しろいるか旅行記

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2016年5月 瀬戸内【1/5】阪九フェリーの大阪~北九州スイート客室乗船記。明石海峡大橋と夕日を眺める快適な船旅

こんにちは、しろいるかです
2016年5月に瀬戸内地域(一部北九州も)を観光した旅を思い出します。

旅の全工程

東京から大阪へ移動、大阪から阪九フェリーに乗って北九州へ移動し、そこから山口県を通って瀬戸内の島々を巡りながら姫路城で旅を占める6泊7日の旅です。

【一日目】
東京駅~南海泉大津駅泉大津港~阪九フェリー
宿泊:阪九フェリー

【二日目】
門司港門司港山口県角島~萩
宿泊:雙津峡温泉(そうづきょうおんせん) 錦パレス

【三日目】
錦帯橋大崎下島大崎上島
宿泊:きのえ温泉 ホテル清風館

【四日目】
大崎上島大三島(おおみしま)~大久野島
宿泊:休暇村大久野島

【五日目】
大久野島~竹原~高地~高松
宿泊:(どこかの民宿。名前失念)

【六日目】
高松~男木島~小豆島
宿泊:小豆島国際ホテル

【七日目】
小豆島~姫路~東京

阪九フェリーで船旅(大阪泉大津~福岡新門司)

瀬戸内の島々を巡るのが今回の旅のテーマ。瀬戸内海は波も穏やかで、揺れる心配も無さそうなので、手始めに船旅をしてみようと思い立ち、大阪の泉大津から福岡の新門司港までを結んでいる、阪九フェリーの航路に乗ってみることにしました。

泉大津~新門司航路のフェリーは、豪華客船ではないですが、単なる移動手段というよりは船旅を楽しむことを意識したつくりになっていました。

フェリーは泉大津を17:30に出発し、夜間航行し続けて、6:00に門司港に到着するスケジュールになっています。ダイヤは毎日この1本のみです。

私たちは上から2番目の客室、スイートに宿泊しました。バストイレ付の個室で、広さも20㎡ほどと、下手なビジネスホテルよりも快適。

乗船料はインターネット予約だと確か20%オフになって、一人15,000円ほどだったと思います。ご飯などはつかないのでホテルとして考えるとかなり割高ではありますが、大阪から北九州への移動費+ベッドで宿泊+船旅体験がセットになっていると思えば…。

新幹線でも新大阪から小倉まで4時間ほど、料金も1万円以上かかるし、夜行バスもしんどいしね…。

目的がハッキリしてればかなり使えると思う

泉大津乗り場

新大阪駅からさらに在来線等を乗り継いで南海電鉄泉大津駅へ。駅前からフェリーターミナルまで連絡バスが出ています。フェリーは1日1本しかないので、連絡バスもそこに合わせたダイヤになっているため、要確認です。

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フェリーターミナルはこんな感じ。昭和を感じます…!

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Hankyu Ferryですが阪急じゃなくて阪九なんですね。最初私鉄の阪急グループのフェリーなのかと思ってた。

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いよいよ乗船です。入口は割と殺風景かも。

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ターミナルの周りはコンテナや工場がいっぱい。

周りに時間を潰す場所等は無いので、乗船時間にあわせて行く感じがよさそう

公共交通機関の場合、連絡バスが乗船時間に合わせられるから自然とピッタリの時間になるけどね

船内

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少し寂しい入口に反して、内装はなかなか立派です。二等客室などは相部屋だからか、ソファーなどが至る所に配置されていて、パブリックスペースが充実してます。

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個室の廊下。ホテルのような感じ。

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こちらがスイートの部屋。ベッドが2つと、海側に面した窓とソファがあります。共用設備として大浴場もついているのですが、バストイレも部屋に付いてます。

動き出しても揺れは少なく、睡眠を妨げられるようなこともありませんでした。

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甲板にも出られます。天気は非常に良いだったのですが、夜になると風がかなり強く、出てられないぐらいでした。

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船首部分を眺められる展望ルームもありました。あんまり使わなかったかな。

出典:阪九フェリー ホームページ

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写真は撮って無かったですが、品ぞろえの良い売店やカフェテリア形式の広いレストランもあって食事には困りません。

出典:阪九フェリー ホームページf:id:irukas980:20200614233825j:plain

露天風呂まで付いている大浴場まであります。大浴場は入ろうと思っていたら何だかんだで時間が過ぎてしまって入れず。夜は9:30までで翌朝はやっていないので、早めに入った方が良さそうです。

造船されてからまだかなり新しいのか、フェリーターミナルの昭和感からうってかわってスタイリッシュな感じ

揺れもほとんど感じないし、快適に過ごせるね

明石海峡大橋と夕日

出航してしばらくは大阪の湾岸地帯をそろそろと抜けていきますが、そこを抜けると徐々にスピードをあげて瀬戸内海をぐんぐん進んでいきます。

そして、ちょうど18:30頃に明石海峡大橋に差し掛かると、ベストタイミングで夕日が沈もうとしていました。甲板にも人がいっぱい出てきて写真を撮っています。

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だんだん橋に近づいていきます。全員左側に寄ってて、船のバランス大丈夫なのかな笑

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渾身の一枚。まるで絵葉書!

風が強くてなかなかずっと甲板にはいられないですが、この時ばかりは甲板が人でごった返し、まるでイベントのような盛り上がりでした。

橋が近づいて来て最初のうちは甲板の左側が埋まってしまうけど、しばらくすると空いてくるのでそこがシャッターチャンス!

明石海峡大橋をくぐるのは18:30頃だけど、季節によっては日が沈んでるかも。冬場はそもそも寒くて甲板に出られ無さそうだけど

夜空に浮かぶ瀬戸大橋

ご飯も食べてしばらく経って9時半ごろ、次のイベントがやってきます。今度は瀬戸大橋通過です!

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甲板に急にイルミネーションがかかったように、光の橋が現れました。

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ぶれすぎてうまく撮れず。代わりに肉眼に焼き付けました。

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遥か彼方まで続く橋は圧巻でした。

ちなみにこの後、もう一本橋をくぐったんだけど…

しまなみ海道を構成する橋のひとつ、来島海峡大橋だね。けどくぐる時間が12時頃だし、翌朝は6時には新門司港に着いてしまうので見るのは難しそう

門司港からの朝日

翌朝、アナウンスで目が覚めると新門司港に到着しようとしていました。

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甲板に出てみると見事な朝焼け。

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門司港も何もないところです。着いたら連絡バスで、レトロで有名な門司港のあるJR門司港駅まで連絡バスで移動です。

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良い船旅だった。たまにはこういうのも良いな。ちょっと朝早くて眠いけど…。

クルーズ船にも乗ってみたいな

外洋だとやっぱり少しは揺れるのかな?