こんにちは、しろいるかです
ギリシャ旅行記、三日目。文章量が多くなってしまったので分けました。後半部分です。
一日目の記事はこちら
二日目の記事はこちら
三日目の記事(メテオラ巡礼編)はこちら
Mikel Coffee Campany kalambaka
無事にメテオラ巡礼を終え、カランバカに戻ってきたところでどっと疲れが出てしまい、ゆっくりしたかったのでカフェを探します。
どうやらここはギリシャで最近流行りのコーヒーチェーンのようですが、雰囲気も良く、美味しいと評判だったので行ってみることに。
カランバカの街の中心部にあり、目立つ外観なのですぐわかると思います。
店内は吹き抜けの席になっていて、気軽に入りやすく涼しいです。冬場は寒そうだけど笑
何を頼んだか忘れてしまいましたが、フラペチーノっぽいやつとアイスカプチーノっぽいやつを頼みました。お値段は一杯5€程なので席代と考えればまぁまぁ。甘いお味で疲れた体にしみわたります。
ちょっと注意点なのですが、物乞いが席にまで来ることがあります。目を合わせず無視していればすぐに去ってくれますが、複数人いたため一人相手にするときりが無さそうです。アテネにもいると聞いていましたが、ここで初遭遇。以降出会うことはありませんでした。そんなに頻繁に会うものではないのかもしれません。
カランバカ市街をぶらり
休憩もしたので、お土産物でも探しながらぶらぶら市街を散策します。といってもメインストリートを通ってみたぐらいです。
Mikelもメインストリートに面しています。タベルナはもちろん、ハンバーガー屋やパン屋などもあったのでとりあえずお腹が減ったらこの辺りにこれば間違いない!
メインストリートを西にまっすぐ行くとラウンドアバウトがあり、ここが市街中心部のよう。
噴水を囲むようにタベルナが点在しており、奇岩も望むことが出来ます。
ラウンドアバウトの近くにあったお土産物屋さん(Greetings from Meteora)
元気よく、ヤーサス!(こんにちは)と言って中に入ったらギリシャ語しゃべれるの?と聞かれ、そこから多少会話が。日本から来たと言うとお寿司良いよね!と。テッサロニキに美味しいお寿司屋があるよ、とか寿司って日本だとマヨネーズはつけないよね、など他愛もない話でしたが、国際交流をした気分です。旅先では、現地の言葉でのこんにちはとありがとうを使えれば、多少愛想がよくなる気がします笑
ギリシャの場合だと、ヤーサス(こんにちは)とエフハリスト(ありがとう)を覚えておきたいですね!
ギリシャ語はカタカナ発音でしっかり通じるから楽!
メテオラの夕日スポットへ
宿で少しゆっくりして、再びメテオラに向けて自転車を漕ぎます。
夕日に照らされるルサヌ修道院。
ヴァルラーム修道院も綺麗です。
ポストカードみたいな風景。
日中もそこまで車通りはありませんでしたが、修道院はだいたい16時頃で閉まってしまうため、交通量はさらに少なくなります。夕日を見に行くんだな~という感じで登っていく車がたまにいました。
メテオラ展望台(Meteora Observation Deck)
展望台の正式名称は不明ですが、グーグルマップにこのように書いてあったのでとりあえず使ってみます。そのまんまですね笑
グーグルマップ上だと一か所しか確認できませんが、近い距離に展望台は2か所あります。2か所とも道沿いにあり、どちらも甲乙つけがたい光景ですが、多少見え方に違いがあるので、少し早めに行って好みの方で待機すると良いかも。
展望台の雰囲気はこんな感じ。岩山がせり出したところに登ることが出来ます。
右を見るとヴァルラーム修道院が近くで見えます。メガロ・メテオロンは隠れて残念ながら見えない。
これは厳密には展望台からの写真ではないですが、こんな感じの風景が見えます。
もう一つの展望台からの景色。こちらも綺麗です。
ちなみに私はヴァルラーム修道院寄りの展望台で夕日を見ることにしました。
展望台には大勢の人が…!
みんな夕日を待ち構えています。
フォトウェディングの現場にも遭遇!ドレスでそんなところまで行けるその度胸がすすごい…!どうやらフォトウェディングのメッカのようで、このあと更にもう一組に出会いました。
カメラだとどうしても明るさを夕日寄りにすると景色が黒いシルエットになってしまって
景色の明るさに合わせると夕日がうまく写せないのだけど、実物はこれらの色合いが合わさった感じです!遠くの山脈に沈んでいく夕日と、赤い光に照らされる奇岩と修道院。言葉に言い表せない美しさでした。
刻一刻と色合いが変わっていくので、1時間以上ずっと夕日見ていた
メテオロン・パノラマ(Meteolon Panorama)
自転車を返却したところですっかり日も沈み、よくよく考えると朝からあまり食事を摂っていないことに気づく。カランバカの街中のレストランも良いですが、折角なのでライトアップされた奇岩を見ながら食べられるレストランがカランバカの町外れにあるというので、行ってみました。街はずれと言っても市内中心地から歩いて10分ほどで、私たちの泊まったホテルオディッセオンの裏手だったので、ホテルからはほとんど歩かずに行けました。
高台にあるお店です。入口はこじんまりとしていると思ったら
店内はとっても広い!
テラス席から、カランバカの夜景とライトアップされた奇岩とセットで見ることができるので、みんなテラス席でご飯を食べていました。
席数はかなりあるので夜でも予約なしの飛び入りで大丈夫そうです。
奇岩だ!なんだかライトアップされると神秘的な雰囲気。
パンが運ばれてきました。ザジキと呼ばれるヨーグルトベースのソースにディップして食べると美味しく食べられます。
ミソスビール(ギリシャのビール)と、ウゾ(穀物の蒸留酒をアニス等のハーブで香りづけしたギリシャのお酒)を頼んでみました。ビールはスッキリして飲みやすい味ですが、ウゾはなかなか独特な風味。アルコール度数も高いので、お酒好きは一度チャレンジしてみても良いかも。
なんとかサラダ。名前を忘れてしまいましたが、イチジクとキノコの燻製のスライスのようなものが入った美味しいサラダでした。
メインはスプラキ(豚肉の串)とスズカキャ(ミートボールのトマト煮)という ギリシャ料理を一皿ずつ頼みました。分量はこれでちょうど良いぐらいでした。
味付けのバランスも良く、ギリシャで食べたギリシャ料理でここが一番良かったかも!
写真を撮り忘れましたが、最後にデザートもサービスで持ってきてくれました!これだけのテラス席で、ご飯を食べて60€ぐらいだったのでお値段も良心的です!
他のギリシャ料理も食べてみたかった…!テラス席も気持ちよいし、良いレストラン。
この後は宿に戻り爆睡でした。メテオラは思い描いた通り、それ以上にうまく観光できた気がします。翌日は移動日で、朝から電車に乗ってアテネに戻ります。