こんにちは、しろいるかです
香川高松に出張がありました。出張の空き時間で観光をしてきたのでその記録です。
旅の全工程
高松周辺で半日ほど時間が空いたので、うどん、観光名所、温泉の3つを楽しんでみました。この記事で記載した場所は半日程度の所用時間があれば全て楽しめます。
高松空港から高松市内へ
東京から高松に行く場合、一応岡山から瀬戸大橋経由で陸路で行けなくもないですが、基本は空路になるかと思います。
高松空港からは高松市内へリムジンバスが出ており、だいたい30~40分ほどで高松市内に出ることが出来ます。バスはだいたい飛行機が高松空港について一直線にバス停に向かえば待っていました。
このリムジンバス、終着は高松駅ですが、途中のバス停「栗林公園」で降りてみましょう。まずは観光、高松にある名所、栗林公園に行ってみます。
栗林公園(観光)
高松の観光地と言うと、昔は源平合戦の地、屋島が有名だったようですが、今は山頂へのケーブルも廃止されてしまい、車でないと行くのがちょっと難しそう…。
ということで今回行く栗林公園(りつりんこうえん)は国の特別名勝に指定されている文化財庭園です。高松藩松平家の別邸として、300年もの深い歴史がありますが、驚くべきはその広さ。庭園自体の広さはもちろんなのですが、庭園の奥にそびえる紫雲山を借景とした緑あふれる庭園なのです。
入口。背後に山があると違いますね、ここだけ別世界な感じ。
ちなみに目の前は車がビュンビュン走る片側二車線の国道…笑
庭園は非常に広く、地図を見ないと迷うこと必至です。
どこもしっかり手入れされていて驚きます。
なんだかここだけ南国感のある場所。
やっぱり山があると安定感が違う!
滝もあります。なんと人工の滝なんだとか。
栗林公園のシンボルのような位置づけの偃月橋(えんげつきょう)です。
映えスポットなのか、橋の上で写真を撮る人が沢山いました。
橋の近くの売店にはだんごが売っていました。庭園の端に位置するので、歩き疲れたらここでお茶ですね。
これが個人的にはベストショットかな~。
栗林公園は実は南北でエリアが分かれており、今までの写真は南庭エリア。これは北庭エリアの池です。
北側はもともと庭園ではなく、藩主の狩場として使われていたらしく、庭園感はあまりありません。菖蒲や桜があったので、季節を選べばいい感じなのかも。
冬だったら正直北庭は無理して周らなくて良いと思う
のんびり見て回ってだいたい1時間程度かな。偃月橋を中心に見どころだけサッと回れば30分ぐらいで回れると思います。
上原屋本店
栗林公園の入口から国道を挟んで向かい側にあるお店です。
早い時間だったので普通に開いていました。定休日が木・日なのと、営業時間が15時半までなのに注意が必要です。うどん屋さんはあまり遅くまで開いているお店は少ないようですね。
かけうどんとタコの天ぷらを頼みました。讃岐うどんはいりこだしが特徴みたいですね、出汁が利いていて美味しい!
店内はこんな感じで清潔です。注文してうどんを受け取ったら、自分で湯がいてつゆを入れるというセルフスタイルです。やり方がわからず最初はびっくりしましたが、お店の方が丁寧に教えてくれました。
これが本場か!
竹清 本店
栗林公園は出口が複数あり、巡り方次第では、北口の方に出てしまうこともあるかもしれません。また、単純にJR線の栗林公園北口を使いたい場合もあるかもしれません。
そんな時はこっち、栗林公園北口の駅から歩くと10分弱かかってしまいますが、こちらも美味しいうどん屋さんでした。
大通りに面しているので見つけやすいです。
味のある店構え…。知らなかったら絶対入れないだろうな…。
中はそれなりに混雑していました。こちらもセルフスタイル。半熟卵天が名物らしく、最初に半熟卵天の有無を聞かれました。揚げる数とか色々把握してるのかな?
半熟卵天は美味しかったです。おうどんは讃岐うどんにしてはやや柔らかめ?
やっぱり、つゆは出汁が利いていて美味しい!
こちらは定休日が月曜日のみ、日曜日もやっているようなので行く曜日に合わせてルートを組むと良さそうですね。
食べた後はJR線 栗林公園北口に戻るか、徒歩で15分ほどかかりますがいっそことでん 瓦町まで行くかのどちらかでしょうか。
仏生山温泉
香川県は思ったより温泉がありません。特に高松周辺で源泉かけ流しの温泉を探そうとすると、バスに1時間以上揺られてたどり着く塩江(しおのえ)温泉ぐらいしか見あたらず。そんな中、近場で良質の温泉があると聞いたのがここ、仏生山(ぶっしょうざん)温泉でした。
立地も非常に便利で、高松駅からことでんで10分ちょっとで仏生山駅に到着し、そこから徒歩10分弱の距離にあります。
近隣区間のフリーパス、タオルとセットになった温泉乗車入浴券も売られています。1,200円なので、往復の運賃と入浴代だけだとしてもこちらの方がお得です。団扇がパスの代わりになっていてユニークでした。記念に持って帰るのもいいかも?
ところでなんで団扇、と思ったら香川では丸亀うちわという伝統工芸品が有名だったんですね。
最近オープンしたようで、なんともモダンな雰囲気の建物でした。
中もオシャレ。ちょっとした雑貨等の販売もされていました。
出典:仏生山温泉
浴場は残念ながら撮れませんのでホームページの写真から。露天風呂やサウナ、水風呂もキッチリ完備されていますが、そこまで広くないため時間は選ばないとイモ洗いになりそうです。実際にGoogleのクチコミでもそのような記載が結構あったので注意が必要かな。平日の昼下がりなら大丈夫でしたが…
露天の檜風呂と内湯の浴槽はかけ流しでした。無色透明ですがヌルヌル感の強い温泉です。ぬる湯の浴槽もあったのですが、残念ながらそこは塩素臭がきつく断念。
行ってみたものの、温泉はどうしても行きたい!と言うことでなければパスしても良いかも
手打ちうどん 鶴丸
自由時間は終わり、高松の繁華街、現地の人と瓦町でお酒のお付き合いをしたあと、〆に連れていって貰ったのがここでした。
香川の人は飲みの〆にうどんを食べる文化があるみたいですね!こちらは夜遅くでも開いていて、カレーうどんが有名なうどん屋さんです。
カレーうどんはこれまた出汁が利いて美味しかった。ただ地元の方はざるうどんを頼まれていました。うどんとは歯ごたえを楽しむものなのかもしれません。
おまけ 高松空港で見かけた蛇口
高松空港にあるさぬき麺業といううどん屋さんでうどん納めをしました。ただまぁ、空港にあるうどん屋さんなのであまり期待してはいけないかも。
これだと正直なところ〇亀製麺の方が…。
とはいえ、うどん食べる機会が無かったならここで食べておきたい。
高松空港で見かけたうどんの出汁が出てくる蛇口。どうみてもただの流しにしか見えない笑 蛇口をひねると出汁が出てくるのはシュールなので是非体験してみてください。
空港2階の、ファミマの近辺を探してみたら見つかると思います。
愛媛のポンジュース蛇口といい、四国では蛇口から名物を出すのが流行ってる…?
面倒な出張も何か楽しみを見つけて行きたいものですね!