらは別途事前申込が必要です。和風別館はガイド付き添いでの見学という形になるみたいですね。本館の見学に+500円足しての2,000円で見学できるので、事前に行くぞ!と思ってる場合はこっちがオトクかも。
私たちは突然思い立って行くことにしたので、今回は和風別館はお預けです。
日が傾き始めてからどこか行きたくなり、思い立ったが吉日!
そういうことあるよね
本館(内部)
とても残念なことに、内部は写真撮影が一切禁止です。その代わりと言ってはなんですが、入口で内部の見どころを写した写真集のような立派なパンフレットが貰えますので、それで我慢するしかない!
ホームページからいくつか写真を引用しておきます。
内部は広いですが、見どころとしては正面玄関の大階段から2階に上がった大広間を中心として、東西南北に特に立派な部屋があります。(朝日の間、彩鸞の間、羽衣の間、花鳥の間)
どの部屋も日本とは思えないくらいコテコテの西洋建築!
実際に見学すると壁に刀や甲冑をモチーフにしたレリーフがあったり、西陣織の壁掛けが使われていたりと、さりげなく日本アピールしてるよ
当然ながらハリボテ感は全くなく、完全にホーフブルク宮殿とか、ヴェルサイユ宮殿とか、ヨーロッパの宮殿と同じに見えます。
庭園
本館の内部を見学したのち、裏手の庭園も見学できます。庭園からはもちろん本館の全景を見ることができ、改めて立派な建物であることが感じられます…。
整えられた花壇。キャベツっぽい。
噴水もあります。
庭園には、松が植えられていて和洋折衷感あふれています。
本館(外観)
最後に、本館の表側に向かい、一般見学の出口である正門に向かいます。
2020年3月10日までの間、2020年のオリンピック開催を記念して1964年のオリンピック当時の写真等が本館で見ることが出来ました。外には記念写真が撮れるパネルもありますね。
真正面から。日も落ちてきて、明かりがつき始めました。ライトアップしたら綺麗なんだろうな~。
正面入り口の広場には普通にキッチンカーとかが出てます。いいのか笑
ただ17時の閉門前だったので、もうやっていませんでした。
お土産や限定グッズも売ってます。ちょっと欲しくなったけど我慢。
ゲートが閉じられました。もうちょっと見ていたかったけれど、正門に向かって歩きます。
そういえばここ、東京だった!
おまけ(トゥールダルジャン 東京)
迎賓館を出て、近くにあるのがホテルニューオータニ東京です。そしてその中にあるパリのフレンチの名店、トゥールダルジャン(Tour d'argent)の唯一の日本店。
実はここのガレット・デ・ロワが食べたくて、受取の予約をしていたのですが折角外出するのでついでに近くにある迎賓館を見て行こう、という流れになったのでした。
ホテルニューオータニ東京へは歩いて10分弱でした。
ガレット・デ・ロワを予約してなかったら怖くて入れないような外観笑
中で用意が出来るまで待たせてもらいましたが、高級感溢れる雰囲気ですね。ここでディナー食べたら美味しいんだろうな~。
おうちでガレット・デ・ロワはおいしくいただきました。
今年4つ目のガレットデロワ。めっちゃおいしかった!
充実した休日だった。